1. おまえらわかってねえんだよなあ
  2. #33【聴取不注意】ドグラマグ..
2023-12-16 51:06

#33【聴取不注意】ドグラマグラを読んで翼が狂った話

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「3回見ると死ぬ絵画」「検索してはいけない言葉」「絶対に行ってはいけない場所」…誰しも憧れた時期はありますよね。今回は「読破すると精神に異常をきたす」と噂の日本三大探偵奇書の一つ、「ドグラマグラ」を翼が読んでみました。二週連続厨二病話です。

※今回は「ドグラマグラ」のネタバレを含みます。

①読書の秋、ドグラマグラの夜

②ぼくたちは本当に脳髄で物を考えているのか

③大正時代のちいかわ、夢野久作

参考:夢野久作「ドグラマグラ(角川文庫、1976年)」https://amzn.to/3GQchBO

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サマリー

彼は病院で目を覚まし、記憶を失ってから物語が始まる。隣の部屋から妹の声が聞こえてくる。妹は、主人公に殺されたと言い、主人公は自分が誰なのか分からず混乱していく。彼は、狂人の解放治療と精神科学応用の犯罪に関わる過去の記憶を取り戻すことが重要であることを知る。若林先生、正樹先生、コウトコとの出会いが将来の事件と繋がっていることが示唆される。ある大学生が精神病院で『ドグラマグラ』という本を見つけ、その中の作中作に興味を持つ。作中作では脳髄についての論理が展開され、精神異常者の心理状態が表現されている。さらに、他の展示品や映画の話が登場し、物語は複雑になっていく。彼は野崎翼としての役割により、『ドグラマグラ』のあらすじを理解しようと努力するが、説明が複雑すぎて理解しづらいと感じる。しかし、テンポの良い文言とコミカルな要素があり、読む価値がある。彼は夏目漱石の『三四郎』や小栗虫太郎・中井秀夫の作品『ドグラマグラ』など、難解な小説を読むことがありますが、それぞれの作品は特に読みにくいわけではなく、むしろ言葉の響きや文体が魅力的で読みやすいと感じることが多いです。彼はカレーライスと似顔絵にも興味があります。

病院での目覚めと妹の声
おまわか!
あ、ごめん。正確には、それより前に関東歌が入ってるからね。
関東歌?
うん。あの、漢の頭の歌だね。
はいはいはい。
胎児よ胎児よなぜ踊る。母親の心がわかって恐ろしいのか。
なんもわからん。
いいよね、やっぱり。
ドグラマグラの話してます?
ドグラマグラの話をしてます。
あ、そうなんだ。
そう。ドグラマグラの話をしようと思っています。
あ、あってた。
そう。ということなんですよ。
はい。
なんで今日は、あの、まあこのラジオでも何度かずっと言ってきた、
ドグラマグラをようやく読んだので、その紹介をしようかなと。
ただ、ようやく読んだのでと言ったんですが、読み終わってません。
は?読むの意味お分かりじゃない。
ちょっとね、大変なんかすごい読むのが。
読む?うん。
ということを含めて話しようかなと思って。
はいはいはい。
そう、ドグラマグラをね、紹介しようということなんですよ。
はい、お願いします。
はい。
おまわか!
じゃあ、まず、
うん。
妹の語る過去と主人公の疑念
えっと、ドグラマグラが何なのかっていうと、
まあ、もうなんか俺ら当然の共通用語みたいにさ、言ってるけど、
そうなんだね。
なんか微妙に知らない人もいる可能性があるから、
うん。
まあ、伝えとくと、これは、あの、探偵小説家の夢野久拓っていう人の、
はいはいはい。
代表作とされる小説で、
うん。
で、構想と執筆に10年以上の歳月をかけて、1935年に刊行された。
ねえ、なんかあの、青空文庫でもあってさ。
あった。
そう。
あれ、中学校の時ぐらいで俺、なんか読もうとした、それ。
あ、そうなんだ。
へえ。
そう。
で、だから夢野久拓が、
うん。
1889年の生まれ。だからもう明治22年とか。
うんうん。
で、亡くなったのが、この本の出た翌年、36年。
うん。
で、っていう人で、まあ日本の小説家なんだけど、
うん。
なんかすごいのは、あの、陸軍将尉とか、禅、あの、禅のお坊さん。
うんうん。
とか、新聞記者とか、郵便局長とか、
へえ。
いろんな肩書があるんだって。
肩書があるの?
そう。
仕留めてたってこと?
あ、まあ、あ、経歴だからごめん。
あ、経歴ね。
同時じゃないです。
なんか、
クソ忙しい。
検査してるやつみたいな。
なんか、うさんくせえな。
うさんくせえ。
いろいろやってましたよ。
そう、なんだって。
うん。
そう。で、なんかお父さんが有名な人らしいんだけど、なんか、政治の中の黒幕と呼ばれた、
幻容者の杉山重丸って俺知らないけど。
知らない。
で、長男は、インド緑化の父と呼ばれる杉山辰丸。
なんか、みんなすごいんだろうけど。
なんかさ、俺わかんないけど。
わかんないね。
そう。
インド緑化の父のすごさがわかんない。
そう。
インド緑化ってまず何って。
そう。
緑化されたのかなみたいな。
そうそう。
その前に何だったか知らんけど。
そう。
まあ、っていうので、で、まあ、なんでドグラマグラが有名かっていうと、
うん。
主人公の笑いと疲労感
あの、日本探偵小説三大気象。
はい。
の一つなんだって。
俺なんか、三大気象しか知らんかったけど、なんか、探偵小説三大気象なんだって。
そもそもさ、
うん。
え、探偵小説っていうのは、
うん。
え、何、東野圭吾の加賀京一郎シリーズみたいな、そういう感じ。
なんか、あれだと思ってるけど、俺は。
あ、ほら。
うん。
え、でも、読んだんでしょ?そういう。
あ、違う違う。探偵シリーズというものがね。
あ、そうそう。探偵ものっていう。
あ、そう。探偵ものっていうのが、
そういう感じだね。
それなんだろうなと思ってる。
あ、はいはいはい。
そう。
で、他の二つって知ってる?三大気象。
え、全然わかんない。
一つが、
うん。
小栗慕太郎さんの、
はい。
国史館殺人事件。
うーん。
っていうやつで。
少なくとも、作者は聞いたことないな。
ね、小栗慕太郎って。
ね、なんか、あれだね。あの、漫画家のさ。
うん。
漫画太郎。
そうそう。
漫画太郎、小栗慕太郎、柳田梨花男みたいな。
そう。で、なんか、これは、何でこの気象なのかっていうと、
うん。
9割が本筋と関係ない話なんて。
へー。
でも、すっごい、なんか、いろんな、なんかね、知識が出てくるらしいんだけど、
うん。
すごい細かいんだって、しかも。
うん。
だから、すっごい脱線が多いっていう意味で、
うん。
あの、虚無への苦物。
へー。
っていうもの。
ホラー臭い。
そう。で、なんか、これは、ミステリーのようで、ミステリーではないみたいな。
うん。
アンチミステリーの傑作って言われてるらしい。
うんうんうん。
伏線がすごいいっぱいあるんだって。
へー。
っていう事らしくて。
ま、っていうドグラマグラなんですけど、
うん。
ま、じゃあ、ドグラマグラって、そもそも何なのかっていうと、
うん。
あの、キリシタンバテレンとかの、
うん。
あの、昔のさ、キリシタンの人。
うん。
の、なんか、呪術、呪術を指す、
うん。
長崎地方の方言とされている。
はいはいはいはい。
へー。
そうなんだ。
でも、なんか、そう、ドグラマグラっていう言葉が出てくるのは、ドグラマグラの中だけだから、
うん。
分かんないんだけど、
うん。
一応そういうことらしくて、なんか、戸惑うとか、面食らうとか、あと、胴回り、目くらみとかが、なまったものっていう風な説明をされてるっていう。
へー。
そう。だから、なんか、魔術とか、幻術って意味らしいんだけど、
うん。
なんか、魔術とか、幻術って意味らしいんだけど、
うん。
なんか、まあ、恐らく造語だろうっていう話。
なるほどね。
そう。なんですって。で、まあ、なんか、読む前に、
うん。
なんか、まあ、これ、こんだけいろいろいわれてるから、なんか、結構意味が分かんない、すごいなんか、すり滅裂な話なのかなーって思ったんだけど、
うん。
なんか、実は、割と、そうでもなかった。
読める?ちゃんと?
