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2025-02-23 15:47

#115 アラ還の私がレベルアップした新刊『構造化思考のレッスン』

サマリー

アラ還のお母さんが新刊『構造化思考のレッスン』を紹介し、構造化思考の重要性やそのフレームワークについて語ります。特に5つのP(パーパス、ピース、パースペクティブ、ピラー、プレゼンテーション)を通じて情報整理の方法を学び、ビジネスや人とのコミュニケーションに役立てることを伝えます。

新刊の紹介
おかさん、ハイ。このチャンネルでは、都のほとり、滋賀県に住むアラ還、まもなく60歳、定年を迎えるはずだったけど
定年、1年前に会社を希望退職で辞めて、セカンドキャリアを歩き始めたおかさんが、仕事、生活、人生についてゆるーくお話しします。
改めまして、みなさん。こんにちは、おかさんです。今日は、先ほど読み終えたばかりの新刊
『構造化思考のレッスン』という本を紹介したいなと思います。
めっちゃ読んでよかった、と思える本です。これは、構造化思考のレッスン
荒木ひろゆきさんという方が出された、ディスカバー21から発行された本、できたての親親の本です。
荒木ひろゆきさんでご存知の方もおられるかもしれません。音声プラットフォームのボイシーで
毎日、荒木ひろゆきのブックカフェという
番組を毎朝、休まずに配信されています。私も何年も前から毎朝散歩をしながら
荒木マスターのボイシーを聞いているんですけれども、荒木マスターが書かれた最新の本です。
構造化思考ということについて、具体的に
書かれた本です。
5つのPのフレームワーク
構造化思考とは何か。いっぱい付箋を張ったり線引きながら
2日4時間で一気に読み終えてしまったんですけれども、構造化思考というのは複雑なものや情報を
目的に最適な形で、視覚的にわかりやすくまとめること、というふうに書かれているんですね。
複雑なものや情報をまとめるというのが構造化思考ですよ、というのは何となくわかると思うんですけれども、
目的に最適な形、何のために情報整理するんですかという目的がとても大事だよということと、
もう一つは視覚的に、目で見てわかる、客観的に捉えるという答えなんですかね。
こういった方法が視覚、構造化思考で表現することで、こういった効果が得られるということで、目的に最適で視覚化すると。
ここが非常にポイントなんだなというふうに
感じることができました。
この構造化思考フレームワークで5Pというのを提言されているんですね、5P。
マーケティングをやっている人は4P、マーケティングの4Pというのをご存知の方が多いんじゃないかと思うんですよね。
マーケティングの4P、プロダクト、商品、そしてプライス、価格、そしてプレイス、流通とか、どういう経路で売るんですか、プレイス。
そしてプロモーション、単速認知を高めるんですかというマーケティングの4Pですよね。
なので、それに1個加えた5つのPということで、この構造化思考というフレームワークを提起されています。
それぞれ1つずつ言うと、1つ目のPがパーパス、目的、何のために構造化するんですか。
そして2つ目がピース、断片、具体的にはどんなことがあるのかということですね、具体に着目しましょうと。
そしてその次がパースペクティブ、視点、目的とまたしたいに具体と断片をどうやってつないでいくのか、整理する軸のようなものを定めましょうと、パースペクティブ。
そしてピラー、柱、支柱ですね。どういう単位でまとめていくんですかと。
それを発見させた後、整理できたものを表現する最適なプレゼンテーション、表現、最適な表現方法は何かというような5つのPでこの構造化思考というのが定義されています。
この5つのP、パーパス、ピース、パースペクティブ、ピラー、プレゼンテーション、この5Pを頭に入れておくだけで難しいことがどんどん整理できたりしていくし役に立つのだろうなというふうに思いますよね。
特に私がこの5Pの中で大事だなと思ったことが2つあって、1つは最初にパーパス、目的を置くと。目的によってその後の何をどうやってまとめていくかが変わってくるんですよ。
なので目的を定めずにアイデア出しとかしたり、プレスとしてそれを整理するなんて、よく議論が発散するみたいな経験を私もしたことがあるんですけれども、発散する原因は目的が定まっていないということだというのを改めてここで認識することができると思います。
そして目的を定めた後にピース、一気に具体にいくということ。ここがやっぱりすごい構造化とか問題の整理をしていくのが大事なステップなんだなというふうに思いました。
目的を定めてじゃあどんなカテゴリーがあるのみたいな、徐々に抽象的な部分から徐々に具体に降りていくんじゃなくて、一気に具体に降りるということですよね。
ここもとても構造的に物事を考えて問題を整理していくので、これを成功させるための重要なポイントだなというのを自分の経験も踏まえても感じることができました。
なるほどなと思ったポイントなんですよね。あと二つ、この本の中で、なるほど確かにというか膝を打つ部分があります。
そこが、パースペクティブ、視点、問題を整理するための軸です。どういう軸で問題を整理すればいいの。
例えば有名なフレームワークだと、いろんな仕事があるときに緊急性、緊急なのとか重要性、緊急性と重要性で整理するというフレームワークがあったりしますよね。
