1. 空地的ジンブン学
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2024-12-05 51:53

#55 藤本タツキ原作映画『ルックバック』を観る 学

久しぶりのスタジオ「雑談」での収録。Amazonプライムビデオに配信された藤本タツキ原作映画『ルックバック』で色々話していきます。

サマリー

藤本達喜の原作映画『ルックバック』に関するポッドキャストエピソードです。このエピソードでは、映画の感想や原作との比較、社会的な影響について語られています。また、映画『ルックバック』についての解釈が述べられ、特に京アニ事件、友情のテーマ、物語構造に焦点が当てられ、観客の感情に影響を与える要素が分析されています。 藤本タツキの映画『ルックバック』を通じて、彼の作品世界や個人的な経験に関する考察も行われています。作品の倫理的な側面や演出技法についても深堀りがされ、藤本の成長と変化が描かれています。また、藤本タツキの作品や映画『ルックバック』に関する考察が展開され、作家の役割や自己言及的なテーマについての議論が行われ、現代社会における創作の難しさが掘り下げられます。 さらに、藤本タツキ原作の映画『ルックバック』の評価や視聴体験についても語られ、短い映画ながら深い内容を持ち、視聴者の集中力を試す作品であることが紹介されています。

オープニングと季節の話
藤原です。松崎です。中村です。
というわけで、空地ジンブン学、今日もやっていくわけなんですけども。
今日もやっていくわけなんですけれども。
いやぁ、寒い日が続いてますなぁ。
自節の挨拶から入るわけね。
年末ですよ。色紙と一緒だよね。
うん。色紙みたいなもんですからね。儀式ですから、こんなの。
色紙読んだことないね。あの、卒業式とか。
入学式で読んだことあるわ。
出席だったの?
入学した時にね。
出席だったの?
出席だったの。
それはともかく。
中学?
中学のね。
出席入学ですね、それ。
あの、2、3人読むんだよ。だから、上の方の人が読むみたいな。
小学校の卒業式の式辞読んだ気がするな。ちょっと覚えてない。
なぁ、でもそういうルールがあって、なんか。
その、季節の話から始めなくちゃいけないみたいなのも読んだ気がする。
あるよね。裏高な、この春の日に、私たちはみたいな。始まりだよね。
そうそう。それでなんか、皆様の感謝がうんたらかんたらみたいな。
ルックバックの影響と反響
で、まあ、式辞といえば、ルックバック。
え?
どこが?
どこが?
式辞あったかも。
今日はルックバックについて喋ろうということで集まりましたけれども。
今、手元に藤本達家の原作がありますけど。
ルックバックっていうのもあれね、映画版で喋りますけど。
最近あの、Amazonプライムの配信に降りてきて。
11月8日からかな。降りてんのかな。
まあ、劇場で見たんだっけ、松田君。
僕は公開して3日、4日ぐらいに。
で、もともと漫画も読んでた?
読んでた読んでた。
俺もジャンププラスで読んで、今改めて劇場で見ずにファンプラで見たわけなんですけど。
まずさ、そのルックバックの漫画がジャンプで出た時、覚えてる?
覚えてるよ。
あれすごかったよね、単純に。ツイッターの熱量。
すごかったね。
だからあの、読み切りでバーンと出る時期あったじゃん。
なんだっけ、あの、タコピーだ。
あったな、タコピー。
タコピーの現在。
タコピーの現在とか、ルックバックとか、そういう。
あとさよならエリーもあったね。
さよならエリーのあともう1個あったよね、藤本達喜原作で。原作っていうかストーリー達喜で、作が違う人の。
そんなんあったっけ、ファイアパンチでもなくて。
なんかその読み切りで。
ファイアパンチは自分で書いてる。
なんかその漫画家が、違う漫画少年かなんかが書いてる漫画の話が本当になっちゃって、てんやわんやみたいな。
それ読んでないな。
読んでないな。
あったんだよ、辰月の3本あって、1本目だよね、ルックバック。
でもルックバックさ、異常に流行んなかった、その日。
その1週間くらいはすごい熱量あったよね。
タイムライン全員その話してるみたいな。
ちょうどあれだっけ、テイクソーマン1部終わった後だっけ?
終わった後。
何年だっけ?
2021?
初出がね、21年の33号、分かんないっすね、33号ですか。
あれだったんじゃなかったっけ?あれが一緒にしたんじゃなかったっけ?京都アニメーション事件の日と。
出た日も一緒なんだっけ?
出た日が一緒なんだっけ?
分かんない、作中の事件起きた日が、1日ずつずらしてあるのは、そうなんだけど。
確か何かと京都アニメーションの事件の日を一緒にしたんだよ、ジャンプ編集部が。
それでなんかちょっと軽くいろんな風に話題になってた記憶があるけど。
修正もしたしね、1回。
そうなんだ。
単行本版は修正してない、初出版なんだけど。
あれだよね。
じゃあこれは同じか、俺が読んだやつと。
犯人の動機が、京アニと一緒なんだよね。
そうだね、絵をパクった。
っていうのを1回修正したんだよね。
ちょっと軽く炎上して。
で、その後変えたことでまた炎上したんだよ、確か。
炎上したっぽい。
昨日ちょっと下調べで、当時の人の脳と読んだけど。
1回それで炎上して、差し替えて、差し替えもまた炎上して、単行本版は元に戻したみたいな。
あと難しい。
そこは難しい。結構センシティブな話ではあるけど。
でもまた戻っちゃうけどさ、割と最近の中で一番こう、あらゆるさ、
俺今より高校生の頃はツイッターだったんだよ結構。
もっとツイッター見てたから。
あの時すごかったなと思って。
やってないんじゃないかな、俺ツイッター。
なんか全員ルックバック話してる時期あったよね。
誰でも読めるってのがでかかったからね。
無理だったしね。
そういうのもあるの。だから、そうだね。
すごいなんか熱狂だったな。熱狂と共に迎えられた感っていう記憶はあるよね。
福島たつきすごかったしね。
チェーンソーマンが1部終わった時はでかいしね。
1部いい終わり方したから。
本当にすごかった、チェーンソーマン1部の時は。
2部ってどうなってるんですか?
