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2023-05-27 13:51

31.高木さんの音楽に調和されたわたしたち。

森道市場2023でピアニストの高木正勝さんのステージを見に行ったんだけど、高木さんはそのステージにあるものすべてを、隣のステージから流れている雑音までもをそのまま受け止めて音楽の一部としていく。そのような偉大な調和に遭遇して気持ちがあふれた時の話。

サマリー

主人公が高木雅勝さんの音楽に感動し、大号泣する話。高木さんの演奏が他の音楽と調和する様子に共鳴し、ピアノを始めたいと思う。高木さんの音楽と共に調和する時間を過ごし、最高の始まりを感じている。

高木さんの音楽と感動
おねむねむ、おねむねむ、ぷーです。
あおいです。
なんで、立ったまま始めたの?
いったん、この、ここに座ろう。
はい。
話したいことがあると聞いて、始まりました。
いや、すごい、あの、今、森道市場で、森道市場というフェス音楽がある市場で、
私の大好きな、高木雅勝さんというピアニストの方の、曲を演奏を聴いてました。
ね、もう鼻声だよ。
はい、もう大号泣。
高木雅勝さん、どんな人かというと、ピアニストさんで、有名なやつだと、わりと、細田守監督の映画の曲とかやってて、
私がね、高木さんを知ったのは、狼子供の雨と雪という映画で、
映画館でね、なんだこの音めちゃめちゃいいなみたいな、BGMすごい好きだなと思って、それで知って、
で、そのチャントラを、まじでずっと聴いてた。
今でも聴く。
で、そこから彼のいろんな作品を聴くようになって、すごい好きなのね。
で、今日森道に高木さん来るって知ってね、めっちゃ楽しみにしてたの。
どうしたの?後ろにいたの?
後ろにいたー。
私、前から2番目にいた。
すごい、後ろ、前から15番目ぐらいにいた。
おー、そう。で、なんかね、ちょっと、どこで鳴れたかというと、
自然との調和
狼子供の雨と雪という三頭の中で、一番好きなね、空包みという曲があって、
それを弾いてくれたの。
全然想像してなくて。
なんかもう一個のね、キトキトという曲は、そのサントリー10年生のCMに使われてるから、
割とメジャーで、割とこういうね、イベントとかで弾いてくれるんだけど、
それやると思わなくて。
あー、そうなんだ。
そう、これ、この音聴けるんですか?ってなっちゃって。
そこから、大号泣してた。
でも、だいたいピアノ曲とか静かな曲って、雑念が入ってきて、聴こえなくなってくる。
わかる!
野田が高木さんは聴こえなかった。
わかる!すっごいさ、なんかさ、わかるよ。
言ってることすごいわかる。わかるしか言えない。
そういうアーティストもいるもんね。
なんていうのかな、あれ。
ぐーっとね、引き込まれて、なんかその瞬間をね、感じるみたいになっちゃう。
彼の演奏って。
で、なんかさ、私ね、ずっと彼のピアノってね、音の渦みたいだなって思ってたの。
なんか、キラキラした高音の音もあるんだけど、結構低音をガンガン弾くというか、
なんかそれが渦みたいになって、不思議な力があるなって思っててね。
で、今日さ、電子ピアノだったね。
高木さんも最初に言ってたんだけど、急に出演が決まって、
で、彼はね、ピアノなの、本当の。
グランドピアノとかでも聴いたことがあって。
で、なんか電子ピアノという条件で出演になりましたみたいな。
言っててね、たぶんほとんどないんだと思う。
なさそう。でもいいキーボード使ってたよ。
あ、そうなんだ。さすが。
コルグのクロノスっていう、たぶんね、88件だったら50万くらいする。
めっちゃいいやつだ。
めっちゃいい、まあね、めっちゃいいやつ。
なんかさ、私の感想というか感じ方なんだけど、
最初の1,2曲はね、高木さんの出力にね、電子ピアノが追いついてなかった感じがした。
すごい。
