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2024-03-30 10:05

#392 現代人には『孤独になる時間』がない

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おはようございます。OKファームのOKです。
このラジオでは、脱サラして農業歴12年を超えた私が、新規就農者やフリーランスの方向けに、
マーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話をしております。
土曜の朝は、OKさんの一発撮りフリートークということで、
雑談や雑学など、平日よりも砕けた放送をお届けしております。
そして、今日の放送が392回目、
現代人には孤独になる時間がない、というテーマでお話をしていきます。
今日の音声配信のトークテーマが、
孤独を楽しむということなんですけども、
この言葉を聞いたときに、
僕の高校時代の思い出を思い出しました。
それは、高校時代に所属していた応援団という部活の大先輩ですね。
僕よりも42歳年上の初代団長という方がいらっしゃったんですけども、
その方が語る孤独と最近の若者。
最近の若者といっても、僕が今37歳なので、
2002年から2004年ぐらいが僕は高校生活を過ごしていたんですよね。
高校生だったんですよね。
その時に2002年時点で、
初代団長が見ている、
最近の高校生ってこういうところが大変だよねとか、
自分たちの若いところとこういうところが違うよねって言ってたことを思い出しましたので、
そのお話を少しさせてもらおうと思います。
前段になるんですけども、
2002年から2004年ぐらいっていうと、
高校生になったから入学祝いに携帯電話を買ってあげようという感じの時代で、
ドコモと、当時Jフォンだったのが途中でボーダフォンっていうのに変わったんですけども、
それぐらいの時代で、まだソフトバンクと言われるキャリアがない時代でした。
で、まだ色々とキャリア同士で制限があって、
ドコモには画像が送れない。
ソフトバンク同士、au同士とか、
ソフトバンクじゃなかったらボーダフォンとauだったら、
このメールの時に画像が添付できるんだけども、
ドコモには画像が送れないので、
メールアドレスの下にね、
何とかかんとか、
NE7.jpみたいな感じで、
7メールって言うんですけども、
このね、7を入れたら、なぜかドコモの方にもメールが送れるみたいな、
裏技みたいなのがあってね、
そんな感じのまだ、
ガラ系が前世紀、
ガラ系前世紀になる前ぐらいの時代なんですかね、
っていうような時代でした。
まあまだ今のLINEとかね、
グループLINEみたいなものもなかったですし、
メールといってもやっぱりこの1対1で、
メールの本文を送るだけ、
絵文字はあるけども、
1枚画像を添付するのが精一杯ぐらいの時代でね、
まだ動画も送れないぐらいの時代感です。
で、そんな僕たちを見てね、
ガラ系を持って、
部活が終わった後にメールのやり取りをね、
しているのを見たりとか、
家に帰ってもメールのやり取りをしたり、
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電話したりというのが当たり前の時代になっていたので、
そういう僕たちですね、
高校生を見て、
その初代団長がですね、
だから42個年上なので、
ちょうどその頃が60歳、61歳ぐらいかな、
ぐらいだったその先輩がね、
僕らに言ってくれたのが、
お前らは孤独になる時間がないよの、
っていうことをね、
ちょっとかわいそうになぁみたいな感じでね、
おっしゃってたんですよね。
僕らからしたら、
学校で友達と話せて楽しい、
プラス、家に帰ってもね、
友達だったりとか、
彼女みたいな人と、
メールでね、やり取りとか、
たわいない話をできるのが、
すごくいいなという風に思っている人が多かったので、
なんであんなこと言うんだろうね、
みたいなね、
昔の人はこうだったみたいな、
自慢話をしてるのかな、
みたいな感じで聞く人もいたんですけども、
その初代様は本当にね、
なんかやっぱ一人になる時間って大事だよね、
っていうことをその時にね、
おっしゃってたんですよね。
まあ当然初代様が、
高校時代っていうのは、
携帯電話みたいなものは、
もちろんないですし、
家に電話はあったと思うんですけども、
そう気軽にね、
友達にガンガンガンガン電話をかけたりする、
というような時代ではなかったんじゃないかな、
と思います。
そうなると、
家に帰ってからやることが、
本当にね、ある意味なかったらしいんですよね。
時代背景というか、
戦後でね、
昭和20年生まれの方なので、
1945年に、
1960年くらいか、
1960年くらいっていうのは、
まだ家にそんなね、
娯楽がある時代じゃなかったんですよね。
テレビゲームがあるわけでもないし、
漫画とかが、
ものすごい家に、
日常にあふれているという生活じゃなかったので、
まあなんかその、
やることがね、
本を読むことぐらいしかなかった、
っていうふうにおっしゃってたんですよね。
学校に行って、
友達と楽しいことがあったり、
場合によっては、
