1. おれたち LIVES MATTER
  2. #151 令和元禄あかね心中
2023-08-19 24:12

#151 令和元禄あかね心中

たしょーさん、お便りありがとうございます!

今回は自分が好きな「面白い!」を他人に伝えるとこは可能なのか、最新ハマったおすすめ漫画を通してテストしてみようと思います。


---関連過去回---

#96 「次にくるマンガ大賞ノミネート作品」を楽しむために

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#65 おすすめ漫画と性癖の話

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#30 岡崎京子と愛憎と現代と、そのすべてにYES。

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00:06
おれまたは、人生を無理やり楽しむための人間参加キュレーション番組です。
みなさんこんばんは、今日も始まりましたおれまたです。まずは自己紹介からいこうと思います。
宮口の元シナリオライターShojiです。よろしくお願いします。
末端漫画描きIwaです。よろしくお願いします。
はい、最後のSarimashitaです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
先週はIwaちゃんとYoshida君で、おれをネタにして無理やり一回作ってなんとかするっていうのをやっていただきありがとうございました。
楽しかったですよ。一生喋れる。
ネタにしやがってな。いや、おれほんとね、新型コロナウイルス感染症でございましたよ。
わかってたね。
ほんとにつらかったし、今もね、もう1週間以上は経つんだけど、熱は下がったんだけど、倦怠感とかね、味覚障害、嗅覚障害まだ残ってるよ。
フルパッケージじゃないですか。
緩和された時にさ、もうマスクはご自身の判断でってなった時、早々にやってられかと思ってマスクを取り払ったのに。
そうだったな、おれ。
キャストオフした途端にかかってるから、まんまと。
そういうもんですよ、だいたいか。だって緩和されたって言っても根本が解決してるわけではないからね。
してないね、何も。もう慣れたっしょみたいな感じだもんね。
これ以上規制してもね、社会は壊れちゃうでしょっていう理由のほうが多いだろうからね。
いや、そんな感じでまだ全然本調子じゃないんだけどね。なんか話引っ張ってくれよ、2人とも。
じゃあお便り。
じゃあお便りいただいてるんで、お便り久々に読みましょうか。
今回はですね、たしょうさんですかね。
いつもありがとうございます、たしょうさん。
ありがとうございます。
じゃあ読み上げさせていただきます。
こんにちは、いつも楽しく聞かせていただいてます。
ありがとうございます。
突然なんですが、皆さんにアドバイスいただきたお便りを送ります。
僕は好きなものをどう好きか、なぜ好きなのかがうまく言葉にできないです。
俺またの皆さんはオカルト話や漫画や音楽といろんな好きなこと、楽しいことを話すのがうまいなと思います。
皆さんのお話を聞いてるだけで、僕もそれのことが好きになったような感じがします。
でもいざ自分が好きなものの話をしようとすると、最終的にかっこいいとかもうなんか良いみたいな力技みたいな話になってしまいます。
長くなってしまいましたが、好きなことやものを相手にうまく伝えるために何かアドバイスはありませんか?
分かりづらかったらすぐ大丈夫です。これからも番組楽しみにしております。というお便りをいただきました。
ありがとうございます。
タショウさんは音楽家でギタリストの方なんですよね。
ツイッターとかでもすごい練習の動画をあげたりとか、ちゃんと今の俺っていうのを表現して、世の中全てに発信できる人なんですよ。
03:00
だからストイックで真面目な方だなと僕は思うんですけども、
僕らが楽しく話してる感じに聞こえるっていうのは、たぶん僕らが適当ですごい知ったかぶりなんだけど、
すげえ知ってる風な顔して話してるだけだから、ある意味不誠実かもしれないと思って、俺は。
タショウさんはうまく話せないんじゃなくて、たぶんすごい向き合ってるものにちゃんと誠実なんじゃないかなって僕は今、ふとこのメールを読んでる最中思ったんだけど、どうなんだろう。
タショウさんの話になっちゃうけど、語らずも活動を見てるだけで楽しそうって思っちゃう。
そうそうそう。
話さなくてもいいんじゃないかなって。
そうそう。いちいちうまく話さなくてもね、スポーツ評論家とかではなくてさ、本当にタショウさんは自分でもうアスリートとして見てるだけで僕らを楽しませてくれてるし、
ちゃんと好きなことも伝わってるしさ、楽しいっていうのがわかるから、だからそれでいいんじゃないでしょうかって思うよね。
本当ですね。
いちいち口発調を覚える必要はないんじゃないかっていう意見から、俺ふと思ったのはね。
全面同意。解決って感じですね。
冗談。これは。
え、でも二人はどうなの?好きなものをなんか話すとき、なんか考えてることとかってあるの?