読める。
うん。
本当。
なんか、どんどん読める?
うん。
読める?
読める?
はい、ね。
そうじゃない。
10年の話だった?
うん。
のかなーって思ったんだけどなんか実は 割とそうでもなかった読めるちゃんと読め
る なんか読むことはできるあそうなんだ読む
ことはできるそうただなんかもうこれずっと 読んでてチマチマねなんか3週間ぐらい
ずっと読んでたんだけど 長いねそうまあまあこれはさそのラジオで
説明をするって前提もあったからなんか 見てるよ
ちょっと確認したいことがあってね そうなんか3週間ぐらいかけて読んでたん
だけどまぁそもそもその中さ あのちゃんと整理しながらこうなんか読み
進めてたっていうのもあるのとあと結構 なんか複雑で
そうやとなんかちょいちょいなんか読み 返すとその中よくわからなくなっちゃう
ところもあるからっていうのですごい時間 がかかってそうなんで今段階でわかって
いるなんかこういうことなんだっていう ものとなんでその気が狂って言われてるの
かって多分こういうことだろうなって 個人的に思うところがあったのでそれに
ついて話をしたいと思いますちなみに気は 狂ってる今今もうずっとそう
あそうなんずっと狂ってからそんな気はし てたん
いやーこの間なんかさ全然別のなんか会社 の先輩が中でさ最近読んでる本って聞かれ
てさ最近読んでる本で言ったらドグラマグラ だったからさドグラマグラなんですよって
言ったらあなんか読んでそうだよねって 言われていやー
読んでそうだよどうなのかな 全然嬉しくないねそうなんか中2っぽいって
意味なのか狂ってそうって意味なのか わかんないけどでもドグラマグラ読んでる
は中2くさいかもねねすごいなんか武田くん ひねてそう
ドグラマグラ読んでそうだよねーみたいな どんなスタンスで生きてるの?
俺の左手があって
まあそういうわけでドグラマグラの紹介を しようかなとはいお願いします思いますはい
おなかっ まあじゃあいったんねあの冒頭の部分から
のこんな感じの話ですっていうあらすじ的 な部分をねうん話しようと思うんだけど
いきなり初めささっき言った通りあの歌 が入った後ブーンってなるからさ
でもそれがまず何なんだっていうんだけど そもそも
主人公は
自分が誰だか分かんないの
気づいたら病院っぽいところで寝てて
真っ暗な部屋の
で自分の名前も
年も何も分かんない
記憶喪失状態なわけよ
で起きてすると隣の部屋から
お兄様
お兄様
お兄様
お兄様
お兄様
お兄様
お兄様
って言って
でなんかさ
途中なんかその
目が覚めた段階で一回なんか
うわーかなんか言ったのよ
なんかよく分かんないから
来たらなんかその声を聞いて
お兄様お兄様お兄様お兄様
って言って
もう一度今の声を
聞かせてえーって
えーってカタカナ
にちっちゃいやつ
聞かせてえーって
言って
ですっごい泣き叫んでるんだって
すごい色々喋ってて
なんかどうやら
その人は妹らしいのね
でただ結婚式の前の晩に
兄であるあなたに殺された
って言われていて
なんだけど
あの墓から這い上がって出てきました
って言って
ででもだから
精神病患者さんが
精神病患者だと思われて
私はここにいるんですって言ってんの
ということはだから
ここは精神病院なのか
みたいな感じになるわけよ
でただお兄様が
ちゃんと返事をしてくれれば
ほら横にお兄様いるでしょってなるから
私は精神病患者ではないことが証明されて
であなたも含めて
二人で仲良く出れるんですよって
言われるんだって
なんだけど
ただ本人からしたらさ
本当なのかっていうのと
記憶がなくなってる部分
仮に彼女の言ってることが本当でも
本当じゃなかった時
でさなんかうかつなさ
そうですみたいな
僕がお兄ちゃんですみたいなこと言ってさ
本当のお兄ちゃんがどっか別のところで
なんか大変なことになったら困るからって言うのに
ずっと黙ってるみたいな
そういうことらしいんだけど
でもなんかその妹の話を聞くと
妹なんだけど
二人で結婚しようとしてたらしくて
結婚式の前の晩に
お兄様に殺されたっていう
もうちょっと
もうだいぶいきなり混乱して
もう嫌になってくるじゃん
でしばらくしたらもう妹が泣き疲れて
しばらく盲になっちゃうっていう
はいはいはい
で翌朝
朝になるんだけど
初めしばらくこの謎の暗い部屋の場面なわけよ
でその後朝になって
なんか食事を差し入れに来たおばさんみたいのがね
こう手が出てきて
だからそれをねバッて掴んだんだって
そしたらまさかそのおばさんは
起きてるとは思わなかったから
なんかあーみたいになって
でおばさんに僕は一体誰なんですかって
聞いたんだけど
おばさんもあー助けてみたいな
みんながみんなだいぶサプライズしてるね
基本ね叫んでるのずっと
あそうなんだ
カタカナ多そうだな
おーカタカナ多い
で叫んでて
そしたらなんか突如
なんか笑いが止まらなくなっちゃったって自分が
自分が
なんで俺は名前も分かんないんだろうって言って
あーおかしくなっちゃったんだ
もう笑っちゃったんだ
楽しかった
そうっていうのが場面一致なの
はいはい
もうやめてきちゃって
そうだね
疲れる
どっと疲れた
どっと疲れた
狂人の解放治療と精神科学応用の犯罪
どっと疲れた
どっと疲れちゃった
そうで
あそうそしたら主人公もどっと疲れて
寝るんだ
一緒だ
そうシンクロしちゃった
そう
で一眠りした後に
うん
身長六尺の大男が出てくる
はいはいはい
六尺大体180センチぐらい
うん
で当時の平均身長160センチぐらいらしくて
うん
だから超でかいのが出てきて
うん
で若林京太郎っていう
なんか九州帝国大学の法医学部の教授の人みたいな
ほー
が出てきて
うん
でその人の説明を受けて
九州大学
ここは九州大学の精神病科の第7号室なんですって
うんうんうん
っていうところもまず分かるわけよ
うん
でその若林教授から
なんか前までこの病院の教授として
まさきの教授として
まさき教授っていう人がいたらしいんだけど
うん
あなたはそのまさき教授から精神病の治療を受けてたんですっていう
はい
話を受けて
はいはい
でなんかここの精神病院の名目は
