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2021-12-25 27:28

#9『お家賃ですけど』能町みね子 (ほぼ雑談)


『お家賃ですけど』能町みね子 (ほぼ雑談)

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この番組は、本が好きな人たちが集まり、本から始まるさまざまな思い、広がりを記録してつないでいく番組です。
そうですね、癖にもいろいろ、いろんなタイプの癖があると思うんですけど、
じゃあ、ちょっとその流れで、今回私紹介するのは、非常にライトなものを選んでみました。
つかつさんが、結構純文学愛が強いんで、ちょっとたまにはこういうライトなものを紹介してみようかなと思うんですけれど、
でもライトと言っても、癖はあるんですね。逆に言うと癖が強い本で、
タイトルがお家賃ですけど、作者が能町みね子さんの作品です。
この作品、簡単なあらすじを説明すると、この作者の主人公が部屋を探しています。
部屋って、誰でも住む部屋って、とっても重要で大切だと思うんですけど、それぞれ探す条件を決めたりして、
立地とか間取りとかすると思うんですけど、金田さんって部屋探しとかされたことありますか?
まったくないですね。僕は実家暮らしなんで。 自分の部屋って結構重要ですよね。
配置とか家具の配置とか。 そう思います。
主人公も、結構この部屋をどういう部屋が住みたいっていうのがこだわっていて、いろいろ悩みながら探すんですけど、
ある時偶然、歓楽坂っていう町で、東京で丸の内線の丸い円の中の真ん中にあるぐらいな都心なんですけど、古い街並みが残るような下町な、結構独特な町なんですけど、そこで偶然この主人公の理想的な物件を見つけて出会うんです。
それがとっても古い木造2階建ての共同の玄関で風呂なしで隣の部屋の音が聞こえるような、そんな部屋なんです。
大阪も結構そういう古いアパートとかって残ってますよね。
そうですね。
たぶん、かるとさんはあまりイメージが、玄関が共同で下駄箱がもうそのアパートにみんな住んでる人が同じような下駄箱がスラッと並んでそこに靴を入れていくみたいな。
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昔はそういうアパートたくさんあったんですけど、やっぱりそういう建物も古くなってどんどん取り壊されて珍しいんです。
主人公は偶然その部屋を見つけて、もうこれだ、もう完璧だと言って、もうすぐにその部屋に契約してそこに住むことになります。
主人公はそのアパートのことを大谷さんの名前を取って、カズコソウって勝手に呼んでます。
1年ぐらい住むんですけど、いろいろ仕事の都合とかがあって、そこのアパートから出て、また別の杉並区ってちょっと郊外のよくある家事のアパートに引っ越してしまいます。
その後、1年と9ヶ月経って、杉並のアパートの湿気とかが多くて悩んでいて、引っ越し先をまた探すんですけど、
なんと、またその以前住んでいたカズコソウの隣の部屋の、そのカズコソウ2階に何部屋かあるんですけど、
以前住んでいた部屋の隣の部屋が空いてるってことを知って、また再度そのカズコソウの部屋に住むことになります。
しかもその最初に住んでいた頃は、もう見た目も完全に男性だったんですけど、
今度新しくそのカズコソウに戻ってきた時には、主人公は見た目も仕草も女性として戻ってくるんです。
生活のその中でカズコソウでの生活とか、自分の生活のドラマとかいろんなことが起きて、
昼間はOLとして働いて、夜はデザイナーのアルバイトを掛け持ちしたり、そのアルバイト先が潰れて泣いたり、
あとは自分のおばあちゃんが亡くなって生きるとか死ぬとかについて自問自答したり、原因不明の体調不良で救急車で運ばれたりとかって、
そのカズコソウの中でいろんなドラマが起きるんですけど、さっきあの癖があるって言いましたけど、
これ小説って形よりも辞伝形式で、主人公は作者本人の話なんですけど、
語り口調で小説読み慣れてる人からすると、作者に近くに寄って同じ雰囲気で話を聞くような感じで読まないと、なかなかちょっと取っ付きにくいところがあるんですけど、
一旦作者に波長を合わせて、その語り口調を聞く友達みたいな感覚で読むと、
作者の独り言みたいな形で、カズコソウの部屋の中でいろんな出来事を、私はこうだったとか、なんでこんなことになるんだろうとか、
