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皆さま、こんにちは。PitPaの富山です。 今回は、リスナー様からの質問と言いますか、ご感想ですかね。
ちょっと違った視点からのお話を頂きましたので、ご紹介したいと思います。 ニックネーム、テラーさん。
小学生の一人っ子の娘がおり、中学受験を検討している中、 こちらのポッドキャストに出会い、
受験情報のみならず、子育てについても大変参考になるお話が盛り沢山でハマってしまい、 通勤時にずっと聞いております。
気になる回は妻と一緒にリピート再生しております。 こちらの番組を聞く中で、子供のつまずかせ方や、褒めることでうまくやる気を引き出すやり方や、
一つ一つ積み上げて、最終的には自立を促すやり方など、 実は子育てだけではなく、今まさに会社で教育している20代の部下たちにも応用できるのではないかなと思い、
実践してみたところ、彼ら彼女らとの関係値も良くなり、 行動も幾分自発的になってきているように思います。
取り留めのない話で恐縮ですが、20代のこともなると、私より娘の方が年齢が近いこともあり、
昔、私たちが受けていたような教育よりも、先生の褒めて伸ばすやり方が合っているのだなと 感心したことをお伝えしたく投稿いたしました。
これからも配信楽しみにしております。 ということで、テラーさんありがとうございます。
子育ての話からですね、会社の部下の教育の話に広がっているというところが、 ちょっと面白い視点だなと思い、
私もですね、会社経営と子育て、両方やってたりするんですが、 共通する部分、やっぱり多いような気はしますね、言われてみると。
この子育てと社員教育、似ている点、共通しているような点、 そしてその本質的なところについて小川先生の方にお話を聞いてきました。
新しいパターンですね。
そうですね。質問というよりは、自分で会社の中で実践してみてというところで。
本当にまずテラーさんありがとうございます。 素敵な言語だと思うんですが、
子育てと社会人教育っても、もちろん重なり合っているんですよ。
それはテクニック的なことがどうこうよりも、一番大事な部分はですね、 親であり上司でありの側からしたときに、伝わらない
ということを前提に取り組むこと。
例えば子どもに対して、子どもたちっていうのは、親から言うこと、 なんでなんでから始まるわけで、
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そもそもこっちの当たり前を、当たり前と思ってませんから、 何が当たり前なのか、何が大事なのかっていうことを伝えて説明していくところから始まりますよね。
分からなくて当たり前から始まるのは子育てですよね。 ここの部分が感覚として身につくことによって、例えば新入社員で、もう世代も20年ほど違うと。
社会に出てくるまでの、その人たちの経験値も違うので、 分からなくて当たり前ってところからスタートするわけですよ。
ではどのように教えることになるかというと、今どういう経験積んできたのとか、何大事にしているのか、 なんでこの会社来たのか、
この仕事を頼むとして何日ぐらいできそうかなと、見通しを聞くとか、様々なことで相手が何を考えているかを引き出す上で、
そこに先輩である経験者である自分が何を渡せるか、 というのを見測っていくわけですよね。
そこらへん子育てと社会人教育が非常に重なる。
どの親もですね、お前の意思でも関係ない、俺の言う通りに全部やれ、 なんで子育てを選ばないですよね。
その先に若い子が自分のロボット化する、それをハッピーと思う親御さんはまずいないと思うんですよ。
なぜなら、そんなことしたら成長しないのわかってるから。
では同様に社会人部下協力によって、いいからお前言われたことをやってたらいいんだよ、 真似てたらいいんだよ、考えるな、従え、
入っていった先に、その後輩部下が自ら考え、結果を出していく人に育っていく予感、 全くないですよね。
ただ全く経験がなく知識がなかったら、考え、聞くからまずここまで身につけてくれと。
何も知識がない段階で、こうしたい、ああしたいというのは我儘だからやめなさい。
一定身についてきたら、次はどういうふうにしていくか相談しながらやっていこう、 子供と一緒ですよ。
持っている知識量や経験に応じて、まず全くないものは教え身につけさせる。
でもその上でどう考えていこうか、この本人自身にも選択を渡しながら、 予定、目標、スケジュールといったものを決めていくと関わりをしている。
で、次ある程度も自分でできるようになったものには、 スケジュール渡すとかじゃなくて、来週はどういうふうにしたいか予定だけ教えてね、
報告だけ促すようにする。そうやって親、子離れ、親離れしていくように、部下も上司離れとか、自立させていくということをするわけですよね。
だから仕事は子育ての役に立つし、仕事のおいていろんなスキル、大人関係の連絡の仕方とか高齢層といったものは子育てにも非常に役立つし、
また子育ての経験とは仕事にも役立つわけですよ。 この寺田さんはそのあたりを実践されている。一つだけですね、