嫌なことがあったりして、
家に帰って、
今日あった出来事を、
自然と一人になる時間に、
思い出したりするわけですよ。
こういう楽しいことがあったな、
こういうことが明日もあったらいいな、
っていうことを考えたりとか、
めちゃくちゃ嫌なことがあったな、
あいつのこと嫌いだな、
あんなところで自分はこういう失敗をしてしまったな、
一人になることによって、
孤独になることによって、
今日の自分をね、
ゆっくり振り返ったりとか、
会えないからこそ、
その友達にね、
思いを馳せたりとかいう時間を、
自然と取ることができていたんだと思う、
ということをね、
おっしゃってました。
ところが、僕たちは、
2002年とか2004年の僕たちですよね、
お前らは家に帰っても、
友達と繋がることができるから、
そういうふうに完全に一人になって、
自分の今日のことを振り返ったりとか、
自分の心の奥底にあるものを、
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言語化する時間っていうんですかね、
当時どのようにおっしゃってたかは、
ちょっと忘れたんですけども、
一人反省会みたいな時間ですよね、
っていう時間が取れないと。
で、またそういうタイミングで、
本を読むことによって、
なんというかね、
初代さんはすごい本が好きな方だったんですけども、
本を読むことによって、
その本の中の登場人物と、
自分を照らし合わせるようなことによって、
本の中の人物の、
擬似体験みたいなことをしながら、
自分の人間関係の場合はこうだな、
とかね、
自分の夢っていうのはこういうもんなんだな、
みたいなことを、
一人の時間に本を読むことによって、
自分の考えのようなものが、
熟成されていく、
醸成されていくような、
時間が取れるんだ、
というふうにもおっしゃっていました。
だから繰り返しになるんですけども、
家に帰ってからも、
娯楽に溢れていてね、
刺激を受け続ける、
みたいな時間があったり、
友人と繋がり続けることによって、
ぱっと見繋がり続けていいね、
っていうふうに見られるんだけども、
実は孤独な時間が取れないことにより、
失っているものも多いよね、
というようなことを、
おっしゃっていたんだと思います。
まあなんというか、
今もうSNS全盛期というべきか、
もうスマホが一人一台、
当たり前の時代になっているので、
2002年の時でも、
そう思っていたけど、
2024年?
20年前なのか、ビビるな。
高校卒業してから20年経って、
その初代様の言われてたね、
お前らには孤独な時間がないんだよ、
っていうことを言われてたのがね、
ものすごく刺さるなと、
ここ最近思うことが増えています。
2、3日前にも、
デジタルデトックスの話をしましたけど、
スマホを捨てましょうとか、
触らない時間を作りましょう、
っていうのがやっぱり、
なかなか難しいと思うんですよ、
現代の方って。
お仕事のこともあれば、
家族の連絡を取るということでも、
必須のツール、ないと本当に、
生活が大変になる道具だと思うので、
完全にスマホを断つ、
というのは難しいと思うんですけども、
それでも最近僕は、
月に1回かな、2回かなぐらい、
ぼーっと一人で、
なんとなく、
この先のことを考える時間というのを、
意識して取るようにしています。
メモとかがあったら、
パソコンとかスマホとか、
手書きの紙みたいなものに、
書いたりとかするので、
全く触らないというわけじゃないんですけども、
スマホに追われない時間を取る、
追いかけられるというか、
脅迫されるじゃないですけど、
追い詰められるみたいな時間を、
少しでも減らせた、
減らせるようにした方がいいな、
とかね、
そんな感じで思っています。
他の人と繋がりやすいがゆえに、
繋がれていいなという面が、
目立つかもしれないんですけども、
これは自分の子供にも伝えたいことでもあるんですけども、
あえて、
孤独になる時間を作る。
自分が孤独になるからこそ、
気づく感情とか、
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得られる知見とか、
目線みたいなものもあると思いますので、
皆さんもね、
孤独イコール悪とかね、
悪いものというわけじゃなくて、
完全に一人になって、
自分の世界に入る時間というのを、
ぜひ大切にしてみてくださいという、
そんなお話でした。
はい、やや抽象的なお話になってしまったんですけども、
今日はね、
初代様のお話を紹介させてもらいました。
普段は農家の方や、
フリーランスの方向けに、
マーケティング情報や、
気持ちがちょっと楽になる話というテーマで、
1日1つ音声配信をしております。
おかげさまで、
昨日200フォロワーを達成いたしました。
ありがとうございます。
それでは最後に、
腰痛にならないように肩を上げ下げしたり、
腰を回したりしながら、体をリラックスさせてあげつつ、
今日やるべきことに向かって、
頑張っていってみてください。
ここまでのお相手は、OKファームのOKでした。
また遊びに行きなさい。
ほいじゃまたのー。
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