- 春の嵐と衣替え
- オープニングとしんぺーさんの自己紹介
- プロセスさん
- 大学入学共通テストの情報科目を解いてみた
- ブログと登壇の類似点と相違点
- 登壇に対するスタンス
オープニングとしんぺーさんの自己紹介
プロセスさん
大学入学共通テストの情報科目を解いてみた
ブログと登壇の類似点と相違点
登壇に対するスタンス
サマリー
このポッドキャストでは、しんぺいさんがクラッシーでの教育系サービスの経験やプログラミング言語に関する知識について話します。また、センター試験の代わりに導入された情報科の共通テストの新しい試験内容の面白さや意義についても探求します。エンジニアリングにおける情報教育が進化しており、技術ブログと登壇で求められる内容や表現方法の違いについても触れられます。エピソードでは、しんぺいさん自身の経験を交えながら、教育の変化や登壇におけるプレゼンテーションの重要性を掘り下げます。また、発表における自由なスタイルとマニアックな内容の重要性についても議論します。特に、チョヨンゴーの楽しそうな発表やウェブ系とSI系の知見の断絶についての話があり、発表活動を楽しむことの重要性が強調されます。さらに、世代交代やキャリアの進化についても語り、若者に挑戦させることの重要性が再確認されます。
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はい。なんか、さっきまですごい雨が降ってたんですけど、そちらは、そちらも同じ感じでしたか?
こっちも今日は雨降ってましたね。
うん。なんか、そう、春の嵐って感じですね。
いや、ほんとですね。明日は晴れるみたいなんで、よかったなと思ってます。
しかも、もうあったかいよね。明日だいぶあったかい。
そう、だいぶあったかいですね。もう、私、衣替えしましたもん。
え、もうしたんだ?
もうした。コートとか全部クリーンで出しちゃいました。
なるほど。結構それは早い気がする。
陶器的にやってますね。
いや、そう、確かにもう寒くなることはない気がするぐらいにはなってきてるよね。
そうですね。
なので、そう、僕もそろそろ、なるべく早く衣替えしたいな、みたいなのは思ったりはしている。
なんかもういらん冬服とかも処分したりとかしたいな、みたいなのは。
そうですね。私、ワンシーズン着なかった服はなるべく処分するのルールでやってますね。
なるほどね。それはあるかも。
あとまあ、僕もなんか結構ジャンパーみたいなやつがボロってきたんで、もう収納せずに捨ててしまうかみたいな、そういう感じは。
それもあり。クリーニングもあれかかりますからね、言うて。
そう。布団とかもな。
いや、そうなんだよね。
はい。まあ、そういう感じで。
自己紹介とクラッシーの概要
この番組はOSS作家の孫無がゲストを交えながら趣味や仕事について話すポッドキャストです。
ということで、今日のゲストはしんぺいさんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
じゃあ、しんぺいさん、自己紹介お願いします。
はい。簡単に自己紹介をすると、クラッシーという会社で、クラッシーという会社はいわゆるエデュテック、教育系のサービスをやっている会社なんですけれども、クラッシーという会社でVP of Tというタイトルで仕事をさせていただいております。
結構、もともとはパールコミュニティで孫無さんとは知り合って、それ以来仲良くさせていただいているんですけど、パールからルビー、スカラなどなどを主戦場として描いてきた人間ではあります。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今はルビーなんですかね?会社的には。
今は基本ルビーですね。会社的にはルビーと、一応ゴーも会社の技術スタックにはあるっていう感じですね。
ゴーを描くこともあるんですか?
