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農のかけ算ラジオ、道照らすの山浦です。このラジオでは、農業と様々なテーマ、
漁師等を組み合わせて、新しい視点やビジネスアイデアを垂れ流していく番組です。
はい、ということで、農のかけ算ラジオを始めますけども、今回のテーマは、農×環境ということなのですけども、ちょっともしかしたら
かなり外が強風でですね、雑音等が入るかもしれないんですけども、それについてはご容赦くださいというのと、もう一つ、
本題に入る前に一つだけバリバリ自分の宣伝をさせてください。 ただいまですね、道照らすでは新規事業として、長野県の延山高原というところで、キャンプ場
木屋というものをオープンすべくクラウドファンディングに挑戦しています。 このキャンプ場木屋というのが7000平米、
簡単に言うとサッカーコート1枚分ぐらいのですね、広い草原をあえて1日1組限定で貸し切りキャンプ場として5月にオープンする予定なんですけども、
クラファンサイトですね、キャンプファイヤーで応援募集中ですので、よろしければチェックと可能であればご支援もお願いいただきたいと思っております。
URLの方もですね、貼っておきたいなと思いますけども、もし気になるなという方がおられましたら、
クラファンサイトキャンプファイヤーにてですね、星と八ヶ岳、星と八ヶ岳というふうな形で検索してもらえれば見つけられるかなと思いますのでよろしくお願いします。
はい、ということで今回のテーマは環境の×環境ということなんですけれども、皆さんどうなんですかね、農家さんがたくさん聞いていると思いますけれども、環境問題とか
気候変動という言葉に対してどれぐらいの意識を持っておられますでしょうか。
農業をどうしてもやっていると、特に路地ですね、路地で栽培していると、環境というか天気ですね、天気の変動というのは様々な影響があるかなと思います。
自分も延山というところでほうれん草の会社に勤めているときは、それこそ台風とかで一晩でビニールハウスが何十棟倒れたりですね、葉物野菜の産地なんで氷が降ればレタスとか白菜とかいろんな葉物に穴が空いたりとかで様々な影響があったかなと思ってますし、
ここ数年だと、ここ5年、10年ぐらいだと毎回数十年に一度の異常気象というか、数十年に一度の大干ばつとかいろいろあったかなと思うんですけれども、それによって単純に異常気象だけじゃなくて、単純にずっと雨が続くとか、ずっと暑いとかっていうだけでも農家にとってはかなりダメージになりやすいんじゃないかなと思うんですけれども、
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自分自身はもともと国際支援っていうところにいたので、そういう世界で動いていたので、環境問題についてはだいたい20歳ぐらい、国際支援の世界を意識したときから結構好きで関心を持っていましたね。今でもずっとそういうのを意識していて、もう少しこの社会全体として環境問題について踏み出していかないと、ちょっと地球やばいんじゃないっていうのはもろに感じてるんですけれども、
そこに対して危機感っていうものをこの社会がどれだけ持っているのかなっていうのは、ちょっと心配になるレベルかなと思っています。テレビやメディアとかで多少は取り上げられるんですけど、何というか、じゃあ本当にこうしないとやばいよねみたいなっていうよりはやっぱり、メディア自体がもうビジネスですので、そんな暗い話ばっかりしているよりは面白い話とか人が注目するような話ばっかり見せた方がお金になるっていうところなんです。
なんでしょうけど、ちょっと心配だなぁと思っています。本とかで言うとね、もうこれだいぶ古い本にはなるかもしれないですけれども、沈黙の春とか都合な真実みたいな本を、自分は20歳前後の時に読んだ記憶があるんですけれども、あれはかなり深いというか逆にも怖くなるぐらいの内容だったので、もしあんまり読んだことがなかったりとか、ちょっと意識はしてるけど実際何が起こっているかわからないというか、
そういう方はですね、ちょっと古い本なんで最近の本を読んだ方がいいかなと思うんですけれども、なんか最近の環境問題の本とかをちょっとちらっと覗いてみるとか、YouTubeとかでもあるかなと思うので、見てもらえるといいかなと思います。
で、まあそれから自分が意識した時からもう20年以上経って、まあ断言はできないんですけど、そうやって20年も経っていると、だいぶ地球環境も悪い方向にというか、CO2とかの問題でね、済んでるんじゃないかなと思うんですけれども、やっぱりあの時と大きく変わったっていうのが今も言った通り、インターネットがかなり一般的になって、SNSとか動画サイトとか、とにかく情報が誰にでも手に入るようになったなあということ。
これってめちゃくちゃいいことだなあと思う反面、やっぱり悪い面もあると僕は思っているんですよね。ちょっとそれが一番怖いところなんですけれども、っていうのが誰でも発信できるようになったということは、どんな情報でも発信できるようになったってことなんですよね。
で、考えれば我々一般人が得られる情報っていうのはごくごく表面的な部分の方が多いかなあと思っていて、まあもしね、この聞いてる中で専門家みたいな方がおられればまたちょっと違うかなあと思うんですけれども、結局我々ってその情報を精査していかなきゃいけない。
