1. Off Topic // オフトピック
  2. #272 【後編】ストリーミング..
2025-06-19 1:34:21

#272 【後編】ストリーミング戦争 2025

spotify apple_podcasts youtube

YouTubeSpotifyでビデオポッドキャスト公開中

<目次>
() ケーブルテレビとバンドル
() YouTubeTV
() IPホルダーと配信プラットフォーマー
() YouTubeの動画数
() huluの誕生
() YouTube VS Netflix
() ストレンジャーシングス以前以後
() スポーツ・ライブ中継の可能性
() F1人気にさせたのに!
() ボクシング・格闘技とインターネット
() NFLの熱狂、舐めちゃだめ
() 好きなプラットフォーマーは誰?

<参照リンク>
https://offtopicjp.notion.site/272-1f6c8b57e11480be8d99ffd5b1730c52?source=copy_link

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サマリー

ストリーミング戦争2025の後編では、ネットフリックスやケーブルテレビの現状、そしてYouTube TVの成長について語られています。特に人気番組『スーツ』の影響やケーブルテレビの視聴率低下が取り上げられ、動画配信の変化に焦点が当てられています。ストリーミング戦争における様々なプラットフォームの戦略やコンテンツの流通について探求されています。YouTubeの台頭と他のストリーミングサービスとの競争状況、特にUGCコンテンツの重要性についても考察されています。ストリーミング戦争におけるYouTubeとNetflixの比較を通じて、動画コンテンツのトラッキングや再生回数に関するデータが明らかにされています。また、Huluの創設背景や各社が競い合う戦略についても議論されています。ストリーミング戦争におけるNetflixとYouTubeの競争が繰り広げられ、特にNetflixのオリジナルコンテンツが重要な要素として取り上げられています。スポーツのライブ中継が新たな収益源として注目される中で、放映権の戦いが激化しています。ストリーミングサービスの競争が激化する中、特にNFLやF1などのスポーツコンテンツの権利獲得が重要視されています。Netflixはスポーツ中継に参入を試みていますが、過去の失敗から学びつつ、新たなイベントの創出による挑戦を続けています。ストリーミング戦争の現状が分析され、Netflixの成長戦略と広告プランの影響について考察されています。また、スポーツコンテンツの未来や他のプラットフォームとの競争についても言及されています。Apple TV PlusやHBO Maxなどの動画配信サービスのコンテンツのクオリティやマーケティング戦略について議論され、特にHBOの作品の影響力やAppleの新しいアプローチが注目されています。

ストリーミング戦争の概要
スピーカー 1
みなさん、こんにちは。草のみきです。 宮武哲郎です。
スピーカー 2
Off Topicは、アメリカを中心に最新テクニスやスタートアップ、ビジネス情報をゆるく深掘りしながらご紹介する番組です。今回のトピックは、ストリーミング戦争 2025 【後編】をお送りします。
スピーカー 1
パート2というところで、先週から引き続き、2年ぶりのストリーミング戦争についてのアップデートなので、いっぱいアップデートすることがあります。
それでちょっと今回、2パートに分けて話していきたいと思うんですけど、なんか前回のネットフリックスが結構テックプラットフォームとしてしっかり、うまく回り始めたみたいな話をしてたと思うんですけど、その一つのたぶん事例としてあったのが、スーツ。
ドラマの法律弁護士の。
そうですね。あれもすごい流行ったじゃないですか。
スピーカー 2
宮武さんも見てたって言ってましたよね。
スピーカー 1
そうですね。僕も見てて、たぶん2023年が一番の人気番組だったと思うんですけど、ネットフリックスの。
スピーカー 2
2024年も結構トップティアに入ってたと思うんですけど、なんかこういう人気IPみたいなのを見ると、たぶんいろんな人が、スーツって元々ネットフリックスのオリジナル番組じゃないので、そのIPを獲得するために結構お金を払ったんじゃないかっていう話をしてたと思うんですけど、個人に逆だと思っていて。
スピーカー 1
スーツってめちゃくちゃ人気ではなかったんですよね。ある程度のヒットではあったんですけど、ネットフリックスに入ってからすごい伸びた。
確かそんな案件だったはずなので、今だとスピンオフまで作ったじゃないですか。
スピーカー 2
スーツを見たことないんですよね、私。スピンオフはなんて名前なんですか。
スピーカー 1
スーツLA。スーツ自体がニューヨークの弁護士事務所なんですけど、これがLA版があるっていうところで、基本的にキャラクターはほぼ被らない形なんですけど。
ネットフリックスがスーツにどういう影響を与えたのかというと、完全にアセットバリューを上げたと思うので、
どちらかというとシリーズとしてはネットフリックスに取り扱ってくださいっていう多分立ち位置にどんどんなっていくはずなんですよね。
スピーカー 2
日本とか特にそうですよね。ネットフリックスに番組があるって結構拍がつくっていうか、どこでも見れるよっていう感じがします。何か一定のラインを超えた感じがしますよね。
スピーカー 1
あと何かそれによってもう1回人気になる。スーツとか1回終わってからもう1回ネットフリックスに出てたと思うので、そういう多分きっかけもありますし、一気にメインストリーム化しにいけるっていうところでもやっぱり非常に強いのかなと思うので。
これも何か1つネットフリックスのプラットフォーム化の話でもあるかなと思うんですけど、今日このネットフリックスの話は引き続きしたいんですけど、何かもう1つ動画配信業界に影響があるんですけど、一応直接動画配信業界ではないっていうところで言うと、テレビの話もしたくて。
ケーブルテレビの現状
スピーカー 1
アメリカですと普通に誰でも見れる民放のテレビ番組があると思うんですけど、同時にケーブルテレビも非常に人気だと思うんですけど、日本だとそこまでケーブルテレビってないですかね?あるのあるのかな?
スピーカー 2
あんまりないですね。アメリカだとどういうふうに契約するんですか?一緒にみたいな感じなんですか?
スピーカー 1
大体別途契約するっていうところで。
スピーカー 2
ディズニーチャンネルみたいなそういうことですか?
スピーカー 1
そうですね、結構今のケーブル会社だと何百チャンネルって入ってたりするので、タイムウォーナーとか何社かそういうケーブル会社があるんですけど、そこが束ねて、例えばESPNも入ってますとか、ディズニーのABCも入ってますとか。
スピーカー 2
ホテルとかに泊まった時にいっぱい数十チャンネルあるやつとかはケーブルテレビで契約してるみたいなことですか?
スピーカー 1
多分それのライト版みたいな感じですね。結構ほとんどのケーブル会社だと何百チャンネルみたいなのが割と普通になってきているので、そのうち50個がスペイン語専用チャンネルとか、例えばですけど。
幅広い、いろんなチョイスがありますよっていうのを見せるのが多分ケーブルテレビの一般的なやり方だったんですけど、ケーブルテレビってちょっと余談になりますけど、すごい嫌われてるんですよね、アメリカで。
草田さんも聞かないですか?そういうリファレンスじゃないですけど、ポップカルチャーとかの中でケーブル会社が遅いんだよとか、何もやってくれないんだよとか、あんまり聞かないですか?
スピーカー 2
聞くような気がする。それは古いものだから、そういう言い方されてるわけじゃないんですね。
スピーカー 1
たぶん一部古いからっていうのはあるんですけど、単純に対応が悪い。ここに関しては基本的に多くのケーブル会社がいないので、ほぼ市場独占してるので、別に顧客サポートしなくていいっていう捉え方を多くの人たちがしてる。それが実体そうなのかは多いってなんですけど。
なので、よく聞くのが、それこそ僕もUSでケーブルテレビ導入したことあるんですけど、インストールしてしないといけないんですよ。ケーブル会社の人が来て、それをテレビに接続しないといけないんですけど、そのボックスみたいのがあるんですけど、
工事って言っても全然工事じゃないんですけど、その工事をするために、この期間中とか、この日時と時間帯、家にいてくださいと。その間に我々が来るのでっていう話があるんですけど、そこの時間帯の差が長すぎて、それがすごいクレームが来るっていう。
朝9時から夜の5時までみたいな。そんなに1日中も家にいないといけないじゃんみたいな。それはちょっと極端に言ってますけど。
スピーカー 2
結構すごい、ざっくり。時間めっちゃ取られますね、それ。
スピーカー 1
そうなんですよ。なので、実際の作業自体は全然かからないんですけど、何時に来るかわかんないとか、顧客対応が遅いとか、いろんな理由で批判する人たちが多いんですけど、当然ながらそれも理由もあって、あと動画配信の影響もあって、ケーブルテレビって今落ちてるんですよね。
確か、実際に過去のニュースでのデータを見ると、今現在ケーブルテレビの一番人気、結構人気なのはニュース系かスポーツ系だと思うんですけど。
スピーカー 2
人気ってどういう指標での人気ですか?
スピーカー 1
視聴者数。単純に視聴率っていう意味合いだと。
スピーカー 2
それってめっちゃ多いからってことじゃないんですか?
スピーカー 1
そのベースの人口がってことですか?
スピーカー 2
想像されてる量が多いからってことなのかなと思ったんですけど。
スピーカー 1
ただ、それはこの特定の時間帯とか、アメリカでいうプライムタイム、日本語で言うとゴールデンのタイミングのニュース。夜7時とかそういうタイミングだと思うんですけど。
フォックスニュース、ESPN、MSNBCの3つのケーブルネットワークだけが去年、100ミリオン以上のプライムタイムの視聴者数を平均した。
比較すると、2014年は19番組が100万人を平均してたんですよ。
しかも、去年って選挙の年だったじゃないですか。
なので、トランプ効果もあって、いろんなニュース番組が視聴率上がってるはずなのに、それでも3番組しか100万人以上、ゴールデンの時間で超えなかったっていう話だったので。
そこに関しては結構、ケーブルテレビの視聴者数が落ちてるっていうところですね。
確か、2024年の1月から9月の間だけで570万人のケーブル登録者が解約してます。
なので、どんどんどんどん登録者数も減ってますし、だからこそコストも下げないといけないので、ケーブル会社としても。
どんどん利益というか、売り上げの利益も落ちてるので。
そうすると、今まで100チャンネル例えば提供していたのが、今だとちょっと80くらいしか出せないとか。
ここはちょっと切らないといけないみたいなところで、ここもそれだけで足りるのかっていう話もどんどん今出てきていて。
それだけで足りるっていうの?