私今ほとんど描いてないですね。ちょっとコマンドラインツールとか便利にするやつをたまに描いてたくらいで、サービスで走ってるゴーは今描いてないですね、僕。
そうなんだ。
そうなんですよ、実は。
そうだよね。もともとパールコミュニティつながりで、新潟つながり。いや、新潟つながりは関係ないんだけど、僕は新潟関係ないから。割とその新潟関係のコミュニティの人たちがいるよね。
そうですね。僕もともと、今は東京に住んで東京で仕事してるんですけれども、一時期新潟で仕事してたことがあって。
そのときに結構、新潟の開発されたコミュニティの方々にはだいぶお世話になったなっていう感じ。で、その流れで今も仲良くさせていただいてる人がたくさんいるっていう感じですね。
そうだよね。確かに。あれ、そうか。僕が新潟PMかなんかにゲストに行ったときも、あのときもたぶん新平さんに呼んでもらった感じだったんだって。
そのはずですね。新潟PMでゲストを呼びたいなと思って、そのときにたぶんお声掛けさせていただいて、来ていただいたんじゃないかなという気がします。
プログラミングの論理と実践
なるほど。まあもうお互いパールは書いてないっていう感じですか。あれですね、新平さんといえばプロセスさんですよね。
そうですね。プロセスブック。
プロセスブックっていう、そのUNIXのプロセスとかシグナルについて解説したがあって、あれはすごく良い文章ですよね。
あれはたまに今の会社でも若手の子とかにたまに紹介して、すごい参考になりましたっていうパターンが結構あって、あれは書いて良かったなと思ってるドキュメントですね、確かに。
そう。こういうのは結構大事なんだよな。UNIXプロセスとか理解が深まると、それこそコンテナとかそういったものの結局プロセスなんだなみたいなのがわかってくるし、一回理解しちゃえばそんな難しいことでもないから。
そうなんですよね。やっぱり知ってると、例えばデータドックとかマカリとかあるときに、このリソースがこういう状態で冷静心がこうなってるっていうことは多分この辺が詰まってんじゃねーのって当たりをつけやすくなったりとかっていうのもあるんで、障害対応とかそういうところでも効いてくる話だよねっていうのは結構思ってますね。
これももう10年ぐらい前に書かれたのか。
そんなのありますか。
12年、そう、12 Years Agoって書いてある。
すごいな、ひと回りしてんじゃん。
ひと回りしてるね。しかも650スターズだから、すごいっすね。結構これだと、この書籍だと定番なのがなるほどUNIXプロセスってやつがあって、
あれはすごい良い本なんだけど、こちらは無料で読めるし、結構サラッと読めるから良いなって思ってますね。
ありがとうございます。
サンプルコードにこう、パールとかルビーとかが入り乱れてるので、結構いいですよね。
そうなんですよね。
これね、全部ルビーに書き直してもいいんですけどね。
そうだね。
そうかな、そうだね。
あとは、確かに、あとは最近の本だと、GOならわかるシステムプログラミングとか、渋河さんの本とか、あれは結構おすすめすることも僕は最近多いかなっていう感じではありますね。
なんかCのやつでも結構いいやつがあって、あれなんだっけな。ちょっとパッと今出てこないんで、あれなんですけど、結構いい本あるんですよね、あの周り。
ある、あるよな。まあでもCな、C難しいから。
いや、そうなんすよね。
でも人間は結局Cからは逃れられないみたいな部分もあるからな。
そう、結局なんかルビーとか書いてても、本当に困った時って、Cルビーのコードを読みに行ったりみたいなことがあったりするんで、C読み書きできて、困ることはないというか、嬉しいことしかないですよね。
普段から書くかって言われたら、もう書くことなかなかないかもしれないですけど。
はい、そうなんだよな。ついでにこう、パールの話するけど、というか、僕、最近パールのテキストマークダウンディスカウントっていうモジュールのメンテナンスを引き継いだんだけど、
まあそう、でもこれはそのディスカウントっていうマークダウンパーザーのバインディング、パールバインディングなんだけど、だからそのCで書かれたやつをパールで使うためのXSってやつで書かれていて、
