でも割と今って極端だね。
なんか、すげえさ、ガツガツキャラとかさ、
お前よりほら俺の方が優秀でしょみたいなキャラがかっこいいような現代でもあるけど、
やっぱりものすごい引っ込み次第な人が主人公って場合も、
両極端だね、なんか最近。
うん。
なんかね、確かにいろいろ点滅するかもね。
まあね、なんか葛藤しんだよね。
あのさ、語彙がねえな今日。
お願いじゃん。
そう、お願いじゃん。
プレゼンしろよ、お前得意なんだから。
頼むから、一旦出たらみんな葛藤しんだよ。
わかるわかる。
買ってくれないともう、漫画家は死ぬしかないからね。
漫画家さんが潤って、次を描けるような状態にして、
俺の元に漫画を提供してくれと。
そうそうそう、狂気を止めないでくれ。
インフラ整備してやれと、ちゃんと。
これがないと俺はもうほんと生きていけないので。
水なんだね、これ。吉田の。
一瞬間何が出るかっていうのだけが今楽しみで生きてるからさ。
あのさ、漫画ばっかほど読むんだけどさ、
なんかやっぱ漫画好きみたいな会話がたまに発生してしまうわけじゃないですか。
まあね、定期的に発生するよね。
この番組もそうだし、雑談の中でさ、
吉田さん趣味とかなんですか?みたいなやつで、
えー、みたいな。
強いて言うと漫画とか好きですね。
で、変にKindleの中身とか開示すると300万ぐらい漫画入ってるからさ、
ちょっとヤバい奴になっちゃう。
人財産だよな。
ちょっとヤバい奴になっちゃうからさ、
まあまあ結構好きですよ。
おすすめを教えてくださいよーってなるじゃないですか。
自分のおすすめは、
それこそどっかで話した激好仮面とかをさ、話すわけにいかないじゃん。
会社の人とかに。
まあそうだからね。
ちょっと実際の話なんだけど、
え、シグネ知ってる?みたいなところから始まっちゃう。
あの作者さんの伝説の新作かみたいな話になる。
ではないじゃん、向こうが求めてるのって。
そうだね。
かけてワンピースとかではないじゃん、きっと。
だからその、何、俺の手札が何を出していいか分かんなくてさ、
なんか結構てんてんてんって無言になった後、
まあなんでも好きっすねー、
あ、好きなもんです?みたいな、逆に聞いちゃうみたいに言うと。
何系が好きって逃げながら聞くかもしれんな、俺だったら。
何系が好きっていう回答も、
なかなか漫画読みじゃないと出てこなくないっすね。
でもうちのジムさんが、別にすげー深い趣味とかもちろん知らないけど、
漫画意外と読むって話をして、
でまあ吉田くんの今の感じと同じように構えたのね。
え、何これは、やっぱジャンプ漫画とかすごい有名どころで話をもぎり上げればいいのか、
もうちょっとマニアックなところの話なのかどうなんだろうと思って、
でちょっと恐る恐る、
最近何読んだって聞いたら、
あのうなぎ鬼っつって面白かった。
ヤベェ漫画じゃん。
こいつヤベェなと思って。
あのうなぎ鬼を知ってる方が、
今このポッドキャスト聞いてて何いるかわかんないんですけども、
人はね、ヤクザに殺された後にうなぎ養殖場に肉片にされて投げ込まれて、
この世にいなかったことにされるのは本当かもしれないみたいなところから始まる漫画なんですけども、
すげー面白かったって言い出してそれから。
そういう開始さえ、こっちギョッとしてさ、何も言えなくない?
ちょっと冷たい熱帯魚進めてみようかなって思っちゃうよね。
他にもボディを透明にする作品があるんだよ。
これ読んでない人には伝わらんだ話だよ。
全部そうだけどね。
じゃあちょっと伝わらんだ話続けてもいい?
どうぞ。
朝野忍夫さんって漫画家の人いるじゃないですか。
最近デッドデッドデーモンズデストラクションだっけ?
映画化までになったじゃん。
あの人のさ、その前にやってたおやすみぷんぷんっていう漫画がありますよね。
胃が痛くなる。
ぷんぷんっていう主人公だけが、何て言えばいいのあれ?
あのデザインは何て言えばいいの?
なんかこう、抽象的なキャラクター。
そうそう、抽象的なキャラクターで主人公だけは描かれてて、本当にゆるキャラみたいな感じなんだけど。
出来損ないのひよこみたいな。
そうそう、ひよこみたいな、変なひよこみたいな感じなんだけど、周りの人は普通の人間でどちらかというとリアルに描かれてて、
でもぷんぷんもその中では人間として普通に認識されてて、
ちょっと妙な絵柄で、ぷんぷんのなんか小学生から大人になるまでの男の子の中のドロドロっとしたものをずっと描いてるような漫画だったわけじゃない?
