1. 農のかけ算ラジオ
  2. #52 山浦×アグレス 後編
2024-08-28 32:56

#52 山浦×アグレス 後編

山浦×アグレス 後編


農のかけ算ラジオは 今回のゲストをもっていったん終了とさせていただきます。

約1年間ご視聴いただきありがとうございました。


最終ゲストということで

ミチテラス山浦の農業の原点でもある前職 株式会社アグレスの土屋社長をお招きし、山浦とアグレスの軌跡をざっくばらんなトークをお楽しみください。


ゲスト紹介

株式会社アグレス 代表取締役 土屋梓

https://www.agres-nobeyama.net/


00:05
やっぱり、野辺山の農家の三代目としては、開拓の魂を繋げていくのが一番のアレなので。
今どうなんですか?山浦無き後の弊害とか、弊害もしくは良かったこととか、何かあれば。
やっぱり新規事業部を回してて、山浦さんすげえなって感じる部分もめちゃめちゃあるですね。
なかなかカレーとか、新しいアイテムを自分で考えて全部やってくる、やれるってやっぱりなかなかできないんだな。
まあ全部縁ですけどね、もちろんね。
人それぞれの性格もあるし、その後竹浦が後を継いでやってますけど。
全然タイプが違うから、一概に別に良い悪いじゃなくて。
やっぱりゼロイチを作ってくるってのは誰でもできることじゃないなと思うんですね。
やっぱりそれだけ外出て、外出るってめんどくさいじゃないですか。
いやめんどくせえんですよ。これをね、結構ね、現場側に分かってもらいたい方。
めちゃくちゃ精神すり減らして。
出ない方が楽ですよ。自分の日常の中にずっといた方が。
それはね、現場の方が楽っていうか、辞めてさらに分かったのは、やっぱり仕事があるっていうのは楽なんですよ。
決まってやることがある。やることがある。
これも精神面かもしれないですけど、もちろん現場で本当に汗水垂らして、朝4時5時からレタスや何か切るっていうのもあれだけど。
まあどっちもどっちですね。どっちもどっちも大変ですね。
まあどっちが得意かとか、そういう問題だと思うんですけど。
どっちが大変かって言うと多分またあの…
ガチャっとする。
限界な。
だけど、やっぱり外出るのは大変ですよ。
うん。
し、外出る口実を自分で作れるってまたそれもすごいことで。
そうですね。会ったことない人に会いに行く。
僕も今同じような立場でいますけど、やっぱりこう、まあまあ少し今はそういう店舗ができたりとか、カレーがあったりとか、アイテムがあるんで、仕事があるんで、あれですけど。
でもさらに膨らませると思ったら自分で出張作ってとか、円を作ってってやればいいですけど。
なかなかやっぱりそういうところは、まあ今忙しいっていうのもあるかもしれないけど。
いやそこがね、逆に言えば、僕が苦手なところですよ。
だから01と一銃。
で一銃が、これやらんと金にならんですけど、みんなに言われるけど。
そうですね。
01が好きなんですよね。
そうですね。一銃の人は多いですよ。だけど01は少ない。
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だから一銃をね、託して辞めたつもりだったんですけど、なかなかね、そこも俺も辞め方がちょっと急やったのもあって、いろいろ迷惑かけちゃって。
だからやっぱり、その人の中に腹落ちして、自分のものにできないと、結局どんなに良いアイテムでもなかなかスケールはしないですね。
っていうのを今感じてる。
そう、だからそれで今思ってるのが、一年間正直もう結構ダラダラしてきた。
ダラダラっていうか、本当に人にも沢山会ってるし、体の限り動いてはいるんですけど、
やっぱり会社っていうものにある意味で所属してるっていう責任感とか、その縛りみたいなのって、
やっぱ20年以上というか、何かしらに所属して生きてきたんで、自分のコントロールがやっぱりそこまで上手くないんですよ。
責任感だけで動いてきたみたいな。
ってなってくると、ゴロゴロもするし、サブリもするし、ってなってきた時に、そっから01ってなった時に、
このアグレスの価値、アグレスというかサラリーマンとして企画開発を任されてた価値っていうのは、すごいなと。
一つは経済面。給料が入ってくるっていう部分と、その企画をする上での資金がある程度会社に面倒を見てもらえるっていう部分と、
