1. おおさかBookラジオ〈大阪×本×声〉
  2. #54『ペーパー・ムーン』ピー..
2022-11-14 06:43

#54『ペーパー・ムーン』ピーター・ボグダノヴィッチ監督 パラマウント映画

#54『ペーパー・ムーン』ピーター・ボグダノヴィッチ監督 パラマウント映画

00:00
この番組は、本が好きな人たちが集まり、本から始まる様々な思い、広がりを記録してつないでいく番組です。
1930年代のアメリカで、禁酒法の時代が、その時代に聖書を売り歩く詐欺をしている男が一人いてて、車にいっぱい聖書を積んで、聖書に名前を刻印するんです。
高級な、想定の。死亡記事というのが新聞には載っているでしょう。その死亡記事を見て、お家を訪ねて、亡くなったご主人の名前を言ってね、何とかさんはいらっしゃいますか?
いや、主人は亡くなったんです。奥さんが出てくる。いや、そんなことはない。この聖書を注文いただいたんです。先週の話です。
そんなはずはないわ、病院に入ってたのに。いや、間違いなく。ほら、あなたの、じゃあこのお名前は誰ですか?って言って、その奥さんの名前なんですよ。これは主人が作ってくれたんだから買います!とか言って買うんですよ。そういう詐欺をして回ってるっていう男の話でね。
で、あるとき、個人やったかな?で、みなしごの女の子と会うんですよ。それが娘、実の娘のテータム・オニールっていう。母役でその頃9歳ぐらいなのかな。すごいこの子が演技派で。で、娼婦というか、バーで働いてた女の人の私生児で、誰がお父さんかがわからない。
で、お母さんも死んでしまって、もうこの子は行くとこがない。で、その詐欺師のライアン・オニールが、まあまあかわいそうな子だねみたいな話をしてるんだけど、あなたが私のお父さんかもしれないって言って、その二人が鎮道中を始めるっていう話でね。で、その詐欺師の男とみなしごの女の子が一緒に旅をするという労働ムービーなんです。
これがね、もう女の子のそのティータム・オニール、当時9歳ぐらいの子役の演技が、まあすごい良いんですよ。で、最初のうちは、まあお前がなんで俺の娘やねんって言って、でもどっかにこの子を送り届けるっていうことは、そのことはしてくれるっていうので、どっかまでまあ旅をする。その間に詐欺を、やっぱり仕事だから詐欺をするんだけど、まあ女の子はそれ見てて、うわ、この人詐欺師やわみたいな。
03:10
でも、うまいこと演技して、それがうまく商売につながって、結構お金儲けしながら旅するのね。で、最終的には騙した相手が悪くって、お父さんはボロボロにケチョンケチョンにやられて、でも最終ゴールというか、送り届ける場所まで届けて、じゃあね、ここでバイバイだよって言うんだけど、もうその二人の間には信頼関係というか、まあちょっとした親子の愛情みたいなものが生まれ始めて、
最終的にはまた二人で一緒に旅をするっていうところで終わるっていうお話で。古い映画だけど名作には入っているので、これはね、あのもしまだご覧になってなかったら是非見てほしいです。
なんだろうな、当時その実の親子が共演してるっていうので、多分流行ったわけじゃなく、多分その子役の女の子の演技が光るみたいな、だったんじゃないのかなって思います。
別にお話に破綻はないし、安心して見られるし、その時代、禁止法時代に最終的にそのお父ちゃん、お父さんの名前がね、役名がなんか全然思い出されへんけど、お酒の売り買いみたいなところね、に手を出そうとするのよ。
で、手痛ものにいる娘の方が大金を隠さなきゃいけなかったんだけど、この帽子のね、この妻のこうひっくり返ったところにお金をいっぱい詰めて隠して、警察署に、いや僕たちそんなお金知りませんよみたいな。
で、もうパパ行きましょうみたいな演技をしてるのよ。でもその親の方はお金が見つかったらどうしようと思って内心ドキドキしてるんだけど、娘の方がほらお父さんここここみたいな、あっここにお金を隠してくれてるのかありがとうみたいな、なんかそんなシーンがあったりとか、その二人のコンビネーションも多分親子やからうまくいくっていうか、なんかねそういうのもコミカルで面白い。
あのあれはね名作なので是非。手痛ものにいるはその後そんなに役者活動してるわけじゃなく、他にも何作か映画は撮ってるみたいだけど、今はもうそんな、その後はそんな役者活動ではなかず飛ばず。ライアンオニールもそうなんじゃないのかな。
でも、映画のパンフレットとかポスターがその旅してる道中にサーカスみたいな、なんか出し物小屋みたいなところに行って、私はこれで遊びたいみたいな、そんな子供っぽいことも勝手にしろよみたいな感じで、お月様のモチーフのところに座って写真を撮るみたいなことに女の子はお金使うのね。
06:01
でもお父さんが一緒には撮ってくれないから、一人で撮って、お嬢ちゃん一人かいみたいなことで、もう一人でいいのとか言いながら写真撮ってもらうんだけど、多分パンフレットは2人が揃った写真になってたりするとかね。
そのペーパームーンはわりと私、心の中にずっとある作品。何回見ても面白いなって思う作品です。
ご視聴ありがとうございました。次回をお楽しみに。大阪ブックラジオ。
06:43

コメント

スクロール