1. Off Topic // オフトピック
  2. #274 密かに熱狂を作り上げる..
2025-07-03 53:30

#274 密かに熱狂を作り上げる「インターネットフィクション」の人々

spotify apple_podcasts youtube

YouTubeSpotifyでビデオポッドキャスト公開中

<目次>
() OP
() コミュニティ・コンテンツセントリックになったときのプロダクト
() GlossierマフィアはGlossierを超えられない?
() 歳を重ねると幸福度はどう変わる?
() ブランドとコミュニティ
() ブランドがニュースレター、レストランから調味料
() フィクションのストーリーから始まるTikTok
() ティモシー・シャラメのそっくりさんコンテスト
() バイラルする匿名リアルイベント
() 自演パパラッチアカウント
() セレブのフェイクストーリー
() 真実と感情が混在する”ゴシップ”というもの

<参照リンク>
https://offtopicjp.notion.site/274-213c8b57e11480ffb81bd13ac6860e92?source=copy_link

<About Off Topic>
Podcast:
Apple - https://apple.co/2UZCQwz
Spotify - https://spoti.fi/2JakzKm

Off Topic Club
https://note.com/offtopic/membership

X - https://twitter.com/OffTopicJP

草野ミキ:
https://twitter.com/mikikusano
https://www.instagram.com/mikikusano

宮武テツロー: 
https://twitter.com/tmiyatake1

サマリー

インターネットフィクションや新スポーツリーグに関する議論が行われており、特にコミュニティやコンテンツファーストのビジネスモデルの変化について考察されています。また、現代の若者が求める「コミュニティ」の重要性も明らかにされています。このエピソードでは、インターネットフィクションの影響力とブランドがコミュニティを形成しながら成功する方法が論じられています。さらに、コンテンツの重要性や成功の条件に関する洞察も提供されています。インターネットフィクションの成長とその影響力が議論されており、匿名アカウントやバイラルイベントが新しいコミュニティをどのように形成するかが探求されています。エピソードでは、リルマブやウォータークーラーといったインターネットフィクションの実例を通じて、リアリティと虚構の境界について考察されています。パパラッチアカウントやファンフィクションがコミュニティビルディングに寄与している様子が分析され、その影響力が探られています。また、インターネットフィクションにおける人々の熱狂的な活動が話題となり、特にコンテンツやコミュニティセントリックな会社の作り方について分析されています。このエピソードでは、スポーツリーグの変化についても触れられています。

