ティーアップの基本
ティーチングプロの野山佳治です。それでは今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
昨日は土曜日だったので、午後から市原ゴルフクラブ柿の木大工さんにラウンドレッスンに行ってきました。
昨日は3時4分スタートだったので、途中から泣いたようになったんですけれども、
非常に暖かくて、明日から12月とは思えないくらいの暖かさでした。
後半は夜だったので少し寒かったですけど、明日から12月とは思えないくらいの暖かさでした。
今日のテーマなんですけども、 昨日のラウンドレッスンの振り返りなんですけども、昨日お越しいただいた方には
ティーアップの位置をしっかりと考えてプレイしていただきました。 一打目を打つ時のティーをどこに刺すか、
一打目はどこからティーアップしてボールを打つかということですね。 その位置をしっかりと考えていただきました。
ティーアップの位置は色々考えていただくことがあるんですけども、いつもティーアップしていますでしょうか?
いつも真ん中にティーアップして打っているので、非常にもったいないので、ぜひ今日の放送を聞いていただいてティーアップの位置を色々考えていただければと思います。
まず一番最初に考えていただきたいことなんですけども、それは対角線に狙うということです。
一打目をフェアウェイの右サイドの方に運びたいようでしたら、ティーの左側にティーアップして打っていただくと打ちやすいです。
逆にフェアウェイの左サイドにボールを運びたいということであれば、ティーの右側にティーアップして打っていただくと打ちやすいです。
例えば左側にですね、左サイドにOBがあったりとか打ちたくないところがあれば、ティーの左側にティーアップして右を狙っていただくとですね、
そのOBだったりですね、行きたくない方向を避けることができます。
ですので対角線にまず狙うということがポイントです。
次に考えていただきたいのは玉筋です。
フックを打つ人であればティーイングエリアの左側にティーアップして右側を狙っていただいた方がですね、フェアウェイを広く使うことができます。
たくさん曲がってもフェアウェイにボールを留めやすくなります。
反対にスライスが持ち玉の人であればティーの右側にティーアップして左サイドを狙って打っていただくとですね、多少曲がってもですねフェアウェイにボールを留めやすくなります。
というのが基本なんですけども、ただこれ人によってとかホールによってはですね、逆の方が打ちやすいって方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。
どうしてもですね、例えばフックの人がですねティーの左側にティーアップして右を狙うと、曲がりが大きい場合にはOBの方を向いてですねショットしなければならないのと、コースなりではなくてコースと向きを、コース平行に構えられないので構えにくいっていう方もですね、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。
そういった方とかそういったコースでしたら、必ずしもそうしなければならないということではなくてもちろん逆でも大丈夫です。
人によってはドローとかフックが持ち玉でもティーエリアの右側にティーアップした方がですね、狙いやすいっていう方もいらっしゃるのでそれでも大丈夫です。
基本はですね、フッカーでしたらティーの左側、スライサーでしたらティーの右側にティーアップするというのが基本です。
ティーアップの戦略
でですね、ティーエリアは平らではないのでティーエリアの傾斜もしっかりと見ていただいた方がいいです。
やはり傾斜、基本的にはですね、平らなところを探して打っていただくといいです。
結構つま先上がりだったりですね、つま先下がりだったりということがもう結構あります。
あとティースレスレ、前の方スレスレにティーアップするとですね、左足下がりになっているなんてこともあります。
ですので、なるべく平らなところを探していただくんですけども、なるべく平らなところからティーアップして打っていただければと思います。
あとですね、景色もありますね。
右側にティーアップするのと左側にティーアップするのだと結構見える景色が変わりますので、
内緒とか出そうなイメージが湧くところにティーアップしていただくということですね。
あと、池越えだったりとか谷越えだったりする場合にはティーの後ろの方にティーアップするとですね、
池だったり谷だったりが目の中に視界に入らないので、安心して打てるというところもあります。
ティーの前の方ギリギリだとですね、どうしても池とか谷とかが目に入ってしまう場合でもですね、後ろの方にティーアップしたらそれが入らないケースというのもありますので、そういったこともですね、考えてティーアップしていただければと思います。
それからですね、あとはティーマークを利用するという方法もあります。
これどういうことかというとですね、例えばスイングの癖がですね、カット軌道、アウトサイドインのクラブヘッドの軌道をですね、なんとか修正して打っていきたいというような場合にはですね、
ティーの左側にティーアップしてですね、ティーすれすれぐらいにティーアップしてですね、
カット軌道に振るとティーにクラブヘッドが当たりそうなところにティーアップしていただくということです。
あまり極端にやるとですね、実際にティーマークを打ってしまう可能性もあるので、ほどほどにしていただきたいなというふうに思うんですけども、
左側にティーアップするとですね、やはりティーが邪魔になりますのでアウトサイドインに振りづらくなります。逆に
インサイドアウトに振りたくない、インサイドアウトを矯正したいという時などはですね、ティーの右側にティーアップして、
インサイドアウトに振るとティーマークにクラブヘッドが当たりそうなところにティーアップしていただくとですね、インサイドアウトに振りやすくなります。
ということでですね、今日はティーアップの位置についてお話ししました。
対角線に狙っていただいたり、玉筋を考慮していただいたり、ティーの傾斜をしっかりと見ていただき、
見える景色を考えていただき、ティーマークを利用していただいたりするとですね、
有利にですね、プレイすることができますので、ぜひですね、
なんとなくいつも同じとこから、同じとこにティーアップしてボールを打つのではなくてですね、いろいろ考えてですね、ティーアップしてプレイしていただきたいなというふうに思っております。
これですね、すぐできますので、今日これからラウンドに行かれる方もですね、ぜひ試してみていただければと思います。
ということで、今日の音声はこの辺で失礼いたします。