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こんにちは、オッサンFMのchrisです。今日は10月13日金曜日、私がいつも毎週やってますオッサンFMの更新日ですね。
ハマちゃんの登場とアジカンの話
今週の更新はですね、10月のゲスト、ハマちゃんに来てもらった後編となっておりまして、
いろいろと面白い話聞いております。前編はね、割とアメリカの暮らしぶりの話を聞いたんですけど、後編はどっちかっていうと、
ハマちゃんにゲストに来てもらってアジカンの話をしてるんですね。アジアンカンフーチェネレーションですか。
はい、私が演奏動画を3ヶ月ぐらい毎週上げてたんですけど、ハマちゃんが実はアジカンの初期期の頃からめっちゃファンで、
なんでアジカン上げてんだみたいな話をしていてですね、そういう楽しい話をできてので、ぜひとも聞いていただければと思います。
そして昨日は昨夜、10月の12日夜、ちょっとですね、もともと予定があって参加できないかもって言ってたんですけど、なんとか都合がついて、
飛び込みでリッスンのイベント、リッスントークにZoomで参加してまいりました。
なんかポッドキャスターの方たくさんいらっしゃっててね、すごい楽しい時間を過ごさせていただきましたね。
普段声だけ聞いてたりすると、Zoomでお顔が見えたりすると、なんかちょっと不思議な感覚がありますよね。
もちろんね、お顔を知っている方ももちろんたくさんいるんですけど、もともと。
普段こう聞き慣れた、ポッドキャスターで聞き慣れた声と会話してるぞって感じなの、なんか不思議な感じなんでしょうか。
よく言えばラジオタレントと喋っている感覚ですし、なんか不思議な、こういうイベントを近藤さんの企画していただきましてありがとうございます。楽しかったです。
はい、そして声日記の方では映画の話盛り上がっていて、近藤さんの最新のやつ、10月の今日付けの更新だったかな。
違ったかな。
あ、そうそうそう、10月13日の更新で、リストントークありがとう、マッツーンからのお返事で、僕が反応した映画のね、映画大好きなマッツーンさんが再び登場して、レッスンを返すみたいなね、ことをしていただきましたね。
はい、私のトークにも、ポッドキャストにも反応いただきまして、男臭い野郎映画が好き、まさしくその通りでも何の反論もございませんね。野郎映画大好きなんですよね。
まあね、オールタイムベストパルプフィクション、ファイトクラブっていうところですし、第9地区っていうね、映画も大好きですし、なんでしょうか、バイオレンス、バイオレンス、バイオレンス、時にユーモアみたいなのが好きなんでしょうかね。
別に本人自体に、現実世界でそういうことをしたいという欲はないんですけども、好きなんですよね。でも改めて、何かどういうところが好きかって、ちゃんと話したことはないなと思ったりしましたかね。
ミッション・インポッシブルの話が出て、ミッション・インポッシブル2はちょっと、みたいなことを言ったのかな。ちょっとっていうか、経路が違うんですよね、まずね。
トム・クルーズって、直近のミッション・インポッシブルシリーズは監督をあの人に固定して、今の人に名前がパッと出てこない、もうおじさん。固定して3作、4作撮ってますけども、
もともとはその時、トム・クルーズが一緒に仕事をしたい旬の監督を声かけて撮ってるんですよね。
1作目がブライアン・デ・バルマですし、2作目はジョン・ウーっていうね、全然経路が違う監督で撮ってると。だからこそ、1作目ね、短髪、ショートヘアというか、角刈りじゃなかったか。
シュッとしたトム・クルーズが、いきなり2作目でね、ちょっとロン芸みたいになって、ドラマに出てる決めたくみたいな髪型になって、キンコツ・リュウリュウでいきなりロッククライミングしてるシーンから始まるみたいな。
で、格闘技で戦うみたいな。スパイかお前は、みたいなね、その感じで。で、3作目はね、あの人、J.J.エイブラムスか。
になって、ちょっとポップな感じになりましたけど、もともとはミッション・インポッシブル3は、実はデビッド・フィンチャーが声掛けられてたんですよね。
