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2023-05-26 1:55:59

042. ひとりひとりの こころのうちで

@kaminaly さん(SHIFTBRAIN Inc. CTO)をお迎えして、SHIFTBRAIN 創業期から現在に至るまでのお話、実際の制作体制や役割分担の話、何かに特化して尖るのかそれとも柔軟であるべきなのか、開発者側が持っている裁量の範囲の話、20th Anniversary Party の開催とそこで感じたこと、話すことや教えることの才能の話、聴きやすく親しみやすいポッドキャストの話、説明することの難しさの話、物事を長く続けていくコツについて、Twitter が続かない話、なぞの写真つきツイートについてなどお話しました。


* 創業期や現在の社内の風土・雰囲気

* 高いクオリティの源泉とはなんなのか

* らしさがないことが、SHIFTBRAIN らしさなのかもしれない

* 特定の技術に特化して選択肢を狭めないという姿勢

* 新しいことに挑戦できる土壌があるチーム

* どのようなプロセスを経てプロジェクトが作られていくのか

* 開発者がどの範囲まで裁量を持って実装するか

* 提案の段階で動きまでは作らないことも

* 20th Anniversary Party のときの話

* 話す能力、トーンやテンポ

* ポッドキャストの聴きやすさ

* WebGL スクールの運営方針の話

* 説明することの難しさを痛感した話

* 物事を続けていくコツや考え方の話

* Twitter が続かない話

* doxas が投稿した謎の写真つきツイートの話

* 制限があるなかで撮影する面白さ

* SHIFTBRAIN inc.


