2025-07-09 19:20

その4『最初はみんなグライダー』

■エピソードのあらすじ

最初は誰もが地面を這いつくばって、自力では飛べないグライダー。そんなグライダーの人がどうすれば上空に高く飛べるのか?そこには上を飛んでいるセスナ機が必要のようです。高く飛んで人生のステージをあげるために必要なことは何なのか、今回はそんなお話です。


■話していること

グライダーって?/人生でステージが上がる瞬間とは/セスナにあげてもらう/後輩を引っ張り上げたいと思うのか/究極は見返りを求めない/引き上げたいと思われろ/ホリエモンらは特殊/循環と恩送り/あげてもらうために大事なこと/その場を明るくしちゃう人/半径5m/トマトの苗木にはキュウリはならない/できないことは想像できない


■番組について

中小企業経営に長年携わってきた「ほぼ70のおっちゃん」川田が、「ほぼ30のフリーランス」駒井へ、経営にまつわる60個の話をあれこれ送る、老若混合型ビジネス系ポッドキャスト番組。

■出演者

川田隆司(ナンバー2道場 代表)

駒井 涼(KOMA ひとり代理店)

■ナンバー2道場について

川田が主宰する経営塾「ナンバー2道場」の詳細は、

公式WEBサイトをご覧ください。

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▼公式WEBサイト

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サマリー

このエピソードでは、グライダーを比喩に用いて人の成長や経営における転機の重要性が探求されています。特に、メンターとの出会いや挫折が上昇のきっかけになることが強調されています。さらに、他人を支えることの重要性や、社会に必要とされることで自身の存在がより輝くことについてのメッセージも発信されています。「最初はみんなグライダー」というテーマで、成長の過程やメンターの果たす役割についても考察されています。