いやーなんかそう、もうXSもCもそんなにできないのに引き継いで、勢いで引き継いでしまったみたいな感じになっています。
いや、XS難しいっすね。僕はRubyのC拡張っていうのを前ちょっとちょろちょろって書いてたことあるんですけど、XSが一回挫折したことがありますね。
XSでロジック書くみたいなのは結構もうかなり難しいので、バインディングとかだったら、とりあえずインプットとアウトプットを変換するところを書いてやればいいだけなので、大丈夫かなっていう感じではあるんですけどね。
はい。まあ、とりあえず僕としんぺいさんとかパールの話はそういった感じかな。ということで、なんかだいぶ話題を持ってきてくださってますけど、何の話をしましょうか。
軽めの話題からいきますか。
軽めの話題からしますか、じゃあ。
新しい共通テストの楽しさ
僕、センター試験の頃から、いるじゃないですか、よく。新聞とか買ってきて、センター試験の後、試験問題解いてみるみたいなことを趣味にしてるやついるじゃないですか。
僕、現代文と数学はたまにそれやってたんですよ、ずっと。で、去年の、去年っていうか今年か、去年度の、2024年度のやつはもうセンター試験じゃなくて大学試験共通テストに名前変わってますけど、共通テスト、情報っていう教科が初めてこの共通テストに出題された年なんですよね、2024年度は。
そうなんだよね。僕もそれ最近知ったんだけど、数学とは別に単独で情報っていう教科があるんだよね。
そうなんですよ。で、それは解いてみたんですよ、僕。新聞買ってきて。解いてみたんですけど、結構よくできてて、面白かったんですよね。
面白かったのが、こういう要求がありますみたいな。こういう要求があるときに、この要求を実現するためにはアクターが3人いますけど、店舗、本部、お客さんみたいな。お客さんが持ってるアプリみたいな。
この3者の間で情報のやり取りとして、必要な情報を過不足なくやり取りできてるのは次のうちどれみたいな問題とか出てきて。結構、実用的って言うとあれですけど、
例えば、ちょっと口が悪いかもしれないんですけど、たまにいるシステム、ベンダー丸投げだよ、みたいな。そういうノリでやっていくと解けないレベルのことが問われてるな、みたいなことが結構書かれてて、面白いなって思いましたね。
結構、そういう抽象度の高い問いから、結構具体度の高い、こういう挙動をするプログラムを書くためにはどういう、ここの行には何て書けばいいですか、みたいな、具体的なプログラミングのやつのコードも出てくるんですけど、そっちは結構、これ業務で書かれたらレビューで弾くな、みたいなコードではあるんですけど、でもちゃんと面白いなと思って。結構面白かったんですよ。
えー、なんか結構頑張ってんだな。じゃあなんかそういう、逆にそうだよな、そういう漏れのない要求みたいなのをどういうふうにちゃんと作るか、みたいな話もあるし、逆にそうだよね、なんかこうシステムを発注する側とか、もう作る側も多分ある程度前提として持っておいたほうがいい部分みたいなのがあるから、なんかそういったところを結構ちゃんと網羅できるようになってる。
そうなんですよね。面白かったです。だから、そうですそうです。あとなんか、なんだろうな、結構プログラミングはしないんだけど、そういう発想が必要になるロジックを中小化したみたいな問題とかも出てきて、結構ね、よくできてるなと思いました。一応なんか評価的には、初年度だし内容的には優しかったよね、みたいな評価をされてるんですけど、
あ、これで優しい、このレベルで優しいって言われるんだ。結構ちゃんとやってんだな、情報って思いました。
そうなんか、結構ね、教科書も面白いみたいな話もあったりするから、情報一位。
ストレアエンジニアの人は、去年の過去文とか見てみると、へーってなることが多いんじゃないかなって思いましたね。
なるほどね。ほんだよな、やっぱ最近小学生の子どもの授業参観とかたまに行くと、普通の公立の小学校だけど、結構インタラクティブな授業だったりとか、子生徒に考えさせたりとか、ワーク的なことをしたりみたいなのをやったりするから、
すごい、やっぱ教育って、すごく進化してるんだなっていうのを感じる。いや、感じますね。うん。だから、なんか結構教育に対していろいろ文句言う人もいるし、実際まだまだ課題はあるとは思うんだけど、
