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アートの片隅で、こじらせシアターというわけで、今回は好きな作品を語ってみようというテーマでお送りしていきます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前回、佐藤優希さんの好きな映画、サマータイムマシン・ブルースだったんですけども、今週はジェシカさんの好きな作品を教えてください。
はい。私がおすすめの好きな作品は、天使にラブソングを、です。
イエーイ。
みんな大好き。
みんな大好き。
はい。
はい。
まあ、大体みんな知ってるよねっていう感じの作品。
もう何度地上波やってるんですかね。
そうそうそう。
さすげえやってたけど、最近やんないよね。
あ、本当ですか。確かに、最近さすがに、さすがにさすがにかな。やりすぎかな。
一応、作品のデータとしては、1992年の作品で、
先輩です。
僕とほぼ同い年です。
監督、エミル・アルドリーノ。主演は、ウーピー・ゴールド・バーグと。
はい。
最高。ありがとう。
あと、マッキー・スミスね。今年なくなっちゃったけど。
そうね。
まあ、ちょっと、まずはジュシカさんの推しから、推しポイントから。
いや、完璧です。
完璧?
はい。私にとっては、すべてが完璧です。
まあね、そもそもやっぱね、なんか、なんだろう、私ギャップが好きなんですよ。
なんか、二面性があるキャラクターじゃないですけど、なんか、やっぱりなんか、
どうしてこんなことに?みたいなところから始まる物語が好きで。
これのね、振り幅がやっぱ、まあ、面白いですよね。
この、まず売れないね、クラブで働いているデロリスが、
デロリスね、黒人のね、ロビー・ゴルドバーを演じる歌手がですね、
たまたまね、ギャングみたいなね、
現場に見てはいけないものを見てしまって、そこから命を狙われる。
で、囲まるところが修道院で、このシスターたちに囲まれている、
ギラギラした夜の世界の人が急に、貧困法制な教会の中に入って生活するっていうところから始まるんですけれども、
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もうね、やっぱ、面白すぎますね、その異色な感じが。
そこからワクワクするし。
でもなんか、その中でめちゃくちゃ普遍的な、なんだろう、シスターたちの悩みだったりとか、
単純にね、なんか、色物として最初扱われたりする、その疎外観とかそういうのも描きながら、
ファンタジーなところと、あのリアルな感情がバランスと、
あとは音楽の力がね、素晴らしくて。
もうね、大好きですね。何回見てるんだってくらい見てます。
結城さんどうでした?結城さんの感想は。
えー、なんか僕、ちゃんと久しぶりだったんですよ。
あ、わかるわかる。
なんかそのやっぱ、ロードショーで何回もやってたし、
なんとなく覚えてるよなって思ったけど、やっぱこの年になってみるとね、また色んなことを思うというか。
そう、ほんとにそう。うんうん。
あと最初にその、デロリスって全然、神の存在とか全然信じてませんみたいな。
めちゃくちゃ面白いんだよね。うんうん。
そういうところから、えーなんか、かなり現代的な人だから、なんかその、
修道院と真逆の人なのにも関わらず、修道院と関わるから、なんかもう嫌になるみたいな。
そういうところから始まって、なんか彼女の生き方ってすごく今の人に合ってる。
その当時、今もそれは通じるなと思うけど。
うんうん、そう。
すごく自由に生きてて、それも愛の形の一つなんじゃないっていう提示の仕方されてるような気がしたし。
うーん。
で、なんかその、僕はなんかやっぱり何回も見て、大人になって改めて見て、真面目に見てみても、
初めてその、あれはネタバレになるかもしれないですけど、聖火隊の人たちがデロリスの指導で歌を歌ってみた結果、
めっちゃ一番声ちっちゃかった人が一番声出るみたいなシーンがめっちゃ好きで。
うーん。
うんうん。
やっぱ出会いの大きさを感じますよね、あれほんとに。
そうやってなんかその、なんだろう、今もそうだけど、やっぱ固いものと柔らかいもの。
うん。
相反する2つのものが出会った時に、固いものをどんどん柔らかくしていくっていう感じが、
社会もそうだけどやっぱり、日本人まだまだ固い部分はあるから、そうやってより良くなっていくものもあるのになーみたいな気持ちにもなった。
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うーん。