でもそういう楽しいとか面白いとか好きっていう感情ってすごく個人的なものっていうか、自分の中の感覚なわけじゃないですか。そういって絶対正しく人に伝えることってできないと思うんだよね。違う人間だから。
だから例えばさ、自分が今すごいオネエスなものだったりとかもうめちゃめちゃ好きなものがあってもう他人はそうじゃんってことってやっぱあるわけじゃん。
そうそうそう。
ツイッターとかで俺これ好きこれ好きこれが最高ってこの動画見たら本当もう泣いちゃうわって、例えば投稿したりとかするじゃん本当に楽しいってね。
まあ人が投稿したのでもいいけど、多分自分が投稿するときでも9割キューブキューリンの人ってこのツイート見ても別に何も思わないだろうなとは思うよね。
自分と一緒な例えばねライブの映像とかで自分はすごいけど多分ほぼ伝わらないだろうなと思うけど、
例えばそれで一人だけでもそれに共感してくれる人が出たりとかすることってたまにあるじゃん。
自分もこれめちゃくちゃ好きなんです。歌ってる姿見るだけで泣いちゃいますよねとかこの人があってやってくれると、
それってすごい稀なことだけど確かにいると思って同じ好きな人って。それがお互い同じ感覚を持てたっていうだけでもすごい嬉しいよね。
もう付き合おうかって言っちゃいたくなるぐらいだよね。
でもね、俺の好きとは違うっていうのはわかる。
そういうこともあるのか。
そうそう。だから絶対伝えきらんっていうのは全くシンクロすることっていうのは多分できないと思うっていう意味で。
だから人に伝えるときにはデフォルメしなきゃいけないと思うんだよね。
歌だったら歌詞がいいとか曲調がいいとか顔がいいとか歌ってる人のマナーの雰囲気がいいとか、
どうしてもわかりやすいこととか共感できるものにデフォルメして共有できるような情報にしなきゃいけないと思うんだけど、
本当心の中の沸き立つ感覚なんて伝えきらんのね。脳みそと脳みそをつなげない限りは。
06:03
だからある程度の嘘があると思うんだよね。嘘って言い方はよくないけれど。
説明するというか表現するというか。
妥協だよね。
みんなの目につくようにするときってね。
いやでも例えば何かの話題で、何かのスポーツがよかったでも何でもいいけどさ、すごいどんだけ説明してもその相手が興味がないときって別に伝わんないじゃん。
逆に人にすごい押されたときに思うことなんだけど自分がね。
例えばこれがすごいいいんだよってずっとそれを言われて、でもあんま興味ないからまだ読む気しないなと思ってても、
自分がそれになんか興味を持つ瞬間ってあるわけじゃん。
それが出てきたときにあの人がすげえいいって言ってたなあ、読んでみようかなと思って、
ドハマリすることはあるから結構時間差で来ることは多いかな、人に。
じゃあとりあえず今日はその面白いが伝わるかどうかを、
俺が一個最近自分がハマった漫画を通してテストしてみようかな。
ちょっとねコロナ系のまだ不調だからそれこそうまく伝わるかわからないけどね。
リハビリね。
リハビリでちょっとやってみようかと思うんですけどね。
これ普通に面白かったから久々コンテンツ化でちょっと話したいんだけど、
俺ちょっとこの前から久々落語熱が来てるわけですよ。
落語。
いいよね、あの漫画ね。
普通に久々落語、すげえ詳しいわけじゃないんだけど、
たまに落語とか聞いてはまた面白いなあと思いながらまた離れてまたたまに聞くっていうので、
最近ちょっとSpotifyとかで普通に落語聞いたりとかしてて、漫画読んでみたいなと思って、
で、二つ読んだんですよ。
どっちだ?
