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2024-04-08 14:05

#401 逃げ場所は多ければ多いほどいい

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おはようございます。OKファームのOKです。
このラジオでは、脱サラして農業歴12年を超えた私が、新規就農者やフリーランスの方向けに、
マーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話をしております。
はい、今日は401回目の放送です。
逃げ場所は多ければ多いほどいい、ということでお話をしていこうと思います。
今日の音声配信のトークテーマが、集中化・分散化ということでね、
一箇所にドカッとまとめておいた方がいいのか、
いろんなところに分けておいた方がいいのかという、
これ、ある意味、何とも抽象的なテーマなんですけども、
僕が最近思ったことで、自分がしんどい時、つらい時とかね、
困っている時とかに頼れる先が複数あるといいよねとか、
まあ考えようによっては、多ければ多いほどいいよねということを感じたので、
そこについてお話をしていきます。
今回、この集中と分散というテーマで思い出したのが、
自分自身が3年ぐらい前に書いたブログ記事を思い出しました。
そのブログのタイトルが、
新規収納するならメンターが4人いた方がいい、その理由とは?
というブログを書いていたんですよね。
新規収納、これは農家に限らずの内容にはなっているんですけども、
特に農家に今回わかりやすいのでスポットを当てると、
農業これから始めますよ。
自分が社長とか代表になって仕事を始めるなら相談がいて、
メンターが4人ぐらいいた方がいいよねっていうお話をしてるんですよね。
その時の僕が考えている4人というのが、
1人目は栽培の相談ができる人、
2人目が経営相談ができる人、
3人目がお金の相談ができる人、
そしてラスト4人目が農業が全くわからない人というこの4人になってます。
手前味噌にはなるんですが、
3年前の俺、結構いいこと言ってるんじゃないかと思ったので、
今回音声にもさせてもらってます。
具体例をさっきの4人で挙げていくと、
農家の場合でいうと、
まず農業の栽培の相談ができる人がいたらいいよねというのが1つ目です。
これは例えば僕はごぼうを作っていますし、
人によってはスイカとかピーマンとかトマトとか色々作物がありますけど、
どうやったらその作物が上手に育つのかという悩みは、
やっぱりその栽培の技術を持った人とか、
栽培経験のある人でないと、
もう相談が成立しません。
ここが農業というポイントがピンとこない方は、
ブログでもいいですし、
YouTubeでもいいですし、
何らかのデザインみたいなものでもいいので、
そのあなたのお仕事のスキル的な部分とかね、
プロフェッショナルの意見的な意味で考えてもらったらいいです。
ということでまずね、
自分のスキルとかやりたいこと、仕事そのものの内容について
相談できる相手がいたらいいよねというのが一人目ですね。
そして二人目の相談相手が経営相談ができる人です。
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これに関しては特に農業界は分かりやすいんですけども、
野菜を上手に作れる人が経営者として優れているかといったら、
全然別なんですよね。
いやこの街でトマト作りに関しては、
山田さんの右に出る人はいないよみたいなね、
名物農家さんみたいな人がそれぞれの街とかね、
それぞれの作物であると思うんですけども、
その人が経営が上手かどうかというと、
全く別の問題になります。
作物を作るのは上手だけど、
仕事の中でね、ロスが多いとか、
お金のここは無駄が多いとか、
場合によってはここにもう少しね、
広告費にお金をかけたらすごくね、
販路が広がったりするとかね、
営業スキルを身に付けたら、
もっとこの商品をたくさんの人に届けられるのに、
みたいなものもあったりしますが、
そういったことができるのと、
栽培そのものが上手かというのは、
全く別問題なんですよね。
なのであなたがある程度野菜を上手に作れるようになったとかね、
デザインをしているなら、
いいデザインは作れるようになったんだけども、
これでいいものは作れるようになったんだけど、
経営が上手いこといかないということになったならば、
職人さんとかね、スキルを持っている人じゃなくて、
経営のプロにアドバイスを求めに行く必要があります。
これが4人の相談相手のうちの2人目、
経営相談ができる人という話でした。
そして3つ目がお金の相談ができる人です。
自分が社長になってとか代表になって、
ビジネスをやっていく上で、
お金が足りないとか、
お金を調達したらこのビジネスを加速できるというタイミングが、
絶対どこかで出てきます。
しかしこのお金をどうやって調達するかという相談は、