営業というか、人に会うにしても会社の経費を使わせてもらったりした。
でも今一人で動いて、会社の時はゼロからなんで、全く何が起こるか分からないけど、会いに行って。
それで本当に上手くいくのって12重に一つじゃないですか、形になる。12重よりももっと多いかもしれない。
でもその12重、30重を今自分もやっていかなきゃいけないけど、これ全部自分のお金なんで、これめっちゃ大変やなと思って。
だからそういう意味でアグレスというか、その会社サラリーマンの価値っていうのはめちゃくちゃすごいなと思って。
まあ別に後悔はしてないんですけど。
プラス補助金とかもね、やっぱ法人とか実績とか、そういう融資も含めて、実績あるから金も引っ張れるし。
これはすごいなと思って。
だからもうそういうのを含めて、やっぱ信用と実績作りのために法人化を今ちょっと考えてるんですけど。
じゃないと、振りたいけど個人ってあまりにもやっぱり弱いっていうのは結構何方面か今言われて。
もう一つちょっと腹決めて、すぐ作ればいいじゃないですか。
登記すればいい。
税に効果がある。
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別にね、何円でもいいって言ったって。
20何万の初期費用と、役員なり税理士なり。
どんだけ最低ゆっくりしたとしても、年間60万なり100万なりはかかるわけです。
これが利益というか、収益なければ回らないんで。
まあいいじゃないですか、とりあえず作って、潰れるときは別に潰れたって別に。
潰れたところで別に、またもう一回振り足に戻るんじゃないかな。
とりあえず作ればいいじゃないですか。
それはね、そう思ってるんです。
で、極端なし、ちょっと年もとってきてるんですよ。
今43、もうすぐ44で。
本当に色々挑戦する。
挑戦するって好きなんですけど、やっぱ疲れるんですよ。
いろんな意味で。
挑戦するし、したことで綾田兄弟は言われることもあるし。
最悪ね、もう。
でもしょうがないですよ。山浦正弘として生まれてきてるから。
それはだってもう。
いやだから、最悪もうどうにもならないと思えば、もうトラックホーム乗りゃいいかなと思ってるんですけど。
ただ、ギリギリ、本当にギリギリ嫁が泣いて頼むとかせん限り、ギリギリまで挑戦すると思う。
だってもう我慢できないですよ。
ここまで好きにやっておいて、アグレッスでも好きにしてもらって、アグレッス辞めても好きにやって。
いや、山浦さんは絶対この農業界を変える人なんですよ。
ずっと言ってますけど。
今ね、このポッドキャストもね、ちょっともう一旦農の掛け算というのをこれで最後にしようとは思ってるんですけど。
農業っていうのは、僕ももう10年間農業界ゴロゴロ含めていたんで、農業っていう武器は自分だから取れないと思うんですけど。
何て言うんだろうな。
ある意味そこに縛られてる部分もある。
そこを縛ろうとすると、極端に四日の会長とかになってくると、細かい仕事をちょこちょこもらえたりするんですよ。
で、それを四日会長みたいな肩書きをもう全面に出して、それこそコンサルみたいなやり方っていうのもあると思うんですけど、別にコンサルになりたくないし。
そういうタイプじゃない。
そういうことじゃないから、旗を立てれば飯は食えるかもしれないけど、そうじゃないと。
っていうところでこの1年間ずっと悩んできて、結局やっぱり40も半ばに差し掛かってきて、やりたいことって全部はできんから。
本当にやりたいことをやるしかないなと思って、改めてまたカンボジアに話が戻っていってるんですけど。
あのポッドキャスト繋がりで、コテンラジオかなんか聞いたときに、優秀な人はめちゃめちゃいっぱいいると。
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世の中を変えた偉人は、比較的大器晩成タイプが多いと。遅咲きが多い。
それね、めっちゃ勇気になる。
本当にそう思うんですよ。ずっとあいつは何してるかわからない。何なんだと言われ続け。
キャンプ冗談が始めちゃった。
最後の10年くらい力気にタタタタタってやり遂げる。
やっぱり多いじゃないですか。世の中を変えてきた人たちって。
山瀬隆とかもアンパンマンもすごいからね。
ずっと何かモヤモヤしたものを抱え続けた結果、そのエネルギーが変わる時が来るっていうのは、
それは山瀬さんにすごく感じていて。
なんか嬉しいけど怖いな。
