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2025-09-10 06:38

学びの未来 : Episode 5〈誰も問えなかった問い〉

「7分で聴ける未来ものがたり」がコンセプト

• 移動中に
• 朝の準備中に
• 寝る前のひとときに

“池袋から新宿”に山手線で移動するくらいの時間で、まだ起きていない未来に触れる。というコンセプト。

7週目のテーマはは"学び"の未来をテーマに6つのストーリーをプロトキャストします。#毎日未来創造

 

下記noteのSFショートショートを元にNotebookLMで音声化しています

note URL :

https://note.com/daisaw33/n/n71e281066559

サマリー

このエピソードでは、分散型コミュニティと中央集権的なネットワークの対比を通して、学びの未来に関する問いを探ります。特に、中心がなくてもつながるピアツーピアのネットワークの可能性や、学びの本質的な問いかけについて深く掘り下げています。

中央集権と分散型コミュニティの対比
スピーカー 1
はい、毎日未来創造。本日も、まだ見ぬ未来のプロトキャスト、可能性を探ってみます。今週のテーマは、学びの未来です。
スピーカー 2
今回はですね、共有いただいた近未来SFショートショート、誰も問えなかった問い、これをもとに進めていきたいなと。
はい、お願いします。
スピーカー 1
旧世界のシステムが崩壊した後で、分散型のコミュニティが生まれつつあると。そこに旧政府の役人が現れて、秩序の回復、つまり中央集権ネットワークの修復をしようとする。
この物語を通して、対立する2つの価値観、特に学びにも通じるような、その辺りを探っていきましょうか。
スピーカー 2
いや、まずこの物語の世界観が面白いですよね。
スピーカー 1
そうですね。システムが壊れた後の想像的な混沌の中から、ガラクタを使って新しい価値を生み出そうとしているビルダーたち。
主人公は最初はノーと思って分析している傍観者なんですけど、だんだん実践者になっていくという、学びのプロセスそのものみたいで。
スピーカー 2
まさに、そこへ旧世界の象徴ですよね。ヘリコプターで。
来ましたね。
役人と、主人公のかつての師匠のアガツマ教授が降りてくる。彼らの目的はもうはっきりしている。中央集権的な情報ネットワークの復旧、これですよね。
このボトムアップで生まれてくるコミュニティと、トップダウンで効率を求める球体制、この対比が物語の核となる緊張感というか。
スピーカー 1
そうですね。その対比がもうすでに示唆的というか、学びの場のあり方にも何かこう重なる部分がある気がしますね。
スピーカー 2
そしてあの、焚火を囲む会議のシーン、ここが核心かなと。
スピーカー 1
ああ、ありましたね。
スピーカー 2
教授たちがすごく効率的な復旧計画を提示するじゃないですか。これが唯一の正解だ、みたいに。
A地区のサーバーを再起動して、みたいな具体的な。
そうそう。でも、ビルダーの空がすごく素朴な、でも本質的な問いを。
そもそも、なんで元に戻したいんですか?って。
スピーカー 1
来ましたね。
スピーカー 2
前のシステムってむろかったし、面白くなかったですよねって。
スピーカー 3
これ結構ドキッとしますよね。
スピーカー 2
いや、ここは本当に重要ですよね。単なる反論とかじゃなくて、問いの次元が違うんですよ。
スピーカー 1
ああ、問いの次元。
スピーカー 2
教授たちが解いているのは、どうすれば中央を効率よく修復できるかっていう、解決策、ハウの話。
スピーカー 1
はいはい、方法論ですね。
スピーカー 2
そうです。でも、空が走っているのは、なぜそもそも中央が必要なのかっていう目的ホワイそのものへの問いかけ。
スピーカー 3
なるほど。
スピーカー 2
ここのズレ。これって今の教育システムなんかでも、どう効率よく教えるか、ハウばかり議論されがちで。
スピーカー 1
ああ、確かに。
スピーカー 2
そもそも、なぜこの学びが必要なのか。ホワイっていうのがちょっと置き去りにされている感じとなんか重なるんですよね。
スピーカー 3
うわあ、それは鋭いですね。
スピーカー 2
主人公がこの断絶にハッと気づく。ここがこの物語が提示する新たな発見なのかなと。
スピーカー 1
その場のちょっとこう、強着した空気を変えたのが、主人公がホワイトボードに書いた問い。
新しい学びの未来の提案
スピーカー 1
ええ。
もし、つながるために中心は必要ないとしたら。
スピーカー 2
うーん、これですね。
スピーカー 3
当たり前だと思ってた前提をひっくり返すような一言。
スピーカー 2
この問いが場の空気を一変させるんですよね。思考停止してたところを動かす。
ええ。
特に教授に同行していた若い技術者が反応する。
スピーカー 3
あ、いましたね。
スピーカー 2
デザンカ型。ピアツーピアのネットワークって可能性に気づくわけです。
スピーカー 3
ピアツーピア。中心がなくてもつながれる仕組み。
スピーカー 2
そうですそうです。個々の端末同士が直接やり取りする。
で、これに空が乗っかって、全く新しいシステムのビジョンの語り始める。
スピーカー 3
この空のアイディアがまたワクワクするんですよね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 3
単なる情報インフラじゃない。なんか浄水場の残量とか、余ってるパーツの場所とか、修理の依頼とか。
ええ。
スピーカー 2
そういうのが全部ネットワークでつながって連動する。生きてるネットワーク。
生きてるネットワーク。いい証言ですね。
スピーカー 3
街全体がまるでリアルタイム戦略ゲームみたいになるって。
有機的で自立的な社会システムの可能性。
スピーカー 2
これはもう単なる修理、リペアとか、改良アップデートじゃないですよね。
スピーカー 3
全然違いますね。
スピーカー 2
まさに都市というか、コミュニティに新しい命を吹き込む創造クリエーション。
スピーカー 3
クリエーションか。
スピーカー 2
中心がなくたって、あるいは中心がもっと拡散分散してても、ちゃんと機能して、しかも進化していく。そういうシステムの可能性を示唆している。
スピーカー 3
それって学びの場でいうと、学位的なカリキュラムじゃなくて、学習者自身がつながり合って学びを生み出していくみたいな未来の姿とも。
スピーカー 2
そうですね。重なる気がします。主人公が書いたあの問いが、その創造力の扉を開いたと。
スピーカー 3
なるほどな。
さて、じゃあこの物語を踏まえて、あなたに問いかけてみたいと思います。
あなたの身の回りにある当たり前のシステム、まあ学びのシステムや構造でもいいんですが、なぜそれが中央集権的、例えば先生が中心、学校が中心である必要があるんだろうか。
もし中心が存在しなかったら、どんなつながり方、どんな機能の仕方、どんな学び合いの形が可能になるだろうか。そんなふうに考えてみると、どんな新しい可能性、新しい学びの未来が見えてくるでしょうか。
スピーカー 2
面白い問いですね。
スピーカー 3
ぜひちょっと考えてみていただけたら、そしてこの物語の考察をさらに深掘りしたロングバージョンも用意していますので、ぜひそちらも聞いてみてください。
スピーカー 1
感じたことやあなたなりの気づきがあれば、ぜひハッシュタグ毎日未来創造をつけてシェアしていただけると嬉しいです。
スピーカー 3
お待ちしています。
06:38

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