現実的な問題として、
自分にアドバイスをくれる先輩のほうから借りるというのも、
結構難しい話だし、
自分に親身になって、
経営のアドバイスをくれる商工会の仲間みたいな人とか、
自分のメンターみたいな相談相手、
悩みの解決を手伝ってくれる人がいたとしても、
その人に、
じゃあ僕に100万円お金を貸してくださいという話になると、
いや相談には乗ってあげれるけど、
さすがにお金は貸せないよという話になっちゃうので、
お金の相談ができる人、
具体的に言うと金融機関とか、
商工会の貸付の担当者みたいな人とかと、
繋がりを使って作っておく必要があります。
あなたの性格にもよるんですけども、
親戚とか友人から直でお金を借りるというパターンも、
中にはあると思いますけど、
やっぱり特に日本人に関してはなのかもしれないですけど、
お金を借りたことにより、
相手の方に上下関係が生じてしまうみたいな側面もあったりしますし、
そのお金を借りたことがきっかけで、
今までの人間関係がバランスが崩れてしまったりということもあったりするので、
最終手段にそういうのは取っておいた方がいいんじゃないかなというふうに僕は思っています。
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借りれるのなら商工会とか銀行とか、
場合によっては最近はクラウドファンディングみたいなものもあったりするので、
できることなら家族とか友人からは基本的にお金借りない方がいいですよというアドバイスも含めてですね。
なので3人目の相談相手はお金の相談ができる人、
具体的に借金の返済プランとか利息とかそういうところも含めて、
自分にお金を貸してくれる人を見つけておきましょうみたいなお話でした。
そして4人目の相談相手が農業が全くわからない人ということで、
皆さんの職種に置き換えてほしいんですけども、
自分の仕事のことが全然わかんない人も相談相手として抱えておくのがおすすめですよというお話です。
あなたのタイプにもよるんですけども、
常に仕事のことを考えていたいというタイプの人だったら、
この4人目の相談相手はあんまりいらないかなと思うんですけども、
例えば農業でいうとこの作物の栽培についてずっと悩み続けているとか、
経営のことについて悩み続けているとか、
お金の資金繰りのことについて悩み続けているということがあったら、
ちょっと一回落ち着こうかとか、
仕事のことを考えない時間が欲しいというタイミングがどこかでやってくると思います。
そんな時に会いたいのは、たぶん仕事の話をがっつりできる人じゃなくて、
仕事全然関係ない人に会いに行きたくなると思うんですよ。
仕事から離れたいのに自分の先輩農家に会いに行っても、
どうしてもその野菜作りの話になると思いますし、
やっぱり普段から自分のことをね、
経営をどうやったらよくなるかなっていう相談をしてくれている人に会うと、
その普段の会話がね、ちらついてしまうというか、
仕事内容を結局思い出しちゃう会話がね、
要所要所で出てくると思うんですよね。
となると、もう一旦仕事を忘れたいよねっていう日に会える友人とかね、
先輩後輩とかがいるとやっぱり心強いというかね、
安心材料になりますよねというお話です。
で、今4人の相談がいて、
栽培の相談に乗ってくれる人、経営の相談に乗ってくれる人、
お金の相談に乗ってくれる人、
農業全然関係ない人っていうこの4人を紹介したんですけども、
重要なのは相談相手を間違えないようにするということなんですよね。
あなたの悩みに対して100%の回答をくれるという人間は、
そうそういるもんじゃありません。
あなたが久々に友人とね、会ってね、
自分の愚痴を聞いてもらっている中で、
いや今農業経営のここで悩んでてさーって話をした時に、
あーそれはこうやったら簡単に解決するよーとかね、
こういう考え方したら気持ちが楽になるよーっていう風なアドバイスをくれて、
あーこいつはすげー奴だなーと思ってね、
今度は実は話全然変わるんだけど、
育児とかさー家族の関係でこういうところで悩んでてっていう話をした時に、
あーそれはこういう考え方をしたらね、
一発で解決するよーっていう感じで、
どんな悩みも即適切な回答をくれるスーパーマンみたいな人は、
そうそういるもんではありません。
なのであなたの相談相手を自分でどんどん増やしておいて、
この悩みの時は、育児の悩みの時はAさんに相談に行こうとか、
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仕事の悩みの時はBさんに行こうとかね、
この悩みだったらまあ大体この人のところに持っていけばいいよねっていう、
えーとなんていうんですかね、分担表でもないですけど、
その自分の中でこの人の時はこの時みたいなものを作っておくのがおすすめというお話です。
まあ中にはレアケースとして全然関係ない話をね、
この人わかんないだろうなっていう話、