## show notes


* SHIFTBRAIN というチームについて

* プロジェクトの上流から、そこに技術をどう組み合わせるか

* どのタイミングで採用する技術が選定されるのか

* 物事を続けるコツと準備

* 写真についてのツイートで気になったもの


シフトブレインの歴史
はい、始まりました。normalize.fmの今日は第42回ですかね。ちょっと間が空きまして、ゴールデンウィーク中はね、ちょっと皆さん休まれてるかなと思ったんで、なかなかこうゲストに声がけとかもね、あんまりしなかったんで、ちょっと間が空いちゃったんですけども、今日はね久々の収録ということで、張り切ってね、やっていきたいと思います。
はい、今日はですね、今日のゲストなんですけれども、皆さん、webの制作とかされてたらね、必ず一度はその存在をね、耳にしたこと絶対ある会社の関係者の方だと思うんですけども、今日のゲストはシフトブレインの安友さんにゲストできていただきました。安友さん今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、シフトブレイン関係の方でいうと、以前にね、遠倉くんが昔シフトブレインだったっていう形のね、キャリアだったんですけども、今日はそのね、まさしくシフトブレインの中枢の方がゲストに来てくれたということで、はい、いろいろね、聞けること聞けないことあるかと思うんですけども、いろいろお話聞けたらなと思っておりますので、早速本編の方入っていきたいと思います。
はい、えーと、では安友さん最初に簡単にで構わないので、ちょっと自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
はい、えー、シフトブレインでCTをしてます、安友と言います。
えっと、最近で言うとあまり作、あの、制作は現場の方にお願いして、自分はマネージメントとか会社の経営とかの方に入っていることが多いんですけど、
昔はそれこそフロントからサーバーから、今もやりますけど、iOSのアプリとか、インスタレーションとか、何でもかんでも表現系のことはやってきたという感じで、
えーと、最近だとカード、最近でもないけど、2、3年前だとカードゲーム作ってみたりとか、あと、音楽の無限にというか、永遠と終わらないBGMを作るデバイスみたいなのをプライベートでは作ってたりとかしてます。
はい。
はい。ありがとうございます。
はい、あの、あんまりこういうなんかポッドキャストとか出ることってないと思うので、ちょっと今日は、そのなんかこう、安友さんのあまり知られていない部分を暴いていきたいなと個人的には思ってるんですけど、
まあまずは最初はちょっと、お仕事回りの話から聞いていくのがいいかなと思うんですけど、あの、シフトブレインっていう組織に関しては、まあだいたいみんな名前聞いたことあるとは思うんですけど、基本的には、
なんていうんですかね、ウェブが中心だけどウェブだけじゃなくても、ブランディングも含めて全体的に統括してやってるようなイメージが最近だと多いのかなって気がするんですけど、
はい、そうですね。
なんか、
なんか?
なんかその、最近だとそういう感じのイメージが強いんですけど、創業期とかは逆にどうだったのかなっていうのはあんまり私は知らないんですけど、実際どんな感じだったんですか、最初は。
創業期は、何でしょうね、20周年、この前20周年っていうぐらいなんで、20年ぐらい前なんですけど、その当時は本当に一番最初は細々とウェブ制作やってたと思うんですけど、
フラッシュ時代というか、
あの広告、ウェブ広告時代みたいな時期がありまして、その頃は、
何でしょうね、本当にプロモーションとかキャンペーンみたいなものをド派手にやったもん勝ちみたいな感じで、それこそフラッシュをやる人たちが人口がものすごい多い時代で、
そういう仕事ももちろんずっとやってきてましたね。
フラッシュの時代がそろそろ終わりっていう頃から、他でフラッシュやってた人たちで、ゲームに移っていく人とかアプリに移っていく人とかが多かったんですけど、
うちの会社自体はそのままウェブ制作に目を張って続けてきていて、
ウェブで表現できることみたいなのがやっぱり、その当時はフラッシュから比べたらできないことが多くなっちゃったんで、
その中でもできることみたいな感じでずっと続けていて、
表現の幅広さと方向修正
そのうちキャンバスが使えるようになったりとか、もともと使えていたんだろうけど、
公に使っても良さそうな雰囲気とか、ブラウザの対応とか追いついていきたいとかっていうのが来た頃に、
シフトブレインでもシフトブレインの今の方向を決定づけるというか、
ちょっといい感じの作ってくれぞみたいなのを演出できたと思うんですけど、
パナソニックのヒゲ剃りの事例とか案件、プロジェクトができて、
その時は3Dっぽい雰囲気で見せてたんですけど、
あの当時はまだキャンバスで3Dボック描画してみたいな感じの作りでやってましたね。
それでいろいろ海外の賞とか受賞できて、それ以降あれよあれよとそういう事例が増えていって、
シフトブレイン派手なの作る時代が来るんですけど、
それも最近になってちょっと落ち着いてきて、
今は先ほど杉本さんが言ったようなブランディングとかから関わるみたいな案件が増えてきてますね。
そういう風に舵を切っていったのは、
みんなでこういうもの、我々の作りたいものってこういうものだよねみたいなことが社内であって、
そういう風に方向修正されてたみたいな感じだったんですか?
そういうわけではないですかね。
ブランディングに舵を切っていったのは、現場というよりかは経営側でこういう方向に持っていこうみたいな感じだったんですけど、
その前まではやっぱりみんな、今もですけどクリエイターは自分の表現できることで勝負したいって多分思ってると思うので、
ウェブ業界の変遷
そういうものをずっと意識して作ってきたって感じはありますね。
なるほどな、私結構ウェブ業界に今でこそ片足突っ込んでるんですけど、
結構年取ってからプログラマーになったんで、フラッシュ全盛期とかはまだウェブの世界にいなかったんですよね。
なので、シフトブレインさんのお名前を聞いた段階では結構今みたいな、
まあ今と思い出してみると微妙に違うのかなとは思うんですけど、
結構今みたいに派手なものを作ってる、今でいうエージェンシーとかスタジオみたいな感じの空気が当時から結構あったなって記憶を思い返すと思うんですけど、
でもラムダッシュのやつが一つのきっかけだったって言われると、確かにそうなのかもな。
なんかそれを当時見た記憶があって、こんなの作れる人たちいるんだって。
やっぱりその当時すごくあまり見ないクオリティというか、
新しい何か一歩踏み出した、新しい表現の領域に足突っ込んじゃったような感じに当時見えたなっていうのが今でもちょっと言われて、
やっぱりちょっと思い出す部分がありましたね。
そう、それきっかけで、それこそ遠倉くんもラムダッシュの案件見てきましたみたいな感じでしたし。
なるほど、なるほど。
じゃあそこはたまたま偶然そういう案件になったっていう感じなんですか?
そういうものをやっていこうぜみたいな予め計画があったっていうよりかは、たまたまあれがキーポイントになったみたいな感じなんですかね?
そうですね、その前は全然やってなかったってこともなくて、一応そういう動きがあるサイトっていうのはそれまでも作ってたんですけど、
そのラムダッシュでHoursっていう海外のウェブアワードで受賞できたみたいなのがきっかけでどんどん広がっていったみたいなところはありますね。
なるほどな、最近だと結構もう常連とかしてるから、なんかもうHoursに結構日本から常連組として完全に毎回名前入ってるみたいな感じになってるような気もするけど、
結構そのあたりがじゃあ一番その最初の始まりはそこらへんの頃だったって感じなんですか?
そもそもそのHours自体のスタートも多分そのぐらいのスタート時期で、ちょうどそのHoursの盛り上がりとともに一緒に成長します。
その前から成長してるんですけど、一緒に盛り上がっていったみたいな感じがありますね。
なるほどな、結構なんかちょっと今、私あんまり全然、本当申し訳ないですけど、シフトブレインの歴史の編成みたいなの全然知らないまんまもう普通に今お話聞いてて思ったんですけど、
表現の高さとクオリティの確保
ブランディングも含めてやっていこうよみたいなところは結構その軽層の判断だったよみたいな話はありましたけど、
なんかその割にはやっぱり下の他のスタッフさんたちが常に良いものを作り続けたいっていうのをマインド見失わずに今まで来てるのって逆にすごいなっていう気もちょっと話聞いてて思っちゃったんですけど、
その辺はなんか社内でこうクリエイティビティを向上させていく取り組みみたいなのはなんか意識的にやってこられたような感じなんですかね?
特にないんですけど。
じゃあ結構社内風土みたいな感じなんですかね?
まあそうですね、おそらくそれぞれもう採用、シフトブレインに入りたいっていう時点でおそらくそういう人になっちゃってるんじゃないかなって気もしないと思います。
じゃあそういう意味だとなんかあれなんですかね、自社のシフトブレインという組織自体のブランディングがすごくうまくいってるというか、ちゃんとその色を打ち出せてるっていうことなんですかね、そうすると。
そうですね、そうかもしれないですね。
でもちょっとそのギャップみたいなものはもちろんあるので、実際と多分外に見えてるものっていう。
そこによってちょっと例えば入社してからこんなんじゃないと思ってたみたいなことはあるかもしれないですね。
いや、なんかこれ本当に完全に、本当に誰かが言ってたとかじゃなくて完全に想像ですけど、なんか多分外に見えてるのよりも結構実際はストイックというか、やることはちゃんとやらなきゃいけないわけじゃないですか、仕事だと。
なんかそういう部分があるってことなんですか、今の話って。
いや、どちらかというともっとガンガン飛ばしていけると思ってたとか、そっち方面かなと。
なるほど。そうか。そういうギャップが感じる人がいるってことなんですね。
かもしれないですね。いるかどうかは聞いてないですけど、そういうふうに思ってる人いるんじゃないかなっていう想像。
なるほど。なんか私から、本当これすごい偏見が入っちゃってるかもしれないですけど、私から見るとシフトブレインって結構スター集団っぽいイメージがあるっていうか、すごい業界の最先端走ってるすごいかっこいい人たちみたいなイメージがあって。
実際には多分、中に入ってやってみたらもうちょっとファミリーっぽいっていうか、仲間でチームで楽しく仕事やってるよみたいな感じなのかなと思うんですけど、実際どうですか、その中の人との感覚としては。
それはまあそんな感じだと思いますね。なんかその表現高めるために筋トレするぞみたいなそういう感じが全然なくて。
そう、なんか逆にそういうのもできたらいいなと思ってるんですけど、なんか今の時代だとそれもマッチしなかったりとかもあるとは思いますけど。どちらかというと、わきあいやいとみたいな感じは強いですかね。
なんかでも、その話聞くとなんかちょっと毎回あのクオリティが出てくる要因というか、その厳正みたいなところがどこにあるのかなっていうのがなんかちょっと不思議な感じもしますね。
なんか例えばですけど、周りにはすごいキラキラして見えてるけど、実際にはもう中ではバチバチに議論がいつも戦わされていてめちゃくちゃ高め合ってるみたいな話だったら、なんとなくアウトプットの質がめちゃくちゃ高いのって納得できる気がするんですけど、
なんかそこまでストイックでもないっていう感じだと、一体あのクオリティってどこから来てるんですかね。結構やっぱみんなで議論したりみたいなところはすごく時間取ったりとかしてらっしゃるんですか、そこらへんは。