2部読んでないんです。
今読んでない。
2部やめちゃったね、俺も。
途中で読むのやめちゃった。
あれはなんかジョジョの7部とかと同じで、後で単行本まとめて読む方がいいかもね。
単行本読めるのおもろいかもね、あれ。
2部って明らかにノロックしてるよね、展開を。
1部の方が全然早いもん。
1部の方が他のジャンプ作品的だよね。
ちゃんとまとめるって。
でもおもろそうだけどね、噂だけ聞くと。
あ、そうなんだ。書いてなかった。
妹みたいなのがいたよね。
ナユタが生まれ変わりのマキマのあれじゃん。
どんどんマキマ化してくるらしい。
そういう感じなんだ。
ということで、映画版。
映画版の評価と感想
映画版ルックバック。
僕は確かに公開してすぐにバルト9で見ましたね。
すごかったよ。
ガチ満席だった。
ルックバックって、あとで話すかもしれないけど1時間じゃん、尺が。
1日に6回くらいやれるんだよね。
夜の一番最後の回だったんだけど、でも満席だった。
高校生に20億くらいいったじゃないかな。
30億くらい。
隣に老夫婦がいたんだけど。
映画館に行くのが第一目的の人って結構いるじゃん。
地元のシネコンとか行くとき。
そういうお客さんも結構いっぱいいて。
特にバルト9だしね。
で、おばあちゃんが展開何もわかんなくて、ずっとここでおじいちゃんが説明してあげてるっていうのを
俺1時間隣で見てた。
体験に影響するだろそれ。
ルックバックって確かさ、制作委員会じゃなかった気がするんだよね。
なんかそこも。
だからさ、終わった後すぐにさ、
新作映画館が基本的にすごいちっちゃいところだったの。
うちの近くのフッサに木造の映画館あるんだよ。
30席くらいの。
とかでもやってた?
確かに東宝とか小地区ではやってなかったと思う。
映画館ほとんど一人で作ったみたいな。
そうなんだ。
絵コンテが一人なんだよね。
で、脚本も同じ人でしょ。
そうそう。
作画は結構普通に大量入ってるけど。
単純に。
で、中村はアマプラで見たの。
アマプラで見たね。
半分はるか中村の音楽が気に入ったみたいな感じですね。
先生は?
家のスピーカーで。
いや、アマプラ見ましたよ。家で。
俺ね、今日見返そうと思ったらね、行きの電車で半分しか見れなかったんだけど。
どこまで?だいたい。
えっとね、半分でもないかな。
中学生になったとこ。
中学生、なんか2人で漫画。
めっちゃ序盤じゃん。
2人で漫画書いて。
2人で漫画書こうみたいな時。
そうそう。
別れる前ね。
どうでしたか?率直に。
率直に?
まあ、難しいかな。
ルックバックの作品自体ではまあ、良かれ悪かれぐらいかな。
全員原作読んでんの?
俺は原作読んでない。
読んでないんだ。
読んでない。
うーん。
正直、中村が言わないから先言うと思うんだよね。
原作には劣るかなっていうのが率直な感想。
なんか、そうだね。60分。
なんか原作読んでないからルックバック自体の話しちゃいそうだな。
いいんじゃない?別に。
映画版の話っていう風にできなかったかも。
ごめん、ちゃんと読んでくればよかった。
まあ、さらっと読めるから読んでもよかったんだけど。
収録中懺悔初めてだな。
ちゃんと勝手に読めばよかった。
なんか、もうちょっと余裕があったら違ったのかなと思った。
転換早かった。
自分に?
自分には余裕があったけど。
帰り見てな。
もうちょっと俺に余裕があれば楽しめたかもしれない。
失恋じゃん。
作る時に。
その、だから間がないね。
間がない。
間を全部遥か中村の音楽で埋めてるから。
なんかOVAだったらいいね。
テレビの画面で見るんだったら。
なんか基本的なアニメの、アニメ映画の文法と違った気がするけどな。
なんか映画館で見るならちょっとなんか間が少ないし、
で、こう、
だし、こう全部ちゃんと分かるように作ってあって、
で、整えてあるから、
ちょっとね、間が少ない、余白が少なくてなんか、
っていうところが気になったけど、
まあ、そうだね。
でもでかい音で劇場で聞きたいっていうのはあるな。
音は良かったのかな?
松崎さんは?
いやでも、やっぱそのね、
藤本達喜オタクみたいなこと言うけど、
藤本達喜の、
コマ割りと絵だからいいんだよね。
はいはい。
正直。
でも、その、映画版しか見てないけど、
そのコマ割りと絵を参考に作ってるのは、
感じだけど。
なんかこう、なんていうの?
やっぱね、チェーンソーマンのアニメの時も思ったけど、
藤本達喜の絵って動いちゃダメなんだよね。
そこを割と受け止めてるようにも見えなかった、
どっちつかずに見えたのよ、ロックバックの絵が。
普通のアニメ的に動かす部分ももちろんあるじゃん。
だからそこを劇的に撮るところももちろん撮影するところも結構あったんだけど、
藤本達喜のそのコマ割り、割と止めっていうか、
っていう部分を、
うまく再現しようとしてるんだろうなっていうところはちょくちょくあった。
藤本達喜の絵って、藤本達喜って映画好きじゃん。
はい。
実はこう、
映画好きが描いてる漫画だから、映画にならっしゃいけないんだよね。
っていう気がする。
どっちかで言うと、よく言われる話だけど、
微妙いんだよね、全部。
藤本達喜の絵柄って微妙いじゃん。
そのポージングとかが。
キメポーズと、キメとキメの間のコマを切り取ってるみたいな絵をあえて描くじゃん。
で、それが続いて割と乱雑にザクザク繋げる感じで描くから、
映像になると滑らかに繋がっちゃうところが、
ちょっと別問題だよなっていう感じがする。
よしよしっていうより。
別問題だよね。
しかもさ、コマでカット割って1ページに何個もあってその流れでっていうのじゃなくてさ、
コマが1画面になっちゃうじゃん。
そこが難しいなと思ったんだよね。
でもあれでしょ?さっき言ってたけど先生泣いたんでしょ?
