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おおさかBookラジオ
スワンソングっていう映画が、最近見てすごいよかった。
どんな映画かって言うたら、
老人ホームに住んでるおじいちゃんがいてるんですけど、
もともとは、伝説のヘアドレッサーっていう人で、
今でいうヘアメイクアーティストで、
ある大金持ちのおばあさんから依頼が来るんですけども、
衣装に、最後は、その方に、
全部、真似化粧してもらいたいっていう、
遺言を残してたんですよ。
それで、その関係者の方が、
直接来られて、
どうしても、あなたに、
ヘアメイク最後やってほしい。
でもそのおじいちゃんも、もう何十年もやってないから、
最初はなんか、どうしようかな、みたいになってるけど、
その、ずっと昔通っててくれてた人で、
分かりました。やりましょうって言って、
その人の家に行って、やるっていう話です。
あの、ネタバレはあんまり言いたくないんですけども、
ちょっと色々あったんですよ。
その方と。
それも、見てるうちに分かるというか、
僕が好きな映画って、
説明があんまりない映画が好きなんですよ。
見てるうちに分かってくるみたいな。
最近の邦画とかって、
説明が多すぎて僕、嫌になるんですけど、
そのスワンソングは、見てるうちに、
だんだんと、あ、そういう関係やったんや、とか、
あ、この人、こういう人やったんや、って分かっていくのが、
すごく楽しい。
最後は、すごい温かい気持ちになって終われます。
でも、ちょっと、
特殊な、LGBTじゃないけど、
そういう、ちょっと特殊な、
差別とかも含まれたりしてるんで、
ちょっとだけ人選ぶかもしれないですけども、
多くの人に見てほしいです。
ちなみにスワンソングっていう言葉は、
ある芸術家だとか、
創作する人の最後の作品に名付けられるものがスワンソングです。
白鳥って、死ぬ間際に一番いい声で鳴くんですって。
そこが撮られてるらしいです。
なので、スワンソングっていうタイトルの映画、何個かあります。
割と最近の、多分去年の映画だと思うんですけど、
2022年のスワンソングがおすすめです。
ちなみに主役が、ウドキアっていうおじいちゃんの俳優で、
すごい素晴らしい演技をするんで、見どころです。
