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第82回、俺はそうは思わない。 この番組は、漫画家の根本とデザイナーのあんぼが、俺はそうは思わないを語りながら最高のクリエイターを目指す
ポッドキャストです。 こんにちは、漫画家の根本です。
デザイナーのあんぼです。 今日は早速なんですけれども、スペシャルゲストのお二人に来ていただきました。
では、自己紹介をお願いします。 笠井さんから。
はい、ビリオンブレイクの担当編集しております笠井と申します。 前職は、サイエムスという会社のサイコミというアプリの編集長をやってました。
去年から独立して、フリー編集者として、サイコミさんをはじめ、いろんな仕事をさせていただいています。 今日はよろしくお願いしまーす。
もう一方でございます。自己紹介を。
はい、漫画家の竹田あこさんと申します。
根本さんとは前回のセーランのレースから組んで、現在ビリオンブレイクの編集中です。
本日はよろしくお願いします。
さあ、今日はこの4人でやっていこうという。
初めてじゃない?お2人。 お2人ゲストに来ていただいて。 話かぶんないように気をつけようと思います。
常にこの段階で気をつけないといけないなと思います。 この4人で共通していることというのは、今ご紹介あった通り
僕の新連載ビリオンブレイクの制作に全員携わっているという4人です。 そうですね。いつから始まったんだ?連載は。
今年1月ですね。 1月、もう先月か。
なので今日はそんな4人でビリオンブレイクの制作秘話や、4人がそれぞれこの作品に対してどんなことを考えながら今作っているんだということをお話ししていこうという回でございます。
お願いします。まあこれはあれだね。一応俺はデザインというところで携わって、携わらせてもらったけど、
やっぱまあ読者身が強いんで、このお三方。 本当に作った側、01側というかね、のお話を聞けたら面白いかなと思っております。
お願いします。 まあ今日ちょっと音声の質が違うかなと思うんですけど、今日は東中野雑談さんというスタジオをお借りして
確かに。 お送りさせていただいております。
どうなんでしょう。初めてのスタジオ。 めちゃめちゃビールがすごく美味しいので。
おしゃれ。おしゃれ。 凄いですよね。
初めて収録スタジオという形で撮ってるね。 俺はそう思わないでは。初めて撮っております。
一旦ね、ビリオンブレイク連載開始祝賀収録ということで乾杯をしましょう。 せっかくなので。
ビリオンブレイク連載開始を祝しましておめでとうございます。乾杯!
美味しいんですよこれ。 いやー本当に仕事みたいな感じで始まってきた。
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なんかそうだそのなんつうんだろうな。 ライは仕事仲間というかね、仕事を一緒にやってる人たちとのゲスト会というか今まではさ
なんか友達の作家さんとかその一緒に何か作ってるじゃなくね 同じ紙面に乗ってる作家さんがゲストとかだったけど
また違うね。完全に一緒にものづくりをしている人たちでの 作画担当先生とやるわけですから、めちゃめちゃ緊張してます。
緊張多いね。 あれ隣からめちゃくちゃ感じるね。
僕こういうのは緊張するんですよ。 しかも原作者がファシリテーターやってるってなかなか意味わかんないんですけど
ファシリテーターって何? 司会者です。 司会者でいいだろ。
まあちょっとやってみますよ。 はい
ビギンブレイクちょっと立ち上げの制作秘話を笠井さんと一緒に喋りたいんですけど。 あーそうですねー確かに原作者と
喋りましょうか。 喋りましょうかどうでした?2023年から
何月?2023のいつ頃から? 夏っすね。セラナイス終わったのって竹田さんいつでしたっけ?
作画自体は10月ぐらいまでやっていたので。 そんなにやってましたっけ?
やってたはず。秋ぐらいまではやってたから。 23年の。そうですね。
この台本間違ってるんです。 えっじゃあ終了直後からでは動いてないですね。でも夏からは俺は動いてた記憶あるんですよね。
だからまあまあセラナイス終わることが決まって
まあ根本くんで、根本先生のほうがいいな。 いやいやどちらでも。なんでもいいですよ。
根本くん次回作やろうよという話をしている中で、まあいくつか企画ね。他にもある中で、でも早い段階から
テニスはやろう。選択肢は何があったんですか? でもなんか本当それまでいろいろ出してたんですよ。なんか本当に
アラサー恋愛ものとかも出してたんですけど、なんかうまくはまらない事件もありましたね。 関西屋さんに出してて。それはその台的にもなんだろう
こうまあ出してはいるものの感はあった? そうだね。なんか1話描いてみて2話以降描けねえなっていう感覚が自分の中であって
そうなんだ。 じゃあもうセラナイス終わるし
野球漫画終わるし男の子描き終わったなという感じがして。 あーそれなんかでも男を描いてたみたいな認識がある? あーそうなんだ。ほぼ男キャラだし。
まあまあまあ確かに2人くらいしか。 武田さんもありとあらゆる男性キャラを描くみたいな。
最初の方にいた女の子あんま出なくなったしな。 全員9人男だし、監督も男だし。 9人男でチーム増えるとプラス9されているみたいな。
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確かにそうですね。男が増えていく。 そんななんかちょっと負けず嫌いの女の子が描きたいなっていうところから。
それなんで? なんでだって。潜在的にあったのかな? 言ってましたよね?
