2023-12-29 11:04

#229『首』北野武監督

#229『首』北野武監督

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この番組は、本が好きな人たちが集まり、本から始まる様々な思い、広がりを記録してつないでいく番組です。
ちょっとその内容の前に、北野武監督の映画は結構見られますね。
好きで見てますね。なんか、久しぶりに撮ったっていう話でしたね、確か。時代劇でした。
どんな…
あれはね、本能寺の編のあの頃のお話で、
小田信長と豊臣秀吉と徳川家康、三英傑のが活躍するお話です。
あと明智光秀が、本能寺の編を企てるという、そういった内容でした。
今までと違って、なんか話が分かりやすそう…
北野監督の…
そうですね、たぶん誰でも、日本人だったら誰でも知ってるような内容ですしね。
分かりやすかったと思います。
グッドですか。
グッドは、役者さんが豪華でしたね。本当に。
北野武監督はまず主演ですね。
豊臣秀吉役でした。
明智光秀が西島秀俊さん。
小田信長が加瀬亮さんです。
豪華なメンバーでしたね。
それは見ごたえありましたよ。
北野監督らしさってどんなとこありましたか?
よく言われるのは暴力的ってことですよね。
あと説明しない。
けど今回の映画は説明してましたね。
あと暴力は暴力でした。
監督のファンは見て満足する感じですか?
満足すると思いますよ。
タイトルはクビって言うんですけど、
クビがポンポン飛ぶんですよね。
CGで。
多分そういったことだと思うんですけど、
思った以上にポンポン飛んでましたね。
クビって普通飛ばないものじゃないですか?
普通ついてますよね。
多分切っても綺麗には飛ばない。
僕もその辺は分かんないんですよ。
実際本当の刀でこう下ろしたら、
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切れるものか切れないものか分からないんだけど、
映画では綺麗に切れてたんですよね。
ちゃんと火事になったりって。
燃えて本能寺は燃えてたんですか?
燃えてましたよ。
本能寺の辺は映画の中盤だったんですよ。
最後かなと思ったら、
意外と中盤、長くらいで本能寺の辺、
やっぱりちゃんと燃えてましたよ。
豪華に豪勢に燃えてました。
そこからもう少し続くんですよね、お話が。
それはちょっと意外でしたね。
クライマックスここじゃないんだっていう。
ちょっとお話が続くんですね、それから。
登場ジェムスで一番誰が魅力的でしたか?
それはやっぱり加瀬良さんです。
和田信長役の。
多分なかなかああいう描かれ方した信長を見たことないんじゃないかなっていう、
日本人でも。
ちょっと前だと木村拓也さんがやってましたよね、
信長の絵は。
信長の絵は多分なかなか見っかけないですよね、
あの信長像っていうのは。
へー、気になりますね。
その役でも見てみると。
なんかそういう戦国時代か、
ドラマで気になる、
この人物気になる。
戦国時代じゃなくて、
歴史上の人物。
歴史上の人物気になる人ですか?
誰なんだろうね。
そうですね、気になる人物。
えーと、なかなか思い浮かばないな。
日本ですか?
外国?
外国…
なんかいるのかな、いないのかな。
けど、どんな言葉使ってたのかっていうのが気になるんですよね、その時代の。
例えば首だったら、みんな現代語ですよ、ほとんどが。
本当のあの頃ってどういった言葉使いしてたのかなっていうのが気になりますね。
えー、そうすみません、なんか人物じゃなくて。
なんか文章は残ってるけど、文章じゃないですか。
その話し言葉と書き言葉はまあ違うじゃないですか。
話し言葉がどういった本当に通じるのかな、今の人にっていうのはちょっと、
そういった時代物の映画なりドラマ見ると、
いつもその辺り感じますね、気になりますね。
なんかあの、そういう学問あるらしくて、
例えば中国語だったら、東大の中国語って今の中国語と全然違うんですよ。
それを学者が習得してて、その東大の中国語で喋ってるのがあるんですけど、