これ結構有名な話で、僕はね、フィンチャー版のミッション・インポッシブル見てみたいような、見てみたくないような、だいぶ回路違ったんちゃうかなって思いますけど、
デビッド・フィンチャー、あんまりこう、ああいうエンタメ映画得意じゃないような気もするんで、まあ降りてよかったのかなって気も少しはしてますけどね。
4作目で、ブレッド・バートでしたっけ。アニメのね、監督が実写映画に挑戦したりとかしていて、
ミッション・インポッシブルシリーズ、すごいやっぱね、トム・クルーズがプロデューサーを持ち止めてるだけあって、ほんと好き勝手やってる映画ですよね。
で、ミッション・インポッシブル2は、冒頭でね、トム・クルーズがロッククライミングをしてるんですよね。
で、崖から落ちそうになって、命綱もなくロッククライミングしてて、コロケ落ちそうになる。それを指一本で支えて何とか登り切る。
で、そこにやってくる司令、「実はこれ休暇中でした!」みたいなオープニングなんですけど、
前編通してみても、そのシーンが一番危なかったっていうね。まあ休暇中が一番危ないじゃんっていう、そういう映画になっているんですよね。
これがかっこいい。この透かし具合がいいとは思います。で、僕はこれ多分大学生ぐらいの時に上映されていて、
僕その時は大学の演劇サークルとか演劇部に入ってまして、その時は舞台はもう、舞台に出たのは1回生の時だけだったのかな。
1回生、2回生で出てて、あとちょっと忙しくなったんで裏方に回ってたんですけど、撮影係者なんですよね、ビデオカメラで。
で、その大学の劇団が持っているビデオカメラを使わせてもらえたんで、1個下か2個下ぐらいの後輩の子を捕まえてですね、
背が高くてシュッとした彼を捕まえて、ちょっとこのミッション・インポッシブル2の真似してみようぜって言って、
彼に黒タンクトップ着せて、サングラスかけさせて、岩山がないから普通の児童公園にある、
コンクリートで作られた、ボコボコ石が出た登るところあるじゃないですか、山みたいなやつ。
あれをカメラを傾けて崖っぽく見せて、そこをクライミングして登っていくみたいなパロディ動画を作ったのを今思い出しました。
めっちゃ懐かしいね。
音楽がね、音楽も勝手に自分たちだけで楽しむ部分なんで、使わせてもらってですね。
あれ、リンプビスケットかな、使わせていただきまして。
この話はね、実はね、超後日談があって、その時の後輩の子がですね、その後ずっと役者もやっていて、
今でもやってるのかな、劇団作ってやってるんですけど、
ジョン・ウーがですね、ついこの間、コロナの前直前だったかな、
大阪を舞台に映画撮ったらしいんですよね。
で、それに出たらしいんですよ、ちょい役なのかな、役者として出たらしくて、
監督に、実は大学生の時にそんなパロディ映画撮ったんだよね、パロディムービー撮ったんだよって話をしたっていう話を聞きました。
撮ってみるもんですね、僕は直接はお話しておりませんけども、そんなことがあったのを思い出しましたね。
映画「ファイトクラブ」の紹介
で、映画ファイトクラブ、これはオッサンFMのDiscordの方で河野さんがですね、
ファイトクラブについてオッサンFMで喋ってる回あるのかと聞いていただきまして、
改めてちゃんと、映画ファイトクラブについてちゃんと喋ったことは、実はないんですよね、好きすぎて。
原作の話とかはね、ちょっとしてますけども。
そうですね、好きすぎてあまり語れないみたいなね、好きじゃないんじゃないか、いやそんなことはないですよ、好きなんですよ。
好きなんですけど、ファイトクラブはですね、これは何がいいかっていうと、まず一つは、
これ女の子と見に行ったんじゃなかったかな、違ったかな、違うか。妻と付き合ってた時に行ったような気がするけど、ちょっと記憶がやふやですけどね。
デートで見に行ったような気がします、まず。
で、当然相手はそこまでハマってなかった。
男々しい映画ですからね、これね。
最初に見た時は、やっぱり映像センスだったり音楽だったり、金骨粒々の男たちが殴り合う回を作っていてっていうシチュエーションだったり、
ファイトクラブのね、the first rule is you do not talk about fight clubみたいな、