あの細かいことはまだこの段階は分かんないんだけど
あなたが名前を思い出すかどうか
記憶を回復するかどうかにかかってるっていう
うーん
ことを言われて
だからとにかく
含みがあるね
そう
名前を思い出さなきゃいけない
面白くなってきたぞ
そうだからさ
じゃあ名前を教えてくださいよって言うじゃん
確かに
それダメなんだって
思い出さないといけない
あなたが思い出して記憶を取り戻すっていうことがとても重要なんです
はいはい
なんだなんだってなるじゃん
うん
でなんか今
あの
あなたは主人公は
うん
あの
狂人狂った人の解放治療
狂人の解放治療っていう
治療の実験材料なんですっていうことを言われて
うん
で実験を高成績で完成させたんだってもともと
うん
でその後記憶をなくしたって言われて
へー
よく分かんない実験使われて
うん
その後記憶がなくなって
うん
でその記憶を
記憶を取り戻すことがすごい大事みたいな
なるほどね
そう
っていう風に言われてて
記憶を取り戻すための努力
うん
でそれをやってたのが正木先生なんだけど
うん
正木先生は実験が終わった後に死んじゃったんだって
うんうんうん
そう
で今だからその
一緒にいた若林先生しかいないと
うん
で若林先生は若林先生で
精神科学応用の犯罪について研究をしているっていうわけよ
はい
もう俺この辺でさ
うん
なんか2個ぐらいなんかも出てくるからさ
そう
狂人の解放治療と精神科学応用の犯罪に出てくるから
うん
もうちょっと大変になってくるじゃん
えもう大変
そう
これの
そうでなんかゼイゼイしながらこう読むわけよ
うん
だいぶ人間関係複雑
複雑
複雑というか
その一人一人の
そう
抱えている事情が複雑で
複雑なのよ
うん
でその若林先生の精神科学は
人間の精神状態について
一瞬のうちに別人のように何か変化させるものみたいな
多重人格的なものを
うん
科学的にやるみたいな
うん
その方法がすごい簡単らしくて
女子供にでも面白おかしく思考できるぐらい簡単
あージェンダー的にまずいですね
ひどいよね
女子供でも
額がねえみたいな
そう
でなんか将来
これがその爆弾と
今で言うとさ
爆弾とかを使ったのって
唯物科学の犯罪じゃん
うん
そうじゃなくてこの精神科学の犯罪
みたいになったら困るから
どうやったらその予防ができるのか
その精神状態一瞬でこう変える技みたいなのを
どうやったら予防できるのかっていう
さらに上の段階の研究をしてるっていう
うん
そう
人らしくて
でその研究を若部先生がずっとやってたんだって
うん
どうやったらその精神科学の犯罪が起こるのか
それを防げるのかってやってた時に
その自分が研究してるような精神科学を使った犯罪が
全然別のところで起こった
でそこに絡んでるのがあなたなんです
っていう伏線なわけよ
はいはい
でじゃあその犯罪が何なのかっていう
またさらに別の話になってるわけ
あなたがだから過去起こした犯罪
主人公がね
僕が起こした犯罪何かっていうと
ある裕福な一族の
あの
血統
血筋
に属する人たちの数名の男女が急に殺し合いをしたって
はい
でその裕福な一家の最後の血統に属してる男
うん
っていうのがいて
それがそのあなたですと
うん
であなたがその元々ね
その殺し合い起こる前に
なんかその血筋がもうあの普通に遺伝的な話でもう滅びかかっていて
うん
っていう中で一家の血統をつなぎ止めるべく
どうしようかって悩んだ挙句
自分を恋したってくれてるいとこと結婚しようっていうことにしたんだって
はいはいはい
でじゃあいとこと結婚式をしようってしてたんだけど
そこまでは普通だったのになぜか前の晩の四半杉に男はなんか思いもかけぬ
夢中有効を行ってもうなんか錯乱状態みたいに急になってしまい
うん
そのいとこを殺してしまった
うーん
そうで殺した上にその後その少女の屍を目の前に置いて冷静な態度で
あの射精えっとかき打つそうの
はいはいはい
そうその屍を射精してた
へー
っていう事件があったんですよ
へーっていう事件があったんですよ
へーっていう事件があったんですよ
はい
はい
っていう話があって私は
それで捕まった
そう捕まえたんですみたいな話になって
そうでだからまあこれがだからさっき言った精神科学の応用の犯罪だっていうわけよ
うん
でここまで聞くとさその初めにさその隣の部屋にいた自称妹みたいなやつがさ
うん
なんかあなたと結婚したんです妹なんですみたいな言ってたのさ
うん
なんか若干繋がってくるじゃん
若干繋がるけど
そうでも妹って言ったら
妹っつってんだけど
そうだね
いとこなんだよ
うん
こっちで言うとね
うん
うん
みたいなこともあるんだけどまあともかくそれで若林先生が言うのはその正樹先生が研究していたあの解放治療のなんかやり方とかを使うと使ってそのなんか要は過去の自分をこう一回憑依させるみたいな
はいはい
ことをしてあの当時の犯行の目的とか犯人の正体を思い出してほしいみたいな
へー
当時の犯人?
当時の犯人?
当時の犯人
そうだからこのさある裕福な一族が殺し合いしたんだけどそれはさそのなぜか主人公とかがその錯乱状態になってしまったわけじゃん
その原因ってこと?
そうだから誰がそいつを錯乱状態にしたのかっていうのを
はいはい
あのなんとかその当時の記憶を取り戻して思い出してほしいみたいな
なるほどね
だからお前の記憶を回復することが重要なんだみたいな
うんうん一応繋がったか
そうことなんだって
はいはい
でだから今何も分かんない状態はもうすごいもう初めに戻ってしまった状態
うん
なんだけどただ若辺先生曰くなんか一番自分の中で持ってる古い記憶のとある一点を刺激したら急に全部思い出せるはずだみたいな
うんうんうん
なんか理屈があってなんかそこで思い出してくれっていうのでだから今のあなたはあの記憶喪失なんだけど自我暴失症という状態ですって言われるわけ
はい
またなんか名前が出てきたなって思って
でなんかそれはなんか結構世の中に事例があって
うん
例えば列車の衝突で気絶したと思ってる間に気づいたらハゲ頭の大富豪になっていった貧乏青年の手は?