昔からちょっと読んだりとかしたのもあったんだけど、
一つはもう有名な昭和元禄落語神獣ですよね。
ああ、名作でございますね。
それともう一個はジャンプでやってるアカネ話。
ああ、最高だね。
その二つ読んでどっちもむちゃくちゃ面白かったんですよ。
で、あれこそ落語最近また熱が来てるんだよねって話しても、
落語興味ない人にとっては全然興味ないわけじゃん。
へえそうなんだで終わるわけじゃん。
だけどこの二つの漫画どっちも本当に落語家の魅力というか入門編になるには最適だなと思って読んでて、
それでどちらかを読んだらもうめちゃくちゃいいよっていうだけのおすすめ回なんだけど、
二つはやっぱタイプが違う面白さがあるなと思って。
昭和元禄落語神獣っていう方は熊田春子さんかな、作者。
元々BLとか書いてた人らしいのね。
で、女性だろうと俺は思ってるんだけど、
本当に漫画自体がすごい女性らしい漫画なの。
それで片谷あかね話の方は今ジャンプで連載中で、何巻ぐらいまで出てたかな。
5、6巻ぐらいまで確かに。
もう7巻です7巻です。
7巻出てるんだ。
で、こちらは原作付きでもうガッツリもうジャンプって感じなのね。
もう落語っていう題材をザ少年漫画みたいにしてるのね。
そうですね。
だからどっちも違う色で面白いんだけど、
女性が書くものといわゆる王道少年漫画って全然違うなと思って、
09:00
女性の書く作品って名作に多いんだけど、
これ悪い意味じゃなくてすごいタイプの違いなんだけど、
狭い世界にしていくやり方が多い気がするのね、女性作家って。
社会全体に広がっていかないんだよね。
うちのうちの一段に狭まっていくというかさ、
狭まっていくっていう言い方は違うな、集約していくっていう感じかな。
俺とお前ぐらいになってきますね。
そうそうそう。
昭和元禄学校真珠の方は主人公一文というか、
中心になる一文が雄楽帝一文っていう一文なんだけど、
主人公の雄楽帝八雲っていう人がいて、
この人が最初は大師匠として出て、
そこに師匠にもう弟子入りしたいっていう、
元チンビラのトコノコだけどめちゃくちゃ性格の良い子が入ってきてっていうところからストーリー始まるんだけど、
そっからその今名人と言われてる八代目八雲師匠っていう、
その師匠になる人の若い頃の話、老いたちから今になっていくっていう話の過去編があって、
で最後そこから未来へみたいな話になっていく、
その八雲師匠の一生を描いてる感じになるんだけど、
そこでその八雲師匠の親友だったスケロクっていうもう一人のタイプの違う男の子がいて、
八雲さんの方はどっちかというと美男子で神経質な暗い男の子だったっていうところと、
もう一人は快活な友達親友がいてっていうのと、
そこにもう一人女の人が絡んできてっていう3人が結局主役になってる話だよね、狭く。
で他のキャラも出てくるんだけど結局中心はその3人の恋愛事情とか、
いろんな人生の事情とかっていうところから楽しませていくっていう話で、
そっからいろんな次の代に広がっていったりとか、
家族が増えていったりとかっていうところで話を引っ張っていくんだけど、
本当にその内へ内へ狭いところに話がどんどん集約していくのね。
たたやあかね話の方は、これもちょっと少年漫画らしいという話なんだけど、
どんどんどんどんキャラが増えていくのね。
それぞれが落語のタイプがあったりとか人間性のタイプがあったりとかしながら、
それが自分の得意な落語の話につながってて、
自分の得意話があたかも超必殺技みたいな、挽回みたいな感じで出てくるのね。
そうね、表現が完全少年漫画。
そうそうそう、だからどっちもめちゃくちゃ面白いんだけど、
タイプ違いでどっちが好きか好きな漫画のタイプでね、少年漫画めっちゃ好きっていう人はもうあかね話読んでほしいんだけど、
だから俺はあかね話の方は、なんて読むんだろうな、ドラゴンボールじゃないなあれは。
最近のもう古典となったものに合わせるとね、落語版ブリーチかな、あれは。
そうっすね、いいところちゃんとまとめてるよね、少年漫画のね。
完全に主人公軸で主人公が成長していく話になってんだけど、
そこにどんどんどんどん強そうなキャラが出てきてさ、かっこいい奴らが。
で、そいつが自分のタイプと落語を披露するところで挽回みたいな感じでさ、
こいつの得意技、こいつはこういう技を使う奴なんだみたいなのを説明して、
かっこいいみたいな、すげえみたいな感じになって、で、戦っていくみたいな話になってて、
その二つがね、もうほんとにちらっと落語かじって落語好きだなと思った時に、
12:02
もうどっちも読んだらタイプ違いで面白すぎてさ、この二つ読んでくれっていう話をしたんだけど。
両方、両極端ですよね。
ね、両極端で面白い。吉田君、どっちも読んだことあるの?