この人に話を振ったらめちゃめちゃ適切なアドバイスをくれたというね、
ケースも中にはあると思いますけど、
基本的にはやっぱりね専門外の相談をいきなり受けても、
いやそんな話俺専門外だからわかるわけないじゃんっていうね、
相手をモヤっとさせてしまうし、
自分の方もね、あしまったこの人にこんな質問しても困らせるだけだったっていうことに気づいてね、
あーごめんごめんみたいなことになっちゃうと思うので、
あなたの悩みに応じた相談相手というのをぜひね見つけておいてくださいというお話でした。
はいということで今日は逃げ場所は多ければ多いほどいいということでね、
相談相手を増やしておこうみたいなね、そういった感じのテーマでお話をしてみました。
あーそうだデメリットを紹介し忘れたので最後補足的な感じで付けさせてもらうんですけど、
デメリットとして相談相手が増えることによって、
自分の話を何回もしないといけないという点がめんどくさいかもしれませんということです。
自分の仕事に対しての思いとか悩みとかね、家族とか育児に対しての悩みというのを、
例えばそれを一人の人に全て相談するなら、
その人に、あそういえばこの間話したあれなんですけど、で通じるんですけども、
相談相手が増えるにつれて、
いちいちそのね自分の境遇みたいなものとか過去にこういう経験があったんですよっていうね、
身の上話みたいなものをそれぞれの人に改めてしないといけないという面は少し大変というか、
あそうかこの人にはこの話してなかったのでもう一回説明しなきゃいけないとか、
そういったね時間的なロスみたいなものはどうしても発生してしまうかもしれないというのがね、
人数を増やすことのデメリットかなというふうに思います。
僕の場合に置き換えると、僕にはね初代様という強い味方がおりまして、
僕が所属していた高校時代の部活の応援団という部活の、
42歳年上の先輩がいるんですよ。
なので今多分79歳ぐらいだと思うんですけども、
今までねなんだかんだで悩み事があったらその初代様にね相談に行ったら、
もう即日パーンとなんか自分の欲しい言葉が返ってきているというか、
まあなんか困ったことあったらとりあえず初代様のところに遊びに行こうっていうね感じで、
ずっと今までねここ10年15年、下手したら20年ぐらい本当にねえっと生きてきたんですよね。
まあもちろんね野菜の栽培についてとかそういう情報は全然ね、
あの的確なアドバイスは出てくるわけはないんですけども、
まあ人間関係であるとか育児であるとか、
まあ経営そのものでねこういう方向、お客さんを狙っていった方がいいんじゃないかとか、
ここを切り捨てた方がいいんじゃないかみたいな話は、
結構ねスパッと的確な意見が返ってくる方なんですよねその方が。
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でもやっぱりその初代様もね今も79歳になっているので、
ああそうかさすがに10年後に今みたいな感じでね、
相談に乗ってもらうことは難しいんじゃないかなとかね、
ああそうかこの人に相談できなくなったら、
僕は新しい相談相手を見つけないといけないんだなあっていうことを最近特に思うようになったんですよね。
まあなのでね今あなたの相談に当たり前に乗ってくれているね、
ご家族とか友人とか仕事仲間とかがいると思いますけど、
そういった方も本当の意味で当たり前かもしれないけど、
いつか当たり前の存在じゃなくなるということは可能性として大いにあり得ますので、
逃げ場所というか相談相手という存在を一人でも多くというか、
それこそ今日のトークテーマの集中か分散かっていうお話にもつながるんですけども、
一人の人にね全てのことを自分のことを知ってくれている、
どんな相談をしても回答が返ってくるという存在がいたら心強いのは心強いんですけども、
何らかの事情があってねその人に会えなくなってしまったりとか、
その人と話す時間が取れないという風になった時に結構ねメンタルに来たりとか、
悩んだりということが出ると思いますので、
あなたのことを知っている人をもう一人増やしたり、もう二人増やしたりして、
よりどころを分散させておくのはいかがでしょうかというお話をさせていただきました。
はい、こんな感じで農家の方やフリーランスの方向けに
マーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話というテーマで一日一つ音声配信をしております。
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はい、それでは最後になりますが皆様腰痛にならないように肩を上げ下げしたり腰を回したりしながら、
身体をリラックスさせてあげつつ、今日やるべきことに向かって頑張っていってみてください。
ここまでのお相手はOKファームのOKでした。また遊びにきんさい。ほいじゃまたのー。
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