白髪とか
はい
あとはたった一晩一緒に眠ったはずの若い婦人が朝起きたら白髪の老婆になっていったみたいなこう記憶が飛んでしまう状態
うんうん
意外なつながりと出会い
っていうのが自我暴失症とされててそういう事例は他にもたくさんあるしあなたはその一つですっていうのを言われるわけ
うん
まあそんなこんなでともかくお前は名前を思い出してくれっていう話になる
うん
まあそんなわけでここからじゃあ記憶を取り戻そうよっていう説明が終わって
はい
その初めの第一場面的なね若林先生含めてのところがまあ終わるわけ
うん
じゃあその後じゃあいよいよ思い出そうってなってでえっとそしたらあの今度コウトコが急に登場するわけ
コウトコ
うんでコウトコは俺結構さまた新しいやつできたからと思ってコウトコ超メモしたの
うん
コウトコが出てきてそしたらただの散髪屋だった
散髪屋が出てきて
うん
まあ要はまあそのコウトコが髪切って
うん
もうめっちゃヒゲとかも凄かったって
はいはいはい
ヒゲとかも剃ってでその後お風呂にこう無理矢理連れてかれてそうはいでその後なんか学生服が置かれてて
はい
学生服着たんだって
うん
でもさ前提戻るとあの歳も何も分かんないから
確かに
いくつも自分だから30前後ぐらいかなって思ってたらその後髪とか切ったりヒゲとか剃ったりした後の見たらそしたらもうなんか20歳前後ぐらいの顔だったんだって鏡を見ると
へー
意外と若いじゃんみたいな
うん嬉しい
ことになりそうでその後あの今朝の隣の自称妹
うん
でどうやら名前もよこっていうらしいんだけど
はいはいはい
そうもよこの部屋に行くでもよこすっごい美人なんだって
うん
でまあ元々なんか
あのまあ士気を上げる予定だったんだけどまあその時のもよこは今寝てる状態
うん
なんだけどで若林先生が横で説明するわけ彼女は今1000年前の先祖の夢を見ていますみたいな
うーん
なんで分かんのってなっちゃう
そうだね
そうなんだけどで同じことでなんで分かるんですかって聞くわけよし
うんうん
するといや彼女はよく昼も白昼も見ていて夢の中では姉がいるんだって
うん
でその姉の旦那があなたなんですって
姉の旦那がね夢の中で
そうね
うん
よく分かんないじゃん
分かんない
夢を見てて夢の中では姉がいてでしかもその夢はだからさっき言った通り1000年前の先祖の夢なわけよ
うん
1000年前の先祖の夢を見ていてその夢の中では姉がいてその姉の旦那はあなたなんですって言われるの
はいはいはい
1000年前の夢なんだけどね
うん
でその夢の中ではそのもよこは姉の旦那であるあなたと同棲していて
うん
でだからしてるんですよって言われるんだって
はい
もうよく分かんないじゃん
分かんないね
そう
もう時系列ぐちゃぐちゃになってるし
そうだね
そうなんだけどその白昼夢を見てる時は1000年前の当時の民族みたいなこう髪型
うん
にしていて
うん
その髪の結い方も既婚者を表す結い方にしてるから
うん
だからまあすぐ分かるらしいのよ
うん
その時に戻ってる状態なんですよ
そう
今はだからその姉がいるんだなあっていう
なるほどね
そう
そうっていうことになってるらしいんだけど
うん
でもどうやら話聞くとその少女もさっきのあの自我傍室状態になってるらしい
はいはい
っていう状態らしくてまあとにかくもう
うん
夢をすごい見ちゃうみたいな
うん
って言われてまあその一通りのねそのモヨコに関することも説明されてたから自我傍室状態で
夢の中ではあの姉の旦那であるあなたと同棲してるっていう
まずさ姉の旦那であるあなたと同棲してるもさ時系列置いといたとしてもよく分かんないじゃん
そうだね
そう
ドグラマグラを見つける
でだからその話を戻すとお兄様って呼んでたのは
うん
その夢の中では姉の旦那だから
うん
一応お兄様的なわけよ
なるほどね
ギリギリ
妹っていうのもまあ姉から見て妹って言いたいのかどっちかな
ギリの妹ってことじゃない
そういうことか
うん
だって姉の旦那のそうだから旦那そうだね
そう
嫁の妹だからさ
うん
ギリの妹だから
うん
妹ってこと
なるほどね
妹ですって言ってるっていう
うんうん
状態なわけ
でまあここまでがずっと精神病院の中にいるわけ
うん
だいぶいろいろ出てきてるし人も出てきてるし
そうだね
時間も出てきてるし
うん
ぐちゃぐちゃだ
そう
これがねあの冒頭あの上下巻なんだけど
うん
冒頭の3分の1ぐらいだったんだけど
なるほどね
そう
詰まってるね
そう
もうなんであの細かい説明はもうこの辺で終わりにするんですが
えっとこの後ね旧大の精神病科の教授室の方に移動するわけよ
うんうん
でそこに行くとあの正木先生さっき亡くなっちゃった
うん
正木先生っていうところの部屋に連れて行きますって若林先生に言われて
うん
若林先生と主人公で正木先生が生前使ってた部屋に行くわけ
はいはいはい
でその中で説明されるのが
いや正木先生は生きてた頃ね自分のことを研究狂兼大妄想狂っていう風に言ってて
狂って狂いね
はい
研究狂兼大妄想狂であるって
そういうやつらばっかりやもん
そうなんかさ嫌になってくる
そうででまぁ連れてきた意図としてはその教授のコレクションを見たら
何か思い出すんじゃないかみたいな
なるほどね
言われてその中で主人公は一冊の本を見つける
はい
それがどぐらまぐらっていう風に書かれてる
うん
大学生によって書かれた本
へぇー
でそこの後ねまぁ実際に説明なんだけど
えっとその次のページに黒い印記のゴシクタイでどぐらまぐらと表題が書いてあるが作者の名前はない
一番最初の一行がブーンンンというカタカナの行列から始まっているが
最後の一行がやはりブーンンンという同じカタカナの行列で終わってるところを見ると
全部一続きの小説じみたようなものではないかと思われる
っていう風に書いてあって
ほぉ
一番初めのやつだ
そうだからさあの
あーこれだってなるじゃん
うん
その今読んでるやつは
タイトル回収みたいな
そう見つけたやつと一緒なんだみたいになって
うん
でなんか同じ感じでさ主人公もなんすかこのどぐらまぐらっていうのはーみたいになられて
すると若部先生がだからその精神病者の心理状態の不可思議さを表したチンキな面白い政策の一つですって言ってて
でこれは
うん
まさき先生が亡くなった後にこの附属病院にいる一人の若い大学生の患者が一記仮成に書き上げて提出できるという
書いたものなんですって
へぇー
そう
って言ってでその内容は
うん
なんか俺は頭が正常だから退院させてくれっていうことで書いたものなんですかって聞くわけよ
うん
主人公がね
うん
いやなんかでもそこはわかんないみたいなの若林先生に言われて
うん
そうでもなんか中身を見てくとまさき先生と私をモデルにした一種の超常識的な科学物語でしょうかみたいな
超常識的な科学物語ね
そう常識を超えた科学の話なのかみたいな
あ超常なるほどね
そうめっちゃ常識じゃない
うん
そう
重なってる方がと思ってた
あー違う違う違うそうなんだけどでもまあ中身を見てくとなんか学術論文のようにも見えるんだけどでも探偵小説にも見えるしでもよく見るとバカにしてるようにも見えるけどそもそも文章がかなり機械極まっているしでもその中には科学趣味とか猟奇趣味とかエロシチズムとかノンセンスとかいろんなものが入っていてよくわかんないってで精神異常者でなければ書けないと思われるようなあの陽気が漂ってます
じゃあ正常者と示すためっていうのはなり方なわけだね
このじゃないんですっていう話になっててみたいなわけ
なるほどね
だからここでやっとドグラマグラを見つけますっていう話なんだけどでこの辺まではさちゃんとまあ言ってしまえばこのなんか時系列で描写がこう出てきてるじゃん
うん
