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この番組は、本が好きな人たちが集まり、本から始まる様々な思い、広がりを記録してつないでいく番組です。
広々と表現というのに憧れて、東京をうろうろするという、なかなかいろいろ表現とはならへんという、どたばたというか、あるあるというか、それがすごく、読んでて安心できるのかな。
つまらなくなっている自分が肯定できるというか、つまらなさが面白くなる。それって結構手に入れたら、生きていくのに面白いことなのかなと思って。
だから、嫌なこととかあってもさ、ネタやと思ったら面白いというか、にが虫を噛みつぶすことの愉快さみたいなことが、分かる本かなというので、もう短い本なんですけど、ずっと続いているんです。
次々とどんどんつながっていくんです。
どたばたというか、なんかちょっとうろうろしているのに、例えばお店に入っても無視されるとか、どうぞこちらをおかけくださいって言ってもらえないとか、出て行くときもありがとうございましたって言ってほしいけども、他のお客さんには言われているんだけど、自分のときが言ってもらえない。
そういうのが言われてみれば、自分にも結構あるというか、例えばおそば屋さん入って食べ終わって立ち食いそばで出て行くときに一応何かおあいそうというか、ごちそうさんでしたとかって言っても、店内シーンってなる瞬間とかが割とあるんですよ。
だけど、なんかすごいそれが結構笑えれるような、ほくそえめれるような一冊でした。
そうですね。だからね、テイストオブニガムシとかっていう、まさにニガムシの味というか噛みつぶす、そういうなんかこう、なんていうのかな、なんでこんな目に敵なのを自分が合うのかなっていうのを面白おかしく描く。
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独特の表現方法もいっぱいあるし、それが癖になって忘れた頃に戻る作家さんというか、そんな感じですね。