たまに冗談、たまにというかしょっちゅう冗談を言ってみたり、自虐で面白いことを言ってみたりとか、独り語りみたいな文章なんですけど、
完全にその目線まで降りて、うんうんそうだよね、みたいな感じで聞いて読むと、すごく作者、主人公の友達になったみたいで、想像して面白い本でした。
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抱えている冗談が多くて、ふざけた感じの文体なんですけど、想像すると、この作者はちょうど男性から女性に、このカズコソウに住んでいるときに、
手術をして完全に女性になったりするわけです。そういうことは深いところは書いてないんですね。
多分書くようなことではないのかもしれないんですけど、違う本でまたそういうの出てるんですけど、
でもなんかそういうことを想像しながら、その生活の様子をこの本の中で知ると、
なぜボロボロの部屋をこの作者は求めていたのかとか、何か一からやり直したいような気持ちがあったのかしらとか、
男性から女性に変わるって、どんな気持ちで、どれほどの体に負担とか、景色の見え方とか、
カズコソウの中での野町さんの実際の姿を想像すると、楽しい本でした。そんな感じです。
ありがとうございます。
それはもう、著者の方が、本当に性的募集と言いますか、指定したというのも本当に。
事実というかね、本当に辞伝みたいな感じですね。
細かいところは多少変えたりとかしてると思うんですけど、本人は男性として生きてきて、
ちょうど20代半ばぐらいの頃なんですけど、一旦出てからもう完全にお化粧したり、見た目を女性化していって、
実際に東南アジアの方に手術をして、また戻ってくるんですけど、
何かそこまで劇的なことだと、なかなか我々普通に男性として生きてきて、
想像するにも劇的すぎて難しいんですけど、でも、
周りの人に対する影響も、特にこの大谷さんとかは、古いアパートで顔を合わせたりしていて、
また来た時に、いろいろ自分はこれこれこうあって、女性になったんですみたいな説明をして、
この大谷さん、数子さんというおばあちゃん、80何歳のおばあちゃんが驚きつつも、
理解を示して、ああそういうことありますよねとか言って、たわいもない雑談とかをするんですけど、
そういうのもよくその場面を実際にあったこととして想像すると、何かすごいドラマだなと思って。
そのまた古い木造アパートに戻ってきた時と、それ以前との時間の流れみたいなものが、僕は聞いてて面白いなと思って。
その間のことって結構書かれてたりするんですか?小説の中で。
僕は違うアパートに住んでいたので、ほとんど書かれていないです。
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メインはこの数子層で住んでいる時のことになってて、だからその1年9ヶ月間のことは本当に1ページぐらいでもパッと変わって。
時間の流れが結構1ページ弱で、時間が1年後に飛ぶっていう感覚が僕は面白いなと思って。
さっき紹介させて、ちょこっと紹介させていただいた、ついのすみまで作品も、これ背拍子にもあるんですけど、
妻はそれきり11年間口を聞かなかったっていうのが書いてあって、これは主人公が妻が話しているその場面があって、
そこからページをめくると、めくった時にこの一文が書かれてあるんですね。
妻はそれきり11年口を聞かなかったっていう、その11年の厚みと言いますか、時間が11年間ぴゅって飛ぶ感じが面白くて。
今話聞いてて、1年を1ページで書いたり、あるいは古い木造アパートのことを、その時のエピソードとか実際にあったことを長い時間をかけて描写してみたり、
小説の行われる時間の書かれ方みたいなものに結構興味があって。
そういう時間の書き方って小説ってとっても自由ですよね。
なんか行ったり来たりしてみたりもできるし、わざとなんかわからなくして過去のこととか、
時間軸をわからないように濁して面白みを出させたりとかってこともありますよね。
本当に2、3日間の出来事を長い一冊にしている場合もあれば、もう何十年やっているようなこのことを一冊の本にしたいっていうのもあるし、なんか面白いですよね、そういうのも。
この性的語収束は、うすいさんの話を聞いて結構急だった。
急な話題転換が、僕は結構面白かったです。
この本ではテーマはきっとそこじゃないよってことなんでしょうけど、
でもこの方の他の本とか見ても、テーマに沿って、お釜ですけどOLをやってますっていう本も出ていて、
