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2022-11-19 06:06

#57『さかなのこ』 監督・脚本 沖田修一

#57『さかなのこ』 監督・脚本 沖田修一

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おおさかBookラジオ
えっと、『さかなのこ』っていう映画を見ました。
えっと、テレビによく出ている、おさかなくんの自助伝の本を元に送られた映画で、
えっと、農年れなちゃん、今は農って名前なんですけど、
女の子が主演を、おさかなくん役をやっている映画です。
えっと、なんかまず最初に一番初めのシーンで、
男か女なんて関係ない、男か女かなんて関係ない字がバーンって出て、
なんか農年れなちゃんっていう女の子がおさかなくんの役をやるから、
一番初めになんかその文字が出て、あ、なるほどねって思いました。
男か女かっていうのは関係ないと思って見てくださいよ、みたいな感じが。
えっと、主人公はすごいお魚が好きで、魚にしか興味を示せないんですよ。
学校の授業とかも興味ないし、授業中とか多分ずっと絵を描いているような子で、
しかもタコとか魚とか図形描いてばっかりで、魚のこと以外は興味ないみたいな感じで。
海とか遊びに行ってタコ捕まえたら、そのタコをお風呂で、自分家のお風呂で飼いたいとか言い出すんですよ。
そこがなんかもう突出してて面白かったなって思いました。
そうですね、もうこういう人がいてっていう体で見てほしいんだと思いますね。
なんか出てる役としては可愛らしい女の子がやってるけど、中身はお魚君みたいな。
もう性別は関係なく見てよって感じでした。
ずっと見てると、確かに男でも女でもどっちでもいいなってなってきますね。
男か女かとか気にならなくなってきますね。
なんかいつものレナちゃんやと、女の子やな、可愛いな、綺麗やなの女優さんなんですけど、
その魚君の時だけは髪の毛ボサボサって伸ばしてて、喋り方もお魚君なんで。
ギョギョギョとか?
そんな感じ。
普段はギョギョギョとか言ってない子なんですけど。
そうなんですね。
そうですね。テレビ出てる間だけ、カメラ回ってる間だけそういう喋り方っぽいですね。
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映画見てるとどうも、たぶん。
本当のお魚君はどうかは知らないですけど。
テレビとかでしか知らない魚君じゃない面も映画の中では描かれてますか?
そうですね。
アパートで一人暮らしして、アルバイトいろいろやったりするんですけど、
水族館のアルバイトとかお寿司屋さんのアルバイトとか全然続かなかったり、
下手しい首になったりとかそういうシーンが結構ありました。
その魚に興味を持つきっかけというのは?
どうやったかな。
水族館でタコに見とれてるシーンから始まって、魚との触れ合いに関しては。
何でしょうね。
それで魚の図鑑に興味を持つかなって図鑑渡されて、
その図鑑から魚オタクになっていくみたいな流れだった気がしますね。
もともと好きだったのかよくわかんないです。
あれはだいぶ人を選ぶ映画なんで、
生き物とか興味持てない人やったらたぶん3分で寝ちゃうかもしれないんで、
すごい人を選ぶ映画だとは思いましたけど。
生き物が好きだったり、お魚君のファンだったりとかしたら続く。
ちゃんと見れると思いますけど。
高校時代に仲良かったのが意外と不良たちなんですよ。
お魚君というか映画の中の魚の。
不良が魚の子に、主人公に影響されてお寿司屋さんになって、
寿司屋で修行したんだ俺って言って寿司屋開いて、
その寿司屋の壁に主人公に魚の絵描いてよって頼んだりとかしてました。
その意外なつながりとか展開が面白かったです。
普通の子じゃないから、生きづらそうっていうか。
なかなか普通の職つけないし、
普通の人が望むようなことができないっていうのがあって、
親も本人も結構苦労してそうでした。
でもこんな生き方もあるよとか、こういう人もいていいじゃんみたいな。
そんな感じのまとめ方だったなって思いました。
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