どうでしょう。案件によるとは思いますけど、どちらかというとデザイナーからの要求というかも高いですし、開発からしたら。開発は開発でやっぱり表現したいこともあるので、そういう意味で言うと、
作り込みと議論を重ねた表現の完成
うちの役割分担的にはデザイナーは基本的に絵までで、見た目のデザインまでで、動きとかについては開発側でやってるんですね。
そこについて、今回どういうイメージでやりたいかみたいな話はデザイナーとしたりとかクライアントがどういうコンセプトで今回やりたいのかみたいなのは何となく聞いたり話をしたりして、
あとこういう表現したいみたいなのがデザイナーから来てた場合はそれについてもこれはできるこれはできないみたいな話をしたりとかっていうのはして、あとは基本的にその開発側で永遠とクライアントが繰り返すみたいな感じではありますけど。
いやーなるほど、そうか。なんか想像と全然違うな。なんかもっと、なんか私のほんと勝手な偏見なんですけど、なんかスタジオディテールさんとかの話聞いてると、結構みんなでこう議論しながらすごい良いものをどこまでこう作り込めるかみたいなことやってるようなイメージがあって。
でもなんかシフトフレンズさんの場合はなんかそれとちょっと違うのかもしれないですね、今のお話聞いた感じだと。なんかそのそれぞれがそれぞれにしっかりこう突き詰めていくっていう感じで、まあ多分お互いにそれをもちろん見て感想言ったりこうダネダネっていうのはあるんだと思うんですけど、個々の裁量が広いっていうか、そういうような部分がちょっとあるのかもなーって今お話聞いてて。
まあ実際ちょっとわかんないんですけど、そういうふうに思いましたね。
そうですね、あんまりそのみんなで議論してみたいな。議論して、すごい良いものを作るために議論してみたいなやり方やってみたいですけどね。
やればできるんじゃないですか、でもそれは。
そうそう、あと今その、前はそういう感じのこともあったんですけど、今特にそのリモートになっちゃってみんなっていうのもありますから。
そうですね、確かに。昔はよく勉強会とかも尾本三郎っていうか青山のとこでやったりしてましたもんね。
最近は確かにリモートが中心になっちゃうと、働き方というかそのチームの中でどういうふうにコンセンサス取っていくかとかもちょっと変わってきてそうな感じがしますもんね、確かに。
そうなんですよね。
なるほどな。いやなんかちょっと意外な感じがしたな。
なんか結構私、これ本当に私個人の感想になっちゃうんですけど、私なんかそのディテールさんたちみたいにこうみんなで議論しながらみたいなのを憧れる反面、すごいなんかこう、逆にその人付き合いみたいな部分のウェイトが大きいのかなっていう想像があって。
今その安藤さんのお話聞いてたら、なんかシフトブレインさんの場合はそこまでそういう人とのやり取りみたいなところはそこまでではないにしても、逆にその自分に良くも悪くも全部預けてもらえるっていうか、
自分でちゃんと突き詰めていかないと、良いものは誰かが勝手に手助けしてくれるわけじゃないみたいなところもあるのかなと思ったんで。
どっちがいいっていう話ではないんですけど、すごく良い文化だなって思いました。
何だろう、その会話が全然ないわけじゃないので、一番最初作る段階でこういう方向に行こうみたいなところまでは、もしかしたらちゃんと会話がされてるってことになるのかな。
じゃあ作り始めましょうってなってからはそんなに、進捗こんな感じになってるけどみたいな動きのプレビューとかはしますけど、
開始前の詳細な要件定義
その動き出してからは、ここどうしよう、あれどうしようみたいな話にはあんまりならないっていうか、
基本的に最初スタートする時点でだいたい泡写真というか、完成図がだいたいこういう感じだねっていうのが分かった状態でスタートしてるかなって感じですかね。
なるほど、だからかなり上流の段階で結構お客さんとのやり取りとかも含めてしっかり煮詰めるだけ煮詰めてあって、
あとは手動かすだけみたいな感じでスタートするイメージなのかもしれないですね。
そうかもしれないですね。
なるほどな。
なんかもう、これも本当に個人の感想になっちゃうんですけど、シフトブレインさんのやってる案件っていうか、最終的にウェブにアウトプットされてくるものとか、
あとそのインスタレーションとかいろいろな事例があると思うんですけど、
特定のこれだなっていう何か固定された傾向みたいなのなくって、その時その時に全然違うもの作ってるなっていう印象があるんですね。
なんかこれ私の本当に個人的な感想になっちゃうんですけど。
なんかバケモノさんとかは、結構なんていうかパッと見た時にバケモノさんだなって分かるものとして出てくる場合が多くて、
結構シフトブレインさんの場合って分かんないですよね。パッと見ではシフトブレインだなっていうふうには思わないんですけど、
なんかすごい丁寧に作ってあんなと思って、よく見ていくと、なんか実は作ってたのはシフトブレインさんでしたみたいになって、
なるほどねって後から納得するようなケースが多いような気がするんですよね。
シフトブレインの作品の多様性と柔軟性
だからそれって多分、一番最初のブランディングも含めて全体をまずどういうふうにしていきましょうかみたいなお客さんとのやりとりも含めて、
ちゃんと自分たちの色がいい意味でないっていうか、ちゃんとお客さんの要望に合わせて作れてるってことなのかなって、今なんかすごく納得した感じになりました。
多分そういうところあるんじゃないかな、これは本当私個人の感想ですけどね、そういうとこあるんじゃないかなとは思いましたね。
そこが良くも悪くもというか、例えばそれこそWebGL得意な会社ですとかって言うと多分WebGLの案件多くなって、
それはそれで尖っていけていいなというふうに思うんですけど、本当にいろんなパターンというかあって、
同じWebでもWebGL使うものもあれば全く使わないものもあれば、本当にただのコーポレーションサイトきっちりとしたものみたいなパターンもあれば、
結構いろんなタイプもあるし、それこそインスタレーションとかもWebの技術の転用とかもしたりしますけど、
WebのそれこそWebGLを使って表示しようみたいにやったときに、やっぱりパフォーマンス悪かったらオープンフレームワークスとか使うとか、
別のものを使ったりだとか、一番得意なのはWeb系の技術を使ったものですけど、そのときに必要なものを必要なときに使うみたいな感じになっちゃうので、
どうしても特に自分なんかはそういうインスタレーション系とかもやるので、広くは削ぐみたいになっちゃっていくのがどうしたのかなみたいな感じがあるんですよね。
そうですよね。でもやっぱり尖りすぎるのも、それはそれでメリットとデメリットが両方あるじゃないですか。だからそこら辺は永遠の課題というか、バランス取るの難しいっていうのは誰にとっても大きな悩みなのかなと思いますけどね。
なんか私なんかは本当にWebGLにステータス全不利みたいな感じだから、それはそれでどうなの?みたいに思うときがやっぱりありますね。
いやー、どうなんでしょうね。それこそWebGLが、フラッシュが死んだようにWebGLが死ぬときがもし来たら、すごいダメージ大きいですけど。
なんて言うんでしょうね。他、WebGLが生きてる限りはやっぱり最終的に生きつくとことして存在してるじゃないですか。杉本さんは。
Web制作会社の裁量と自己実現
そうですね。そうですねって言うとちょっとあれなんですけども、そういうふうに思っていただけるっていうのはありがたいなとは思ってるんですけどね。
そうなんですよね。なんで、そういう意味では強いですよね。とんがらせたほうがいい。
とんがらせたほうがね、それはいい部分もありますよね。
自分たちの認識としてはどうなんですか?やっぱり何でもできることが強みなのか、それとも何かこれは譲れないみたいなのが
社内的にはみんなの気持ちの中には通定するものが流れているとかあったりするんですか?
いやどうなんでしょうね。技術的な話で言うと、別にそんなにたぶんこだわりがないんだと思うんですよね。
もちろん表現、こういう表現がしたいとかそういうものはあるので、それができれば、例えばFlashでもJavaScriptでもいいみたいなことなんだと思うんですけど、
特定の表現だけだと、結局その表現できる幅がやっぱり狭まっちゃうっていうのもあるんで、
そういう意味では極力いろんなことができる状態っていうのは、今の会社としての在り方としては悪くはないと思うんですけど、
個人に置き換えると、もうちょっと強みがあってもいいんだろうなっていう感じはあるんですよね。今働いているスタッフとか。
難しい問題だな、それは。一応、例えば採用するときとかは、ある程度JSがJavaScriptを書けないと困るとかそういうのがあったりすると思うんですけど、
シフトブレインとしてはどういう人材というかどういうスキルを持っている人たちがマッチするんですかね。それこそ、ある程度何でも柔軟にこなせるみたいなところが重要だったりするんですか。
結局そう、案件が偏ってないっていうのもあるんで、そういう意味ではいろいろできたほうが得な会社では得というか、ありがたいって思われがちな人材にはなるって感じですよね。
なるほどな。本当そうっすよね。今日ちょっとこの収録の前にショーリールを改めて拝見してたんですけど、本当にウェブだけじゃなくていろんなことやるじゃないですか、やっぱりお茶の場合だと。
だからなんか、例えば私がじゃあ入ったら役に立てるかな、まあもちろん役に立てないとは思いませんし、もし入ることになったら全力で頑張るんですけど、でもやっぱ多分今のままだとダメで、いろんなこと多分勉強しながらやっていかないとダメなんだろうなって、ショーリール見ててちょうど思ってはいたんですよね。
いろいろできて、仕事の、例えばなんかこれもよしよしだと思うんですけど、ウェブにめっちゃ特化することにもいいことと悪いことがあると思うんですけど、シフトブレインさんの場合は結構やっぱりいろいろ何でもやってる感じがすごくいいところなのかなって思うし、そういうことができる組織であり続けることが大事だったりもするんだろうなと思うし、
そういう意味ではね、いろんなスキルを持った、いろんな才能の人たちがいっぱいいて、すごくなんか楽しそうだなって思っちゃいましたね、今の話も。
実際はちょっと、私はウェブの製作会社っていうところにいて、一緒に中で働いてたことはないんで、本当に比較もできないし想像もできないんですけど、でもなんかすごい毎日が楽しそうだなっていう、あのショーリール本当すごく良かったですね。見てて、いろんなことやられてるんだな、もちろん裏側については全く何も想像するしかなくて知りはしないですね。
そうですね。ショーリールってこう集めるとなんかいい感じになってますよね。
いい感じになってますよ。本当にいい感じになってると思います。だってやっぱなんか本当にウェブだけじゃないし、結局今はちょっとこれもお話聞ければなと思ってたんですけど、
結局そのブランディングとか、お客さんクライアントがどういうふうになっていきたいかをクライアント自身がわかってないんじゃないかみたいなところも含めて、たぶんすごく深いところまでお話聞きながら進めていかれてると思うんですよね。
そうすると、なんか例えばロゴのデザインであったりとか、あとはその詳細のために写真撮ったり映像撮ったりみたいなこともやられるわけじゃないですか。
だからなんか本当にいろんなことにたぶん接点があるというか、シフトブレインの中にいたらいろんな体験できるんだろうなってすごいショーリール見てて、なんかいろんな想像が働いちゃったんですよね。
すごい楽しそうだなと思って。
