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2025-12-30 19:56

#012 全編生成AIによる映画ってどんなの?

ふだん広報・PRの仕事に従事するやじまとほそやまが、身の回りの日常のあれやこれやについて広報PR視点も少し織り交ぜつつ、脱線しつつ雑談する番組です。


2025年最後の回は映画。ほそやまが最近観たという"全編生成AI"による長編映画『マチルダ 悪魔の遺伝子』を(ネタバレにならない程度に)ご紹介。全編生成AIによる映画って成立するの?実際観てみた感想、課題は?etc語っています。


一方「スター・ウォーズ」も「ハリー・ポッター」も観たことがないというSF音痴のやじまはイスラエル首相の腐敗を描いた作品『ネタニヤフ調書』をご紹介。年末年始のお休みにゆるりと聴いてください。


参考資料:

『マチルダ・悪魔の遺伝子』劇場公開予告編

https://youtu.be/rMSfy2o6a24?si=ldELb1RjSWlNjwQ2

『ネタニヤフ調書 汚職と戦争』公式サイト

https://transformer.co.jp/m/thebibifiles/

サマリー

AIによって制作された映画『マチルダ』についての考察が行われ、ストーリーの深さ、監督が女性であること、そして彼女が未経験でありながら短期間で映画を完成させた経緯が紹介されています。また、AI技術による映像制作の可能性や課題についても話し合われ、映画の革新性について意見が交わされています。今回のエピソードでは、映画『ネタニアフ長所』や『ウィキッド』について語られ、映画を通じて政治や社会問題に対する関心が高まる様子が描かれています。さらに、ハリポッターや著名な映画の影響についての意見も交わされています。

