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おはようございます。OKファームのOKです。このラジオでは、脱サラして農業歴13年を超えた私が、新規就農者やフリーランスの方向けに、マーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話をお届けしております。
はい、今日は767回目の放送です。富裕層に売りたいなら富裕層の人の事を調べなきゃね、というテーマでお話をしていきます。
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富裕層についての理解
それでは本題、富裕層に売りたいなら富裕層の人の事をまず調べましょう、みたいなテーマでお話をします。
今日の3つのポイントです。ポイント1、世の中わからないことだらけ。 ポイント2、見たり聞いたりしてみよう。ポイント3、刺さる商品やフレーズを探そう。この3つでお話をしていきます。
1つ目のポイントが、世の中わからないことだらけというお話です。 農家でもよく聞く話ですし、農業以外のビジネスの方でもよく言われるのが、
お客様のターゲットをお金持ちに絞ってみましょう、みたいなアイディアがよくあります。定番のアイディアですね。
スーパーで100円のものを売ってるのなら、100円のものを作るのではなく、思い切って1000円の商品、2000円の商品、この人参は1本が1000円します、みたいな商品を作ったら刺さる人には刺さると。
その価値がわかってくれる人に届けば、その人参が普通のスーパーの商品の10倍するのに買ってくれる、そういうお客さんを集めたら経営が楽になります、みたいなアイディアをいろんなところで聞いたことはあると思います。
間違ってはないと思うし、面白いアイディアだと思うんですけども、そういうお金持ちの方、今回は富裕層という言葉を使ってみようかと思うんですけども、富裕層とかお金持ちの方に商品を売りたいのなら、
まずその人たちのことをできるだけ情報収集というか、どんな生活をしているのかとか、どんな商品を求めているのかということを知らないと立ち打ちできないというか、話にもならないということですね。
世の中わからないということで言うと、僕が聞いた話で、お金持ちってこんな生活してるの?ってびっくりしたものを2つ紹介するとですね、1つ目はデパートですね。
お金持ちはデパートに行かないそうです。びっくりしたんですけど、なるほど確かにと思ったんですけど、デパートの中にも障害担当っていうね、外に出て営業マンみたいな感じで外に出ますよっていう担当者がいらっしゃるんですけども、
デパートの中で最近こんな商品が入りましたよとか、新製品はこれですよっていうものがあったら、お客さんに来てくださいというのではなくて、本当のVIP客のところにはその障害担当の方がですね、
新製品のカタログとかサンプルみたいなものを持ってですね、こんなものが出ましたがどうですかっていうのをお店に行って、細かいところまではわかんないんですけど、お客様の家で商談をするというのがね、当たり前の文化、当たり前といったらおかしいかもしれないですけど、昔からある文化であるそうです。
確かにそう言われてみれば、別にね、デパートに来てもらう必要性のある商品でなかったら、お客さんの方にどんどん持っていけばいいわけなんで、
僕も車の営業マンをやってましたけど、お客さんの家に行って車をね、試乗車みたいなものを持って行って商談したことがあるんで、そうか、別にあれを宝石でやってもおかしくないよなとかね、ブランドバッグでやってもおかしくないよなっていうことはわかるんですけども、デパートで買い物をするっていうところしか頭になかったら、そんなところまで思いつかないわけですよ。
別の例をもう一つ挙げておくと、大地主みたいな方ですよね、東京の一等地にめちゃくちゃ広い土地を持っているとかいう地主がいたり、このマンションのオーナーですみたいな方がいたら、よっぽどのトラブルがない限りはその家賃収入とかね、土地のなんとかの収入っていうのだけで本当に生活ができるので、
その家に住んでいる子供さんとかお孫さんとかはね、本当におじいちゃんに言ったらなんでも買ってもらえるとかいう生活をしている人が世の中にはいるわけです。少数かもしれないけど、そういった人も中にはいらっしゃるわけですよね。
なので、自分の想像しているお金持ちっていうのがあるかも。僕もありますし、あなたもあると思うんですけども、世の中にはそれをさらに超えてくるお金持ちもいるっていうことをね、まず覚えておいていただきたいと思います。これが一つ目のポイント。世の中、わからないことだらけというお話でした。
見たり聞いたりする重要性