グライダーの意味
皆さんこんにちは、フリーランスデザイナーのこまいです。
はい、こんにちは、ナンバー2道場の代表の川田です。
ナンバー2道場ポッドキャスト、この番組は、中小企業経営に長年携わってきたほぼ70である川田のおっちゃんが、
ほぼ30であるフリーランスの私こまいへ、経営にまつわる60個の話をあれこれ本音で、
時にコンプライアンスの道をそれつつも送る老若今後型ビジネス経営ポッドキャスト番組です。
よろしくお願いします。
ちょっと前回の反省を生かして、どんな人に聞いてほしいですというのは、
一旦置いておきます。
だんだんここまで聞いてくださっている方には分かっていただけ、経営者やフリーランスとかそういった方々にですね、
ナンバー2というポジションの方とかに聞いていただけたらなと思います。
第4回でございます。よろしくお願いします。
というわけで今回のテーマに参りましょう。
ナンバー2道場60の経典より本日のテーマは、
その4、最初はみんなグライダー。
これ、ごめんなさい、グライダーが僕分かってない。
グライダーが何か分かってないからもうハテナマークだらけです今。
グライダーというのは、いわゆる飛行機の形をしていて、プロペラも何にもなくて、
いわゆる上昇機類に乗ってただ飛んでいるだけ。
パラグライダーのグライダーかな。
飛行機型の本当はグライダーです。
それをパラシュートやってるからパラグライダー。
そういうことなんや。なるほど。
じゃあグライダーではあるのか。
で、最初はみんなグライダー。
成長の瞬間
これどういったことなんでしょうか。
これね、経営でも人生でもそうなんですけど、
その人のステージが上がるというか、上に上がっていく瞬間っていうのがあるんですよ。
人生の中で何度か転機があるんですよ。
それは出世もそうだけどそうじゃない場面でも。
そうですね。
特に上に上がるっていうのを、
例えば金銭的成功、経済的な成功なのか、ポジションが上がるなのか、
人としてステージが上がる。
いろんな形があるんですけども、
ほぼ共通して上に上がる瞬間っていうのが、人生で3回くらいあるんですよね、チャンスが。
なるほど、3回。
はい。
でまたね、グライダーって何ですかっていうと、
プロペラがついてないわけですね。
地面に置いた飛行機型の羽ついてますと。
分かりやすいとしたら飛行機が地面におるわけですよ。
じゃあ旅客機だったらジェットエンジンがブーンって走りますよね。
エンジンがついてないと。
刹那機だったらプロペラがついてビューンって飛ぶけど、それもついていないと。
グライダーだから。
どうして飛ぶのと。
ということは最初は、
刹那機から長い紐があって、グライダーに引っ掛けて、
刹那機が引っ張って上まで上げていくんですよ。
上空でロープを切り離して、
あとは下から上がってくる上昇気流に乗って、あとは飛んでねと。
プロペラも何もついてないんだけどずっと飛べる。
グライダーがそもそも今説明した飛び方をするものなんですか。
そうです。
だから今さっきコムちゃんが言ったように、
パラグライダー。
別に羽根も羽根もプロペラも何もついてないやつあるじゃないですか。
斜面駆け下りて。
でも斜面より上行っちゃうじゃないですか。
どんどん上のほう行くじゃないですか。
上に上がってる。
あれは上昇気流に乗ってるんですね。
さっきの人生に戻すと、
上がる瞬間っていうのが、
死ぬような思いをして挫折してるとかね。
ちょびちょび上がるのはいいんですけど、
ガンと人が上がる瞬間っていうのは、
生きる死ぬ近い挫折をする。
もしくは上のステージの人から引っ張り上げてもらう。
この2つだと僕思ってるんですよ。
死ぬような挫折したくないですよね。
望んでするものではないですよね。
また折々しますけど、私も死ぬような思い何回もしてるんですけど、
今となって考えると、いやしたくないなと。
スッとやっぱ上行きたいなってなってくると、
もう一つの要素、上の人から引っ張り上げてもらう。
ということは、みんなスタートはグライダーの地面なんですよ。
セスナにセスナという脳の上の人を捉えると、
そこにまずは引っ張ってもらいましょうと。
そうです。
なるほど。
前回も話したメンターがそれに当たるんですけど、
そういう人と出会った瞬間に、
この人だと思って手を離さずに引っ張ってもらうということで、
上がる瞬間ってなるんですね。
なるほど。
今上の人とは言ったけれども、
その立場が上とか上司に限らず、
上に引っ張ってくれる存在ってことですね。
そうですね。
双方の条件
だからそのことに気がつかないと、
いつまでもグライダーを地べたで這いずり回るわけですよね。
そういうことだよな。
エンジンも何もない。
何もないから。
でも一緒の間にメンターに会えるっていうのは、
一回あるかないかだと思うんですよ。
これぞっていうメンターに会うのは。
その瞬間に、じゃあ引っ張ってくださいって言ったとしても、
メンター側としては、
いやお前引っ張りじゃないわと。
なんでお前引っ張らなあかんねん。
負荷かかるしね。
そう。なのか、
例えばね、この若者は今地位も金もないぞと。
でもこいつを育てたらきっと社会に役立つよねと。
育ててみたいって思う奴が言ってるんですよ。
そうすると資金も投下する。時間も投下する。
自分の知識、知恵も投下する。
もう貰いっぱなしで片っぽは。
でもそうすると、その人は上に引っ張り上げられて、
