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2024-05-08 15:06

読書ラジオ『蛸足ノート』穂村弘

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蛸足ノート (単行本) https://amzn.asia/d/85mnRD0
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こんばんは、ゆうこです。このチャンネルでは、私の読書録や日々の学びを音声配信しています。
今日は、穂村弘さんの『蛸足ノート』について話してみようと思います。
イカメラの飲み方を褒められ、似合わない服装に赤面し、おばちゃんの会話術に学ぶ。日常によきせぬ笑いと魔法が絡みつくエッセイ集。読売新聞人気連載がついに書籍化ということで。
去年だったかな?ベストエッセイという本を買って、いろんな人のエッセイが載っているという本なんですけど、その中で穂村弘さんに出会いまして、多分それまで読んだことなかったと思うんですけどね。
その時に、『蛸足ノート』という穂村弘さんのエッセイを買っていて、やっと読めましたね。穂村弘さんという方は、課人ですよね。エッセイストであり課人の方ですよね。
デビューはですね、田原町さんと同時期なんじゃないかなと思いますね。田原町さんは皿な記念日で、私でも知っているぐらいめちゃくちゃ有名ですけど、穂村弘さんもね、すごく面白い一言があったんだよな。
穂村弘さんは、1986年連作シンジケートで、第32回門川短歌賞を持席ということで、この年の受賞者が田原町さんでした。
高橋玄一郎さんという方に、「田原町が300万部売れたのなら、この歌集は3億冊売れてもおかしくないのに。」と言われた、シンジケートという歌集ですね。これもちょっと読んでみようと思いましたね。
元々サラリーマンされていて、サラリーマンしながら短歌を読まれていた方だったのかな。脱サラされて、今は書物を一本でされているんじゃないかなと思いますけれども。
短歌の方もね、すごい気になるので、シンジケートかな?読んでいきたいなと思いました。そして今日話すのは、高橋玄一郎とはエッセイ集ということで、闇寄り新聞にずっと連載を続けられていたものをまとめたということで、これ表紙が面白いんですよ。
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すごいいろんなタコが書いてあってね、とにかく赤いタコがグネグネ踊ったり睨みつけたりしているという、外国の方が好きそうな表紙ですね。
なぜこのタコ橋ノートという名前にしたのかということで、それが最初のエッセイに書いてあって、そのタイトルがですね、イカでは気合が入らないということで、内容は連載を始めるにあたって、
本数的にはイカの足の方が多いんだけど、イカ橋ノートでは何だか気合が入らないので、イカの足の方が気合が入らないので、イカの足の方が気合が入らないので、イカの足の方が気合が入らないので、イカの足の方が気合が入らないので、イカの足の方が気合が入らないので、イカの足の方が気合が入らないので、イカの足の方が気合が入らないので、イカの足の方が気合が入らないので、イカの足の方が気合が入らないので、イカの足の方が気合が入らないので、イカの足の方が気合が入らないので、イカの足の方が気合が入らないので、イカの足の方が気
合が入らないということでね。イカでは気合が入らないそうで、本数少ないけどタコ足ノートになりましたという、そういうことみたいですね。
まあとにかく日常のね、お話がたくさん書いてあって、 あの
三浦詩音さんのエッセイ読んでた時も私思ったんですけどね。 私が好きなエッセイっていうのは、その人の日常がまあつらつら書いてある中でも
その中でも、あの、なんていうか、その人自身が思い出し笑いをしたらきっと笑いが止まらなくなるんじゃないかというような
あのなんかそのプププな一面が書いてあるエッセイっていうのがすごい好きなんですよね。 想像したら笑っちゃうみたいな。
きっと本人も思い出し笑いをして笑うだろうし、私もこのエッセイを思い出し笑いしていつまでも笑うだろうなと。
で、何度この、そのページを開いてそれを読んでも何度も笑っちゃうだろうなっていうエッセイが大好きだということに気づきましたね。
そんなエッセイが、このたかしノートはね、本当にたくさんのエッセイ書いてあって、読売新聞に書いてあったというだけあって、すごくね
あの短いんですよね。見開き、えっと、2ページ? 開いたページで完結するようなエッセイばかりが載っているので、一個一個すごくね読みやすいし
サッと読めます。 その中であの面白さを伝えるっていうね、やっぱあの短歌を読む人っていうのはね、短い文章で面白さをギュッと凝縮する能力に
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もう長けているというか、そういう訓練がどんどんされてるんでしょうね。
いくつか面白いのがあったので、それを話してみようかなと思います。 またこのエッセイの中には、本村ひろしさんの短歌っていうのは入ってないんですけれども
その日々のエッセイに合うような短歌がところどころ紹介されていてですね。 そういえばこんな短歌がありましたっていうことで
えっと、又吉さんの短歌がね、よく出てきましたね。又吉直樹さん、あの藁芸人の方ですね。
あの面白かった。 それもね、あの発見で
したね。 自由立俳句っていうのをね、又吉さんたくさん読んでるんじゃないかと思いますが、2句から3句ぐらい