インターネットフィクションの概念
スピーカー 1
皆さん、こんにちは。佐野美樹です。 宮武哲郎です。
スピーカー 2
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報をゆるく深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、インターネットフィクションと新スポーツリーグについて話していきたいと思います。
スピーカー 1
久しぶりの収録、なんか通常回の収録っていう。
スピーカー 2
確かに聞いてる方はそんなにないか、感覚ないかもしれないんですけど、先週サンフランシスコのLAから帰ってきて。
スピーカー 1
そうですね。出張中も収録はしているんですけど、そこは多分、もう多分どっちも出てるんですかね。
多分そのLAの出張のポッドキャストも、サンフランシスコのフィグマコンフィギュアで撮ったやつは公開されていると思うんですけど、
なんで、3週間ぶりぐらいですかね、多分、通常の。
スピーカー 2
そんなにか。
スピーカー 1
そうですよね、多分。その前の多分、ゆるニュース回も、僕はLAのホテルから多分やってたので。
スピーカー 2
そっか、確かに確かに。
スピーカー 1
通常回はできるかなって若干心配ですけど。
スピーカー 2
なんでですか。
スピーカー 1
久しぶりすぎて。
スピーカー 2
久しぶりすぎて、ちょっとゆったりいきましょう。
スピーカー 1
ゆるーくいきましょう。
ゆるーく。
じゃあ今日ちょっと話したかったのが、数週間前に多分、
バニュース数ヶ月前に出てるトピックで、コンテンツセントリーカンパニーのトピックがあったと思うんですけど、
そこのコンセプトをよりちょっと深掘りしたいっていうか、そこで出てくる、個人的には結構重要なトピックだと思うんですけど、
もしそのコンテンツでしたり、コミュニティファーストなビジネスがより多くなった場合、
いわゆるそういう時代が、それが普通になるような時代の中で、
そもそもプロダクトの作り方が変わるのか、プロダクト自身も変わるべきなのかっていうところは、
なんか一個話すべきポイントかなっていう風に思っていて。
ビジネスモデルの変化
スピーカー 2
クリエイターもまさにそれですよね。
コンテンツによって配信してる内容とか、
今までなんかVlog系YouTuberだったのが、モッパン系になってるみたいな、
トレンド系の動画になってるみたいな、ロングフォームからショートフォームに行ったり、
ショートフォームからロングフォームに行くみたいなのもそうかもしれないですけど、
その流れにコンテンツのトレンドに合わせて変わっていく、
その人の特徴によって変わっていくっていうのもあると思うんですけど。
スピーカー 1
それもありますし、あとなんかやっぱりクリエイターとかですと、
クリエイターブランドみたいなのも作るじゃないですか。
そういう流れって多分割と今一般的になっていると思っていて、
昔だとプロダクトを作って、そこからコミュニティを作るみたいなことが普通だったんですけど、
コミュニティから最初にコンテンツからスタートして、
そこから例えばフィジカルのプロダクト作った場合に、
同じ考え方であるべきなのか、そもそもプロダクトの概念をもっと変えないといけないのか、
例えばですけど、そもそも長続きしないといけないプロダクトなのかっていう。
スピーカー 2
いい製品であるかってことですか、それは。
スピーカー 1
例えばですけど、ミスタービーストみたいなクリエイターがコンテンツを作って、
今、フィースタブルスっていうブランドを立ち上げたじゃないですか。
フィースタブルスってどちらかというと、ハーシース的な立ち位置を彼が狙おうとしてるんですけど、
そもそもその考え方が正しいのかっていう問いかけなんですよ、ここは。
そもそもクリエイターブランドって01がすごい得意な人たちで、
初期からマーケコストゼロで多くのユーザーに認知を獲得できるので、
どちらかというと小さい商品をいっぱい出すべきなのかとか、
1個1個大きめな商品でそれで何年もやるっていうパターンよりも、
もうちょっとドロップ式で1年ごとに完全に新しいラインナップとか、
スピーカー 2
彼もどんどん成長していくので。
それはめっちゃある気がします。
なんか前にオフトピックのメンバーシップに向けてやってるニュース毎週やってる回で、
ハリーズのカミソリのリブランディングの話をしたと思うんですけど、
なんかそこ、久しぶりのリブランディングっていうのはあったと思うんですけど、
在庫があるから大変だって話はそこでもしたんですけど、
何回もいろんなシーズンによってブランドの雰囲気を変えるとか、
固定のロゴがないみたいな概念って意外とありかもしれないなっていう、
この移り変わりが激しくさらになってる中で、
その在庫問題は確かにあるんですけど、
古いものだなって思っちゃうかもしれないんですけど、
見せ方みたいなのが結構変えられるのかなっていう、
技術的な意味で言うとデザインのコストっていう意味で言うと下がったので。
スピーカー 1
で、そこも分かんないですけど、ブランドとしては同じにして、
商品のラインナップだけ毎回変えるとかっていうパターンもありかもしれないですし、
それこそ今のグロシエとかもそうじゃないですか、
今どちらかというと完全にフレグランスの方に寄せていますし、
別に過去の商品未だに販売してますけど、
もうちょっと流動化のあるブランド商品作りとかっていうのが、
コミュニティの重要性
スピーカー 1
もうちょっと普通になる可能性があるかなっていうふうに思いますけどね。
コミュニティファーストからっていうところ、
コンテンツコミュニティファーストからっていうところでいきますと、
これ、とくさんさんがある方と、
この間ランチしてた時に話してましたけど、
グロシエマフィアっているじゃないですか。
グロシエを卒業していろんなブランドを作ってる方々はいらっしゃるんですけど、
誰一人やっぱり元のグロシエのコミュニティ感を作れてない。
難しい。
めちゃくちゃ難しいっていうところで、
でもこれじゃあなぜかって考えた時に、
一つの仮説としてあるのが、
スピーカー 2
そもそもグロシエってプロダクトカンパニーじゃなかったっていう。
スピーカー 1
元々ブログから始まってそこのコミュニティが強かったからこそ、
そこにプロダクト乗っけて成功したっていう仮説もあったりするので。
スピーカー 2
そしてタイミングがめちゃくちゃ良かったっていう。
スピーカー 1
そうですね。タイミングはめちゃくちゃ良かったと思うんですけど、
個人ブログから始まったっていうのが結構大事なのかなっていうふうに思うんですよね。
そこに対しての親近感というか、エミリーさんのキュレーション能力とか、
そこに対しての信頼感があって、
さらにいろんなセレブの視点とかもあったので、
作り上がったコミュニティだと思うので。
そういう意味だともっと同じような熱量を、
