00:08
大阪Bookラジオ
建築とかでもいいんですか?
それこそ、僕の大学で、今学生なんですけど、教授の方が、言葉なんですけど、
先生はどこにでもっていう言葉を言ってらっしゃったことがありまして、
自分が、周りにある全てのものは先生で、どんな役職の人でも、自分の視野を広げてくれるから、
あんまり人に偏見を持たずに、どんなものからも学び取ろうとする力を持とう、みたいなことだと思うんですけど、
その言葉はずっと胸に残ってて、
今日この、ここでやられてる屋台、集まりとか、すごい自分の視野を広げてくれるんじゃないかなと思って、
ちょっと興奮して、はい。
先生はどこにでも、いますね。
一番好きなのは、そうですね、牧文彦っていう人が好きです。
その人は、日本の集落から、集落のいろんなプロセスというか、
建築の形態から新しい建築を作り出すきっかけにしよう、みたいに考えた、
群蔵系っていう概念を建築界にもたらした人で、
今までは日本の地方の集落とかも何の意味もない、無意味な存在だと思われてたんですけど、
いや、そこにはすごい哲学があって、
今、鳴り上がってる景色には、いろんなネットワークの中から出てきた、
すごい英知の結晶なんだよっていうことを言ってらっしゃって、
そういうとこにも偏見を持たずに、
ただの普通の集落の風景に見えるところからでも、
何か学びを得ようっていうことを、
初めて建築というか、新しい建築に持ち込んだ人なんですね。
すごい面白い考え方で、
確か、たぶん、プリッツカー賞ってわかります?
プリッツカー賞っていう、建築家のノーベル賞って言われて、
最近山本利賢っていう日本人が受賞されてて、
日本人最多なんですけど、
そこで2番目かな、短期建造の次にその方が獲って、
すごい建築界では有名な方なんですけど。
プリッツカーって関わらない人は全然知らないチェックアウトだから、
03:00
ICOとか聞いても、
ショートウェアとか有名なのに、建築はちょっとあれなんですか?
はい、はい、なりますよ。
意外とメディアも出ない。
はい、はい、そうなんです。
僕はショートウェアみたいで。
はい、はい、はい。
建築って今すごい近代になって行き詰まっていて、
そこをどう脱却するかっていうのが今の建築界のヘーマなんです。
はい、行き詰まってるんです。
すごいバブルの時は黒川希翔さんとか有名な建築家が、
新しい実験的なことをやって、
建築をさらにずっとアップデートし続けるって思われてたんですけど、
ここに来て、なかなか街の風景とかも結構変わらなくなってきて、
新しい建築ってほとんど生まれてないんです。
そこをどういうふうに。
やりつつした感じですね。
そこで今結構テーマになっているのが、
さっきも言ったように先生はどこにでもっていうか、
建築以外のことから持ってきて、建築に輸入して、
これを設計のプロセスにどう落とし込めるかみたいなところが、
すごい熱いところですね。
いつも聞いたら感慨させられる。
はい。
気づかれてる。
はい。
楽しいですね。
そうなんです。