どんどん上の世界へ行けると。
なんか、僕まだ弱い30なもんで、まだ分からないんですけど、
やっぱり年齢を重ねたり、
社会的地位、企業内地位、色々ありますけれども、
そういったところで、いわゆる上に上がっていくと、
年齢が分かりやすいかな。
やっぱりそういう、こいつを引っ張り上げたいな、みたいな
先輩心的な芽生えるもんなんですか、上の方々というのは。
それもね、究極まで行かないと芽生えません。
究極。
つまり、自分が出世したい、もっと上行きたいって思ってる間は、
そんなことはないんですよ。
確かにな。引っ張ってたら不可やしな。
そうです。
例えばね、すごい有名なハリウッドスターとか、
イギリスの偉い方、皇族の方とかで、
最後は地雷塾にボランティアしたとか、
せっかく恵まれない子供たちのために基金を作ったとか、あるじゃないですか。
ああいうのは、究極まで行った人なんですね。
もっと分かりやすい例で言うと、中世のヨーロッパとかで、
貴族が画家を育てるとか、音楽家を育てるっていうのはパトロンなんですよね。
パトロンって言いますね。
今の日本ではパトロンって言うと、ちょっと違う意味に取られるんですけど、
でも本当の意味はそこなんですね。
次世代を育てる、そのためにお金とかを、いろんなものを投資する。
究極やな、それは確かに。
それは別に見返りを求めないんですね。
何が楽しみかというと、その人が上に上がっていく、
社会に役に立っていく姿を見るのが楽しいんですよ。
やっぱりどの時代も、お金が余ったり時間が余るかわからないですけど、
それを究極と言うならば、そう自然となっていくものなんですね。
そう、だって自分の一生って時間は変えませんからね。
となってくると、もう満足と。
ご飯ももういっぱい、もうご飯いらんわと。
でも装われたと。
食べる?自分がどんな人に。
そうですね。
なるほどな。
我々若手の、まだグライダーの身分ってあれですね。
グライダーの我々からしたら、そういった方をもし見つけたら、
その手を離さないというか、
尻尾なりなり、後ろ髪を引っ張るなりしたほうがいいってことです。
ただしね、これに条件があって、
上っていう言い方からあえてしますけど、
上から見たときに引き上げてやりたいと思う人にとってはあかんですよ。
そこ大事やな。
だって尻尻尾尾にまみれてね、
下でワーワー言ってる人を上げたいと思わないじゃないですか。
そうですね。
僕30とかですけど、それでも思います。
同情戦にも言うんですけど、
じゃあもしあなたの体重が、分かりやすく100キロにしましょうかね。
で、私の握力が60キロ。
掴む力がね。
で、その100キロ上げれますか?って上げられるんですよ。
でも下から言ってる人も、あなたを手を伸ばしなさいよと。
あなたの握力は?って60キロ。
じゃあ俺があなたの手首を掴む。
あなたは私の手首を掴んでください。
120キロです。
じゃあ上に100キロの人上がりますよね。
だから双方が合意しないとダメなんですよ。
単純にボデーンってしてるわけじゃダメだと。
もしくは手を伸ばして、上げてくれー上げてくれー。
飯くれー金くれー。
誰が上げるもんかと。
そうですね。
そんな手の上げ方してる奴にはもう上げませんと。
そうです。
で、やっぱりある一定の領域になると、
やっぱりそういう素晴らしい人を育てないっていう気持ちになるんですよ。
いつも空の上からね、僕はそんな偉さを言いますけど、
神さん、仏さんという言い方でしょうかな。
そういう人たちは、上げる人はどこかなーとリサーチしてるんですよ。
上げたくなる人というか。
そうです。
しかもその人自身が、私は上がりたいって手を伸ばしてる。
この両方の条件が整ったら合致しましたねと。
カップル成立みたいな感じ。
ビーリングカップル?
そうです。
でも多くの人が、しりしおきにまみれて、
今日買った宝くじ当たれへんかな。
他人を引き上げることの重要性
道端に100万円おってないかな。
そんなの上の人上げたいと思わないじゃないですか。
そうですね。勝手にしおけって話ですよね。
そうです。
だから自分の心とか行動を立志しながら、やっぱり人の役に立ちたいとかね。
そういう人がやっぱり見つけられる。
でも自分ではそんなに簡単には上がれない。
例えばソフトバンクの孫さんとかホリエモンとか、
なんかすげえ人たちって言ってますよ、自分でガンガン上行く人。
でもああいう人らは特殊ですわ。
目指すというよりはもうあれは特例と。
別格。
多くの人はやっぱり今言ったように死ぬような挫折をして立ち上がるとか、
上から引っ張ってもらえるかって似たくないと思うんですよ、上がるチャンスって。
だから自分自身がいつも上を目指してるぞ。
それは別に経済的な成功って意味じゃなくて、人として上に行くぞ。
で、いつも言う通り循環、恩送り。
私が上に上がった時はその人を見ててね、
こいつ引き上げたらこいつ絶対恩送りと循環の思想に共鳴してくれるなと。
ああそうか、そこにたどり着く。
ああそうです。
なるほど。
自分が分かってなくて、俺様になりたいんだいう奴はごめん、上げられへんわって。
お前で終わってまうじゃないかと。
ああなるほど。
なんかその、上げてもらうような立場の僕からすると、
そのまあ私利私欲にまみれない、ままみれないだけではないんですけど、
なんかどういうことがその上げてもらうためには大切なのかなっていうのは、
