2025-06-16 09:13

#175 トイレの貼り紙に感じた違和感の正体

サマリー

お母さんは、新しいドアに関連したトイレの貼り紙から、行動を理解するためには事実と解釈が必要だと感じた違和感について話します。また、空・雨・傘のフレームワークを用いて、行動に至るプロセスの重要性を考察します。

トイレの貼り紙の違和感
おかさん、ハイ。このチャンネルでは、宮古のほとり、滋賀県に住むマルカン、まもなく60歳、定年を迎えるはずだった会社を希望退職で辞めて、セカンドキャリアを歩き始めているおかさんが、仕事、生活、人生について、ゆるーくお話しします。
あらためまして、みなさん。こんにちは、おかさんです。
今日はちょっとなんか、昨日行ったレストランで、おやおやおやっていう貼り紙を見て、ちょっと違和感を感じたっていう話をしたいと思います。
昨日、日曜日で、イタリアンのレストランに行ってランチをしたんですね。家族でみんなで行って、そこでおいしいパスタを食べたり、デザートを食べて、おいしかったと、気分よく席を立って、出かける前にトイレに行こうと思ってトイレに行ったんですよね。
そうしたら、トイレのドアの内側の、ドアの取っ手の、取っ手のところにこんな貼り紙がしてあったんですよ。
新しいドアのため、軽くドアを押さえてロックしてください。新しいドアのため、軽くドアを押さえてロックしてください。
軽くドアを押しながら鍵をかけてくださいっていうことはわかるんです。
その時は、はいはいと思ってそうやったんですけど、何とも言えないような違和感っていうのを感じたんですよね。
実は何かというと、何でそうしないか、しないといけないかっていうことがちゃんと書かれてないからだなって思うわけですね。
先ほど言うとドアが新しいと。事実があって、そして軽く押さえてロックしてくださいという行動があると。
じゃあ何でっていう部分が抜けてるんですね。事実があって行動があると。
新しいドアだと何で押さえないといけないんだろうっていう部分がわからなくて、なんかもやもやしたと。
これはどうですかね。皆さん聞いてる方、新しいドアだと押さえないと鍵かかりにくいよねってすぐにピンとくる方おられますかね。
建築とかの詳しい人はもしかするとそうなのかもしれないんですけど、私はそうでもないと。
なので立て付けがまだ馴染んでないからなのか、何かドアが新しくなって機密性が高まったからちゃんと引っ張らないと閉まらないのかとか。
いろんなことを勝手に理由を考えてもやもやしてしまいましたということです。
何でっていう部分がわからないからなんですよね。
そこでふと思い出すのが、空・雨・傘のフレームワークということです。
空・雨・傘のフレームワーク
これ皆さんご存知の方おられますかね。結構おられるんじゃないかと思うんですけど。
コンサルティングの世界なんかでもよく使われるですね。空・雨・傘。
空。空が曇ってきたと。これ事実ですね。
そして雨。このままだと雨が降りそうだという解釈をして、だから傘を持っていこうという行動につながると。
空・雨・傘ですね。空が曇っている。このままだと雨が降りそうだ。だから傘を持っていこう。
事実・解釈・行動。この3つが揃って初めて人は納得して行動できる、説明が理解できるということなんですね。
ここで空が曇っているから傘を持っていきなさいと言われて、確かに持っていくかもしれないですけども、なんでだというふうに思うかもしれないというこのフレームワークを少し思い出したと。
これを空・雨・傘のフレームワーク、あのトイレの張り紙に当てはめてみると、空に相当するのがドアが新しいと。これ事実ですよね。ドアが新しいという事実。
そして雨。ここがなかったんですよね。で、傘。行動については軽く押さえてロックしてくださいと。
だから空から傘に一気にジャンプしちゃってると。ここが違和感の正体だったんだろうなと。
なのでここに雨の部分ですよね。解釈が入っていたら私は納得できるし、何となく多くの方が納得できるんじゃないかなと思ったんです。
例えば空。新しいドアでドア枠のパッキングが硬いから雨。普通に閉めてもロックが測りにくい状態だと思われます。これ解釈ですよね。
なのでドアを軽く押さえてロックしてくださいと。これだったらなるほどねとふに落ちて、さっと行動につながったんじゃないかなという気もします。
こういった理由がはっきりしない文章とか指示、行動の指示って結構あるんじゃないかなと思うんですよね。
例えば私の身近な例で言うと、仕事で営業の偉い人とか女子とかが、お客様が〇〇って言ってるからこの機能を追加してと言われたとしましょうと。
そうしたらお客様が〇〇と言っているというスランの部分ですね、事実からこの機能を追加してというカサ、アッコードの部分に一気に飛んじゃってるんですよね。
だからこの間の雨の部分、分析解釈の部分。なぜそれが必要で、どんなメリットがお客さん側にも我々会社側にもあるのかという部分が抜けていると。
なのでここがないと、やっぱり担当者としては納得感が高まらないまま仕事をする、何でやらないといけないのかみたいになっちゃうんじゃないかなということなんですよね。
こういったことってよくあると思います。
中小企業診断誌の二次試験でもちゃんと回答文章で書くんですけれども、因果をはっきりさせましょうと。事実を捉えて、この事実を捉えていいんですね。〇〇だから因果のか〇〇を提案するとか。
ちゃんと空、雨、傘の3ステップをきっちり抑えて回答を書こうというのは多くの人が言われていて、私もそこをめちゃめちゃ意識して書いていたことを思い出します。
なのでトイレの張り紙、スペース短いんで小さいんでコンパクトに書かないといけないでしょうけど、やっぱりそこにはコミュニケーションとかの本質の部分というのが詰まっているのかなというふうに感じました。
なので自分にも振り返ってみて、事実と結論だけを伝えてないかと。ちゃんと相手に納得してもらうためには間にある解釈の部分、空、雨、傘でいうと雨の部分というのをしっかり伝えると。
なぜならというのをしっかりここは意識して改めて伝えたいといけないなというふうに感じました。
なので皆さんもこれから何かを人に伝えるときには空、雨、傘この3つが揃っているかというのをちょっとだけ意識してみてはいかがでしょうかというお話でした。
今日も最後まで聞いていただき本当にありがとうございました。
それではまた次回の岡山肺でお会いしましょう。さようなら。
09:13

コメント

スクロール