なかなかDTCコミュニティだとやっぱりグロシエほどの熱量を持ってる会社って正直あんまりない。
スピーカー 2
最近だと本当にコスメとかスキンケア医療歴だとセレブのブランドが伸びてきて、
グロシエみたいなDTCブランド、元企業家ブランドみたいなのが、
コミュニティを作ってみようとするけれども難しくて、
セレブみたいな引きのある人がアテンションを取っていくみたいな感じの構図になってるというか。
スピーカー 1
でもこれも同じ話だと思っていて、
やっぱりセレブの方々ってコンテンツとかそういうのを出してるからこそ、
すでにコミュニティがあるっていう話じゃないですか。
でそれをさらに拡張する、そのユニバースを拡張するために今こういうブランドとか出してると思うんですけど、
やっぱりプラットファーストじゃないっていうのって、
多分今後すごい普通になっていくと思うんですけど、
同時にそのマクロ的に見ると、
コミュニティのニーズってどんどん上がってると思うんですよね。
過去のオフトピックで宗教が今落ちてるとか、
今なんかちょっと復活してるっぽいですけど、
過去に、最近か、
世界幸福度報告っていうレポートが出たんですけど、
去年ちょっとバイラル化したレポートだったんですけど、
よく一般的に言われるのが、
だいたい一番若い子たちが一番ハッピーであって、
その幸福度がだんだん年々重ねるとちょっと落ちていって、
最後にちょっと上がっていくみたいな。
年齢ごと見るとですよ。
スピーカー 2
悲しいですね。
スピーカー 1
でも、なんとなくわかるじゃないですか。
仕事とか、そういうのをいろいろ考えないといけないとか、
家族とか、いろいろストレスとかがたまって、
いろんな方が亡くなったりとか、いろんな課題が起きて、
スピーカー 2
最後、ちょっと戻るみたいな。
わかんないです、私、これは。
スピーカー 1
そうですか。
なんとなく一般的なあれを見ると、
なんとなく理解はできるんですけど。
スピーカー 2
結構大人の方が楽しいかなって思うんですけど、
大人っていうか、若い頃より、
20代、30代の方が一番楽しい気がする。
スピーカー 1
わかんないですけど。
特に楽しくない仕事をやりながらとか、
これ一般的に言うとですよ。
スピーカー 2
そうか、将来のことを考えない、
あんまり受験とか、勉強とかテストとかあるかもしれないけど。
スピーカー 1
一般的ですよ、別にこれは全員が同じ体験をしてるわけじゃないですけど。
もちろんです。
でも、やっぱり一番過去で一番楽しかった時期って、
大体みんな中学生とか、そういうの答えてくると思うんですけど。
なんとなくそういう傾向があるんですけど、
実はアメリカの中だと2006年ぐらいから、
15歳から24歳層、いわゆる若い層に関しては、
幸福度がどんどん落ちていっていて、
今だと、最後の一番年上の層よりも、
幸福度が低いですと。
じゃあなぜかっていうのを、あるメディア企業、
DAZEDっていうメディア企業が理解するために、
いろんなZ世代の子たちにインタビューしたんですよね。
そこで、何が幸福度を上げるために必要なのか、みたいなことを聞いた中で、
当然ながら、例えば仕事を持つとか、
生きれるレベル、ある程度生きていけるレベルの給料をもらうとか、
健康でいるとか、それに対しての健康保険がたくさんついてるとか、
そういうベーシックなニーズの話が話していたのと、
あと、例えば自由度が欲しいみたいな、
特に大学にいた時の自由度を求めているとか、
あと、例えばスマホに頼りたくないとか、
そういう話がいろいろあった中で、
一番出てきた単語がコミュニティだったらしいですね。
スピーカー 2
人とのつながり、やっぱり。
スピーカー 1
人とのつながり。
特に深いつながり、意味のあるつながりを求めてる。
だからこそ、オフトベックでも何回もこの話してますけど、
ここ数年間で、いろんなアクティビティークラブが立ち上がってるじゃないですか。
スピーカー 2
ランニングクラブだったり、ピックルボールの盛り上がりも、
実は出会いを求めてるんじゃないかっていう話とか。
スピーカー 1
スポーツはもう全般的にそんな感じですもんね、今は。
スピーカー 2
そうですね。読書クラブもそうかもしれないし、
編み物とかも出会いですよね。
出会いというか、集まりたいっていう人気もあるかもしれない。
スピーカー 1
チェスクラブとか、ヨガクラブとか。
あと、草野さん最近あれ見ました、サイレントブッククラブ。
ブランドの成功とコミュニティ
スピーカー 2
黙って本読むみたいな。
スピーカー 1
別に同じ本じゃなくても良くて、ただみんな集まって本を読むっていう。
草野さんが言ったように、結構これって出会いの目的でもあったりするので、
だからストラバとかもすごい伸びてますし、
こういう意味合いを欲しいっていうところに対しての
ソリューションがまだ足りてないと思うんですけど、
個人的に気になってるのは、これをそもそもブランドが解決できるのかっていう話。
プロダクトファーストのブランドが。
色んなブランドが例えば今アクティビティをやろうとしてたりするじゃないですか。
そもそもそれでブランドとして成功するのかっていう。
スピーカー 2
どういう成功の話ですか、それは。
スピーカー 1
そこはもうブランドとしての売り上げだったり、成長みたいなところで言うと。
スピーカー 2
グロシアは確かにメディアから始まってるっていうのもあるし、
エミリーさんのブランディング能力の高さがあると思うんですけど、
でも結局は会社なので、プロダクトを売りたいっていうのもある中で、
でもできる気がします。
スピーカー 1
でも、ナイキとか。
今、例えばブランドを立ち上げたとして、
今だとこういう、
どういうブランドかどういうコミュニティを作るべきかっていう話もあると思うんですけど、
今こういう例えばランニングクラブが流行ってるので、
それをブランドの中で開催するみたいな。
それをやること自体は正しいと思うんですけど、
それが果たして正しいやり方なのか、
それとも最初にランニングクラブを立ち上げて、
その後にそこにフィットしたプロダクトを作るべきなのか。
プロダクトからスタートするべきなのか、
コミュニティからスタートするべきなのかっていう話。
スピーカー 2
そういうことか。
コミュニティからの方が良さそうですよね、それで言うと。
どっちも正しいと思うんですけど、今の流れで言うと。
スピーカー 1
そういう意味だと最近、
これまたブランド系の話になっちゃいますけど、
ブランド化されたサブスタックが流行ってるじゃないですか。
これ最近シリアルトークでも話してますけど、
どこでしたっけ、リアルリアルがニュースレターを始めたり。
ブランド化されたっていうのはまた別のブランドであるっていう意味で。
大体ニュースレターの名前は別だと思うんですけど、
基本的にブランドが始めたニュースレターですね。
リアルリアルだとリアルガールっていうニュースレター始めていて、
基本的に無料でやっているんですけど、