けど、なんか90年代の映画ならではの突然のこの、なんか物語の進み方もまた面白かった。
私そこ結構好きですね。
いきなり。
この物語っていうような展開の。疾走感ありますよね、結構。
疾走感がある、すごく。
うーん、ですね。
どうでした、大之助さん。
俺もやっぱり、昔からね、ロードショーで何回も見てきたと思うんだけど、
改めて見ると発見がたくさんあって、やっぱりこう、出てる人がみんな上手いよねっていうのは。
あー。
あのね、そのウーピーゴールドバーグとかも、まあ分かりやすい芝居をしてるんだけど、でもやっぱりね、前編通してほんと無駄がない。
うんうんうん。
で、さっき最初に結城さんが言ったけど、マギースミスさんですよ。
うーん。
うんうんうん。
今の人は、あれですよね、ハリーポッターシリーズの。
まっこながる先生。
そうそうそう。
強い、かっこいい。
やっぱ上手いっていうか、もうそういう人たちがやってたんだね。
あの時、僕らが何気なく見てた作品はっていうのを、改めて感じるもんね。
うーん。
あのギャングのね、元締めもサーベイ書いてるでしょ。
はい。
あれー、やっぱり。で、ああいうさ、コメディーを成立させるのって、やっぱりその人柄ってすごく大事だろうから。
あれー、なんか技術で動向してるわけじゃないもんなーっていうのを、素直にパワーを感じますよね、作品の。
そうなんです。
この年になると、その作品の構造っていうのが一つちょっとより理解できて、やっぱルピー・コールドバーグが黒人女性であると。
うん。
いう中で最終的に白人社会に変革をもたらす。
うん。
それはだから、芸術的にも社会的にも一発食らわすみたいな爽快感が、多分こうアメリカ社会を少しこう踏み込んで理解すると、そういうところもヒットする要因だったんじゃないかなという風に感じますよね。
もちろんとっても普遍的な音楽の力を使って描いてはいるんだけど。
はい。
やっぱり黒人の抜粋のシンガーっていうだけで、おそらく社会の底辺っていうのが何となくわかるっていう部分が、それが球体制の象徴である修道院で変革がもたらされるっていうのは、
そういうところにも作品の爽快感っていうのはあるんだろうなというふうに、改めてみると気がついたかな。
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ありがとうございます。
これがすごいのは、やっぱり老若男女誰が見ても安心っていう作品で、これができるっていうのがすごいよねっていう。
そうなんですよ。見る人によってはすごく刺さる部分があるけれど、誰も置いていかないし、全員笑顔になれるところがあって。
それが本当にすごいなって思って。さすが知事オファーは何度も通すだけの作品だなと。
なんかさ、2になるとさ、有名な曲ばっかりじゃん、あの映画って。
はいはいはい。
だけど、1はこの曲だったんだみたいになってさ。
ちょっとありますよね。
大ハッピーデイじゃないんだみたいな。
ああ、確かに。そうなんですよ。
1のテーマと2のテーマはちょっと違いますから。
2見なきゃいけないよね、あれは。
そうしたら通りたくなっちゃいますよね。
本当に面白い。失踪感っていう意味では1の方がガンガンありますね。
話の展開とかも聞き迫る感じとかもあるかな。
でも2は面白いんですよ。より若者を教えるので。
2見たいなあ。
ぜひぜひ。
でもなんかさ、1でさ、成果体が初めて歌いましたってなった時にさ、
昔ながらでは教会としては孫族の危機に立っているっていうところからスタートしてさ、
ルピブックゴールドパークのあの役デロリスは関係ないんだけど、
その成果体に入って、そっから突然修道院が盛り上がってさ、
デロリスが成果体に入った瞬間に一番最初にさ、それの良さに気づくっていうか、
あの街でやっぱいいよねみたいな、教会行こうかなってなったのがさ、
若者っていうところが俺はすごく好きです。
いやーめっちゃいい意識ですよね。
で、こんだけ入ってきてるんだからこれ続けたらいいんじゃないですかって言ってるその子教っていうか、
なんていうのあの人。
うん、なんか偉い人っすよね。
私もなんか偉い人。
そのままやっていいんじゃないですかってマギー・スミスに言ってさ、
で、マギー・スミス辞めるとか言ってたらさ、方を送るみたいな。
あ、ちょっと待って、すげーネタバレしてる。
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見てください、みなさんこんだけ喋っても全然面白いですからやっぱり。