そういう人って、あんまり自分が受けた当時の20年30年前の教育をベースに話してることが多い気がしていて、
いや、そこよりか今結構進んでますよ、みたいなことは言いたくなることが、やっぱ子どもの授業とか教材とか見て思うことは増えました。
そうですね、確かに確かに。変わってないところとかもたくさんあるんですけど、とはいえ確かにだいぶ変わってきてて。
それこそ教育の話って、少なくとも日本で育ってきてる人たちって、義務として、親に課された義務として義務教育を受けてきているので、教育のされた経験がないっていう人ってあんまいないじゃないですか。
だからみんな喋れるんだけど、結構時代によって違うからずれがちな話題になりがちっすよね、教育の話は。
あんまり、そうだね、この話をしてきると可燃性がありそうだけど。
でも結局、自分ができなかったことを教育の制御にしがちっていうのはやっぱすごいあるよなって思ってはいますね。
まあでもそうか、情報か。面白そうだな。
あとなんかそう、結構よく言われるけど、IPAの基本情報とかああいうのも結構侮れないなっていうふうに僕は思っていて、
普通に基本情報のところを網羅するのとかって結構大変だと思うんですけど、結構なめられがちだよなっていうのは思ったりはしています。
いや、わかります。確かに基本情報とかで出てくる問題を、あれが解けることがそのままだと業務で強いエンジニアになれることの十分条件ではないんですけど、
十分条件ではないっていうことを踏まえた上で見てみると、結構本当に基本情報っていうだけあって、情報系の基本的なことっていうのは網羅的になってて、
頭の中にインデックスを張るためにはいいよねっていうのは結構ありますよね。
実際の基本情報とかの知識と実務っていうのを結びつけるところにはちょっと確かに飛躍が必要というかなんですけど、そこが結びつけられるんだったら非常にいい内容だよねって私も結構思ってますね、あれは。
なんか結構、僕、一応受けたことがあって、取ったこともあるんだけど、後から思うと、当時全然何の意味があるんだろうとかわかんないなみたいに思ってたものが、後からすると、そういう意味があったのかみたいなふうに思うし、後から学び直してみたいって思うことも結構あるなっていうのは感じて。
たぶん、やっぱりその、ビット演算とか、あとたぶんその、2の歩数表現とか、なんかそういうのが当時出てきた気がするんですよね。
だからその辺とかって、なんか別に、うん、なんかそういう話とか、あとは、やっぱりRDBの正規化とかそういうのもある程度確か出てきたはずなんで、なんかその辺も結構侮れないな。
あとたぶん計算量とかデータ構造、あとはOSI参照モデルとかも出てくるから、結構網羅されてるなっていう感じがする。
ですよね。そう。そういうのありますね。
今の話のまとめとしては、僕は是非ね、情報の問題、ソフトウェアエンジニアの方、興味あったら是非見てみてよっていうのと、非エンジニアの方にこそね、解いてみてほしいですね、情報の問題は。
これが常識になった人たちがこの後社会に出てくるんだぞっていうのは結構面白いと思うんで、って感じですね、この話は。
たしかにそうそう、情報を受けた人たちが結構社会に出てくるよっていう話は最近ちょいちょい聞くようにはなりましたね。
たぶん2020年代の後半には出てくるっていう話だから、わりとそこをある程度ベースの知識として、社会人の学生、その人たちが持ち始めるみたいなところはあるからっていうのはあるよね。
そうなんすよ、そうなんすよ。実際自分が高校の時に習ってたものがどれだけ自分が身についてるかって言われたらちょっと怪しいところはあるんで、本当にその社会にいる人全員がそれを完全に身につけてるかっていうと、話は違うんですけど、でもこういうことをやった人たちが普通に出てくるんだよっていうのは結構面白い変化になりそうだなっていうのを予感できる良い問題でしたよ。
技術ブログと登壇の違い
そうか。確かにな、センター試験とか共通テストとか解くのちょっとやってみてもいいかもな。それこそもう10年後ぐらいに、7、8年後ぐらいに子どもが解くわけだから、なんとなくこう。
そうなんすよね。
今は、たぶん中学ぐらいまでだったらたぶん全然子どもに勉強教えられると思うけど、それがなかなかもう忘れちゃったみたいになっちゃうと思うし、数学とか、数学英語国語とかであれば、多少やればこう戻るんじゃないかっていう気はするから、確かに年に1回ぐらいそーっとやってみるのは確かにな。