どっちも読みましたよ。
どっちが好き?
読んでるし、両方好きですね。両方好きで。
アカネ話は本当に単純に上手すぎるなと思って、漫画が。
主人公が女の子っていうのもすごいいいなと思っていて、
その女の子を盛り立てるさ、兄弟子種がさ、なんか今っぽいじゃない、優しいですよね。
そうだね、優しいね、基本的に。
優しいし、ライバルになる女の子とかも出てきて、一番の師匠はすごい女性の、男社会で苦労した女性。
ウララ師匠だね、ウララ師匠。
そうそうそうそう、なんかその辺の女性の生きにくさとかもエンタメにちゃんと昇華して、
かつブリーチっぽくもありワンピースっぽくもありっていう、このまとめ方天才だなと思って。
いやすごい上手いんだよね、本当に。
かたやさ、落語真珠の方は本当に作家って感じじゃない?
女性作家が書いてる一つのお話って感じがするんだよね。
そうですね、読み口が多くとか、あの辺の漫画と結構近いなって思ってて、
吉永文先生が、やっぱり女性的だし、チンピラの子が来るじゃないですか。
チンピラの子とその師匠の話で、俺とお前の話で、
過去に行くとその師匠とその師匠の友達の俺とお前の話で。
ずっと恋愛じゃないですけど、2人の関係性の話がメインですね。
関係性の話で、そっから社会全体とかではなくて、社会全体がその2人を描くための周り、バックグラウンドみたいな感じになってるよね。
なんか読んだ後の抱える感想も真逆すぎてさ、テーマが一緒なのに、どっちが好きっていう並べづらいものですね。
そうだね、別物かもしれない。でもどっちもね、それぞれがちゃんと落語のお話を書けたりとか、落語の遠大の説明もあったりとかして、
落語自体の魅力もすごくちゃんとその中で伝わるように書いてるってところはすごいなと思って。
面白い、ぜひ読んでいただきたいですね。
だからさ、それこそ落語真珠で、柴浜っていう人情話で有名なのがね、目音の話でね、すごい有名な代表的な人情話があるんだけど、
柴浜はね、落語真珠の中の一番すごい感動するシーンで、これ読んだことない人に伝わるかどうかがすごいわかんないから詳しく説明できないんだけど、
一番いいシーンで、その目音の話が本当に作中でもあるところで、その柴浜をやるっていうシーンがあるのね。
で、そのどうにもならない男と女の表現を柴浜で表現するっていうシーンができて、すごいそのシーン見てもう泣いちゃったんだけど、
その柴浜の演題を、茜話の時だと、声優から上がってきた女の子をやるシーンがあるね。
15:00
で、その後その子はいろいろあって、すごいそこから修行に励むようになって落語になっていくんだけど、
その柴浜をやった時に、まだお前が柴浜はやっていい時じゃないって俺見てて思っちゃって。
落語真珠ね。 それもわかった上で、多分漫画ではチョイスしてると思うのね、もちろん。
落語真珠でその柴浜っていう話について、ちゃんと自分が教えてもらったから、別の漫画を読んだ時に、その演題についてのバックグラウンドがちょっと自分の中で広がってるから、
漫画で出てきた話以上にね、そこに思い入れが出ちゃったりとかするっていう、その繋がりはね、やっぱ歴史物と一緒だなと思って。
知識が重なれば重なって、溜まっていけば溜まって行くほどに別の面白さも出てくるなと思って。
その挽回はまだ出すタイミングじゃないみたいな。 そうそうそう。
ただ、あえてその作品をこの時に持ってきた作者の意図っていうのもわかって面白かったりとかね。
だからそれも上手くできるところと上手くできないところっていうのもちゃんとその後説明されたりとかしててね、その時のその話のほうが。
あ、一個、ごめんなさい、好きなものを語ってみようみたいな感じで初日の話してもらったんですけど、流れで僕も一個ちょっと紹介していいですか、漫画。
あの、昇波昇天って漫画知ってます?
