スピーカー 3
参考になった。
僕はナイーブだからダメだね。
スピーカー 1
ちょっとナイーブであるんですけどね。
でもその真から下がっていかないのは、
結局そういうセールプレジャー、自己肯定感が、
強化だからっていうことに気づけましたね。
それを振り返ってみると、いつからそうだったと思う?
中学くらいからなんだろう、
なんだこれって思う瞬間があるじゃないですか。
スピーカー 2
生きてるってなんだろうみたいな。
スピーカー 3
宇宙ってなんだみたいな。
今これ、指ってなんだこれ。
そういう瞬間ってやっぱりある。
スピーカー 1
自分と他人って何なんだみたいな。
スピーカー 2
そういう時から内省が始まるじゃないですか。
スピーカー 1
そこから高校くらいから、
俺って何なんだ、俺の本性は何なんだって思ったら、
スピーカー 2
やっぱり成人であると思う。
スピーカー 3
どういうアドバイスがあるんですか。
スピーカー 2
自分がセイントである。
スピーカー 1
そう、セイントであるってことに気づきだしてから、
それを自分で守ることが、
ある種の防衛本能みたいになってて、
それって本当にいい人なのって思ってたんですけど、
スピーカー 3
その経験で、いや、普通にいい人だろう。
スピーカー 2
開き直りなんですか、それは。
それとも割と真っ直ぐにそう思ってるんですか。
スピーカー 1
真っ直ぐにそう思いました。
すごい悪い横島な考えがどんどんポンポン出てくるし、
俺こんなこと考えてたのみたいなことが出てくるんですけど、
いや、ここの味かっていう。
本当にめっちゃ恥ずかしいんですけどね。
自己肯定感がめちゃめちゃ強いてて。
スピーカー 3
僕、情報展開最強なんですって言いに来てる人。
スピーカー 2
めっちゃ恥ずかしいんですけどね。
スピーカー 1
でも自己開示どんどんしちゃうんでね、その時は。
どんどんそれを喋っちゃうし、
すっげえ恥ずかしかったんですけど、後から考えたら、
スピーカー 2
記憶が全然残るんで。
じゃあ逆にさ、
自分への信頼がすごい強いっていうか、
自分が良い人である、成人であるっていうことと、
じゃあ逆にその社会への信頼みたいなものっていうのはどう考えてたの?
スピーカー 1
社会への信頼?
スピーカー 2
他者への信頼というか、
人間、民人愛というか。
スピーカー 1
俺もそれがすごい思ってて。
ちょっと触れた気もしますけど、
僕が僕であるっていうのは偶然だし、
僕と他の誰かとは全然、
俺じゃなさすぎるじゃないですか、他の人って。
俺じゃない人って俺じゃなさすぎるんですよ。
スピーカー 2
今みんな思ってる。
スピーカー 1
俺はあいつじゃねえってみんな思ってる。
感覚としてすごい、俺ってあいつじゃなさすぎる。
でも根本的には、別に俺があいつである可能性も全然あったわけじゃないですか。
非交換可能性。
俺と他人の非交換可能性と、
俺と他人の交換可能性。
俺があいつだったかもしれないし、あいつが俺だったかもしれない。
っていう、絶対的な隔たりと、
根本の繋がりがあるわけですよ。
生命、今。
それが平等とか、
スピーカー 2
正義とかの究極根拠、ベースにあるわけじゃないですか。
スピーカー 1
分かる分かる。
そういう意味では、やっぱりどんなヤバい人間、
こいつマジで俺じゃねえなって。
俺がめっちゃいい人って自負があるから、
スピーカー 3
すげえ悪いやつは基本的にこいつ俺じゃねえなって思うんですよ。
スピーカー 1
こいつマジ俺と駆け離れすぎてるなっていうやつがいたとしても、
その根っこの繋がりを頑張ってロンリーで思い出して、
感情を抑えるというか。
スピーカー 2
それは本当に失われてるものですよね。
例えば犯罪者に対してとかも特にそうですよね。
すぐ自分の平和を脅かす存在なわけじゃないですか。犯罪者って言ってみれば。
けどまあ、それでもさっていうことだよね。
スピーカー 1
そうですね。明日は我が身が言いますけど、
それよりもっと根本的な意味で、
別に俺がそういうことでない必然性は一つもないわけで、
自分が脅迫殺人犯じゃない理由って一つもない。
スピーカー 3
そうなんですか?