なんとか追ってんのよ
そうだね
俺も
一応なんかねあの筋は通ってる
そうなんかあんじゃん
うん
だからこれから先が困ったのはあの同じ部屋に置いてある展示品のものをね見ていくっていう体なんだけどさ
うん
その展示品をこう作中作みたいな感じでこう羅列していくわけよ
うん
でだから1巻目のうちの後ろ半分から今俺あの下巻のあの初めの方なんだけどさ
うん
そこまでもう全部あのその作中作の紹介になってさ
へー
そうでだからその次から始まったのが
うん
機械地獄下門細文っていう
なんだそれ
そうあのねこれなんか
えっとね
そうここの場面で
うん
一回ちょっともう一回あのさっきの部屋に戻ると
うん
他の展示品見てますっていう時にあのなんか西洋の火あぶりの絵があったんだって
うん
これなんの火あぶりなんですかっていうと精神病患者って昔は治んない病気だと思われたから焼き殺すしかなかったって
はいはい
その焼き殺してる絵なんですって言って
うん
すっごい目に留まって見てたらそしたらもう若林先生がすごい喜んでお前それだよみたいなもう思い出しちゃったんじゃないみたいな
何何そんなね
そんなにテンション上がってない
そんなにテンション上がってない
取り捨てるみたいなもう思い出しちゃいましたみたいになったんだけどいやわかんないとなって
うん
どうやらこの持ち主は齋藤十八先生っていうまたさらに別の人
でできる
それは正木先生より前にこの部屋にいた人らしいんだけど
うん
そうでその人はなんか
うーんあのあっ違うこれ持ってんのは正木先生なんだ
正木先生なんだけど
はい
その火あぶりの絵の横に齋藤先生の写真も並べておいたんだ
うんうんうん
でこれにはすごい意味があるんですよ
みたいなことを言うわけそこまでなんだけど その中で若林先生がまた思い出話をしていくと
正木先生と若林先生は実は大学の同期で 正木先生は精神病の患者を作り上げようとしていたんだと
もう作ろうとしてた? 作り上げようとしていた 正木先生は卒論として胎児の夢っていうのを作ったのって
論文でね なんだけどなんかそれは
なんか内容がすごい難解だったらしいのね これも すごいだからその学会でももめたらしい卒論の
なんだけど議論の末結局あのなんか主査的なのをやってるのが斉藤十八先生だったらしい 斉藤先生だけはこれはめちゃくちゃすごいみたいな
激推ししてなんとかこう1位になったんだけど 正木先生は卒業式当日行方不明になっていたと なるほどね
でなんでなんですかって聞いたら あの俺みたいに大学行かなかったわけじゃない
俺完全に既視感 前回の 前回の収録で言ってた翼がサインもらった話と完全に既視感
俺がその川柳で1位取った話とは違う 卒論出したはいいけど当日行かなかった
でもね理由はね実は俺と一緒なんだけど こんなね自分の素晴らしい作品なんだけどすごく難解だと思ってたから
みんなにそんな容易に理解されてしまったことを悲しんだ あー一緒だ 完全に一緒 忘れてるんだよね 忘れてる 自我喪失してる 自我喪失状態
でまぁなんかそんな悲しんで でその正木先生行方くらました後どこ行ってたかっていうと実は8年間ヨーロッパを巡って兵糧生活をして
その間に木魚を叩いて歩いていたんだって 木魚を叩いてたんだ そう その時に木魚を叩きながら言っていたこと
だから読んでいたものがこのキチガイ地獄ゲモンサイモンなんですみたいな なるほどね
でこれ何なんだと思ってさ そこからもう始まるわけよそのキチガイ地獄ゲモンサイモンの物語が そう するともういきなりさあ
あーあーあーあー 左や右の御方様へ 旦那御心臓 紳士や淑女 お年寄り方 お若いお方 お立合衆の皆さん諸君
ほんとその後はご無沙汰ばっかりみたいな感じで始まって どうやらやっぱ歌なわけよ 祇園精舎のみたいな 口上みたいのがあって
そう でなんか できぬ前からご無沙汰続きじゃ 今日が初めてこの道端にまかり出たるキチガイ坊主
スカラカチャカポコチャカポコチャカポコ
それがその時期なのね
そうこれがチャカポコ そうでなんかさあさあ来た来た来てみてびっくりスカラカチャカポコ スカラカチャカポコみたいな感じでこう始まるのよ
うん
そうでなんかここでなんかまあその文言として要はそのなんか脳髄論っていうようなものの話をしてるのね
はあ
またなんか出てきたなと思って
なんかで専門英語がまた出てきた
そうでまあまあこの歌自体はその脳髄に関する話をしていて
脳髄 脳髄って頭の脳の髄
そう脳の髄って
結構ねキーワードとして脳髄が出てくるんだけど
へえ
でもこんなことを読みながら18年間放浪した後
あのまあ一応このねあの劇中じゃない作中作が終わった後1回また場面部屋に戻って
うん
読み終わった主人公が話聞いてるとあのこの18年の放浪を経た後また正木先生が斎藤先生のドアを18年ぶりにやって叩いてやってきたみたいな
作中作に興味を持つ
はい
その時になんか脳髄論っていう論文を持ってきたんだけど
うん
でそれがまあやっぱりすごいねみたいな
うん
話になって正木先生に教授の席を斎藤先生が引き継いだと
うん
うん
なんだけどその後斎藤先生は変死するっていう
はいはいはい
そうなんだけどこのポイントでなると
へえ変死したんですかみたいな言うわけよ主人公
うん
それとそれを解く鍵もあなたの頭の中にあるんですよみたいな
ふーん
ことを言うわけよ
うん
繋がってるのかななんかわかんないけど
そう
でもすごい興味深いじゃん
そうだね
でっかい伏線だなと思って
そうだね
でなんかそしたらまたその後別の話が起きるみたいな
展示品や映画の話が登場
ちょっと本読み始めるからさ
その後もうね一気になんかね5個ぐらい見んの
1個目がタイトルだけ言うんだけど
地球表面は狂人の一大解放地道場
はい
2個目が絶対探偵小説
脳髄は物を考えるところにあらず
で3つ目が胎児の夢
うん
で4つ目が空前絶後の遺言書
うん
ふふふ
そうでその次が
あっそうここまでが本で
うん
でその次が精神科学応用の犯罪とその証拠っていう
なんかえっとね
あっ違うこれも小説なんだけどその中で
映画天然食浮き出し発生映画撮影機の暗箱っていう
別の映画の話をし始める
はあその中で
その中でさらに
へえ
まあ全部作者一緒だろうな多分今
多分ね
4つ
そうっていう感じなんだけれど
うん
まあ要はだからめっちゃ作中作が多いのね
はいはいはい
で1個だけちょっとあのこれポイントなんで紹介しとくと
そのさっきのね絶対探偵小説脳髄は物を考えるところにあらずで
これが結構一貫してテーマになってる部分でもあるなと思ったんだけど
うん
まあこれ一応中は小説なんだけど主人公がまさき先生として書かれてる
うんうん
講談形式でまさき先生があるときなんか授業やってたらすごい面白い生徒がいたと
うん
その生徒はあのすごいなんか変なやつだからまさき先生は心の中でそいつをアンポンタンポカン君って呼んでるのね
語感いいなあ
語感いいなあ
そうアンポンタンポカン君って呼んでるんだけど
そのアンポンタンポカン君は
うん
うん
その脳髄に疑問を抱いてるんだって
そんなことあるよね
ないよね
そうで分からない分からないって言うんだって
うん
脳髄が
脳髄が
分かんないから分かんない分かんないってつぶやいた後になんかこうつまみ出すんだって
はい
狂う理由のポイント1
あのエアーでね目に見えない架空のものをつまみ出して
うん
床に投げつけて
うん
その後で急に演説を始めるんだって
へー
でもその演説の内容は普段まさき先生が生徒にしてるあの脳髄の話なんだって
はいはい
それをもう完コピみたいな感じでこうバーって話してずーっともうすごい熱量に
すごい熱量で話し切った後
うん
もうなんか一種の絶頂みたいなものに到達するんだって
気持ちよくなっちゃったんだ