どれが正しくてどれが間違っているのか、もしくはどれを信じてどれを信じないのかっていう問題を常に我々抱えていると思っているんですけれども、まあそういった中でいうと、やっぱり有名人とか著名人の人が言ったことっていうのは、まあ週刊誌とかテレビとかでも結構取り上げられがちではあるかなあと思うんですけれども、
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ちょっと有名だったりタレントだったりする人たちの言葉が合ってるかっていうと、決してそういうわけではないっていうのが僕の持論なんですよね。
まあもちろんこのラジオで私が今から言うこともこれから言うことも過去に言ったことも含めて、それが正しいって言い切る気は全くないんですけれども、やっぱりその情報を精査していくためにも、我々は常に勉強していかなきゃいけないし、学んでいかなきゃいけないんじゃないかなあと思っています。
最新の情報でもないんですけれども、ちょっと調べた感じで共有しますけど、今年の2月頃に出されたBBC、イギリスの放送局のニュースによると、世界の平均気温が観測史上初めて年平均で工業発達以前に比べて1.5度以上上昇していたことがわかったと、明らかになったということです。
あまり難しいことを言うとよくわからなくなっちゃうんで、ちょっと端折りますけれども、これって1.5度かと考えるとちょっと暑くなったぐらいじゃないっていう風に感じる方も多いかなと思うんですけれども、
2023年、去年、世界中で森林火災が、ずっと国際的に起きているんですけれども、森林火災が起きまくっていて、そういうものに関してこの1.5度の上昇というのが地球全体を乾燥させているという部分で、めちゃくちゃ被害を爆発的にさせているという事実もあったりとか、マジかと思うんですけれども、
去年、本当にカナダで実際に起きた森林火災の一つなんですけれども、その一つだけで日本の国土の約37%にあたる森林が消失している、要は亡くなっていると。
去年1年の確か前半だったかなと思うんですけれども、それだけが全てじゃなくて、世界中で森林火災が増えて起きているし、ということはとんでもないスピードで世界から、要は地球から森林が無意味に無価値に消え去っていっていると。
無価値どころではなくて、火災が発生することでCO2が莫大な量として排出されていると。我々がブリュートとかに乗ってエコカーとかでコツコツ排出を抑えているものとかが、一瞬で木が燃えることによってCO2が排出されているみたいなところもあるという事実には目を背けるわけにはいかないなというか、単純に知ってほしいなというふうになります。
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同時に気温上昇ということで、海水温度も統計資料過去最高という統計も出ていますし、こういうことっていうのは、最近何でも高いし、特に寿司、寿司堂とか蔵寿司とかのお寿司もちょっと前、少し前まで上がってきているなというのは、こういう漁業に影響している部分もあるんじゃないかなと思います。
全てがCO2によって、もしくは温暖化によって上下しているというわけではないかもしれないんですけれども、影響がないとは言い切れない。
同時に、またちょっと追加しますけれども、山岳氷河、要はエベレストとか山の上にあるずっと凍りっぱなしの氷河とか、いわゆる南極の氷も溶け出していて、海面の上昇も進んでいると。
じゃあそれどうなのという影響なんですけれども、については、あまり聞きなしみのない国かもしれないですけれども、ツバルという、要は島国があるんですけれども、そういう海抜の低い島国、ツバルだけじゃもちろんないんですけれども、もちろん日本も影響を受けていますけれども、そういう海抜の低い島国というのを海に沈めようとしているというのが現実問題として起きているんですよね。
こういった事実に対して知っているか知っていないかで、日々の生活とかCO2の排出についての意識みたいなところがだいぶ変わってくるんじゃないかなと思うんですけれども、そうやっても遠い世界の話だよねってなりがちなのが結構日本っぽいなとは思っています。
農業に対しての影響ってどんなんかなって見たときに、路地とかで、要は外で仕事している皆さんにとっては、台風とか干ばつ、断頭とか長雨とか、毎年違った形でやってきているもの自体が温暖化の影響ということをまず意識してほしいなと思いますし、それがいわゆる気候変動なんだということを理解していただければなとは思うんですけれども、
じゃあそれが具体的にどういった形で影響しているかみたいなところで言うと、これは品目によって影響の仕方っていうのは多少変わってくるかなと思うんですけれども、例えば水と米ですね。
っていうのは気温上昇の影響で、今日もテレビでニュースでやってたかなと思うんですけれども、コシヒッカリの栽培が一番日本は多い中で、どうしても高温糖熟障害っていう部分で、白濁、要は米が白く濁ってしまうみたいな影響とかがあったりですね、そのせいで糖給がダウンしたりとか、精米ロスが増えたりとか、単純に味が落ちたりとかっていうものが起きている実際にと。
そうなので、高温に耐性のある品種でカバーしていこうみたいなことが今日のニュースでやってましたね。果樹とかでいくと発芽とか開花に影響があって、葉物は高温障害とかのものに影響を受けやすいですし、単純に発育不足とか不結球とかもありますね。