泣いた。泣いたよ俺。
序盤。
序盤?
終盤は泣かなかった。
あれってさ、泣けるらしいじゃん。
どこで泣いてんのみんな?
そう、いつも思うよ。泣ける系映画ってさ、
どこで泣くかによって話変わってくるよね。
いや俺は、俺が泣いたのは最初よ。
どこだ?
だから最初、漫画でその京本の絵が上手すぎて挫折するじゃん。
で、一生懸命描き出すじゃん。
あそこで遥中村のほうが描かれるじゃん。泣いた。
遥中村最初はええねん。
で、あそこで、小学校4年生の最初の挫折があって、
努力し始めるじゃん。
あれが俺の中学受験時代と重なって、
高級。
中学受験ってそうだよな。人生における挫折。
作品のテーマと友情
何かに努力したことない人は分からないからな、ルックバックさん。
そんなことないだろ。
てかマジでさ、俺もそれさ、ルックバック見たんだけどさ、
それの批判ツイートでさ、
なんかさ、努力したことがない人がいると思ってるんだみたいなツイート見てさ、
ほんとにそうだなと思って。全員努力して生きてるわ。
Twitterだけじゃなくて、フィルバークスとかでも結構書いてあったよね。
あ、そうなんだ。
努力してると分かるじゃん。
でもルックバックってそういう感じじゃなくね?話の趣旨。
話の筋を見て、スポコ漫画的に見てるわけだろ?
違くね?これ。
じゃあどういう話だと思った?
端的に言うと。
端的には言えんけど。
それぞれ。
2つ軸、何個か軸があって、
1つはやっぱり京本と藤井のかのシスタフト的友情。
で、そこに作者と読者っていうところも共同っていうのもあるけど。
が絡んでるっていう部分と、あと単純に京都アニメーションの事件に対する。
っていう2つかなーって思ってましたけど。
どうですか?
普通に何だろうね。
映画の技法と構成
書くことと、だからスポコン的に気合詰めて何かを達成するってことよりも、
漫画を書くこと自体と暴力の話だと思う。
それもあります。
俺は過去は書き換えられないけど、リライトはできるっていう話だと思ったけど。
俺は割と後半の4行漫画の紙が京本の部屋に入ってからのとこがグッと来てる。
映画でもそこは分かるでしょ。
そこはグッと来るよ。そこよ。そこがいいのよ。
つまんない大阪の漫才シーンみたいじゃん。
そこがいいのよ。
でもね、扉を開けるんじゃなくてすり抜けるんだなって思う。
そこなんだよ。
そこなんだよ。扉…そこなんだよ。
なんか結構さ、くじもたつき扉好きやん。
チェーンソーマンの一部は扉が一番強いとか。
元ネタ分かんないけど、あれドロヘドロの扉なのよ。
あー。
見た?読んだことある?ドロヘドロ。
いや、序盤しか読んない。
っていう漫画があって、林楽宮だっけ。
で、カイマンっていう主人公がいて、
魔法使いの世界と人間の世界があって、
そこをつなぐ扉があるのよ、まず。
で、それとは別にカイマンの精神の中に
開けてはいけない扉があるのよ、ずっと。
で、それを最後開けちゃうとか開けないとか
そういう話なんだけど。
でもそこから引き続いてるんだけど、
結局だからそのさ、チェーンソーマンもさ、
開ける開けないの地平で話をしてたけどさ、
やっぱ下から紙入れてすり抜けるっていうのが
そこまで答えられてるのがよかった。
閉じこもってた胸元と藤野の間の
そこを最初隔てた壁を開けるんじゃなくて、
そこを漫画が下をすり抜けてったって
ところに大事なことなのかなと思って。
いや、なんかそれだけだと、なんか
ルックバック俺も言ったけど余白がないんだよ。
筋のために必要な装置なんだよ、扉が。
でも原作の方が実は余白で言うとないよね。
だからね、俺ね、それで言うと
藤本達喜の絵に、絵っていうかの作風っていうか
やってることに語り口に、を動かしちゃうと
変に余白がちょっとだけ出ちゃうっていう感じだから。
やっぱ藤本達喜ってそのこう、
あれがすごいと思うんだよ。どっちかというと
必要最低限の、もうなんていうのこう
シナリオの授業とかでやったら怒られると思うよ。
その人物が立ってないみたいな。
ルックバックなんか。
立ってない。
シナリオでよく言う話はさ、
本筋に関係ある話だけ捨てちゃダメだ説ってあるじゃん。
あるね、関係ない。
実際見ててもそれはちょっと思うしね。
日常会話とかそういうのもちゃんと書かないと
人物が多面的になってきませんよみたいな。
平たく言うとさ、例えばさ、
登場人物たちレストラン行ってさ、
その人の食べ方とか好きな食べ物とか話させると
この人こういう人なんだって分かってキャラが立つみたいな。
キャラが立たせるっていうことね。
平たくね。
平たく言うと舐めんなみたいな。
平たく言うと俺ら舐めんだって思う。
シナリオの基礎。
でもこれルックバック自体はさ、
これ原作に沿ってるからなんだろうと思うんだけどさ、
映画自体が3幕構成じゃなくなかった?
まあね。
いわゆるシナリオ構成じゃないよね。
あれ。
3幕プラスアルファなんじゃない?
その、京本が死んで葬儀行くとこまでが3幕で、
そこにプラスアルファで
逆に戻るみたいな構成。
3幕の後に繋がるからか。
A24のWAVESとかもそういう構成してるけど。
でも、なんだろう。
だからその、
そういうとこないんだよね、ルックバックって。
物語の解釈と感情
本当にずっと、必要最低限のことしか言わないで
ガシガシ繋いでいく感じじゃん。
だからなんか逆に、
雨の中で踊るシーンの
ドローンみたいな
カット割りとか
ないよね。
あの撮影な。
低くてカメラがガーって移動していって。
あと上からガーって来たりするじゃん。
上から降りてくるのもあるんだね。
見開きだっけ?
あとね、ファーストもね。
見開きだね。
映画学科としての視点でいうと
よくわからない。
ファーストカットなんだっけ?