ルール5過剰だったりとか、物語の実話みたいな展開だったりとかが、すごくビビビッと大学生ぐらいの私に響きまして、ビビッときたんですよね、まずは。
で、映画自体は、もしかしたら知らない方もいるかもしれませんけども、物質主義というか、
要はホワイトカラー、アメリカのホワイトカラーが高級取りになって、給料たくさんもらえますと。
で、その給料何に使ってるかっていうと、IKEAでしたっけ、オンラインじゃないな。
要は高い北欧家具、北欧食器とか、そういうもので生活を飾っていく。
そういうことの空虚さに嫌気が刺した主人公みたいな、生きてる実感がない、生きてる実感が持てなくなっていて、
生きてる実感を求めていく中で、病気の方が集まる、例えば乳がん患者が集まる会とかに、
患者でもないのに潜り込んで、周りには、要は死を目の前にして、死を感じている患者さんたちが、
自分の話をしたり、感情をトロして、お互い慰め合ったりハグしたりして、支え合うっていう会ってありますよね、
カウンセリングの会みたいな、ああいうのに潜り込んで、そこには死を前にした人たちの性に対する実感があるみたいなところを感じていくんだけど、
そこに同じように健康な体なんだけど、興味本位でやってきているマーラーっていう女性がいて、
自分が行っているところに対して邪魔者が入って、自分の安息の場所が崩れていってみたいな、そういう描かれ方をするんですけど、
生きてる実感がないみたいな、何を持って生きているとするのか、性の実感を得るのかみたいなところの感覚って、
大学生ぐらいの時ってあまりないんですよね、正直。楽しいから毎日が、なんか知らんけど。僕は楽しかったです。
でもやっぱり社会人になって、前の会社とかに入って、一、新卒として入って、日々仕事に追われる日々とかが続いてくると、
あそこまでじゃないですけど、やっぱり生きる意味みたいな、何のために仕事してるんだろうなとか、
何のために金稼いでるんだろうな、みたいなことをふと思う瞬間もないわけではなかったんですよね。
その時に、ファイトクラブで行ってたのって、こういう瞬間がずっと続くことなのかなって思ったりもしてですね。
あれはだから、歳をとって、やっぱり人生経験積んでから見ると、見方がちょっと変わるなと、感じ方が変わるなと思いましたね。
大学生の時は単純に格好良さとかね、そういうところで惹かれてきましたけどね。
パルプフィクションの魅力
で、パルプフィクションですよ。パルプフィクションはもっと前、高校生ぐらいの時に見た映画で、
これはね、何だったかな、トゥルーロマンス先に見たのかな。タランティーノが脚本を書いたトゥルーロマンスか、
違うな、トゥルーロマンスだっけ、もう一個、あの辺りでね、タランティーノが監督をする前に脚本を書いたりしてるのが何本かあるんですよね。
それのレンタルビデオの最後に、いや今度パルプフィクションっていう面白い映画が俺撮ったんだよ、みたいな。
タランティーノが自分の映画の宣伝するおまけ映像みたいなのが付いてて、ほーっと思って見ました。
で、これもやっぱり高校生ぐらいの時に見ると、話が円環的になってるというか、エピソードが断片的に紹介されて、それが個々が有機的に繋がっていって、
時系列もぐちゃぐちゃなんだけど、一個の大きな物語になっていくみたいなところが、そういう話の作り方が新鮮だったっていうところとか、
あとセリフ回しですかね。やっぱり英語のニュアンスはわかんないけど、こういうシーンでこういう、突然聖書の一節を読み始めるとか、
今から追い立てをしていくギャングの二人が、ハンバーガーの呼び方について車で喋ってるとか、そういう透かし方みたいなのがかっこいいなと思って、
まずそこから入ったんですよね。で、パルフィクション、そういうところが面白いなと思って、
なんか、CDショップに行ったら、VHSのビデオが超安売りしてて、VHSのビデオって高かったんですよ。映画って確か1本1万円とか1万5千円とかしてたんじゃなかったかな。
それがね、2千円くらいで売ってたんですよね。安売りしてて、パルフィクションが。これはと思って買って、そのビデオ、VHSのビデオを何度も見ましたし、
