はい、よろしくお願いします。
それでは早速、お仕事なので、カタンの学びとしての良いところ、学びの要素みたいなところを取り下げていきたいなと思うんですが、カタンといえば交渉がやっぱりメインのお話になるんじゃないかなと思うんですが、ここはあえて、そこはフォーカスせずにお話ししたいなと思いまして、
実際、シャープ12で米川さんと先生が少しお話しされているので、交渉に関してはそこの方を聞いていただくということで、別の部分にフォーカスを当てながらお話をしていきたいなと思います。
はい。
先生はどこに目をつけますか?
そうですね。交渉があるという特徴もあるし、サイコロがやっぱり出てくるので、サイコロを2個振ってことが展開されていくゲームなので、凄いことと違って進んだ分だけ進むんじゃなくて、目によって起きることが全部違ってくるから、そこの部分ですよね。そこをどう考えるかですよね。運ゲーと思うのか、運ゲーと思わないのかみたいなところですよね。
サイコロを2個振った目の合計でもらえる資源が決まるということで、サイコロ1個だったら毎回6分の1なんですけど、2個振った合計なので出やすい目があったり出にくい目があるというようなところですよね。
はい。外論でいう確率とかね、確率計算とかっていう部分の多分項目になるでしょうね。期待値考えるとかですね。
そうですね。特に子供、お子さんですとその辺り勉強していないとなかなか気づかないというか、やってる途中で、あれ、なんか2出にくくない?とか、8と6の方が出てるよなみたいなのが、ゲームをやってる途中で気づいたりすると大人の目線で見てすごく嬉しくなりますね。
そうですね。これ、ホタさんどうですか?やってて。お子さんたちとやってて、最初言います?この8が出やすいよとか。
なるべく言わないようにしてます。
そうですよね。
せっかくなんで気づいてほしいなっていうのがあるので、そこはあえて言わずに、初期配置からやってもらうときも、もう失敗したら失敗したで、それも含めて学んでほしいぐらいの気持ちでやってることが多いですね。
やっぱり2、3回とか次もあるっていう関係性でやれるんだったら、あえて黙っときたいですよね。
そうですね。それはそう思います。
継続性が、教育的な意義としてあるんだったら、イベントとかで言ってあげたほうが、残敗とかせんかなとか思ったり。
一期一会とか1回しかできないとなると、その辺りももう初めから出して、ゲーム自体を楽しんでもらえないと、せっかくの機会が悲しいことになっちゃうみたいなところもあるので。
次元全然ない1人だけで、4点ぐらいで終わるみたいなことが起きちゃう。
これでもあれ、たまにいるじゃないですか。数字の大きさ違くないですか?とかいう子いません?なんで赤いの?みたいな。
あれどうかはします?このタイプだと。
あれ結構悩みで。
そうですね。でもなんでだろうなって僕は思いますね。
あれ結構ね、気がついてから言うやついるんですよ、たまに。
出にくいからちっちゃいんだとかっていう子いるんですよ。
なるほどと思って、その時初めて知りました。何年か前に聞いて。
ほんとだ、出にくいやつだから数字がちっちゃいんだとか。
確かに出やすいほど数字がでかいと思って。
あれ発見でしたね。子供から気が付かされましたね。
教えてもらっちゃったみたいな。
でもあれどうかわすか結構いまだに悩みですね。
なんで赤いの?とか6、8が。
答えばらしちゃうのもちょっとつまんないから、逆に難しいですね。
そうなんですよ。よく出るからだよとかって言っちゃうのも、なんでよく出るかもわかってないしそれは。
そうですね。
ただね、これ言っちゃうことなんですよね。経験者の人が言っちゃうケースあるんで。
これ結構難しくて。
言わんでるとも言いたくないし。
言わんでたらそいつにその情報言わないのかって思われちゃうから。
進めたって思われたこともあるし。
結構難しいところですけど。
なるべく白紙の状態で楽しんでもらいたいな。
そうなんですよね。
教育者的な目線では思っちゃう。
そうですね。
いろんなところに目が行くようなゲームなんで。
何に今回注目したかとか。
全然出えへんぞって時に、あれ配置が悪いのかなとか。
例えば、3、3って被ったのが置いてあったから、それは数少ないわなとか。
そういうことに気が付くといいですよね。
3箇所取れる場所に置けばいいのに、2箇所に2個置いたから全然ないとかね。
道作れんなーと思ったら、それは最初に木とレンガないからそれは無理やろって。
気が付くとか。
あれあれって思うこと大事ですよね。
やっぱりそこに気づきの良いゲームだなと思う。
なのでどこに注目したかの中に、数字の出にくさ、出やすさとか。
やっぱり気が付くと、やっぱり初期配置も変わってきますし。
そうですね。
あえて2に置いてるっていう、一周回って2に置く意義が子供にとって変わっていくんですよね。
本当に初期配置だけで1時間置かれたんで。