あの月からガーって降りて、
藤野の部屋に入っていくじゃん。
ドラえもんかよ。
でもドラえもんは褒め言葉じゃない?
ドラえもんの映画版っていいからね。
今見ても。
でもなんか、
確かにあそこ思ったわ。
見た時、
あのファーストカットなんやねんって思ったわ。
あそこの線で部屋の映すたびに薄く感じるんだよね。
でも割と映画学科としてっていう
一番エクスキューズしていいから言うけど
としてみると割とこう
結構
観客を舐めてるカット割りだなとは思う。
観客なんかこう
早いまず。
基本的になんかそのこう
俺のポリシーっていうか
俺の考えとしては
カットを
多く割るのって
観客が耐えられないと思ってるからなんだよ。
まあまあまあ難しい。
基本的にどっちかというと
ポリシーとしてね。
あとあの
結構
プリント配るシーンとかも
別に固定でいいのに
ちょっとこう
左右に動いたりするのとかも
なんかあれで躍動感っていうよりは
そのドラマでCM
ドラマでチャンネル変えさせないためにフィックスしないじゃん。
みたいな感じの
常に注意を引き続けるみたいな。
らしいとかあそこ割ってるじゃん。
あれはなんていうの
まあカットの根本が違うよね。
文法が。
そのカットのショットで
何を重視して
何を中心に置いてっていうのじゃなくて
そこに行くまでの
中にカットを割っちゃうっていうのは
まあ単純に耐えられないからっていう。
あとそういう意味で
それも含めてこの話も含めて
全体的に動員されちゃうだっていう。
カット割りが早いと
引っ張られるんだよね。観客が。
ついて行っちゃうよね。目線がグッとね。
でまあ
言っちゃったけどこういう
社会的な痛ましい事件
があるわけじゃん。後半に。
ってなると
すごい観客の感情を
乗っ取ってくるような全体の映画
遥かな
音楽もそうだし
遥か中村の劇伴
ちょっと音大きいしね。
デカいよあれ。
遥か中村が作るものの中でも
劇的な方の音楽じゃん。
音数多いよなあと。
リングスが鳴っててピアノが鳴ってて
テンポがそこそこ早いよね。
明らかにその絵と同時になる
効果音とか
との鳴りを考えても明らかに音に隙間が
なさすぎるし。
あれねなんていうのこう
嫌な言い方に聞こえ方したらあれだけど
泣いて当然なんだよね。
映画の作り的に。
泣かせる作りをしてるね。
だからね正直ね
多分公開当初割とあった
感想で
感動ポルノだみたいなのあったと思うんだけど
俺は結構感動ポルノ的なのは
全体的にとは思った。
思考のスキルも生まれないよね。
アニメ映画だから俺は複雑だけど
アニメ映画ってそういう部分がないといけないし
俺は思ってるから。
もうちょっとこうなんかポジティブな
話ししようよ。
俺が。
いや俺はそもそもルックバックの原作読んでないからさ
原作読んだ後の感想だと絶対そうなるよそれは。
話もあんのか。
俺は話し初見だから
俺はなんかこう
おーって。
熱いよね。
俺は熱いよ。
でも話は熱いよねやっぱ。
話は熱いし
なんていうの
その俺も
俺京都アニメーションの事件の時降参なんだけど
降参になったんだけど
俺は京都アニメーションに対してすごく
愛着もありますし
あの事件に対して複雑な感情があるので
そっか高1だったのか
計算すんな。
いやでもなんつーのこう
自分のさ
当時の体感をチューニングするために
そうっすよで降参の夏で
京都アニメーションを見て
中高を過ごして
あの事件に対して思うとこあるし
でももちろん今だって別に俺だってその
なんか平たく言えばさ
書いてるわけだからさ
泣いちゃうよ俺
俺でもなんか実際今考えたら
京都アニメーション関係ない気がするなあんまり
話の本筋に
そう?
気持ち的に
そこよりも
自分として?
扉を開けちゃうってことが重要なの最後
それまで塞いだ扉を開けちゃうっていう
で京都アニメーションのあいつは
扉開けちゃった人なのよ
あの
で死ぬまで
富士の中へ
扉開けられなかったのよ
っていうこの2人の人間関係の話なのかなと思った
いやでもそこも大事よ
そこの結局その差分でか
そう
だからでも確かに
カット割りが多いとかそういうので
動員されちゃうから観客が
そう見えにくくなって
結果的にその京都アニメーションのところが
強くなっちゃうっていうのは
なんか
いやでもかなりの想像力を持って書かれた
話だなあと思いましたよ
まあこれはそうね
読み方の話だけど
めくっちゃって
ごめんごめん
いやちょっと2人の話続くかなと思って
いやなんかなんだっけ
いやそのさ
その前にさ
公式の後さ
はいはいはい
富士のが何て言うんだっけなっていうのを
今ちょっと確認したくてさ
はい
あそうかなんで書いたんだろう
なんで書いたんだろうみたいな
そうしなきゃ京都出なかったじゃんかみたいな
うんうん
でもここに対するなんだろう
何かしらの答えをかけてるのかな
なんで書いてしまったのかに対する
漫画分からん
最後映画では結構
映画では結構肯定的にいかなかった
筋は完全に一緒だよね
うん
最終的にはなんか肯定的にいかなかった
でもそれが肯定だったのかなっていう
単純な疑問
あーその最終的に京都が出たこと自体に対する
うん
そこまでは書かれてねえんじゃねえ
で書いても何も役に立たないのにつってこう
破って下に入ってっちゃって
でこうリライトされてくわけじゃん一瞬
うん
だからなんていうのこう
そういうのは慰めの話でもある
書くっていうことが
なんていうの根本的な
藤本タツキの作品世界
過去にあったこととか変えられないけど
慰めにはなり得るっていう
うん
オチなのか
まあ療養となり得る
そういうまあだから書くっていうことの
暴力的なところを
もう含めて
もう書くしかないよねって
肯定になったわけじゃん
まあしかもそれがその京都っていう
単純仲間であり読者である人と
接続されるっていうところに
行くのかな
すっごい平たい見方といえば
そういう事件があって
それでもこう
作り手である藤本達喜の
すごい個人的な話でもあるわけか
すごい個人的な話だなと思った
アシスタント切るくだりとかね
途中の
ゴシッパーじゃんそれ
ゴシッパーじゃん
いや違う違う藤本達喜があってより
映画の倫理的な側面
それってだってその
藤本が
藤野が
暴力的なことをしているっていう
まあ切られる側の人たちのこともちゃんと書いてる
でもものすごく
藤本達喜と
書くこととか
藤本達喜と読者とか
藤本達喜と京都アニメーションとかっていう
ものすごく限定的な
ところ
しかもその藤野が書いて
藤野と京本が書いてるのだって
ジャンプだしね
でチェンソーマンだしね
チェンソーマンだよねあれ
なんだっけシャークマン
だってシャークマン出てくるもんね
ちょっとあそこちょっとおもろいけどな
何が
アニメ版とかで見るとさ
ちゃんとチェンソーマンの表紙パロっていうのがさ
あったね
単純にさ
関数も同じくらいやってるんだ
そう小ネタとして面白いよな
いやあれ小ネタとして面白いとかさ
なんかそれやっちゃったらちょっとちゃうくないと思ったよ俺
ああ
いわゆる少年ジャンプの感じじゃないと
そこでさ個別性にいっちゃわないかなと思った見てる時
観客が
これが例えば藤野は藤本達喜なんだって
まあそれそうなんだけど
っていうか正確に言うと
藤野と京本で藤本なんでしょ
確かに京本は京都アニメーションでしょ
うん
なんだろうけど
じゃあ藤野の野なんだ
何?