そうですね。デザイナーであればそれこそ写真とか映像を撮る。
映像は編集までいったらわかんないですけど、なんかその素材撮るみたいなタイミングでは一応どうこうしてこういう絵を撮ってほしいとかみたいなこともやってますし、
なんかそれこそ3Dのデータが欲しいみたいな時もいろいろお願いします。
この前の自社の、引っ越しましたみたいな時のモデリングは自社のデザイナーが頑張って作ってたんですけど、
そうなんだ。すごいな。
そうなんですよ。それがやりたいって言って急に3Dのモデリングするブレンダーを勉強し始めて、
テクスチャーに影をつけると思い、テクスチャーに影を入れるぞとかそういうことを宿泊しながらやってましたけど。
へーすごいな。すごいっすね。あれ自作の、自作っていうか自分たちで作ったモデルデータだったんだ。自分たちというか個人ですよね。スタッフの個人の方が作られたやつですよね。
すごいなー。なるほど。
じゃあ本当に結構あれなんですね。やっぱさっきの話とちょっとかぶっちゃいますけど、それぞれに裁量がすごく大きいというか、
自分でやりたいことをどんどんチャレンジできる土壌があるっていう感じなのかもしれないですね。
そうですね。なんか昔で言うと本当それこそ、例えばWebGL使いたいみたいな、開発側で使いたいとかっていうような意見だったり、
お客様のブランディングに合わせたデザイン
思いがあったらプランナーというかお客さんに提案する人のところに行って3Dの関係を取ってきてというか、
なんか提案を3Dの方に寄せてみたいな感じの、みたいなことをしてた時期もありますし、
今はどちらかというと自分たちがやりたいっていうことよりかはお客さんのなるべき姿というか、
こういうブランドがいいだろうという風に固まったらそちらの方向にデザインを持っていくし、
そのデザインに合わせてアニメーションとかもちゃんと実装するしって形になってるんで、
あんまりこっちの思惑を入れ込むってことはあんまりしなくなりましたけど、昔はやってましたね。
今は今でどうなんですか?ブランディングとか、あるいはロゴの制作だったり、
お客様の考えを聞くっていうタイミングでは、そこは結構経営層に近い人たちというか、
みんなで聞くっていう感じなのか、それともまずそこはプランナーさんみたいな方がいらっしゃるかというと、
まずは聞く係というかそういう人がいる感じなんですか?
そうですね。プランナーとデザイナーが中心になってどういう風に進めていくかというか、
会社ってクライアント、その時のお客さんの話、ヒアリングをして、
あなたの会社はこういう要素でできてますよね、みたいなところから話していって、
それを簡単なキーワードに落とし込んでいって、みたいなプロセスを踏んで、
出来上がったワードとかからデザインとしていきます、みたいな流れになっていくので、
プランナーはどういう風な施策にしていきますか、みたいなことも含めて話しますけど、
デザイナーはそういうデザインに落とし込むための情報収集をして、みたいな形でやってますね。
なので開発はあんまりその場に呼ばれることはないんですけど、っていう感じでやってますね。
デザインから開発にかけるプロセス
なるほど。じゃあ結構やっぱりまずはデザインとかコンセプトっていうとちょっと違うかな。
まずはプランナーさんとデザイナーさんがある程度の枠組みを作って、その中に入っていくみたいなイメージですかね。
そうですね。
いや、なんか結構私いつもシフトブレインさんに限らず、製作会社さん、海外のスタジオとかも含めて、
どういうプロセスでこんな案件が出来上がるんだろうなって結構見てて思うことが多くて、
例えばなんか3Dバリバリのやつとかだったら一体どのタイミングでこんなのにしようって思ったんだろうなとか、
結構考えちゃうことがよくあるんですよね。
だから音者の場合だったらどのタイミングでどういうふうに決まっていくのかなっていうのはちょっと聞けたらなと思った質問だったんですけど、
そういう意味では後から結構考え、
技術者のところに降りてきてからそこはどういう技術を使うのが一番いいか、
例えばSVGでやったほうがいいのかWebGLでやったほうがいいのかみたいなのは結構後から判断していく感じなんですね、多分。
そうですね。そういうこともあって、なんか毎回違ったふうに見えてるのかなって気もしますね。
確かにそうですね。確かにそうかもしれないですね。
いやちょっと他の製作会社さんがどうかはわかんないんですけど、なんかそっちのほうが効率がいいというか、
いろんなパターンにバリエーション豊かに対応できそうな気がします。っていうのは例えば、
結構私WebGLに関わってていつもよく他の人と話す内容としてよくあるのが、
デザイナーさんがWebGLのことわかってないのにWebGL使う前提のデザインってできないよねみたいな話題がよくあるんですよね。
その時に私がなんか知ったような顔でよく言ってるのが、よく言ってるのが、
だからWebGL使いが重宝されるというか、そのWebGLの3Dのことわかっててデザインのこともある程度わかる人が、
スーパースター的な人がいて、そういう人たちが引っ張っていってるんじゃないですか、なんて言ったりすることがよくあったりするんですけど、
実際そのスター的な能力を持っている人たちはたくさんいらっしゃると思うんですけど、
本社の場合は結構そこがちゃんと責任分離しているというか、
なんか後からちゃんとクライアントさんとプランナーさんとデザイナーさんが組み立てた枠組みの中で何をすればいいかを後から、
エンジニアがハンドルをもらってから考えるみたいになってるんで、
多分そこがバランスよく機能しているような気がしました、お話聞いてて思ったんですけど。
デザインの指示と実装の調整
そうですね。
例えば案件で、ニットの製造、セーターとかそういうものを作ってる会社さんのウェブサイトで、
やっぱり毛糸を使った何かみたいなコンセプトというかテーマみたいなものがあって、
3Dっぽく表現したいみたいな話はデザイナー側から上がってくるんですけど、
そこからこういう糸がまず出てきて、それが何か形になって、
コンテンツが出てきてみたいなそういうところまで大体イメージをされて降りてくるんですけど、
そこから実際どういう風に糸が出てくるかとか、糸がどういう風に形作っていくかとか、
次のコンテンツに移動するまでにどういう動きで遷移していくのかみたいなところは、
ゲコ開発側で考えて作っていくみたいな、そのぐらいの段ですね。
いやーなんかよくそれ、すごいですよね、その開発サイドの人たちが、
なんかすげーなって思っちゃうな、その話聞いちゃうと。
何ですかね、インタラクティブ系のデザイン要素を若干エンジニアが背負ってるというか、
ある程度そこを自分の裁量でどんどん作ることが求められるというか、
そういうところがちょっと強いかもしれないですね、もしかすると。
もともとフラッシュをやってた当時からいるメンバーとかが、やっぱりそういうところが強いですね。
うーん、なるほどなー。
いやーなんかすごいな、なんかすごいですね。
私のイメージは本当デザイナーさんが結構動き方の部分まである程度指示してるのかなと思いましたけど、
そういうわけでもないですね。
こうやって欲しいっていう風に結構指示がかっちりめに作ってもらえることもあるんですけど、デザイナー側から。
それ結構良し悪しあって、
そうですね、そうですね。
そうなんですよ、そのデザイン側から上がってきちゃうと、
それをそのままその形に近い形で実装しなきゃいけないっていうのも、
何でしょう、時間がないとかアイディアがないとかは時とかはすごい楽ですけど、
逆にその合わせていかなきゃいけない、
何て言うんでしょうね、先ほどおっしゃってたみたいな、
これその3Dのこと知らないデザイナーがやったよね、みたいな状態になっちゃうんですか。
これは結構手間がかかるぞ、みたいな。
そういうこともあるんで、
デザインの見せ方について
あとそのお客さんにそれを動きの部分まで含めて見せちゃうみたいなことをしちゃうと、
お客さんもそういう頭で待っちゃうんで。
確かに、確かにですね。
そういうデメリットがあって、
お客さんには絵の状態で見せておいて、
絵の状態でも綺麗なデザインではあるので、
その状態で納得してもらった上で、
実際作ったもの、エンジニア側が付けたアニメーションを付いた状態で見せると、
より驚いてもらえるみたいなこともあるので、
ケースバイケースですけど、
何か良し悪しあるかなと思うんですね。
すげえそんな話わかります。
本当にこれちょっと具体的な名前までは出せないんですけど、
過去にそういう経験を私もしたことがありますね。
お客さんにあんとして見せたものが結構がっつり作り込まれすぎていたせいで、
なってないじゃんみたいな感じの、
そうはなってないじゃん的な感じで、
最終的なものを見せたときに言われてしまうっていうのがありましたね。
なんかそのときは、本当にもうがっつりプリレンダリングしたガチガチのフォトリアルなCGでカンプを作っちゃってて、
WebGLではそこの領域まで行けませんよみたいなものを例として見せてしまっていて、
それでちょっとどうすんのみたいになったことが実際1回あって、
確かになって思いました。
なるほどなあ、なるほど。
でもなんかすごいですね、いい意味でやっぱバランス取れてるんだろうなあ。
なんかお互いのいいところをちゃんと保管しあえてるというか、
バランスがよくみんなで共同作業できてるような気がしますね、なんかお話聞いてると。
クリエイターが働く環境について
そうですね。
多分こう言葉で言うのは簡単なんですけど、実際に中に入ってみたら、
なんかすごい色々あるんだろうなっていう気もしました。
私自身は本当にそういう組織の中で一緒に働いたことないんで想像もつかないですけど、
いや絶対だって言うほど簡単じゃないと思うんだよなあ。
みんなそれぞれ努力してるというか、
別に安藤さんもみんなが適当にやってるっていう意味で言っては全然いないと思うんですけど、
多分言葉で言い尽くせない部分が実際にはいろいろあるんだろうなあっていう気がしますね。
そうですね。
どうなんだろうなあ。
いや本当だってあのショーリールとか見てたら、
なんかそんなふわふわした感じでああいうふうにはなんないと思うんですよね。
だから何か秘密はあると思うんですけど、ちょっとわかんないですね。
入って一緒にやってみないと。
いやそんな秘密はないんですけどね。
いやなんなんでしょうね。
いや本当あのショーリール、
まあもちろん音楽とかのカットインしてくる演出とかがかっこいいっていうのはもちろんあるんですけど、
あのショーリール本当いいですよね。
なんか本当ああいうの見ちゃうと憧れちゃうというか、
私みたいになんか一人でやってる人間からすると、
こういうところでみんなと一緒にやれたらいいなあって憧れちゃいますね、ああいうの見ちゃうと。
この間の20周年のやつもそうでしたけど、
やっぱなんかみんなで集まって記念式典みたいなのやってたじゃないですか。
まあ式典ではないのか、正式な名称はちょっとわかんないですけど。
あの場で、
あれはさすがにみんな集まってやったんですか、あのイベントというか。
そうです、あれはオフラインで、もうコロナもそろそろ大丈夫でしょっていうのもあって、
もう20周年だからここら辺で一回みんなでちゃんと集まっとこうみたいな感じで、
本当に久しぶりですね、あそこまで全員集めてやったのは。
リモートワークにおける人間関係について
広島の佐藤君とかもみんな来てたんですか、あの時って。
そうですね、佐藤君も来て、海外にアニメーションがすごい、今うちの会社で一番得意な
おくんっていう韓国の出身の子がいて、
その子はあの時はどこだったんだろうな、
オーストラリアかニュージーランドかそこら辺にいたので帰ってこなかったんですけど。
