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農TT
マジで去年喋ってたんですよ。
ネタないって思っちゃったけど。
今日はね、ちょっとね、企業の環境活動みたいなところで、
ゆと
いろんな企業の?
喋ってきますね。
どっかピックアップみたいな?
いや、もうちょっと一般論みたいな感じ。
なんか昔からあるよね。その環境保全のための取り組みみたいな。
あるっちゃある。
農TT
なんかCSRみたいな。
コーポレートソーシャルレスポンシビリティか。
ゆと
はい。最近はそれで言うのかな。CSRね。
農TT
逆に最近CSRって聞かないね。
ゆと
いや、分かんない。
農TT
気のせいか。
ゆと
あれは違うのかなまた。ESG経営とか言うね。
農TT
あ、出た出た。その話しようと思ったのに。
ちょっと触れようと思ったのに。
ESG経営とかESG投資とかね。
ゆと
あ、投資でも言うんだ。ESG投資。
農TT
ESGって何の略?
ゆと
インバイロメントは分かるっていうか間違いないんだけど。
農TT
環境ね。
ゆと
ESG。Sはもう社会か。ソサイティ?
農TT
ソーシャル。
ゆと
あ、ソーシャルか。
農TT
まあどっちでも一緒か。
ゆと
同じような。環境、ソーシャル、何だろう。分からんわ。
G。
ギャバメントとかじゃないもんね。G。
農TT
惜しい。音は惜しいね。
ゆと
惜しいんだ音的には。Gの単語がうといわ。
農TT
ガバナンスですね。
ゆと
あ、ガバナンスか。じゃあちょっと環境とはまた視点が違うというか。
農TT
そうね。だからまあ環境じゃないところで言うとそのガバナンスはコンプラみたいな。
コンプラか。
不正してませんみたいな。
ゆと
職役だと何なんだ?ガバナンスって。
農TT
企業統治って。
ゆと
あ、統治、支配、管理とかか。
農TT
うん。
Sがソーシャルで、まあ例えばダイバーシティを尊重してますかとか、
女性活躍してますかとか、地域に貢献してますかとか。
ゆと
うんうん。
農TT
最後が、最後というか3つ目今言うのがEでEnvironmentですね。
ゆと
環境ね。
農TT
まあなので、なんだ環境負荷の少ない原料を使用しておりますみたいなやつね。
やつね。
そうだから多分今いろんな会社がESG投資、ESG頑張ってる会社に投資しようねみたいなことを
なんか国連が言ったとか言わないとか。
ゆと
おー。
農TT
ということで頑張ってますね。
そうなんだ。
そうそう。
頑張ってるんだけど。
だけど。
頑張ってるんだけどね。
あることが起きているんですよね。
ゆと
あることが起きている。
農TT
聞いたことありますか。
グリーンウォッシュ。
ゆと
ないっすね。
緑の。
農TT
ないっすか。
ゆと
ウォッシュ。
農TT
そう、グリーンウォッシュっていうのは。
知らないね。
俺が見てるホームページによると。
ゆと
ホームページ。
農TT
消費者の誤解を招く表現を用いてこの商品やサービスは環境に良いと思わせるビジネス戦略です。
みたいな。
ゆと
なるほどね。
古代広告のグリーン特化っていうか。
農TT
そうそうそう。
ゆと
バージョンね。
ちなみにホワイトウォッシュっていう言葉が毒語なのかわかんないけどそれがもともとごまかすっていう意味らしくて。
知らないわ。
農TT
それをかけてグリーンウォッシュと呼ぶらしいですね。
ゆと
初耳。
農TT
例えば、これどれが本当でどれが嘘かわかんないけどありそうだなって思ったのは、
うちは紙のストローを使いますって言ってプラスチックやめましたって言って結局それを燃やしてCO2出してますとかね。
ゆと
循環とかトータルで見たらどうなのっていうやつね。
農TT
そうそう。
ゆと
紙使うのは事実でしょ、でも。
農TT
そう。
だからプラスチックやめようってなってるのはマイクロプラスチックだけが出てきて、それが海に流れてカメとかがそれを口に入れてお腹に溜まってみたいなやつだからその文脈では確かに正しいのかもしれないけど。
ゆと
それ自体は防げるもんね。
農TT
そう、でも環境、地球温暖化にはみたいにちょっとトレードオフっぽいやつから、マジの嘘とか。
ゆと
マジの嘘。
農TT
とかがね、あるらしいですね。
7つのパターンがあるらしくて。
ゆと
グリーンウォッシュ7つのパターン?