いわゆるコスタカットするだけでいいのか。
動画配信の領域に入っていかないといけないんじゃないかとか。
スピーカー 2
それはケーブルテレビか。
スピーカー 1
それはパートナーシップなのか、自社でやるのか。自社でやるのって結構厳しいと思うので。
YouTube TVの成長
スピーカー 1
CNNとかも一時期試しましたけどね。
今年またやるっていう話はあるんですけど。
ちなみにバンドル化をしようとしてる人たちが増えてるんですよね。
ディズニーとかだとわかりやすいんですけど、ESPNとかがついてたりするので、それとディズニープラスと一緒に契約しましょうとか。
ケーブルテレビのパッケージでパラマウントプラスも入ってくるとか、ピーコックが入ってくるとか。
で、どっちも見れますよみたいな。それでちょっと値段上がりますみたいな話をする会社が増えているんですけど。
テレビ業界の中だと、動画配信によってアンバンドル化されてたと思うんですけど、今回バンドル化に戻ってきてるのかなと思うんですよね。
ケーブルテレビと動画配信。
スピーカー 2
この中で誰が結構有意的なポジションにいるかというと、個人的にYouTubeだと思うんですよね。
スピーカー 1
まあ、そうですよね。
日本だとポピュラーではないと思うんですけど、アメリカだとYouTube TVっていうのがあるので。
これって、まずYouTube TVって普通のケーブルテレビよりも、根本的にプロダクトがいいんですよ。
なぜかというと、箱がいらないっていう。
でも、これって結構大事なことじゃないですか。家にずっといるのであれば、箱があっていいと思うんですけど。
例えば、どっか出張に行くとか、友達の家に行くとか、違うホテルとかどっかに行くたびに、箱を持っていくのってもうできないので。
それをバーチャル上でやってくれるのが、まず、根本的にプロダクトとしてはいいですと。
しかも、今YouTube TVって800万人ぐらいの登録者がいるので、割と今伸びてるんですよね。
スピーカー 2
ファイヤーTVとかも一緒ですか?同じ概念ですか?YouTubeの?
スピーカー 1
ファイヤーTVは、アマゾンはちょっと違いますね。
アマゾン、若干似てるところはあるんですけど、スポーツとかの領域だと若干ケーブルテレビっぽい動きってやってると思うんですけど。
基本的には、YouTubeテレビって、例えばニュースを流したりとか、他の普通にケーブルテレビで見れるようなテレビ放送されるものを一部映したりとかしているので、そこが結構他の動画配信サービスとは違うところで戦ってるのかなと思いますね。
スピーカー 2
それってみんな見たいんですかね?通常のテレビっていうもの。
スピーカー 1
一部のものを見たいんじゃないですかね。
スピーカー 2
それはニュースとか。
スピーカー 1
ニュースは正直どこまでなのかなっていうところあるんですけど、まずスポーツは後々話しますけど、スポーツは多分結構見たいっていうところと、測定の、例えばアメリカ・ゴッド・タレントとか。
スピーカー 2
それもYouTubeで見れるじゃないですか、一部。
スピーカー 1
一部はそうですね。
スピーカー 2
フルで見たい。
スピーカー 1
その瞬間見るっていう。
結構テレビってその要素が強いと思うので。
スピーカー 2
結構日本だとテレビも廃れてるとは言いつつ、面白いコンテンツがいっぱいあるから、ティーバとかを通してテレビのコンテンツはめちゃくちゃ見られてる気がするんですけど、
アメリカでもそのテレビのコンテンツ、オンラインじゃなくてテレビ初のコンテンツってすごくブランド価値があるものなんですかね、日本みたいに。
結構そのうまくネットにトランジションしてるからまだ生き残ってるのか、そのテレビっていうものの概念としてテレビ番組っていう番組は博があるのかどっちだと思います。
スピーカー 1
SNSとかインターネットは使わないと結構アメリカだとその人気がなくなってしまうケースが多いかなと思うんですけど、
レイトナイトショーとかもそうだと思うので、一応テレビで出してますけど、一部もしくはほとんど、場合によっては全エピソードをYouTubeで公開してたりすると思うので、
なんか両軸かなと思うんですけど、なんでなんかテレビ上で全然いいコンテンツっていうのはまだ存在するかなと思いますね。
お金もまだ全然ありますし、そういう意味ですと。
スピーカー 2
確かにSNLとか、たぶん私たまに見るんですけど、去年か一昨年ぐらいまで日本からだとフルのコンテンツYouTubeで見れなかったんですよね。
でも最近だと、最近のエピソードも全部見れるようになって、コントを別に見れるようになってて、ちゃんとやらないとって感じ。
もともとやってますけど、グローバルでも見てるのかなってちょっと思いました。
スピーカー 1
そうですよね。だからそれこそNetflixってさえすごいYouTubeにコンテンツ出すじゃないですか。予告とか、しっかりそこで無料で出してそこで引き寄せるっていう戦略はみんな持ってたりをするので。
スピーカー 2
あれってどういうスケジューリングでネタバレ日時切ってるんですかね。
スピーカー 1
SNLとかですか。
ネタバレと視聴トレンド
スピーカー 2
いや、どちらかというと例えばイカゲームが出ましたって言って、なんかこう出演者の人とかもこの日程になったらネタバレの話していいみたいな風に言ってるじゃないですか。
そこのなんか、それにしてもめっちゃ早い時あるじゃないですか。イカゲームとかもそうかもしれないんですけど。
スピーカー 1
なんかどれぐらいでこのユーザーが広まってたら、視聴者がこの日程超えたらSNS、ソーシャルOKみたいな感じなんですかね。
まあでも基本的に出た日から数日後以内じゃないですかね。今のネットのスピードを考えると、本当にカルチャーモーメントに乗るものってその瞬間から回るじゃないですか。
しかも見向かされるじゃないですか。
でもネタバレがすぐに起きるような感じになっちゃったので。
出たらもうフェアゲームっていう感じですよね。
スピーカー 2
Apple TVプラスみたいな、週に1回出るみたいなパターンだとそこコントロールしやすいですけど、イカゲームみたいに前話すぐ配信みたいな、便乗打ち推薦みたいなのだと結構すぐ出ちゃいますよね。
スピーカー 1
でもそれこそセベランスとかもそうですけど、エピソードが出た瞬間からファンセオリーがバーっていっぱい出て、僕もそのファンセオリーを見た後にエピソードを見るケースもあったりしたので、普通に半分ネタバレしながら見てたときも全然あったりするので。
スピーカー 2
その楽しみ方がすごい。
スピーカー 1
楽しみ方ってTikTok見てたら出ちゃうので。仕方ないじゃないですか、Twitterにも出ちゃうので。
それを意図的にブロックする人も全然いると思うんですけど、僕はそこまでのことやってないので。
YoutubeTVっていうもの自体はやっぱり今結構積極的にケーブルテレビのスペースを取ろうとしていて、さらに彼らっていろんな動画配信サービスと連携してるんですよね。
Youtubeテレビを通してピーポック買えますよとかパラマントプラスにアクセスできますよとか。
スピーカー 2
結構それっていろんなプラットフォームが交わってきましたよね結構。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
AppleTVプラスでも他の作品が表示されるようになったりとか、あとAmazonプライムとかもそうですけど、あれこれあそこ独占だったようなエクスクルーシブだった気がしたけど、
一話だけ無料ですみたいなAmazonプライムで。
スピーカー 1
そうなんですよね。やっぱりどのプラットフォームは多分Netflix以外だと思うんですけど、どのプラットフォームも結構バンドル化頑張ってるっていうところありますよね。
なんかいろんなところに自社コンテンツを出したいですし、やっぱり自社プラットフォームに残したいのでユーザーを。
なので他の動画配信サービスとかと提携するっていう。
もうやっぱりYoutubeの、まあこれNetflixとも似てると思うんですけど、やっぱ独自コンテンツを持ってる。
彼らだと自分たちで作らない独自コンテンツなので誰も真似ができないんですよねこれって。
なかなか。
スピーカー 2
独自コンテンツ。
スピーカー 1
まあUGCコンテンツですよね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
まだNetflixみたいなコンテンツライブラリーを作るのって、もちろんお金はめちゃくちゃかかるんですけど、割と独自で会社が真似はできると思うんですよ。
実際ディズニーもやってますし、ピーコックとかパラマントとかもいろいろやっているんですけど、ただやっぱりUGCコンテンツとなると、どうやってクリエイターを育てるかとか、クリエイターを引き寄せるかっていう話になってくるので、なんか多分真似しにくい。
スピーカー 2
新しくプラットフォーム、動画ストリーミングサービス作ります。だったら面白いコンテンツを作って、お金があったら赤字だけどやり続けるかってなりますけど、ユーザー集めていいコンテンツをたくさんの人に作ってもらうって言ったらもう今からじゃあちょっと無理ですね。
スピーカー 1
しかもなんかそれってただいいクリエイターを引き寄せるだけではなくて、そこにオーディエンスを連れてかないといけないじゃないですか。
なんでなんかここに人がいっぱいいますから、ちゃんと見てくれてそこに対して広告予算を一部出しますよっていうのが言える。もちろんなんか事前にアフロントでいっぱい出してもいいかもしれないんですけど、なんか同じようなそのコンテンツサイクルが行われるかっていうと多分行われないので。
しかもYouTubeだとさらに裏にGoogleがいるじゃないですか。なんでYouTubeテレビ、ケーブル会社ってもちろん場合によってはその一部広告を出したりとかもするケースもあったりするんですけど、YouTubeってGoogleが後ろにいるのでよりデータ持ってるんですよね個人個人の。
スピーカー 2
たしかに。
スピーカー 1
やるかどうかおいてなんですけど、Wazeとつなげたり、Gmailとつなげたり、Google Mapsとつなげたり、検索とつなげられるわけじゃないですか。そこに全部連携させることは可能ではあったりするので、それでより良い広告商品を作るっていうのは可能性としてはありますし、なんかここに関してはなかなか多分他社が真似できないのかなっていうところですね。
スピーカー 2
国内でもID持ってるランキングだと3位ぐらい、LINEの次ぐらいじゃないですか、多分。
スピーカー 1
全然おかしくないと思います。そのスタッツは。
スピーカー 2
そう考えると本当にすごいですよね。
スピーカー 1
全体的にこの動画配信とケーブルテレビの領域を見ていると、昔はプラットフォーム側になる、いわゆるコンテンツを作る側になるのが結構大変だった時期だったんですけど、今はどちらかというとディストリビューター、良いディストリビューターになるのが難しい。
そこはみんな戦ってるからなんですけど、だからこそ今だとIPを売るタイミングなんですよ。
そのコンテンツ会社が。
それこそネットフリックスに売ったりとか、いろんな他のところに売ったりするタイミングでもあると思うので。
ただやっぱり、今ほとんどのIPホルダー、メジャーなIPホルダーは動画配信サービスとつながってたりするので、場合によっては自社で作ってたりするので、そうすると売ることができないじゃないですか。
スピーカー 2
自社だから。
スピーカー 1
自社サービスを盛り上げないといけないので、そこで売ってしまったら自社サービスから離れちゃうので。
なんで、あのピーコック、NBCユニバーサルがザオフィスのIPをネットフリックスで売ってしまったら、結構ユーザーが多分ピーコックから離れちゃうので。
YouTubeの影響力
スピーカー 1
なんで、なかなか売れないんですね。彼らからすると。
スピーカー 2
フォーマットはあれ売ってるんですかね。Amazonプライムだとザオフィスのオーストラリア版やってますよね。
スピーカー 1
そうなんですね。じゃあそこは売ってるのかもしれないですね、そのIPの。
あとイギリスとかだと、イギリス版が元のバージョンですけど、それだと多分他のプラットフォームでも一部見れたりしてたと思うんですけど。
だから多分一番人気なUSのやつはピーコックだけですっていう。
スピーカー 2
多分日本のストリーミングサービスだとイギリス版とオーストラリア版しか見れないと思います。
スピーカー 1
あーそうなんですね。
逆に言うと、どの会社だったらそのIPをある程度持っていて売れるのかって考えたときに、ソニー?