なるほど。
今本当リモートなので、今のタイミングで海外に行くってなかなか、
今だったら大丈夫でしょうけど、ちょっと前だったら大変だったと思うんですけど、
今だったらそういうこともできる、完全にリモートになったので、うちの会社も。
なので本当開発チームは本当にバラバラで今、
佐藤君が広島にいて、大阪と岐阜と、あと東京二人、海外に行ってたりとか、
なんかいろいろ本当にバラバラなんですよね。
あのイベントでそのみんなで集まれたのはやっぱなんか特別な考えとかはありました?
やっぱ集まってみて。
なんでしょうね、会ってよかったなって多分みんな思ってはいると思うんですけど、
オンラインでミーティングとかもしてるんで、
そんなにこう会ってなかったっていう感じもしなかったり、不思議とね、するんですけど、
とはいえやっぱりリアルで会うってやっぱいいですよね。
最近どうですか、仕事とかミーティングで実際直接会いましょうみたいなことってあります?
いや、私はもう全然なくなっちゃいましたね。
やっぱ一旦みんなもうリモートで会議するのが当たり前っていう期間が結構長いことあったんで、
もう今はまず会って話しましょうみたいな流れにそもそもならないというか、
全部Zoomとかああいうリモートでオンラインで打ち合わせが終わっちゃうことがほとんどになっちゃいましたね。
だから、逆になんかこう、何て言うんですか、昔だったら結構勉強会とかでちょいちょい顔を合わしてた人たちとも全然直接会うことがなくなってしまって、
で、たまになんかもうえいやっとこう、みんなで一気に勢いつけて飲みの約束とかしないと、
人と会わないっていうか、出会うことがないっていう感じになってて、
もともとウェブ界隈とかあんまりリアルでよく会う人とかそんなにもともといなかったのに、
尚のこと会うことがなくなってしまって、接点がなくなってしまって、
だからたまに、本当にたまになんか昔の知り合いとかと会ったりすると、
勉強会やイベントの懐かしみ
やっぱなんかちょっと、やっぱ久々にやってみるといいもんだなってちょっと思っちゃいますよね、毎回なんか。
なんかわかんないですね。
会社だとやっぱりその会社内の人とは、
例えば週1回で会社全体のミーティングというかちっちゃい、
ミーティングって感じではないんですけど、
集まってなんか話す会があったりとかあるんで、
そんなにその、あってないって感じは起きないんですけど、
とはいえその会社外の人とは全く会ってない状態なんで、
たまたまその勉強会で会ってたみたいな人たちとは、
オンラインミーティングみたいなのがないじゃないですか。
そうですね。
そういう意味で言うとやっぱそういう機会がないと、
ちょっと寂しいというか、
なんか会わない人もすごい、会わないとか話さない人もすごい増えちゃってるから、
それはやっぱちょっとできたらいいなと思いますけどね、そういう機会が。
そうですね、そうですね。
なんか勉強会とかはそういうイベントもちょっとずつ再開できるといいんですけどね。
たぶんあと数年以内にまた少しずつ元に戻っていくのかなと思いますけどね。
そうですね。
私自身が勉強会とか全然自分で企画するっていうのをやらなくなっちゃったからな、
なんかやってもいいんでしょうけど、
なんか昔はほんとちょっと勉強会あるんで早めに抜けて行ってきますみたいな感じで、
あったよなって思いますね、昔思い返してみると。
ありましたね。
最近そういうの全然ないもんな。
たぶん私もシフトブレインさんの昔の表参道のところにたぶん何回か行ってると思うんですけど、
やっぱああいうところでこう人と対面で、
あの人実はツイッターのあの人じゃないみたいなのとか、昔はよくありましたよね。
このアイコンの、この人だったんですねみたいな感じの、
こんな人だったんだとかっていうのがあったけど、最近全然そういうのないもんな。
そうですね。
そうそう、知らないけど話してて、
そのツイッターのアカウント聞いてアイコン見たら知ってたみたいなのよくありましたよね。
知ってた。ありましたよね。
そういうの全然ない。
だからたぶん今の20代前半の子たちとかってそういうの経験したことないってことですもんね。
そうですよね。
だからやっぱちょっとそう考えると結構機械損失しちゃってるというか、
本当だったら味わえたかもしれないいろんな楽しいことが味わえてないような感じがしちゃいますもんね、なんとなく。
そうですね。
杉本さんの話し方とポッドキャストの編集
なるほど、もうあれですね。
もし音舎でそういうのやることがあったらちょっと呼んでください。
呼ばれたら行きますので。
呼ばれないとなかなか行くわけにもいかないので、もし何かあったらちょっと呼んでもらえると。
ぜひぜひ。
そう、あの時もお願いしたんですもんね、そのHoursのワークショップも。
そうですね、そうですね。
過ぎました。ちょうどその頃が始まる直前ぐらいのタイミングだったんで。
直前ぐらいですかね。
潰れなくてよかったと思ってますけど、今も。
そうですね。確かに。
そのタイミングで、お願いされたワークショップ3Dとアニメーションについてのワークショップを杉本さんと生霊くんにお願いして一緒にやったっていうね。
いやーあれも結構前のような感じがしますね、やっぱり。
そうですね。
コロナの前だから、もう3年前ぐらいとかですか、あれは。結構前ですよね。
そうですね、3年ぐらい前だと思いますね。
懐かしいなあ、なんかあの時も私からすると本当に私で大丈夫かなって思ってましたけどね、あの時。
そんなわけない、そんなわけないですよ、だって先生やってますから。
Hoursのイベント出て大丈夫かなってすごい心配だったんですけど。
いやーあの時も本当に感心したっていうか、やっぱり先生だなっていう感じがすごいして。
そうですかね。
いや本当そうなんですよ。このノーマライズFMもそうですけど、まず声がいいんですよね。
声がそうですか。
トーンとあとテンポが非常に良くて。
なんかこう、自分とか池城くんとかはやっぱり慣れてないから、説明する時もちょっと汗汗しちゃっていたけど、
杉本さんがどっしりしてるっていうか、いつも通りだしねみたいな感じでこう、やっぱ説明されるから、
なんかすごい染み入ってくるっていうか。
そうですか。
それは何なんですかね、なんかもともとの性格的なものもあると思うんですけどね。
そもそも声とかっていうのはやっぱり授かり物なんで、後からどうにもできないものだから。
まあそうですけどね、いや本当に良いと思いますよ。
自分、結構ポッドキャストとか、スキマの時間とか、運動してる時とか聞いたりするんですけど、
自分、ゲームとかも好きだったりとかして、ゲームのポッドキャスト聞いてみたいとか、お笑いのポッドキャスト聞いてみたいとか、
いろいろするんですけど、話す人の声の段階でなんかちょっと違うってなるパターンすごい多いんですよね。
で、なんかその話し方とかもやっぱくせが出るじゃないですか、それぞれの人の。
愛の手を入れる人とかも、はいはいはいはいってすごいはいが多い人とかが、毎回はいはいはいはいみたいなのが入ってくると、なんかちょっと嫌だなとかってなってきちゃうんですよ。
いやでも、これはちょっと、こういう話題だからあえて言いますけど、結構そういうのは気をつけてるかもしれないです、他の人よりも私の場合は。
なんかこのノーマライズFM始めるときも、結構最初から編集頑張ってたっていうか、間の空白の調整の仕方とか、
愛の手でうんうんってうなずくのとかって、こう対面で喋ってるときって相手のリアクションを声で返しても全然違和感ないんですけど、
ポッドキャストでそれやっちゃうと、もう愛の手がお互いにやってるともううんうんあーあーうるさくなっちゃうなって思ったりするんで、そういうの結構消しちゃうんですよ、自分で編集のときに。
ポッドキャストの編集作業
結構最終的に聞いたときに心地よくなるようにテンポ、間を切り詰めたりとか、愛の手とか、あとはその、なんていうんですか、あーとかうーとかいう、つい口をついて出ちゃうものとかは、私が聞いて心地よくなるように消してっちゃうんですよね、いつも、編集の段階で。
なるほど、そういうことなんだ。
そういうのは結構あるかもしれないですね。
だとしたらやっぱそういう感覚が優れてるってことなんでしょうね。
なんか本当にそういう人多くて、最近ポッドキャスト始めましたみたいな人はすごく多いじゃないですか。
わかんないけど始めやすくなったってことなんだと思うんですけど、よくこの感じでやってるなみたいな。
そこまで言うとちょっと失礼ですけど、本当ちょっとすぐやめちゃうみたいなこと多くて。
ノーマライズFMを一番最初に知ったきっかけが、フロントエンドクラブっていうコミュニティを自分ちょっと運営も関わらせてもらってて、そこでこの前杉本さんにも来てお話してもらったりしましたけど、
そこのスレッドで環境音というか、いつも何聞きながら仕事してますかみたいなところで、ノーマライズFMいいですみたいなことをポロッと言ってる方がいて、
聞いてみよう、その内容的にも技術的なことだしみたいなことが書いてあったんで聞いてみたら、すごいいい感じだなーみたいな。聞き心地的に全然聞けるなこれはと思って、
で、その後になんか、でもなんか聞いたことがある声だなーって思って、調べたら杉本さんで、杉本さんもこんなこと、こんなことまでまた始めてんだと思って、めちゃめちゃ忙しいはずなのに。
なんか、始めたきっかけはいろいろあるんですけど、なんかそうですね、自分でもしゃべることに対してはアドバンテージがあるというか、たぶん何か価値を提供できるとは思ってるところはあるんですよね。
変なおごりになってしまう、慢心みたいなものになってしまうことはすごく気をつけてはいるんですけど、とはいえ、一般的な平均からすると、たぶん私のしゃべることだったりとか、話すことっていうのはコンテンツとして成り立つんじゃねえかなっていうふうには思ってはいるんで、
それをやっぱりこう、より質の高い有益なものにするにはっていうところで、さっきの編集頑張ってみるとか、そういうところが付加価値として追加された結果、皆さんにもしかしたら喜んでいただけるのかもなっていうのはあるかもしれないですね。
シフトブレインのスクールについて
いやでも確かにそのインタビュー形式じゃないですか、なんで毎回その相手、しゃべる相手は変わってますけど、これがなんて言うんでしょうね、杉本さんが主軸としているからうまく聞けるんだろうなっていうのは、
やっぱり一応、その前もちょっと聞きましたけど、今回のためにやっぱり聞き直すと、すごいなって、回し方っていうのかな、すごいなっていうのが聞いてました。
いや結構でもあれですよ、WebGLスクールとかもそうなんですけど、やっぱこういうしゃべる系コンテンツはもう見た目以上に疲労がすごいですからね。
エネルギー消耗が激しいですから。
そういえば、今オンラインでやられてるじゃないですか、スクールを。
実は自分シフトブレインに杉本千鶴トレン、今までの流れで実は3人いるんですけど、あれ佐藤君って杉本千鶴トレンなんですか?
そうです。
そうですよね。
なんで、遠倉君が初代1回目で多分行ってて、佐藤君は多分どこかのタイミングで行ってて、その後うちに入社して、今うちにいるスタッフで女性のスタッフがいるんですけど、オンラインで受講してました。
あ、そうなんだ。
そうなんです。
全然そういうの、私ねほりはほりみんなに聞いたりするわけじゃないんで、認識できてないかもしれないですね、そこに関しては。
多分数もすごい多いでしょうから、全員把握はしないと思いますけど、さすがに。
なんで3人、シフトブレインには3人杉本さんの息がかかった人間がいるんですよ。
息がかかった。
でももう遠倉君辞めちゃってるから。