藤野の野は何なんだ
だからその漫画の資源でしょ
ほんと?
漫画の荒野でしょ
え何漫画って藤野から始まってるの?
漫画って
アレチとかじゃなくて
そう荒野から始まってるから漫画は
野は漫画です
ます
とんでも解釈
とんでも考察があるじゃん
野から生まれるからね全てが
結局こう書くことで
何か暴力が波及されてしまうってことに対する
何かしらの
そうだね
っていう話なのか
すごいよ
それに対する肯定じゃないけど
ありがとう藤本達
平年だね
今日マジでこれちょっと貸して今日
読んでいい?
土曜返すからさ
まあでも
俺らがなんかおしっことかしてる間にさ
読みなよ
嫌だよ家で一人で読んで高級すんだよ俺
いや俺昨日
めっちゃ久しめっちゃね
かっこいいエピソードなんだけど
本多すぎてなくしたから買ったの昨日
かっこいい
ありがとう
いやなんていうのこれ
俺がかっこいいと思ってるより
たまにそういう作家とかのエピソードであるじゃん
あいつら全員自分のことかっこいいと思っている
なんか高橋玄一郎とか本全部書庫に入れちゃって
全部あの貸し倉庫に入れちゃって
手元にないから買ったんだけどみたいなこと言う
のかっこいいげんちゃんと思ってたから
初めて人生でやったの昨日
俺も直触やるわ
出先で同じ本買うの
新宿で買ったの
新宿で買ったら
池袋方面なんだけど
目白で読み終わった
すぐじゃん
この一冊の漫画だったら10分かかんないじゃん
いやこれマジで
号泣したなこの序盤
なんか今読み始めちゃった
序盤で号泣なのか単純に
クサスとかじゃなくて普通に
どこで泣くのか俺もよくわかんない
でも前面通して感動あるけど
泣くほどあれではないと思うよ
もうちょっと落ち着いてるよね
だって泣くってさ
共感とかさ
自分じゃん
泣くってさ
自分の感情が自分に対して強まってる時だから
映画で泣く時って
後半そういう感じだよね
後半だからもっと泣かせる方向に
作れることもできたんじゃない
作ることもできたんじゃない
映画自体なんとなく
後半ちょっと冷たい感じもあったしね
冷静に終わった
そこがいいなと思った
すごい倫理的っちゃ倫理的だよね
でもどうなんやろうね
劇館難しいねやっぱり何度も言ってるけど
どうやって作ってるのかねこういうのって
まずだから
パッと考えた感じだと
絵コンテがあって
絵コンテの時点で作曲家に依頼して
ひな形上げてもらって
そこから調整してやっていくのか
映像完パケの状態で音楽頼むのか
わかんないね
真剣は言葉も絵コンテの段階で完全に
つける
そっちの方が実際多いらしいとは言う
真剣は完全に尺決めるでしょ
マジでコマ単位で決まってるらしい
曲ある期でカット変えるんだっけ
曲を優先することもある
君の曲を優先したカットがあるって聞いたことあるけど
でも基本的にラットインプスは
明らかに曲用の間があって
そこを埋めてって風に作ってあったじゃん
ラットインプスは君の名の劇場の使い方と全然違うよ
ルックバックの遥かな神村
そのせいでスパークルのムービーバージョン
1回曲があるんだよね
1回三ツ葉だっけ
走り出すシーンの前後に流れるから
カラオケで歌うと4分くらい曲がる
あれ普通のシングルバージョン出てるじゃん
シングルバージョンがない時あったじゃん
最初ね
サントラしか出てなくて
アルバムが出てなかった時ね
君の名が出てて
あれ人間開花で出たんだ
スパークルが
ラット好きな友達がスパークル探したら
4分くらい2人で無音に耐えるっていう
だってめっちゃストレスだったらしいよ野田陽次郎は
君の名はの収録
好きなように作れないから
計算して作ってたから
そっちの方が映画の劇としてはいい気がするけど
人間開花でスタジオでガッと鳴らして作ったらしいけど
あの劇はよくわからない
シリウス家の寝ても覚めてもの
トークビーツの劇版は
ある程度編集して作って
最初の多分脚本なんかで作ったのを
コンバハメて
ズレがハマりきらないから調整して
何回か投げて
藤本の成長と変化
そこでやっていくって感じ
それが一般的かわかんないけど
なるほどね
実際のエッドで調整したりとかもあるんじゃない
マイルス・レビスはスタジオこもって
絵見ながら一発即興演奏だけど
クッソかっけー
春日の中ぶれできるかって言ったらギリできなそうだね
ありがとう
ありがとうマイルス
どうなの?ルックバックの話することもなくなってきた?
