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大阪Bookラジオ
そうですね、タイトルは『かがみの孤城』という、最近映画化された作品で辻村水木さんの作品だったと思うんですけれども、
私は、天ヶ崎の小林書店だったかな?
大事なことは天の本屋さんで全部知ったみたいな、そういう本があったと思うんです。
その本に惹かれて、そういう本が出ているというのを知って、
で、父が興味があるっていうので、たまたま父の仕事の関係先の近くに行ったので、
たまたま父と一緒に寄った時に、あんまり本をたくさん置いてあるような本屋さんでもない、かなり小さい本屋さんなんで、
その中で新作って当時、新作で文庫本を置いてあるのがほんと少なくて、その中の一つだったみたいな感じですね。
で、昔私辻村さんの作品、結構辛い高校生活を送ってたっていうのもあって、
辻村さんの作品めっちゃ暗いんですけど、そんなに入ってくるようなところがあって、
そういう意味では、あ、辻村さんの新作出たんや、みたいな感じで買った覚えがありますね。
そうですね、私もだいぶ前に読んだのであれなんですけれども、
なんというか、突然家の鏡が光り出して、みたいな感じで、その異界に繋がるみたいな感じなんですよね。
ただ、その鏡の先には自分と同年代の中学生が集まってるみたいな感じのところで、
そこから先は結構ネタバレになっちゃうんで、あれなんですけれども、
どういう設定やったかなー、いや、なんか設定があって、なんか、ごめんなさい、ちょっと思い出せない。
学校に馴染めない子供たちは結構うまく描いてあるなーっていう風な感じのイメージですね。
学校ってある意味で言うと、普通の一般の社会から隔離された存在というか、
ある意味ではちょっと異質な世界で溶け込めないのも、私はなんていうか、半分当たり前だと思ってるんですけれども、
でも子供たちにとってはね、そこが世界の全てみたいな感じのところがあって、
そういったところの難しさと言いますかね、そういうのはすごくうまいこと描いてあるなーっていう風に思いますね。
弱者の立場とか、そういうのを寄り添うような感じで描かれてる作品。
寄り添うというよりかは、そうですね、もっと現実寄りなのかな。
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本当につらいところを隠さずに描いてるかなーっていう風には思いますかね。
デビュー作、つめたい校舎の時よどもれと、そのデビュー作から私入ってるんですけど、
その作品も同じような感じで、その作品の方がもっと暗いんで、割と得意好みする感じではあると思うんですよね。
私の母なんかは鏡の工場もちょっと暗すぎてしんどいわーみたいな感じで言ってましたね。
学生とかは今の学校に対して、今の生活に対して、ちょっとみたいな気持ちになってる子には結構おすすめ。
逆効果もあるかもしれないって感じですかね。
そうですね。おすすめというか、本当に人に寄りきりだと思うんで、合う合わないあってもいいとは思う感じですね。
あの設定ですごい飲んでみたくなりましたね。その鏡の展開。
そうですね。
過去の自分ではないんですかね。
過去の自分ではないんですよ。あまり言っちゃうとネタバレになっちゃうんですけど、
同世代の子たちがお城みたいなところで集まって、自由に過ごしてもいいよみたいな感じで場所が提供されるんですよね。
その中でやっぱり人間関係様々があって、最終的にその空間がなぜ存在するのか、
どうしてそういう空間が用意されたのかみたいなところが、結構辻村さんはそのなぜっていう最後の設定に関してはやっぱり設定は上手いんで、
最初一旦これで終わりかなって思っても本当はねみたいな話が最後にちょっと当てついてるみたいな感じのとか、
そんな感じの設定の上手さはあるかなと思いますね。
何十人もというか真の意味みたいな感じですかね。その不思議な空間が存在しているっていうところですね。
普段の生活でそういう感じたことってありますか?
普段の生活でその人間関係のご縁というかそういうことですか。
それは私しょっちゅうありますね。しょっちゅうですね。
シンクロみたいな。
シンクロもありますし、この人と本当に出会うべきタイミングで出会ったなみたいな。
なんかよくあるタイプの人。
逆にまあなんというか、よくないというか、あまり人間関係に恵まれないことも結構今までかなりあったかなというふうに思いますかね。
それぞれ縁というかあれだとは思いますけれども。