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おおさかBookラジオ
僕のおすすめの映画は、デビッド・クローネンバーグという監督の
『裸のランチ』という映画なんですけど、もともと原作は
ウィリアム・バローズっていうアメリカの60年代くらいの
ビートニック文化っていう文化がありまして、その文化の走りとなったという
すごい有名な作家さんの原作、『裸のランチ』っていうのを
映画化したものなんですけど、あんまりその原作に忠実に
映画化してるっていうわけじゃなくて、結構自由にデビッド・クローネンバーグ
っていう監督が映画化してるんですけど、とにかく気持ち悪くて
なんかエグくて、まか不思議、汽笛列の世界観で、すごい
なんていうか、何を見せられてるんや、みたいな
なんなんだこの映像と、よくわからないストーリーはって感じなんですけど
初めて僕が見たのは多分20歳とか21歳に大学生くらいだったと思うんですけど
衝撃を受けて、なんなんだこの映画はと思って
最初はなんかあんまり、なんでこの映画がそんなに自分の中で
面白いなと思ったのかって、心に残ってるのかなっていうのが
あんまりわからなかったんですけど、何年かごとに2回目、3回目
2年経って2回目とか、3年経って3回目とか4回目とか見てるうちに
どんどんやっぱりすごい、僕の好きなものに寄せ集めっていうか
すごい、好きなものでできてる、構成されてる映画なんだなってことがわかってきて
今でもすごい好きなんですけど、とにかくグロかったりとか
ヘンテコだったりとか、子供の頃に僕
不思議の国のアリスのディズニーのアニメ作品が好きだったんですけど
すごい何回も、ずっと家にビデオがあったから
ビデオテープ撮ることすり切れるほどずっと見てまして
ほんまに何回、何十回、何百回ぐらい見たんですけど
その裸のランチは大人版の不思議の国のアリスみたいな感じで
奇名をきてる妻か不思議な感じの物語で
見てるうちに自分もどんどん意味わからなくなってきて
ラリってくるような感じのお話なんですけど
でもいつも人におすすめを
裸のランチっていうのは良かったら一回見てみてっておすすめするんですけど
何人にもおすすめしたんですけど
一回も面白かったとは、まだ帰ってきてないんですよ
なんかすごい映画でしたってよくみんな
なんかそんな感じで
でもなんか一人だけ
裸のランチ、僕今まで生きてきた中で一人だけ
裸のランチ俺も好きって言ってくれた人がおって
それがその今一緒に横で店でやってる
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あの人だけ唯一
俺も裸のランチ好きって言ってくれた人がいて
逆に見たくなりますね
なんかそこまで単純にストーリーがいいとか面白いとか
そういうんじゃなくて形容しがたいものがある
強烈で不条理
ほとんどの人が多分見ても分からない
何これ、何やったん結局とか
どういうオチとかどういうストーリーやったんとか
分からないと思うんですけど
刺さる人には多分刺さると思います
僕はとっても心の底から大好きな映画で
全然有名な人が出てるとかでもないんですけど
いつもなんかもうね
初っ端開始して映画始まって
1分ぐらいですごいゴキブリいっぱい出てきたりとか
とかなんかそのぐちゃぐちゃの死体みたいなのが
途中で出てきたり
なんかエグかったりグロかったり
気持ち悪かったりするんですけど
それがね、なんかやみつきになるんですよ
ドラッグムービーみたいな感じ
本当にそうです、本当にそうです、ドラッグムービー
本当に題材がそうなんです
ドラッグのラリってる状態の
もうなんか意味わからん
ドラッギーな状態
もう現実と空想の狭間がなくなって
なんかどんどんわけわからんことになっていく
みたいなことが題材の映画なんですけど
だからドラッギーな
不思議の国のアレですね
まさにそんな映画だと思うんですけど
わけわからんって
みんな登場人物の何言ってるか全然
会話になってへんししりめってるやつなんで
みんなでなんかうわーってなってる
ドラッギー、ドラッギー
ぜひ機会があれば
ご覧くださいませ
ありがとうございます
ありがとうございました
次回をお楽しみに
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