こんにちは、Notable Radioへようこそ。この番組は、ゼロ歳児を連れてアメリカへのワンオペ留学を経験し、
頑張る女性のためのコミュニティ、Notableを運営する私、サイコが、セルフリーダーシップを育むための考え方を毎回約15分でシェアするポッドキャストです。
サブMCのリチャードです。今日のテーマは、感情のコントロールとマネジメントの違いについて深掘りしていきます。
Notable Radio ということで、サイコさん、今週もよろしくお願いします。
お願いします。
今日のテーマは、感情のコントロールと感情のマネジメントの違いということで、興味深い。
うん。
感情のコントロールとマネジメント、似てますよね。
似てますね。似てるけど、なんか結構、質感違うなということに、改めて気づいたのと、
今、コミュニティで、毎朝、私、900から1000文字ぐらいのコラムを書いてるんですけど、
そうなんですね。
その子の一つのコラムでも、これちょっと取り扱って、
無意識に感情をコントロールしようとしてて、難しかったんだってことに気づきました、みたいなコメントを受けたこともあって、
意外と人って、感情のコントロールを重視しがちで、
私はどっちかというと、コントロールするんじゃなくて、
コントロールは難しいから、マネジメントしていこうよっていう考え方のほうが、
人って生きやすくなるんじゃないかなって思ったので、
その話を、私とかりちゃさんの実体験を元にしながらお話できたら、面白いかなーなんて思ってたんですよね。
面白そうですね。ぜひぜひ。
じゃあまず、感情をコントロールするのと、マネジメントの違いっていうことなんで、
感情コントロールって、どういうことですかね?
怒っちゃいけないとかって考えるみたいなことですかね?
そうそう、そもそもコントロールとマネジメントの言葉を辞書で引くのが一番早いなと思って。
いい感じになってきましたね、これね。
私、辞書を引いたんですよ、簡単にね。
コントロールっていうのは、あるもの、そのものを思い通りに動かして、
指揮決定することなんですよ。
結構強く関与して、方向性を決める、決定する、みたいなニュアンスがある。
ちょっとなんか、力強いイメージ。
で、マネジメントっていうのは、状況を見ながら調整し、整え、より良い状態に導くことなんですね。
全体を見回して、柔軟に導いていく、そんな感覚の言葉なんですよ。
なるほどね。
この感情って言葉に、コントロールとマネジメントをくっつけると、感情をコントロールする、だと、今の辞書の話の通りにいくと、
感情を思い通りに動かして、指揮決定することになるんですよ。
これ、無理じゃない?と思って。
感情をコントロールして、私はこの時に嬉しい気持ちに絶対になる、とか、
私はこの時に絶対悲しい気持ちにはならない。
気持ちから寂しさ、悲しさ、苦しさは全部排除するって決定して、コントロールって不可能じゃないですか。
そうね。今聞きながら、インサイドヘッドですかね、ディズニーピクサーの。
そうそう。
あれを思い出しましたね。
本当にそうですね。
あれにおける喜び、ジョイの振る舞い。
悲しみに今は引っ込んでて。
あれ、コントロールしようとしてますよね、感情は。
でも、あれできないでしょ、最終的に。
もう、さなから破綻してる。
感情をマネジメントっていうふうにすると、感情を調整して、整えて、より良い状態に導いていくことなんですよ。
こっちだったら、それこそ心理学の知識だったりとか、日々の実践の中でできそうなこと多くないですか。
イメージ分けますよね。
多分この質感があるなっていうことに気づいて、きっと多くの人が自分のことを好きになれないとか、
自分のこの感情、この醜い感情が出てくる自分が嫌だ、嫌いだ、最低な人間だと思ってしまうみたいな人って、
感情をコントロールできるっていう幻を見てるのかもしれないなって思ったんですよね。
結構子育てにも通ずるものがあって。
聞きましょう。
子育てにも通ずるものがあって、子供が思い通りに、それこそ3歳とか4歳とか、うちの息子そのぐらいですけど、
感情大爆発なわけですよ。
自分のやりたい、やりたくない、好き、嫌い、嫌だみたいな感情が大爆発で、
でもそれこそ彼自身は、その感情に自分で言葉をつけてラベリングすることもできないし、
気づくことさえもする前に、放出してるんですよね、外の世界に。
だから、大人たちはそれを見て、なんてわがままなの?とか、なんて人の話を聞けない子なの?って思って、
それをコントロールしようと、ひっつけようとするけど、
それって結構うまくいかないで、大人が勝手に疲弊して終わったりとか、
あと、夫との関係性とかでも、なんでそんな感情になるの?なんでそんな怒ってんの?
怒んないでよって、コントロールしたい気持ちが出てきちゃったりとか、
そういうところで、人をコントロールする、人の感情とか、自分の感情をコントロールしようとしすぎるから、
苦しくなったり、うまくいかなくなったりするんじゃないかなって思っていて。
いやー、もう話が思い当たりすぎて入ってこないです、もう。
入ってこないです。
自分の息子のこと考えちゃって。
ノータブルラジオ。
僕、行動心理療法、ACTって好きなんですけど、
ACTですね、Acceptance and Commitment Therapyですね。
これは基本的な教えで、感情はコントロールできないけど、行動はコントロールできるということで、
自分の行動を感情に支配されないようにワークをやっていくっていう療法なんですけど、
この話、めちゃめちゃ通じる話ですよね。
そうですね、ACTと本当に通じると思います。
知ってるけどできねえんだ。
難しいよね。
そうだよな、感情って湧いてくるもんですよね。
湧いてくるものだから、
依然と。
だから、息子が最近本当に4歳の壁みたいな感じで、
すごい大脳がめちゃめちゃ発達し始めてるから、
自分と自分以外のものの折り合いをつけるっていうのがまず、
その発想が今までなかったものが、その発想が出てきたことによって混乱したりとか、
自分の感情がより複雑になってきたものを表現しきれなくて、複雑な気持ちになって、
怒っちゃったりとか、感触とか、ちょっと激しい言動が起きるっていうのが、
よく言われる4歳の壁なんですけど、
今、完全にうちの息子そこだなっていう感覚があるんですよ。
さすが成人発達理論の趣旨を持ってる人の子育てって感じだなと。
本当?