ここずっと一貫してて、負けず嫌いで勝ちのメンタルの強い女の子を描きたいんです っていうところは
スタートから言ってた。それ今でも変わってなくて 全くブレてないところかなと思う。
で僕もそのギャラ面白いねってなって
根本くんがテニス詳しいってところで ルナのごとくテニスだわってなって
そっから始まった。 なるほど確かにでも今までね、テニス漫画って何本か描いてると思うけど女の子が主人公だったことないもんね。
ちょうど2023年の11月ぐらいに 武田さんと
なんかとあるパーティーで。 とあるパーティーってよりイカ顔しそうだね。
とある社温会で、 根本が今セラノエス終わった後に
テニス漫画の企画進めてるんですけどどうですかって言った瞬間あって 武田先生もそこから合流してもらえて
最初はカットを書いてもらったんですよね そうですねアクションシーンとかのカットですかねキャラクターの
全然その時お渡しした位置は全然今と違うんですよ 全然違いましたねキャラクターも
そうね根本はキャラクターはそこまでルナは変わってるか でもなんか
まあでもだいぶ変わってるわ そうなんですね ペースも増えたしね そう増えましただいぶ増えましたね
これで武田さんにカット書いていただいて これめちゃめちゃ良かったんですよ
それはもうその制作者表には出ないカットってことでしょ そうなんだ
良かったんですよ すげえな気になってしまうけど なんかねパッション感じたんですよ俺武田先生から
どうでしたあの時 確かに1話を読んでみて
まあ1話ですかカットの話 カットの話ですね
まあとりあえず その準備段階で最初に出すやつだからまあ気合いを入れて
あとはやっぱり西南で男子をやすら描いてたんで なんか女子主人公
だなあっていうのはちょっと頑張った感はありますね 水々しかったんですよ
やっぱ男に描き飽きた感はあったんですよ もう根本の男はええって言いたいな
さっきはアスカもうええって もうええって
全員やりきったからね 長かったですからね そうですね
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そうなんだ それが良かったんですよ ええ
1話も何回か形になりつつ武田さんのカットも上がりつつ で2023年末を迎えたんですけども
そこから結構1話が難航したんですよね 結構何回かリテイクした 確かになんかずーっとこう
次描くのはテニス描くんだっていう話だけ聞いてて なんかこう
ねえ 難航してる感じは伝わってはきてましたけど
比較の走りは決まってるし根幹も決まってるのに なぜか1話目がうまくいかないっていうのが結構続いて
それは今となってはなぜかみたいなのは分かるもんなの
最初熱血テニス漫画で行こうとしてたんですよね はいはいはいはい
路線で行こうとしてたんですけど これがなんかねすっげえ難かったんですよ
違う違かったって言い方がまた違うのか なんか何かが ピースが
はまらなかったんですよ えー これ理由どう思います?いくつかあると思ってるんですけど
理由はまあでも打ち合わせでもよく話したけど テニスをね熱血で描くのがね難しい
えー いやもちろん描ける方もいらっしゃると思うんですけど そうですねそれでやられてる
そういう漫画もあるんですけれども なかなか一対一で
精神面というかメンタル面のスポーツっていうところを
その熱血路線 まあセーラーのエースはそうだったとか
熱血路線で描くことが難しかった そうですね
どこに何が難しいって 具体的には
こういうシーンを描くのが難しかったみたいなのがあるってこと? 僕が一番思うのはまず派手じゃないことですね
テニスの競技自体が どうやってもラケットで球を打つという形になってしまう
野球とかサッカーってホームランとか三振とかゴールって分かりやすいカタルシスがあるじゃないですか
確かにパターンがあるもんね テニスって1点なんですよ
何十点のうちの1点を繰り返してるだけなのと
結構ページが重むんですよね試合シーン
コマがかなり必要になる ちょっとこうだからまあ
演出的には間延びしてしまうかなという場面がどうしても出てきてしまう
派手でもない 出し個人競技だからチームがいないんですよね
確かになんかスポーツものそれこそチームものだと
この試合の活躍するのはこいつみたいなのありますよね
野球でもなんでもなんか
この試合はこいつの回なんだなみたいな こいつが一歩成長する回なんだなみたいなのがあるけど
それが1対1だと難しい
あとやっぱりプレーヤーしか書けない
実際にテニス見てみると決めました
なんだけど本人も別にそんな喜ばない
確かに1点とか1対1でもできない
12:00
観客もチーンとしてるから
それが面白いところ 緊張感が
例えば団体戦とかやってるとまた違うんだけど
個人戦において厚く書くということが
なかなか絵面的にも難しいなっていうのはありました
熱量とあのなんか紳士的な感じが
こうちょっと噛み合わなさは確かにあるのかもしれない
熱血女の子パワフルスポコン路線が超むずくて
1話のリテイク何回か重ねた上にようやくたどり着いたのが
テニスはプレーヤーは企業の決戦兵器
新ジャンルであるスポンサービジネスかけるテニス漫画という形にようやく着地して
これは何だっけ何個か前のお便りでもね
ビリオンブレイク見て最初の
このプレーヤーはスポンサーの決戦兵器であるっていう
セリフがすごい面白くてみたいなのもらってたけど
やっぱそれでピースがハマった感じがあったと
そうでしたね僕の中では
なんかチームがなかったのが一番問題点だったなと僕は思ってて
個人で描き続けなきゃいけないそこに熱量を帯びることが難しい
どうしたらいいかって考えたときに家族とスポンサーをそもそもチームにしてしまえばいいんじゃないかっていう
もっと広く見たわけだテニスっていうスポーツをより
より遠くから見るとスポンサーもいるし
なるほどね
あとやっぱり調べるとテニス選手ってもちろんトッププレーヤーに限られてくるんだけど
すごく稼ぐ
稼ぎます
確かにビリオンブレイクの最初でもね
60何億みたいな
68億でしたっけ約68億円
有名だけど西コリとかユニクロさんとね
たぶんみんな知ってると思うし
組んだ瞬間ユニクロの店頭がスポーツ部屋とかみんな西コリ推しになって
そういう人があったの
ちょっとイメージありますよね
そういうビジネスだから
ビジネス
そこを入れなきゃいけないだろうと思って
テニス漫画を描くにあたって
それやり始めたときにバチッとハマった感覚があって
しかもそのとき結構リテイク回数を重ねてて
僕の中でルナと気持ちがシンクロした瞬間があって
何それ
なんでこんな頑張らなきゃいけないんだろうなと思ったんですよ
あるとき
実際の作中のルナが抱いてる感情と
現在の自分の置かれてる状況が重なったと
今だけは言いますが
あのとき笠井さんはふざけんなって思ってました
何回やるんだみたいな
それは笠井さんは感じてるんですか
それは感じるけど
感じるんだ
15:00
まぁまぁまぁ
良いものを作るということにおいては
こちらもアイディアだし
それで本当に追い詰められたルナと僕の
心情がリンクして
勝つってそんなに大事なの?っていう
ルナがブチ切れるシーンが生まれたんですよ
じゃあもう大なわけだあれは
あれはもう第一章を描いてる
あのときの武田さんのカットもめっちゃ良かったですね
それごとにカットを描いてもらったりした?
いや普通に上がった原稿を見させてもらって
そのシーンが生まれた瞬間
どうでした?1話目の変化
結構見られてたじゃないですか
そうですね
本当に最初は全然違うパターンだったり
っていうのを繰り返してて
最終的には
すごい先がどうなるんだろうって
引き書きになるっていうか
そこに落ち着いて
やっぱりあのルナを見た瞬間に
ああいけるなと
その打ち合わせの中で
根本くん動いてるか知らないけど
ギャルになりましょうみたいな
そういうときありましたね
ギャルにしちゃいましょうルナみたいな
第1弾ですか?