変な人いないなって。農業界、広社、家と。
経営力あったりいろんなアイデアあったり力ある人。賢い人いっぱいいるけど。
タタタタに、四明治会長になりたいですって。
一万何千人っている組織の中で、なり得るものでもないじゃないですか。
法人の一社員として。
それは何か山瀬さんが持っているものがあるから、そういうポジションにもなるわけで。
やっぱり全て繋がっているから、何かがこの後起こるっていうふうにずっと思ってます。
期待に応えたいな。
でも、分かんないです。
それが100年後に、あのゲームチェンジのきっかけは山村って言われたんだなみたいな。
ある意味ではそれを感じられず。
山瀬さん死ぬかもしれないけども。
死ぬかもしれないけど、でも100年後に、新しい古典ラジオで喋られてるかもしれないです。
なるほど。
それでも、結構ちゃんと爪跡残さんとヤバいやつですね。
でも、大したことない爪跡って思ったのが、100年後にめちゃめちゃ咲いてるかもしれないから。
バタフライ効果みたいな。
このキャンプ場が何かになるかもしれないし。
なるほどね。
だからやっぱりうちにもすごい価値に感じてるし。
山村さんの価値っては別に、辞めたからどうとかじゃなくて、
今までのアーグレスの組織の中に山村さんがいたっていうことが価値で、
そういう異色なものがあってここまで来た、やってきたっていうのは、やっぱり強いと思うし、
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これから何か俺がやりたいって言っても、しょうがないよねって思ってもらえるじゃないですか。
急に農業現場しかやってない、考えてないような風に見られてた。
急に次はカレーだとか言っても、みんなどうしたんだろうと、大丈夫かと思われるけど、
俺が多分次に、次は海ぶどうやりたいって言っても、また始まったなって思われるだけじゃないですか。
それの下地を作ったり。
下地を作って、ある意味何やってもいいんだなっていう風土が会社にある。
形は違えど、現場だって自分たちで考えて自由にやってるっていうのはうちのすごいいいところで。
今結果も出てますね。
ある意味めちゃめちゃ自由な人がいたから、俺たちだって自由にやっていくみたいなところが、
自分で考えてっていうところに繋がってるし。
うれしい、ありがたい。
会社全部組織とはなんだろうになってくると、よくあるじゃないですか。
会社の組織とはっていうのは、それが農場長達が言い出すと、あんまりろくでもないと思うんですよね。
でも今の形で、実際結果も出てる、多くの足音も聞こえてきてるってなった時に、
今の形は形で、もう託してるでしょ、ほぼ。
今はもう現場の何肥料巻いてるか何農薬巻いてるか全く知らないです。
だからそれがアグレスのメンバーだからってのはあると思うんですけど、
でも会社って人じゃないですか。
土地でもあれでもないんで。
それが合ってたのかもしれないですね。
うちにはそれが、多分百の業法人やれば百のやり方があるじゃないですか。
自分のやり方としては、超俗人型でいいと思ってて。
みんながみんなで同じことできなくて全くいいと。
その代わり、自分の武器をしっかりそれぞれが作って、
自分で考えてやるから農業って欲しいし、
そいつにしかできないことでいいんですよ。
それぐらい極めてやれるぐらいの農業をやってもらいたいなって。
なるほど。
だから人が変わったら、同じやり方は通用しないからまた考えていくっていいし、
それぐらいでも自分ごとで思いを持ってないと、
この農業で生産性を上げて、利益率を上げていくっていうのはできない。
言われたことだけやってたら、そんなにできないですよ。
そうですね。
また時代も社会も変わっていくしね。
もちろん数字を判断するために大事だし、数字でちゃんと管理するっていうのは大事なんだけど、
それだけでもないなっていうのがすごく。
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いろんな大きい会社なんかいくらでもあるじゃないですか。
鈴成さんもそうですし、今どんどんイケイケの若手も増えていってるし、面白いと。
でもそこって、これ別に若干のいじりみたいなのもあるんですけど、社長に対する。
他で優秀なことをやってきて、農業界に入ってドーンみたいな。
鈴成鈴木さんとは全く別ですけど、あれはもう叩き上げる。