これがどこまで良いコミュニティ作りになるのかっていう話。
割と個人的に良かったなと思ったニュースレターは
マッチングアプリのヒンジがやったやつで、
彼らがサブスタックニュースレタースタートしたんですけど、
No Ordinary Loveっていうニュースレターなんですけど、
スピーカー 2
人みたいなの作ってましたよね、ウェブサイト最初作ってて、
その後サブスタックに流していく感じに変えたんだなって思いました。
スピーカー 1
今はサブスタックの方に寄せていて、
基本的に実際ヒンジ上で出会った、マッチングしたカップルのストーリーを書いているっていうところだと思うんですけど、
これも多分ブッククラブとかそういうコミュニティによりフィットしたものを狙ってやっていたと思うんですけど、
これが既にブランドがあるところ、
例えばヒンジとかリアルリアルとかだとまだ可能かなと思うんですけど、
これって今の振興ブランドがやる手法なのか、それとも違う手法でやるべきなのか?
スピーカー 2
ありじゃないですかね、でもクリエイターってそもそもそんな感じですよね。
スピーカー 1
そうですね、ただ全員がクリエイターになれるわけじゃないので、
個人クリエイターっていう意味合いだと。
例えば誰かが次世代ブランドを作りたいですとなった時に、
じゃあどういうふうに考えるべきなのかっていうところの話をするべきかなと思っていて、
そこがコミュニティ作りからスタートするべきなのか、プロダクトからスタートするべきなのかっていう話。
ここも最近シリアトークで、ももふくの話したじゃないですか。
ももふくっていうレストランがあるんですけど、
そこが最近CPGブランド、数年前から立ち上げて、それがすごい今成功しているんですよね。
今だとレストラン事業の売り上げよりも超えている状況になっているので、
割と成功していて、場合によっては今後ももふくって聞くとレストランではなくて、
ソースブランドとして見られる可能性もあったりすると思うんですけど、
ここでも同じく個人的に気になっていたのは、
じゃあこれソースブランドが逆にレストランを作るパターンってあるじゃないですか。
そっちの方が成功度合いが高くなるのか、
それとももふくみたいなところがレストランがCPGブランドに展開することの方が成功率高いのかっていうところ。
ではどっちも成功するパターンっていうのはもちろんあって、どっちも失敗するパターンはあるんですけど、
なんとなく今後のブランドに関してどっちの方がうまくいくかなって思ったときに、
インターネットフィクションの影響
スピーカー 1
個人的には公社のレストランからスタートして、CPGブランドを作った方が成功角度が高いのかなって思いましたね。
スピーカー 2
すでにファンを囲えるから。
スピーカー 1
あとこれも知り合いトークのポッドキャストで話してましたけど、
個人的にももふくの展開を見たときに摩擦のレイヤー作りで見るのが大事だと思っていて、
一番摩擦が高い、高いですけど満足度が高い体験からスタートしているのはすごい大事だなと思うんですよね。
摩擦度が高いからこそファンが作りやすい。
そう考えると、いろんな摩擦のレイヤーがあると仮定した場合に、いろんな摩擦のレイヤーを作れますと、ビジネスとしては。
その中でプロダクトってどのレイヤーに入っていくのか、
例えばももふくの場合だとCPGブランドみたいなプロダクトがどこの層に入っていくのかというと、
割と中間層だと思うんですよ。
レストランが一番ハードルが高いんですよね。一番摩擦が高いコミュニティなんですよね。
一番低いのがコンテンツだと思うんですよ。
無料で誰でもアクセスできるので、そこがももふくの場合だとデイビッド・チャンさんっていう方がいるっていう。
スピーカー 2
そうですね。ネットフリックスでアグリデリチャス見ようってすればいいですもんね。
スピーカー 1
なので、ももふくってもともと持ってたのが一番低い摩擦のレイヤーと一番高い摩擦のレイヤーだと思っていて、
そこの行き来をさせていたんですよね、ユーザーに。
だからこそその間にものを作ることによって、そこを購入しやすくするっていうのはめちゃくちゃわかりやすいんですけど、
プロダクトからスタートした場合、それを上下に寄せるのってより難しいのかなって思うんですよね。
だからこのコンテンツとコミュニティっていうキーワードってすごい大事だと思っていて、
そこをファーストでやるとその間のところでマネタイズのチャンスが出てくるっていう。
スピーカー 2
レストランとか飲食系のプロダクトは設計しやすいですけど、
これがソフトウェアだったらとか、別のものだったら結構考えるの難しいですね。
スピーカー 1
そうですよね。
例えばソフトウェアでも、コミュニティってじゃあ何だろうっていうとリアルイベントだったり、
何かしらフィジカルな、基本的にフィジカルが一番わかりやすいと思うんですけどね、コミュニティだと摩擦が高くなるので。
スピーカー 2
それこそフィグマのコンフィグみたいな、わざわざ海外から行きたくなるぐらいの大型イベントって結構摩擦の高いイベントですよね。
だけど熱量もあるし。
スピーカー 1
フィグマの場合だと多分プロダクトファーストから始まって、そこからうまく展開できたと思うんですけど、
じゃあ次のフィグマを作るときに同じ手順を使うべきかというとそうじゃない可能性があると思っていて、
じゃあなんかめちゃくちゃすごいイベントから始めて、そこに対してコンテンツをいっぱい作って、
その中でソフトウェアを作る方がもしかしたら信頼度もありますし、そっちの方が勝負しやすいのかなっていうふうに思いましたね。
すごいタイミングの話だと思っていて、
例えばこれが10年前とか20年前この手順を使うべきかっていうと多分違かったと思うんですよ。
なぜかというと、例えばテレビを使えたり、
Facebook広告を使えたり、
大量にユーザー獲得する、特にマスに向けた手法があったっていうところが、
今の中もうマスブランド世代じゃないので、
そういう意味だとやっぱりそこに違う形で分散化された社会の中でのユーザー獲得方法を考えないといけないというところだと、
バイラル化と広告の手法
スピーカー 1
こういう手法っていうのがコンテンツコミュニティファーストから始めるっていうのは正しいのかなっていうふうに思いましたね。
そこと若干関連、完全に関連するかっていう話あるんですけど、
個人的に最近バイラル化した動画ですごい面白かったものがあって、
ある女性がTikTok動画で自分の体験、体験というか人生体験について話していたんですけど、
その人がカタールの王子の愛人なんですよみたいなところから始まるんですよね。
隠れた愛人で、毎日いろんなことをやらなければいけないですと。
自分の愛人なので、自分の美を保つために。
これは王子がこれをやってくれってお願いしてお金も全部払ってくれてるらしいんですけど、
毎日ネイルをやってもらってるとか、家を出ないのに毎日やらないといけないとか、