いや根本くんギャルになるわけじゃなくて
つまりこんだけ
親と役割がああいう感じで
こういう風になってしまったら
もう多分嫌になって
渋谷とか
ティクトクとかやるとしようよ
それなることだと思って
確かにそうだと思って
というところからルナのキャラクターができた
つまり普通のウルトラに関しては
勝ちたい意欲が強い真面目なマスキャラクターだったんだけど
最初はそうでした
それがやっぱり
ルナに従ったというか
弱さというかそういうところを持たせないとね
というところをちょっと考えたんだけど
そういう行動が今どきっぽくもあり
それが根本くんが出たときには
これはキャラクターとしてはまったかな
そうなんですね
確かに
根拠というかリアリティというか
なんか熱血だけな女の子って
まあまあいるけど
もう見れなくね?みたいな
確かにピンとこないとこは
言われてみれば
もうなんかリアルじゃないんじゃない?
みたいなところに行き着いたんですよね
何回かで
そうですね
本当に勝ちたいかみたいなところを
しかもその親父がやっぱいいキャラなので
勝ち、競争を
重んじている
勝ちを大事にしているとか
人へのリスペクトを大事にしているって
いい親父に対してのアンチテーゼとして
そこのセリフが生まれたんで
何が大事なのって
なかなか良かったんじゃないかな
と自分では思ってるんですけど
親父がぶれなかった
そうですね
1話の親父が
某キャラクターとの討論をする
あそこ何も変わってない
変わってない
18:00
あそこだけは変わってない
もちろんペイン製だから少しモーションコンパストにしようかみたいな
そういう話もあったけど
あそこの親父親父一切変わってない
最初から最後まで
意志が描かれる瞬間ですもんね
あれがやっぱり
面白くて
そのお父さんと
普段の対比
これは面白いな
というところに行くまでに
結構違いました
親父の方が
そういう意味では差が一緒にできてましたね
親父はねほぼぶれてない
ほぼできてましたね
なんかその謝恩会でも
武田先生に親父を見せた時に
親父めっちゃいいですね
っておっしゃられてた記憶があって
あーそうですねそれは言いましたね
言いましたよね
11月の時点で武田先生も親父いいって言ってたんですよね
やっぱりなんか
芯が通ってるっていうか
やっぱり
この最初の方のネーム見た時に
一番多分キャラが
なんか印象に残った
っていうか立ってたんだろうな
っていう気がしますね
説得力があったみたいな部分があるんですかね
結構我々
こそこおじさんなので共感できるな
みたいな気持ちは
あったんですよね親父に
なるほどね
しかもねそんな親父も実は結構
ギリギリまで敵にするか
味方にするか悩んでましたね
あーその
ルナに対してどういうスタンスになるか
っていう話
まあ確かにこう
今までというか
最近のよく見る漫画
だと敵対する構図が
多い印象はあるわ
復讐とかどこやけ
結構直前まで
親父的パターン
結構あって生きてた
親父を敵にして
ルナがそれに戦っていく
みたいな話も
まあわかりやすいし
結局一番の敵は身近にいる
みたいなのはあるあるな感じはしますね
なんだけど
何が分けたんですか
あれね
多分
飽きてたんだった
確かに僕がシンプルに飽きてた
飽きてたんだと
まあまあどっちも別に漫画の形で
ありだと思うんですけど
飽きてたんだと思うんで
で
ルナが反発したときに
親父とそのまま戦っていくって
なんか
心がきつすぎる
っていうのがざわざわするじゃないですか
まあまあ確かに
いなさすぎるし
なんか孤独な戦いになるし
親子の中が悪いんかいみたいな
親子の中が悪い漫画全然
それもありだと思うんですけど
この設定でそこまでやってしまうと
そもそもルナどうするんだろう
そんな孤独な戦いできるわけがない
そこにさっき言ってたような
弱さのリアリティみたいな部分が
ちょっと噛み合ってこなさそうな
そこで思いついたのが
家族仲良くって
家族の庭でお姉さんとかお兄さんが
21:00
すごくよくルナに言うのが
その辺からもどんどんできてる
あれは確か加西さんのアイディアだった気がします
そうなんだ家族愛というもの
平和がいい
ラバンドピースになっていく
ルナがブチギレたまま
終わってもダメだし
っていうことは言われました
ブチギレたまま終わっちゃったら
ブチギレた女の子になってしまう
印象的にもそこに
何のためにブチギレたとか
ブチギレた後どういう感じになるかの
印象で
終わることが重要みたいな
そうなんだ
それであのページ数になりましたね
確かに
兄弟加工
それだけ引きだと単純な兄弟になってしまうから
やっぱりピンチに行き足したよねってなって
親父がなんか
会社がやばいんじゃないみきんさん
懐かしい
そうですねそんな流れでしたね
そうなんですね
竹田さんってどうでした
決定コンになった1話読んだとき
とかまた1話で
書いてるときどんな気持ちで
書いてましたか
そうですね
ページ数最初に書く
平均正直
平均のページ数と
どれくらい違うんですか
平均のページ数なんかない
紙面とかじゃないから
サイコミ以外にまあまあ
別にページ数宣言なんかない
その間によるんですけど
80
85ありましたよ
そんなにあったんだ
大変でしたね
そういうのってあれですよね
他の雑誌でも何でもそうですけど
もしそういうの始まったら
巨談
増大80何ページって
煽りが入ってもいいぐらいの量ですよね
それぐらい書き切らないと
この漫画の
面白さまで伝わらない
そうですね
それがでもあれですか
もっとあった中で
減って80何とかってことですか
書いてって
綺麗に描きたい
ここまで描かなきゃいけない部分を
収めるにはこのページだったなってぐらい
削るとこではなく
もちろんボリューム多いから
セリフカットしようとか
細かいのがありつつも
別になんか
185ページになったね
高かったですね
それは
それはだって週間でいう
5、6週間分あるわけですよね
1ヶ月で上げてませんでしたっけ
武田さん
どうでしたっけ
ちょっとその辺は覚えてないですけど