緊急性、重要性みたいな、それを決めるのがパースペクティブなんですけれども、パースペクティブを決めるときに二つのやり方があると具体的に書かれているんですね。
一つが、ミクロで見ましょうと、ミクロ視点ですね。なのでミクロにフォーカスすると。
本当に一つの、いくつか出てきた断片とか例、アイテムの一つを取り上げて、そこをぎゅっと見ていくことによって整理していくパースペクティブにつながるような軸が見えてくるということですね。
これも私のマーケティングとか企画をするときに本当に経験して、例えばペルソナなんていうのも提供するというのはそれに近いかもしれないですけれども、
私の場合だと商品の企画考えのように本当に実際に存在する典型的なある一人の人に徹底的に着目するんですよね。
職位とかどんなことをしていてどういう課題を抱えられているのかなどの具体的なミクロなものにフォーカスすることによって、
そこを深掘るだけではなくて、そこからパッと引いたときにどういう整理する軸があり得るのかというのが見えてくるということです。
もう一つがエッジケースというパスペクトという整理する軸をきちっと定義するというのがすごい大事。
そこが曖昧だと整理したものに対して納得感が高まらないというようになってくる、成果につながりにくいということなんでしょうけど、
エッジケースという概念ですよね。あえて微妙な事例をぶつけて自分で済む概念の切れ目を認識していくということなんですね。
この切れ目、さっきのパスペクティブ整理する、これって例えば重要に入るの?いやいや重要でないの?とかいうときに重要ってどういうこと?という切れ目をよりリアルに意識するためにあえて微妙な事例、
ギリギリこれってどっちに入るか分かりにくいよねみたいな事例を見つけていくと、見つけてそれを当てて、じゃあこれってこういう理由でこっちに入るよねということで切れ目というのを専用化していくということ。
これもすごい大事ですよね。なので私もチームで議論をするときに議論の軸を整理するためにギリギリこの微妙な質問とか、これってどっちに入ると思う?
例えば今の議論、流れていくとこれってどっちに入ったりするんですかね?というのをあえて投げてみんながどう思っているかというのを出して、そこから切れ目整理する境界線を見出すみたいなことを実際にはやってきたなと思います。
それを自分の中では形式値ができていない、説明できないけれどもやっていたという状態だったのをエッジ係数で微妙な事例を当てていくというふうに言語化されていることで、これからは意識して自分でもできるから構造化思考とか再現性も高まっていくだろうし、
他の人たちにこういう視点で問題を整理したりしていけばいいし整理する精度が上がるんだよということを伝えることができるので、より自分の知見とか価値を他の人に伝えていけるように貢献できる範囲が広がっていくなみたいな手応えが得られました。
読者へのメッセージ
本当に読んでよかったなというふうに思います。
私もあらかんで、こういう構造化思考が言語化できるという、もっと早く経験できて本当によかったのかもしれませんけれども遅れてきた、こういったレベルアップのチャンスをもらったなと。
また明日から仕事とかコミュニケーションに活かしていけるなとレベルが上がるなというふうに非常にワクワクした気持ちになっています。
特にすべてのビジネスに関わる方に役に立つ本だと思うんですけど、私なり大きく3つの方に特に読んでいただきたいというか役に立つんじゃないかというふうに思います。
1つ目はど真ん中ですよね。難しいことを整理するのが苦手だけでも整理できるようになればいいなと思っている人。
2つ目が人の話を聞く力を高めたいなという方。この本にも書かれているんですけど、聞く力を高めるというのは構造化思考のスキルを獲得することだというまさに私もそう思うんですよね。
私も最終職とかいまして、小さな会社で働いていて、社長とかメンバーと話をするときにこの間社長が言われたんですね。
お母さんって人の話を聞いて整理したい新たな論点とかを見つけるのが得意だよねって言ってもらう。
嬉しいなと思ったんですけど、人の話を聞く力っていうのは構造化思考とか物事を整理していく力っていうとニアリーコールなんだなって思ったわけです。
なので、人の話を聞く、傾聴する力を高めたい人っていう人にもぜひ読んでいただきたいなと。
そして3つ目が、これ私のパターンかもしれませんけども、自分では構造化思考ができる、構造的に物事が整理するっていう経験や知見を持っている人です。
私の場合は自分ではまあまあできるかなと思うけども、それが暗黙値になって言語化できていなかったので、
この構造化思考のレッスンのコピーのフレームワークとか読むことによってやっと言語化できて、人にも伝えることができる。
こういった構造的に物事を見るという人を増やすことができることで機会が増えるだろうし、
また自分自身の構造化思考の問題を整理する能力の再現性も高めていけることができるなというふうに思いました。
今日は荒木ひろゆきさんが書かれた最新作、構造化思考のレッスンについてお話ししました。
いかがでしたでしょうか。今日も最後まで聞いていただき、本当にありがとうございました。
それではまた次回のおかさん配慮をお返ししましょう。さようなら。
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