だってグランドピアノで弾いてるときすらね、高木さんの出力にピアノが追いついてた。
そんなことある?
ある、あるある。
どういうこと?何で出力できる?
出力っていうのは、なんかね、エネルギーみたいな感じでザワッって。
ボケだったらできるの?
うん。基本的にちょっとなんかオーバーになりが、なんていうのかうまく言えないんだけど、
でも途中からだんだんチューニングが合ってきた感があって、高木さんと電子ピアノのチューニングが合ってきた感があって。
靴下脱いだあたり?
あ、確かに。あの辺ぐらいからスイッチ入った。入ってた。高木さんいつも裸足なの。
あ、そうなんだ。
で、今回さ、ペダルがないけど、普段はペダルもめちゃめちゃ踏むから、なんか本当に体を使って音楽をやってる感じがあるし、
今日もね、ちょこちょこ立ち上がったりしてたけど、いつも本当にね、なんか忙しいの。
体が動いてしまうみたいな感じで弾いてて。
で、そのチューニングが合っていく過程って感じたのが、なんかおもちゃのピアノ?トイピアノあるじゃない?
トイピアノの曲とかもあって、なんか高木さんって何にでもこう調和していくところがある人だなと感じていて、
で、あの山奥、京都の山奥にすごい山奥に住んでるのね、彼は。
で、すごい自然の中で生きてる人なんだけど、
前なんかのインタビューでね、もし都内のタワマンに住むことになったらどうしますかって質問に、
なんか、たぶんベランダとかで野菜育てたりして、そのときできる自然を楽しむと思いますみたいな。
なんかはっきりとしたライフスタイルがあるのに、なんかそういうところでもたぶん自分の心地良い暮らしをさ、
探していける人なんだろうなみたいな風に思っててね。
その、なんだろう、自分はこれだから、これは嫌だとか、それは違うとか、そういうことをしない人。
で、どんなところでも、でも自分のいいところみたいなのは探していくみたいな。
途中さ、別のステージのリハの音が入ったときに、ちょっとクスってしたのが分かったの。
で、どうするのかなって思ったの。
だって普段ピアノってさ、何の音もないところで弾くことが普通だからさ、どうするのかなって思ったら、
なんかさ、これ私の感じ方だけど、その聞こえてきたドラムの拍の音に合わせてピアノちょっと弾いてるような気持ちがあって、
あ、こういう調和の仕方しに行くんだって思った。
抗うでもなく。
分かる?
利用しつつ?
そう、全体で合わせに行くみたいな。
みたいな感じを感じていたら、どんどん演奏が渦を巻いていって、
気づいたら高木さんの音しか聞こえないみたいな感じになっていてさ、
すっごいなって思った。
調和ってこういうことかみたいな感覚がすごいあった。
調和だね。
そう、なんかね、彼はピアニストという肩書きだけど、なんかさ、
生き方があって、そのアウトプット先としてピアノがあるような感じがあって。
だから、今のその山奥でね、暮らしながら、
アルバムの中には自然音を取り入れた曲とかもある。
マージナリアっていうアルバムがあるんだけど、
それ聞いててすごい感じたのが、サンプリングじゃないよ。
その自然音のサンプリングじゃなくて、
いまいま鳴いてる鳥の声とか、いろんな風の音とかを多分感じて、
それに自分が調和していくピアノの音を出すみたいな作り方をしていて、
自然とセッションしてる。
地球でセッションしてるような人。
確かにそういう。
その調和を体感した。
した。
いままさに調和しに行っている。
そう、めっちゃそれ感じた。
ピアノへの影響と始まり
きっとその観客席にいる私たちの何かも感じながら、
そこに調和をして演奏をしているんだけど、
うまく言えないんだけど、
高木さんの中の軸みたいなとこはすごいしっかりあるから、
弱まらなくて、その調和が拡大するじゃないけど、
強くなるような感じがすごいあった。
すごい彼の音楽に惹かれるのは、
彼一人の音楽性だけじゃないんだと思う。