それで、オンラインで講義をやってくれてるんだけど、録画ではなくてちゃんと生でやってくれているっていう話を聞いて、
こういう今の時代とかだと、オンラインでできるんだったら録音とか1回ちゃんと録って、それ渡せばいいやってなっちゃいそうだと思うんですけど、
それをちゃんとすごい時間かけて説明をちゃんとやってて、それもちゃんと録画したものを後でもちゃんと見れるようにみんなに開放してくれてますみたいなのを聞いて、さすがだなと思って。
それが言いたかったんですよ。
さっき言った通り、たぶん相当疲れると思うんですよ。結構長時間やると思うんで。
そうですね。
しかも毎回同じように説明してくわけじゃないですか。
そこを選択するっていうのがなかなかすごいなっていうか。
そうですね。スクールに関してはおっしゃられる通りで、例えばWebGLスクールがビジネスとして、スクールという事業をただやってお金を稼げたいっていう感じだったら録画してただ配るでいいと思うんですけど、
私の場合はスクールって普及活動の一環だと思ってて、その中でお金を取ってはいるけども、普及活動の一部としてスクールをやってるって自分では思ってるんですね。
なので、スクールをやる時にも毎年ちょっとずつ資料の内容とか変わってたりもしますし、
あとはその途中で、第1回、第2回ってスクールの配信やっていく中で、途中でこういう質問が出てきたぞっていうのがあった時に、その質問に対して、
口頭で答えられることだったらすぐ答えちゃうんですけど、これなんかちょっとサンプル作ってみせないとわかりにくいかもなって思ったら急遽サンプルとかスライド追加したりとかもしてるんですよね。
そういうふうにしてると、要はインタラクティブに変わってっちゃうんですよ、内容が。
なるほど。
だから絶対配信じゃないとダメだなと思ってるんですよね、その録画ではなくて。
その場で受講者さんたちの言葉とか考えてることがなるべく見えるように可視化した状態でやらなきゃと思ってて、
スクールの普及活動と配信方式
それで配信方式を選択してるっていう感じですかね。
でもほんとに5時間とかぶっ続けてしゃべるんですよ、1回あたり。
だからちょっと頭がおかしくなってるんですけど、最後のほうとかちょっと声がガラガラになってくるし。
質問に答えれば答えるほどどんどん時間が押してっちゃうっていう問題がありまして、これたぶん過去に受けてくれた方たちみんなそれ体験してると思うんですけど、
なんか質問答えたくなっちゃうんですよ、全部に。
全部に答えてると時間がどんどん押してっちゃって、
毎回いつも時間過ぎてすいませんってみんなに謝りながら毎回やってますね。今でもそうですけど。
なるほど。
いいっすね。そのほうがでも受講する人にとってはありがたいっていうか、
質問したけど拾ってもらえないとかってやっぱ辛いっていうかね。
どういう形であれそれにちゃんと答えてくれるっていうのはありがたいなって思うんですけどね。
結構質問するっていうのもすごい勇気がいることだと思うんですよ、やっぱり。
私がもし受講者だったら、自分の憧れとしている人とか雲の上の人だって思ってる人に対して質問するって結構勇気がいると思うし、
そういう中でも言ってくれてるっていうことはすごいありがたいことだなと思ってるので、なるべく拾うようにはしてますね。
だからあんまり普段こういうことは受講者さんたちに対しては言わないんですけど、
中にはこういう感じなんだ、なんかあんまり面白くねえなって感じる人も絶対いるはずなんですよね。
やっぱり感じ方って人それぞれなんで、例えば受けてる人が10人いて、10人全員が満足してくれるかっていうと、
1人2人は100点満点じゃなくて60点だなって思ったり40点だなって思ったりする人も絶対いるはずなんですけど、
ただなるべく有益であってほしいじゃないですか、お金払ってせっかく受けてるから、
少しでも平均点が高くなってほしいって思うから、だからせっかく質問してもらえたら答えずにはいられないというか、
せっかく質問来たらもう頑張って答えちゃいますね。それで時間が押してっちゃうんですけど。
その5時間っていうのは最初に決めてる時間なんですか?
最初に決めてる時間は4時間なんですよ、だいたい。
本来のみんなにアナウンスしている時間は4時間なんですね。
休憩挟んだりしてだいたい3時間、4時間弱ぐらいしゃべってすべてが終わるようにスライドとか作っておくんですけど、
でも質問に答えたりしてるとだいたい1時間ぐらいオーバーしちゃいますね、毎回。
1時間ぐらいが質問タイムってことなんですね。
質問とかに答えたり、やっぱりスクールやりながら配信、YouTuberとかもそうだと思うんですけど、
配信しながらつい雑談が入っちゃう瞬間とかってあると思うんですけど、そういうのでたぶん1時間ぐらい上乗せされちゃう感じですね。
トータルで考えたらいいものになってるとは思うんですよね。
その質問に答える時間があることによってコンテンツの価値は上がってるとは思うんですけど、
とはいえやっぱり時間通りに終わってないっていうのはどうなのかなっていつも自分でも思っちゃうんですけどね。
アナウンスするときに、4時間弱ですって説明しちゃうと、その後予定入っちゃってると困ったりしますから。
そうですね。
だから一応時間的には4時間ってことになってるんですよ。
コンテンツのブラッシュアップ
で、それに収まるように頑張って話すんですけど、なんかやっぱ収まんないんですよね。
これも本当にちょっと私あんま普段言わないことちょっと暴露しちゃうんですけど、
実は毎年少しずつコンテンツが、コンテンツっていうか説明してるカリキュラムの内容がちょっとずつ少なくなっていってんすよ、実は。話し切れないんで。
なるほど。
だからちょっとここは冗長な説明しちゃってるなみたいなところを省いていって、
昔はちょっと丁寧すぎたなとか、さすがにこれわざわざ別のサンプル用意するのやりすぎだなみたいなのを一つにまとめたりとかして、
少しずつ尺に収まるように調整してんですよね、増やしたり減らしたりしながら。
なるほど。
単純に減らしてるって言われちゃうと、じゃあ今受けるのって実は昔に比べてお得じゃないのかなって思っちゃったりするかもしれないですけど、
そこら辺は何て言うんだろうな、単純に減らしてるっていうよりかは、より質の高いものになるように精査してるみたいな感じで、
ギュッと固めてちょっとずつシンプルな形にまとめてってるんですよね。
だから毎年内容が変わってるっていうのはそういうのもあるんですよね。
教えることの難しさ
なんかこれ今年全然ここのセクション話しきらんかったわと思ったら、
翌年は少しそれを次の回に移したりとか、バランス調整をして、それで毎年ブラッシュアップしながらやってるんですけど、
なんかでも結局収まんないんですよね。毎年それを収まるだろうと思ってやってるんですけど。
だから言い訳をします先に、時間が過ぎちゃう可能性があります。
だからもしおうちの用事とかで聞けない人はアーカイブが残るんで許してくださいって最初に言い訳をしてます。
いやー大変ですよね。
本当に大変だと思います。だから本当に人にはおすすめできないというか、
あんまり同じことできる人いないだろうなっていうのは思いますね。
私が偉いとかってことじゃなくて、こういうスキル持ってる人は多分少ないだろうなと思うんで。
そうですね。
しゃべれるっていう良さも多分あってできてると思うんですけど、
例えば本を書くとかもやられてるじゃないですか。
勉強、学習というか教材とかスクールもそうですけど、
人に教えるって本当に大変じゃないですか。
自分では理解してるっていうか、自分ではなんとなくこうやればできるなみたいなことがわかってたとしても、
いざそれを人に教える、しかもちゃんと学術的な感じで教えるってなると、ちょっとできないですね。
でもなんかあのHoursのハンズオンじゃなくて、あれやられたときは別に何か別に、
イケリオさんもヤスノンさんも普通だったと思うんですけどね、
私と比較して別にそんな変わんなかったような気もするけど。
どうなんですかね。
いや、どうなんですかね。ちょっとわかんないですね。
なんかその色目が勝手なこっちも色目が出て見ちゃってるのかもしれないですけど。
杉本とかも先生だみたいな。
教育の物事を続ける力
いやまあでも、たぶんやっぱそれは得意不得意はもちろんあると思うんで、
私は得意サイドにはいるとは思いますけどね、自分でも。
たぶんなんだろうな。
でもやっぱ自分のことなんで自分で客観的に正確に判断するの難しいんですけど、
たぶんなんかその目線の問題だなって結構思いますね。
いかに教わる側の視点で描けるかみたいなところかなって思うんですよね。
なんか特にウェブジェルってベクトルとか出てくるじゃないですか行列とか、
ああいうの出てくるとうわって思うと思うんですよね、普通は。
だからなんかCGの人たちってそういうところを度外視してくるっていうか、
もちろん全員がそうっていうふうに言うわけではないんですけど、
比較的CGの人って細かい説明をしないでいきなり用語を知らない前提とか考えずにぶっこんでくる人が結構多いような気がしていて、
ベクトルがどうしたこうしたとかを普通にフランクに普通の音頭で喋ってくるんですよね。
で、それされると分かんない上に分かんないが積み重なっていって本当に何も分かんないまま終わっちゃうみたいなことが自分の経験的にもあって、
だから結構前提から説明しなきゃダメだなとかっていうことをすごく考えたりとかは知ってるつもりなんですよね。
そういうのがもしかしたら細かい部分でそういうところがいろいろ組み合わさった結果、いい感じに見えたり聞こえたりするのかもしれないですね。
新規事業を始める勢いと肩書きのなさ
そうですね。あとは、慣れというか今まで先ほどの教材をアップデートし続けてるみたいな話ありましたけど、
いらないところは切るし、必要なことは足すしみたいなところで得られてるノウハウみたいなこともあるのかなって気はしますね。
そうですね。それはもうあると思います。
自分も会社でJQueryの本出してくれみたいな話があって、JQueryなんて使うのかなみたいなタイミングになったんだけど、
そういう依頼があって書いたことがあるんですけど、本当に難しくて説明する。どこまで説明していいのかも分かんないし、
省くにしても嘘になっちゃまずいなとかって考え始めちゃうじゃないですか。
そうすると、嘘にならないってなると、その嘘にならない説明をし始めるとすごい長くなっちゃったりとか、
周りくどい話になっちゃったりとかするから、そういうところを翻訳というか集約するというか、まとめる力みたいなのがすごい強いんじゃないかなと思いましたね。
そのワークショップやった時とかも。
そうかもしれないですね。
いや結構でもやっぱりそこは経験値もあるかもしれないですね。
WebGLスクールも本当に、さっき名前挙がった遠倉君とかが受けた時って、まさに第1回の生徒なんですよね、遠倉さんって。
なんでその第1回のWebGLスクールって、私も初めてだから先生初心者がやってるんで、
コンテンツというかカリキュラムの中身もガチガチのWebGLの話しかしていなくて、なんか概念的な話とか歴史の話とかほとんどなくて、いきなり難しいAPIを無理矢理触らせるみたいな内容だったと思うんですね、今と比較したらですけど。
当時の私はめっちゃ一生懸命頑張って作りましたけど、やっぱり今見返してしまうとすごく、これじゃあちょっと分かりにくいんじゃないかなっていう部分いっぱいあったし。
経験値もあるかもしれないですね、そういう意味では。
それをだから急にやり始めるっていうか、始めるっていうのもすごいなって思うと、続けてるっていうのもすごいなっていうふうに思ってて、
これちょっとだから杉山さんに聞きたかったんですけど、物事を続けるコツと準備ですね。
