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おおさかBookラジオ
亡くなる2年前くらいから、急にプリンスブームに来て、
それまでは全然なんか、まあ気になりはするんですけど、
そんなにこう、遡って聴いてみようとかってなかったんです。
でもその亡くなる2年前くらいから、急に興味が上がって、
全部、まあ似たように聞こえるんです。
なんとなく、全然まあ違うんですけど似てて、
でもなんかそれが、プリンスの音楽って聞いてると、
神の啓示をいただいてるような、
それは何なのかなと思ったら、
歌詞とか、そのアルバムのコンセプトとかじゃなくて、
プリンスって、曲の中での、
もうグッと溜める場所とか、ファッと力抜くとか、
あと演奏でも、そういう瞬間、瞬間、瞬間芸みたいな、
気持ちよさを追求して、
で、そういう音楽の神様みたいなものの、
なんかそういう言葉ではなく、
そういうなんか、それをプリンスが代弁してくれて、
神の音楽的なそういう気持ちよさを、
それを受け取るみたいな、
それでも大好きになっちゃって、
例えばパープルレインって、
気持ち悪いじゃないですか、一見。
素人がパッと見たら、紫だし。
でもよく考えたら、プリンスは黒人で、
ブラックでもホワイトでもない、
もう紫。
あの人カッコよくはないじゃないですか。
背も低いし、だけど、
あれを聞いてると、とにかくみんな美しいんだ。
みんなカッコいいんだって。
でも黒人でも白人でもない。
そういうのを受けて、
ギターとかも、
プリンス音楽基本的にファンズとか黒人の、
リズムと合いの手みたいな、
ファンクみたいなものをコンティニューしつつ、
メロディーを入れるじゃないですか、
ロックっぽいのとか。
あんまり黒人ってそういう、
なかなかそういう、
白人的な、
構築したようなメロディーとかっていうよりも、
ダンス、踊り、ノリみたいなものを、
プリンスはそれを融合してて、
でも黒人でも白人の音楽でも、
何系でもないみたいな、
そういうところもカッコいいなと思って、
取り入れて、
もう説明しようがないんですよね、
そういう間とか、
この一瞬のなんか、
即興なんですよね。
即興でやってるけれど、
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でもパッケージの中には、
そういう即興の部分を全部込めて、
出してるみたいな、
気持ちよさを。
あれは絶対に真似も、
真似ができたとしても、
オリジナルだし、
プリンスカッコいいなと思ったら、
突然なくなられてしまって、
ものすごいショックで、
なんか病気とかだったら、
急になってくるけど、
急になったんで、
でもそれもなんか、
なくなり方もパッと、
らしいといえば、
でも本当にね、
私は神様を感じますね、
あの人の音楽を聴いてると。
なんかその、
神とかって分かんないけど、
例えばイスラム教とかも、
マフォーメットは、
それをなんか形状してやると。
分かんない音楽のノリとか、
でもみんなに伝える、
予言者じゃないか、
マフォーメット、
伝える何だっけな、
なんとかしちゃって。
自分から出てるものも
多分あるんでしょうけど、
それになんかもっと超越した
何かみたいなのをコネクトしてて、
そのプリンスを介して、
一般の人に。
もうそれを感じますね、
音楽聴いてて。
本当絶妙なんですよ、もう。
テンポとかもなんか、
遅れるんですよ。
それが、
普通だったら遅れたな、だけど、
なんか忽然的に遅れたな、みたいな。
あれはね、
プリンスがやると全部そうなっちゃうんでしょうね。
全てが、
天才的な、なんかその、
あれはもうね、
かっこいい。
真似できない。
真似できない。
スーパーボールの、
スーパーボールの、
パフォーマンスあったじゃないですか、
パープルレインの。
あれ、多分録音多いんですよ。
多分。
でもギターはちゃんとやってたのかな。
でもあの会場で
ああいう感じだから。
だけど、
もし録音だとしても、
なんか、
すごいすごい。
やっぱりね、すごい。
マイケル・ジャクソンもそうですよね。
あれ全部多分、
全部音出し、
音ほとんどパラオケみたいな。
だけど、なんかその、
自分の動きで急に現れるとか、
それだけで魅了するっていう。
そうです。
すごいなと思って。
音は多分問題にならない。
オケだろう。
ライブの。
なんでしょうね。