いろんなものを入れてるじゃない。
やっぱり調和し合って出力しているような印象がすごくあって、
私はすごくカグラのようにピアノを弾く人だなって思ってる。
カグラって何ですか?
カグラって神社とかで祭事として行われる小鳥?
お面被ったりして踊るやつがあって、
そういう祈りみたいな、踊りのようなピアノを弾く人で、
今日撮影OKだったじゃん。
そうなんだ。
そう、けどやっぱり撮れなかった。
撮れなかった?
撮れなかった。
なんかね、違うってなっちゃった。
もちろん録音もできたんよ、やろうと思えばね。
けど、なんか違った。
この森道のこの天気のこの時間の今やっている音を、
今その瞬間に味わうことしか多分できない。
それでしか感じられないんだろうと思って、
全然そういうことをする気持ちにならなくて、
高千穂の時と一緒だなと思った。
私は高千穂に行った時も写真撮れなかったんよ。
なんか違うなってなっちゃって。
そういうのをすごい一心に感じた時間だった。
それで溢れたの?
そう、めっちゃ号泣。
ずっと?
途中から号泣。
でした。
すごい。
どうだった?
どうだった?
ピアノ始めたくなった。
マジか。いいね。
隣にいたりさちゃんに今からでも始められるって聞いたら、
お母さんがやってるらしくて、
全然大人になっても始める人いますよって言われたから、
じゃあ行くねって言った。
行く?どこに?
習い事。
ピアノ教室。行きたいな。
私もすごく高木さんの音楽に影響を受けて、
ピアノやりたいって思うようになったよ。
大人になってからね。
子供の時は習い事でやってたけど、
大人になってから自分でそう思った。
楽譜もいくつか持ってるの。
高木さんの音楽と調和する時間
そうなの?出してるの?
違うんよ。
出してるのか分かんないけどネットにあった。
なんか弾いても、音の指示はあるけど、
その通り弾いても、あの音楽にはならない。
不思議。
ピアノは家にあんの?
今はない。
実家に戻した。
家を引き払った時に電子ピアノは実家に戻した。
それまでは家で弾いてた?
ちょこちょこ弾いてた。
いいの?
これもまた買おうかな。
ぶんさん家いっぱいになっちゃうね。
いっぱいにしたい。
私今日誕生日なんだけどね、
本当に最高の始まりだなって思います。
誕生日に高木さんの音浴びたの?
浴びたわ。
最初は生のピアノじゃなくて、
高木さんの映像を聴いたことがあるから、
その100%を感じられないのかなって思ったんだけど、
そういうことじゃないんだなってなった。
気遊だったね。
多分パワーを感じてるんだろうな、彼の演奏のね。
だから多分どんなピアノでも感動しちゃうと思うし、
もちろん生のグランドピアノで聴いた時の感動もすごいと思うんだけど、
そういう意味で選ばない?
うまく言えないけど、
寛大なピアノだなって思って、
すごいよかった。
その気持ちを絵にしたいね。
できるかな?
できるかな?
言葉にできたんならできるんじゃない?
なるほどね。
それがこのラジオのサムネになります。
サムネに?
めっちゃハードル上げてきた。
ちょっと前書します。
第31話、高木さんの音楽と調和。
確かに。
よし、だいぶ話せました。
あとは?
あと?
もうない?
ちょっと一旦大丈夫です。
一旦ね。
でもなんかみんなで聴けてすごく嬉しかった。
何人かで聴いてたね。
隣に友達がいて、
もともと高木さんを好きで聴きに来た友達と、
あと私がめっちゃいいよって押したことで聴きに来てくれた友達と、
いろんな人と一緒に聴けてすごい嬉しかった。
そんなことなかなかないなって思って。
確かに、気軽にね。
ハッピー。
ハッピー。
いいな。
前でも見たかったよ。
前もよかった。
ほな、聴いてくれてありがとう。
ありがとう。
ありがとう。
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