2025-06-23 06:05

#180 ピンチを救った影のヒーロー、ログが導いた逆転劇

サマリー

このエピソードでは、自動車メーカーの新工場立ち上げにおける緊急事態と、その際に重要な役割を果たすログの存在について語られています。逆転劇が展開され、記録の重要性が強調されています。

逆転の始まり
おかさん、このチャンネルでは、宮古のほとり、滋賀県に住む、あらかん、まもなく60歳、定年を迎えるはずだった会社を希望退職で辞めて、セカンダリキャリアを歩き始めているおかさんが、仕事、生活、人生について、ゆるーくお話しします。
改めましてみなさん、こんにちは、おかさんです。今日は、ものづくり系ポッドキャストの日っていうのがあって、それが6月のテーマ、逆転なんですけども、それについてお話したいと思います。
このものづくり系ポッドキャストの日っていうのは、ものづくり系のポッドキャスト番組が、また共通テーマに沿って、あれこれ、しゃべろうっていう企画で、私もものづくり系ポッドキャストの仲間として、この企画のメンバーにしていただいているので、今日はその6月のテーマの逆転についてお話ししてみたいなと思います。
私がお話するのは、ちょっとヒヤッとした逆転のエピソードです。ちょうど今から20年前ですね、ある自動車メーカーさんの新工場、アメリカだったんですか、アメリカの新工場の立ち上げに関わっていたときのことなんですね、新工場で、弊社のね、私の前職の会社の製品を使ってもらっていて、
私はその立ち上げ、技術支援をしに、ほぼ毎月のようにアメリカの現地の工場に行ってたんですね。
そこで、現場に入り込んで、日々いろんなメーカーさん、コンビニのメーカーさんとか、塗装の工場で塗装ラインが作られているメーカーさんとかいろんな方々の支援をさせていただいて、この機能がわからないって言われたら、そこを治すとか、教えるとかね、なんかここの部分がちょっとおかしいんじゃないのって言ったらそれを聞いて、
日本の開発に連絡して、手直し支援を取って修正をするとか、みたいな役割をしていました。
その中で、ある日、事件が起こったんですね。
コンベアの車が登っていく工程があってね、途中でずるっと逆向きにコンベアが落ちてから、車がずり落ちてきたんですよね。
それで現場が大騒ぎになりました。
しかもその瞬間に館内放送で、また〇〇がやりましたっていう放送が流れたんですね。
〇〇っていうのは、私の前職の会社です。
〇〇なんですけど、前館に響き渡る始末です。
本当にね、やばいと思いました。
ログの重要性
車が逆さまになってコンベアから落ちてきた理由が、我々の製品なのかと。
これは、うちの会社の製品のせいかもしれないぞと。
本当にね、心臓バクバクで。
そこからね、コンベアを制御している、PLCって言うんですけど、コンベアを制御しているコントローラーの中を調べ始めたんですね。
どこかの信号がおかしくなったんじゃないかとか。
っていうのをね、冷静になってPLCのプログラムを見たりしたんですけども、そこで、
ログ、履歴ですよね。ログを覗いてみたら、なんかね、記録が残ってたんですね。
何時何分にオンラインでプログラムが書き換えられたっていうログが残っていました。
そのログを頼りに、プロジェクトリーダーの方にね、報告をしたんですよね。
どうも、何かわかんないけど、何時何分かに、
PLCのプログラムがオンラインで書き換えられたみたいですと。
そしたら、やばいっていう風に顔色が変わられた方がおられまして、
結果ね、結局その方が現場で作業中にうっかりプログラムを書き換えるミスをしてしまって、
信号が、制御信号が変わったのは原因だっていうのがわかって、
私の会社は責任じゃないと証明されたと。そんな大逆転の出来事がありました。
その時はね、ピンチを救ってくれたのはログだったんですよね。
ということで、やっぱりログってすごい大事ですごいんだなという経験をしましたと。
ヒヤヒヤする場面でもログは冷静に事実を記録していました。
ログは嘘をつけませんと。
なので、あの時のヒヤヒヤの逆転劇のヒーローは、実は影の主役ログでしたというお話です。
ということで、皆さんもピンチの時のために自分のログ、記録、ちゃんと残してますかというお話でした。
いかがでしたでしょうか。
今日も最後まで聞いていただいて本当にありがとうございました。
それではまた次回のおかさんはいでお会いしましょう。
さようならー。さようなら。
06:05

コメント

スクロール