僕の話を聞く前、まあ以前からも何て言うんですかね、
何がこう大事なのかな、人生においてとかって思うんですけど、
その上げてくれる人たちからしたら、
私利私欲にまみれてないだけではさすがに上げないじゃないですか、
なんかどういうところが我々この30代40代これから上がっていくんだっていう人からしたら大事なポイントなんですかね、
人生を送ったりビジネスをしていくにあたって何が大事なんですかね。
えっと社会から必要とされること。
なるほど、それは社会に必要とされるビジネス仕事だったり、それじゃなくても。
ああそう、その人自身が社会が必要とする人。
よく言うと今まで仕事とか経済的成功とみんな勘違いするんですけど、
そうじゃなくてその人がいるだけでその場が明るくなる。
その人はとっても貧乏としましょうよ、でも志高いと、何も持ってないと財布1520円、
でもその中の520円を寄付しちゃえ、できる人。
100万円持ってる人が520円寄付するのと1520円しかないのに520円。
全然意味が違いますね。
でもそれができる人。
確かにそのワンアクションで、確かにその場というよりもその結果が確かに明るくなりますね。
そう、だからその人がいるだけで周りが明るくなるっていうこと自体が存在自体は立派なんですよね。
そういう思想を持ってる上の人だったら、こいつ今ピーピー言うだろ。
今日の晩飯どうすんの。
カップラーメンかなんかじゃ食べてないぞと。
これはいかんいかんと。ちょっとエモ食えよと。
その子は元気になる。その人の元気が周りに広がっていく。周りも元気になる。
これだけでもいいんですよ。
なるほどな、確かに。
社会という言葉が全然その飛行機ではなくて、もっともっと競技で。
人間が2人いたら社会になりますもんね。
その場が明るくなるような人間性。
だから全世界を助けるぞとか救済するぞ、そんな人もいてますけど、僕なんかも絶対無理なんで。
手の届く人、手伸ばした時に触れる人。
もう言うたら半径5メートルぐらいでやっていけばいい。僕はそう思ってるんで。
ただその思想が伝承できる人。
だからその広い社会、例えばこの京都市内の人みんなを幸せにするんだとかではないし、
京都市内の人たちで循環しようとかではなくて、もっと手の届く、面が届く、声が届く人たち、
すぐ近くの人たちに対して求められて、明るくしようとは言わないけど求められて、
そしてそれを循環しようという志のある人。
これは僕の一例ですけど、トマトの苗木にはキュウリはできないって言うんですね。
え、何ですか何ですか。
トマトの苗木にはキュウリはならない。
トマトの苗木にはキュウリはならない。
当たり前ですよね。
そうですね。
僕が今度は手の届く人を幸せにしたいとなると、失踪後も次の人も手の届く範囲の人を幸せにしたいと思う人に伝授をするわけですよ。
京都中を幸せにしたいと思っている人は、その上の人が京都中は幸せにするんだと思っているメンターはそういう人を選ぶんですよ。
どっちがいい悪いじゃなくて、この人は大玉のスイカの人ですわ。
だから大玉のスイカの要素あるやつを引き上げたいし。
そっか。
じゃあもうその志の人たちはもうそのコミュニティとかそのグループの中でそれぞれがやるべきことをやっている。
そうですそうです。
でもそこにわざわざ無理して目指すんではなくて、まずは小さな輪からとか、自分が思ったり手の届くものとか。
そうです。だからできないことは絶対想像できないです。
例えば僕は来期総理大臣になりますとか、アメリカ大統領になりますとか、無理じゃないですか。
だからできる範囲のことをします。伝承としては僕の思想で同じような思想の人を選ぶ。それだけのことなんですけどね。
自分が今一人でも地面這いつくばってでもできることがあったとして、引き上げてもらった時に、ドライダーからさらに上に引き上げてもらった時に、そのできることっていうのが視界も広がったり、技術が広がったり関係も広がって、よりできることが増えていくみたいなことなんですかね。
だってご飯1週間食べてませんってなんもできないじゃないですか。
できない。できないな。
だからその分だけ補充するから伝承してねっていうことでね。
確かに。それでエネルギーをもらって広げていく、循環していこう、伝承していこうと。
なるほど、そういうことか。最初はみんなグライダーというタイトルからは全く想像がつきませんでした。
というわけで本日のテーマその4。最初はみんなグライダーいかがでしたでしょうか。
いや僕はなるほどなとなりました。メンター見つかったらいいな。
探そう思って探すものでもない感じがするな。
最初はみんなグライダー
違いますね。
日々の生き様というか生き方の中で出てくる存在な気がします。
ありがとうございます。
ナンバー2道場は京都で開催している経営塾です。定期的にイベントも開催していますので、ご興味ご関心のある方はぜひ一度ご参加ください。
またナンバー2道場はノートも配信しています。こちらも併せてどうぞ。
詳しくは番組概要欄に記載しているウェブサイトからご確認ください。
以上ナンバー2道場ポッドキャストでした。また次回お会いしましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
19:20

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