ソニー配下のIPとかだったら多分販売できるんじゃないかなと思ったりするので、一部マーブルとやってるものもあるのでそこは売れるかわからないですけど。
スピーカー 2
プラットフォームはやってないから、配信、ストリーミングやってないから。
スピーカー 1
プラットフォームはやってないからですね。
なんで、そういう、たぶん2021年ぐらいでしたっけ、すごかった時期あったじゃないですか。
いろんなIPホルダーが超多額でIPライセンス売ってたじゃないですか。ジブリもそうですけど。
あとサウスパークも500ミリオンぐらいで売却、売却っていうか売ってましたし、ライセンスを。
なんで逆にこのタイミングです、それをやるのであれば。
スピーカー 2
ソニー、なるほどなぁ。PS5配信みたいな。
スピーカー 1
そこと連携して。確かにそれはなんかありかもしれないですよね。
スピーカー 2
IP難しいですね。
それで売却したらもう、さよならって感じなんですか、そのIPのことは。
スピーカー 1
いや、保衛権利だけなので。
スピーカー 2
その期間だけみたいな。
スピーカー 1
はい、その期間だけみたいな感じかなと思うので。
それは全然ソニー側としては、基本的にリスクがあんまりなく利益が入ってくるだけなので、めちゃくちゃいいと思うんですけど。
そういう流れが来るんじゃないかなと思っていて。
でも、ここまでの話だと結構YouTubeがすごい強いっていう話でもあったんですけど。
最近、これどっかの会社がリサーチして予想してたんですけど、
YouTubeが売り上げベースだとおそらく世界最大級のメディア企業に今年なりますと。
スピーカー 2
今までは。
スピーカー 1
1位はディズニーです。
スピーカー 2
売り上げベースで見ると。
売り上げベースで。それもすごいですね、ディズニーなんだ。
スピーカー 1
そうですね、でもそのディズニーを超えるレベルまで今来たので、YouTubeが。
去年売り上げが54.2ビリオンと、だいたいディズニーと5ビリオンぐらいの差があったんですけど、売り上げベースで言うと。
今年は多分それを超えるんじゃないかと。
スピーカー 2
それでもアルファベットの参加の一つの会社みたいなすごいですね。
スピーカー 1
そうなんですよね。すごいですよね、そういう意味で。
Google本当にいい買い物しましたよね。
スピーカー 2
本当そうですね。動画配信サービスこんな風になるって想像してたのかなって思う。
スピーカー 1
しかも動画配信サービスと真っ向勝負してないですけど、でもそこにすごい影響を与えるようなプレイヤーを作ったので。
やっぱそこはすごいなと思いますし。
この会社がもう一つ予想してたのが、2026年、来年時点でYouTube TVがアメリカ国内での一番のケーブル会社になると。
スピーカー 2
ケーブル結局まだ人気なんですね。
スピーカー 1
まだ何百万人と登録はしてますし、お金を払ってるので、ディズニーとかの決算見てると年々下がってたりフラットだったりするんですけど、結構重要な売上のピースです。
スピーカー 2
ケーブルTVに解約しようとか、解約し忘れたとか、ずっと登録し続けちゃってるみたいなのがわかるんですけど、また登録しようって思うのは。
スピーカー 1
再契約はあんまりないと思います。
スピーカー 2
YouTube TVの中にちょっと入ってるみたいなこと。
スピーカー 1
YouTube TVに関しては新規登録ですね。
スピーカー 2
でもそのケーブルテレビっていう欲求ではなくて、その中の一部がケーブルテレビ的なコンテンツもあってみたいな。
スピーカー 1
YouTube TVっていう感じでやってるので、そこまでケーブルテレビ感がそんなないっていうところは一部あると思うんですけど、
たぶん特定のコンテンツがあるからそっちを見たいし、それがYouTubeなのでバーチャル上でいつでも見れるっていう話もあったりすると思いますね。
でもここの領域、YouTubeが取りに行く理由っていくつかあると思っていて、
もちろんバンドル化して自社のUGCコンテンツと動画配信コンテンツとこのケーブルテレビのコンテンツを全部一個にするっていう、
YouTubeのマスタープランで全部のコンテンツを扱えるようになるっていうのがたぶん一つの戦略としてあると思うんですけど、
もう一つが、YouTubeがすごいテレビ画面を攻めてるじゃないですか。
そこの重要なコンテンツとして一つあるのが、ケーブルテレビで出るようなコンテンツだったりするので。
スピーカー 2
全部のメディア奪っててか、もう強いですね。
もうポッドキャストも音楽も普通の動画もドブチェンの映像も映画も全部強すぎる。
スピーカー 1
だって、今テレビ画面上でYouTube見ている平均1日の時間が10億時間ですからね。
スピーカー 2
そうですよね。結局暇な時間何してんの?YouTube見てるっていう人が8割ですよね。
スピーカー 1
でも日本だとそれがたぶんスマホで行われてるんですけど、
アメリカだと家にいる時はテレビ画面に映すっていう感じなんでしょうね。
今だと、予想だとYouTubeって今月次で25億人ぐらいのユーザーがいるんじゃないかと。
これもすごい数字ですもんね。地球にいる人口の3分の1ぐらいですからね。
それがもし本当であれば、これ全員モバイルアプリのユーザーにはならないですけど、
だいたいモバイルアプリのユーザーが平均1ヶ月間で29時間ぐらいYouTubeを見ているみたいな予想をしている人たちもいるんですけど、
YouTubeの偉大さっていうか、このUGCのすごさをあるチームが研究していて、
YouTubeに果たしてどれくらいの動画が実際あるのか。
この数字ってあんまり公開されてないんですよ。
YouTubeの動画トラッキング
スピーカー 2
ちょこちょこYouTube自体が公開してた時期はあったんですけども、最近は公開してなくて。
スピーカー 1
これってトラッキングするのって超大変じゃないですか。
このチームがどういうふうにトラッキングしたのかというと、
YouTubeのURL、特定の動画のURLに関しては特定の出し方があるんですよ。
出し方っていうかパターンがあるんですよね、URLの。
YouTube.com、スラ、ウォッチ、ハテナマーク、Vイコール、そこから11桁の文字の組み合わせで動画が出てくるんですよ。
逆に言うと、その11桁の動画の組み合わせを全部洗い出せば、どれに動画が入ってくるかが、何個動画があるのかがわかりますと。
ただですよ、11桁でやった場合、コンビネーション数が多すぎてめちゃくちゃ大変なんですよ。
スピーカー 2
めっちゃ大変そうだし、やってるうちにも増えていくし。
スピーカー 1
そうなんですよね。
なんで、ここのチームがそれを自動的に引っ張れる、ランダムでその11桁を出して、そこをURL叩いて、それで動画があるかどうかチェックするシステムを作ったんですよ。
そしたら、最初の1万個ちょっとの動画を集めるために、18トリリオン、なので一応日本で直すと18兆回URLを叩いたっていう。
1万個の動画のデータを取るために。
スピーカー 2
すごい。
スピーカー 1
確か1動画あたり18、19億回URLのコンビネーション試して、1動画をピックアップしたっていうところ。
でもこれをずっとやったらしくて、プログラムなので永遠とやってくれたらしいんですけど、それによって年々何個の動画があるみたいなのをトラッキングをして。
一応、去年とかですと彼らの予想だと150億の動画が去年あって、2022年時点だとだいたい100億ぐらいあったので、めちゃくちゃ多いですと。
ただですよ、じゃあそのうち何個の動画が、動画の150億の動画の再生回数の中央値ってなんだと思います?
スピーカー 2
それって限定公開みたいな、全部公開したやつですよね。
スピーカー 1
公開してないやつも含めてなんじゃないですか、いわゆるURL叩いてるので、限定公開ってURL知っていればいけるじゃないですか。
スピーカー 2
確かに。結構短い。再生回数の中央値?
スピーカー 1
再生回数の中央値です。
スピーカー 2
1分。1分長すぎる。
スピーカー 1
再生回数です。
どれくらい再生されてるかと思います。中央値が。
スピーカー 2
中央値で?平均で?
スピーカー 1
平均じゃないです。中央値です。
スピーカー 2
100とか小さいですか?