そうバーってなって
うん
そしたらその後そのねさっき床に投げつけたものを踏みつぶすんだって
へー
そしたらもうそこでプツッと切れて3、40時間寝る
うーんイタコみたいな
イタコみたいなことかなそうでそれをずっと繰り返すって
へー
でその演説の中で言ってるのはあれはまさき先生が授業で言ってることと一緒なんだけど
今日までの科学者の学説とか論文の中で
脳髄の作用を適切に説明した文献が今まで一個もないっていうのはなんと不思議なことだみたいな
うんうんうん
人は脳髄でものを考えてるのにその脳髄というもの自体を説明してるものがないってなんでなんだっていう
うんうんうん
妙な話なんだけど
まあまあわかんなくもない
まあまあそうそうそうなんかそうってないこともなさそうだけどなんか理解し難いな
そうっていう中で仮説が生まれるらしくて
うん
脳髄はアダムとイヴ
イヴがイヴに知恵の実を食わせたサタンが
人間の頭蓋骨に忍び込んでとぐろを巻いてる状態なんだと
はあ
でだから寝てる間に細胞が意識を超えて行動を起こすんだっていう
よくわかんないでしょ
そうだね脳で考えてるんじゃないぞみたいな
そうだからもう細胞が考えてるんだぞと
うん
いうことを言い出してそうでなんかね
まあっていう話とだからそもそも脳髄はものを考えるところじゃないんじゃないかっていうのがまあそのタイトルになっていて
うん
そうでなんかその根拠の一つとして近代科学の頃
人とか知らないんだけどさヘポメニア寿司っていうのがいて
ほう
その人は初めて脳みそを見た人らしいの
うんうん
その時にこれは何に使うんだってすっごい悩んだんだって
うん
なんじゃこりゃってなって
うん
あげくもうすっごい頭が痛くなってきたんだって
うん
てことは多分この辺に入ってるものを考えるやつなんだって
見て頭痛くなったから
そうそうだからものを考えるところなんだって思ったっていう
だからそのぐらい緩い根拠だから絶対違うっていう
うんそうそう
っていうのを言ってる話なわけ
っていうね
そう話なんだけど
はいはい
そうそれがベースにありでなんかその脳髄っていう話
だからさっきのさ
うん
そのなんか細胞でものを考えるっていう話と
あともう一個だけそのさっきの胎児の夢ってやつでいくと
うん
これあの反復説が下書きになってて
反復説
あのヘッケルエルンス・ダ・ヘッケルっていう人の
あの要は人類の進化してきた過程があるじゃん
うん
それをその赤ちゃんは同じようにたどって大人になっていくっていう説
うーん
そうだから例えばさ
あの
体内で
うん
まあ言ってしまえばその人間ってこれまでこの魚からカエルから人間になるみたいなこう進化があり
うん
であの赤ちゃんがあの受精卵から人の形になっていくのもそれは人類の今までのこの長い長い歴史を凝縮してやってるのと同じだみたいな
あーなるほどね進化の過程と
そうそうそうそう
人の一生の成長過程
そうそうそう
は同じ
同じだよっていう
なるほどね
っていう話があってみたいな
うん
そうなんかこの胎児の夢っていうこの説
そう
でだからその中で
まあ胎児は
人間の歴史を凝縮したものを追体験してるから
うん
見るべき夢は悪夢である
ほう
人間は毒も角も持ってないから
うん
患難苦難の思いをしてきたはずだから
うん
苦しい夢を見てやっと人間の姿になっていくんだみたいな
うんうんうん
っていうこのなんか反復説を仕掛けにした胎児の夢っていうのと
うん
さっきの脳髄の話
うん
そうこの二つが基本ベースで走っているみたいな話なわけよ
ほう
もうあのこの辺で
うん
頭が痛くなってきて
そうだね大変申し訳ないことに何もわからん
そうでしょ
うん
あの俺もわかんない
そうっていう感じのねあの小説だったわけよ
なるほどなるほど
なんであのもうこの辺でお腹いっぱいになって
うん
一回今終わりましたっていう
読みおい自分の中で終わった
そうこの辺で一回止まってるんだけれど
はいはい
っていうのがまああの長々話してきたあらすじなわけですね
はい
あのだからあのじゃあ結局この小説はあのなんで狂うんだろうなって思うんだけど
思ったわけよ
うん
狂うと言われてるのか正確に言うと思って
うん
で一つは今自分の中ではね今回こうあの人にこう何か話さなきゃいけないからと思って
うん
登場人物と時系列と作中作含めてこうあのまとめたんですよね
うん
あのこのグーグルドキュメントに7枚ぐらいでここまで
めっちゃ書いてある
そう
すっごい
うわーって書いてるのも
うん
だから読むの時間かかったんだけど
うん
そうっていう風に整理したからあの何が起こってるかは一応わかったのよ
うん
で今のこの説明でまあ伝わりきてるけど
うん
まあ伝わりきってない部分もあるかもしれないけど
うん
一応このなんかストーリーは伝えたと思ってるのね
はいはいはい
なんだけど多分これ何もなかったらまあわかんないなと思って
うん
あの普通に読んでるだけだと
うん
そうっていうのがあの難解すぎる普通に
はいはいはい
その時系列が行ったり来たりするから
うん
っていうのとあとまあ単純に作中作が多すぎてどこのレイヤーにいるのかわかんなくなる
あーなるほどねそれは大変だね
そうっていうのがまあ一つ目ね
うん
そうなんかねあのなぜ来るのかポイント3つあるんだけど
うんうん
今のが1ね
うん
なんかあの論が妙すぎる
言っている論
あーなるほどね語っているね
そうなんか脳髄は物を考えるところじゃないとか
うん
なんか記憶を失っているんだとかもそうだけど
うん
そうすっごい妙だからとっぴもないことをめちゃくちゃ言うわけよ
そうだね
そうお前はなんかあの人を殺したし
うん
でその殺したやつは今生き返ってるし
うん
で妹って言ってるけど本当はいとこだし
うん
で1000年前の夢を見ててそれはなんかあの夢の中では同棲してるけど実は結婚してなくてみたいなさ
うん
意味わかんないじゃん
そうだね
うん
でもこれがある程度このなんだろうなあの普通に書いただけだと妙なんだけどある程度こうなんかあの理解ができる
うん
のはその主人公が全く僕わかんないの状態で言ってるから
うん
だからその要はさ自分が思ってる疑問を若林先生に言ってくれるわけよ主人公が
狂う理由のポイント2
うん
これはなんでなんですかとかなんでその夢を見てることがわかるんですかとかなるから主人公にえらい共感しちゃうのね
うんうん
で追体験みたいになるからなんかこうじっくりじっくりなんか同じ気持ちで読めるから
うん
あの没入しやすい
なるほどね
っていうのがある
うん
のとあと最後のポイントはまあ今のも踏まえてだけど説明がすごい結構丁寧なのね
うん
それは若林先生の丁寧な説明もそうなんだけど
うん
さっきの作中作の論文とかも結構細かく書いてある
はい
からそのなんか脳髄はものを考えるところじゃないっていう話も
うん
さっき結構細かくあの端折ったけど
うん
細かいなんかその神経の話とかもしてんのね
うん
結構多分医学に詳しいんだなと思うんだけど
うん
でなんかするとなんかあの
細かくんだけど
すごい脳髄本当にそうなのかもってちょっと思っちゃう
なるほどねリアリティあんだ
そうだからなんだろうなんか
あの採血で自分のさ血が抜かれてる様子をまじまじと見てると気持ち悪くなるみたいな感じでさ
うん
考えてるってことは頭のこの辺だからみたいになってさ
うん
なんかわーって気持ち悪くなっちゃうっていう
なるほど
そう感じのところがあって狂うと言われてるんだなーっていう
あーちゃんと分析してるね
狂う理由のポイント3
うん
その話を聞いてると狂うっていうのがわかる狂うっていうのに同感しそうになるんですかね
同感しそうになるのも分かるような気もするね
だからなんかね