二つ目のポイントが、見たり聞いたりしてみようというお話です。これは農家じゃない方にはあまり参考にならない意見かもしれませんが、農家の方でいうとお金持ちにどうやったら会えるのかということになると、一番手っ取り早いのがデパートの食品コーナーだと思います。
僕自身もスーパーで日々のお肉であったり野菜であったりお魚を買うわけですけども、お金を持っている方でご家族にいいものを食べてほしいというふうに思っていらっしゃる方は、やっぱりデパートの地下とか高級なんとか店みたいなお肉屋さんとかお魚屋さんとかで食材を買うわけです。
お肉で言っても、パックにギュギュ詰めにしてあるものじゃなくて、お肉が一枚一枚紙に巻いてあったりするみたいな商品もデパートにはあったりするんですよね。
最近はデパートのバイヤーさんも一風変わった商品とか珍しい商品とかこだわりの商品とかを探しているというケースが結構多いので、自分はこの商品を高級路線で売っていきたいんだという商品があるなら、ぜひデパートの店長さんとかバイヤーさんとかに声をかけてみてください。
ちゃんと自分の商品にこだわりを持っていて、相手に認められたらですね、自分のところで売ってみてくれとか、ここら辺は個人事業主だったらダメとか、法人じゃないとダメとか、勝者を通さないとダメとかいろいろルールはあると思うんですけども、結構思ったよりかは以前よりかどんどんお抱えの農家さんみたいなものを作っておきたいみたいなデパートとかもあるので、そこは声をかけて交渉するチャンスが結構あると思います。
そういったところに商品を出させていただいたりとか、売り場に自分が立って接客させてもらえるチャンスがあったら、どんな方が自分の商品に興味を持ってくれるのかとか、買う決め手は何なのかというのをぜひお客さんと話をすれば、考え方みたいなものとか、お金持ちといえどこういう商品は買いたくないんだよとか、こういう商品なら割高でも買いたいと思うなというものの基準みたいなものがわかってくると思います。
自分が勝手に考えてみたお金持ち・富裕層を想像するだけではなくて、リアルな人の声をぜひ聞いてみてくださいというのが2つ目のポイント。見たり聞いたりしてみようというお話でした。
そして3つ目のポイントが、刺さる商品やフレーズを探そうというお話です。
先ほどの続きにもなるんですが、お客さんの声を集めていけば、自分の商品をどんな感じに作っていけばいいんだろうとか、こういう商品は作らない方がいいんだろうとか、そういうものがわかってきます。
そして運良く自分が作りたいものとか自分が作れるものとお金持ちの方の欲しいものがマッチした場合は売れる商品になりますし、
自分がいくら良いと思っていてもお金持ちの人がそこまでのお金は出せないなとか、お金は出したいんだけどそこには魅力を感じないわというふうに判断されたらですね、
自分ではどれだけ高級とかねプレミアム感みたいなことを出していても誰にも手に取ってもらえない商品になってみますので、
やっぱり自分はすごいお金持ち向けの商品ではなくて一般向けの商品がいいんだなとか、一般よりもちょっとだけ良いぐらいのグレードの商品がいいんだなぐらいだけっていう感じで、
超高級品はやっぱり今の自分には無理なんだなとかいうそういう判断ができるようになってきます。
他にも作っているものそのものは同じなんだけど見せ方を変えることによって、ご自分用にではなくてご家族のためにとかお孫さんのためにとか、
こういうお祝いの席にとかなんか違う見せ方をすることによって、商品は同じなんだけど食いつきが良くなるということもあるかもしれませんので、
どういう伝え方をするのがいいかフレーズを考えるみたいなこともしてみてください。
ということで3つ目のポイント、刺さる商品やフレーズを探そうというお話でした。
ということで今日は富裕層に売りたいならば富裕層の人のことを調べなきゃねというテーマで、
自分の頭の中でなんとなく思っているお金持ちという単語とかお客様像みたいなものをなるべく具体的にしてみましょうというお話をさせていただきました。
こんな感じで農家の方やフリーランスの方向けにマーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話というテーマで一日一つ音声配信をしております。
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子供たちの春休みが今日までということで明日からようやく僕に日常が帰ってくるみたいな気持ちでおります。
皆さんのところはいかがでしょうか。日常帰ってきましたでしょうか。
体調等お気を付けて良い4月をお過ごしください。
それでは腰痛にならないように皆様肩を上げ下げしたり腰を回したりしながら体をリラックスさせつつ今日やるべきことに向かって頑張っていってみてください。
ここまでのお相手はOKファームのOKでした。
また遊びに行きなさい。ほいじゃまたな。