自分って結構行き当たりばったりで物事を進めるってことが多くて、あんまり計画とか立てなかったんですよ、今まで。
なんですけど、例えばこの収録にあたってみたいなことで、こういう準備をしてますとか、こういう注意事項ありますみたいなものが用意されていたりとか、
なんかポッドキャストとか聞いていても、何て言うんでしょうね、
例えば散歩してますみたいなやつも、カメラを持ち歩いてますとか、追加事項っていうかルールっていうんですかね、
WebGAの総本座にも毎日投稿しますとか、そういうルールとか準備みたいなものがすごいあるなと思ってて聞いていると、話は。
そういうのってどうやってできていくのかなっていうか、なんか自分の場合本当なんとなく時が過ぎていくみたいなことが多くて、
これ始めようとかこれ続けたら何か意味あるなぁみたいなことを結構ちゃんとキャッチしてるっていうか、感覚もあって、次もそんな話を聞いていると。
それがあるから続けられるみたいなこともあるのかなとかって思って、そう聞いてみたかったんですよね。
なるほどっすね。どうですかね、例えばWebGL総本座とかWebGLスクール、GLSLスクールみたいなもので言うと、
これもきっかけは結構安野さんと同じで、行き当たりばったりっていうか勢いで始めることが多いんですよね。
誰か他人が関わってくる系のものは、その順々とかしっかり考えて準備してとかっていうのはもちろんあるんですけど、やるとなったら結構勢いで行かないとやっぱりできないというか、
思い切って一歩踏み出してみないとダメっていうところってやっぱ何事も始めるときってあると思うんで、
WebGLスクールとか本当にもう、何の肩書きもない、ただのWebGL好きの人がいきなりスクールを始めるって普通に考えると無謀というか、
そもそも人集まるんですかとか、いろんな考え出したらキリがないぐらいできなさそうな要素っていっぱい出てくるんですけど、
そこはもう一回ちょっとやってみないとわかんないからつってバッて踏み出しちゃうみたいなところは、私も多分同じようにあって、
そういうふうに決断するときも、多分ですけどすごい準備をするというか、自分に想像できることは全部やっとくっていうのはあるかもしれませんね。
たぶんその性質がどっから来てるかっていうと、これもしかしたら昔どっかの回で喋ってるかもしれないですけど、
物流での現場経験からのアドリブ力
物流やってたときに行き当たりばったりでアドリブでいろいろやらなきゃいけない場面っていうのが絶対出てきちゃう現場だったんですよ。
っていうのは、派遣のアルバイトさんとかが一回も作業をやったことない初めて現場に来る人が何十人とかっていない朝、「おはようございます。」ってドバーって何十人も来て、
その人たちに全部教えてやらせなきゃいけないと。既存のパートさんたちと同じ生産性を出させなきゃいけないわけですよね。
そういうふうになると、事前にここにこういうふうに荷物を置いとけば、動線的に一番効率よく物を運べるはずだからみたいなのを、
あらかじめ現場でどんだけ準備しておけるかみたいなのがすごい大事で。
ここに荷物積んどけば、派遣のアルバイトさんでも間違えずにここから物を持っていけるからみたいなこととか考えて、
日々現場の並び方とか並べ方とかを変えたりとかっていろいろやってたんですよ。昔、倉庫で働いてた時に。
で、なんかそういうことを、あとパチンコ屋さんで働いてた時も、台を入れ替える作業とかってもう段取りが全てっていうか、
段取りで全て決まってるんですよね。もう段取り間違えたら全部が終わるみたいな感じで、
まずこの台が届くからここから搬入してここにつけてみたいなのを全部もうあらかじめ段取りとかしておいて、やるみたいなのとかやってて。
多分そういうこうなんか全くウェブとかあるいは教える授業とかと関係ない、全く関係ないがてん系の経験が多分生きてる部分があって。
準備が8割だと思ってんすよね。何事に対しても。段取り8割。あとの2割はドリブでなんとかなるって思ってるから。
結構何やるにしても段取りから始めていくっていうのがあって。
たとえばノーマライズFMだったら今この喋ってる目の前にあるマイクがあるんですけど、このマイクを買うまでに多分2週間ぐらいかかってんすよね。
そのどのマイクを買うべきかっていうのを下調べとかをするのに2週間ぐらいかかってて。
ポッドキャストをやってる方の機材ブログみたいなやつとか見たりして、その人が実際に喋ってる音声を聞いてみてとか色々やってって。
最終的にこれなら絶対大丈夫ってやつをもうえいやって勢いで買うっていう感じで。
結構本当に人が思うよりも多分準備とかに時間がかかってると思いますね。
なるほど。
自分そのなんて言うんでしょう。行き当たりばったりがダメだなと思って。
例えば自分Twitterが続かないんですよ。
続かないっていうのもおかしいんだけど。
続かないっていうのもおかしいんだけど。
Twitterはみんな楽しそうにやってるから自分も使えるようになりたいなと思って。
ちょっとじゃあやろうみたいなツイートしようみたいなことを思うんですけど。
行き当たりばったりじゃダメだなって思ってた時期は何かしら有益な情報をツイートした方がいいなみたいなことを考え始めるじゃないですか。
イケル君みたいに自分で何か作って流すとかもできるから、じゃあどういうのがいいかなーみたいなことを考え始めて。
それこそ準備じゃないんですけど、あれがいいんじゃないか、これがいいんじゃないかとかっていうことを考えてどんどん脱線していって。
Twitterでつぶやくっていう種の主題が見失って、別のほうに切り替わっていっちゃうんですよ。
結局いろいろ考えた挙句、めんどくさくなってやめていっちゃうみたいな。
いや、それもうわかりますね、わかる気がします。だから結構私もやっぱ同じだとは思うんですよね。同じだと思うんですけど、
まあ何ですかね、だから本当にみんなから見えてないだけで、
そのTwitterとかに私が言わない限りはみんな認識のしようがないのは当然じゃないですか。
みんなが知らないだけで、やすともさんみたいなことをいっぱい私も多分やってるんですよね。
なるほど。
例えばなんか唐突に散歩を始めてみたりとかして、別にその散歩について何も言わなければそれは誰にも知られることはないんですけど、
続けていくとなんか自然とどっかで言うタイミングが出てきちゃうみたいな感じで、写真とかもそうで。
たぶんその初めて、ドクサスっていうハンドルネームのアカウントの方に私が撮った写真が初めて上がってくるまでにたぶん3、4ヶ月とかかかってんすよ。
その間は自分の中でこれがどういうものかわかんないうちは結構出さないっていうか、
たぶんこれはもう自分にとって大事な趣味になったなっていう確信が得られるまではわざわざ言わないっていうか。
だからたぶん安藤さんと同じみたいにいろんなこと拾ったり捨てたりしてるんですよね、たぶんいっぱい。
なんですけど、これはいけるなって思ったものに対してはすげー深掘りしてっちゃうので、
それがなんかこぼれ出してきたのを見るとすげー頑張って続けてたり、めっちゃ準備したりしてるように見えるだけかもしれないですね、もしかすると。
自分の見えない部分
なるほどね。でも逆に言うと、自分はスタート地点というかスタートラインがツイートしようみたいなことなんで、
そこからしてたぶん間違ってますよね。
間違ってることは思いませんけど。
でもちょっと理由度が違うかもしれないですよね。
そうですね。
理由度が違うかもしれないですね。
結構私も本当になんかあれですね、自分が興味ないことに対しては結構冷徹というか、
本当にドライな部分ももちろんあるし、それがあんまりやっぱ見えないだけで、
私と一緒に例えば暮らしてたら、「うわ、そんなことするんだこの人。」みたいなことは絶対あるはずなんですけど、
たぶん見えないだけなんじゃないですかね。たぶん。
そうですね。結局シフトブレインの話から始まって、いろいろありましたけど、
人にしても会社にしても見えてる部分って本当に一部分だけで、
そこでほとんどのイメージが固まってるってなんかすごい話ですよね。
いや、ほんとそうですよね。
だからやっぱりなんかリアルで会って話したりとか、
例えばこういうノーマライズFMみたいな機会があったりとかすると、
見えない部分が見え隠れするから楽しいんでしょうね、たぶんね。
そうですね。
そうかもしれないですね。
なんか私からすると本当に安藤さんとかプライベート一体何をされてるのかなとか、
全く見えないですからね。
普段どういう仕事してんのかなとかわかんないから。
ツイートのハードル
そうなんですよ。だからツイートしてかなきゃいけないんですけど。
そうですね。
なんかこう、面識があるから今回もなんとか声掛けは勇気を出して声掛けできたんですけど、
普段とかどういう感じで、なんか土日とかに例えば何やってるかとか全然知らないから、
なんかそういうのもやっぱりね、出したくて出す人、出したくなくて出さない人、
あるいはどっちでもないけど別に出てこない人とか、いろんなパターンがあると思うんですけど。
安藤さんの場合はどうなんですか?
やっぱツイートしなきゃって考えちゃうからなかなか出せないっていうのも結局そこも同じなんですか?
わざわざプライベートについて語ろうとは思わないみたいな。
それもありますし、ツイートにしろ、
案件でプロジェクトをローンチするにしろ、なんかちょっとハードルが高いんだと思うんですよね、自分の中で。
なので、ツイッターの使い方って本来別に1行で疲れたとかでもいいわけじゃないですか。
なんですけど、例えば疲れたって自分でツイートしたとして、反応ないのやだなみたいな、謎もなんかあるんですよ。
反応ないのが当たり前だと思うんですけど、反応ないのやだなとか、疲れたって言い続けて、
その先なんかあるのかなとか、いろいろ考えちゃって、それだったら何か有益な情報とかって流れていっちゃうんですけど、
結局そうやってハードルが上がっていくと、ツイート自体しないっていう状態に陥っちゃうんですよね。
なので、普段の生活も全然晒せないかって言ったら全然晒せるんですけど、
晒したくないって言うほどプライベートをガッチリガードしてるっていう感じでもないんですけど、
そんな感じでなんかハードルが上がっちゃってるんですね。
インスタグラムとかもそうですけど、きらびやかな画像を上げなきゃいけないのかなとかってあるじゃないですか。
それと同じような感覚で、ツイッターもそこそこちゃんと、
家を張ったことを言いたいわけじゃないんだけど、
それこそちょっとでも有益な何かじゃないとダメなんじゃないかなみたいな感じになっちゃうんですよね。
いやーわかりますね。その感覚はすごいわかります。
写真の評価と心の動き
私もツイート欄に文字バーって入力してつぶやかずに消すっていうのを1日2,3回やってますからね、だいたい。
結局なんかその、流度は違うかもしれないですけど、同じようなことってやっぱあって、これ言ったって別にしょうがないなとか、
例えばなんか、誰かに対するあてつけを今私はしようとしているなって一度振り返って読んでみると、
まぁこんな悪口みたいなこと書いてもしょうがないしなって思ったりとか、
自分の本当にこれ言うべきかなっていうのを考えて、入力したけど消しちゃうっていうのを本当に1日何回もやったりしてるんで、
だからすごいなんかわかる気がします。そのやすのさんが言ってる、
その、なんかなんて言うんですか、そのつぶやけないループに入っていっちゃうプロセスはすごいわかる気がします。
そうだね、ほんとツイッターの楽しみを知りたいんですよね、私。
いや多分それはなんかあの、1回その外さないとダメだと思いますよ、そのリミッターをバチッて1回外して。
そうですよね、そうなんですよね。