気持ち的には準備期間だったんで
そんなに
すごいプレッシャーとかではないんですけど
まあ結構量あるな
っていうのが
最近の印象はそうですよね
なんかその
青蘭の時との大の変化
みたいなのあったりしたんですか
ずっとここまで
少年
野球漫画を
24:00
青蘭の椅子で描いてて
次は女の子でこういうものを描くんだ
っていう時に
大の変化というか
今回は乗ってるな
みたいな
感じる瞬間感じた
あったりするんですか
そうですね
まあ
これが主人公の
性別が違うからなのか
わかんないですけどやっぱり
なんかルナの気持ちの
揺れみたいなのが多くなって
その辺なんだろう
追いかけやすくなったかなっていう感じは
武田さんも描いてて楽しそうでしたよね
その辺ね
感情の変化とか
そうですねやっぱり表情が
結構大きく変わったりする
ところが
青蘭の飛鳥の時より
増えた感じは描いてて
あるんで
女の子の方がね
いろんな顔コロコロ描けるんだよね
しかも1話でね確かに
いっぱいいろんな顔が見れてる
感情の起伏がすごいあって
なんか男の子って
涙見せないじゃないですか
あんまり人前で
簡単に見せるような描かれ方
することは少ない
あんまり感情の揺れを出せないじゃないですか
女の子はそれが出しやすいなって
僕は思って
描けたなーっていうのは
ありますね
うまくシンクロしてるんだと思いますね
青蘭の飛鳥は基本的には
優等生な子
とてもいい子
雑説するっていう感じ
雑説してもなおいい子って
ルナは一番の中で
いきなり親父に反発するみたいな
ことをしているから
スロネモトくんがよく出てるんじゃないかな
出てるかもしれない
反発したことないけど親に
実はしたかったんじゃないの
それはあると思います
それはめちゃめちゃあると思います
なるほどね
結構大の気持ちの揺れみたいなことが
だいぶ反映されてる感じはあるんじゃ
しますね
武田さんの描く女の子可愛すぎるから
可愛い
顔が見たい
顔が見たいって言い方なんだけど
いろんな顔が見たい
いろんな表情が見たい
実際のイラストというか作が
上がってみたら自分の中でも
ルナの解像度みたいのは上がりそうだよね
確かにネームで描いてるのは
やっぱまだ
ネームのルナなわけで
本人登場みたいなわけじゃん
そうそう
先生に描いてもらうと
確かにね
それもあってか分かんないですけど今回は
相当
僕結構ページの
大駒で顔見切らせる
ぐらいアップにすることが多いんですよ
それを結構
多用しちゃってて
なんでかっていうとルナが可愛すぎて
画面が耐えれるからなんですよね
なるほどね
武田先生の画力とルナの
可愛さが強いので
顔を
目までアップで
27:00
駒を見切らせるぐらい
ここらへんですね
の駒を結構多用してるんですよ
本作
なんか
武田先生って本作で結構
意識して気をつけながら描いてることとか
ってあります?作画で
いやーやっぱり
女の子は主人公だし
周りもそういう
少年代の子が多いっていうのもあって
やっぱり
可愛く見えるようにっていうのは
一番気をつけてます
あとは
表情とかは
でもやっぱり
作画としては
ネームの
ラフの表情だったり
そういうとこから受ける印象を
なるべく
忠実に反映させて
原稿にしたいなっていうのがあるんで
多分ネームから
読める表情とかに
扱えてるところもあるのかな
と思ってます
なるほど先生的に
具体的に
ルナを描くときのここの描き方には
気をつけてみたいなのはあったりするんですか
僕個人の印象だと
目の
まつげ
まつげと上まぶた
っていうのかな目のだから上のライン
の描き方が
セーラーのときは
男だったからってのもあると思うんですけど
ルナと
アスカとかは違うなっていう印象が
瞳の描き方も含め
あるんですけど
それは何だろう
どういう意図というか
どういう流れであの描き方になったんですか
そうですね
最初のデザインで
どっちかといえば優しい
もうすぐなっていうので
ちょっと柔らかめな表情
というか目の描き方にして
あとは
まだ試しの段階
というかどうなのか
って思いながらやったんですけど
データじゃなくてちょっと
線が残る感じの
薄くなるような
感じにして
それが今続いてる
って感じですね
確かにこれさな
今までの前作との
セーランとの描き方
さな感じがして
また可愛く見える
一個ではあるなという感じがしますね
僕が武田先生のフルアラで
すごく一番いいと思っているところが
全く嫌味がない
厚さがあるなっていうところと
なんかね清潔感があるんですよ
嫌味があるっていうのは
嫌味のある厚さっていうのは
具体的な作品
具体的な作品で出せないですけど
ドロドロした
思惑があるとか
裏の思惑があるみたいな
30:02
今作
自分で言うのもあれなんですけどみんな厚いと思っていて
登場人物大人も子供も
大人って基本的に裏に思惑があって
動いてるけど
心の中の本当にある
パッションとかコアの部分は
結構純真だよねって
僕は思って見てるんですよ世の中の人は
それが
今の武田先生の
嫌味のない厚さ
清潔感がすごく僕はマッチしてるな
と思って見ています
確かになんか
誠実さというか
素直さみたいな部分は
確かに感じるかも
この作風にマッチしてるんじゃないかなと思って
武田先生がそうという
まっすぐで
そうかもしれない
そうかもしれない
大の心情がルナに現れてるかのように
武田先生の
人柄が描かれている
いやー
そんなことはない
そんなことないですか
いやでもあとは女の子が好き
間違いない
好きなものを描くのが
それこそ大もそうですけど
原作としてテニスが好きだから
そういうのが好きだから
厚いものが好きだから描くのと同じで
やっぱり作画の方も
好きなものを描いた時の方が
やっぱりよりいいものを描ける
そういう瞬間はありますよね
多分
注目してみてほしいところとかあります
作画のポイントとかで
うーん
やっぱりでも
アクションシーンも
頑張って
個人的に頑張ってるんですけど
あとはまあ
ビジネスで座ってるシーンとかも
多いんで
そういう時の表情とか
そういう時は表情にやっぱり