スピーカー 1
でも近いです近いです。41です。
スピーカー 2
でも少ないですね。
スピーカー 1
半分以上のyoutube動画は500以下。500未満の再生回数。4%はゼロ。
実際マネタイズ化になってる動画の割合が0.2%。
スピーカー 2
そんなに少ないんですね。
スピーカー 1
やっぱり大量本当に大量の数があるっていうところなので、
たぶん本当にたぶん我々が見てるようなyoutubeで本当に限られたものだけっていうところなんですよね。
スピーカー 2
確かに。
自分でそのオフトピックもyoutubeに上げると、
マネタイズオッケーになるまで再生回数とか、どれだけ投稿したかみたいなのが出てくるじゃないですか。
スピーカー 1
必須になった時にそこを超えるのってめっちゃ普通に大変ですよね。個人で言ってたら。
このリサーチすごい面白くて、動画でどこまでカメラワークが割とグラグラしてたのかっていうのを見たりとか。
半分以上がグラグラしてたみたいな話があったりとか。
これだけのコンテンツ数を、これをそもそも常にいつでも出せるようにしてるっていう、
そこのインフラコストってまあまあかかると思うので、それができるのもすごいと思いますし、
これだけのコンテンツ数を抱えてるっていうのは、やっぱりなかなかリプレイスはされないっていうところですね。
Huluの戦略と影響
スピーカー 2
結局そうですよね。普通に限定公開もそうですけど、自分の記録用にYouTubeに上げとくとか、
アップロードも早いし、数時間とかできるから便利ですよね。
普通に動画の保存したり、友達と共有するには全然十分だし。
スピーカー 1
バーチャル、普通にドロップボックスに入れるようにYouTubeでアップして、限定公開もしくは未公開にした方が保管しやすいっていう。
スピーカー 2
確かに確かに。
スピーカー 1
でもやっぱり、動画配信とケーブルって常に戦い合ってるわけじゃないですか。
人のアテンションを取るための戦いっていう意味だと。
その中でYouTubeみたいな、全部バンドル化するっていうところもいると思うんですけど、
これって動画配信サービスって後に出てきたわけじゃないですか。
これは正直ケーブル会社の失敗なんですよ。
スピーカー 2
もっとネットに早く行けばよかった。
スピーカー 1
行くチャンスがあったんですよ。
それがHuluなんですよね。
スピーカー 2
そうなんですね。
スピーカー 1
Huluって元々テレビ業界とハリウッド業界が、ネットフリックスに対抗するサービスとして出してるんですよ。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
なので元々のHuluの仮説ってバンドルの仮説なんですよ。
彼らとしては何をやりたかったかっていうと、テレビで放映されたものをその次の日とかに全部Huluに出すっていう話なんですよ。
スピーカー 2
確かに。でもそれ日本のHulu Japanがやってる気がする。
スピーカー 1
日本のHuluがもしかしたら一番近しい。
スピーカー 2
日本のHuluと日テレがやってるような、本編とちょっと未公開がHuluに上がりますみたいな。
そういうことですよね。
スピーカー 1
しかもこれを複数社とやるのが大事だったんですよ。
そうですね。
Huluの場合はそれが最初できたんですよ。
トップ6社ぐらいのメディア企業のうち、たぶん4社ぐらいからコミットもらってたんですよ。
それがもし成功していれば、完全にテレビのものとか全部そこに行くので、まさに今YouTubeテレビがやろうとしてるようなことがたぶん実現できたんですけど、
各社のエコノミックスもありますし、雰囲気とかブランディングもあったりして、なかなかそこの合意がつかなくて、
最終的にはどこも合意ができず、ディズニーに行ってしまったと。
その期間中にネットフリックスがシェアをどんどん取りに行ったっていうところですね。
YouTube vs Netflixのビジネスモデル
スピーカー 2
通常のアメリカのテレビの番組は、主流は放送された後に自社の専門のYouTubeチャンネルで動画を上げるっていうのが普通なんですか?
スピーカー 1
いや、それを必ずしもやってるわけではないので、ここはたぶん日本と似たような感じで、各番組だったり会社の方針にあたって変わる。
ここって例えばHBOとかって、ジョン・オリバーっていうコメディアンがいるんですけど、
彼がLast Week Tonightっていう人気の番組をやってるんですけど、
彼って昔から無料でメインの番組のところ、全部ではないですけど、メインのところを公開してたんですけど、
その公開スケジュールを会社側で変更しようとして、そこでジョン・オリバー側とファンとすごい揉めて、
そこら辺は方針によって変わりますよね。
スピーカー 2
それは結局どうなったんですか?
スピーカー 1
確か会社側が1週間遅らせてやり出したいみたいな話を多分してたと思うんですけど、結果多分そうならなかったはずです。
スピーカー 2
ニュース系ですもんね。自治系だから早めに出したほうがいいですよね。
スピーカー 1
ここら辺って直接売上にインパクトあるじゃないですか。無料で出すってなると。
でもそういう無料で出すからこそ拡散されたりとか、認知度が増えてそれでカルチャーモーメントになったりとか、
ミーム化されたりとか、セブランス界でも草野さんも言ってましたけど、今だとミーム化されるのって結構大事になってる中で、
スピーカー 2
それをさせる方法は一部か全エピソードを公開することになるので、
スピーカー 1
そうするとやっぱりいろいろそういうことをもっともっとやらないといけないっていうプレッシャーを感じてるテレビ会社多いですよね。
スピーカー 2
そういうジョン・オリバーとかトークホスト系のやつって本当にYouTube回りやすいじゃないですか。
ゲストもいっぱい豪華なセレブが出るから、そういうYouTubeの収益もMCにはホストには入るんですかね。あれってテレビだけなんですか。
スピーカー 1
たぶん最初入ってなかった気がするんですよ。
スピーカー 2
そうですね。宣伝のためのチャンネルって感じでしたもんね。
スピーカー 1
たぶんそれが今だいぶ変わってると思います。契約にそれを盛り込んでると思います。
スピーカー 2
SNSも入ってそうですよね。どうだろうTikTokとかも。
スピーカー 1
でもそこでどこまで収益化できるかっていう話だと思うので。
わかんないですけど、Xとかだと結構わかんないですよね。投稿によってクリエイターのあれが入ってくる可能性もあったりするので。
スピーカー 2
でも相当いますもんね。人気の人とか数十万人とか数百人いるから、あんまり確かに。
スピーカー 1
YouTubeがこれだけ強いっていう話の中で、改めてYouTube vs Netflixってもう一度見るべきなのかなと思うんですけど。
基本的にYouTube vs Netflixで比較するときに、大体言われるのがUGC vs プレミアムコンテンツとか、無料兼広告モデルvsサブスクモデルみたいなパターンがあると思うんですけど。
もう一つ違う視点から考えてもいいかなと思うのが、クリエイター側のリスクの観点。
Netflixが一つ業界内でのパイオニアとまで言えるのかわかんないですけど、業界を多少変えたのがアップフロントで支払うこと。
クリエイターにとっては、Netflixが全リスク取ってくれる。Netflixとしてはそれをやるからこそ、クリエイターとしては自分、クリエイターがやりたいものを作れる。
それでよりいい作品が作れる。だからこそ、Netflixの講師用の人たちも一部言ってたのが、Netflixで出しているコンテンツ、全部ではないですけど、一部はYouTubeではあり得ません。そういうコンテンツ作れません。
それだけのリスクを出して、多額の資金を払って作るのは、クリエイターとしてはそのリスクを取れないので、それがNetflixの良いモデル、一つYouTubeとの違い。
このビジネスモデルって、良い悪いっていうのがもちろんあって、Netflixにとってはリスクをアップフロントに取っているので、コンテンツがうまくいかなかった場合、めちゃくちゃヒットしますと。
ただこれも結果的に分散されるので、いろんな他の、いわゆるNetflixっていわゆるVCなんですよ。面白いコンテンツにお金を払って、そこで作ってもらって、ダメだったら出資分がゼロになる。もしくはちょっとリターンが来る。
大ヒットしたら、そのアップサイドを彼らがもらう。クリエイターよりも彼らがもらうっていうのが結構大事なポイントで、そういう意味ではVCになろうかっていう話もあるんですけど、YouTubeの場合だと逆じゃないですか。アップフロントに1円も出さないので。
クリエイターが全リスク取りますと。ただその分、クリエイターがアップサイドをほとんどもらうというところで、失敗したらクリエイター側の負担になりますし、ここら辺がマージンの考え方も変わってくるので、Netflixの場合成功したらより高いマージンがもらえると思うんですけど、
スピーカー 2
YouTubeの場合だと基本的に固定されたマージンになってたりするので、ここら辺は全然違う考え方だなっていうふうに思いますよね。
スピーカー 1
次者の、その前半でもちょっと話しましたけど、次者のメディアにこのVC的な言い方をするとこの会社がめっちゃいいですよっていうメディアプラットフォームを持ってるみたいな感じじゃないですか。もうイカゲームが今公開されましたみたいなのをあらゆるメディアのプレスを組めるっていう意味だとクリエイターにはできないことですよね。YouTubeのプラットフォームでもできないし。
YouTubeだと多分なかなかYouTubeがミスタービースターが新しい動画出しましたよっていうのを多分言わないですよね。なかなか。まあ多少なりに押したりはしますけど、そんなに押せない。
スピーカー 2
結構中立ですよね。あんまりその世界一のYouTuberだったとしても、なんていうか多分扱いはちょっと上かもしれないですけど、見た目としてのイメージは押してるって感じじゃないですかね。
スピーカー 1
そうですね。多分マーケティングの観点からするとあんまり多分押してない。で、多分その何かアーリーアクセスにツール渡すとか、こういう機能を検証してるんですけどみたいな、多分話はめちゃくちゃ言ってると思うので。
裏方でどちらかというとそこの、まあでもここもある程度フェアな形でやってると思うので、そこは多分UGCプラットフォームだから多分できないこともあったりできることもあるっていうところですね。
Netflixの進化と競争
スピーカー 1
なんでまあなんかこういう考え方は一つ、なんかするべきなのかなと思うので、なんかYouTubevsNetflixの話になった時に、なんかどっちがいいかっていうのって、やっぱりこのリスクの考え方ってすごい大事だなっていうふうには思いますね。
スピーカー 2
よくでもNetflixって最初のDVDとカセットテープのレンタルからここまでできますよね。なんかYouTubeがそのUGCで動画投稿サイトを作るっていうスタートアップストーリーはめちゃわかるんですけど、ストレンジャーシングル作りますみたいな、まあそれちょっと飛びすぎですけど時代が。でもそのオリジナルの作品作るみたいなのをスタートアップ的にやってるのすごいですよね。
スピーカー 1