毎晩顔のマッサージをしなければいけないとか、
どんなイベントに行ってもスタイリストのチームがいて、
常に完璧なヘアスタイルとかメイクをやったりとか、カスタムジュエリーをつけているとか。
最後の方に、自分の体重を落とすための商品をすごいギフティングされて、
それがすごい上手く、それによって5キロ、10キロ、覚えてないですけど、体重を落とせたみたいな話で終わるんですよ。
これって広告なんですよ。話は嘘なんですよ。
スピーカー 2
語りとしては、めっちゃ演技っぽい、ドラマっぽい感じですか?それともリアルなんですか?
リアルなPUBみたいな感じですか?
スピーカー 1
わかんないですよね。何ですかね、たぶんある程度綺麗な女性の方が話していたりするので、
そうなのかもしれないなっていう。
でも別に使ってる画像とかは割とフリー素材だったりするので、
隠れた愛人っていう話の中だと、そういうのしか使えないのかなとか。
完全嘘の話なんですけど、最後にめちゃくちゃ明確に、一つだけの商品をすごい明確に言うんですよ。
体重を落とすための。なので広告なんですけど、最終的に彼女のアカウントでアフィリエイトとして販売してるんですけど。
僕が最後この動画チェックした時に1500万再生くらいあって、TikTokなのでバイラル化したら結構いっちゃうんですけど。
これに関してそもそも法的に大丈夫なのかっていう話はいろいろあるんですけど。
スピーカー 2
日本でもありますよね。たまにおすすめの化粧品とかおすすめのスキンケアみたいなのを履く生きてる人が説明してるっていう。
インターネットフィクションの興隆
スピーカー 2
だけど別にそれはコスプレなだけで、お医者さんとかでもなんでもなくてみたいなのはちょっと議論になってたりしますけど。
スピーカー 1
言ってなければいいかもしれないみたいな、多分そういう議論の話だと思うんですけど。
この人に関しては完全に嘘ついてるので、多分ですけどね。もしかしたら本当かもしれないですけど、多分嘘ついてると思うので。
でもやっぱりここが今のインターネットの面白いところでもあり、若干恐怖感があるところでもあると思うんですけど。
1本の面白い動画で多分少なくとも数千ドル分の売り上げを作れる。
場合によってはもっと作れる時もあったりすると思うので。
これ自体は割と違法だと思うんですけど、ここのインターネット上のフィクションって多分今後どんどん増えるじゃないですか。
それこそオフトピックの過去のライブ配信とかでも話したイタリアンブレインロッドとかも。
スピーカー 2
なんかAI生成されたMemeのキャラクターで、何言ってる、何なのかわからないからずっと見ちゃってそのループに入った、レコメンドのループに入ってしまうっていう。
スピーカー 1
でも、このAI時代の中だとこういうフィクションメームがどんどん発達すると思うんですよね。
そこからブランドも出てくると思いますし、それを活用して新しいナラティブとかストーリーテリングをできる人って絶対出てくるので、
これこそ新しいブランドのコミュニティコンテンツの作り方でもあるのかなっていうふうに思いますよね。
匿名アカウントとバイラルイベント
スピーカー 2
確かにそれで言うと、プロダクトパークスとの会社がそれをやるのはやりにくいけど、コミュニティとか、そもそもクリエイターとかもそうですけど、
スピーカー 1
なんかそこでやるって言って、どんどん規模が大きくなっていくみたいなのはありそうですよね。
匿名アカウントとかも多分今後どんどん増えていくっていうか、どんどん人気になると思うんですよね。
今のTikTokの流れを見ていくと。必ずしも全員がミスタービーストみたいな感じで顔を出して成功させるっていうよりも、
なんか場合によっては何十アカウントも匿名アカウントを持っていて、そこですごい人気になる人もいると思いますし、
今だと匿名でもめちゃくちゃ人気になれちゃうので、しかも一気に。
クサラさん、アンソニー・ポーさんってわかります?YouTuberなんですけど、
彼、いろんなバイラルイベントを作る人で有名で、多分彼が開催したイベントは少なくとも一つは知ってると思うんですよ。
ニューヨークでティモシー・シャラメーのLookalikeコンテストあったじゃないですか。
あれを開催したの彼なんですよね。
スピーカー 2
それ流行ってた時期ありましたね。
スピーカー 1
みんなやってましたよね。
あそこから有名になって。
スピーカー 2
そっくりさんを探すみたいな予想。
スピーカー 1
40人くらい来たと思うんですけど、それでティモシー・シャラメー自身もそれに来てすごいバズってましたけど、
あれも元々彼がフライヤーでチラシを街中に多分100枚ぐらいニューヨーク市内で出して、
それでみんな急に集まってみたいな。別にそれって彼の名前一切出してないですし、
でもなんか面白い企画だからみんな来てますし、
彼の行動とか見ると、そういうコミュニティとか1個のコンテンツを求めにみんな来るんだなっていうのを思いましたね。
スピーカー 2
それってやっぱコンテンツとしてのインターネット的な面白さをリアルでそこで開催しちゃうっていう凄さの掛け算なんですかね。
スピーカー 1
だと思いますね。多分リアルの部分が結構重要だと思うんですよね。
一部リアルタイム性があるっていうところなので。
スピーカー 2
あんなに集まるんだって思いました。
多分別の国で開催してたイベントそっくりさんのコンテストもめちゃ人集まってて、
なんかこいつが似てると思うんだよねみたいな友達連れてくるみたいな。
しかも広場で集まってみんなで点数つけるみたいな。
それすごい良いですよね。
作り込んでない感が逆に一緒にそれを作ってる感じになれるっていうか。
スピーカー 1
前にこういう似たようなイベントって昔からあると思うんですけど、
インターネットからアンセキューして。
一つがあれですね、ちょっとどの名前か忘れましたけど、
特定の名前の人集まれみたいな。
ありましたよね。
スピーカー 2
確かに、双子集まれのもありますよね。
スピーカー 1
そうですよね。
そういうのが、みんなそういう共通点があって集まれに行く。
無理やりでもリアルで集めに行って、
しかもそれがリアルタイム性、いわゆる特定のタイミングでしかみんな集まらない。
で、ちょっと面白いっていうところで、
しかもみんな今自分でコンテンツも撮りたいと思うので、
そこのステータス感はあるっていうところですよね。
スピーカー 2
前にマッチングの話をしたときに、
普通に恋愛とか出会いとかだけじゃなくて、
自分の共通点と同じ人に出会いたいみたいな話をしたじゃないですか。
それこそ例えば、1月生まれの人が集まる会みたいな、
2月生まれの人が集まる会みたいな、
名前もそうですけど、
何か自分との、めちゃめちゃ珍しくはないけど、
出会えたらちょっと嬉しいみたいな共通点のミニイベントみたいなのって、
何かもっと増えてもいいですよね。
スピーカー 1
なんかここに、ただそこに対してスペクタクルみたいなもの、
