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ティーチングプロの野山佳治です。それでは今日も、ゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
今日のテーマは、練習場でボールを打つだけが練習ではありません、です。
なぜこのテーマでお話ししようと思ったかと言いますと、先日ラウンドレッスンに行ってきました。
来てくださった方は、毎月来てくださる方なんですけれども、
その方に聞いたらですね、前回のラウンドレッスンから1ヶ月間ボールを打ってません、と言われたんです。
スタート前にそうおっしゃっていたので、じゃあ今日はあまりいいプレーはなかなかできないかなと思っていたんですけれども、
そしたらですね、ラウンドスタートしたら、結構いい球が出ていたんです。
ドライバーも当たっていましたし、フェアウェット、イアンも結構当たっていたんです。
で、結構当たりますね、という話をしたらですね、練習場に行ってボールは打っていなかったんだけれども、
家でいろいろ練習しましたとおっしゃったんです。
で、どんなことをしていたんですかと聞いたら、アプローチやパターやったりとか、
アプローチはパターマットで練習して、アプローチもパターマットでできるぐらいの距離を練習していいだとおっしゃっていたんです。
あとスイングは、クラブは振らないけれども動きの確認をしていたとおっしゃっていました。
それで結構当たっていました。
ですので、どうしても練習というと、練習場に行ってボールを打つのが練習と思ってしまいがちなんですけれども、
どうしても忙しくて練習場に行けないときというのはあります。
そのときに練習場に行けないから下手になっちゃっても仕方がないなと思うのか、
練習場にはいけないけれどもできることをやっておいて、
できることをやっておいて、なんとかレベルの状態をキープしようとか、もしくはもっとうまくなろうと思うかの違いによって大きな違いの差になってきます。
ですので、ぜひ練習場に行けないときには家でできることをやっていただければと思います。
家でできることは何かというと、先ほどもちょっとお話ししましたけれども、
まずパターマットでのパターの練習です。
パターマットでパターの練習をしていると、どうしても飽きてしまうというのがありますので、飽きないようにする工夫が必要です。
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パターマットで練習をしていると、大体一般的なパターマットだと、結構適当に打っても入ってしまうので適当に練習してしまいがちなんですけれども、
ただカップに入れるだけの練習じゃなくて、色々意識しながら練習していただくと良いです。
例えば芯に当てる練習ですね。
パターは大体前に転がるので、それほど芯に当てるのを気にしないことが多いんですけれども、
パターも芯を外していることが結構あります。
芯を外すと当然ながら狙った距離が打てなかったりとか、狙った方向に打ち出しにくくなりますので、
まずはパターの芯で打つ練習をしていただくと良いです。
あとは振り幅を左右均等にしておくとか、
クラブレットの軌道をなるべく真っ直ぐに近い形で振るように意識するとか、
色々考えていただくとパターもやらなきゃいけないことがありますので、色々考えながら練習していただくということです。
ただ何も考えずにボールを打ってカップに入れるだけの練習というだけだと、
効果がないわけではないですけども、効果が半減してしまいますので、
ぜひ色々考えて練習していただければと思います。
先日ラウンドレッスンに来られた方がおっしゃったように、
パターマットでアプローチの練習、本当に短い練習ですね。
これも非常に効果があります。
7番とか8番でやってもいいですし、3度エッジでカップを狙って打つ練習もしていただくといいです。
そういった練習とかをやっていただきたいのは、アドレスのチェックです。
アドレスを取って、できれば鏡で見て正しく構えられているかどうかをチェックしていただくといいです。
やはりスイングの調子が悪くなってしまうのは、振り方が変わるというよりも、
アドレスが変わることによって振り方が変わってしまうということが結構多いです。
ですので、アドレスが正しく構えられているかどうかというのを、
できれば鏡を見ながらチェックしていただくといいです。
これは練習できないからやるのではなくて、練習できているときでも
日々チェックしていただくといいです。
練習できているときというのは、ちょっとアドレスが変わったとしても練習できているので、
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どこかでうまく調整してボールを打っていることが結構ありますので、
練習できていないときだけではなくて、練習できているときでも
しっかりとアドレスはチェックするようにしていただければと思います。
あとはクラブを持って、クラブを握る練習ですね。
グリップの練習というのも非常にいいです。
グリップも結構ゴルフ長くやられている方でも変わりやすいです。
やはりどうしても自分の握りやすい握り方に変わってしまいやすいですので、
日々正しい形で握れているかどうかというのをチェックするようにしていただくといいです。
それから動きのチェックですね。
クラブを持っていれば一番いいですが、クラブを持てなくても動きのチェックをしていただくといいです。
例えばバックスイングでスウェイしてしまう癖があるのであれば、
鏡を見ながらスウェイしないように体をバックスイングで回す練習をしていただくといいです。
こういった練習はとても重要です。
やはり練習場でボールを打ちながらやるとどうしてもボールを打つことに集中してしまうので、
体の動きをなかなか意識しづらいです。
なかなか新しい動きを取り入れづらいんですけれども、
ボールを打たない練習だとボールの行方が気にならないので、
それほど新しい動きを取り込みやすいですので、
クラブを持たなくてもいいので、ぜひ動きのチェックをしてみてください。
もちろんクラブを振れるようであれば素振りをしていただくのがいいです。
素振りも本当にいい練習ですので、ぜひやっていただければと思います。
何しろクラブを折っていれば握ることが大事です。
時間がなくてもクラブを一回握るくらいだと数秒でできますので、
一回クラブを握るだけでも全然やるとやらないで大違いですので、
どこか目のつくるところにクラブを一本置いておいていただいて、
握る練習とかクラブを持ってクラブの重さを感じるだけでも、
全然やらないよりはやったほうがいいですので、ぜひ行っていただければと思います。
あとですね、やっぱりゴルフのことを考えるということが非常に重要です。
ゴルフのことを考えることによってイメージトレーニングにもなりますし、
ゴルフのことをちょっとした時間でも考えると練習したい気持ちが湧いてきますし、
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ゴルフをやりたいなという気持ちが湧くので、練習に行く機会を無理に作ったり、
時間を調整して時間を作ったりするようになりますので、
まずはゴルフのことを考える時間をちょっとでもいいので作っていただくということです。
それだけでも全然違いますので、ぜひゴルフのことを考える時間をちょっとでもいいので作っていただければと思います。
ということで今日はですね、練習場に行ってボールを打つだけが練習ではありませんということをお話ししましたけれども、
一番最後にこういうのもなんですけれども、
でもやっぱりですね、なるべく練習場に行ってボールを打っていただければと思っております。
ということで、今日の音声はこの辺で失礼いたします。