いやなんで、やっぱりNetflixのすごいところって、そこのピボットを2、3回やってること。
だって最初あれじゃないですか、DVDを配送してたじゃないですか。そこからストリーミングに転換するんですよ、まず。それ自体超大変なことじゃないですか。会社が、しかもたぶんあれ上場後ですよね、たしかたぶんですけど。だったと思うんですけど、それをまず判断したっていうことはすごいと思いますし。
で、その後に自分たちのコンテンツ作るんだと。そこの予算を、こんないい立ち位置のプラットフォーマーだったのに、わざわざ自分たちで投資してコンテンツ出すんだっていう判断に至るのって相当なことだと思いますよ。
スピーカー 2
ブロックバスター潰したし、次はハリウッド潰すかっていう。
スピーカー 1
ここってやっぱりリード・ヘイスティングさんの目がすごかったんだなって思いますよね。そこのリスクを読んでたと思うんですよ。今後やっぱりこの動画配信が当たり前になった世界に何が起きるんだっていうことを考えたときに、IPホルダーは自分たちで作ると。
で、自分たちでそこの自分たちが作ったIPを他に出さないって多分予想してたと思うんですよ。
スピーカー 2
ネットフリックスのヒット作品、ストレンジャーシングス以前以後ある気がしてて、今だとやっぱストレンジャーシングスが結構大ヒット作、あとイケアゲームとか、あと何ですか、そこら辺だと思うんですけど、そのハウスオブカーズとか、オレンジズニューブラックとかって、あんまりなんかその、結構ネットフリックス社に貢献してるけどあんまり出てこないですね。
スピーカー 1
すごい貢献してますよね。だって一番最初の、最初の2つのヒット作品ですもんね。
スピーカー 2
ハウスオブカーズはなんとなくわかんないです。支援の方がいろいろスキャンダルあったし、あんまりプッシュしにくいのはわかるんですけど、オレンジズニューブラックもなんかスキャンダルあったのかな。
スピーカー 1
多分なかったと思うんですけど、多分当時はなんですよ。多分当時はあれってグッズ化できないじゃないですか。
スピーカー 2
まあ、なんか白人のキラキラ女性が刑務所入って、みたいなコメディ番組?コメディドラマかな。面白いんです。面白い。ちょっと見たことあるんですけど、面白いですけど、グッズ化は確かに。
スピーカー 1
多分それがもともとの、多分ストレンジャーシングスが最初の、多分ネットフリックスとしてのIP化できるものだったと思うんですよね。これだけIP化、いろんなコンテンツネットフリックスが吸ってIP化して、
オリジナルIPって3つ目のネットフリックスの時代だったじゃないですか。1世代目がDVD byメールで、2世代目がストリーミングで、3世代目がオリジナルコンテンツ。そろそろ3世代目が終わるんじゃないかと。
オリジナルコンテンツは作り続けますと。それはやり続けるんですけど、そろそろ違う施策をやるんじゃないかなと思っていて。それがやっぱり、前回も話してそこからだいぶ進化したと思うんですけど、スポーツ。スポーツ兼ライブイベントかなと思うんですよね。
スポーツ中継と放映権
スピーカー 2
ネットフリックスもスポーツのライブ中継ってやってますか?
スピーカー 1
ここはすごい、去年から一部やり始めていて、ただリーグのものっていうよりもNFLのクリスマスの試合の放映権を獲得して、それを放映してましたね。
スピーカー 2
ネットフリックス 今まで本当にケーブルテレビがそこでやってた?
スピーカー 1
ケーブルテレビがやっぱりやっていて、ただここ1、2年間ぐらいでケーブルテレビが一部放映をストリーミングに流す。これが多分一番うまくやってたのはNBCユニバーサル。
ペコック持ってるところですね。
ここに関しては、彼はパリオリンピックを一部ペコックで流してるんですよ。やっぱりそれってみんな見るイベントなので、当然ながら登録者数が増えるっていう。
スポーツリーグとしては、放映権のライセンス売り上げってめちゃくちゃ大きいんですよ。当然ながらですけど。
スピーカー 2
ペコック いつも放映権獲得っていうニュースめちゃくちゃ見ますね。
スピーカー 1
NFL木曜日、水曜日みたいな。
ペコック NFLは日付で区切ってるので。
スピーカー 2
ペコック あれ見た気がしたけど違ったのかな、曜日が違ったみたいな。
スピーカー 1
日曜日でしたとか、木曜日でしたとか。
ペコック でもやっぱりこれ結構そのケーブルテレビが落ちてるので、スポーツリーグからすると、ここ数年前から多分次の1、2年後ぐらいまでが最後の超大型契約なんですよ。ケーブルテレビとできるような。
ペコック なので直近NBAがやってるんですけど、NBAの放映権はこれ合計値なので、複数社と一緒にやって合計で11年間で76ビリオン。年々7ビリオンぐらいってことですよね。
スピーカー 2
高いですよね、それは。
スピーカー 1
ペコック 高いです高いです高いです。過去最高額だと思いますね、NBAからすると。
スピーカー 2
年齢上がってるんですか、それって。
スピーカー 1
ペコック これって今回11年契約なので、前回も多分10年契約とかだったはずなので、10年前から多分めちゃくちゃ上がってるっていう感じです。
ペコック 最高所毎年されるとどんどん値段が上がっちゃうので、ケーブル会社とかとしてはとりあえず長期でやりましょうっていう話。
ペコック そこが実は分かれてるんですよ、76ビリオンが。複数社がそこの76ビリオンを支払う予定で、それによって放映権がスプリットされるんですよ。
スピーカー 2
共同オーナーみたいな。
スピーカー 1
ペコック 共同オーナーっていうか、放送権利ですよね。なので、どのプラットフォームにどのシェアを出せるかっていう取り合いなんですよね。
放映権の過去と現在
スピーカー 1
ペコック 今回NBCが久しぶりに帰ってくるんですけど、これめちゃくちゃ油断ですけど、NBAのファンからすると、昔NBCが放映してたんですけど、その時の個人的感想でしかないですけど、NBCのNBA専用の曲があって、それがすごい良かったっていう。
スピーカー 2
曲?音楽?
スピーカー 1
ペコック 音楽です。
スピーカー 2
誰が歌ってるとかってことですか?
スピーカー 1
ペコック 歌ってるっていう、楽器だけなんですけど、NBAが始まりますよっていうタイミングの音楽があって、それが個人的すごい好きで、知ってる人は多分本当知ってると思うんですけど。
スピーカー 2
どういう感じなんですか?
スピーカー 1
ペコック それはちょっと歌えないですよ。
スピーカー 2
ヒップホップ系なんですか?
スピーカー 1
ペコック 全然そんな感じではなくて、普通にバンドみたいな感じ。
ペコック NBCが年々2.5ビリオンなので、そこで大体1シーズンで100試合ぐらい見せます。
ペコック NBCの配下にある動画配信サービスのピーコックも、100試合中50試合を独占配信します。それがNBCの契約です。
ペコック ディズニーは元々NBAと契約してたんですけど、今回も再契約することになって、年々2.6ビリオン試合入ります。前回の取引が1.5ビリオンだったので、2倍までいかないですけど、まあまあな額上がってます。
ペコック ディズニーの場合だと、ディズニーの配下にESPNがあるので、ESPNで一部試合を配信するのと、ESPNの動画配信サービスが別途あるので、それが今年ローンする予定なんですけど、そこが一部の包囲券を持ってます。
ペコック 最後に包囲券払ったのがAmazonです。1.8ビリオン払って、シーズン中の試合とプレイオフの試合を見るようになります。そこがNBAだったり、先ほど草野さんが言ったようにNFLの場合だと日曜の権利とか目標の権利とか色々あったりするので、Google YouTubeが日曜日の権利ですね。
ペコック 年間2ビリオン。ここもたしか10年契約ぐらいだったと思うんですけど、持っていて。
スピーカー 2
ペコック スポーツ初心者のバカなフリして聞いていいですか。いっぱい水曜日とか色々あらゆるスポーツあるじゃないですか。一番お金がかかってて面白くて、見るべきスポーツと試合って何なんですか。
ペコック NFLの木曜日みたいなことですか。
スピーカー 1
ペコック アメリカの場合だとまずNFLだと思います。ただこれはそのスポーツが好きかどうかっていうのを置いてっていう話なので、試合自体が面白いかっていうとそれはもう結構止まるのでNFLって。
ペコック それが面白いかどうかって。例えばサッカーって0対0で終わることがあったりするので、それは面白いのかっていう話だと思うんですけど、一番見られてる番組は圧倒的にアメフトなので。
ペコック じゃあその保衛権の費用ベースで言うと一番見るべき試合って。ペコック NFLです。NFLの一番額払われたのは多分日曜日だと思います。
ペコック Googleですね。ペコック YouTubeだと思います。たぶん年々2ビリオンで日曜だけ。保衛権ってまあまあな額なので普通に考えると。
スピーカー 2
ペコック じゃあアメリカの一番人気の注目されてるものを見るってなったらスーパーボールとかその日曜日のNFLの試合とか見ると。
スピーカー 1
ペコック 日曜、もしくは木曜、どっちかかな。ペコック 木曜日。ペコック 木曜日って一部の理由って3月決めが木曜日なので。ペコック でも年に1回じゃないですか。ペコック それに合わせて多分木曜の配信権ができると思うので。わからないです。これはもう予想でしかないんですけど。
ペコック 金曜とかじゃなくて木曜なんだと思って。ペコック 金曜は大学メフトですね。それもそれも保衛権が売られてます。ペコック へー面白い。ペコック あんまり被らないようにしてるんです。そもそもNFLって前回のこのあのでも話しましたけどあの試合数が少ないんですよ。
スピーカー 2
ペコック うーん。ペコック あの1チーズ1チーム16試合しかないので。ペコック あーなるほど。ペコック あの野球って100何十試合あってあのNBAって82試合あるので。なのであの1試合のインパクトが大きい。ペコック なるほどなるほど。ペコック からこそまあ見るあの見る余地があるっていう話。ペコック うーん。ペコック と思います。ペコック そっか確かに。そういう意味だと見に現地で見に行きやすいって言うと。
スピーカー 1
ペコック 野球とかバスケとかの方がいいのかもしれないですね。テレビで見るならNFLとか面白いかもしれない。ペコック そうですね。でこれもなんか時間帯とかNFLって結構日中やるケースが多いので日曜とか特に。ペコック あー。ペコック でなんかNBAの場合だと日曜土日だと日中の試合もあればでも夜の試合もだいたいあったりするので。
スピーカー 2
ペコック うーん。
スピーカー 1
ペコック そこら辺もなんかだいぶ変わってくると思うんですけど。
スピーカー 2
ペコック ありがとうございます。
スピーカー 1
ペコック GoogleとしてYouTubeとして2ビリオン支払うってまあまあな金額じゃないですか。
ペコック 多分この案件だけで黒しかできないんですよ。多分無理で。後に払いすぎてますと。
スピーカー 2
ペコック それぐらい出さないと。
スピーカー 1
ペコック まあそれぐらい出さないとっていう話と多分YouTubeからするとそれでいいんですよ。
スピーカー 2
ペコック うーん。
スピーカー 1
ペコック なんかこれってなんか過去の過去に似たような事例が実はあって。
ペコック あのFOX?FOX NEWS?