だいたい今初巻というかね
内容の話に
逆に話したり話すことないんじゃないよね
これだってさ
余地がない
余地もないしみんなに見てわかるし
だいたいそのさっきも言った通り
藤本達喜と京都アニメーションと漫画自体の
関わりのすごい個人的な話が
でもそれで個人的な話がここまで開かれた状態で
漫画としてあるいは映画として成立して
みんなが見てある程度何らかの気持ちを持ってるってのは
すげーなって思いました
これ結構すごい何て言うの
わかるとわからないの
せめぎ合いの中でわかるっていう感じが
すげーなと思いましたね
これ一番いい形というか
漫画として
チェーンソーマン得て漫画がうまくなってるよな
漫画が俺はよくわかんないけど
漫画がうまくなってるよな藤本達喜は
ファイアーパンチとか今明らかにうまいもん
ファイアーパンチは
ファイアーパンチはごちゃごちゃすぎて
ガチでおもんない説を俺は知ってるんだよ
俺ファイアーパンチめちゃくちゃ好きだけど
あれはデモ版みたいなもんだから
ファイアーパンチデモ版としても楽しい
でもファイアーパンチってさ
割りかし長いんだっけ10巻ぐらいだっけ
8巻ぐらい
後半3巻ぐらいがさ
いつまでやっとんねんみたいな覚えがある
あの内容を言うとあれか
あのあれね
でもチェーンソーマン一部を連載で読んでるとき
ちょっとあったよちょくちょく
でもチェーンソーマン単行本で読むと結構展開
異常に早いよな
早くてよくない
早いってかなんかいいよね
なんかジャンプ黄金期みたいな速さでいいよねあれ
無駄がないよねあれ
でも藤本敦ってね
町や寮系みたいなんだよね
何が
どこが
なんかソフトな見た目してる割に
あのパーって読むだけじゃ何も分からない
あー
それすごいよな
チェーンソーマン2回ぐらい通さないと
結構分かんないこと多いっていうか
流れて
流れてっちゃ小回りなのに流れてかない
内容が
内容が部分がね
それいいよな
なんかこうそれめっちゃいいんだよな
そして俺激キモサブカルマンなんだよね
何が
ジャンプ読まないのに
藤本敦は全部読んでるから
なんかもうちょっと漫画を楽しめよ少年漫画をお前
いやスカートサーベが
ジャンプはずっと通ってこなかったけど
チェーンソーマンだけは
アフタヌーンと
イーストブレインとかしか読んでない俺でも面白かったって言ってて
アフタヌーンとイーストブレインだけ読むなよ
気持ち悪いのそいつ
俺とスカートサーベって読んでる漫画ほぼ一緒だからさ
おもろいけどね
あの僕らのとかさ
僕らのもおもろいよな
うーん
で藤本敦は
すごいよな
ジャンプ王道じゃないところからジャンプ王道を見出すっていう
結局だから少年漫画書こうとしてんだよね
それがなんか大事
それがいいよな
ジャンプっぽいの
チェーンソーマン結構ジャンプっぽい
ジャンプっぽい
あれアフタヌーンだとあーはならないし
アフタヌーンだと20巻ぐらいになってんじゃん
なんかわかる?
わかるわかる20巻ぐらいでもうちょっと
だから2部はちょっとアフタヌーンみがある
あとそもそも藤本敦の絵が明らかに少年ジャンプの絵だもんな
線画
これあれらしいよね
ソフト忘れたけどさ
初期設定で書いてんだよね線画
ああそうなんだ
うーん
結構なんかいじってさ
手書きっぽい感じにしたりとか
まあだから線をいじるってことだね
だからマジでプリセットのまま全部書いてんだって
タブレットとか
あれ漫画書くのってなんだ
アイビス?
そういう系だよだから
ペンタブで書いてんだろうけど
でも結構藤本敦は
デジタルはデジタルだよみたいな
マジでいいよな藤本敦
藤本敦って結構あれだよな
あとコマ割りもやっぱ異常だもんね今見ると
コマ割り異常だね
あと単純にコマ割りの
この
素っ気なさすごいよね
でも結構俺二部の方が絵好きなんだよね
二部と違う?
どんどん雑くなってる
やっぱねこうね
うちの中野は絵描いてた人だけどさ
一番いいのは
もう
ミフピーの絵が至高だって言ってたの
はいはい
藤本タツキの作品論
ミフピーってマジでその
淀まないじゃん全部繋がってる
全部繋がってるね
やっぱああいう風に描けるようになる
絵描きが一番いいみたいな話を
誰だっけ作者
最初の方の藤本敦線が多いよね
曲線的で曲線が少なくて
二部になってからあんま集中線使ってないイメージある
そうだね
すっごいシンプルで
つるっとしてるじゃん二部の絵の方
絵が上手くなってるんじゃない?進撃の巨人とかもそうじゃん
最初線が多くてごちゃごちゃしてるけど
だんだん少なくなって上手くなってくる
てか
なんかチェーンソーマン一部の印象って
うん
藤本敦との開講でしたけれども
チェーンソーマン一部
あれなんだよね
ストーリーもそうなのかな
根本自体はジャンプの黄金と一緒なんだよね
奇名があって
必殺技みたいなのがあって
派手な演出があって
なんだけどそこの元から取ってくるのが
必殺回線はそれまでのジャンプ漫画なの
それまでの少年漫画なんだけど
藤本敦はよそから持ってきたのがすごいと思う
なるほどね
奇名をそれが一番すごいと思う
確かに
ちょっとルックバックの話に戻ってくるけどさ
うん
さよなら襟を読んだ?