スピーカー 1
俺が脅迫殺人犯だったら脅迫殺人犯だったかもしれない。
根本的なポテンシャルというか。
生命というのは、人間はと言うとちょっと進化的になっちゃいますけど、
神の従いほどみたいになっちゃうんですけど、
もっと広い意味で、生命って別に俺がそこで屠殺されてる豚かもしれないじゃないですか。
そんなことは全然あったわけで。
スピーカー 2
っていうところから、豪華的なこの正義の基盤っていうのはそこだと思うんですけど。
まあ、それは前も言った話とも繋がってるとして、
もうちょっとこう、それってさ、結構、人間って言ったんじゃないかな。
生命のというか、そう厳密に言うべきですけど、
スピーカー 1
人間って言っちゃってもあれだと思うんですけど。
スピーカー 2
というよりは、社会に対してっていうこと。
例えば今年で言うと、社会に対する信頼みたいなもので、
例えば兵庫県知事選とかって知ってますか?
スピーカー 1
あれ、あれ、なんだすか、あれ。
マジで、マジで、俺その途中を持ってないから。
え、だって、え、なにあれ。
スピーカー 2
あの知事が追い出されたとこは知ってるけど。
スピーカー 1
いや、追い出されて、そっから、なんか、え、再選?みたいな。
なんか、え、ヤフーコメントいい?みたいな。
スピーカー 2
例えばそういう意味での社会、というか、への信頼っていうかさ。
スピーカー 1
難しいですね。
スピーカー 2
なんかその、さっきの話はちょっとすごいレベルが、次元が高すぎる話だった。
スピーカー 3
そうですね。
スピーカー 2
でもあるんだけど。
っていうものに対してから、守るために自己肯定感が高かったっていうことなのか、とか。
スピーカー 1
まあ、そうです。
大枠社会というものを見ないための臨時愛でも、もしかしたらあるかもしれないですね。
やっぱり社会っていうのは、ツイッターつらいっていうのは、やっぱりそういう社会の可能性が見えちゃうじゃないですか。
スピーカー 2
今ね、ツイッターって言わないんですよ。
スピーカー 1
エッグサイト。
エッグサイトは一番調子ないですけど。
スピーカー 2
嘘です。嘘ではないけど。
嘘ではないけど、はい。
そう、そうなんですよ。
なるほどね。
スピーカー 1
まあ、ツイッター。
そうそう、そこを別に見なくても別に社会の可能性、いくらでも見えちゃうし。
わざわざそこに飛び込んで、辛いなって思うより、きついなって思うより、近くの人間に優しくしてあげようっていう。
それが、そこへ目を逸らすことに繋がってる可能性もありますね、正直。
スピーカー 2
確かに、内政っていうものと社会ってすごい対極にあるものだよね。
そう。
自分の中に深く潜り込むってことと、社会に対して何か問いかけるってこと。
だからまあ、やっぱり僕らは音楽好きなので音楽の話になっちゃうけど。
例えば、フランクオーシャンって社会性なくないですか?
スピーカー 1
あれってさ、去年コーチャラネットライナーだったんだけど、2時間くらいだから出てきて、30分くらいで帰ったもんね。
スピーカー 2
で、ファンは嫌いだとかっていうことを昔から言ってる人だからさ、もうめちゃくちゃだわけ。
で、2週間目はキャンセルで。
日本から行った人もいるけど、着いたらフランクオーシャンじゃなくてブリン君になってたっていうことがあったらしいんだけど。
フランクオーシャン、あれってすごい内政。
めっちゃ内政じゃん。
もう社会では全くないじゃん。
で、ケンドリックとかはさ、トゥーピーパーバターフライはめちゃくちゃ社会だけど、ミスター・モラルは内政だからやっぱり社会の切り離されてる。
僕、今年やったインタビューの松永拓幕っていう電子音楽がいるんですけど、松永君が、僕は社会性みたいなことは気になるから聞くんだけど、
彼はすごい内政、自分の中ですごい深く潜る。
制作することは潜るみたいなことを言ってるけど、潜って潜って、で、だんだん潜っていくと、ちょっとずつ友達レベルの関係とかまでは見えてくるんだけど、
まだ社会までは行けてないっすね、行けないっすね、行こうとも思わないし。
スピーカー 1
音楽はすごい。