力を入れてやってるんで
その辺とかですかね
演技は全任せしてるんで
僕だけで
詳細の顔とか
あとなんか引きの演技とか
僕キノコ描いてるだけなんで
基本的には
確かに
ビジネスとスポーツを描く中で
本当のプレイ中が試合なわけだけど
まあその
会合というか
オーチャー戦の時が
企業側では戦いなわけですもんね
そこも確かに流すというか
ただの
ただのシーンで終わるわけにもいかない
差はある
大変
今のところ苦労したところとかありますか
聞きたい
えー
ところは
まあ
どっちかというと
アシスタントさんに
対しているところなんですけど
やっぱり
結構選手が
たくさん出るシーンとかがあって
人が多いところは
やっぱり
なかなか
大変だなあ
33:00
作画コストの部分で
たくさん出るところは
僕はあそこキノコで書いちゃってるだけなんでね
いっぱい出てくると
大変だなと思います
なるほどね
そうか
次回にこう直してほしいところとかありますか
今だからこそやっぱ
直接だって
3人で打ち合わせすることってあるんですか
あんまりない
たまにそういうタイミングがあれば
はいはいはい
だってねそれはやっぱ
原作者と編集者さんは
こうだこうだ
言い合うわけじゃないですか
別に打ち合わせはしないけど
交通のライングループがあって
ほぼそこで
細かいのは佐賀の指示とか
締め切りも
まだです
個別にしたい
それを個別にやるとしても
作品の共有とかこれを見たほうがいいよ
こういうネタありましたり
基本的にグループラインでやってるので
あんまりそこは
見かけてる感じは全くなくて
でもそんなグループラインじゃ
文句なんて言えないですよね
文句言わせたかったから
お前の悪いとこ出てるぜそれは
でもずっと
溜め込んでやっぱ
きつくなるよりかは
何かあったら言ってください
あったりしないですか
若そうのくせに
口のキノコ
かいてんじゃねーよ
キノコよりもうちょっとニュアンス
もうちょっと演技入れてくれよ
なんでもいいですけど
今のとこでは
特にないです
優しい
2作目だからってのもあるかな
そこ結構大きくって
やっぱりこれだって
200何話も一緒にやってきてる
セーランでね
そこはかなりアドバンテージ
確かに
最初はあったときは
お前のうがった見方が出てるぞ
同じこと言うでしょ
セーランの最初の方は
何かあったのかな
当時僕担当はしてなかったから
どうだったのかな
セーランのときは何か
まぁ
まぁでも
本当に細かい
なんか
指定が
少ないとか
詳しい情報
何話の回数を入れるみたいな
その話数が分からなかったり
とかそういう
事務的な細かいところ
ぐらいで
ボンミス的な部分はあったけど
でもだんだんフィックスされていきましたよね
お互いの中で
それは確かに思う
その都度
まぁ200
200話で書ける
20ページぐらい
ってなったら
2000
4000ページぐらい書いてる
そうなったら
ちょっとは
今作はもっと
36:00
分かり合いながら書いてる感じがします
確かに
えー
デザイナーアンボ君に質問しようかな
はい
ダイナマのロゴとか作ってくれたんですよ
そうですね一応
作中の
ダイナマはあれですね
ダイナマは
ダイナマになったね
お父さんの
企業のロゴデザイン
名前のロゴね
何か意図とかありましたあれ
やってて
最初やっぱだから
何だろうな
デザインのかっこよさももちろんそうなんだけど
やっぱダイナマが
いつ創業して
お父さんが何歳で
創業者で
あるとやっぱ
そのデザインがかっこよければいいっていう話じゃないというか
そこに
うーん何て言うんだろうな
別にダサいとかって言い方じゃないけど
作られた年代
とか
その時らしさみたいなのってやっぱ
あると思ってて
でそこの年代感と
お父さんの性格とか
がより
何だろう
こっちから聞いたことに対してちゃんと
台の中で明確なビジョンがあったから
作りやすかったかなっていう
印象はある
そうですね僕ダイナマは結構会社から考えてて
企業理念とか
そうそうそう
親父が何を好きだったかっていうのは結構言語化してて
80年代の
マイケルジョーダン
が好きだった
っていうところは伝えたんですよ
ダイナマのロゴ
だから缶のパッケージもかっこいいんだよね
めちゃくちゃ
作ってもらいました
あれ
カラー出てないんですけど
青とオレンジなんですよね
そうだね
エナジードリンクの
あの缶のパッケージ上は
めっちゃかっこいい
あれスペコンとかで出さないですか
スペコンって何
あの
サイコミのアプリの
スペシャルコンテンツ
スペコンで出すというよりも
単純に
読者さんに何かの形で見せるっていう
単行に入れてみるとか
いいですね
スペコンって感じじゃない
確かに
あの状態で武田先生が
それをアウトラインにとって
絵で描いていただいた状態で
着色とかしてもらったら
よりなんか
漫画の中に落とし込まれる
印象というかが
個人的には見たさはあるかもしれない
本当にね
ダイナマ結構この漫画において
めちゃめちゃ大事な企業だし
ダイナマの缶も
めちゃめちゃ大事だったので
今後もね
また缶を出るかもしれないわけだもんね
エナジードリンク
初めてでしたね
39:00
エナジードリンクのパッケージデザイン
やったことなかったから
ほとんどプロダクトデザインだもんね
そうだね
でもその
必要な部分しか
デザインはしてないから
裏の成分表とか
細やかに
一本丸々商品として
有効データで作りますよのところではなく
ビジュアルとして作ったって感じだから
そんなに
やってることとしての難しさはそんなにないけど
やっぱ巻かれたときの
微妙なズレとか
の調整とかは
今までにあんまなかった
結構本気だったけどね
本気で作ってるなと思いました
それはね
4枚くらい出たよね
そこからちょっと絞りつつ
みたいな感じだったけど
デザインもこだわってるんですよ
実は
それが1個
普通の漫画作品の中で
出てくるちょっとした飲み物とは
意味合いが違うっていうところが
大きくて
企業ものですからね
そこで取り扱ってる正式な商品
ってなると
まあちょっとね