読んでない
さよなら襟はあれ映画の話なんだよね
さよなら襟
映画の
なんだっけ
読み切り忘れちゃったんだけど
その後にある
絵は竜木じゃない
やつもあるんだけど
この読み切り3本が
どんどん
作家の
各創作論みたいになってくるのが
危ういなって
書きもしたなっていう
そうだね
そういうこと書き始めたら結構終わりだからな
そうだね
なんだろう
そもそも現代の
社会の底に抜けてる話なんだと思うんだけど
作家が
結局作家の話しか
なんていうの
自分を信頼して
書けないんだと思うんだよね
自分をこう
鼓舞していかないとな
正直浜口隆之の映画とかもそうやん
ドラえもんアイカーだってさ
そうだしさ
結局作家が
作家の話
全てがそうっちゃそうなんだけど
そこにどう変性を
持たせられるかっていう
話でもあるじゃない
でもなんか
それが厳しくなってきてる
時代でもあるんだろうなっていうか
あまりにやっぱ
自己言及的すぎるんじゃないかっていうのは
漫画の時からちょっと思ってた
他の作品見てないから
チェンソーマンみたいな作品を書いてる
藤本篤が自己言及的な
少年漫画を書いたっていう
イメージでしかなかったわ
確か3本目が
うろ覚えになっちゃうけど
方向性でいうと
チェンソーマンを書いた自分の責任的な
話なんだよっていうのもあるし
設置が悪いなみたいな
ルックバックとの関連
いい距離感なんじゃない
その読み切りっていうさ
1部と2部の間に読み切りでね
ジャンプラ連載の漫画で
上げててそこで読まれる人
っていう風に考えたら
限定的なコミュニケーションに接続されるわけだから
それはなんかこう広い意味でやっぱ
最近難しいんじゃないと思うよ
難しい
シネフィル映画はシネフィルが
見るためのものになってきてるし
例えば
新聞だってジャズだって
そうじゃんとか
そうだね
そういう意味のなんかこう
界隈に向かって
いってる感みたいなのは
なめんかなみたいな
最近それもなんか感じるね
自分で作ってても思う時あるし
どこに行くんだろうって思うじゃん
とは思う
いやこの話の
延長というか続きだけど
なんかちょっと前までは
自分の周りからこう
こうっていう
自分でシーンを作るんだって
気持ちだったけど
そうでもない気はしてきたわ
実際
自分でシーンを作ることは重要だけど
一番重要なのはそこではないと思う
自分の場じゃなくて
自分の場じゃなくて
もっと大きい場所で接続されることだから
大きい場所というか
自分と関係ない場所で接続されることだから
自分のシーンを作ったら
その先にできるあるのは不敗だな
と思って普通に
何か見たんだろ
なんか嫌な
嫌な先行例を見ただろそれ
嫌な大人を
得てしてそうだしね
得てして不敗するもんだから
人間関係というのは
確かに演劇やってるやつも
言ってたな
劇団員しか見に来ない
のはそりゃそうなんだけど
別にそれで良くないかと
それの母数が増やせれば
どんどん
一般も来るしみたいな
ワンになって踊ろうみたいな話だね
ワンになって踊ろうみたいな話は
よく分からない
ワンになって踊ろうってなんか
お前と手繋いでたら世界中と手繋げるみたいな話だな
そんな友達の友達はみんな
友達だみたいな話だ
ワン広げてこうぜみたいな歌詞だな
分かんないあれでしょ小学生の頃
今月の歌みたいなやつで歌わされるやつでしょ
結構ポップだねそれ
2年の違いじゃない
V6がこう
V6が
差し迫ってたかどうかだよ
V6がそのこう
学校教育に回収される
種が違うから
でも県一緒だから
教科書とか一緒だと思う
一緒なんじゃないかな
それは良いんだけど
でもそうだよね
そういうなんか
意外と映画見たら
みんなが受験勉強だの
とかに置き換えて
見てるんだなと思ったけど
でもなんか単純にすごい狭く
なってきてるのかもなみたいな
感はある
見ててももし作ってても
書けないんだろうな
そういうこと
ネタにするしかないんだろうな
特別なことってないからね
いやでもやっぱ
普通にさっき松上が言った通り
作家自身のこと書きやすいとか
書けるようになるっていうのはやっぱり
基盤がないとかっていうのはあると思う
責任取れない
責任取れないのもあるし
共通認識とか
今やっぱ単純に
そこまで話すと難しいんだけど
今日なんとなくふと思ったんだけど
単純に多分
結局さ
そういうので必要になってくるのは
あなたにどう接続していくかじゃん
幅広く
現代社会と作家の役割
そこに行きづらいわけじゃん
基盤がないから
昨日谷川俊太郎が亡くなって思ったんだけど
そこで私性に行くっていうのは
もちろん筋が通ってんだけど
危険だし怖いじゃんか
寂しいしそんなの
そこでどう
広くあなたに創造力を持っていくか
っていう
基盤がなくなった結果で一緒に行くの怖いもんな
さっきの話
経済小説はないもんな
いわゆる
経済小説
どういうやつ
竜が書いてたみたいなやつ
愛と幻想のファシズムみたいなやつ
政庁とかそれこそ
どっちかというと
経済小説とか
松本政庁とか山崎豊子
中央口論とかの竜のやつだろ
ちょっと違う
ミヤベミユキは
円溜めに振りすぎなんじゃない
どっちかというと
砂の器とか
そうそうそういう
今アサイリョウがやってることとも違うやつね
そうそう
アサイリョウの生殖器
あれキノクニアで並んでるんだけどさ
生殖器の字がホログラムだからさ
こうやって首をさ
左右に動かすとさ
絶景が見れるっていう
審査数一緒だよね
あれ審査数一緒
あれ審査数一緒
仕組みが
5,6年ずっと唱えてるんだけど
チェンソーマンの
実写映画を
浜口隆介に撮ってもらいたい
どうなんだろうね
浜口っぽいなと思ったんだよね
チェンソーマン読んだ時
現代映画の
うっすら暗い感じというか
不穏な感じね
でもどっちも何て言うんだろう
フォーム自体に敏感だしね
漫画というフォームに
藤本敦彦敏感だし
西島秀俊が伝授でさ
そういう意味でさ
藤本敦彦の
藤本敦彦の小回りとかさ
絵とかってさ
あるでしょプリミティブであるじゃん
そこは浜口隆介の近いのかもね
伝授西島秀俊
でかくない?
