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この番組は、本が好きな人たちが集まり、
本から始まる様々な思い、広がりを記録してつないでいく番組です。
タイトルは、「職場が生きる人が育つ経験学習入門」です。
作者は松尾先生、大学の先生ですね。
そうですね、経験学習。
学びって、教育、いわゆる学校現場とかでやる学びもあれば、
大人になってから、何かの経験をして覚えていくっていう役があると思うんですけど、
こっちの経験学習は、大人になってからの方が大きいかな、みたいな感じの話みたいです。
どういう人向けの…。
そうですね。どっちかというと、ここに最初に書いてあったのは私か、
自分で勉強したいという人もいれば、その教える側、要は上司とか、
そういう現場の人が参考になるよという本だと思います。
よく人材開発って言葉聞くんですけど、昔から言われてるんですか、その言葉自体。
言葉自体はある程度あったと思うんですけど、
OJTとかはあったと思うし、それの最近の言い方みたいな感じかもしれないですね。
全く素人がすると、その開発され方が、完全に会社の都合のいい開発されそうなイメージを持ってて、
特に最近、就活とかでもすごいじゃないですか、マニュアル的な開発されるイメージみたいな。
どうでしょうね。
マニュアル的っていうのところと、マニュアルがないととっつきにくい、
要は何かの学びをするときに形のあってこれを守りなさいとか、こういう風な手順でやりますよっていうところと、
それを使うタイミング、どの場面で使えばいいのかっていうのはやっぱり実施がないといけない、経験とかがないといけない。
だからどっちともあって回っていくよっていう話が、この関連のこういう風な人材開発の方には一応書いてたりしますね。
だから、釈志定義みたいな感じで開発できるものではないよっていう感じですね、一応。
業種ごとにそれぞれもそれぞれがあるっていう。
業種ごとのその知識とその知識に対してどこで使えばいいの?
要は機械ものだったら機械の操作だけじゃなくって、それを使うべきタイミングってあると思うんで、そういう話が一応あるみたいなんですけど。
こういう風な言うものだともうちょっと大雑把に、なんかことが書いてあります。
大雑把っていうのはもうちょっといろんなところで使えるような方って。
この人の場合だったらストレッチと背伸びして何かの目標に、ちょっと背伸びしてやりましょうとか。
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リフレクションやから振り返りましょう。
最後のエンジョイ、何かやってる意味を考えてみましょう。
それをやった時に何か意義を考えてみましょう。
三つの視点でやるといいよっていうことが書いてあったりしますね。
このラジオの対象が定年退職した、余生を過ごす人のイメージがあるんですけど、そういう会社とか離れた人に活かす人材開発に変わりましたか?
余生のところでいくと、それでも趣味とか、リタイアしてからの勉強、自分の興味のあること、絵を描いたりとか写真撮ったりとかもそうなんですけど、そういう時にでも役立つと思います。
自分の目的に対してどういう風に伸ばせばいいかの方向性みたいな、ここを注目したらいいよっていうのが一応書いてある。
ただ職場みたいな時のプレッシャーのかかるような話ではないと思うんですけど。
誰が読んでも面白みは感じられる?
そうですね。学校とは違う勉強をする時にどの視点を追って取り組めばいいよっていうようなことが書いてあるようなところがありますね。
一番何かグッときた、これはもう役に立ってるなっていう。
役に立ってるなというよりは、結構論文っていういろんな人たちが頑張ってデータを取った後の、ここをやれば大体いいことができる、いいような結果が生まれる、成果が生まれやすいっていうのがわかりやすく出してもらえるので、
そういう意味で、最新ここまできたか、昔読んでもわからないような話が今もっと簡単になってるわっていう意味で追おうっていう時がありました。
昔の方が何言ってるかわからなかったんで。
分野に対しては、勉強という分野に対してはずっと関心があったんですけど、やっぱり当時読んでもわからなかったんで。
まとめは?
まとめはないです。要は大人になっても勉強するのは楽しいよっていうような本ですね。
ありがとうございます。
お楽しみに。大阪ブックラジオ。