2020-12-02 10:00

第49回 習い事、何をさせたらよい?体力・知力・精神力で考えましょう

spotify apple_podcasts
特に子供が何をしたいという意思がない時、親として子供に何か習い事でもと思った時、何をさせてみるのが良いのでしょうか?そんな子供の習い事について、小川先生にお話いただきました。
番組へのご意見・ご感想・ご質問はこちらのフォームにてお待ちしております。 
http://bit.ly/36g57VN 
<制作>
出演:小川大介先生 
MC・プロデューサー:富山真明 
制作:株式会社PitPa

See Privacy Policy at https://art19.com/privacy and California Privacy Notice at https://art19.com/privacy#do-not-sell-my-info.

00:02
この番組は、約30年、中学受験を中心とした受験教育や、子育てについて指導をされてきた小川大輔先生に、
中学生と小学生の子供を持つ私、株式会社ピトパ富山が、最新の受験情報や小川流の子育て術について聞く、
お子様を持つ親御様のための音声情報番組になります。
皆さまこんにちは、ピトパの富山です。
今回は、子供の習い事についてのお話になります。
少し前なんですけれども、第8回の時ですね。
この時には、あれもやりたい、これもやりたい、けれどもすぐに飽きてしまうというお子様がいまして、
その子の習い事をどうやって選択していけばいいのかというお話があったんですけれども、
今回はその逆、特に子供の方からこれをやりたいというような強い意志、
何か習い事をやりたいという意志がない時に、それでもやっぱり親としては、
お子様に何かしらの習い事をさせたいなという時にですね、
何をやらせればいいのかわからないといったようなそういう悩みもですね、実は何か多くあるようなんですね。
そういった時にどういう習い事をさせればいいのかということについて小川先生にお話を聞いてきました。
まず習い事っていうのをあまり大きく捉えなくていいんじゃないかっていうのが、
もう僕のベースの考えで、意味を持つかどうか本人が決めるんで、
親としてあまり難しいことを考えずに、何かいいんじゃないかなと思うものに触れさせてあげるぐらいで軽く考えていいと思うんですね。
この習い事の選択によって子供の将来が決まるんじゃないか、そんなこと全くないので、
習い事は習い事でしかないので、あんまりそこを大事に捉えないっていうのは一つですね。
例えば音楽の習い事の先に音楽家になっていく、スポーツをやっていてその先にスポーツ選手になるのは、
習い事の力になったんじゃなくて、もう家としてそっちの方向に行くんだというはっきりした方針があってですね、
親もみんな全力で向き合うからこそその道の何か偉大な人になっているわけで、
そういう場合はそもそも迷ってないと思うんですよ、親としても。
そもそものところですね。
子供が音楽好きかどうか関係なくバイオリンなんだって勝手に決めてるわけで、それそれでいいんですよ。
なぜなら子供にとっては一つ新しい世界に触れられたから。
一方でそういう強制的に子供の道を決めるって方針じゃないなうちはと。
子供には子供が選んでくれたらいいなという場合、習い事のスタートがなかなか切れないってことあると思う。
03:00
それはよくわかります。
なので何でもいいですよというところから始めたらいいと思います。
ただ分野を分けたらいいと思うんですね。
身体を育てる習い事、心を育てる習い事、地力を育てる習い事と。
大きくこの3つに分けてみてですね。
日常の生活環境の中で、例えば学習面でいうと結構うちは一緒に学び遊びもしてるし、通ってる幼稚園も学ばせてくれるところについては熱心だからいいかなと。
一方でちょっとインドア派だから身体を動かす機会が欲しいなって考えたら身体の方の習い事、スイミングとか体操教室とかをしたらいいと思うし、そういった遊びを十分やってると。
なのでそれなりに公園遊びでうちの子は満足してそうだと。
だったら学びの方、地力の方、苦悶とかですね、ソロバンとかいう類のもの、英会話とかでもいいかもしれませんが、を入れたらいいかなって考えてみる。
というように、子供の日常の生活状況の中で見た時に審議体を見て、どこを補ってあげたら、もしくはどこをより膨らませてあげたら、この子にとって楽しいかなっていう風にして選んでいけばいいんじゃないかなという風に思いますね。