スピーカー 2
ペコック はい。
スピーカー 1
ペコック でまあ大手テレビネットワークじゃないですか今だと。
ペコック はい。
ペコック 彼らって1993年にNFLの保衛権買いに行ったんですよ。
ペコック で買った金額が年々395ミリオン。
ペコック しかもこれなんか日曜だけではなくて多分全体の保衛権だったので。
ペコック 今がいかに値上がりしてるかっていうのは分かると思うんですけど。
ペコック でも年間395ミリオンって当時は圧倒的に高かったんですよ。
ペコック その前の契約が年間300ミリオンだったんですよ。
ペコック なんで年間100ミリオンプラスしてオファーを出してたんですよFOXが。
ペコック いやすごい金額を出してて。
ペコック しかも同じことを言われててこれ絶対儲からないと。
ペコック こんなことなんでやってるんだと。別にみんな見るけどっていう。
ペコック でもFOXからするとすごい重要で。
ペコック まず当時は弱小メディアだったので彼ら。
ペコック これによって一気に視聴者数増えるんですよ。
スポーツコンテンツの重要性
スピーカー 1
ペコック しかもFOXの他の番組に全員流れてくれるんですよ。
スピーカー 2
ペコック そんなにスポーツって人気なんですね。
ペコック スポーツはやっぱりもう圧倒的に強いですね。アメリカだと。
ペコック めっちゃわかるんですけどFOXの人がだけどみんな見るかなっていうのもわかります。
スピーカー 1
ペコック 高すぎて。
スピーカー 2
ペコック すごいですね。それでも効果があるんですね。あるぐらい人気。
スピーカー 1
ペコック しかもこれっていろんな意味で効果があって。
ペコック もちろん視聴者数が増えるっていうのもあるんですけど。
ペコック いろんなところに放映しようとしてるじゃないですか。FOXって。
ペコック いろんな町に放映してる中でやっぱり弱い町ってどうしてもあるんですよね。
ペコック その中でより強くなる。このコンテンツを持ってると。
ペコック あとは今まで入れなかった町に入れるとか。
ペコック やっぱりみんなNFL見たいので。
スピーカー 2
ペコック そんなに?
スピーカー 1
ペコック そんなに。アメリカの場合だと特に93年とかの場合だとそんなにですね。
スピーカー 2
ペコック そうなんだ。すごいな。
ペコック 宮武さんがアメリカにいた時もそれ感じます?ほぼみんな見てるって感じなんですか?
ペコック ボストンの人みんな見てる。
スピーカー 1
ペコック でもボストンはやっぱり強かったので。僕がいた時は。優勝してるんで何回か。
スピーカー 2
ペコック アメフトのチームが。そうなんですね。
スピーカー 1
ペコック トム・ブレイディーがいたので。
ペコック なんで、みんな大好きでしたね。
ペコック ただ僕が行ってた学校が全員ボストン出身の人とかじゃないので、ニューヨーク出身の人がいると喧嘩しますし。
スピーカー 2
ペコック 別にって感じの。
スピーカー 1
ペコック ニューヨークのシーン。ダメダメ。ライバルシーンですね。
スピーカー 2
ペコック なるほど。
スピーカー 1
ペコック YouTubeとしてもたぶん似たような戦略。
ペコック コンテンツのアグリゲーターになる時にやっぱり超ヒットコンテンツを持つっていうのは圧倒的に強いので。
ペコック やっぱりスポーツって。しかもこれライブだから重要なんですよね。
ペコック あとあと振り返るのではなくて、その瞬間一緒にみんな見るっていうのが大事。
ペコック ここに関してはやっぱりネットフリックスは持ってないんですよ。
スピーカー 2
ペコック 買わないんだ。
スピーカー 1
ペコック まあやっぱり彼らとすると2ビリオン支払うのはっていう。
スピーカー 2
ペコック ちょっとやりすぎなんじゃないでしょうか。
スピーカー 1
ペコック Googleなので2ビリオンってたかが知れてるんですよね。彼らからすると。
スピーカー 2
ペコック 色んなもの持ってますからね。
スピーカー 1
ペコック YouTubeだけだったらきついと思うんですよ。
ペコック でもやっぱりGoogle検索っていう超巨大な利益を出す機会があるので。
ペコック ネットフリックスからするとやっぱりスポーツに入りたかったんですけど、やっぱりそういう入り方ができなかった。
ペコック リーグの保衛権買うみたいな。
ペコック しかも1回すごい失敗してるんですよ。
ペコック これ多分オフトピッククラブメンバーに出した配信で言ってたかもしれないんですけど、
ペコック ネットフリックスって本当はめちゃくちゃいい保衛権獲得できたんですよ。
ペコック それを見逃してたんですよね。
スピーカー 2
ペコック なんですか?
スピーカー 1
ペコック F1ですね。
スピーカー 2
ペコック あんなにF1ムーブメントを作ったのに。
Netflixのスポーツ戦略
スピーカー 1
ペコック そうなんですよ。その時に一緒に保衛権を買えばよかったんですよ。
ペコック なるほど。
ペコック あのドキュメンタリーで出た後に保衛権買おうとしたら高いじゃないですか。人気にさせちゃったので。
スピーカー 2
ペコック 自分たちでバリエーション上げて。
ペコック 買えなかったみたいな。
スピーカー 1
ペコック これは正直ネットフリックス公使用が後悔してるんですよ。
ペコック 一緒のタイミングで買えばよかったなっていう。
スピーカー 2
ペコック F1のドキュメンタリー人気ですもんね。
スピーカー 1
ペコック めちゃくちゃ人気ですもんね。
ペコック しかもそれをゴルフとかいろんなところでやろうとしてますけど。
ペコック F1が一番のユースケースでしたし。
ペコック 当時はアメリカだとニッチなスポーツとして見られてたので。
スピーカー 2
ペコック そうなんですね。
スピーカー 1
ペコック ヨーロッパとかだと割とメインストリーム化されてたりすると思うんですけど。
ペコック やっぱりアメリカだとナスカーがあるので。
ペコック F1って全然分かんないっていう人が多くて。
ペコック でもやっぱり彼らとしてはこれだけ人気にさせたので。
ペコック すごい価格低かったと思うんですよ、当時は。
ペコック なんでそこはすごい失敗したなっていうところはあると思うんですけど。
ペコック でもやっぱりライブスポーツにはすごい興味があるんですよね、Netflixは。
ペコック だからこそ去年ボクシングでやったじゃないですか。
ペコック マイク・タイソン vs ジェイク・ポール。
ペコック ジェイク・ポールさん。
ペコック それ確か6500万人視聴者数までいったので。
ペコック すごいいい数字ですけど、同時に確かライブ中継がすごい途中で止まってたとか、めちゃくちゃ批判する人が10万人ぐらいが批判してたので。
スピーカー 2
ペコック すごい同時視聴者数ですよね。
スピーカー 1
ペコック そうですね。
スピーカー 2
ペコック すごいペーパービューみたいなニュースを見た気がする。
ペコック そこの同じ、その数ヶ月、1ヶ月か2ヶ月後にNFLのクリスマスゲームをやって、そこのハーフタイムショーでビヨンセを。
スピーカー 1
ペコック なので彼らからすると、たぶん2代目スーパーボールを作りたいっていう。
スピーカー 2
ペコック クリスマススーパーボールがあるんですね、そもそも。
スピーカー 1
ペコック ないですないです。クリスマスゲームはあります。
ペコック クリスマスゲーム、それはスーパーボール的な。
ペコック 全然クリスマスに行われる試合っていう。
スピーカー 2
ペコック 別に決勝戦とかではなくてってことですか?
スピーカー 1
ペコック あ、ではないですね。全然そういう話ではなくて。
スピーカー 2
ペコック クリスマスもやってるんですね。
スピーカー 1
ペコック たぶんこれがNetflixの狙いなんですよ。
スピーカー 2
ペコック 定番行事にしたい。
スピーカー 1
ペコック 定番行事にしたい。で、逆にすでに定番行事だったり、なんか人気なものだと高いじゃないですか。
ペコック うん。
ペコック そこの1試合の権利獲得のためのコストが。
スピーカー 2
ペコック 自らスポーツIPイベントを作り出す。
スピーカー 1
ペコック そう、そうです。いやまさにそうなんですよ。
ペコック で、それをなんか既存のNFLっていうのに乗るか、もしくは自分たちで、まあその有名な人たち。
ペコック まあ、ボクシングだとジェイク・ポールとマイク・タイセンを起用して。
ペコック で、それで自らのライブイベントを作る。
ペコック っていう、たぶん2パターンで、たぶん攻めるんですよ。これから。
スピーカー 2
ペコック いけそうですか?宮武さん的には。
スピーカー 1
ペコック コスト周りの問題はあると思うんですけど、これはたぶん彼らからちょっと積極的にやると思います。
ペコック それが失敗するかどうかっていうのは、もうここはもうコスト次第だと思うんですよね。
スピーカー 2
ペコック コストっていうのは、どれだけお金かけるかと。
スピーカー 1
ペコック はい。
ペコック うーん。
ペコック で、これってやっぱり既存のIP、まあそのNFLとか活用するのであれば、どんどんお金かかるので。
ペコック うーん。
ペコック で、今なんかF1ともまた話してるみたいな話もあるので。
ペコック あのー。
ペコック ここら辺は結構。
スピーカー 2
ペコック オリジナルのリーグみたいなってことですか?