え、なに? 知らない。
お笑いのバックマンです。
尾端先生が作画で、お笑いでM1みたいなものを優勝するぞっていうで、きっかけが口下手、口下手というか、
人前で喋るのが苦手な男の子が幼馴染の女の子をうまく笑わせられなくて別れちゃったっていうところから始まるんですよ。
あ、本当にバックマン、お笑いマンみたいなやつだね。
そう、フォーマットが100%バックマンで、やっぱ少年漫画なんでライバルのコンビとかがやっぱり能力っぽかったり、
こういう肩団とか、主人公の2人組も特殊能力を持ってます。
例えば、口下手だけど大喜利がすごい強い、深夜ラジオに投稿しまくっててめちゃくちゃネタが豊富な子と、
あとネタは一切かけないけど、もともと子役の役者をやっていて、
舞台に立たせるとアドリブで何でもできちゃう天才みたいな組み合わせで、
で、正統派のお笑い芸人とかが出てきたりとか、あとは極者芸人が出てきたっていうのを、
なんでこれが面白いのかっていうのをちゃんと解説しながら、お笑いをなんか分解しながら、漫画として申してくれる。
これすっごい面白いですよ。
赤根話って多分、これもフォーマット違いですよね。赤根話も落語テーマじゃないですか。
一つテーマがあって、その業界の大変さとかも含めてね。
それのお笑い版なんで、たぶん今のノリで翔実さん読んだら、すごいサクサク読めて面白いと思います。
同じフォーマットでプロの手によって描かれてる話って感じだね。
で、作中のライバルですごいクロートというかプロっぽいキャラが今だと女性コンビだったりして、
18:00
女の子かっこいいキャラで最近出てきますよね。
そうだよね。少年漫画でもね。
いや、赤根話が俺面白いなと思ったのは、落語っていう題材ってさ、
すごい指定関係が厳しかったりとか、師匠の言うことは全てだったりとかっていう世界じゃない。
今のさ、いわゆる世の中で言われてるノリとは真逆の世界なわけじゃない。
それこそ修行にね、何年も何年もかけてみたいなのが馬鹿らしいんじゃないみたいなことが言われてるよ、昨今でさ。
その落語っていうネタを引っ張ってきて、師匠が絶対っていうところがすごい赤根話も最初に描かれるんだけど、
もう師匠にダメって言われたから全てが終わっちゃったお父ちゃんがいてっていう話じゃん、あれも。
で、その否定されたお父ちゃんを私がすごかったって証明するんだっていう女の子の話じゃん。
意外とそういうところを持っていったのが面白くて、
逆にそういう厳しい世界だからこそ師匠と弟子がここまで絆の強いものになっていくってところも描かれたりとかするから、
ある意味ネタとしては時代と逆行してるところが面白いなと思って、それでいて今時でもあるしね。
だからなんかいろんな漫画のいいところをすごい持ってきてて、もうとにかく上手いっすね。
とにかく上手いなと思って。
落語の漫画なんてね、普通になるとしたらたぶん相当難しいってか面白くないかもしれない。
それこそね、昭和元禄落語真珠みたいな、その話自体が人情話になってる話が合うのかなと思ってたら、
すごいもう少年バトル漫画風に仕上げて、これはこれですごいなと思ってて。
なんだっけあれ、ライバルの名前忘れちゃった。一番上手い子。
あれか、荒川開成でしょ。
開成か。
男前の子でしょ。
なんだっけ、神経重ねが節。
神経重ねが節豊志賀の詩でしょ。
そうそうそう。
怪談話の必殺技でしょ。
完全挽回だったやつ。
目標であり最大のライバルであるかっこいい男の子が、最初は男なんだけどめちゃくちゃ色気と華があるっていう必殺技だったんだけど、
さらにそこから、実は彼の裏にはすごい影があってっていうのを、今度は怪談話で表現するんだよね。
恐ろしさを持ってやがるこいつみたいなね。
見開きでめっちゃブリーチじゃんって感じだったもんね。
エスカレートするとさらに面白くなりそうだな、今後って思って。
そうっすね。派手になりそうですね。
俺はもともとね、やっぱ青年漫画っぽいノリ好きだから、昭和元朗落語真珠にむちゃくちゃこれ面白いと思って読んでたのね。