あの人もね、めちゃめちゃ昔はパチンコとかやってたっていうから、今でも変態ですけど。
それと同じように、あの人はもうだいぶ経済界に繋がってるんであれですけど、
多く規模で土屋敦さんみたいな男ってあんまりいないなと思って。
そうですか。いない。
なんかもっと優秀な。
仮面っぽいのを、もしくはなんかバックグラウンドをリクルートとか。
金融関係とか。みんなそうですよね。
なんかそんなばっかりじゃないですか。表にいてとか。
田中さんとかが金融系なんですよね。
一個もないじゃないですか。
いや違いますよ。あるある。開拓賛成。
開拓賛成。
めちゃめちゃいいですよ、俺には。
開拓賛成。
開拓賛成ですよ。
やってたらもう音響系の専門学校中退じゃないですか。
何にもならないですよ。
それでもね、やっぱり仙台の秋はここまでちゃんと大きくしてる。
キープだけでもすげえなとは思うんですけど、ちゃんと売上がきてね。
もう2,3倍とかいってるでしょ。当時の売上からこの10年で。
すげえな。すげえというか暗いな。
いや逆に、みんなそれぞれの武器があるじゃないですか。
金融のテラシーがあって、それを農業に持ち込むことで農業の新しい価値を広めて、
それが結果、今も十何億とかっていう会社はあるんですけど、
自分はやっぱり魂から農家なので、
だからこそ、さっきも言ったんですけど、
社員にも超人的な農家になってもらおうと思ってるわけですよ。
だから数字で見れない開拓魂的なハートですよね。
ある意味、本人主義でもありますね。
みんなどこで何やってるか全く知らないんですよ。
どう管理してるかも知らないし。
だけど、みんな魂持って野菜を育ててるから成果が出てるので。
埼玉の麻婆団って本当にもう何社か分からないですけど、
でも埼玉だって去年でも5千万。
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本人は1億を目指すって勝手に言ってるから最高じゃないですか。
勝手に言ってるってのが最高ですね。
いや、そうなんですよ。
お年どころの時には今の5千万がちょうど会社の中のバランスではいいところなんですよ。
でも本人1億やるって言うから。
バランスを崩してでも1億やったほうがいい。
本人がやりたければ任してるから。
今、会社の中は結構安定してます。
しっかりと新人も育てていくっていうのも大変だと思うんですけど、
安定というか、それぞれっていう感じですか、やっぱり現状は。
ほうれん草、ブロッコリー、埼玉。
でもそれぞれの農場長がしっかり、
うちはほうれん草とブロッコリーと埼玉という形で分かれてて、
それぞれ農場長が今言ったような思いでやってくれてるんで、
今はすごく安定してきてるんですよね。
ただ次、ここもさらに10億の。
農業生産、自社生産だけで10億を目指したいって思ってるんですけど、
そこに行くにはやっぱりいろんなハードルがあるなって思ってるんですけどね。
まあでもここからチャンスはチャンスですよね。
人が増えていく、人っていうか年寄りが。
でもほんと山浦さんみたいな存在が社員でいたんで、
誰が社員になってもいいじゃないですか。
どういうことですか。全然何言ってるのかよくわからないですけど。
だから強みはそこで、
急に例えばインド人でめちゃめちゃ優秀な人を俺がたまたまで会って、
この人を山浦さんの社員にしようと思うって言っても、
それもそれすら受け入れてもらえるかなというか、なんか始まったなって。
それがすごい優秀な農場長になるかもしれない。
別に日本人じゃなきゃ農場長ができないわけじゃないし、
いろんな可能性にチャレンジできるっていうのがやっぱり一番の強みなので。
面白いですよね、そういう今の言葉で言う多様性じゃないけど。
ああ、そうそうそうですね。
でもそれはすごく意識というかしてますね。
土あずさの懐の広さというか。
何も考えてない。よく言われるんですけどね。
でも同時にその懐の広さにめちゃくちゃ御無に抱っこしたのが自分の存在でもあるけども、
やっぱり同時に、これも人から言われるかもしれないですけど、
俺も言ってたと思うんですけど、やっぱり甘さでもあるじゃないですか。
はいはいはい。
それは多分ある程度もう理解をしていると思うんですけど、
でもそれをなんだろうな。
自分であれば結構やっぱり経営者である以上、会社の利益が最優先であったりとか、