力を込めざるをえない
そういうか
ここにやっぱね書けるものは
大きいなと思いました
思いながら作ってましたね
なんか俺今回大変だなって思ってるのが
企業ものじゃないですか
だから他のテニス漫画の
やられてるように
某何々ネックスとか
某ウィルソンとか
出せないんですよ普通に
他のテニス漫画って普通に出してることないですか
ロゴマークとか
本物のってこと
本物のラケットとか本物のシューズとか
のブランドのバッグ
はいはいはい
それね
大丈夫かなって思うけどね
結構出てますよね
結構出てますよ
出して大丈夫なのってことですか
他の持ってるのかな
分からないですけどね
例えば某ヨネックスさんとか
某ヨネックスさんとか
結構出てるんですよね
サイトとか見たらもしかしたらそういう使用許可みたいな
ある可能性があるかもしれない
中尺とか入ってるかもしれない
なんとも言えないけども
大丈夫なのかな
今回めちゃくちゃ
僕らはこれテーマなので
もう一切出せないんですよねその辺が
それが
新たな世界線ってことだもんね
だから
逐一アンボには
新しい企業とかの
だから多分商用利用とかに思われちゃったら
絶対ある
だから
僕らスポンサーだから
それをネタにして商売をしてる
使うわけにはいかない
本当に某ヨネックスさんとか出せないんですよ
絶対に作中で出せない
普通の会社も出せないんですよ
っていうのは結構あります
じゃあ俺はたくさん企業ロゴ作る可能性が
たくさん作ってもらう可能性があります
めっちゃ企業作るか
42:00
だってね
相手選手が出てきたら
その相手選手も他のスポンサーの
決戦兵器なわけだから
某ナイキとか某アディダスとかの
ぽい違う企業を
作ってもらう可能性もあります
ありえる
京都とかの土産物で売って
ワナ
ワナ
いいっすね
今回のダイナマみたいに
スポーティーでちょっと威厳のある感じ
だけじゃなく
より前衛的な会社とか
企業とかあるだろうし
それによって
その会社との
選手とのシンクロ感みたいな
この企業
こいつがスポンサーについてるから
こういう選手なんだみたいな
描き方とかも面白そうだし
いいですね
全然そんなのは
いくらでも作りますよ
1話4話もらった時に
僕全部並べたんですよ確か
ナイキアディダスアシックスユニクロ
既存の
テニスウェアを作ってる企業さんの
ロゴと並べてあれが一番しっくり
きたんですよいろいろ並べた結果
だからあれにしたんですけど
あれにしてよかったなと思って
なかなかねこうなんだろうな
一発で
分かりやすいというか
なんか印象に残る
形ってやっぱ
難しいというかどうしても
こうちょっと変わった形って
変わった形なんだよね結局
ナイキとか
変わった形
いろいろさコンセプトとかでさ
その
今回そのダイナマのD
を主に
あしらったデザインになったけど
そのDをちょっとずつ
改変していくわけじゃん形を
どこを削ってこの曲線は残して
とかってこうやっていくと
あんま
見たことない形になっていくじゃん
どうしてもってなると
変わった形だなっていう印象を
受けるんだよねでそうなってくると
なんだろう
変わった形だと
他の
すでに知られている王道の形
に比べるとなんかちょっと
違うみたいなそうだから並べた
ときに一番なじみやすく
はなくなってくる
から今回
4案外出した中で
よりオーソドックスというかさ
王道な
のに決まったじゃん
確かに王道だったね
だから王道
っていうところで
あれが選ばれるあれだろうなとも
思ってたし
1案目だったもんね
なりましたね
そしてアンポックのビリオンブレイクのロゴデザインもやってもらいました
ありがとうございます
ビリオンブレイクの文字ですね
タイトルロゴは
それこそ正式に
僕の会社に
ご依頼いただいて
僕がデザインを担当させていただいた
という感じで
10年
45:00
10年代の友達に初めて仕事を繋いだんですよ
僕は
まさかこんな形で
共に漫画家を目指してたと思ってた
大学生の
2人が
1個の作品を作るために力を
合わせるとは
ちょっと嬉しかったですよ
ああいう仕事
たくさんやりたいなと思いましたね
どんな意図ありました?
やっぱ
ビリオンブレイクは
スポーティは1個ずっと
あるけど
知性というか
っていうところが
キーワードというか
ここの掛け合わせが
なかなか
意味を持って
伝えるかみたいなところではあって
どうしても
知性とかって
どうとせい
動くと静かがあったとしたら
知性ってやっぱ
動きがない静かより
だと思うんですよね
ってなるのと
でもスポーティーさってその真逆
やっぱ動きとか
っていうことで
どうしようかなみたいな
なのでやっぱまあ
一応あれ全部僕が作字というか
字を作ってるデザインになるんですけど
まあ1個
その線の太さだったり
細すぎたら
この
インテリな部分知性の部分は出るけど
スポーツ漫画としては
ちょっと弱いかなっていうところでもあるし
でもとはいっても太すぎると
熱量
推しになってしまって
まあこの全体の作品としての
なんか知性の部分は
ちょっと欠けるみたいな
このバランスが
割と
いろいろなんか試行錯誤した
記憶あるかな
ミリ単位であったんですね
やっぱ小さくなるから
あの
携帯で見るってなるとその時の
過読性もあるし
あれでもめっちゃ良かったっすよね
あの縦のやつが
できて
バナーにバチッと
組みをね何パターンか
おかげさまでバナーも
横のパターンもあったし
縦ロゴのパターンも作って
検討して縦が一番ハマったな
って感じだったから
良かった良かった
ストーリーがございました
これができるまでに
それこそやっぱ
まあ言うてサムネとか
そのバナーだと
もう決まってきてる
ロゴの位置とか
使い勝手は
やっぱ単行本とか
コミックス表紙になった時
こそどうなるか
みたいなね
この後単行本の打ち合わせをしたい
そうですね
楽しみですね
いいですね
最後にちょっと
編集であるところのかさいさんに
そんなとこまでいってますよ
48:00
意外と進んでる
質問とかあります?
僕ないんですよ
質問から始まるの?