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ハウス栽培とかで考えると、温度管理である程度対応しているところもたくさんあるかなと思うんですけれども、単純に温度管理すること自体がコストじゃないですか、普通に考えて。それが機械であろうが、人間の手であろうが、コストはかかるので、そういった意味において、栄養にも少なからず影響があるんじゃないかなと思います。
最近、熱帯植物、単純にバナナとかアーボガドとかが盛んになってきているので、今も言ったような高温に耐性のある品種とかも、種苗会社等の研究によってどんどん出てきているので、そういうので対応していけばいいんじゃないという話もあるかなとは思うんですけれども、
結局温暖化とか気候変動の影響ってインフラとか食事とか生活そのものに対して影響しているので、我々の農業が多少温度が上がってもやっていければいいよという問題ではないかなと思いますね。
やっていかなきゃいけないので、そこの工夫は常に必要なんですけれども、栄養のために我々は生きているわけじゃない、生きるために栄養しているのが正しいかなという部分の生きるの部分にも十分に影響しているというところで意識はしてほしいなと思います。
もっともっと何かがこうとかこれに影響する魚が取れない、野菜が取れない、木がどうこうっていうよりも単純に大きな話として言い過ぎじゃないって言う人もいると思うんですけれども、僕は全然大きくないと。
もろに今影響を受けているやんって思うんですけれども、根本的に人類の生存とか我々の子供、僕も子供3人いるんであれなんですけれども、そういう彼らの未来に関わっている問題がもう目の前の大きな問題としてもうやばいよというようなところでカウントダウンされている状況だと僕は思っているんですよね。
そういうところをちょっともっともっとみんなには意識してほしいなとは言いつつも、お前何してるのとそのためにというのが難しいところで、一般市民の私も一市民というか市民なので大きなところで何かを変えることはできないかもしれないんですけれども、
そういう中でそうは言っても私のような一般市民が1億2千万人、高齢者とかもいるんであれですけれども、何千万人と動けば少なくとも日本の国内でのCO2の排出とか増加しているそういうものに対してのインパクトというのは作れるんじゃないかなという意味で言ってます。
じゃあ温暖化って何やねんみたいなところになるんですけれども、温暖化が何で起きているかというところですよね。その辺の知識としての共有もしていきたいなと思うんですけれども、温暖化って結局原因としては温室効果ガスというものが必要以上に地球の大気上に排出されるために起きていると。
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じゃあその温室効果ガスというのは何だろうかというのは一番わかりやすいのは二酸化炭素、いわゆるCO2ですね、というものとメタン、CH4というものですね、一酸化二窒素、これなかなか聞きなじみがないんですけどもN2Oというものがあるので、もちろん一番一般的なのが二酸化炭素になるかなと思っていて、これの大きな要因というのはなんとなく想像つくかなと思います。
車とかなんですけども、産業革命以降の化石燃料をエネルギーとするものがこのCO2をバンバン排出してきた長い歴史の中でですね、だというふうに言われています。
現代でいうと車とか航空機とか発電ですね。よくたまに化石燃料での火力発電とかがCO2を出ているみたいなニュース等でも聞くんじゃないかなと思いますし、もう一つは工業施設、車であったりとか電化製品であったりとか様々な工業施設というものはCO2の大きな排出源になっているなと思います。
全体としての割合はあまり大きくないんですけども、農業関連としては畜産等によるメタンガスとか、あとこれがちょっと伝えにくいんですけど土地利用の変化という部分で一酸化二酯素みたいなものが何かに寄与していると言われています。
これが恐ろしいんですけれども、CO2というものがよく言われていて、これは止めCO2を減らそうみたいな話は聞くと思うんですけれども、同時にメタンガスと一酸化二酯素というものがあって、ちなみにという感じになるんですけれども、メタンガスというのはCO2の約25倍の温室効果があるというふうに言われています。
なのでCO2を1出すとしたら、メタンガスを同じように1出したとしても25倍地球の温暖化が進んでしまう。
もう一つで言うと一酸化二酯素に関してはCO2の298倍と言われています。
なんじゃそらと言うぐらいCO2とは全然違う一酸化二酯素が温室効果があるというところです。
これはちょっとしんどいなというところですね。
ちなみに一酸化二酯素というのは先ほど土地利用の変化というふうに言いましたけれども、そういったものによって生まれる出ると言われるらしいんですけれども、
土地利用の変化って何ぞやっていうところでいくと、いわゆる森林を伐採してここに町を作ったりとか畑にしたりとか、ゴルフ場の開発とか観光リゾートの開発とかあるらしいんですけれども、
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そもそもで言うとCO2もメタンガスも一酸化二酯素もこの地球上にあるものなんですけれども、
そういう土地利用の変化、要は開拓をしていくことで地面を掘り出したりしていくことで、
それがもともと地球が持っているものを排出する、大気上に排出することで温室効果があるというふうに言われているみたいですね。
ちょっと調べたところによるとという感じなんですけれども、
気になる方は細かいことをいろいろぜひ調べてほしいなと思います。