僕は最近チャート式を解くっていうのをやってて、これは本当にもう息子が高校生になった時に、数学を教えられないとちょっと嫌だなって思って、ちょっと思い出そうって思ってやったら本当に解けなくて、僕びっくりして、高校生の時もっと解けてたはずなんだけど本当に解けないなって思って、ちょっと危機感を感じました。
解けないだろうな。あとまあ、高校の物理科学とかやりたいんだよな。僕あんまちゃんとやんなかったから、そのあたりは。そんなとこかな。
そうですね。
じゃあちょっと次の話題に移りましょう。次は何を話しますか。
何行きましょうかね。ちょっと、そうだな。ちょっとあんまり広がるかどうかわかんないところに行きましょう。時間のことも考えつつなんですけど。僕最近読んだブログ記事で、これちょっと面白いなって思った記事が、エンジニアブログは技術的であるべきで、登壇は言学的であると思う理由ですね。
っていう記事があって、これを読んだんですけど。ようやくすると、技術ブログと勉強会とかの登壇、カンファレンスとかの登壇って、求められてるものも違うから、それに合った表現方法ってあるよね。合った内容ってあるよね、みたいな話なんですよね。
で、結構これ、広がるかどうかわかんないって言ったんですけど、面白いなと思って読んでまして、言いたいことがわからんでもないなって思ったんですよ、まずは。
まず思ったのが、確かにブログは再現性とかあるいは手順がきちんと書かれたりすることってすごい価値があるよね、みたいな話はすごいわかるなっていうのと、何が一番わかるなって思ったかっていうと、自分もブログより登壇してるときのほうが、抽象度の高い話をするなって思ったんですよね。
例えばなんですけど、結構ブログにはこういうエラーが出てたんだけど、これって何だろうって調べたときに、パッと普通だったらここでこんなエラー出ないはずなんだけどなって思ったんだけど、よく調べてみたらマルチプロセスが悪さしてて、そのマルチプロセスが悪さしてることがあるから気をつけた方がいいよみたいなこととか、結構具体的なこと書いてたりするんですけど、
カンファレンスのときとかって結構設計の話とか、ちょっと抽象度の高い話をすることが多いなとは思っていて、確かにメディアの違いみたいなものによって表現する仕方合う内容って違うよねっていうのは結構あるよねっていうのがあって、この記事結構そういう意味では面白かったなとは思いましたっていう感じですね。
原学的とまで言うと言葉が強いかなってちょっと僕は思ったんですけど、でもその違いってあるよねって思ってて。ソンムさんとかもブログずっと書かれてるし、登壇もずっとされてると思ってて、その辺って意識してなかったけど確かに違うなっていうのがあったりするのか、あるいは意識して書いてたなってことあるのかってちょっと聞きたくなったんですよね、これ見て。
なんか最近思うこととしては、僕の中で結構ブログ記事を書くハードルみたいなのが上がってきていて、結構パッと登壇するほうが気楽だなっていうふうに思えることとかは増えてきたんですよ。
それがいいことなのか悪いことなのかよくわからないし、いやあんまりいいことじゃないかもしれないなって最近ちょっと思っていて。つまり結構手なりで発表登壇してしまってるみたいなところだったりとか、なんとなく結構しゃべりでカバーしちゃって、なんかあんまり中身がないものを提供しちゃってるんじゃないかみたいにやっぱり思ってたところはあるので。
そういう確かにその割と登壇のほうがそういう雰囲気づくりみたいなのでカバーできちゃう部分はあるよなっていうのは思うところはあるので、ただなんかあんまりやっぱこう、なんか基本的にはどちらにせよ高派な技術発信みたいなのをしたいなっていうふうには思っているので、
こう、なんかあんまりそういうこうエモいっていうとあれだけど、まあエモいのもいい発表たくさん多いと思うんですけど、そういうのばっかりにはしたくないなっていうのと、なんかあんまりそういう話が求められる場じゃない限りはそういう話はしないようにしてるみたいなのは結構ありますね。
いや、ちょっとわかりますね、それ。