思いますけどね。
本当に面白くて、朝起きたときに、
朝ね、けっこうしっかり11時間ぐらい寝てるんですけど、
朝起こしたときに、「ねえ、ディスターブしないで。」ってめっちゃ聞いてるの。
邪魔しないでって、朝第一声それ。
わべくっていうか、そんな感じで、ずっとプンスカプンスカプンスカしてるんですよ。
それを見て、私は余裕あるときは大丈夫だけど、むかつくなって思っちゃう。
そりゃそうでしょ。
いやいやいや。起きろよみたいな。バス来んぞみたいな感じで、
なんだよみたいな。こっちは朝ごはんも作ってやってんのにって思っちゃうときもあるんですよね。
この感情を出さないようにするってめちゃめちゃ難しい。
ハードシップがある試みですな。
むかつくなとか、いい加減にしてとか、またそういうことして、みたいなこと思っちゃう自分を、
その感情を出すことをコントロールするのは難しいんですけど、
その感情が出てきた自分をマネジメントすることはできるなって毎回思ってるんですよね。
さっきのACTと一緒ですよね。
言うても緊急の仕事ってそんなにないはずなんですよね。
今すぐこれを変えないと死にますみたいなことってあんまりないじゃないですか。
1日のどこかで対応すればいいし、
そういう連絡も見なきゃ気づかなかったもので、
時間汗流した後に初めて見て、そこから迅速に対応すればことなきを得るみたいなことが、
ほとんどのはずなのに、知ってしまったがゆえに無視できないみたいなことっていっぱいあるじゃないですか。
そうね。
今日前半は息子の無礼な振る舞いというか、邪魔すんなみたいなことを言ってきた。
息子に対するイラみたいな感情をコントロールするっていう話もあったけど、
感情のトリガーになり得る情報を自分から話しておくっていうのも、
感情のコントロールの前段階でできることの一つだな。
そうですね。確かに。
意図してそういうものを触れないとか、
触れる時間を決めておくとか。
そうね。
そういうことも感情をコントロールではなくて、
感情のマネジメントの準備としてできるかな。
筋トレ前のストレッチとかね。
前の晩から食事に気をつけるみたいな。
そういうことで、自分の感情をうまくお付き合いしていく、
マネジメントしていくためにできることって実はいろいろありそうだなっていうのを話を聞きながら思って、
それくらい今日の話は自分に引きつけて考えちゃいました。
嬉しい。
でもなんか、これ面白くて、
これ結構クセにしていくと脳がその回路になっていく。
脳の神経過疎性。
過疎性ね。
っていうんですけど、
意図して自分のこの感情をマネジメントしようとしたりとか、
自分の感情に気づこうってすることを努力していくと、
そうなっていくんですよね、脳が。
なるほどね。
だから多分ね、どんどんやりやすくなる。
です。
私はだから多分それが結構もう昔からやってる癖だから。
そういうものが癖じゃない限り、
大人の発達とかそんなの大学院に行って勉強しないかもしれないですけど、
結構叩く的な部分があるので、
慣れてるけど、
なんか意図したらみんなできるから、
ぜひなんかやってほしいなと思って、
ちょっと今日シェアでした。
なるほどね。
前回読書の話をした時にも、
読書菌みたいな脳みその読書を司るブーヤーが、
長文を読まないとどんどん退化していくって。
最終的にTikTokのような意味のない派手な動画しか脳が受け付けなくなるみたいなね。
そこまで前回言わなかったけど、
そういうものに脳が慣らされてしまっているっていうものと、
同じ話ですよね、この脳の神経活性ってのは。
同じ話。
退化もするからね。
退化もすると。
なるほどね。
今日は感情のコントロールとマネジメントの違いということでしたけれども、
心の中に湧いてくる感情を無理に、
自分の自由に思うがままに操れると思って、
それをコントロールしようとするのではなくて、
湧いてきた感情と距離をとって、
自分がそれに対してどう振る舞うかっていうのを決めていけるといいわよねと。
その距離をとった間に思い出す自分の美学なり、
自分の未来の姿なり、
あるいはまた別の知識を差し込んで、
乗りこなしていく。
感情の荒波を乗りこなしていくっていうことが、
続けていればどんどんできるようになってくるから、
希望を持って生きていきましょうよっていう話ですかね。
ですね。
早速今日の夜、子供たちに飯を食わせるところからね、
実践していきたいと思いましたよ。
そうなんだよな。帰ってきてからが本番だからね。
本当になんかこう、午後5時半以降は自分の時間ではないみたいな感じがで、
でも自分の時間なんだよな。
自分の人生の時間であり、
どう楽しむかっていうのを自分次第なので、
ちょっと見つけていきたいなと思っています。
ちょっと見つけていきたいなと思いました。
一緒に頑張りましょう。
一緒に頑張りましょう。聞いてるあなたも一緒に頑張りましょうね。
はい、ということで締めていきます。
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では沙耶子さん、よろしくお願いします。
次回もまた新たな発見をお届けします。お楽しみに。