伝授もっとちっちゃい
伝授ちっちゃいんだよな
ってなると秋が誰かだよね
秋が誰かそんな重要じゃないな
でも秋重要だな
ドア開けた時の
あの映画
確かに伝授やるなら
誰なんだろう今
伝授
無理だろアニメ化もしょっぱかったんだからさ
横浜流星とか
マジでありそう
マジでありそう
で浜口隆介だよ
かっけーありがとう浜口
劇団石橋栄子です
世の中が
世の中がいよいよ
できた時じゃない?
石橋栄子じゃなくて
牛代だろアニメでもやったし
ちょっとこう
綺麗な音楽ですよ
ジャジャ馬鹿あるほうがいいだろ
でもさこれただの映画好きのさ
妄想だけどさ
そろそろさ浜口隆介宮城あたりがさ
三部作のSF撮ったりしてもいいよね
でっかいの?
いや日本にはそんなお金ないって
だってSFでさ三本撮るのって
何百億
だってそもそもあの
デューニビルヌーヴのさデューン砂の惑星もさ
一応三部作
構想ではあるけど
初日の興行成績によって
次撮れるかが決まるから
だから微妙に
毎回ここで終わってもいいように終わるんだよね
アバターと同じか
アバターはもう予定撮り終わってる
撮り終わってるんだ
あと今二個目出たでしょ
5部作で
5部作の実写全部撮り終わってるんだよ
CGがこれからやっていって
2030年に完結する
今あれでしょ
グリーンバックの前でさ青い人たちがさ
わちゃわちゃしてるだけの絵がいっぱいあるってことでしょ
青と思っちゃうんちゃう
本当にグリーン
グリーンの前のグリーン人間がグリーンしてるんだ
そう
普通にモーションキャプチャーとかになるんじゃないの
モーションキャプチャーみたいな感じでやってるんだよ
ウェイオブウォーターは思わなかったな
おもろかったけど
でもあと4本あるでしょ
次火
次火です
全てのエレメントやっていくの
全ての自然をやっていくんだ
月曜日から金曜日全部やるみたいなこと
土じゃないの
次木があるんじゃない
特撮とかだとさエレメント持ってるヒーローってさ
だいたい火水風土じゃない
あと雷
雷じゃなくない
ドラゴン
それは修辞ばっかなんだよ
五行説ってなんだっけ
五行説は
五行説が元になるんじゃないの
五行説は火と風と
水と土と
雷だろ
火水木金土だ
ナルトのゴトンと一緒でしょ
違うっぽいな
そうだね
藤原が持ってない
呪術の残り買って
読んでから俺に貸して
呪術改宣書いたんだ
完結するからね
単行本
まだ出てないんじゃない
じゃあもう揃えようか
最終刊は別に俺個人で買うよ
わかったいいよ呪術改宣揃えるわ
だから呪術の
最終刊が出たら
収録だな
29と30一緒に出るんだ
一番熱い
一番熱い
12月25買いますか
25?子供がサンタさんに
全刊セットで買ってもらえる日じゃん
全刊セットいくらそういうの
2万ぐらい
買えねえ
今ジョンケージPLVレース往復書館が
欲しいからさ
めっちゃ熱いんだって
現代音楽の伝説の
一番ヒットの作曲家二人が
お互い議論の
意外と安いな
最後決裂するの
27巻までで1万4千だ
あーそれぐらいか
クレジットで4回払いだな
そうすれば月3000円で読めますね
呪術改宣
呪術改宣ね
ルックバックの評価
まあということで
そろそろリュックバックの話も
なんか総括する?
総括するようなことはないよ
別に
総括すると
何度も言ってることですけど
まあ見るべき
見たらいいんじゃないですかね
短いしね
短いのやっぱいいよね
っていう話を聞き開会の
公開すぐのリュックバック会で
2人どんな話すんのかなと思ったら
タイタンがずっと
集中力持たないから1時間が最高だよなって
いや俺なんか
映画を見る姿勢になってきたときに
終わっちゃった
映画って90分くらいで
でも劇場だったらまじで一瞬で終わっちゃった
みたいになるんじゃないのあの映画
俺も隣のおばあちゃんとじいちゃんの会話
聞いてたら終わってた
だって俺家で見ると
パソコンで見たけど思考に余白あるじゃん
それでも一瞬で終わったもん
3時間くらいの映画を
一度に見て
間に15分くらい寝て休憩するってのもいいぜ
視聴体験の考察
でその間さその後さ
なんとなくクラナード見てたんだけどさ
そんな顔すんなよ
なんとなく見てたわけだ
クラナードに比べてカット割りとかがさ
展開が早いからさ
クラナードの1話より早く見終わった感じだった
おしのこの1話より短いのえぐいな
おしのこの1話90分だ
俺ね1話だけ見てね
冷静におじさんだからアニメに関しては
話キモすぎてびっくりしちゃった
いやおしのこは全員キモいと思ってるよ
全員キモい
ところが
だからあれを
押せるんじゃないみたいなさ
そういうweb漫画のさ
ちょっとなんかきつくて痛いところあるじゃん
違うと思う
おしのこってたぶんそのもともと
そういう文脈がない世代に届いてんねん
と思ってたんだけど
そういうことなんだ
で流行ってるからみんなついていってるだけ
そう
今ねおしのこ面白いと思ったのは小学生とかだと思う
中学生とか
びっくりしたもん
SNSや
web漫画の
ああいうちょっとなんか
web漫画の走りはあると思うけど
確かにそういうこうさ
ニッチな漫画が売れちゃってんのが
一種
今それはなんていうのネットカルチャーの
台頭もあるけど
ちょっとしたフェチ系じゃん結局
性癖だよね正直
おしの子供として転生するって
でもあれすごいよ
でも今面白いと思ってるのは
小中学生だと思う
じゃあ全部の評価拾えない気がするわ
冷静に一回死んだのにさ
同じ意識のままもう一回生まれてくんの嫌すぎない
めっちゃしんどいよ
だってこの意識から自由になりたいんだから
分裂しちゃうよ
分裂しないって陸上死んでるんだから
いやだからもう体と血ぐはぐなんじゃない
こう精神が
新たな精神生まれてくる
俺が今から28歳の子供として生まれて
笑う笑う笑う
笑う笑う
ということで初めて聞いてくださった方
ぜひフォローボタンを押していただけると
ありがとうございます
今回もありがとうございました
また来週
51:53

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