昔だったら本当にさ
これを本当に1940年とかにさ
発刊された後で本とか読んでたら
こんな来るぜみたいなさ
おかしくなっちゃったみたいな人とかはさ
いてもおかしくないよねっていう気はする
ツバサにね今ストーリー整理してくれて
話してもらってるから
なんとなく分かってる気もするけど
整理できてないんだけど
これ時間に読むとどんだけ大変なんだろうな
めっちゃ大変だった
でもねこれ面白ポイントがあるんですけど
2つあって
割とね読めたなと思ったけど
1つは
説明が豊富なのとさっきも言ったけど
あとすっごいね
文言がコミカルでテンポが良い
語感良かったよね
さっきの話し方もそうだけど
アンポンタンポカンクもそう
からなんか全然なんだろうな
古いんだけどある程度面白く読めるな
っていうのと
あとはとはいえ
古いから
例えば原文一体でこれは書かれてるんです
っていう論文が出てきたりとか
あとモガとかモボとか
モダンがあるとか
あとそもそも文語で書かれてるやつも出てくる
やっぱ古いなと思って
レトロですね
流行りの
レトロ小説だね
っていう感じ
さっきのテンポが良いって話もあるけどさ
例えばね
テンポが良いってのもあるんだけど
あの
コミカルさがすごいあって
例えばその
あの
はじめのさ若林先生が
その隣にいたもよこが
あなたの言い名付けですっていうシーンなんだけどさ
なんか
それでは
てんてんてん
それでは申します
この方はあなたのたった一人の
おいとこさんで
あなたと言い名付けの間柄になっておられる方ですよ
って言われた後
主人公
てんてんてん
てんてんてん
カタカナね
と私は驚き息を呑んだ
額を押さえつつ
よろよろと後ろによろめいた
自分の目を見ると
自分の目と耳を疑いつつ
かすれた声をあげた
てんてんてん
てんてんてん
そんなことが
てんてんてん
てんてんてん
こんなに美しい
てんてんてん
みたいなさ
いいね
ちいかわみたい
ほんとだね
なんか
みたいなね
みたいな
こんなに美しい
難解な小説の読みやすさ
みたいな感じ
だからなんだろう
はじめも言った通り
本当に知り滅裂で
一個も分かんない
という
わけじゃない
だからなんだろう
というわけではない
うんうんうんうん
読める
読めるね
理解はできない
なるほどね
って感じ
なるほど
その時代とはいえ
その時代の中でも
特別読みにくいんだろうね
特別読みにくいと思う
さすがに
そうだよね
そんなたくさん
その時代の読んでるわけではないけど
うん
なんか夏目漱石の書籍好きで
俺いっぱい読むの
おー
何回も読むやつとか
結構あって
うん
一番読むのはさ
時々言うけど
うん
一番読みやすいと思うんだけど
三四郎っていう
はい
はいはいはい
あれ国語の教科書の中にもあるもんね
あ、そうなんだ
うん
心とかはよくあるけど
だから心が中学校で
三四郎は高校とかで見た気がする
あ、そうなんだ
うん
そう
あ、そういうことなんだ
心がだってあれだもん
中学校だっけ
先生になった
あ、そうだっけ
そう
で、三四郎は大学
東大だから
おー
そっか
ちょっと時期ずれてるけど
ね、ちょっと
早いけど
そこはすっごい読みやすくて
うん
でもやっぱ語感はいいんだよね
あ、そうだね
覚えやすい言葉が多い
はいはいはい
なんだろう
なんか例えば
一番初めにね電車で
うん
その東大に
熊本出身なんだけど
うん
から向かうシーンがあって
うん
その中で
これは一般的なのか当時分かんないんだけど
うん
えっと乗り合わせた女の人と
うん
途中で
えっと一泊することになって
まあ
別に仲良くなったとかじゃなくて
たまたま宿泊先が一緒でみたいな
うんうん
で、その流れで
当時あの高校卒業
高校なのかな
なんか年齢もちょっと高く見えたんだけど
大体そうだよねなんか
なんか多分実際もちょっと年齢高いんだと思う
あ、本当に高いんだ
なんか当時いくつで入ってたのか分かんないんだけど
うん
その東大に
あ、ちょっと
宿泊する時に女の人と泊まる時に
うん
何もせず
うん
なんかもう
あ、何もせずね
そう
うん
あの過ごして
うん
真摯のまま
はいはい
女の人と次の日別れた
うん
時に
女の人が振り返って
あなたは本当に育児のない人ですねって
あー
言葉とかすごい記憶に残るのよ
いいね
うん
すごいね文字がスッと入ってきて
うん
リズムがいいなっていうのが
当時のようなのを感じるから
そういうところはあるんだろうけど
でも翼が語ってるほど読みにくくないから
夏目沙織の時の
あー
内容の問題じゃない
内容の問題じゃない
あ、そうだってさ
俺あの夢の旧作
この作者のやつ
別の短編集とか読んだことあんのよ
うん
それはまだ読める
あ、そうなんだ
じゃあもうその作品の特徴なんだ
うん
まあでもね
まあちょっと読みにくさは別に
他のやつもあるけど
うん
でもこれはちょっと特段分かんないね
あーなるほどね
うん
分からない
分からない
分からない分からないと
あははは
あははは
っていう本を投げつけて
そうだね
だから今も基礎って語り継がれるんだろうね
そう
っていう感じでした
なるほどね
うん
よく分かりました
よく分かったか分かんないけど分かりました
まあなんか一番有名だもんね
三大基礎の中で
そうだね
うん
他の基礎知らないし
そうなんか他の基礎の方がさ
小栗虫太郎・中井秀夫の作品
どっちかっていうとちょっと興味深いなと思って
なんか
うん
あのそれこそさ
9割が本筋と関係ない話ってさ
どんな感じなんだろうとかさ
確かに
アンチミステリーで伏線がたくさん貼ってあるんで
ちょっと流行りそうじゃん普通に
流行りそう
なんかそういうのってさ
どうやって今の時代まで残るんだろうね
だってさ
早っ
なんていうんだろう
ベストセラーみたいになったらさ
うん
確かに
なりにくそうじゃん
読みにくいし
うん
売上額とかじゃないもんね
売上ってなさそうじゃん
ちょっとね
だから超有名な作家とかが
一個だけ変なのを書いたりしたら
そういうことになるのかな
でも小栗虫太郎と中井秀夫の兄弟作がこれだからさ
代表作が
あそうなんだ
そうだから
あの本当に都市伝説的な昔のさ
うん
あの言い継がれてきました
みたいな感じなんじゃない
あー
なるほどね
うん
えー
今もあるのかな
でも今やるとさ
なんかバズらせようとしてます感がすごくなっちゃわない
そうなんだよ
そうなんだよね
なんかね
あの当時
当時じゃない
20年くらい前か
うん
えっとノベルゲームで
そういう同じ類の種類があって
へー
三大電波ゲーって言われる
うん
なんか訳がわからない
やっぱ三なんだ
そうあるのよ
うん
で一個だけ俺やったことあるんだけど
うん
なんか一つが
あの
ついのそらっていう
終わりのそらって書くやつ
方法
俺それやったことなくて
もう一つがなんか自殺のための101の方法っていう
へー
やつ
で三つ目がえっと
さよならを教えてって
これが一番有名で俺がやったことあるんです
うん
なんだけど
どれもなんかすっごいグロい
へー
エロゲー
うん
グロいエロゲー
うん
うん
なんだけどすごいね
あの聞いてて
うん
ちょっと近いなと思った
いやそうなんだ
うん
俺がやったそのさよならを教えてか
うん
であってるような
のは
なんか一番初め
その人を
えっと
記憶がないんだけど
記憶がないか
えぇ
ただその人は学校で目が覚めるんだよ
うん
一緒じゃないなんか
えそうなんかだから俺元なんじゃないかなって
ちょっとなんか思った
そんな気すんね
うん
で結局なんか最終的には
あの
精神病
に入ってる人が
その
学校で過ごしてる
うん
その
人たちはもう実際に生きてなかったり
うん
えっと無機物だったり
えっと自分で殺しちゃった人
え?