なんならその後DVDも買ったし、ブルーレイも買ったし、何回買うねんっていうくらいね、バックトゥーザフィーチャーとパルフィクションとファイトクラブは、もう全てのメディアで毎回買ってますね。
見ない。もはや新しいメディアに関してはもう見ませんけど、配信で見れるからね。だから持っちゃってますけど。
で、パルフィクションはそのくらい何度も見ていて、あれも買ったんですね。英語のスクリプトブックというか、和訳もついている
スクリーンプレイっていう本があって、一応その英語のセリフと日本語訳が対になっていて、
オリジナルの台本を説明しつつ、下にはその英語の表現だったり、そのニュアンスが解説として書かれているっていう
スクリプトブックを買ったんですよ。これがすごい良くて、単純に翻訳とか、
イディオムというか、その表現のことだけが載っているわけじゃなくてですね、映画の面白さについて最後に1ページだけ、
大学の非常勤講師の及川さんという方が解説していて、パルフィクションの面白さ実はこういうところにもあるんだよっていうのがすごく
そうなんだって。僕はここ気がつかなかったところがあって、そこをちょっと紹介すると、
要は、単純にその話、筋立てが円環的に構成されている点とかすごく評価されているけど、
実はそういう大枠だけじゃなくて、個々のセリフの中に後に続くシーンを予兆する言葉とか文章とかがいくつも盛り込まれていて、
それがいわゆる伏線という部分ですかね、明確な伏線ではないんだけど、
フラグだったり、最近の表現だとフラグ伏線みたいなふうに繋がっているのがすごくたくさんあると。
パルプフィクションの伏線
これを一個一個見ていくのも面白いですよっていうので、
例えば最初のゴートのパンプキンっていうのが、
Catch with their pants down っていう、そのズボンを下ろすみたいな発言が、
後にあの人、ジョン・トラブルター演じるヴィンセントがですね、
家にいるときに襲撃にあってトイレに入ってるんですよね。
そのときにパンツダウンしていると、ズボンを下ろしているっていうところの予兆をしてますし、
サミュエル・エル・ジャクソン・ジュースが、その、なんでしょうか、
取り立てに行ったときに、トーウですね、
ちょっと、Fワード、I'm like a bitch 俺のことをビッチだと思ってんのかみたいな、
ビッチだと思って俺のことを犯してんのか、みたいなことを聞くんですよね、凄みを聞かして。
それってその後で、黒人のね、マフィアのボスが、
実はこう、男から侵されているみたいなシーンを予兆することの原件になっているとかですね。
あとその、さっきのヴィンセントですかね、が、
要はそのボスに殺されてしまうっていうときに、そのグリース・スポットっていう、
穴だらけになってしまうっていう心配するんだけど、その結果ボスからはやられないんだけど、
ヴィンセント自身は襲撃に遭ったときに、ブルース・ウィリスのマシンガンによって、
そのグリース・スポットになってしまうみたいなのとかですね。
そういう、個々の後のシーンに繋がるセリフとか、フラグがたくさんあるんですよっていうのを書いてあって、
そういう楽しみ方もあるのねっていうのを、このスクリプトブックで知ったという感じですね。
これね、すごいためになったというか、自分の好きな映画をより楽しめる一冊になって、
これ何年前に買ったんだろうな。何年前の本だ。
1995年の初版を僕持ってるので、30年くらい前の本ですか。
これね、非常に良い本に出会いましたね。
ちなみに、タランティーノは僕が好きすぎて、大学受験でね。
鹿児島から東京に行ったときに、受験が終わった日に、東京の書店で、
タランティーノ×タランティーノっていうね、タランティーノの辞典みたいな本を買って帰りましたね。
受験に来て、ちゃんと勉強、まだ前期だったと思うんで、ちゃんと勉強しろって話ですけども。
そんなことがあったなというのを思い出しました。
いやー、喋った。思ったより喋ってしまいましたが、ということで、
すいません、今日はですね、リッスントークの話と、まだまだ喋り足りない映画の話、
ミッション・インポッシブルⅡ ファイトクラブ パルフィクションの話をしてみました。
今日はね、お仕事を頑張ったら週末でございますので、良い一日をお過ごしください。