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ある意味その利益にそぐわない、もしくは会社の方針にそぐわない人がいれば、
そこに対してはもう冷酷というか、切るという選択肢もいくらでもあるわけじゃないですか。
でもそこってほぼないじゃないですか、土あずさには。
そんなに利益を重視していないのかもしれないですね。
その時点でとりあえず。
もともと利益出なかったし。
最初はね、最初というか。
ずっと受け継いでいくまでずっと利益出なかったし。
受け継いだ後だって、やっぱり利益出ない時もあったし。
でも未来開発室を作って、赤字だって別に未来開発室は作れるし、
チャレンジはできるんで。
いや、だから、俺めちゃくちゃ矛盾すること言うけど、
そこに不安を持ったのもあったんですよ。
でも利益ってのは短年度の話じゃないですか。
そこをたまたまそのところで切って通知書を出すと、赤字ですねっていう話。
それはもう赤字だろうと。
でもそれが100年後にめちゃめちゃ黒字になっていれば。
100年を言い過ぎたとしても、5年後10年後見据えて、黒字になればいいし。
その下地がその時だったかもしれないってことですね。
結局それはバランスの問題じゃないですか。
費用と売り上げのバランスの話で。
結局費用が重んでいれば赤字だし。
何に価値を置くかですね。
例えばアグレスの認知度っていう意味では、明確な利益は結果的には出さなかったかもしれないけど、
認知度っていう意味では多分。
でもその認知度が5年50年後にめちゃめちゃ出てくるかもしれないじゃないですか。
求人一つとか。
わかんないし。
自分のやりたいのは、とにかく次の世代により可能性を広げてバトンを受け渡すことなんで。
それはずっと言ってますもんね。
とにかくそれだけなんで。
うちに利益をものすごい出したからって。
利益に取られるだけだし。
利益出してちゃんと分配するみたいなところであった時に、
社員からしたら、
利益を求めない社長ってちょっと不安じゃないですか。
でもそこは給料あげればいいだけの話じゃないですか。
まあそうなんですけど。
利益じゃなくてみたいなことを言われてると、
24:03
家族も持ってて、
結局サラリーマンはもうサラリーで生きてるんで、
そこに利益がなければもちろん給料も上がらないし、
みたいなところになってくるとそこに一抹の不安を感じるみたいな。
それでいうと、
戦う気持ちというかチャレンジする気持ちを失った方が
圧倒的に潰れると思うんですね。
会社として。
利益が出るっていうのはやっぱり今までの
チャレンジの成果がそこで出たっていうことだと思うんですよね。
だったり、
ラッキーパンチでパーンと出る場合もあるのかもしれないですけど。
所詮ラッキーパンチですね。
ラッキーパンチだし、それに結局アマンジュルトもまたすぐ潰れるじゃないですか。
だから絶対的に俺は潰してあげない。会社を。
だからこそ利益とかそんなに考えてなくて、
常に戦ってないものをチャレンジしていく。
これだけどんどん時代が変わっていって、
一番の業界に良くないのは、
何か分かんないけど俺たち野菜作ってたら何とかなるっていう風に思ってるのが一番良くなくて。
それはすげえ分かりますね。
去年と同じような作付けをして、
去年と同じようにやってれば何とかなるだろうみたいなのがあるじゃないですか。
特に田舎の山地に行くとめちゃめちゃでかくて。
赤字でいいからチャレンジしないと、
100年後、200年後に生き残っていけるかって思うんですよ。
会社潰れる潰れないのはキャッシュフローの問題だから。
金さえ回したらいいだけの話で。
それは大変ですよ。
そういったって3億くらいの会社で通帳さんが100万切ってくると、
なかなかこれはどうしようとかって思いながら、
でも高校さんとかあるんで何とかなるんですよ。
思いさえあれば何とかなる。
やっぱり農地もあるし、事業の基盤がちゃんとあるから。
お金のやりくりと会社を継いでるのは思いさえあれば何とかなる。
とにかく戦う気持ちをなくすことが潰れる潰れないですよ。
その辺の共有?
共有してそれが伝わる人と伝わらない人。
共有してって伝わらないですよ。
伝わる人は給料を上げた方がいいんですよ。
分かりやすい。
ここ2年くらいいたら一生懸命給料を上げてるんですよ。
この農場長で額面で600万くらいになってるんですよ。
マジですか?