確かにね。
そこはちょっと脱線しすぎないで、1回戻していくって書いてもらって。
そこでもう1個ね、概論には載ってないけど。
これ言いたいなっていう学びが1個あるんですよ。
ぜひ教えてください。
マージャン作るのよくないですけど、
モードゲームをやってるメンバーの中のチームビルディングみたいなのって、
カタンもある気がするんですよ。
このメンバーが成熟していくみたいな。
この4人のカタンが良くなっていくみたいな。
マナーとかも含めそうですけど。
よくあるなと思ってて。
例えば、カタンの日本選手権とかの上位者って点数がみんな上がっていくんですよね。
誰かだけのアッパイとかないんですよね。
そうですね。みなさん、なるべく長くゲームができるように、
どうなるか分からないから全員が10点を目指せるような動きを意図的にするというのはよく聞きますね。
した方が多分勝ちやすくなるんですよね。
遅れてる人を上げていったりした方が10点に行かせないようにできるんですよね。
あれは特殊な動きというか、他のゲームはあまりないじゃないですか。
ギリギリまで行かせるみたいな。下を上げていく意義なんか普通ないですから。
かといって、9点の人がすぐパッと10点になる感じのゲームでもないから止めれちゃうんで。
だから後ろが上がってくるっていう。
こういうバランス的な感じ。
今相手の人にこれやっといた方がいいやって考えられるって結構特殊な学びな気がするんですよね。
そうですね。関係性を、今の他の人がどの辺りにいるのかを見ながらプレイを意識するっていうのは
最初は難しいと思うけど、やりながらそういうところが見えてくるとまた一つ加担が奥深く感じられるんじゃないかなと思ってます。
そうですね。うちの話もツイートしていくと、うちの娘は年長かな、スタート、小1かな、それぐらいのときですね。小学校上がるかどうかぐらいのときにやってみて、そっからでしたね。
そっから結構長年やっていて、最初の頃は本当に毎週やってましたね。毎週やったり、本当にジージーバーバー来たらやってみたりとか、お友達来たらやってみるとか、
誰か来たらこの人にカタンやらせてみようみたいなのを、いろんな人に一回カタン当てるっていうフェーズがありましたね。
来たお友達に一回カタンを教えて、カタンはまらせるみたいなのをやってて、すごいそういう時期はありましたけど、初めて買ったのが多分、僕がいたときかな。
親戚の家に遊びたときに、親戚の子供と娘と妻と誰かが、僕たぶんいなかったと思うんですけど、それを初めて買って、めちゃくちゃ喜んでるときの写真が残ってます。
飛び上がって喜んでて、パジャマ姿なんですけど、パジャマ姿で飛び上がって喜んでる写真が今のもあって、それを見ると若田さんめちゃくちゃ嬉しかったんだと思って、
多分記憶力結構いいので、思い出すかもしれないですね。なんか当時を聞いたら。やっぱそれぐらい、ああいうゲームで、年上とか中に大人も入ってますから、
勝ってるっていう事実って、めちゃくちゃでかいんだろうなって。
そうですね。
なんか思いましたね。やっぱ大人にそう、勝つってことは認められてるってことだし、大人が参りましたしてるってことですもんね。
そうですね。
っていうなんか事実というか、経験っていうのはすごいなんか大きいんだろうなーっていうのは思いますね。
たぶん勝つまでにいろんな試行錯誤をやってきたんだろうなと思うんですよね。
その奥場所をどうしようか、いつカードを引こうかみたいなところもいろいろ考えた上で、もちろん大寸の運に恵まれたことも予測としてあるかもしれないんですけど、
やっぱりなかなか勝てないからね。
そうですね。言うて4分の1ですからね。
そうなんですよね。
強い人が集まっても勝てるわけではないし。
そうなんですよね。
あれはやっぱりすごくなんかインパクトがあるし、たぶん難しいゲームってやってるうちに分かると思うんですよね、子供さんからしても。
簡単なゲームじゃないし、ボーズゲームってバンがちゃんとあるから、難しいことをしてるっていう感覚があると思うんですよ。やってても。
思い通りにいかないしね。
そうですね。本当に思い通りに。
思い通りにいかないからカードが減っていくし、勝手にね。
本当に。
勝手に相手が怒られちゃうし、そこを思ったのにとかね。
思い通りにいかないことがやっぱり多い中で、思い通りにいった経験というかね。
そうですね。
そのインパクトはやっぱりすごく強いので、やっぱりこのカタンの勝利ってことで得られるものっていうのもあるのかなって気がしますね。
そうですね。
カタン自体の学びもそうだし、カタンで勝ったことの、勝つことで得られるものっていうのは子供ならではありそうな気がしますね。
そうですね。
3人がね、なんか称える感じも。
そうですね。
増やしがある感じもいいですもんね。
いやー、そこ行っていくんだ、そこで。
とか言いながら。