もう思春期に入った時とか、もうドロドロもいいところまで、男子ドロドロを全て描いてるのが青春漫画なんだけど。
やめろーって感じだったよね、見てる時は。
よせーってなったもん。落ち着けー。
いわちゃんの感想でさ、読んでて、俺ずっとその、やめろーって思って読むのが好きだったのね。
なんだけど、久々におやすみぷんぷん読んで、最初の方から途中まではいい感じに男の子のドロドロした部分、
誰にも見せない内面の汚い部分を描いてくれてるところはやっぱ面白いなと思ったんだけど、
当時の世相というか漫画のよくある流れだったかもしんないけど、想像以上にひどい方に行くじゃん、物理的にも物語が。
なんかね、当時はあれ好きだったんだけど、やっぱそういう時代感だったんだろうなと思うんだけど、
久々読んだら、内面のドロッとしたのをすごい描いてくれてるから、現実というか物語の中の現実でまで、ありえないひどさの方まで落ちてほしくなかったなと思っちゃったんだよ。
読み返したら。特に変なことは起こらない。日常をずっと貫いてほしかったなみたいな読み方になっちゃったので。
そういう読み方に変わって、なんか久々読んだら、あの2000年代前半までとにかく何でもひどい状況にするのが流行ってたんだなって、ふと思う。
なんか破滅志向だったもんね。
そう、破滅志向だったんだよね、当時の漫画ってなんか。
私さ、朝野犬代先生とさ、あと、花沢賢吾さんの漫画あんま読めない。
嫌いなんだ。
聞き嫌い人は言えないんだけど、その…
わかるぞ。俺もね、近いものがあるぞ。
花沢賢吾さんはまあ一番有名になった代表作でみんなが知ってるので。
アイアムアヒーロー。
アイアムアヒーロー、アンダーニンジャもそうだし、ボーイズオンザランとかね。
ボーイズオンザランがとにかく読めなくて。
あー。
あれも辛いのと、あと最後、うやすみぷんぷんも、あと今アニメやってるあれも、ちゃんと飲み込めないんだよね。
僕はもうあの漫画、ただただあのキャラクターが可愛いというだけで、最後までアニメはいけた。
あと、なんだろう、そっからもうちょっともう言っちゃった、高橋真先生とか飲み込めなくて、最終兵器彼女。
それはわかる。
あの、本当にファンの皆さんごめんだけど、俺個人的なこと言っていい?
最終兵器彼女は大っ嫌いなんだよな、俺は。
僕もね、すごく苦手ですよ、あれは。
あの、すごい失礼なんだけど、もう俺の個人的な本当…
合わない。
合わない。
そこはね、別にあれだよ、作品の良し悪しじゃなくて、合わないんだ。
あの物語の思考が合わない、俺今。
なんか俺、あの辺一緒だったんだよね。
あー、ちょっと俺の中では違って、最終兵器彼女は僕らよりもちょっと上の世代なんだよね、岩ちゃんと僕。
そうだね。
で、いにお先生とか、アイアムアヒーローなの原沢賢吾先生はなんかドンピシャな世代。
ドンピシャなのはニルバーナなのよ。
あ、そうなんだ。
だからなんだろう、あの世界系みたいなのが出てきて。
世界系ね。
PCゲームのなんか、美少女PCゲームの感じ。
走りみたいな感じ。
だから逆に言うとさ、美少女ゲーム好きだった吉田くんには割とあっち行って神話性高いのかなと思ったんだけど。
思っちゃうね。
ノリが。
俺も絶対好きやろって思ってみて、あーちょっと大丈夫ですみたいなやつだったよね。
あれね、なんだろう。
当時さ、主人公の男の子だけ何もせずに入学って結果何もしてないんだけど、周りの女の子たちが頑張ってひどい目になってるみたいな話多かったじゃん。
流行りだったんだけど、主人公があまりにも何もしてなくてさ、それこそさ、スプリガンじゃないけどさ、お前も戦って死ねって呼んでると思うんだよ。
スプリガンってめちゃくちゃ面白いよね。
だんだん世代ずれてる人には何にも伝わらない話になってきてる。
スプリガンめちゃくちゃ面白いぞ。
スプリガンはいいっすね。
アーマーとマッスルスーツ。
えー、あれは?新井秀樹先生は?