で、ふとそのまま落語ネタでね、茜話、そういえば最近面白いって言われてて吉田くんも言ってたなと思って読んだら、
これはこれでタイプが違うから余計瞬間的にはまっちゃったっていうかね、同じノリじゃないから、こっちはこっちですごいなと思っちゃった。
ぜひ読んでほしいなと思いました。で、今もう最初の多条さんのメール忘れてるけど、こうやってたぶん好き好きで夢中になって話してるだけなんだよね。
そうですね。話したいから話しただけですね。
そうそうそう。で、何とか伝えてやりたいから、興味がない人にはなかなか興味を持たせるのは難しいだろうなと思うけど、
自分のその面白かったを必死に伝えようとしてあっちから引っ張ってきたりこっちから引っ張ってきたりとかしてるだけなんだよね、たぶん。
それに考察とか言い出すしね、これはこういうのでこうだと思うんですよね。知らんわいって話ですよね。
21:04
そうそうそう。それも自分でもさ、確信が持てるほどその考察が正しいかどうかもわかってないまま喋ってんだよね。
そんなもんだよね。そんなもんだなっていう再確認ができましたね。
そうですね。じゃあ、いわちゃん今日は話になかなか入ってこなかった。いわちゃんがまとめてもらおうかな。
いや、今日漫画の話でしたけど、僕あんま漫画読まないっていうのと、読まなきゃダメなんだけどね。職業柄、絶対いろいろ読まない。
ま、全く読まないわけじゃないんだよ。読むんだけれども、前も話したと思うんだけれども、僕はこういうタイプだからっていう理由なんだけれども、
仕事でわーって漫画描いてると、特に今僕原作もの描いてるんで、甘いにもこう、あ、いい、すごいっていうふうに心を持ってかれると仕事できなくなる。
だから引っ張られるか仕事できなくなるかどっちかなんでしょ。
そう、どっちか、どっちかなの。ほんと、なんかもう危ないんで、あんまり読めないっていうのがあるから、今もこう、あんまりこう気持ちを持ってかれないようにね。
難しいな、それも難しい話だな。
感動してはいけないんで。こう、メカニズムを読むってことはしないといけないと思うけれども。
だから自分の肩が崩れる恐れがあるのが怖いんでしょ。怖いというか、崩れちゃうと仕事できなくなっちゃうんだよね、今の方。
これやりたいっていうふうになると、多分もうダメだってなると思うんで。
まあでも本当はね、なった方がいいんだよ。ダメだってなりながら、のたうちもあって、書くのがうまくなる道なんだけども、なんていうんですかね。
僕は勉強を嫌いだし、割と決めた勝ち筋を行きたいタイプなんで、なんだろうな、そういうやつはもう自分のためだけに書きたいなと普段から思っているので、
そう、仕事ではやりたくないなと思いながら聞いてたし、2人が話しているのを頭の中で絵にするわけですね。こういうふうな表現なんですよ、ああいう表現なんですよとか言うと、コマで割ったりとかするんだけれども、楽しいっていうよりは勉強だったなって感じで。勉強になったなっていう回だったね。
じゃあこれからもね、漫画のおすすめ話は吉田と俺がもうファン心全開でやっていきましょうか。
吉田 頼むわ、俺はもう心を無にして聞いてるから。
やめてよそれ、喋りずれえよ俺ら。
吉田 それをメカニズムを分解しながら聞くから。
そうか、俺らじゃあファン心全開で喋っていくことにするわ。
吉田 まあまず読んでねえかわかんないんだよな。
岩の頭をぐっちゃぐちゃにしてやろうぜ今度、コンテンツ話またしたい。
吉田 いっぱいまたあるんで紹介して。
ね、瞑想させてあげよう岩を。
吉田 そうです。
止まるなあ。
吉田 また話しましょう。
ということで今日は久々のコンテンツ話でした。
吉田 コンテンツ回でしたね。
じゃあ終わりにしましょうか。
吉田 はい。
ありがとうございました。
吉田 ありがとうございました。
24:12

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