00:00
はい、こんにちは、やじまです。
こんにちは、ほそやまです。
AI映画『マチルダ』の紹介
この番組は、広報PRの仕事に携わる、やじまとほそやまが、身の回りのあれやこれやについて、PR視点で語る、雑談番組です。
やじさん、ついに私、あの映画を見てしまいました。
え?国宝ですか?
遅っ!私、遅い!
年末にやっと見る。
今さら?
今さらですよね。違います。
あの映画って何ですか?
この映画です。今、超旬な話題の映画です。
旬って何だろう?ちょっと想像がつかない。
そう、19日に公開になったばっかりなんですけど、全編AIで作られたっていう長編映画で、マチルダって言うんです。
え?マチルダ?
そう。
僕、全然知らなかったんですけど。
今、それが公開されたらしくて、ちょうど22日、今週月曜日に見に行ってきたんですけれども、あっという間に70分。
12月ね。
そう、12月22日。あっという間に。
70分の映画。
はい、そうでした。面白かったです。
これ、AIで作ったっていうのは、映像もそうですけど、音っていうかなんていうか、俳優とか一切出てないっていうことなんですか?
ストーリーと監督の背景
そうなんですよ。俳優も出てないし、セリフも吹き替えとかで、声優さんもいないし、何ならセリフもAIが考えて、ストーリーに合わせて表情を変えたりとか、何かドラマチックなストーリーを考えたりとかしてるらしいんですけど、すごいですよね。
なんか想像がつかないですね。でも、AIが作った動画とかって、なんかAI感あるじゃないですか。人工的な感じとか。
AI感。
そういうのはあんまないんですか?
正直私、全然事前情報なく行ってみて、それ、映画がAIの前編、AIで使えたっていうのを知らずに行ったんですよ、実は。
あ、普通に見に行ったら前編AIだったって、後から知るパターンですか?
そうです、そうです。
それは珍しいですね。
そうなんですよ。それでよく行ったなって話なんですけど。
ただ、ちょっと見始めて、あれこれ、もしかしてAI使ってるなっていうのは思って、で、なんかでもSFでもこういうのよくあるようなくらいに思ってて、で、途中で、あ、これAIだって気づいたのは、その出てくるキャラクターの声があまりに発音が綺麗すぎたんですよ。
あ、そこで気づく。
英語の発音が、私でもすごい綺麗に聞き取れる、教科書みたいなめっちゃ綺麗な発音で、それで、あ、これは俳優さんじゃないなっていうふうに思いましたけど、そうじゃなかったら映像とかは、もうなんか自然でわかんなかったですね。
ちなみにどういうストーリーなんですか?ざっくり、ネタバレにならない程度。
ネタバレにならない程度に、悪魔の遺伝子っていう、サブタイトルもついてるんですけど、過去から、超未来、2222年の未来を描いた、地球の未来を描いたっていうのがメインのストーリーで、で、その時代には、その悪魔の遺伝子がどうなってるのかっていう、その遺伝子をめぐる話になります。
わかんなかったですよね。もう説明したくなっちゃうので、そうなんです。
その遺伝子が、どんどん増殖してって、人類を破壊しちゃうとか、そういう話ですか?
そのパターンもあるかもしれないですし、200年後の遺伝子によって、何かドラマが起きるのかもしれないですし、そこから考えさせる社会課題っていう、社会課題派な感じでした。
なるほど。じゃあ、なんかそういう、現代に訴えたい、そういうテーマというか、提言というか、なんかあるわけですね。
そうなんですよ。すごいストーリー性があって、こんなに深いストーリーだったのかと、そっちにもすごい興味を持ったんですけど、もう一個、監督が女性の監督なんですけれども、この方のエピソードがまた面白くて、
実は今まで映画とか全然作ったことがなくて、小説とかも書いたことがない方が、この映画を作っちゃったっていうのが、面白い話です。
そうなんだ。
この方、今バルセロナに住んでらっしゃるらしくて、娘さんと2人でシングルマザーで暮らしてるらしいんですけど、
今年の2025年の4月に、まずアドビのツールをダウンロードするところから始まって、9月にもうこの映画を作りきって提出したっていう。すごくないですか。
4ヶ月、5ヶ月くらいで作っちゃったらしいです。
超素人の人が作ったっていう。
そうなんですよ。信じられないですよね。
筋書きとかはAIにサポートはしてもらったけど、ある程度、監督が考えたプロットみたいなのがあったんですよね。
そこの筋書きはもう20年くらい、考えていた思いというかメッセージがあったらしくて、それを今回このAIの映画に表したっていうことらしいんですけど。
映画制作の可能性と課題
技術とかもそうですし、まさかこの未経験の方が作ったっていうのもそうですし、あとはストーリーがやっぱりちょっと深すぎて、それを20年がかりだったので、いろいろ複合的に面白いですね。
ちょっと気になってきた。
でしょ。池袋の映画館とかでやってますよ。