どうぞ
なんだろうな
このビリオンブレイクの質問
とかではないですけど
だいの
僕とだいでやってるポッツキャストもあるんで
あれなんですけど
だいってどういう作家なのかなっていうのは
編集者さんから見て
いろんな方を見てるわけじゃないですか
作家さん
多分これ聞いてくださってる方が
どう思ってるかわかんないですけど
やっぱ熱量とかロジカルな部分とか
と思いきやちょっと
抜けてる部分みたいな
のがだいらしいイメージ
なんですけど
一緒に編集者さんとして
ものを作ってる
かさいさんから見たらだいはどういう
作家なのかなっていうのはちょっと気になりますね
一番恥ずかしいやつ
気になりますよめちゃめちゃ
恥ずかしい
たぶん今アゴさんがいたこと
あんまり変わらない
変わらなくてよかった
一番
まあ
いろんな作家さんが
いる中で
稲本くんが作家生として
僕自身がいいなと思ってるのは
やっぱり熱量と
ロジックのバランス
バランス
例えば打ち合わせをしていっても
今打ち合わせ2時間ぐらい
1時間半ぐらい
ちょっと分からない
1時間ぐらいはあんまり話をしてない
ミリオンブレイクの
最近見たドラマとか
映画とか
インプットの話みたいな
現代の日本社会
そういう話
結構そういう話をしていて
それを最初から
セラの時なかった
ミリオンブレイクはそういう風になってる
そこに
対する視野
が
面白いなと
それで正解不正解ってないじゃないですか
なんだけどね
自分なりにそれをエロジカルにする
恥ずかしい
このラジオでずっとやってる
毎回
これは面白いなと
いろんな作家さんもそういうことやられる方はもちろんいらっしゃるんだけど
それがやっぱり
スポーツっていうところに落とし込むのは
上手いなと
言いますね
なかなか
スポーツ漫画にこだわった
で
リテイクを出し続けたのも実はそこが
あって
セラの時は
僕ら側というか
大コミ編集側のオーダーが
強かった作品だと思って
出し上げが
野球漫画が欲しかったし
上手いしやろうよって
言われたんですけど
ビリオンブレイクに関しては
基本的には根本くんからの立ち上げだという認識が
僕はいて
それ全然よく
51:00
だからリテイク増えるの
もっといけるやろうとか
普段のキャラが定まってないのに
それはオッケーださんよね
っていう話にしかならない
ネクストになっちゃうと違うよね
ってのは当然なってくるんだけど
それ以前にもっと固めるところあるよね
っていうところで
ってやりとりが生まれる
いいですね
そういうことも含めて
やってくれた
いいもの作ってくれてるので
そこは非常に
好きなところですね
なるほど
今思えばよかったですよ
加西さんとビリオンブレイク立ち上げられて
めちゃめちゃよかったと思ってます
熱い話
僕基本
自分がかっけえと思ってる人と
かっけえことやって生きていきたい人間なので
それは
急に
それをやっていくと
確かに高め合う
ってこそ
クリエイターならより良いものを
それはそうですよね
加西さんから見た武田先生の
いいところ
知りたい
笑顔の前
これは本当にそう
だって
野球やったことないですよね
そうですね
テニスもやったことなかったですよね
スポーツからちょっと
距離を置いて
なんであんなに書けるんですか
それは本当に不思議で
そうですね
すごいなと思う
やっぱ野球漫画描いてる作家さんって
本人が野球が好きである
そんなイメージはありますね
嫌いじゃないと思うんですけど
とりあえず好きではない
笑
テニスも両方スタートしてるので
これだけ書けて
あれだけ書けてくれた
すごくて
アジャスト力すごいですよね
そこがすごいなと
思ってはいます
職人なんで
安心して任せられる
ありがとうございます
もうちょい締め切りをね
笑
ちょっとついちゃった
それはね
常に悩まされることですね
締め切りを
ビデオブレイクで特に感じてますね
作品になってもそれが変わらない
特別な作家さんなんだな
そういうことできる作家さんなんだな
感じますね
どうですか
いや
こう言われることが普段
会うこと自体そんなにないので
なんだか
いやありがとうございます
笑
笠井さんあんま褒めないんですか
大とか先生のこと
でも最近言われました
世の中のこと考えるの
54:00
好きなのいいところだよねって言われました
最近
笠井さんから褒める
言われました最近
褒めるとき褒める褒めないとき褒めない
本当に笠井さんそう
マジで正直だと思ってるそこ
マジで正直
無理に褒めるとかはないことね
良かったときは良かった
無理に褒める
の苦手で
間違いない
思ったことを割と
思ったことを
もちろんそれだけじゃない
という感じは
ありますね
でも真剣な人ほどそうあるべき
みたいな感じはありますよね
頑張らせるために
褒めるって
人にもよりますけど
受け取り側からしたら
それが
嫌なことと感じる人も
いたりするじゃないですか
今このために褒めてくれてるな
と思ってしまう
ちゃんとした褒めの受け取り方ができない瞬間とか
であるなと思うし
ちゃんとだいとか先生みたいに
真剣にものづくりをしているとき
だからこそ
褒めるときは褒めるが
刺さるような
気がしますね
竹田さんの場合は確かに
頻繁に会うわけでは全くなくて
原稿あげていただいている
状況なので
でもとかも毎週絶対
あげてるという前提があるから
そこの褒め方って難しいよね
確かに
今週もうまいですね
それは別にいいんですか
なんかそれ
言い始めたら
今週ねえじゃん
それも生まれますよね
今回のダメだったのみたいな
もちろんそれでも全然いいんですけど
褒めるって結構
文字上で褒めるって
いい面も悪い面も
悪い面もあんまないと
難しいかなと思っていて
基本的には
なるべく近いところの
作家さんには直接会いたい人なんですよ
多分これ
僕の担当作家とかみんなそう思ってると思うんですけど
なるべく会って話をして
表情を見ながら打ち合わせをしたり
みたいなところだから
そこに関しては本音で話せるんだけど
竹田さんはそういう感じでは今のところない
どうしても
制作の強さになってしまうので
だからテニス一緒にやったりとか
っていうところは
こういう時間もそうなんですけど
大事な時間だと思ってるし
そうですね
また3月テニスやりましょうみんなで
ありあげのテニスの森で
やろうという
それはカートコート
西小里系が試合やってた駅ね
あそこねありあげでやりたい
テニスの森って駅名ってなんか
聖地だから
またおかしいよね
テニスって
ありあげテニスの森だから
おかしくない?