要素が多分入らないといけないと思っていて、
ティモシー・シャラメーとか多分まさにそうなんですけど、
でも実はアンソニーさんって、
ティモシー・シャラメーのコンテスト、
そっくりさんコンテストと一緒に、
もう一人のそっくりさんコンテスト開いてるんですよ。
それがカイセナットで、そこにはほぼ誰も来なかったんですよ。
ここは結構、一か八かっていうところは全然あるんですけど、
なんで全然集まらない可能性も全然あると思うんですけど、
彼がティモシー・シャラメーのイベントをやる前に、
実はもう一つちょっとプチバイラルしたイベントを開催していて、
彼がどっかのインターネットのどっかで、
誰かが投稿してたんですけど、
チキンを丸ごと一匹食べますみたいな、
それをこの時間に来たら見れますよみたいな、
投稿してる人を見て、これなんか面白いって彼が思って、
ニューヨークに同じようにチラシを貼ったんですけど、
そこのチラシでは彼がマスクをかぶって、
誰かどうかわかんない状況で、
この時間のこの場所で、チーズボールってわかります?
チーズボールっていうスナックがあるんですけど、
スピーカー 2
カールみたいなふわふわしてるやつ。
スピーカー 1
それがめちゃくちゃでかいプラスチックのボトルにいっぱい入ってるんですけど、
スピーカー 2
オレンジ色の丸いやつですね。
スピーカー 1
それを一箱丸ごと食べますっていう、
スピーカー 2
それだけなんですよ。
スピーカー 1
それがバズって、
スピーカー 2
それを見に行って撮った人がバズったってことですか?
スピーカー 1
それをイベント開催される前からバズり始めて、
これをやる人がいるよみたいなことを何人かTikTokで出し始めて、
しょうもないですもんね。
スピーカー 2
それは面白いっていう。
スピーカー 1
しかもちゃんとマスクかぶってるので、
スピーカー 2
わかんないんですよ誰なのかみたいな。
スピーカー 1
しかもちゃんとオレンジ色のマスクなので。
スキーマスク的な。
それをメディアもピックアップして、
彼は別のインスタアカウントをそれ用に作ってたんですけど、
そこにDMが来て、取材も受けて、
結局そのイベントを開催して、
それも話題になって記者からもいろいろ問い合わせ来て、
スポンサーの案件とかも、
このイベント来てくださいとか、
そこで投稿してくださいとか、
そういうのがどんどん出てくるようになったので、
彼こそそういうフィクションキャラクターを
スピーカー 2
インターネット上で上手く作ってる人なのかなと思ったんですよね。
スピーカー 1
その人は結構キャラクターを演じてるって感じではあるんですか?
キャラクターはめちゃくちゃ演じてるわけではないので、
スピーカー 2
顔見えないようにしてるっていう。
面白い企画力みたいに。
面白い企画っていう感じですね。
スピーカー 1
スピード感。
なんで実は、
くさがさんもしかしたらTikTok上とかでも
いたかもしれないんですけど、
数ヶ月前ぐらいに、
ニューヨークのいろんな銅像に、
でかいクロックスを誰か履かせたみたいな。
それをやった人が、
Kid with Crocsっていうアカウント名の人が、
匿名でやってたんですけど、
一応自分の顔は晒さずに、
スキーマスクっぽいものをかぶって、
それでやってたんですけど、
それも実はアンソニーさんだったんですよ。
彼は実は、
スピーカー 2
クロックスとのコラボ案件でやったんですよ。
スピーカー 1
でもアカウントを、
ゼロから立ち上げたんですけど、
TikTokとインスタアカウントを
40日間でゼロから70万人まで増やしたので、
やっぱりこういう匿名であっても、
しかもこのちょっとインターネットフィクション的なところに
うまく載せた企画で、
リアルなコミュニティみたいなものを重ねると、
新しいブランドみたいなものが生まれる可能性があるっていう。
スピーカー 2
やっぱり本当のやつなのか、
本当にヤバい人なのか、
新しいブランドの可能性
スピーカー 2
面白いやつなのか、
ユーモアの、
ギリギリのラインを攻める能力っていうか、
あとアメリカっていう環境っていうのも、
もちろんあると思うんですけど、
やっぱりビジネスっぽく見えない、
案件っぽく見えない、
しかもシンプルに、
そもそもコンテンツとして面白いっていう、
それができるのがすごいですよね。
スピーカー 1
それが受け入れられてるっていうのがすごい。
受け入れられてますし、
需要があるんですよね、やっぱり。
みんな次の、今話題となってる人と会いたいし、
だから彼が実際、
街中で、
Kid with Crocsの格好をしながら歩くと、
普通に声かけられたりとか、
見てるよみたいなこと言われたりとか、
しているわけなので、
そこはやっぱり一つ、
コミュニティ作りとしては、
すごいきっかけになる、
1クリエイターだなっていうふうに思いましたね。
スピーカー 2
すごいですね。
スピーカー 1
しかもそれを自分の名前を明かさずにやってるっていうのが、
すごいいいなって思いましたね。
逆に言うと、
そこからブランド展開ってできるので、
そこが未だに、
クリエイターとしてもブランドとしても、
可能性があるように感じたっていうところもありますし、
もう一つ、
コンテンツ作りで非常に面白いなって思ったのは、
ここもちょっとインターネットフィクションっぽい話ですけど、
去年、一昨年あたりぐらいから、
個人的にちょこちょこ見始めてるのが、
わざと立ち上がったパパラッチアカウント。
まだ急成長中の、
例えばヒップホップの方とかが、
インターネットフィクションの実例
スピーカー 1
例えばリルマブさんっていう方がやってる、
これやってるんですけど、
普通の自分のTikTokアカウント持ってるんですけど、
それと別にパパラッチアカウントを立ち上げてるんですよ。
で、それは彼の友達をお願いして、
友達が彼を追っかけてるんですけど、
で、そこでTikTok動画としては、
リルマブが今ニューヨークでショッピングしてるっていう、
そういう動画を出したり。
なんか今スーパー出たよみたいな。
何買ったんですかみたいな。
よくジャスティン・フィーバーが車から出てくる姿とか、
パパラッチが撮ったりとか、家から出てくる時とか、
なんかそういうの、それのTikTok版なんですけど、
それを自らセレブ側がそれを作ってるっていう。
スピーカー 2
TikTokで変な人がいるみたいなキャプションつけてるけど、
投稿してるのは自分みたいなので、
なんかよく見る気がするんですけど、
なんかやっぱ何なんですかね、
それって結局自分じゃない、
なんかちょっとリアルで、
アクシデントみたいに見えることの面白さなんですかね。
スピーカー 1
あと第三者目線だから、
なんかより信頼感があると思うんですよ。
パパラッチアカウントはリルマブさんが運営してるって、
ほとんどのファンは知らなくて。
そういう動画を作ると、
なんか彼は有名人っぽく見えますし、