でもそれの話で言ったらね、そういう面白い脚本とか筋書きさえ作れれば、自分で映画作れちゃうってことですよね。
そうなんですよね。だからこの課題とかを何か表したい。
シチュエーションはここでとか、キャラクターはこういう設定でとか言ったら、ちょっとユニークなのを作ってくれて、実は裏にはこんな意味があったっていうの面白そうですよね。
作りたいかも。
補正山さんも作れるんじゃないですか?補正山さんも。
今作れる気がしてきました。
いや、こんなポッドキャストでヒーヒー言ってるのにもうね。
いやいやいやいや。
監督もね、アドビダウンロードして最近作ったみたいな話だったよね。
そうですよね。遠藤監督っていう方なんですけど、わざわざ今東京にいらっしゃっていて。
日本人じゃなくて。
日本人なんですけど、普段バルセロナに在住してるので、今東京に来てるらしくて。
で、上映会みたいなのに私も参加させてもらったので、その上映後の交流会にも参加くださって。
で、普通に私は遠い人というか、すごい人だなって眺めたらみんな名刺交換の列並ぶから、私も並ぼうと思ってご挨拶させていただいたら、名刺くださって、何かあったらこのメールにご連絡くださいってすごい気さくな方で。
えー、すごい気さくしてる。
ほんとほんと、連絡できちゃうんだと思って。
そうなんですよ。
あ、遠藤久美子って、あの元アイドルの方の。
同じ名前だけど違う方だと思って。
違うのかな。
あれ?一緒の方?もしかして。
なんかそれっぽいですけど。
え、通りで美しい方でしたよ。あれちょっと待って、ほんとですか?
うん、そうじゃない?
やばいそれは、どうしよう。
えー、原作、確かにネットニュース見たら遠藤久美子。
そう、遠藤久美子さん。
え、すごいですねそれ。
ね、えー、すごいですね。
ジャズ歌手のように綺麗な人でしたよ。
ジャズ歌手。
ジャズ歌手。そうそう。
逆になんか、これはまだ普通の映画には及ばないなとか、この辺課題だなってあえて批評するとしたら、どういうところですか?
あー、そうですね。なんか、ハラハラがなかったというか、
こんなことまでこの俳優できちゃうの?みたいなのが、私は普通の映画って好きですけど、
なんか、AIだって最初からやっぱ思っちゃう、気づいちゃうと、何でもやらせられちゃうじゃんっていう、
このありえない、例えば火山が大噴火みたいなのも、もう簡単に表せちゃうじゃんって思っちゃう。
そのハラハラ感、臨場感はどうしてもかけちゃうなっていうのがありました。
だからこそ、あ、ここまでやっちゃうのね、みたいなのはいっぱいあって。
それが、想像の、その先の想像みたいなのは楽しめるので、いいかもしれません。
ちょっといろいろ予想を裏切られたというか、海外の方が作ったのかな?
そうですよね。日本の方で。
ストーリーは、正直いろいろな感想を持つ方がいると思います。
そこは、ほんと遠藤監督の20年の、表したかった思いっていうのがあると思うので、
なんか、そこに賛成する方とか、いろいろ、なんでこんな風に思うんだろうっていう方とか、いると思うんですけど、
ただ、なんかそれをAIでこんな、何百年の、何ですか、時間を使ってって言ったら大げさかもですけど、
表すと、こうなるんだっていうので、自分も作ってみたいとなりますね。
SF系の話ですよね?
そうです、そうです。
ちょっと、じゃあ、配信されたら見ようかな。
見に行かないんですよ。
いや、ちょっとあんまりSF得意じゃない?
いや、わかります、わかります。私は、そうですね。
SFとかは、メトリックスとか見ないですか?
全く見ないですね。
そうですよね。
スターウォーズとか見ます?
見ないんですよ、私。見ました?
いや、全く、僕まだ、ちゃんと見たことないです。
え、ヨジさん、見たことないですか?それはちょっと意外でした。
ないですね。
なんか、あんまり、リアリティがないものがあんまり得意じゃないっていうか、
どっちかっていうと、日本映画とか、人間関係とか、軍造劇みたいなものが好きで。
わかります、わかります。
あと、すごい暗い映画とかも好きです。
人の心の深いところみたいな。
とか、憂鬱になる映画とか。
映画の感想
あれですか、ドライブマイカーでしたっけ?とか。
ドライブマイカーとかもそうですし、海外のやつだと、レクイエム4はドリーム。
ダーレン・アロノフスキー監督の映画なんですけど。
よく、憂鬱になる映画ランキング、ベスト10みたいなので。
そうなんですか。
だいたい、上位に上がってる映画ですね。
そうなんだ。
なんか、そういうのをね、確かに、私も見ちゃうかもしれない、つい。
そうなんですね、そういうのも見る。
見ます。
え、ハリポッターはご覧になりました?
ハリポッターも見てないですね。
見ないですよ。
やばいですね。
私も全部は見てないです。何個か見たくらいな。
見たら見たで面白いですよね。
見たら見たで面白い、多分ね、こんだけ世界でヒットしてるから面白いと思うんですけど、