農TT
正しくはね、7つの罪って言われてるんですよ。
全部ちょっとね紹介するとあれなんだけど、まあいいや。
ゆと
まあいいや。
農TT
まあ、そうね。
全部大事だな。
なんか今みたいな、こっちはいいけどこっちはダメみたいなトレードオフの部分とか、根拠がない、曖昧、あとはラベルが間違ってる、誤ってる。
あとは不適切、嘘じゃないんだけどそんなすごいことやってねえよみたいなやつとか、まあマジで嘘つくとか。
嘘つきじゃん。
そんな感じ、ざっくりそんな感じ。
ゆと
グリーンウォッシュね。
農TT
そうそう、っていう言葉をね覚えておくといいかなと思ってます。
で、なんでやっちゃうのかなっていうね。
ゆと
グリーンウォッシュ。
農TT
ウォッシュよね。
だからね、俺2パターンあると思ってるんだよね。
ゆと
やっちゃう心理。
農TT
やっちゃう心理。
え、なんか想像できますか?
ゆと
やっちゃう心理。
なんだろうね、あんまりなんかそういうの全般的に言った方がいいみたいなのね、割り替えしてるけど、あんまりそのベター以上にあんまり分かってないわ。
CSR時代から、企業って余力でそういうの頑張るもんじゃんみたいな。
農TT
いやそう、みんなやるべきだってのは思ってんだよね。
だからやってんだけど、だからこそできないのにやってるみたいな面があるのかなと思って。
ゆと
やってるようにやっぱ見せないと世間体じゃないけどみたいな。
農TT
今回はESG投資の話から入ってるから、やっぱ投資家にいい顔したいみたいな背伸び的なとこはあるのかなと思って。
知らんけどさ、株主総会とかでさ、例えば投資家にいい顔したいの、別の例だとさ、紛色決算とかあるじゃん。
なんか赤字なのに黒字に見せちゃったりとかさ。
たまにニュースになるじゃん。
そうね。
だけどそれと同じようなパターンで、いやいやうちいい会社ですよっていうので出てきちゃったりとか、株主につつかれて無理矢理ひねり出したからちょっとクオリティが低いとかね。
っていうのが企業の背伸び的なのが一つあるかなって思ってますと。
で、もう一個俺もちょっとね、これはムズいなって思う。
ゆと
やっちゃうみたいな。
農TT
説がね、もうね、純粋な気持ちで取り組んでるんだけど力不足パターン。
ゆと
純粋にやってるけど結局それいいのみたいな。
そうそうそう。
それはめっちゃ起きそうだわ。
農TT
いやほんとに。
起きるかね。
俺もね仕事の中で、なんかこうサステナブルな栽培方法とか、じゃあそれをサステナブルに作った何かを使って新商品を出したりとか。
そういうストーリーを描いて、ちょっとサステナブル農業みたいなのを試したりするんだけど自分の作物とか。
はいはい。
だけどね結構ね、これ実はサステナブルじゃなくね?みたいな。
ゆと
自分で気づいとる。
農TT
そう。
ゆと
とかあるんでね。
農TT
俺の例で言うと、例えば、前もちらった話だけど、木を燃やして燃料にして外国では農業をする場面があると。
日本だったらガソリンとか使うところで。
ゆと
あーなるほどね。結構大規模にどんと燃やすってこと。
農TT
その木を減らして云々って考えてたんだけど、でもよくよく調べたら自分たちで植えた木を燃やしてますっていう話だったのね。
そうすると今まで待機中にあったCO2を吸ってきた木を燃やして、またCO2出してるだけなんで。
いわゆるカーボンニュートラル。
ゆと
プラ燃えゼロ的なノリ。
農TT
そう。という状況だから、別になんかそれやんなくていいや、サステナブルのために。みたいなことに気づいてやめたりとか。
ゆと
うんうん。
農TT
いうのがあったりとか。ちょっとね、むずいんだよね。
ゆと
うん、むずそう。さっきのストローもそうだしね。
農TT
そうそうそう。だからなんだね、その、ものづくりの仕組みについてどんだけ理解してるかっていう。
逆にものづくりの仕組みについての考え深さが足りないと結果的に曖昧なことになったり嘘になっちゃったり。
ゆと
嘘つこうとしてないけど嘘になっちゃうと。
農TT
そうそうそう。今もなんかその、木燃やしてる、地球に悪いみたいな、その表面的なとこしか見てなかったけど、
実はそれはその農家が植えて5年10年かけて育てた木なんですよーとか、
あとは日陰でね、育たなくなったいわゆるあの間伐剤みたいなの使ってんですよーとかさ。
ゆと
うん、わかんないけど。
農TT
それはあれよ、ちょっと言うと、山にいっぱい木植えて、木が多すぎるとさ、凶豪するじゃん。
ゆと
うん、そうね。
農TT
木同士で。だからちょっと間引きして、葉っぱの量は山としては同じなんだけど、幹がむずいな。
ゆと
まあ、最適な状態に。
農TT
そうそう、山を管理する過程でセレクションに漏れた木みたいな。
ゆと
そういうの割り箸とかでもあるよね、そういう木を使ってます。
農TT
見たことあるかな。
山を切り開いて取った木ではありませんみたいな。
っていうのはよく考えたら別によくね、みたいな。
っていうなんかそのね、論理性というか、ビジネス…なんていうの?ビジネスじゃねえな。
サプライチェーンみたいな話か。
ゆと
サプライチェーン。
農TT
この物ってどこから来たんだろう?みたいな。
ゆと
うん、なんか循環的な話だよね。トータルで見た時みたいな。
農TT
そうそうそう。で、どこまで自分がその商品を遡れるかみたいな。
なんか昔あったよね、国語の授業かなんかでさ、一本の鉛筆の向こうにっていう題材なかった?