この方はそれで結構有名になったんですけど、ちょうどこの数こそでOLをしながらデザイナーのアルバイトをしてみたいな感じで話が出るんですけど、
OLでどんな生活をしているのかっていうことは全く書いてなくて、
逆に夜のアルバイト先での社長とのやり取りとか、仕事の内容とかそういうのは書かれているんですけど、
OLでどんなことをしているのか全く書かれてないんです。
また別の本では完全に自分がお釜なのに女性社員として見られて、女性たちとお昼ご飯を食べてこんな苦労をしてとか、
どうやってトイレに行ってみたいな、そんなことが話のテーマになっている、
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お釜ですけどOLをやってますっていう本も出てて、
このお家賃ですけどっていう本と同じ時間軸だから、
両方読むとよりこの作者と友達になったような感覚になれて結構面白いですね。
この方すごい多彩な方で、基本的にこういうちょっと俗っぽいような方、
陸上でテレビとかのコメンテーターをやったり、
相撲が大好きで相撲の解説とかにアベマTVとかに出たりとか、
なんか多彩でいろんなことやってるから、
なんかどんな人かちょっとわかりにくいんですけど、
なんかこういう本とかで読むと、その多面的なこの人の一面がよく知れて、
テレビではあんなキャラを演じているのに、
実際はこういう面もあるんだとか、
なんかいろんなことが知れて面白いですね。
なんか完全な小説家ってなると、
作者よりもその作品の方がやっぱりメインになるじゃないですか。
でもこういうこの人も、なんかいろんな活動されている方って、
そういう作品一つ一つってよりもなんか全体感を通して、
こういう作者の人となりが一つずつわかってきて、
よりその一部分だけを出しているような本を読んでも、
なんかすごく深く楽しめるみたいなところがあって、
そういう楽しみ方も本を読む楽しみかなと思って。
そうですね。
こういうライトなエンタメっぽい本は、
特にそういうところが強いのかなと思って、
なんかきっと純文学とはまた全く違うような、
読書の在り方なのかもしれないですけど、
そういうのもきっと本の読む楽しみの一つなのかなと思ったり。
津勝さんと結構いつも純文学の話を強くしているから、
なんか本って面白いなと思って、いろんなタイプの本があるから、
最近また強く感じているところ。
菅さんもまたなんかいろんな本をこれから紹介していただけたらと思うんですけど。
本って本当に無限のようにあるから、
たまになんか飛び道具的な、こんなの誰も紹介しないだろう、
みたいなのが来たら面白いなと思うんですけど。
普段はジャンルはどういう、やっぱり純文学系が多いんですか、読まれるのは。
結構ね、僕、津勝さんと読む幅がめちゃくちゃ近くて、
それこそ純文学。
そうです、現代の純文学とか僕は結構読んでいて、
それこそ最近だと芥川市長の候補がもう選ばれたじゃないですか。
それで津勝さんもYouTubeで、直木賞もそうなんですけど、
前作を読んで。
予想をするとかやってますよね。
予想。
受賞を予想するっていう。
予想するっていう。
僕もやってみようかなと思って。
でも大量ですよね。
大量です。
直木賞は。
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予想とか分厚い本ありますよね。
そうですね。
そういうのも結構勉強にもなるし、いいかなと思って読んでます。
時代が分かりますよね。
そうですね、特に芥川。
芥川賞全集っていうのが出てて、
それには審査員たちの討論とかも載ってるんで、
それ読むと結構、例えば10年前のを読むと、
10年前はこんなことを議論されてたんだなとか、
こういう話題があったからこういう作品がたくさん出たんだなとか、
時代が分かるからその評論を読むのも面白いですよね。
図書館にありますよね。芥川賞全集っていうのが。
私は意外と時代を追ってなくて、時代についていけなくなって、
年取るとそうなるのかなとか思ったりとかあるんですけど、
最近の本とか読めば今の時代が分かるのかなとかって思いはするけれど、なかなか。
去年の受賞作のおしむゆなんか、まさにその大評価といった。
そうですよね、言葉もそうですよね。
おしゅごおしゅっていう、もう時代にもぴったりはまったし、
僕が推してたのは、その時の候補作の中で言えば、
森しろゆうすけさんという方の食べする連中という本だったんですけど、
おしむゆもその時代にあったいい作品なのかなって思いますし、
うずいさんも読まれました?