結構やっぱ登壇の場とかだと、どちらかっていうと人の心を動かすこととか、やっぱりその共感をしてもらうことみたいなところのほうが、やっぱりその優先されてしまう部分っていうのはあると思っているんですけれども、
あとなんか割とその来てる人に対して比較的万人受けするような話をしたほうが、それこそそのベストスピーカーみたいなものにも選ばれやすい部分みたいなのがあるなと思っているので、だから逆にその多分そう思ってる人結構いると思うんですけど、あんまりそのちゃんと尖った発表を自分はしたいから、あんまりベストスピーカーを狙いに行かないみたいなこととかってあると思うんですよ。
ベストスピーカーを狙うんだったら、もうちょっとそういうジェネリックな、もうちょっと汎用性の高い発表をするけど、なんか割と技術的に尖って面白いと思ってくれることが一部みたいな発表をするのも面白いなっていうのは思ったりはしてるかなっていう。
発表の自由とマニアックさ
だから技術記事とかブログとかだと、それこそある意味どれぐらいレスポンスだったりフィードバックを求めにいくかみたいなのもあるんだけど、そもそもそういうの気にしないでやるみたいなのもあると思うけど、ただそういうのを求める場合であっても、ごく一部の人に届けばいいなとか、そういうマニアックなところに届けばいいなっていうふうに思ってやることも多いけど、
なんかやっぱり発表とかだとどうしてもそういう徴収がいるから、まあ割とその丸い発表をしがちみたいなのはあるかなっていうのはちょっと思うところではありますね。
たしかに。まあ、つけに来てくださってる方々もコストかけて聞きに来てくださってるし、みたいな。一方、ブログは結構自分が本当に好き勝手やっていい場みたいなところはありますもんね。
だから、そうなんだよな。いくつか話したいことはあって。結構、登壇者の責任みたいなのをどれくらい重く受け止めるかみたいなのはあると思ってるんですけど、あんまり重くなんないほうがいいなって僕は思ってるんですよね。
どちらかっていうと、発表する権利みたいなのを運営から委ねられたわけだから、それをある意味好きに行使していいと思ってるんですよ、僕は。
ただ、その上でちゃんといい発表しようとか、ちゃんと来てくれた聴衆の人に損させないようにしようとか、そういう意識を持つことはすごくいいと思うんですけど、あんまり責任を感じてちゃんとした発表しなきゃみたいに思うよりかは、むしろのびのびと自分がやりたい発表をするっていうほうがいいと思うんですよね、僕は。
実はそっちのほうがいいじゃないですか。そういう登壇者が楽しそうに自分の活動を話しているとか、そういうのって、それだけでもすごく尊いと思うので。
そういう意味では、割とマニアックで誰もわかんないような発表でもやるみたいなのは、もっとあってもいいよなっていうのはすごく思うんですよね。
それはめちゃめちゃわかりますね。僕も実は、カンファレンスとか勉強会とかで聞いて、面白いなって思うのって、例えば、それ何の役に立つの、わからん、でもやりたいからやりましたみたいな発表とか、マジで一番聞いててこっちもワクワクするし。
実はモチベーション、それこそブログで書いてる方、登壇の時ってモチベーション持って帰ってもらうってすごい大事だよねみたいなこと書かれてて、それは本当にそうって思うんですけど、そういうののほうが自分のモチベーション上がったりしますもんねっていうのはあるな。やっぱ楽しそうにやってる人見るのってみんな好きなんですよね。
そう、本当にそうなんですよね。だから、多分僕、このポケットキャストでも何度か話してるし、最近登壇ではよく言ってるんだけど、チョヨンゴーさんの発表とかがすごく好きで、やっぱりすごく楽しそうに話すし、とにかくマニアックで意味のない、意味のないって誰だっけなのか。
そういう、なんか結構アルディリーノとかマイコンとかでブログを作るみたいな謎のことをしたりするから、それをすごく楽しそうに話すから、すごく彼の発表とか好きなんですよね。多分もう最近あんま登壇してないけど。
僕も実はチョヨンゴーさんは僕ファンで、最近YouTubeとか結構上げられたりしてるんですよね、チョヨンゴーさん。
あ、そうなの?そうなんだ。