本村ひろしさんのエッセイの中に又吉さんの短歌が出てきてましたね。 そんなのを発見するのもすごく楽しかった、面白かったなと思います。
ということで、いくつか私がもう思わず笑っちゃったエッセイを紹介できたらなと思うんですけれども
一つ目はね、「優しさ以上」というタイトルの
エッセイですね。 これは1990年に初めての歌手シンジケイトを慈悲出版した時に
本村ひろしさんが憧れの人に読んでほしいと思って、あの短歌の本をね、全然見ず知らずの人に送りまくったという話の中で
400冊ほどを送った中に一人だけ女優さんがいた。 それが
村井茂さん。 当時本村さんやっぱり猫が好きというテレビの大ファンで、出演者の一人だった村井茂さんにすごく惹かれていたそうなんですよね。
アドリブの切れ味が素晴らしくて、次の瞬間に何をするか全く予想できない、そんなところが魅力だったということで。
村井さんはね、その無名の本村さんからの短歌に対して丁寧なお礼の葉書きをくださった。
その中にはご自身がね、小学校時代に作った自作の俳句まで引用されていたということで、めっちゃ嬉しかったという思い出話から始まって
それから四半世紀過ぎて、 ついに雑誌の企画で村井さんと対談をさせていただくことになりました。ということでね
その対談の中で、対談は丁寧に面した縁側で行われたと。
そのせいで、かがひっきりなしに寄ってくるということで、虫除けもあるけどね、効果には限りがあるようだという中で、その時不思議な音がした。
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ふーふー、ふーふー、ふーふーって音がするそうなんですよね。
で、見ると、あー面白い、村井さんが私に迫る顔を拭いてくれているではないか、感激を通り越して動揺したという。
手で払うなら私も口で拭くって斬新だということね。
その前段でね、やっぱり猫が好きというテレビ番組の中でアドリブの切れ味が素晴らしくて、次の瞬間に何をするのか全く予測できない。
そんな村井茂さんの魅力が四半世紀だった。
この対談の中でも、まさか顔を手で払うではなく口で拭くというね、斬新だということ。
やっぱり村井さんは村井さんだったということなんでしょうね。
でもおかげで攻めてくる形はヨレヨレと軌道を逸れていく。
一生この人のファンでいうと心に誓ったということで終わって。
村井茂さんこんなことする人なんですね。
おしろい。
これは動揺しますよね。
女優さんだからいいけど。
いやーこれも、なんかね食事に行っててね、これから暑くなる時期で、
ビアガーデンとか川どことかね、外でお食事される人とかいると思いますけど、
どうします?自分の隣の人が。
ふうふうして顔をよけて。
私だったらちょっと急いで何かしらの理由をつけて帰ろうとすると思います。
ということで。
ま、こんなエッセイが大好きですね私。
そして続いて、ぐるみ張り人形ってことで、これもね、想像したらめちゃくちゃ笑いました。
先日友人のNさんと一緒に共通の友達の家に遊びに行った日のことということで、
あの、くるみあるけど持ってくってことでね、言われたんですけど、
でも家にくるみ割りがないやってことでね。
そしたらそのNさんがね、
私車で来てるから帰りに送っていくついでに割ってあげるよって言ったんですね。
で、でも割るもんないんだよって言ったら、大丈夫大丈夫って言って。
で、小村さんの家に行ってね、Nさん何したかって言ったら、
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アーンと大きく口を開いて、奥歯にくるみを挟んでカッと二つにしてくれた。
アーンカッ、アーンカッ、アーンカッ、
見る見るくるみが割られていく。
で、ここで任せっきりでは申し訳ないってことでね、試しに自分もやってみたんだけど、
くるみを加えることはできるけど全然歯が立たない。
当たり前ですよね。
くるみ割り、くるみ割り器ってだからあるんだよって感じですけど、
その間にもNさんはくるみ割り人形のように作業を進めていく。
アーンカッ、アーンカッ、アーンカッ。
もうない?これで全部?うん、ありがとう。じゃあ私帰るね。
彼女はさっそく帰っていったって。
それをね、小村さんコーヒーを入れてくるみとともに楽しんだっていうことで。
いやーもう絶対無理ですね私なら。
人の口に入れたものですよ。
殻を割ってるとはいえ、Nさんはセンス抜群のブックデザイナーでプロレスラーじゃないのにっていうね。
後日、その夜か、その夜お礼のメールをしたら、
ありがとう、素晴らしい特技だねって送ったらすぐに返事が来て、ビールの瓶も開けるよって。
すごい友人がいますね。
想像したら笑っちゃうエッセイってことね。
2つ話してみましたが、それ以外にもですね、
妻の自由研究とかですね。
あとどれだった?2つのヤバい記憶。
青春が終わった日。
そんなエッセイに私は伏線を張ってますね。
もし私のようにプププと笑いたい方は、
本村ひろしさんのタコ足ノート買っていただくか、
もしくは読売新聞でまだ書かれているのかなと思いますので、ぜひ読んでみてください。
また面白そうな人を発見してしまいました。
本村ひろしさんのタコ足ノートについて話してみました。
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今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
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ではでは。
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