わざわざパパラッチするファンがいるんだっていう感覚になっちゃうので、
そういう意味だと、
第三者視点からのコンテンツを作るっていうのも、
一つのコミュニティビルディングっていうか、
コンテンツ作りの面白いやり方だなっていうふうに思いましたね。
ウォータークーラーの手法
スピーカー 2
でも、最近多いですよね、
スピーカー 1
そういうパターン。
スピーカー 2
なんて言うんですかね、
インターネット的なノリみたいなのが、
リアルに拡張してる。
さっきの話とか聞くと、
それって嘘じゃんって言うのがダサいっていうか、
それってなんか、
一コントだよねっていうか、
一お笑いとしてやってるから、
そんなこと言ってるのがダサいよねっていうことじゃないですか。
それがインターネット的ですよね。
インターネット的フィクションだなって思います。
あんまり怒ってる方がバカっていうか、
スピーカー 1
なんか真面目すぎるみたいな。
スピーカー 2
真面目すぎるみたいな。
ちょっとバカは言い過ぎですね。
なんて言うんですかね、
騙される方が悪いよねっていうインターネットの雰囲気あるじゃないですか。
スピーカー 1
ただふざけてるんだよっていうか、
スピーカー 2
ただ遊んでるだけでっていう。
なんかそれがリエルでも行われてる感じだなって思いました。
スピーカー 1
ここで草野さんが言うように、
やっぱり若干嘘はあったりするので、
それが会社として運営できるのかとか、
そういう課題はあったりすると思うんですけど、
でもそこをうまく活用するブランドっていうのは今後出てくると思いますし、
逆にそこからスタートしたブランドっていうのもいっぱい出てくると思っていて。
なんかこの若干、個人的には結構ネガティブなんですけど、
やっぱりこのインターネットフィクションとかにすごい関連性の高い会社が、
ウォータークーラーっていうデジタル代理店みたいなところなんですけど、
なんかそこが、個人的にはここのやってることは賛同しないんですけど、
いろんなアーティストと提携していて、
クライアントに対してのフェイクストーリーをプロモーションする会社ですね。
スピーカー 2
例えばどういったものになるんですか?
スピーカー 1
例えばですけど、この特定のアーティストは、
この超有名人と関係、いわゆる孫娘だみたいな。
スピーカー 2
めっちゃ、それ嘘。
スピーカー 1
めっちゃ嘘なんですよ。
スピーカー 2
この人が実は優しいとかそういう話じゃなくて、
スピーカー 1
そういう話じゃないですよ。
スピーカー 2
ファクトの嘘ですね。
スピーカー 1
だから個人的にはあまり賛同しないんですけど、
しかもそれをAIとか、ディープフェイクみたいな技術を使って、
その有名人がインタビューしているところを切り取って、
ディープフェイク動画で、この人息子なんだよね、みたいなことを言わせて。
スピーカー 2
それは、01の嘘ですね、本当に。
スピーカー 1
完全嘘なので、そこは普通に良くないと思うんですけど、
でもやっぱりこういうファンページを勝手に代理店側が作るとか、
ファンアカウントをいっぱい作るとか、
いろんなそういうのがある中で、それのさらなるステップとしても、
ファンフィクションを作っているっていうのが、このウォータークーラーの言い訳なんですよ。
ちょっとそのやり方が正しいのかっていうのはあるんですけど。
スピーカー 2
フェイクニュースじゃなくて、ファンだからフィクションを作っているだけですっていう。
こことここが家族だったら、娘だったらいいなーみたいなことですね。
スピーカー 1
でも当然メディアはそれを見て本当だと思っちゃう人もいるので、
それについて記事書いちゃったりとかしていて。
一応ウォータークーラーの言い訳としては、
どのページにもこれはファンフィクションであるっていう話をしてるっぽいんですけど、
それを絶対分かんないので、若干今行き過ぎてるところがあると思うんですけど、
個人的にこのファンフィクションとか、そこのコミュニティ作りっていうかコンテンツ作りに関しては、
すごい興味持ってる領域なので、そこをうまく活用して、
そこまでの嘘をつかずに何かできないのかなっていうふうに思ったりしますけどね。
コミュニティの構築とストーリー
スピーカー 2
でもさっきのパパラッチの話とかは、
本人がやってる、運営してるアカウントなんだろうなっていうのは思ってる人多そうですけど、
これ絶対フェイクだろうとか、もしくはこのアカウントめちゃくちゃ激しいこと言ってるけど大丈夫って思ったのが会社だったとか、
アーティストだったみたいな話はありです。
フィクションが本当はノンフィクションだったみたいなとかを見てみたいかもしれないですね。
スピーカー 1
では、前に草野さんとフィクションの話とか、
ヴィランの作り方みたいな話を過去のポッドキャストでもしてますけど、
それをうまく活用してめちゃくちゃ面白いストーリーを作りながら、
そこに対してマネタイズ、ブランドとしてマネタイズできるところって、
出てきてほしいと思いますけどね。
出てくるとは思うんですよね。
それがたぶん、昔だとそれをIPからのグッズみたいな話になると思うんですけど、
それがそもそも目的がブランド作りだったみたいな話まで計画するような会社っていうのが出てくるかなって思いますね。
そう思うと結構人間単純だなって思います。
いいストーリーが欲しいっていう。
スピーカー 2
グッとくるっていう。
まあ、嫌なパターンもあると思うんですけど、
それで商品がどうのとかその人がどうのっていうのはあんまり、
そのストーリーが欲しいっていう。
スピーカー 1
でも、これもこの間草野さんと出張行ってたときに清香と話してたと思うんですけど、
ゴシップっていう単語ってすごい面白いよねとか、
人と結局生産性を上げるためだけではなくて、
感情的とか人間味のあるものの方が重要だったりするので。
スピーカー 2
そうですね。ゴシップって面白いですよね。
自分も好きではないとは言いつつ、
アテンションは取られることはあるじゃないですか。
プラス、明太季さんにも話したんですけど、
いいゴシップもあるじゃないですか。
何をゴシップと定義するかっていう話もあると思うんですけど、
例えば、明太季さんの知り合いの人がオフトピックのポッドキャストめっちゃいいって言ってたよって言ったら、
なんか嬉しくなるみたいな。
間接的に面白かったですよって言われるんじゃなくて、
何々さんがなんかいいって言ってたよとか好きって言ってたよって言うと、
え、そうなの?みたいな。
逆に嬉しさが倍増するみたいなシーンで言って、
いいゴシップの効果、
ちょっとファクトとフェイクなのか、
話を持ってるって意味でも、
そこがすごく曖昧だから、
好奇心をくすぐられるっていうか、
なんかそこってゴシップって、
真実と思いが入り混じってるから、
余計面白いですよね。
スピーカー 1
そこって、なんかどこまでその、
例えばその、この第三者がすごい面白いっていう、
なんか自分のことを、