スピーカー 1
ペコック そう、たぶんリーグの保衛権だと思うんですけど。
ペコック あー。
ペコック なんか、そういうのをたぶんどんどん手を出していくと、結構高くなってくる。
スピーカー 2
ペコック へー。
ペコック 確かに保衛権買うより、自分たちで作ったほうが。
ペコック でも作るコストもですよね、確かに。
ペコック まあ、そこもコストはかかるんですけど、ただやっぱり保衛権をたぶん出すコストよりは低い。
ボクシングの人気と視聴者数
スピーカー 1
ペコック で、特にたぶんボクシングに関しては。
ペコック あー。
ペコック あの、参加する人数が少ないから、圧倒的に比較すると。
スピーカー 2
ペコック うーん。
スピーカー 1
ペコック あとスタジアムのたぶん大きさもより小さいですし。
スピーカー 2
ペコック 確かに。で、ボクシングって、私もそんなに見ないんですけど、
ペコック 日本でもアメリカでも、インターネットセレブリティーが選手になって戦うとか、
ペコック もしかして自分たちでビジネスするみたいな流れが、どっちの国でも起きてるのもなんか不思議だなと思ってて。
ペコック あれってなんか、インターネットのメディアにすごく相性がいいんですかね。
ペコック そのフォーマットというか時間なのか、その戦うっていうことの本能っぽい感じとか。
スピーカー 1
ペコック 昔からのテレビの、テレビでも人気コンテンツですからね。それこそ日本だと年末やってるじゃないですか。
スピーカー 2
ペコック なんでなんですかね、なんか。
スピーカー 1
ペコック 人を殴り合うのを見たいっていう。
スピーカー 2
ペコック でもなんか好きなスポーツ、なんか見るのも結局、なんかサッカーとかバスケとか野球っていうね、ボクシングっていう人ってなんか、
ペコック あ、そんなに多いんだって毎回年末年始とかに思うんですよね。
スピーカー 1
ペコック なんか、いくつか多分理由があると思うんですけど、そもそもボクシングも基本的に重要な試合しか出さないじゃないですか。
ペコック それも多分あって、この試合、この一瞬しか見れないっていう。
ペコック 多分一番ライブに向いてるコンテンツでもあると思うので。
スピーカー 2
ペコック そうですね、戦い、その人の人生が詰まってますよね、他のスポーツより。
ペコック 他のも詰まってますけど。
ペコック 詰まってますけど。
ペコック 何だろう、自ら拳でいくみたいなのは、よりそう見える気がする。
スピーカー 1
ペコック そういうのは絶対あると思います。
ペコック ただやっぱり、どうしてもどっちの方が人気かっていうと、アメフトの方が人気なので。
ペコック 確かこれ、スポーツイコーっていう会社が研究、毎年出してるんですけど、
去年のトップ100のテレビ放送され、視聴率、視聴者数ベースのものの中で、
アメフトではなくてNFLが占めた割合って、トップ100のうち何個だと思います?
ペコック もちろん1位はスーパーボールなので。
スピーカー 2
ペコック 3分の1?
スピーカー 1
ペコック もっともっとですよ。
スピーカー 2
ペコック 半分ぐらい?
スピーカー 1
ペコック 半分以上ですね、72です。
スピーカー 2
ペコック そんなに?
スピーカー 1
ペコック 確かこれ、アメフトだけで区切ると、大学のアメフトとかも含めると、90以上だったはずです。
スピーカー 2
ペコック へー、他で言うとNBAとかそういうことですか?
スピーカー 1
ペコック NBAはたぶんほぼ入らないと思います。
スピーカー 2
ペコック あ、そうなんですか?
ペコック トップ100には。
スピーカー 1
ペコック 決勝戦が入るかどうかだと思うんですけど、
ペコック どちらかというと、去年の場合ですと、トランプvsハリースのリベットですね。
ペコック そういうのが入ったりとかしますね。
スピーカー 2
ペコック すごい宮武さんのNBAの愛を、バイアスかかってて全然。
ペコック バスケそんな…あれ?
ペコック あ、やっぱNBA…
スピーカー 1
ペコック バスケは人気なんですけど、やっぱアメフトはもう…
ペコック 強すぎる。
ペコック アメフトが強すぎる。
スピーカー 2
ペコック ああ、そうなんだ。すごいですね。
スピーカー 1
ペコック でもですよ、やっぱりスーパーポールはちょっと桁外れなんですけど、
ペコック スーパーポール以外のトップ放送って、たぶんトップ10とか行くと5000万再生ぐらいの…
ペコック あ、5000万再生じゃなくて視聴者数。
スピーカー 2
ペコック うーん。
スピーカー 1
ペコック で、ジェイク・ポールvsマイティ・タイソンって6500行ってるんですよ。
スピーカー 2
ペコック うんうん。
スピーカー 1
ペコック なんで、やっぱりNetflixの強みってグローバルのオーディエンス持ってるから、
Netflixの成長戦略
スピーカー 1
ペコック そこで普通にUSのテレビ放送だとトップリア、トップティアに入るような視聴者数を出せるんですよね。
スピーカー 2
ペコック ああ、なるほど。
スピーカー 1
ペコック 彼らからするとこういう形でカルチャーモーメントをどんどん作りに行く。
スピーカー 2
ペコック グローバルにもリーチできますよっていう意味だと。
ペコック 自分たちのYouTubeとかに出すより、もしくはテレビでやるより全然いいっていう。
スピーカー 1
ペコック 絶対たぶんNetflixでやったほうがいいじゃないですか。
ペコック うんうん。
ペコック お金ももらえますし。
ペコック うんうん。
ペコック で、しかも公営がもう圧倒的なリーチ戦になってくるので、
ペコック やっぱりこういうところがNetflixのプラットフォーム化のすごい強いところなんですよね。
スピーカー 2
ペコック うーん。確かにそうですね。
スピーカー 1
ペコック で、しかもこれがNetflixの今の広告プランを出す戦略にすごいフィットしてるんですよ。
ペコック やっぱり広告プランって、より低価格のものを出す代わりに、より幅広いリーチを取るっていうことじゃないですか。
ペコック はい。
ペコック なんで、より幅広いリーチを取ると、ライブイベントをするとそこにもっともっと人を呼べると。
ペコック うーん。
ペコック しかも低価格のプランを出してると、そこにどんどん人が入りやすくなってくる。
ペコック うんうんうん。
ペコック で、Netflixって一番のコンテンツ代わりに持ってる動画配信プラットフォームなので、離脱率が一番低いんですよね。
ペコック うーん。
ペコック で、そうすると残ってくれる。
ペコック っていうような流れを作れると思うんですよね。
ペコック なんで、やっぱりこれからのNetflixっていうところは、もちろんオリジナルコンテンツとかをやり続けると思うんですけど、
ペコック このライブイベントっていうものを通して、いかにカルチャーモーメントを作りに行けるのかっていうのが、
ペコック しかもこれによってマスに行けるようやく。
ペコック っていうのが圧倒的に、たぶん彼らとしての戦略になるんじゃないかなと思いますね。
スポーツコンテンツの未来
スピーカー 2
ペコック スポーツ。
スピーカー 1
ペコック しかも彼ら女子ワールドカップのアメリカの保衛権だけですけど、2027年と31年持ってたりするので。
スピーカー 2
ペコック その保衛権を買ってくださいって言ってるのは誰なんですか?
スピーカー 1
ペコック 保衛権を持ってる側ですね。
スピーカー 2
ペコック それは女子バスケの。
スピーカー 1
ペコック 女子サッカーですね。
スピーカー 2
ペコック FIFAが売ってるんですよね。
スピーカー 1
ペコック それは誰か欲しいですか?っていうのをビッティングさせて。
スピーカー 2
ペコック なるほど。オリンピックはオリンピックでみたいなとか。
スピーカー 1
ペコック そうですね。オリンピックの場合だとNBCが持ってたりするので。
ペコック それこそNetflixだとWWE格闘団体ですかね。
ペコック ここに関しては個人的にこれめちゃくちゃいい契約を彼らが結んだなと思っていて。
ペコック 10年契約なんですけど、年間500ミリオンなんですよ。
ペコック ただ追加で10年契約延長できるんですよ。Netflixカーが。
ペコック だからもし成功した場合、プラス10年で同じ価格でいけるっていう。
スピーカー 2
ペコック すごい。
スピーカー 1
ペコック これは本当にNetflixカーとしてはよくやったなって思いますね。
ペコック 失敗したらそれを行使しなければいいだけなので。
スピーカー 2
ペコック スポーツって逆に人気がだとなくなってるみたいなスポーツってあるんですか?
ペコック 安くなってるみたいな。
スピーカー 1
ペコック 今年NBAは結構視聴者数下がってますよ。
スピーカー 2
ペコック そうなんですね。
ペコック ここは結構α世代Z世代とかがあんまり試合全部見ないみたいな流れって正直起きてたりもするので。
スピーカー 1
ペコック ただライブイベントに行きたいとかってあったりするので、試合を見に行きたいみたいな欲求とかあったりするんですけど。
ペコック 2時間の試合を見たいとあんまり思わないとか。
スピーカー 2
ペコック ましては3時間の試合になった場合にはもう耐えられないみたいな。
ペコック ああ、なるほど。
スピーカー 1
ペコック そういうのあったりしますよね。
スピーカー 2
ペコック 確かにスポーツのコンテンツとして見るっていう話前もやりましたけど、
ペコック 見ると本当にゲームの時間とかイベントの作り方とか、たくさん工夫のしがいがありますよね。
スピーカー 1
ペコック 確かに。
ペコック 今回はだいぶ時間経っちゃったんであれですけど、
ペコック どっかのタイミングでまた、こういう新しい時代、特にスポーツ観戦とかまさにそうだと思うんですけど、
ペコック より視聴者がこの3時間のコンテンツ見たくないとか、ハイライトしか見たくないとか、
ペコック 僕も最近だとバスケとかもどちらかというとハイライトを見てるんですけど。
スピーカー 2
ペコック それはもういいやってなんですか。
スピーカー 1
ペコック 時間がないので、そうするしかないかなっていう。
スピーカー 2
ペコック それは全然満足するんですか?他も見たいってなるんですか?それって。
スピーカー 1
ペコック うん。ある程度満足はしますよ。
ペコック へぇー。
ペコック 理想的には試合全部見たいですけど、やっぱりそこの時間がなかったり、
ペコック まあそもそも日本なので、そこの貢献持ってるところが限られてたりとかするんですけど、
ペコック 日本なので、そこがスポーツ自体が進化するべきなのかとか、
ペコック コンテンツ側が今のインターネットとか、スマホとか、場合によってAIによって、
ペコック どう進化するのかっていうのはまた別途話してもいいかなと思いました。
ストリーミングサービスの競争
スピーカー 2
ペコック あと何をスポーツというのかみたいなのも。
ペコック ああそうですね。
ペコック なんかありそうですよね。
ペコック 確かに。
ペコック オリンピックの競技の話もあると思うんですけど、
ペコック スポーツの概念がすごく広がったりすると、すごくそれも良さそうですよね。
スピーカー 1
ペコック いいスポーツとかもまさにそうでしたもんね。
スピーカー 2
ペコック いいスポーツとか、サスケみたいなのもオリンピックの競技になるみたいなのあったじゃないですか。
ペコック 確かにスポーツだなと思って。
ペコック でもアクティビティゲームだと思ってたけど、スポーツにもなるし、確かに。
スピーカー 1
ペコック なんかありそうな、ビンタし合うやつもスポーツみたいな。
スピーカー 2
ペコック それは知らないです。
スピーカー 1
ペコック なんかビンタし合うやつがあるんですよ。
ペコック どっちの方が倒れるかみたいな。
スピーカー 2
ペコック それはサスケのやつとまた違う?