どうなるんだろうっていうハラハラもね、もちろんあるんですけど。
面白い。
あれいいですよね、ほんとにもう、やっぱりね、夢を追いかけているとか、
まぁ夢って言葉あれですけど、
なんか、ものづくりしてるとやっぱ、
あーそうだよな、こういう体験をしたくて作ってたんだよなみたいな、
そういうのと重なったりとか。
決してそのなんか、
誰しもがなんか興奮するものってあるというか、
共通していいなって思うのを、
ただやってるっていうのがすごいいい映画だなと思う、あれ。
何歳が見てもやっぱりいいなと思う部分がある。
改めて想像の断片で残ったけど、見直すと、
名作は名作たり得るゆえんがちゃんとあるなっていうのはね。
ほんとにね、よくできてる。
そうそう、やっぱり。
よくできてるし、みんな上手いし。
みんな上手い。
そして無駄がないしっていうのは、
そして奥が深いみたいな。
そうねー。
名作だなーっていう感じ。
面白いですね。
まさか一番厳格な指導を受けてるキリスト教の修道院の人たちが、
まさか遊び娯楽の街に行ったらあんなことするなんてっていうのはめっちゃ好きなんです。
コメディとして。
ですよねー。
ギャップがいいんだよなー。
めちゃめちゃ面白いですね、あれなんか。
修道院ってカソリックじゃないですか。
ちょっと文化的な側面を切り取ると。
でもアメリカって基本的にプロセスタントの国なわけですよ。
そこで、実は修道院自身もすごいマイノリティな存在なんだよねっていうのは。
たぶんアメリカの人が見るニュアンスとちょっと我々と違うんだろうなっていうのは、
何かしらあるんだろうなと想像するんですよ。
マイノリティとマイノリティの肩の寄せ合いみたいなところもあるだろうし、
それがうまくいかないっていう社会的状況から、
ヒューマンパワーでハッピーに向かっていくっていう捉え方みたいのもあるんだろうなーと、
なんとなくおぼれ気に思っています。
本当に見る人によって深度が変わるというか。
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我々のこの宗教観と向こうの宗教観が違うから、
それだけでもさっき言ったみたいな、
結城さんが言ってたラスベガスに遊びに行っちゃうみたいなところだけでも、
すごくコメディ要素な部分なんだろうなっていう。
そういうのは知るともう少し深く作品を楽しめるのかなというふうに、
みんな推して思いましたね。
今見てよかったなと思った。
そうそう、それは思った。
本当ですか。嬉しい。
名作は勉強になるね。
なりますね。
何回見ても見ちゃいますもんね。
あっという間にあったみたいな感じで。
すごい年代的にフルCGとかじゃないわけじゃない。
全然。
ウーピー・ゴールドバーグさんも頑張って歌のトレーニングして、
元から歌うまい人がキャスティングされてるかと思ったらそうじゃないんだってね。
そうなんですか。
歌大変だーって。
あんな上手になる。
自信ないわって言いながらトレーニングして役に当たったらしいから。
すごいなー。
なるほどなーってイメージで。成功した後はそういうのが固定化されちゃうけど。
あれはあれでちゃんとしたチャレンジだったらしいんですよね。
なんか今回その自分の話になるんですけど、
天心ラブソングをこの機会でもう一回見たじゃないですか。
フルCGでウーピー・ゴールドバーグがすごく若者と一緒に飛ぶシーンがあるんですけど。
うんうんうん。
縄でね。
フリートレイトでね。
ちょうど今年の僕の、2024年の佐藤優希の俳優としての仕事収めの仕事は、
その縄を飛ぶ仕事だったんですよ。
大縄!
だから今見るかってなった。
そんな奇跡もありつつ、息の長い遊びだな、それもなかなか。
だからなんかもうおじさんになるとそうやって見るね、映画をね。
あー。
今見る理由を考えちゃうっていうか。
うんうんうんうん。
終わった後じゃなくて始まる前に見たかった、そういう。
あー。
じゃあ見て、のぞみ。
えー面白いですね。
いやー名作でしたね。
ありがとうございます。
じゃあこんな感じですか?
はい。
えーとじゃあ来週は、僕の好きな映画をお話ししていきたいと思います。
はい。
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今日はこんな感じで終わりたいと思います。ありがとうございました。
ありがとうございました。
おやすみみんずみ。
気絶外れ。