まだです。
あれとか、あとは次の隅がなんかも、結構そういう社会問題を扱った作品として、
普遍的な話題を扱った作品が受賞するのかなって思います。
なんか本当その時代時代って変わるから、今だぞコロナとかって、
やっぱりその作品の中にどうしても何となくでも出てくるんでしょうね。
こういうなんか世界の状況みたいなものが。
これを100年後とか200年後とか読んで、その読んだ人はどう思うのかっていうのも気になりますよね。
そうですよね。なんかそのサイクルがあって、同じような時代もきっとあってね。
またなんかそういう時代が、今回はペストとかって世界流行したような、
そういうのもなんか改めて今の時代と合致してて読まれたりとか、
なんか日本沈没とかパニック小説みたいなのが結構サイブレイクとかしてましたよね。
なんか予言をしていたみたいな、繰り返しなのかわからないですけど。
金田さんぐらいの世代だと推しって言葉ってもう日常で出てくるんですか?
僕も使います結構。僕も使うし、周りも使うし。
どういう使い方ですか?推しっていうのは。
推しが尊いみたいな。その使い方をしますね。
最近逆にも推しって言葉は逆に古くなったんじゃないかなって思うぐらい、
もうその使われる言葉で。最近は逆に使わないんじゃないかなと思うんですけど。
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それでもそういう流行の言葉とかって、本人が好きかどうかは別として、
みんなが使ってるから自分も使わなきゃっていう。
無意識というか、みんなが使ってるから僕も使わなきゃっていう焦りみたいなものがあって、
使ってる部分も多少あるんですけど、何か時代に乗り遅れたらダメだろうなみたいな焦りみたいなものがあって。
そうやってきっと広まって、伝播していって流行るんでしょうね。
そうですね。
私はさすがに推しはなかなか使えないですね。でも使いたいですね。
言葉としていいですもんね。尊いってもいいですよね。
そうですよね。
言葉好きだから。尊いとかってよくツイッターとかで見ると、
どこで尊いって言ったらいいんだろうとかって思ったりとか。
あと最近よく丸々しか勝たんとかって言いません?
ありますね。
あれもいまいち私はどういう時に使うのが適切、使われてるのが適切なんだろうって、
未だに理解できてなくて、あれは一番もともなしい使い方としては、
どういう感じなんですか?丸々しか勝たんっていうのは。
いやー、でもそのままなんじゃないですか。
僕の場合だと、磯崎健一郎氏が勝たんみたいな感じですかね。
この作家が一番好きみたいな、そういう使用法なんじゃないかなって思うんですけど。
僕は勝たんは使わないんですよね。
もっと下の世代ですか?勝たん。
そうだと思いますね、多分。
そういう言葉も面白いですよね。
面白いですね。
でも僕も10年後とか20年後になって、
多分そういう流れに乗れなくなってくる時が来るんじゃないかなって、
ちょっと焦りみたいなものもあるんですけど。
焦りますか。
焦りますけど。
自分が若者だっていうことが結構僕は嬉しいというか、
嬉しくて生きているという時間が結構あって、
同年代の子だと自分の若さみたいなものを実感している方って少ないと思うんですけど、
実感というか、あと10年で30歳だとか思ったり、
あと20年で40歳だとか思ったりすると、結構焦りみたいなものがあって、
そういう焦りみたいなものがありますかね。
私そういうのあったかな。
もうちょっと遠い昔すぎて忘れて、
でも今のその次世代とかそういう話で、
私今日紹介したの大町美音子さんと同世代で、
これ特に小説じゃないから、この人が街を歩いて、
こういう街の中で見た流行りものとかいろんなニュースとかが、
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ちょうど自分のこの人と同じ年代で、
同じ街ではないけど同じ体感してたから、
余計共感するところがあるのかもしれない。
こういうライトな本って特にそういう時代がもろんでてるんで、
そういう、なんだろう、そういうのもあるんだろうな。
同じ時代だとか、あったあった、そういうことあったなみたいな。
なんかでも不思議ですよね、そういうの。
そうですね。僕もなんかでも、僕はまだ何かこう、
ずっと10代でいたりとか、ずっと20歳なんですけども、
ずっと10代でずっとこの若者と一緒に話していたみたいな思いがあって、
もっと深刻な問題を話すとすれば、死にたくないんですよ。
死にたくなって、死ぬのがすごい怖くて、