僕、チョヨンゴーさんのチャンネル登録してるんですけど、あれがね、なんすかね、そのチョヨンゴイズムを感じる、いろんなマニアックなことをやって、しかも本人やっぱり楽しそうで、それはすごい僕好きなんですよね。
うん。やばい、それはちょっとチョヨンゴーフリークとして知らなかったわ。それはちょっとチェックしないと。
ぜひチェックしてみてください。
あとなんか、そう、やっぱ平たらさんの発表とかは面白いじゃないですか。
はいはいはいはい。
平たらさんの発表とかは、ある意味ペダンティックだと言えるかもしれないんですけど、誰もわかんないであろう関数型の理論の話を延々とし続けて、たぶん会場、誰もわかってないけど、でもすげえ面白いみたいな。
いやそういう、わかる。
そういうのがね、こう、いいなって思うんですよね。
そう。
まあなので、あとなんか結構、僕としてはあんまりブログでも、なんかその面白い切り口だったりとか、
割と人の心を動かすフックになるみたいなものをつけるのって結構大事だと思っていて、大事っていうか僕としては結構そういうスタイルに最近なりつつあるなっていうふうに思っているので、
そういう意味では、結構その技術的にしっかりしていることも含めて、やっぱりその人の心を動かすとか、ちょっと面白いなって思ってもらうみたいなところは、結局似たような部分はあるかなっていうふうに思っていて。
まあなんか、そういうでも発信活動みたいなのをそもそもやっぱ楽しむみたいなところがスタート地点であり、究極のゴールであってほしいなっていう、その上でまあ人をうまくなんかモティベートしたりとか、そういうのは当然あるとは思うんですけど、っていうのは思ってますね。
それはいい話ですね。やっぱこう、これ面白い、これ面白かった、こんなことがあって、へえって思ったっていうのを享受したいっていうのはやっぱり一番元に、ブログでもTwitterでも一番元にあって、結果として、それが共鳴として誰かを動かす、結果としてそれが誰かを動かすってなったら、それはみんな嬉しかったよねって話になって、一番いいよねって話だなって思って。まあそれはずっとそうだなって今聞いてて思いましたね。
はい、そう、それはそういう感じかな。まあなんか、結構やっぱ登壇でも難しいなって思ってることとしては、すごく内輪の共感を高める発表みたいなのが、受けを取りやすい部分みたいなのがあって、てか僕もやることあるんだけど、
なんかその、だしそこで多分みんなの熱量が高まったりとかして、よりみんなの想像性とかそういうのが高まることはあるので、それはそれでいいと思うんだけど、なんかその、もうちょっとそういう内輪だけじゃなくて、外の人への理解を深めてもらうような発信だったり発表だったりとかも、やっぱ合わせてやれるといいよなみたいなのは、
結構思ったりはするけど、まあでもなんかその勉強会とかで、なんかすごくこうあるあるネタみたいなのが押したりとか聞いたりして、わかるみたいになるのもすごくすごくこうあれは面白い体験だからいいんだけど、そういうこう、そういう、やっぱどうしてもそういう共感みたいな、内輪の共感みたいなものがやっぱ登壇とか、まあカンファレンスとかだと強く出やすいみたいなのはあるのかもなみたいなのは思ったりはしますね。
まあでもあれじゃないですか、なんかしんぺいさん、最近登壇、増やそうとしつつあるけど、なんか徐々にっていう感じですか、なんかこの辺りのスタンスとしてはどうなんですか、最近。
2年くらい、2、3年全く登壇しない時期があったんですよ。それはちょっと思うところがあって、2、3年くらいちょっと、なんだろうな、空にこもっていたというか、時期があるんですけど、最近、でも半年くらい前になった、もっと前かな。
この前、福岡でやってた、あれはペチコンかな?に登壇させていただいて、本当に久しぶりの登壇だったんですよね。本当に久しぶりの登壇で、それもあって、徐々に登壇も戻していきたいなっていう気持ちもありつつですね。
その辺って、なんでそういうことを持ってるのかっていうと、結構今、カンファレンスとか勉強会、結構若手盛り上がってるじゃないですか。あれすごくいいなと思って見てるときに、そのときに、おっさんがいてもおっさんはおっさんの役割あるかもしんないよね、みたいな気持ちもちょっとあるんですよね。
