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おおさかBookラジオ
映画結構好きですね。
これっていうことはないけど、監督で、今年亡くなったんですけど、ペマ・ツェテンやったかな。
チベットの監督なんですよ。
去年ぐらい、2作ぐらい観たのかな。観て、今年春に亡くなって、今月11月に東京国際映画祭である作品がグランプリ取ったらしいですね。
そこに観てないから観たいなと思うんだけど、やっぱり映画でも、ハリウッドとかだけじゃないけど西洋以外での映画っていうのを結構、もっとみんな観てほしいなとは思いますね。
題名言うと、そんなに数ないんですけどね。
オールド・ドックというやつとか、タルロというやつと、観たのはその辺かな。
今年、ゆきひょうというのがグランプリ取ったらしいねんけど、おとどしぐらいは、の題名は、ヒツジカイと風船という題ですね。
全部共通しているのは、やっぱりチベットも複雑ですよね。
特に中国の圧力いうか、完全に従来の自分らの生活できないように暮らしになっているんですよね。
もともとは国境も何もなくて、有望国民としてもどこでも好きなとこ行けたのに、今ほんまにすごい区切られて、鉄条門みたいなんで、もう動く範囲も限られてる。
そんな中で、生活環境もテレビとか、近代化がどんどんどんどん入ってきて、
本来やっぱり特にチベットの人って、天性というんですかね、生まれ変わり信じてやってとか、そこらでほんま心とね、あるいは外からの環境も全く変わってしまって、
その中でもね、別に悲壮な捉え方は全然してはらないんですけどね。
やっぱり人間としてすごいたくましくは生きてはんねんけど、ただ、そうは言っても、ほんまは結構内部で複雑なところもあって、
オールドドッグというのは、あれなんていう犬だったかな、いわゆるチベット犬って言われてるらしいねんけど、
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なんとかいう犬ですね。それが中国の富裕産にむっちゃ流行って、
大きい犬ですね。
そう、むっちゃでかい犬。あれが流行って持って行かれるけど、そんなとこでその犬も生きられへんませんよね。
そういう人間も同じだと思うんですよね。
で、その中である親子がいてて、おじいさんは昔ながらの生活で、その犬をすごい大事にして、何本お金積まれても売れへん。
そうやけど息子があるとき売ってしまうんですよね。
そうやけどそのおじいさんが取り返しに行ってとかはんねんけど、
結局まあまあ最後、落ちじゃないな、まあもう言ってしまったら、
もうほんまもう多分そのおじいさんも、もうこの犬も守ってやられへんなって言うんでしょうね。
自分の手で殺すんですよ。
だからまあまあそういうのとか、タルロっていうのは羊飼いの人なんですけどね。
羊飼いで、タルロって名前なんです、その人の。
やんねんけど、みんなからはあだ名でしか呼ばれてないんですよ。
あの三つ編みっていうあだ名で、ほんま三つ編みはあんだんねんけど。
ほんでいろんな中国からとか、もう環境変わるけど、
もう割と固く何でもないねんけど、ないけど割と確実されてる、
もう昔ながらの生き方そのまましてる人やねんけど、あるとき向こうでも身分証明書かなんかいるようになってね、
なんか写真待ちに撮りに行って、でそこでまあまあ待ち言うかとどうせも関わるようになりますわね。
ああそうか、あの人も自殺してしまうのかな。
まあまあそんなん全然悲壮なんじゃないんですよ、面白い作品やねんけど、
やっぱりかなりみんな矛盾とかね、中でも納得できないところとか、
持ったまま生きてはる、そうなんて言うてんかな、
僕らは忘れてしまってるかも、自分自身を慣らしてしまってるけど、
なんかほんまはすごい大事なのを自分だって殺してんのやろうなと、
ああこんなん僕が言うたら全然あれやんけど、何しか見てほしいなとは思うんですよね。