中国人それ聞いても誰もわからなくて。
日本語もなんか、
パピプペポがパピプペポって言うんですよね。
韓国の、韓国ってパピプ、破裂音みたいなやつ。
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それが日本語もそれで、それが生まれていって、パピプペポがハイヒューペポになった。
ほかなんかその和歌とかをちゃんと読むとパピプペポって言うんですよ、らしいですよね。
なんかその本で読みましたけど、江戸時代、戦国時代とか、
もうちょっと今っぽいんだけど、何とかでそういうのとか本当に言ってたんですよ。
戦う前に必ず名を名乗って、
どこどこ村のどこどこへもんで、
それやってる間に絶対刺したりとかする人もいましたよね、悪いやつが。
槍とかで。どこまで本当に。
本当に言葉が通じたのかなっていうのがあって、
当時学校ってなかったはずなんですよね、戦国時代。あったのかな。
寺小屋的な。
寺小屋ってまだ近代ですよね、始まったのって。
戦国時代にあったのかなっていう。
やっぱり方言がすごかったでしょうね、もう近代、自分たちと自分たちで。
そういった辺が気になりますね。
よくあるじゃないですか、例えば外国映画とか、
外国映画だと戦争映画で普通にドイツ兵が英語喋ってるとか、
そういった言葉って結構映画だと許されるのかなっていうのは見ててありますよね。
それ英語じゃんっていう。
私はちょっと豊臣秀吉気になってて、
豊臣秀吉手から指もなかったとか、4本とかしかなかった。
背もすごい低いし、いろんな悪い噂が多いじゃないですか。
それなのにあんな権力を手にしたっていう。
とどの腕力ではなくて悪事をやっているというか、気になりますよね。
ズル賢い。
ズル賢さを究極付けみたいな。
実際はどうなんでしょうね。
戦況誌が、その頃来てた戦況誌が、いろんな日本のことを書いた本があって、
豊臣秀吉はとんでもない奴だって書いてあるんですよ。
まっすぐ殺すし、女とかがいたし、指もないしみたいな。
でも大阪を作ったのはあの人じゃないですか。
大阪城にしろ。
豊国神社とかもたくさんあるし。
そういう意味で大阪的には影響力がめちゃ強いし、
私作ったのも。
悪人も聖人も同じだなって。
まとめとして、ギターの映画を見たことのないときに、
こういうところから入って首を見るといい?
そうですよね。
まずデビュー作のその男、凶暴につきは見た方がいいと思います。
こういう人なんだっていうのがまずあって、
それからソナチネっていう映画が一応現在最高傑作と言われてますよね。
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それもやっぱり見た方がいいですし、
あと首を見るなら最近だとアウトレイジ。
あれを見ると首がより面白く見られるんじゃないですかね。
男同士の権力争いっていうことで。
タケシの笑いとその映画の関係性ってどんな感じなんですか?
タレントとしてのタケシと、
映画監督のタケシとどう関係してるんですか?
どう関係してるんですか、僕も聞きたいですけどね。
笑いの要素もたぶん確かに映画の中に入ってきてますよ。
入るんですけど、それ面白いかつて別に面白くないというか、
そんなに別に笑えないですよね、笑いの要素って。
ただなんか端休め的に入りますよね、お笑いが。
なんかシリアスに暴力描写、
ともいきはふっと笑いの要素、
そういったところでそれが個性になってるんじゃないですか。
映像的にも綺麗ですよね、なんか綺麗ですよね。
センスがいいっていうか。
たぶん無駄なカットがないんですよね。
最近だとカットのカットというかな、
カット数が多いんですよね。
ポンポンポンって、これいらないよなっていうのもあるんだけど、
北野たけしの映画ね、たぶんそういう無駄なカットはないんじゃないですか。
首の股で。
首は面白いんでみんな見てください。
劇場で。
そうですね、劇場で見ることをお勧めします。
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