ゆと
なかった。
違う教科書じゃないですか。
農TT
そうね、自治体違うからね。
それは鉛筆なんだけれども、その芯の部分がどうやって輸送されてくるかとか。
で、どこの国のどんな人がその炭素を取ってるかとか木を切ってるかとか。
っていうのを考えるための教材だったんだけど。
だから例えばあらゆるサステナブル商品みたいなのに対して、
作る側の人も使う側の人もそこまで考えないといけないんだなっていう。
ゆと
そうね、難しいけどね。
農TT
実はその時正解だと思われてたことが不正解だったりするしさ。
なんか昔プラスチックの方が環境に良いみたいな風潮なかった?
あったっけ?
プラスチックは再利用できるかなみたいな。
20年くらい前の風潮。
ゆと
それももう今ないの?今もね、ゴミ出しとかではプラを出して。
ちゃんとプラのは燃やせるゴミじゃなくてプラにしてリサイクルしてねと思いながら出してはいる。
農TT
そうなんだけど、なんかね、ちょっと変わってる考え方。
ゆと
ストローの話もそうだけど、そうなってない分の奴らが問題なんだよね。
農TT
そうそうそういうこと。
だからマイクロプラスチックなんて20年前聞いたことないですか?
20年前はプラスチックで聞いたのはダイオキシンとかだよね。
ゆと
ダイオキシン。あ、燃やすとだっけ?
農TT
燃やすと、まあプラに限定した話かわかんないけど、なんか不完全燃焼。
火力が足りなくて不完全燃焼だとそういう有害物質が出るみたいな。
ゆと
はいはい。不完全燃焼がポイントだったのか。
農TT
プラはエコって習ってきたけど、今もまあそうなんだけど、結局再利用されないプラが多い。
ゆと
ちゃんとやればエコ。ちゃんとやればエコ。
農TT
最近でめっちゃね、なんか納得できないことあって、そのプラスチックのリサイクルで。
リサイクル、まあ利用で。
なんか汚れたプラは燃えるゴミみたいなのあるじゃん。わかる?
ゆと
結構そのルールだったよ。
農TT
いやそうそう。
それがさ、そのリサイクルを難しくしてるんだよなと思って。
しかもさ、汚れたプラのさ、教育を受けてないからさ。
みんなさ、バラバラじゃん。
俺は結構汚れたは甘いんだよね。
ゆと
そうなんだ。
俺それわかってないわ。
農TT
いやわかんない。正解かわかんないもんだって。
多分さ、いくつか迷う場面があってさ、汚れたプラ。
例えば料理にサランラップをしました。
ラップをしましたお皿にね。
食べるとき剥がしました。
で、ミートソースとかがべっとりついてたら汚れてるって思うかもしんないけど。
ゆと
汚れたプラ。
農TT
白ご飯。白ご飯とかでちょっとさ、なんか蒸気が、結露がついてるみたいな。
これどっち?みたいな。
ゆと
いやー、俺それ普通のプラとして出しちゃってるな。
農TT
いや、俺もそう思う。
せっかく汚さないで、ほぼ汚れてないプラスチック。
例えばパンとかね、サンドイッチとかのさ。
パンの部分だとそんな汚れてる感ないじゃん、プラスチックが。
でもさ、ラベルが紙みたいな。
ゆと
混ぜてくるやつね。
農TT
そう。で、こうね、ピーって途中まで気持ちよくさ、サンドイッチで言うと、
ゆと
プラスチックがピーって向けてくのにいきなりさ、ザザザッ。
農TT
おにぎりとかもそうか。
これは汚れてはないけど、なんかプラ純粋でもないし、燃えるゴミなのかとかでもやっとしたりさ。
ゆと
なるなる。
そう、だからそうすると、ね、なんかプラスチック、うーってね。
農TT
もしかしたらこれを超想像で勝手な自分の都合のいい解釈だけどさ、
プラスチックは環境にいいのでプラスチックを使いましょう。環境にいいというかリサイクルできるのでプラスチックを使いましょうって言ってさ。
まあそれでね、言い出した人がいても、でも実際ものづくりの場面見たらそういうラベル問題とかさ、
出てきちゃうとね、結局燃えるゴミでマイクロプラスチックになってましたみたいな。
最初に言い出した人と使う人たちの行動がマッチしないっていうパターンもあるかもね。
ゆと
あー確かに。
農TT
エコバッグとかもなんか諸説あるらしい。
ゆと
あーそうね。あれは単純に分かりにくい。難しい。袋どっち買えばいいんだろうサイズとか買うとき。
たまにエコバッグ忘れて買うとね、めっちゃ難しいよ。普段エコバッグだと余計に。
農TT
普段エコバッグなの?