マジですよ。
ちょっと。
いたらもうちょっとでよかったです。
27:01
来年くらいで700万くらいを目指しながら。
それが一番分かりやすいじゃないですか。
戦う気持ちだとか言ったら誰も分かってくれないんで。
うるさいみたいな。
すごい。
しかも一人農場長で600万だったらそれかもしれないですけど、
うち農場長5人くらいいるんですからね。
それでみんな大体それっていうのは頑張ったなって。
昔ね、石川のブロッコリーとかでしたっけ?
あそこがそんなん言ってたじゃないですか。
実際そんなんやってるんですね。
何百個超えたら利益が返そうと思って。
10年前からしたら倍くらいになってますね。
31歳の農場長で500万超えてれば別に世間体で見たってそんなに悪くないんですよ。
じゃあまた一緒に挑戦しましょう。
そうなんですよ。本当に。
まだまだ終わってないです。第一フェーズ。
アグレッスを山中さん辞めたってのはそれは必然であって、
これでまず第一フェーズが終わったと。
次のフェーズに向かってまた新たな関係性で一緒に。
多分僕は今の関係性が一番いいです。
中にいると立てるし、それはお互いやり合えばいいんでしょうけど。
でもその期間もあったからこそ慣れる関係性になってくる。
信頼関係もあるから。
あっという間に1時間ぐらい経ちましたね。
面白いですね。
改めて。
話してみて改めて山中さんの価値を感じましたね。アグレッスに対して。
やばいな。
やっぱりあれですよ。いなくなった後に価値が出てくるタイプかもしれない。
それはありがたいですね。
僕も独立して、一応まだ4Hの顧問ではあるんですけど、
もうぼちぼち1年も経っちゃう4H会長の味なんかしないわけですよ。
もうそろそろちゃんと自分の旗を立ててやらんと、もう消え去っていくなと思って。
だからやっぱり歴史を変える偉人になる人なんで、
思いのまま流れちゃうとそれは達成できないと思うんです。
そうですね。
戦ってもらいたいです。
戦わないとね。
子供3人とかいると目先の日銭を稼ぐことにどうしても集中してるわけじゃないけど、
30:01
目先の金を取らないといけないタイミングもいっぱいあって。
でもそれは一番のバックボーンに山浦家の歴史の中で、
山浦さん自身が一番体感してきてることで。
親父の話。
そこはその血が受け継がれてるから。
そっちもあるけど、親父みたいにやりたいことをやるみたいなスタンス。
夜逃げをしても。
もう一回また挑戦するという。
挑戦して、しかもでかい会社になっちゃうみたいな。
嫁に苦労かけるけど、もう無理なんやろうな。
ここから安定とか。
まあでも、そうですね。本当に。
挑戦はしますけどね。
じゃないと何のために辞めたかはよくわからん。
こんなところですからね。
100年後のお札の、千円札の顔ぐらいになってるかもしれないですね。
絶対なってない。
日本の業界に帰ってもお札にはならないと思う。
いやいやいや、わからんすよ。
なりたいと思う。かけらも思わないし。
いやいや、多分別に今なってる人たちにもなりたいと思ってた方がいいんじゃないかと思う。
そりゃそうするよ。みんなやりたいことやってるだけ。
でも可能性いっぱいあるじゃないですか。
オランダだって九州並みの国土であれだけの輸出額を持ってて、
日本の農業の可能性ってまだまだ絶対にあるんで、
いろんな方向でやっぱり山田さんにしかできないチャレンジをしてもらって。
だから今ノンスターとかやってるじゃないですか。
カモジャーカモジャー、あれはまあどちらかというと比較的若手向けやってるんですけど、
この農業経営者の皆さんには、今ちょっとね、サウジアラビアを今。
めっちゃいい。
サウジ今めっちゃでかい、もう何キロ系の施設を作ってるんですよ。
最新テクノロジーを使ったみたいな。
そこが、まあ2030年までに作ろうみたいな話で、今もうそこばんばん回っていってるんですけど、
その辺とかを見に行くツアーを、今サウジも一応繋がりあるんで、
またいずれ4,5年以内にそれ作ってみんなで行きたいな。
まあそういう細かい話は一生終わんないんで。
今日のところはこんなところで、
じゃあゲストは株式会社の代表の土屋敦社長でした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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