かな
とかを相手に
恋愛ゲームをするっていうストーリーで
え怖っ
そう
そういう話だったっていうのが最後に分かるっていう
えぇ
もうできないじゃん俺聞いちゃったから今
はははは
まぁ聞いた上でもね
できるけど
ただなんか
ちょっとさすがに
なんていうんだろう
深いというか
おたくすぎる
あそうなんだ
うん
おたくすぎるって
なんていうんだろうね
ディープすぎる
おたくを差別したような発言
そういう文化の
おたく文化の中でも
最ディープみたいな
最深部みたいな
そう本当に最深部みたいなところの話だから
へぇー
絶対触れない方がいいと思う
グロい
グロいし見た目もだいぶすごいから
なんだっけさよならを教えて
そう
みたいなやつね
うんあんまり言わない方がいいかもしれんけど
あー分かった
うんこのラジオで言っておいてなんだけど
難解な小説の人気と読者の傾向
はははは
が聞いててすごい似通ってて
なんかベースにしてんのかもね
ねそんな気はする
まぁこっちは個人で作ってるやつだからさ
全然出来としては多分違うけれど
おー
ただやっぱりこうやって語り継がれていくものなのかなって
その作品自体は結構売れてるんだけどね
やっぱそうなんだ
うん
話題性で
まぁでも今も普通に売ってるからさ
特にね
ドグラマグラとか
そうだよね
うん
みんな知ってんじゃん
うん逆に有名になっちゃう
それこそバズリーじゃないけどさ
大どんでん返しみたいなね
うん
一緒
一緒だよね
全然ごめんなんか
これ聞いてもらってんだけどさ
関係ないんだけど
最近びっくりしたのが
うん
あのさ
ティーンズ文庫みたいなのあるじゃん
おー
小中学生が読むみたいな
あそっちか
そうそうそうやつあるじゃん
なんかあのなんだっけ
黒魔女さんが通る
あそうそうそういうやつの得意が
ほぼ全部最後の5分でどんでん返しみたいなやつになってた
あっあれだ
あれびっくりした
知ってる知ってる
そう
なんか最後の5行でどんでん返し集みたいなやつ
いやあれめっちゃあるよね
いや俺初めて知ってさ
だからもうああいう英才教育をされてんだね
いやね
いやなんかああいうのがもう
ちっちゃい子を
ちっちゃい子でいうか好きなんだと思って
なんか
本能的にじゃない
どんでん返しがね
そうそうそう
ああいうやつが
で今も大人も読むみたいな
簡単にどんでん返されたいんだろうね
そうなんだよね
でもこういうところまでもう行ってるんだと思ってびっくりしちゃった
あれ初めとかはなやっぱすごいすごいなと思って
別にでもさそもそもサスペンス系とかってさ
うん
どんでん返しじゃん
行ってしまえば
そうだね
うん
なんかおいしいとこだけ取ったなっていう感は否めないよね
いやね
そんなところまで行くな小学生とかがさ
うん
その最後の5行でどんでん返しシリーズ読むんだと思って
びっくりしちゃった
いきなりなんか変化球から入らないでほしい
いや本当にそうだよ
カレーライスとか読んでほしいちゃんと
茂松清の
はあ
教科書に書いてあるじゃんカレーライス
あったっけ
うん
教科書はもう置いてないんだよねもう
そう
本当
オツベルト像とか
もう置いてない
でも茂松清のさ
うん
カレーライスと似顔絵
そのカレーライスがすごい好きで
うん
であのその中でなんか食べ終わった後に
なんかお母さんの似顔絵を描くんだったか
なんかお父さんの似顔絵を描くんだったかあったのよ
うーん
で俺それ真似して
うん
家で実家でカレーライス出るときに
うん
お母さんにありがとうの気持ちを込めて
似顔絵描いて渡したら
素敵
そしたらおじいちゃんの顔上手に描けたねって
あははははは
ひどい
面白いけど
えなんて言ったの
これはお母さんだよって言った
そう
これお母さんだよって言ったら
お母さんが
あ私はおじいちゃんが大好きだから似てて嬉しいよって
あー素敵
お母さん
なんか翼のエピソードって素敵だよね
そっか
いやめちゃめちゃいい話じゃん
いい話
オチはいい話だけどね
うーん
そっか
いや素敵エピソード
そうでもね
ちょっと切なかったな
なんか小学生の時なんか
あるのかなそういう教科書を読んで感銘を受けたみたいなのが
あー
内容が覚えてないからもう全然あれだけど
今読んだら結構いいんだろうなって思う
分かるよ分かるよ
今教科書に載るような話ってさ
うん
どれもいい話が多いんだけど
そう
重松教師とドグラマグラ
あでも俺なんだっけ
そうその重松教師で結構いいなと思ったから
こないだ重松教師の季節風春みたいなやつ
季節風春
季節風っていうなんかあのシリーズの春っていうやつ
まあそれ短編集なんだけど
あそうなんだうん
読んだんだけどすごい良かった
へー
エニワアオバっていうやつが好きだった
あそうなんだ
そう
重松教師の季節いいよね
いい
読みやすいし
だからちゃんと面白い
なんだろうストレートにいいよね
なんか今国語の授業とかちゃんと受けたらおもろいんだろうな
分かる
ドグラマグラも乗るかな
もう同じこと思ったけど無理だよね
無理だよね
この時の気持ちを考えてみましょう
そうなんかアチャーってのもこれ出たらね
今年の東大入賞難しかったねみたいな
そうだね
今年のセンターは
そうドグラマグラが出て終わりました
伝説の会みたいなね
なるやつだよね
あるね
まあ話が行ったり来たりしましたけど
うん
そんなわけで
まあドグラマグラはね
もうちょっと頑張って続き最後まで読むわ
そう
そう頑張って
もう理解してもう一回
そうだね
お話を聞かせて
続きを
続きを
正直今の時点まででもあまり理解してないんだけどね
俺もよく理解してないからね
理解はした
理解はしたんだけど
うん
なんか納得はしてないって感じ
なんか
めっちゃまとめきってるぐらいなんだね
うん
すごいな
そうちゃんと色までつけて理解できるようにしようとしたからね
うん
まあまあ
まあそんな感じでした
ありがとう
大変勉強になりました
うん
またなんか面白い本あったら紹介しますね
ありがとう
うん
じゃあ本日もお疲れ様でした
お疲れ様でした
お聞きくださりありがとうございました
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