新井秀樹先生、あれか、えーと。
ワールドイズマイン。
これ出てないかも。
これは俺漫画力で読めたんだけど。
あー、シュガーとかは読んでる。
シュガー、キイチはめっちゃ好き。
えーとね、たぶんね、ワールドイズマインって何年の漫画なんだろう。
結構古いですよ、97年か2001年までに連載されてたらしい。
別に俺漫画史を知らないんだけどさ、俺の印象の話していい?90年代の。
でもさ、しょうちゃんの好きな岩井春司シューもするよ。
岩井春司は違うんだって。
違うって言いたいことはわかるよ。わかるんだけれども。
岩井春司さんはあくまであそこの主人公たちは自分でもがきながら何か手に入れようとしてる人たちなんだよね。
確かにおっしゃる通りです。
そこがないのは嫌いなのに。
ごめん。
岩井春司先生の物語に出てくるあの子たちは。
悪かったって。怒るなよ。
すげえスイッチ入ったもんね、今。
時代がね。
頼むふんだな。
オタクのやつ出てたよ、今。
良くないとこが。
そうだね、オタクの良くないところは出てたな。
全然違うやつでムキになりますな。
たまにさ、作品紹介会やるけどさ、難しいよね。
ちゃんと好きなものだとこう、なんか出ちゃうよね。
そして笑えることにさ、3人とも好み違うもんな。
違うよね。
違うよね。
でもさ、岩さんはさっきちらっとこの収録の前に話したけどさ、
俺、キングラムまた読み直してるって話したけど、
岩さんの話聞いてると、キングラムとかはドンピシャで好きなんじゃないの?
持たざる者が何かを手に入れていく話っていうのでね。
ドンピシャで好きだよ。大好き大好き。
ただ長すぎるのと、ワンクエストが長いんで、
ワンクエストの区切りがつくまで読まないようにしているよ。
長いもんね。
キリが悪いから。
まあね、そういう意味で一緒くたにしても違うって言われるけど、
僕らね、氷河期世代は多分何かを手に入れていく話が好きなんだよね。
ゆとり世代と言われた吉田君たちは、やっぱそこらへんはちょっと違うの。感覚。
そうなんだろうね。
僕ね、たまたまかもしれないんだけれども、
仕事でわりと自分より若い人と関わってやった案件っていうのがいくつかあって、
その中でわりと共通しているのが、
僕はわりと人間の情けない部分もかっこいいと思って書きたい。書きたいんですよ。
つらい思い出を引きずっていて、引きずりながらも前に進むことが強さだって思うんだけれども。
もがいてるの好きだよね。
引きずってるのダサいって何度か言われたことがあって、わりとね。
人回りぐらい小さい若い人だよね。
なんか感覚がこれは違うのかなとか思って。
バッサリ言われたらちょっと泣きそうだよね。
引きずらないことってかっこいいの?みたいな。
まあそれどっちでもいいんだけど。
そこの戦いね。
でも俺はもう引きずり倒してる方がいいんだよね。
それを自分なりに常に何度も飲み込めないものを何度も飲み込もう飲み込もうとし続ける様っていうのがかっこいいと思うんだけど。
たまにゲロっちゃったりしながらね。
そうそうゲロっちゃって失敗しちゃっててそういうのがいいんだけれども。
だからね感覚の違いってあるんだなと思って。
それって随所に出てて。
そうかも。確かに。
やっぱダメなんすか?引きずるのは。
何かを引きずってるキャラクターの作品ってなんかパッと思いつかないと思う。俺が好きなものって。
でもおやすみぷんぷんとかの時代の漫画ってさずっと引きずってる上に何か起こしちゃう人たちの話多くなかったわりと。
俺あれ嫌いだから。
そっか。
言ってもう俺いい大人になっちゃってるからさ。
前のミュートもいい加減吹っ切れよみたいなさ。
ちゃんとせよみたいな感じになっちゃって。
その程度もあるんだけどねもちろんね。
俺好きなの分かったわ。
引きずってる重さに耐えかねながらもがいてるのが好きなんだけど。
もがきながら間違っても正しいでも行動起こしちゃうのが好きなの。
で行動起こさないのは大嫌いなの。
引きずりながら引きずってるので悩んで何も動いてないのはもうイライラしてしょうがないわけですよ。
そうなんだよ。
何の話だっけ。
漫画の話。
漫画の話なんだけど途中見解の中だったね。
触れてはいけないものが触れてしまった。
最近そんなにムキになったことないんだけどさ、オタクっぽさ全開出たなって思った一瞬。
しまったと思ったよ俺は。
こんなに感情的な障子さん久しぶりに見ました。
ミスったと思った。
岩井俊二だけは雑に触れないしね。
そうだよ。
あぶねあぶね。
じゃあ今日はよくわかんないけど定期的なおすすめ漫画の話でしたということで。
楽しかったよな俺は。
俺も楽しかったけどね。
ちょっと夜中で寝かけてたけどね、ムキになって目覚めたわ。
リスナーが楽しいかわかんないけどありがとうございました。
僕らの話を聞いていただいてありがとうございますということでじゃあ今日も終わりにしようと思います。
ありがとうございました。
ちなみにこれ200回目っぽいよ。
最悪。
ぽいよ。
お願いします。