例えばすごい面白い人だって言ってたっていうところで、
どこまでその第三者を知ってなければいけないっていうのは、
個人的にすごい気になってるポイントですね。
スピーカー 2
知らなくてもいい気がするんですよね。
スピーカー 1
そうですよね。
でもそうすると、
AIがそこの第三者になれるっていう話ですもんね。
スピーカー 2
さっきの話で言うと、
言ってたよっていうのが。
スピーカー 1
言ってたよっていうのが。
でもなんか、
それってじゃあどこまで信じていいのか、
みたいな話にはなってくると思うので。
スピーカー 2
確かに。
いや、でも実在。
スピーカー 1
いや、もちろん実在してほしいですし、
あれですけど。
スピーカー 2
実在してなかったとしても嬉しいのか。
スピーカー 1
いや、分かんないです。
そこは実在してると信じてないといけないと思うんですよ。
それをなんかたどったら、
この人AIだったってなると、
多分めちゃくちゃ残念があると思うんですよね。
スピーカー 2
でもAIの分析でいいって言われてたら。
スピーカー 1
そう、だったら変わるかもしれないですよね。
なんか分かんないですけど、
お笑いAIだったら、
なんかその人、
そのAIが言ってたら面白いかもしれない。
スピーカー 2
分析した結果?
はい。
スピーカー 1
でも分かんないです。
もしかしたら、
お笑いAIだったら、
例えばなんか、
オードリーとすごい、
みたいなお笑いですよね、
みたいなこと言われたら、
すごい喜ぶかもしれないですし。
単純に面白いって言われるだけよりも。
スピーカー 2
その具体的な人物名とか、
その何か。
スピーカー 1
人物名とか、はい。
スピーカー 2
そのAIだけど、
人らしさみたいなの出してきたら。
はい。
スピーカー 1
個人的になんか、
ここら辺のコミュニティ作りを試してみたいですけどね。
別にオフトピックで試す、
試すわけにいかないので、
あれですけど。
なんかAIを使って、
お互いをめちゃくちゃ、
よく思わせるっていうことが、
できるのかなっていう。
スピーカー 2
すごい、なんか、
良さそうだけど、
虚無感もちょっとありますね、それ。
みんな良いって言ってくれてるやつは、
誰も言ってない。
スピーカー 1
全部言ってないっていう。
スピーカー 2
みんな面白いって言ってくれて嬉しいなって言ったら、
誰も言ってません。
スピーカー 1
でもそれって、
どう思います?
草野さん的に。
なんかそれって、
インターネットフィクションの分析
スピーカー 1
結果論みんなハッピーになってるから、
それでいいじゃんっていう人もいれば、
いやこれはなんか、
本当のコネクションじゃないかなっていう人もいると思うんですけど、
どっちの意見も僕は理解できますけど。
スピーカー 2
でもさっきの冷静な分析、
ロジックで面白いって言われるのは確かに嬉しいので、
それはなんか、
人であろうが、
AIからであろうが嬉しいですけど、
シンプルに分析じゃない、面白いよとかなんか、
なんか気になって、
なんかいいらしいよみたいな言われても、
人じゃなかったら嬉しくないかもしれない。
スピーカー 1
あとあれなんですかね、
なんかその、
例えばそれがAIだとして、
なんかそのAIが、
多分これ人でも同じだと思うんですけど、
同じ言葉を他の人に言ってたら信じなくなるとか、
いろんな人に、
なんか大鳥さんみたいに面白いですよね、
みたいなこと言ってたら、
え、本当か?みたいな。
スピーカー 2
えっと、別の、
例えばポッドキャスターの人に。
スピーカー 1
別のポッドキャスターの人とか、
なんか、
例えばそのコミュニティ内で全員に、
なんか言ってるんじゃないかみたいな。
でもなんかそこ、そこも面白いですけどね、
なんかそこ、
なんか信じる信じないのレベル感が、
どういう感じで変わってくるのかっていうのは。
スピーカー 2
そうですね、
なんかそれも、
なんか事柄によって結構、
違う気がしますね。
確かにそれは、
だから分析とその感情の話も違う気がするんですよ。
だから、
大鳥さんみたいなラジオに似てますねって。
で、もう一人の、
別のBの番組に行ってても、
その要素があったら、
そうだねって思うんですけど、
例えばもっと、
その人の感情の話?
あの人、
この人のこと好きって言ってたらしいよ、
あの人のこと嫌いって言ってたらしいよ、
みたいな、
その、
別のことと同じでできないもの?
この人とこの人の関係性の中で、
嫌いってなったら、
スピーカー 1
別のこの人とこの人の嫌いは違うじゃないですか。
スピーカー 2
っていうものに、
同じことを言われてても違う気がするっていうのは、
ありそうな気がします。
スピーカー 1
確かに、確かに。
っていう、
まぁちょっと、
後半の話が全然、
行く前にもう終わっちゃった。
1時間過ぎちゃったので、
一般ここで多分終わりにしたいと思うんですけど、
インターネットフィクションとか、
例えばこのパパラッチの話もそうですし、
アンジョリンポーさんの話もそうですし、
摩擦の作り方とかコンテンツ、
コミュニティセントリックな会社を作る中で、
いろんな多分、
プロダクト作りもそうですし、
会社のあり方自体が変わってくると思うので、
そこの事例って多分正直、
めちゃくちゃ多く出てない中で、
次回話すトピックとして、
実際出てきてる数少ない事例だと、
スポーツリーグって結構変わってきてると思うので、
そこについて、
次回はもうちょっと深掘りしたいなっていうところですね。
スポーツリーグの変化
スピーカー 2
今回の出張で私もバスケにはまろうとしています。
はまろうとしています。
スピーカー 1
はまろうとしています。
NBAのプレイオフ中ですからね、今。
スピーカー 2
そうですね。
ジョーカーと、
スピーカー 1
お、ちゃんと。
スピーカー 2
ジョーカーは知ってます。
ジョーカーと、
スピーカー 1
ジョーカー、ジョーカー負けちゃったからね。
スピーカー 2
え?勝った?
スピーカー 1
先に試合見てないですか?
スピーカー 2
え?バレた?
スピーカー 1
ジョーカー負けちゃったんですよ。
これ収録してる時点だと昨日ですけど。
ちょっとハイライトを見ます。
本当に無理しなくていいっすよ。
スピーカー 2
いや、無理してるつもりはないんですけど、ちょっと。
はい、追います。
スポーツの話はそこでまた聞けたら。
今回も聞いていただきありがとうございました。
気になった方はトピックJPのフォローお願いします。
メンバーシッププログラムもやっているので、
気になっている方はぜひ概要欄からチェックしてみてください。
さっき言ったニュースの毎週のやつとかやったりしているので。
ビデオポッドキャスト、スポティファイ、YouTubeでやっているので、
ぜひ高評価とチャンネル登録もお願いします。
ではまた次回お会いしましょう。さよなら。
スピーカー 1
さよなら。
53:30

コメント

スクロール