今さら見るのも、ちょっと、なんか、全シリーズ制覇しないといけないじゃないですか。
そうそう。
なんか、気合が必要だなっていう。
そうですよね。そうなんですよ。
他にどういう映画好きですか?
他には、今年、私、ウィキッド見てすごい面白かったなと思いました。
確かに公開されてましたね。
結構前だから、国宝とかに忘れ去られちゃってる気もしますけど、大好きで。
あれは、なんか、それこそ、アリアナ・グランデと、もう一通りの主人公の方、ちょっと名前で忘れちゃいましたけどの、
やっぱり、歌手とかのレベルを超えた、パフォーマンスの素晴らしさに感動しちゃった、人としてのパフォーマンスが素晴らしくて、
その後、いつからこの映画準備してたのとか調べたくなっちゃうから好きでした。
アリアナのパフォーマンスというか、含めてすごい。
すごい良かった。
ヤジさんは、今年の映画の話になりますけど、どうですか?
今年見たやつだと、そうですね、ネタニアフ長所というのが、
面白かったですか?
ネタニアフって、イスラエルの首相の人で、
結局、ネタニアフってイスラエルの改革派というか、みたいので、
当時は若くして首相になったんだけど、
もうずっと政権に長く行って、どんどん腐敗していって、自分の保身のために、
政治とか権力を振りかざすようになっちゃって、
映画を見ていただいた方がいいと思うんですけど、
彼個人のプライベートのこととかがきっかけとかもあって、
結局、今のガザ紛争とかに繋がっていっちゃうっていう、
一国のリーダーが保身とか権力に溺れていくと、
回り回って、こういう戦争みたいな事態に陥っちゃうっていう話。
要は、賄賂とか憎愛みたいなのをやらかしまくって、
そういうものに対して、世論の批判も浴びてたんだけど、
それを封じ込めるために、
右寄りの人を、極右な人たちを政権に、結構そういう人を徴用するようになっちゃって、
そういう人たちが、結構戦争賛成派というか、
そういう人たちがどんどん徴用されていったが故に、今の紛争みたいなのに繋がっちゃったみたいな話で、
そういうのがすごいわかりやすく紹介されてて、
映画と社会問題
それはちょっと知的好奇心というか、あんまりイスラエルとかガザーの話って、
あんまり興味持ちづらいじゃないですか。
そうですね。
ニュースとかで日々やってくるけど、あんまり自分事としては見れなかったけど、
そういう一国のリーダーがこうやって変節というか、保針に走っちゃって、
それが故にこういう紛争が起こったんだみたいな。
もちろんいろんな要因があったと思うんですけど、
そういう因果の螺旋みたいなのを見ていくと、
改めて今の問題に興味を持つというか、
それはやっぱり今高市さんの政権とかでリーダーが変わりましたけど、
今また中国と揉めてたりとか、
全く他人事ではないというか、
そういう意味でもいろいろ考えさせられるというか。
今見ておきたい映画ですね、この時代にというか。
そうなんですよ。
しかも面白いというか、
結局今検察に取り調べとかをされてたりとかね、裁判もまだ続いて、
造詣とかの要因で検察から取り調べとかを受けてたりするんですけど、
裁判も今進行中で、
その検察の聴取している様子とかが、
ドキュメンタリー形式で映画になっているんですけど、
裁判は今も続いていて、
ネタニアフさんは今もまだ首相であるという、
現在進行形の話なんですね。
普通に辞めずにいらっしゃいますよね、まだね。
そうそうそう。
すごい、超現在進行形なんですね。
そうそう、過去の話じゃない。
すごい、それで映画にしちゃったのすごいですね。
そうそう、だからイスラエルでは法益になる。
なるほど。
どこの国が作ったんだろう、ちょっと気になってきた。
そうなんですよ。
これは、本国での上映記事で書いてありますね。
それは今年見た中だと一番面白かったかな。
そうなんですよね。
好きな映画というか、心に残った映画とか聞いていくと、
国宝とか鬼滅とか、今年ヒットしましたけど、
それ以外の面白いのがあったりするから、
いいなと思って、その話しなかったと思いました。
確かに。でもね、もちろん国宝とかもめちゃくちゃ面白かったし、
すごい映画だなって思いましたけど。
だいたいこういう話で出て、国宝面白かったねって話で終わっちゃうから、
せっかくならね、違う映画の方でもいいかなみたいな。
そうですね。
そうか、じゃあ今日はちょっといろいろ映画の話が膨らんで、
面白かったね、松木。
はい、そうですね。
まちるだ。
まちるだ。見に行ってくださいね。
ちょっと配信で見ますね。
ありそうなんだ。
はい、じゃあ今回はこの辺で終わりですかね。
はい。
じゃあまた次回でしょうか。
はい、じゃあ本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
19:56

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