強ーとか言いながらやってるのもね。
なんかすごいいい、なんかね、グッドルーザーじゃないですけど、
なんか自然と染まりますよね。
それすごくいいなと思いますから、それを味わわせたいっていうカタンが最適ですね。
本当に何度もプレイをして、そこにいたってほしいなっていう。
そうですね。
大人ももちろん飽きないので、別に子供が勝つまで付き合ったらなんとかないくて。
本当にもう何回でも遊びますからね。
そうですね。
全然いいと思いますから。
大人は2人とか入るといいですね、ご夫婦とか入ると、いや次俺勝つぞみたいな。
負けるかーってご夫婦が頑張ってるところも子供がヌメって勝ってるかもしれないんで。
遊びながらの挑戦も比較的しやすいですね。
3回目で見守るように遊べるとすごくいいなと思います。
そうですね。本当にそう思います。
続きまして、子供たちにすごいいいなっていうところは、今しみじみと数えてきたところではあると思います。
一方で、なかなか子供たちがいっぱい遊べてる環境が、なかなか広がっていってないようなところってあるかなと思います。
一方で、カタン自体はすごく広がってきていて、
例えば今話した日本選手権は去年を突破したらどんどん各予選地区の会場を広げて開催しているけれども、
いずれの会場も全てほぼ満席、キャンセル待ちが出るぐらいの環境という感じで。
初めて参加される方も半分以上だったりすごく多いような大会になっていて、
どんどんカタンを遊ぶ人たちの裾野は広がっているなと感じるんですけど、
なかなか大会に子供たちが参加するというのが全然ないわけではないんですけど、
メジャーにはなっていないなというところはあるかなと思うんですけど、
これをどうやったら広げられそうですかね。
これそうですね、子供だけって考えても難しいんで、
親子で参加するっていうカタンの機会を増やしていくのが一番いいですよね。
そうですね。
カタン好きの大人は結構いるんですよ、日本選手権の参加者考えても。
全部合わせても延べ2000人くらい参加してるんですよ。
そうですかね。
当然プレイヤーイコール参加者なわけじゃないから、もっと実際いるわけで。
予選のお話を聞いてても、お父さんが出場しました。
でも奥さんも出場したいんだけど、お子さんがいるから参加できなくて、
家で留守番してますみたいなケースがあるんですよ。
そうですね。
これは機械損失ですからね、完全に。
そうですね。
あと2人参加する意思があるのに、年齢とか子供が10歳未満だめとか、
子供には難しそうとかで大会に来ないっていうケースを損失してるわけですから。
これね、やっぱり親子カタン会とか親子カタン大会とかを、
どんどん親子カタン会、親子で参加するみたいなのがセットでいいよっていう会を
どんどん出していった方がいいですよね。
そうですね。
これはね、どんどんやっていかなきゃいけないし、
お世話で大変だとか楽しめないようじゃなくて、楽しみつつそこまでの、
もう一個広い視野で見れるっていうところの子なんで、
その場がちゃんとうまくいくように、
それが自分のプレイに集中するのも含まれてるんだね。
気になるところを注意してあげるとかね。
違うよって言ってあげるとかっていうのもできるようにしたいなと思います。
ソロバーっておそらくただ遊んでるだけだと、
なかなかそこにたどり着くのすごく難しいですよね。
実際にボードゲームを教育的にというか、
そういうところを目指してゲームを経験するっていうような模範を示すようなところがあって、
その一気に子供たちが迎えるんじゃないかなっていう気がしますね。
そうですね。まさにそうですね。
普通にプレイしてるだけだと、そういうところまでファシリテーション的なことですよね、要はね。
そこまで意識はいかないと思うんですけど、
そういう意識をさせるのもそうだし。
ここにボードゲーム教育というジャンルというか、可能性がすごくあるのかなって。
そうですね。確かにそれはすごいいいまとめされましたね。
いや、もう少し。それがやっぱりその題材にやっぱりカタンってすごく可能性があるなと。
そうですね。
カタンによって何かが見つくっていう文脈ではなくて、
カタンを使ってどこに教育的な目的を置くのかみたいな。
大人がどうやってその場を作るのかみたいなのが、
やっぱり教育と面で子どもたちに示していくのであれば、
そういったところにすごく意識として重要なんだろうなっていうふうに。
そうですね。カタンのファシリテーションできる小中学生ってすごいですからね。
いや、そうですね。
ルールで教えるだけでも難しいですからね。教えるだけでも難しいし、
場をファシリテーションするっていうのは結構日記上だと思うんでね。
確かにやらせたいですね。そういう人が増えてほしいですね。
そういう意識でやるっていうか。
カタン教室は本当に。
カタンだけの教室確かにありえますよね。
あってもいいと思うんですけどね。