結構、我々の世代って、いわゆるウェブ系が盛り上がり始めた時代に、たぶん仕事始めて、みたいな感じで。そこで、いわゆるSI系の、しかも強い人たちの知見って、一か月どころで途切れてる気がするんですよね。あれ結構僕、もったいないなと思ってて。
それこそ新潟に行ったときとかの友達とかで、SI系にずっといたんだけど、めちゃめちゃ技術的に強い人の発表とかって、どんどんウェブ系がサーズやるようになったりとかしているときに、きちんと堅牢なデータでないといけないし、みたいな、そういう要求水準がウェブ系に対して上がっていったときに、SIRですごくシステムを守ってきた人たちの知見って、本来継承されてたらもっと世の中が良くなってたんじゃないかみたいな気持ちがすごいあって。
で、結構そのコロナ禍以降で、すごいカンファレンスの登壇する人たちの年齢もガッと若返ってすごく良かったことで、ある一方、そこでまたちょっと断絶がありそうだよねっていうのはあって、そのときに一回、そこの断絶ってもったいないかもしれない。
知見の断絶と登壇
もしかしたらショートカットできる、我々が縋ってきたものでショートカットできる知見ってあるかもしれないと思って、その登壇また再開しようかなってなったんですけど、一方で思うのが、あんま邪魔したくないなっていうのがあって、結構迷ってる感じはありますね。
若手の人たちの盛り上がりに水を注ぐような真似はしたくないなっていうのと、あとは偉そうに何かをお伝えしに来ましたみたいなスタンスは嫌だなっていうのは、さっきの話にも近いんですけど、自分が楽しいと思っていること、自分はこれ面白いんだよって思っていることをちゃんと伝えられるっていうところと、
知識の断絶があるとちょっともったいないよねっていうところの積集法をうまく見つけられたらまたバンバン登壇したいなと思ってるけど、うまくそこが見つかってなくて、うーんってなってるっていうのは最近の感じっすね。
おだしょー それあるよな。やっぱ偉そうになりたくないもんな。なんか普通に同じ土俵でやり合うっていうか、発表したりとか、知見共有したりとか、そういうのをやりたいから、なんか上の立場から教え込むみたいな、そういう話にはしたくないっていうのはあるよね。
おだしょー そうなんです。まあでも若手が盛り上がってんのってけっこうPHP界隈とかじゃない?やっぱPHPがやっぱすごいなーって思ってて、やっぱその毎月なんかカンファレンスやるみたいなことやってるから、なんかやっぱ出席数が多いと思うんですよね。
おだしょー あーなるほどなるほど。
おだしょー ただ逆になんか、人それぞれだと思うけど、身を引くみたいなのもやりすぎないほうがいいと思っていて、なんかそれはそれでちゃんと、なんていうか、世代交代じゃないけど、同じ土俵の中で戦って、まあ、敗れ去っていくのかそういうのか知らないけど、なんか出したりとか。
おだしょー あとは逆に新しい進化の形を見せるみたいなのがいいのかなと思ってて、なんかもう若い人に譲るよって言って、偉そうに、それもやっぱ偉そうな立場、スタンスだと思うんですよ。
おだしょー なんか多分、あんまりそれ気に食わない態度だと思う人もいると思っていて、ある意味勝ち逃げされたみたいな感じにもなるだろうから、まあむしろちゃんとそういうのを、なんていうか、若い人に打ち負かしてほしいなっていうのは思うから。
おだしょー あとやっぱ世代交代みたいな考え方も、そのキャリアが何週するかみたいな、なんか2週ぐらいしかしない前提での話だと思っているので、なんかもう今、いつまで働くかわかんないから。
おだしょー だいたいプレイヤーやってマネージャーやって終わりみたいな、そういうのではないから、なんかある意味、そういうそれを行ったり来たりするみたいな、それを何週もするって考えたときに、あんまりその世代交代みたいな感じでもなくなるんじゃないかなっていうのを最近思うところですね。
おだしょー そうですね。それはそうだなっていう感じ。
おだしょー またそこで出直すみたいなのをしたほうがいいんだろうなっていうのは思いますね。そういう得意じゃない領域にちょっと行ってみて、そこで頑張って発表したり発信したりするみたいなのをもっとやったほうがいいのかもしれないっていうのは思います。
おだしょー それはめっちゃありますね。
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