そうなるとやっぱり自分が1歳、2歳と年齢を減るのが怖い。
やっぱり時間と死って近いですもんね。
時間を考えれば考えるほど、もう死があるし、
なんか死んだら時間を超えられるような感じも、変な言い方だけどありますよね。
こういう話が長くなるけど、
私なんか人と話すときに、死んだらどうなると思うみたいな話結構好きで、
やっぱりそういう想像するじゃないですか。
死んだらどうなるんだろうって、すごく子供の頃からずっと考えてて、
でもそれってどんな本を読んでも、臨死体験とかの本はあるけど、答え出ない。
死んだ人って誰も語ってくれる人いないから、
本を読んで死んだ人の話を載ってる本ってないから、
だからそれすごい興味があって、
死んだら死後の世界じゃないけど、死んだらどうなるってすごい興味がありますね、ずっと。
それ話し出したら1時間ぐらい寝るんですよ。
いつかそのテーマで話したいですよね。
そうです。
私結構死にそうになったこととかあって、
大病とかしたり、バイクで事故ったりとか、
それでいろいろ死んだらどうなるのかって、いろいろ興味すごいあるんですよね。
興味っていうのはあれですか、
ワクワクと言いますか、
怖くはないんですか、死ぬのは。
もちろん痛いとかそういうのは怖いんですけど、
何回か死にそうになると、
タイミング悪かったり、偶然ですぐコロッと死ぬなっていうのは実感としてすごいあって、
じゃあ実際その時が来たらどうやって死ぬんだろうみたいなのが、
興味、ワクワクっていうか興味がありますね。
結構そういうのを書いた本とか、
大昔江戸時代かな、
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死にそうな人を普通に部屋に寝かせて、
その場合何人かで、
死んでいく弱っていく人に、
いちいち今どういう状況だとか、
ずっと記録して、
死を明らかにしようとした本とかあったりとかして、
あとは病気で死にそうな人の書いた本とか、
いろんな本とか読んでみて、
ますます興味が湧いてるって感じがありますよね。
死ぬ人を前にして、
今どういう状況だって聞くのも失礼、
最低な行為だなって思うんですけど、
そういう興味は確かに僕もわからなくもないなって思います。
それはきっと本人もそういうのを記録してくれみたいな、
たぶんそういう専門だったのかわからないですけど、
私一回入院してて、
死にそうな人がばっかり入院してるような病院にいたことがあって、
駒込病院で、
そこで院内歩いてても、
顔色とかも、
あと痩せ具合とかでもう分かるんですよ、
もう死ぬなって人、明らかに。
でもそういう人も別に聞かせる感じなくて、
なんか外見たり、
人と患者同士話したりとかしてて、
本人も死ぬってわかってるなみたいなとか、
なんかね、結構そういう人たちも見て、
興味ありましたね。
まだ始まったばっかりなんで、
もう大丈夫か大丈夫じゃないかっていうよりも、
とにかく回をたくさん重ねて、
で、金田さんもきっと今回の録音したのを聞くと、
やっぱり、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
みたいなのを録音したのを聞くと、
あ、ここはこうだから、
次はこうしようとかっていろいろどんどん出てくるじゃないですか。
はい。
そうやって、
何回かやっていくうちに、
それぞれの形ができてくればいいかなと思って、
多分大丈夫か大丈夫かで言うと、
今のところ全部大丈夫じゃない。
津勝さんはね、ベテランだからだけど、
今のところはね、やっぱりみんな、
まだこう、分かってないっていうか、
私もですけど、
何が適切なのか何が面白いかとか、
全然分かってない状態でやってますけど、
はい。
とにかく回数を多くやるのがいいかなと思ってます。
はい。
はい。
それでそれぞれがこなれてくればいいかなと思って、
こなれるのがいいのかどうかっていうのもありますけど、
だから金田さんも今回できたのを自分で聞いてみて、
次の2作目をまたさらに自分なりで紹介した形で話してくだされば。
分かりました。
一歩進んで、
ありがとうございます。
二歩下がるじゃないけど、
少しずつ、
27:01
ありがとうございました。
ありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ありがとうございました。さようなら。
ありがとうございます。
ご視聴ありがとうございました。
次回をお楽しみに。
大阪ブックラジオ。
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