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褒めて伸ばすやり方って表現されているんですが、僕は褒めて育てるではないんですよね。 認めるってことは大事にしてくださいというのが僕のお伝えしている
見守る子育ても真摯で、認めるっていうのはあなたは独立した個性ですよ、存在ですよ。今あなたがこう考えてるんです。あなたはこういうふうな成長過程で今の考えに至ったんですね。今あなたはこちらを優先したいと考えてるんです。今あなた疲れてるみたいですね。そうなんですね。
今のあなたはそうなんですね。まず受け止める。 じゃあその上でどうしていきましょうかと相談する。もしくは指示をするという関係であって、本人が決めて取り組んでいたものができたら、ああできたんだね。
予定よりも1日早く完了じゃないか。そっかそっか。 ほとさらに褒め言葉を使ってなくても、現に今起きていることを認める。そして本人にフィードバックする。
それだけで本人としてはちゃんと見られている、尊重されていることが感じられるし、安心感が得られますよね。上司がちゃんと見てくれてる。
じゃあ自分自身成果を出そうということも回転しやすい。ところでこのテランさんの昔の後輩さんが育ってきているのも同じようなことが生まれているんだと思う。
正直ですね2、30年この世代がずれた人が頑張って無理やり褒め言葉を使っても、下手したらキモいと言われますからね。
認めるということですね。あるがままをちゃんと見て、そうなんだという心で接する。ここを大事にされるというのが、お育てにおいても部下教育、教育というか部下との接し方においても有益なんじゃないかなというふうに思います。
テランさんからいただいた話、ちょっと僕からもう補足の意味でお話しさせていただきました。
今回はテランさんからの感想から、子育てと社員教育、結構共通しているところが多いのではないかというお話で、その本質的なところとしては結構似ているというお話でした。
重要な部分としましては、伝わらないということを前提に相手に対して話をすることというところが大事なところで、こっち側の教える側の当たり前になっていない、教える側、こちら側の言うことが部下でしたり子供でしたりといった教えられる側では当たり前ではないということで、
まずは何が当たり前で何が大事かを伝えて説明するところからスタートし、その中で相手が何が理解できているのかというところを引き出して、その理解できているところに対してこちら側が何かを渡してやらせてみるという流れが、子育ても社員教育も一緒の部分ということでした。
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その中でも勘違いしないでほしいというところは、全く知識がないときにああだこうだと議論をするというのではなく、知識の部分については最低限覚えてもらうということは大前提であるようです。
知識がついた上で、その先に予定を立てて目標を決めていくというような関わり方になり、最終的にはその予定目標を自分で考えさせるという自立を促すというような流れですね。
こういった成長のさせ方が子供も社員教育も似ている部分で、かつ非常に重要なやり方だというふうにおっしゃっておりました。
もう一つ最後におっしゃっていたのが、教えている相手のことを認めてあげると。
現に起こっていること、できているということをちゃんと言葉として相手に意思表示をさせてあげることによって、それが安心につながって次にまた成果を出そうという動きになるということで、
このフィードバック、子供や部下に対しての伝えること、認めてあげていることを伝えることというところも忘れなくということでした。
確かにこのテラーさん、40代か50代ぐらいの年代ですと、なんとなくできなかったことをあら探しのように見つけ出して、そこを潰しに行くという、
まんべんなく何でもできるような状態に仕上げていくというような教育が主だったかなというふうに思うんですけれども、今の時代ですね。
そのような部分も大切ではございますが、やっぱり子としての特徴、いい部分というものをどんどん伸ばしていって、それが認められるという社会構成にだいぶ変わってきてはいますので、
組織から集団から個人というんですかね、というようなところに適応していくためには、今回の小川先生がおっしゃられたような教育の仕方、伸ばし方というものがかなり社会構造にあっているのではないかなというふうに個人的には思いました。
非常に面白い視点かなと思いますので、このあたりですね、他の方でももし実践されていたり気づいたことがあれば、ぜひぜひこちらの番組のほうにご連絡いただけると、またこれを参考にしながらお話展開できればなと思います。
そういったご意見、ご感想や、あるいは小川先生への子育てについての質問などございましたら、番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください。
子育て受験ラジオは毎週水曜日の更新です。今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。