スピーカー 1
ペコック 全然違うやつです。
スピーカー 2
ペコック ビンタ?
スピーカー 1
ペコック 本当にビンタなんですよ。
スピーカー 2
ペコック スポーツタイトル何なんですか?
スピーカー 1
ペコック 何でしたっけ?なんかスラップなんとかだった気がするんですけど。
ペコック ちょっとあんま覚えてないですけど。
スピーカー 2
ペコック スラップですね。
スピーカー 1
ペコック はい。
スピーカー 2
ペコック それすごいな。
スピーカー 1
ペコック なんかいろんなものがスポーツになりますよね。
スピーカー 2
ペコック それちょっと見てみたいっていうか、ちょっと気になりますね。シュールだな。
スピーカー 1
ペコック 本気でビンタし合ってるっていう感じです。
スピーカー 2
ペコック それ痛そう。
スピーカー 1
ペコック いや本当にただただ痛そうです。
スピーカー 2
ペコック ちょっと嫌だな。なるほど。
ペコック じゃあこんな感じで、結局ストリーミングセンスはじゃあネットフリックスが大勝ち?
スピーカー 1
ペコック YouTubeがめちゃくちゃ手強い相手ですと。
ペコック じゃあ最後に僕と草野さんってお互い別々で思うパワーランキングじゃないですけど。
ペコック じゃあ5年後、誰が生き残ってると思います?
スピーカー 2
ペコック そもそも全社は生き残ってると思います?
スピーカー 1
ペコック ディズニーは残ってますよね?
スピーカー 2
ペコック ディズニーは残ってますね。スポーツも強いし、フールも持ってるし。
スピーカー 1
ペコック 自社でやりたいって多分強い意識は持ってると思うので。
ペコック ケーブル側が今落ちてるので、そこをリプレイするのが何か必要ですと。
ペコック NBCユニバーサルペコックはどうですかね?
スピーカー 2
ペコック 次回のオリンピック持ってるので。
草野 ああ、LA。
スピーカー 1
ペコック LA。
スピーカー 2
草野 それはめっちゃ視聴者が高そう。めっちゃ見られそう、それは。
スピーカー 1
ペコック だからギリギリ生き残ってるかもしれないですよね。多分一番赤字だと思うんですけどね、今。
ペコック だからそこが持ちこたえるかっていう話だと思ってるので。
スピーカー 2
草野 持ちこたえなかったらどうなるんですか?結局。
スピーカー 1
ペコック ペコックは捨てて、全部NBCユニバーサルでテレビで放映権を持って、一部もしかしたらペコック分を違うところに売るとかもありえるんじゃないですかね。
草野 なるほど。
ペコック その可能性はあると思います。
スピーカー 2
ペコック へー。
スピーカー 1
草野 その場合、Netflixが来るかどうかじゃないですかね。
スピーカー 2
ペコック おー。弱った時にそこで参入するスポーツ、もっと強気になれる。
ペコック そうですね。でもAmazonも結構手強くないですか?スポーツも結構やってるし。
スピーカー 1
草野 Amazonは手強いですね。彼らってGoogleと似たようなポジションなので。
スピーカー 2
ペコック 他でも稼げるし。
スピーカー 1
草野 あれでもわかんなくていいっていうのは、本当に強いですよね。
ただ、ここに関してはすごい今のCEO、アンディ・ジャッシーさんから見られてるっていう話はよく聞くので、
ロード・オブ・ザ・リングの作品がすごい予算で全然視聴者数が集まってないみたいな話は聞くので。
ペコック そうなんですね。
草野 もうちょっと作品選びをするかもしれないですけど、それこそ今、ジェームズ・ボンドのいろいろ動いてるじゃないですか。
スピーカー 2
ペコック 確かに。
スピーカー 1
草野 そこら辺は多分やると思いますし、ニュースもちょこちょこ入るかもみたいな話はあったりしたので、
大統領選挙で試していろいろやってましたけど。
スピーカー 2
ペコック 確かに確かに。
スピーカー 1
ペコック よりジェネラルな感じがしますよね。いろんなものやってる感じがする。
草野 ただそれがいいのかっていう話もありますよね。
もうちょっと特定のこの番組、このコンテンツっていうのがあんまりなかったりするので。
ペコック ないですね。
草野 結構どのストリーミングサービスがいいかみたいな話をよく聞くときに、
Amazonってとりあえずプライムに入ってるから、たまにそこのコンテンツライブラリを見るみたいなケースが。
どちらかというと多いのかなっていうふうに思いますよね。
スピーカー 2
ペコック オリジナルも結構多いけど、
そうなんですよね。
ネットフリックスほどプロモーションあんまりしないし、
あんまり気づかないんですよね。
スピーカー 1
ペコック 草野さん的にクオリティ、数とかではなくて、
番組のクオリティレベルでいくと、コンテンツのクオリティレベルでいくと、
スピーカー 2
1位、2位、3位どこですか?
スピーカー 1
あのプラットフォームがどこに入るかって気になってるだけです。
ペコック 自分は好きなのがApple TV Plusですね。
Apple TV Plus、ネットフリックス、ディズニープラスですかね。他のおさまり。
スピーカー 2
ユーネクストとかいろいろあるんですが、オリジナルって日本だとわかんないんですけど、
スピーカー 1
でもAmazon Primeも好きだけど、最近はわからない。
スピーカー 2
でも、Apple TV Plusの好きな作品の傾向って、
パッと見結構難しいテーマが多いですけど、見てみると面白くって、
なんか、クリエイターをしてるプラットフォームだなって思うんですよね。
セベランスの時も、どういう風に作ったかみたいな話とか、
あと作品の最後にどうやって、どういう監督が撮ってるのかみたいな話が入ってたりとか、
あと、テッドラストとかも、テッドラスト作った人が次の作品もApple TV Plusで、
俳優じゃなくて監督として入るとか、プロデューサーとして入るとか、
動画配信サービスのクオリティ
スピーカー 2
あとザスタジオとか、俳優の人が新しくプロデューサーとか総合制作組織で初めてトライするみたいなところがApple TV Plusが多かったりするんですよね。
ベンステラとかもそうなんですけど。
なんか、そういう作り手側の見せ方もすごく他のプラットフォームより上手いなっていうリスペクトがあるなって感じはしてて、それはすごい好きですね。
宮武さんはどうですか?
スピーカー 1
クオリティだけで見ると、多分Appleが1位で、作品のクオリティだけで見ると、平均的にですけど、
スピーカー 2
コンテンツ数が少ないので、
スピーカー 1
でもその分いい作品を作るっていう。
いいっていうのはいろんな意味合いがあるので、別にコンテンツのネタが好きかどうかっていうのを置いて、
カメラワークとかそういうの全部、総合的に含めて多分クオリティが高いっていう話で、
2位がMAX、HBO。
スピーカー 2
ホワイトロータス、サクセッション。
日本だとユーネクストになっちゃうんですけど。
スピーカー 1
3位がネットフリックスですかね。
スピーカー 2
それはちなみに2位の理由も聞きたいです。
スピーカー 1
やっぱりHBO MAXは昔から今のAppleのポジションなんですよ。
いい作品を常に作っている。
数は別に多くはないですけど、ゲームオブスローンズもそうですし。
そのポジションを直近だとAppleが若干そこを今、平均的に見ると多分上回ってるかなっていう。
スピーカー 2
それは作品のクオリティだけで上回ってるんですか?
スピーカー 1
作品のクオリティだけっていう。
マーケティングっていうと、Appleって直近セブランスとかだとめちゃくちゃすごいですけど、
それ以外正直そんなになので、
スピーカー 2
マーケティングで言うと多分Appleって結構下の方なので正直。
でもHBO MAXは結構テレビ局関連じゃないですか。
PRとマーケティングは難しそうだなと思ったんですけど、逆にコンテンツがいっぱいあるから。
スピーカー 1
結構SNSでのコンテンツがすごい多いんですよね。
みんなシェアしたがるものを作ってるというか、
カルチャーモーメント作りがゲームオブソロンズなんて毎週のように、
スピーカー 2
みんな日曜日はゲームオブソロンズの時間だみたいな感じになってたのはやっぱりすごいなと思います。
確かにちょっとHBOを忘れてました。
HBOの影響とシェア文化
スピーカー 2
私も結構入ってくるかも。
スピーカー 1
ユーフォリアとかそういえばそうだなと思って。
スピーカー 2
ユーフォリアとか確かにそうですね。
確かに。
スピーカー 1
いい作品を作るので結構有名な動画配信サービスでしたよね。
Netflixも何でもあるっていう話もあるから、
ツエサイにっていうところですかね。
スピーカー 2
そうですね。確かに。
はい、じゃあそんな感じで。
今回も聞いていただきありがとうございました。
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それではまた次回お会いしましょう。さようなら。
さようなら。
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