東京くらいあってもいいですけどね。
週末カタン教室みたいなのね。土日とかね。
本当にやれるんならやりたいぐらいなんですけどね。
ボードゲーム会があるなら普通にね。やれそうですけどね。
毎週、午後の3時間ぐらいで毎週やりますとかで。
通う子はいそうですけどね。親子でもいいよとかね。
子供は子供の宅にして大人は大人でやってもらってみたいな。
子供は子供でファシリテーションが付けば、データが付けば成立しますもんね。
普通にやれるじゃん。
やりましょうか。
いや本当ですよ。僕東京行けないからあれですけど。
やれますよ。本当に。
カタンいっぱい持ってますしね。場所も限れば入れますし。
そうですね。僕は普通に中部大会ぐらいのカタンができるカタンクスを持っているので。
すごいぞこの数。
どんだけ人来てもいいですもんね。
思ったより多分来ましたって言ってもうジャジャーンって。
僕一人でまとめ切れる必要はしないんですけど。
誰か試しにやってみてもいいですけどね。毎週で。
親子で参加して、お子さんも参加してみたいな。
でもマジできそうですけどね。
もしやるときはぜひ呼んでください。何かしらでお手伝いできれば。
ありがとうございます。
すごい心強い言葉をいただいた。
ありがとうございます。やります。
真剣に考えられていた。
僕はもう月一でカタン会でやってるんで結構満足なんで。
毎週でもやれたらすごいだろうな。
そこって全然できてないからな。
それこそGPさんがやったら全然おかしくないんですよ。
本当にどっかの店舗とかで借りしてとか。
GPさんがやったら全然おかしくないですからね。
メーカーさんの力を借りれるとなかなか発明もきそうというか。
そうですね。
GPさんもそういう教育的な子どもたちに広めるためのところって
結構真剣に伝統されている感じもあったので。
そうですね。
もし東京で考えている人いたら動いてください。
僕もお手伝いしますんで。
そうですね。ぜひ一言あげてください。
いいなと思った人ね。ナイスアイディアと思った人はちょっと動いてください。
例えばカタンの教育利用というところで
GPさんも後押しをしているんですけど
後押しカタンといって無人の方のGPさんが
教育目的で使うのであればお渡ししますよという企画がありまして
興味のある方が応募して実際に使われているという話があるんですけど
実は僕も日本ボードゲーム教育協会に加入をしておるんですが
日本ボードゲーム教育協会がコミュニティとして運営している
ボキョメンというボードゲーム教育に関心のある方々が集まっている
グループ、コミュニティがあるんですけれども
その中で実際に後押しカタンを小学校の総合の授業で取り入れて
実際に後押しカタンを5個ぐらい作ったという先生のお話をお聞きしまして
めちゃくちゃ盛り上がりました。
めちゃくちゃ盛り上がりました。
聞けてないんですけど盛り上がったということぐらいしか聞いてないので
めちゃくちゃ盛り上がった。
どう盛り上がったんですか?
みんな前の目で。
そのすごさってことですか?活動のすごさですか?
そうですね。実際に活動したっていうのもそうですし
なかなか総合の授業の中でカタンを作るっていうところまでやるのって
すごく高い点だったみたいで
実際ちょっとグループによっては時間が足りなくて
ギリギリになっちゃったみたいなところもあったという話はあったけど
作るための下準備であったりとか
後押しカタンって公民館だったりとか
博物館だったりとか実際のお店だったりとかに許可を得るというか
使ってもいいですかみたいなお話をしないといけないみたいで
そういう許可を取るための活動に奔放したであったりとか
苦労話も含めていろいろお話をしてくださって
実際にカタンをどうやったら学校に広められるかって考えた方が
先生方にもいっぱいいらっしゃって
選挙者としてすごく興味を持たれて
みなさんもいっぱい質問されていてどうやったんだろう
確か最後は図書館にも図書館の企画で紹介する機会を得て
一般の方々にも広めていったみたいな話もあって
図書館まで持ってきたんですかどうやったんですか
保護者の親御さんに私役所に勤めている方がいらっしゃってみたいな
そんな話とかもお伺いして
やっぱり関心のある人がめちゃくちゃいっぱいいて
実際に実行した人がアドバイザーとして後押しをしてくれる
活動をブーストするきっかけになるのかなというところがあって
すごくいい時間になったなっていう
いいですね
確かに誰かがやったっていうことはやっぱり
個々的な部分って大きいですよね
前例があるっていう
誰かがやったっていうのはすごく大きくて
あそこの学校やってましたよって言ったらやっぱり動きやすいですね
それを気軽に聞けるコミュニティがあるっていうのもすごく
我々ボードゲーム教室協会がコミュニティを運営していて
よかったなと改めて感じたところでありました
いいですね