ゆと
もうエコバッグ三刀流だよ俺。
農TT
それはサイズ別?
ゆと
サイズ別で一個もはや被って、お気に入りの柄を二つみたいな。
農TT
あーなるほどね。エコバッグ洗う?
ゆと
エコバッグたまに洗うよ。まあ汚れたなっていう時だけだけど。
農TT
エコバッグ洗うとマイクロプラスチックが下水に流れるっていう話もあるらしい。
ゆと
全然ダメじゃん。
農TT
あとはビニール袋の消費数はめっちゃ減ってると思うんだけど、だけどゼロにはならないじゃん。
特に俺の場合はビンとか缶とかペットボトルを捨てるのにスーパーの袋ちょうどいいんだよね。
ゆと
普通にそうだね。買ってるわ。むしろビニール袋。
農TT
今まではタダで、あるいは今有料になったとしても3円ぐらいで買える。一定数は必要。
まあでも減らしてるからね。だいぶ意味はあるんだろう。そういう仕組みの盲点みたいなの結構あるらしいですね。
もう一個最近ね、むずいなって思うのが、地球に優しいかどうかを計算するのがむずい。
ゆと
無理だろ、もはや。
農TT
一応多分そういうコンサルとかいると思うんだけどさ、でもそれはコンサルを使ったらわかるけど消費者はわかんないじゃん。
で、高校のさ、理科の先生でさ、W先生っていうベテランの有名な先生がいたけどさ、
ゆと
進路指導室の。
そうそう。
農TT
あの方がちょっと言ってたのが、電気自動車っていうのがこれから出てくるらしいですみたいな。
当時。
早いね。
15年くらい前。
ゆと
2006、7年とか。
農TT
電気自動車は確かに排気ガス出ないけど、でも電気自動車の電気ってどこから来てるんですか?って言ってて。
で、火力発電所ですよね。まあ原子力発電所の場合もあるかもしれない。
ゆと
発電所系。
農TT
そしたら結局そこで出し、車で出てた排気ガスを火力発電所で出してるだけじゃね?みたいなことを言ってて。
ゆと
当時で。
へー。
俺最近そういうニュースか意見をTwitterかなんかで見た。
あ、そうですか。
15年遅れてるわ。
農TT
そう、だけどそういうので、え?って思って、でも電気自動車ダメじゃんって一瞬当時は思ったんだけど。
でもよくよく考えてみると、たぶんエネルギー効率みたいなね。
ゆと
うんうん。
農TT
火力発電所に比べたらちっちゃいタービンみたいなエンジンみたいな。
まあところ、エネルギー作るよりも火力発電所みたいなまとまったところでやった方が効率いいよねとか。
ゆと
あー、はいはい。
農TT
一回電気を返し、火力を電力に変えてやった方が効率がいいよねとか。
あるいはガソリンを運ぶ車が減って、そこのCO2その分減ってるよねとか。
ゆと
うんうん。
農TT
ガソリンのね、タンクローリーみたいなやつ。
とかこうなんかもうめっちゃ複雑だよね。
ゆと
そうね。
ポイントだけ見ればね、環境に良さそうだったりはね、するけど。
農TT
だからね。
ゆと
わからん。
農TT
よく考えると、実際どうなの?みたいな問題がね、いろいろあるらしい。
ゆと
そうね。