施設とかさ
それの名前にするんだって駅名にさ
57:00
テニスって入れるって
すごいなんか
テニス以外しちゃダメな空間かと思っちゃう
実際テニスの空間
テニスのための空間ですか
森っぽい感じ
なんてわかりやすい
漫画みたいな
僕は好きです
俺嫌いとか言ってないから
そんな感じですか今回
今回どうですか喋り足りないことあります
えーなんだろうな
それぞれでも一番
これが大変だった
これが一番いい
はそれぞれちょっと気になるけどね
僕さっきも言ったように
1話目が本当に大変でした
本当に大変ででもそれ抜けたら
すごく光が見えたんでよかった
って思っています
これがいいっていうのは
あのこれも
このラジオで何度も言ってるんですけど
スポーツとビジネスが
ずっと両輪で回っていく漫画なので
そこを注目してほしいなと僕は思っています
へー
なるほど
笠井さんは
何が
さっきルーナがハマった瞬間とか
お話ありましたけど
笠井さん的にこの漫画の一番
面白ポイントみたいなのは
どこになるんですかね
この漫画の面白ポイント
大が言う
根本くんが散々言ってるからな
本当にそうなんです
そこは同じって感じですかね
スポーツと企業が
結構噛み合ってる
まあまあ
あまり見たことないというか
なぜ
誰もやってなかったんだろうっていう
ジャンルではあると思うので
スポーツに関しては
例えばそのお金を使うスポーツ漫画
っていうのは結構あって
野球でもねグラジェニとかいろいろありますが
なんかスポンサーとか来る
ってことはなかったから
収入みたいなお金の描かれ方が
多いですよね
そういう意味では苦労したというか
まあまあ器用もんだという意味では
アイディア的にさ
先に誰かにされたくない
なんだけど
まあ以上はなかなかできない
で
作画もねある程度書き溜めをしないと
出せない
去年の夏ぐらい
あんまり言わなかったけど
やきもきしてた
これは
誰が悪いとか全くない
絶対しょうがない
なんだけど
まあこれは
出したいんだけど出せない
でね
始める時も年末進行被って
そうそう
1月から始まるということは
当然
入校とか
あるので
デザイナーさんの
稼働とかももちろんある
皆さん本当に頑張ってくれて
間に合ったんだけど
1週間遅れていたらもしかしたら
誰かが先に始めたかもしれない
それは全然ありますよね
僕は結構器用もんだというか
1:00:02
制作に関しては僕はそんな苦労した
っていうのはもちろん1話とかはあったけれども
今そんなにめちゃくちゃ苦労してるというのはもちろん
普通の編集者として
ありますけれども
めちゃくちゃやばいみたいなことはそんなに今
ないんですけど
そこですかね
先に
テニスでスポンサー始まったら
テニスじゃなくてもスポンサー
スポンサースポーツやられたらね
始まったら
テニススポンサーっていうのが一番怖かったかな
野球でスポンサー
始まってもまあまあまあ
まあやだけど
やだというか
いいとこを見てやがる
だけど
テニスでスポンサーが始まってしまったら
この漫画のアイデンティティが
なくなってしまう
それは怖かった
そうなったらもう出さないことになるんですか
いや出さないことはないです
別にネタが
同じような視点を持っていたね
っていうところになってくるわけだから
それはそれで別に
漫画の面白さとして別におかしくなるわけでは全くないんですけど
やっぱさ
ひねり出したアイデアだからさ
結構生物なんですよね
相当生物だと思ってますけど
社会情勢とかあるし
逆にだから
それを感じてる他の方がいるかもしれない
って感じですよね
1月から出して
やられたと
テニスかけスポンサー始まったやん
って思ってる人がいるかもしれない
だと嬉しいですけどね
逆にだと嬉しいよね
他の漫画とか他のスポーツでスポンサー始まってる
スポンサーにいいと思ってるし
ジャンル作れる可能性も秘めてますもんね
これは
編集者としてというかやっぱり
出す身としては
そこは苦労
そういう意味では苦労はしてないんだけど苦労というか
ただただモンモンとする
感じではありました
そうですね
確かにな緊張感あるな
最後に竹田さんかな
竹田さん
ありました何か苦労とか
一話目
始まって
見どころみたいなところ
見て欲しいところとか
あればぜひ
そうですね苦労っていうか
さっきちょっと話題に出た
そんなにスポーツに増えてこなかった
ので
その分
その描写
を頑張ろう
っていうかちゃんと
調べて
見ていこうっていう気持ちでは
いるので
このところが
描いてて
こう苦労というか
頑張っているところでもあるし
まあ
見ていただきたいな
という気持ちもあり
っていう感じです
そうですね確かにな
ありがとうございます
これは
最後見るのはやっぱ先生の絵を見るわけですよね
竹田先生のカラーが
1:03:00
どんどん上手くなってるので
あれこれって来週の日曜に出るんですけど
来週の日曜
来週の日曜に出るんですけど
その時に
今サイコミでやってる
愛のイラスト
ってまだ載ってます
1ヶ月やるはずだから
愛のイラストって
愛のイラストってのが
見れるんですよ今
竹田先生が描いてくださったじゃないですか
あの
フルカラーのルナとお姉ちゃんの
イラストですね
え?
読んだら最後に出る
サイコミでそういう企画があって
連載してる作家が
愛をテーマにした
作品のイラストを
愛コミイラスト
もう本棚しかいかないですもん
こういう
めちゃめちゃカラーもね
すごく上手くなってて
竹田先生描くたびに若返ってるんですよね
線が
どういう意味だよ
よくできている
そんな企画があるんですか
バレンタインデーどうですか
このイラストもさ
家族仲良くてよかったよね
出なかった
結局やっぱ
何するにもというか
なのでね
竹田先生のね
愛のイラストもぜひ
ご覧いただければなと思います
この後はですね
ビリオンブレックの連載回収宿画会がありますので
よろしくお願いします
皆さん
その前に単行の打ち合わせしようね
そうですね
閉めますか今回は
というわけで今回のゲスト
お二人をお迎えしての放送でした
いかがでした
楽しかったです
楽しかったし
あんまり喋んないように
怒られました
めちゃめちゃお上手でした
喋りすぎると喋りすぎてしまう
ビールも一杯しか飲んでない
そうですね
抑え目で
昨日アンモさんに飲みすぎるなよって
昨日ここで
同じ場所でね
別の収録に立ち会ってたんですけど
楽しく飲んでたら
アンモさんに飲みすぎちゃダメだよって
僕らの収録で
アンモさんの
お叱り受けないように
いや
すごいなんだろう
僕が今まで
テニスとか一緒に
かさえさんと武田先生とも
4人でやってた時
の中で一番なんか
かさえさんが編集者さんとしての
凄さを感じた
時間でしたね
編集の話とか
実際にダイと
どういう話をしてとか
かさえさんの思考の部分を
あんま聞くことってそんなないじゃないですか
それを聞いてやっぱ
やっぱすげえ人なんだなっていうのを
改めて感じた
でもアンモさんと初めて会った時さ
1:06:00
新宿の沖縄料理の居酒屋で
その時はアンモの老人の話
アンモさんがずーっと
アンモさんの人生を語り始めて
ちょっと待ってください
変な話じゃないですか
僕が話したくて話したみたいな
アンモさんはずーっと酒を飲み続ける
確かにその
追い立ち説明になりましたね確かに
そういうこともあったから
初めてアンモさんに話をできた
ありがとうございます
武田さんどうでした?
今回初めてラジオ出てみて
いやもうこういう場が
初めてなんでなんかちょっと変な汗かいて
すごいちゃんと
ありがとうございます出ていただいて
ありがとうございました
ちょっとこの後ね
宿泊会楽しみましょう皆さん
これで最高のクリエイターに少し近づいたのでは
よかったですこれやってるラジオ
そのためにやってるので
そうですそうなるために
では今回
俺はそうは思わないゲストを迎えしての放送でした
今回のパーソナリティは
根本とアンモと
武田と
深井でしたありがとうございました
ありがとうございました
ありがとうございました