なるほどですね。確かにその一流選手とかの今活躍している人たちの幼少期を見ると、それを早くからやらせていてっていうような、そういう情報っていうのは確かにいっぱいあると思うんですけれども、そこはどちらかというとひと握りだったり、家庭がもうそっち方向に向いていたからっていうので、ちょっと違うっていう認識持った方が良さそうですね。
だからね、やはり3歳とか6歳のその辺りのレンジで、特に体操とかはそうらしいんですけど、小さいければ小さいほどスタートはいいらしいですね。
体の感覚、平行感覚とか空中での動作感覚っていうのは、ある程度成長したからではなかなか育てられないらしいんですよ。
そういう意味では、体制している選手っていうのは小さい時からやってるわけですけど、じゃあそれはね、やっぱり小さい時からやらせてあげようと思った親の判断があったわけだから、親なりの方針でしょうね。
そういう方針に立っていない親御さんが、他の3歳とか大事だよっていう話聞いて、うちどうしよう手遅れだって、別に選んでないでしょって話。
だからそこら辺に迷わない親であることの方が大事じゃないかなっていうふうに思いますね。
その習い事っていうものについて言うと、親としてこの子のここからの20年30年の子供との関わりにおいて、自分たちは何を大事にしようとしているのかというのを夫婦とかで話し合って決めていけばいいんじゃないかって、そういうふうに思いますね。
06:06
一点、いろいろ習い事の話があったと思うんですけども、心の部分を育む習い事ってどういったものがありますかね。
書道とかですね。体ともつながるけど武道もそうですね。呼吸を整えることを大事にされるようなものというのはいいと思いますね。集中をさせてくれるとか。
精神面のところも鍛えながらっていうような習い事っていうことですね。
そうですね。最近ちょっと流行っているということも論語塾みたいなね。論語の修読を一緒にやりましょうというような教室もあったりしますよね。
そうなんですね。
心を穏やかにというか整えてくれるような場所っていうイメージで捉えていただくといいと思います。
わかりました。いかがだったでしょうか。
習い事、何をさせるかということについて、家族で確たる意思を持ってこれをやらせる。
我が家ではこの習い事で子供を伸ばしていくっていう家族総出で応援するような習い事っていうようなものがなければ、
小川先生的には親の方とかでとりあえず気に入ったもの、気になったもの、そんなに真剣に考えることなくですね。
気になったものをやらせてみてはいいんじゃないかっていうようなお話でした。
とは言いましても全く選択する基準というものがないとなかなか困るかなというところで、
基準としては3つの点から足りないものを補うような習い事をさせてみてはいいんじゃないかというような話でした。
1つは体を鍛える習い事、水泳とかですね、そういったスポーツで体を鍛える習い事になりますかね。
2つ目は地力を鍛える習い事、これはソロバンとか苦悶とか英会話とか頭を使うような習い事ですかね。
3つ目は心を育てる習い事、書道とか武道とか精神面を鍛えるような習い事、
この3つの観点でそれぞれのご家庭の生活の中で足りてないなというようなものを習わせてみてはいいんじゃないかというような感じですね。
個人的にはですね、体とか地力を伸ばす習い事っていうのはよく耳に入りますし、まず初めに選択肢に入るものかなというふうに思うんですけれども、
最後の心を鍛える習い事っていうのは、僕個人としては実はあんまりわからなかった習い事だったんですけれども、
09:02
確かにそう言われると精神的にもですね、大人になっていくような武道とか習い事だなと思いますし、
例えばその礼儀ですとか、相手のことを思いやる気持ちを育てるとかっていった部分はですね、
これから子どもたちが社会に出ていく上では身につけてほしいスキルかなというふうには思いますので、
この心を鍛える習い事っていう観点は非常に面白いかなというふうに思いました。
さて、子育て受験ラジオではリスナー様からのご意見ご要望、また小川先生への子育てや受験についてのご質問などお待ちしております。
番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください。
今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。
10:00

コメント

スクロール