結構なんか私も、例えば写真のツイートとかするじゃないですか、それで写真にいいね全然つかなくて、もうへっちゃらっていうメンタルじゃないとできないですね、やっぱり。
なんかいいねの数を気にし始めたら、なんかいいねを取りに行っちゃうし、それが別にやりたいことじゃないんだよなっていう風になっちゃうから、
結構写真とか、最近結構私のツイッター、写真が流れてくること多いと思うんですけど、その時に別にいいねを求めてるわけではないっていうか、
そういうマインドじゃないとやっぱつぶやけないっていうのはありますね。
今ちょっと写真の話になりましたけど、ツイッターで杉本さん写真ツイートしてるやつでちょっと気になるのが1個あって、この場でちょっと聞きたいなと思ってたことがあるんですけど、
ツイッターで写真投稿するのと別の写真投稿する用のSNSなのかな、何かに投稿するので反応が違うみたいなことを書いてるツイートがありまして、
その時にその画像系のアップするSNSと同じ画像をツイッターに多分上げてくれてたと思うんですけど、朝の交差点っぽい。
これがツイッターでは理解されなくてあっちでは評価されるみたいな感じのことを書いてあって、
どういう良さというか、写真撮る人だったらわかる何かがあるんだろうなと思って、その画像をまじまじと眺めたんですけど、答えがわからなくて。
まず大前提としてですね、大前提として私も写真が何たるかなってことはわかんないわけですよ。始めてからまだ半年ぐらいしか経ってないので、全然素人ですし、写真の良し悪しを語るなんてことは、
全然そんななんか偉そうなに何かを言うっていう意図はないんですけど、ただなんかその反応は明らかに違うなっていうふうには感じる部分があって、その時に写真を共有するSNSっていうふうに書いたのは、
500ピクセルっていうサイトがあるんですよ。500ピクセルってそのピクセルはPXって書いて、500PXっていうサイトがあって、そこは結構なんかプロのカメラマンとかも普通に写真を投稿してるようなところで、
まあとはいえ玉石混合ではあるんですけどね、その素人が普通に撮っただけのものとかも上がってるんで、いろいろあるんですけど、とはいえそのプロ的なユーザーが結構いるっぽくて、そこに投稿した時の反応にももちろん波があるというか、受けるものと受けないものがあるんですけど、それがやっぱTwitterとかと違うんですよね、なんか。
例えば私が撮った時に何を考えてたかとかが、撮った本人にはわかるわけじゃないですか。例えばなんか朝焼けが綺麗だなと思って撮ったのか、人がいない交差点にノスタルジックを感じ取ったのかみたいなのって、撮った本人はまあわかるんですよね。
それがこう、見た人に伝わるのが多分いい写真だと思うんですよ。今の私の理解では。その撮った時の感情とか、その写真を通じて何か心が動かされることがあればいい写真なのかなって思うんですけど。
写真に対する感性
あの交差点の写真って本当に何の意図もないっていうか、メインの被写体とか別にないじゃないですか。ただ交差点を撮っただけみたいな写真で。でもあの写真結構私は好きなんですよね、あの写真が。それはやっぱなんかこう、撮った時の気持ちを思い出すんですよ、あの写真を見ると。
だからなんか写真撮ってる人たちってそういうのを感受性があるっていうかわかるんじゃないかなと思うんですよね。なんかこう、反応が違うんですよね。なんかその、多分エンジニアだったらエンジニアあるあるってあるじゃないですか。なんかウェブサイト開いたらとりあえずまずデブツール開いてみるとか。
なんかそういう業界人あるあるってあると思うんですけど、やっぱ写真撮ってる人には写真撮ってる人の、あ、そうだよねっていうのが多分あるのかなって思うんですよね。で、それが言いたかった感じのツイートだったんですよね、あれは。
なるほど。
だから多分あの写真がいいか悪いかは、別にどっちでもよくって、私はあの写真が好きなだけなんですよね。で、その私がこの写真好きだなって感じる感覚を、多分やっぱ写真やってる人は共感してくれるっていうか、そういう人が多いんじゃないかなと思うんですよね。
なるほど。
で、多分私も写真を始める前だったら、あの写真見ても何も感じないと思うんですよ。なんだこのただの風景撮っただけのこの写真はって思うと思うんですね、昔の自分だったら。でも今あれ見るとなんかすげえいい感じになるんですよね、なんかいい感じがするんですよ、今だと。
なんかちょっと自分が少し写真わかりかけてきてるのかもしれないっていう嬉しい気持ちがあのツイートになってしまったっていう感じですかね。
なるほどね。それちょっと面白いですね。なんで、今自分はその全くわからないので、状態なので、結構マジマジとこう隅から隅までこう見て、もしかしたらどこかになんか面白い何かが写ってるのかもしれないとか思ったんですけど、そういうことではなくってことなんですね。
いやでも、今のやすともさんがおっしゃってることって、実はめちゃくちゃ大事なことっていうか、例えばなんか街ぶらぶら歩いてたらそこら辺で写真店、知らない写真家の写真店やってたとして、そこにプラッと入って、まあ無料で入れるとして無料でプラッと入ったとして、そこで写真を見るときって今やすともさんが言ったみたいな見方をするのが多分正解なんですよね。
何も言葉添えられてなくて、写真がこう何枚か並んでるだけっていう状態を見たときに、この写真何が言いたいのかなって、多分考えながら見るっていうことをしないと何も伝わってこないっていうか、めちゃくちゃ有名な写真家の写真と、今日私が適当に撮った写真が2枚並んでて、どっちがいいか悪いかなんて誰もわかんないわけですよね。並べてみたところで。
わかんないですよね。
わかんないですよ。
例えばイラストとか、まあプログラムもそうですけど、プロがガチでやったらちゃんとすごいものになるっていうのと写真ってなんかちょっと違うんですよね。
素人でも別に好き勝手に撮れるじゃないですか、写真って。
はい。
で、プロの写真家が撮るものってもちろんそのプロの技とか、機材がいい機材を使ってるとかってもちろんあるんですけど、究極的に表現としての写真っていうふうに考えたときに、明確に違いってないんですよね、そのプロが撮ったものと素人が撮ったものって差はなくって。
多分その、この写真って何がいいんだろうって考えて、そういうつもりで観察者側が見ないと多分意味が生まれてこないものだと思うんですよね。
だから多分、やすともさんの写真、私の変な意味深な文章付きの写真をそういうふうに見てしまったっていうのはちょっと申し訳ない気持ちはあるんですけど、その見方が多分正しいんじゃないかなっていう気がします、なんか。
実際私写真集とか買って見てみたりするんですけど、1枚だけ置いてあったら多分わかんないです。何も感じないと思いますね。
そのすごい高い写真集の写真とかでも1枚だけポンって置いてあってそこで意味がある写真って、そういう意図で撮られたものはあるとは思いますけどね。
ただ、なんかそのベストセラーの写真集の中から1枚写真ポンって抜き出してきてパッって出されたら、何がいいのか全くわかんないっていうの本当にいっぱいあると思うし。
だからなんか主体的というか観察者側の主観で考えるしかないアートだなって思いますね、なんか写真って。
加工とフィルムの違い
それがそのTwitterとその500ピクセルのユーザーだと感度というか解像度が違うから感じ方も違ってるってことですよね。
そうですそうです。そういうふうに私は今の時点では思ってるっていう感じですね。
やっぱTwitterとかインスタでバズってる画像っていうのは、別になんかそのいわゆるAIが作った絵がかっこよく見えるのと同じっていうか、
フォトショップなり加工アプリなりでかっこよく加工すればかっこよくはなるんですよね、いくらでも。
明るさとか暗さを頑張って調整したり、トーンを落としてみたり上げてみたり。
そういう技術を磨いて作った写真って確かにパッと見すごい綺麗に見えたりするんでバズりやすいんですけど、
多分私が撮りたいのってそういう写真じゃないなと思って最近はカメラを持ち歩いてますね。
加工とかはしてないんですか?
してないです。カメラ自体に設定ができるんですよね。こういう感じのコントラストで撮るみたいなパラメータはあるんで、
そのパラメータはあらかじめ設定はされてるんですけど、撮った後に加工とかはしないですね、一切。
なるほど。面白いですね、確かに。
この前、ちょうど案件の手伝いで、写るんですって家族でなんとなく写真撮ってきてくれみたいなやつがあって撮ったんですけど、
あれは言動するまでわかんないっていうのもあるし、失敗してるか成功してるかもわかんないし、
みたいな状態のやつで久しぶりにそういうカメラ撮りましたけど、
その絵のなんて言うんでしょう、フィルムだからみたいな話もあると思いますけど、
制限された中での撮影の面白さ
絵がなんとなくノスタラジックな感じになるみたいな。
でも撮り直しが効かないとか、27枚とか固定されちゃってるとか、
そういうすごい制限がされた中で、それこそ加工もしないっていうのに近いですけど、
そういう中で撮ってみる面白さっていうか、あるなと思いますね。
本当そうだと思います。
だからデジカメって無限に撮れちゃうから、
だから撮って加工するまでやっちゃったら、
それってあんまり写真っていうよりかはイラスト描いてるのに近いというか、
そういうのが別に否定するつもりはなくって、
そういうかっこいい絵作りで人々を喜ばせたりお仕事にしたりっていうのは、
それは別に悪いことでもないんですけど、
なんか自分がやりたいことではないなっていう感覚があって、
動画映画でもさすがに写るんですしか使わないとかってなっちゃうと、
めちゃくちゃ大変じゃないですか。
厳しいですね。
建造を出してそれを待たなきゃいけないとかもあるし、
だから今はデジカメで普通に撮ってますけどね。
意外と高くて、あれ安かったら全然いいなと思うんですけど、
建造もお金かかるけど、建造自体は多分30分くらいで、
ネットに上がってるデータをダウンロードするみたいな感じにできるんで、
そこはそんなに手間というか渡されてる感じもなかったんですけど、
カメラ買って建造してて毎回お金かかっちゃうと、
そりゃデジカメいいよなってなってきちゃうというか。
フィルムはそうですね。
フィルムはフィルムの良さってあるとは思いますけどね。
でもやっぱなんか写真ってすごく主観的というか、
見る側も撮る側もすごいいろんなものを含ませられるっていうか、
自由にしていいんだなっていうふうに思うから、
だからなんか本当に家族写真とかって、
プロの方が撮った写真じゃないけどめちゃくちゃいいじゃないですか、
そりゃそれで。
だからなんかやっぱ写真撮ることから何を見出すかみたいなのって、
堅苦しく考えずに自分がいいと思うようにやりゃいいんじゃないかなって思いますけどね。
まあまあちょっとその元になった話のその反応が違うなっていうところは、
なんか別にその反応の違いを、
だからツイッター民はダメだとかSNSはダメだっていうつもりで言うあれではなくて、
その違いが面白いなっていう着眼点だけだったんですけどね。
自分もそんなふうにうがっては見てなかったですけど、
そういう意味で書いてるとは思ってなかったですけど、
何か隠されてんじゃないかなっていう秘密が。
いやでもそれ本当に撮ってる側からしたらそういうふうに見てもらえたらめちゃくちゃ嬉しいんですよ。
要はそのそういうふうに見てもらえたほうがやっぱり嬉しいです、気持ちとしては。
自分でもそんなつもりで撮ったわけじゃなかったのにっていうのを
お家に帰ってパソコンで見たら気がつくパターンとかもあるんですよね。
その隅っこに自分が写り込んでたとか、
家で4Kディスプレイで見たら初めて気がつくみたいなことがあって、
そういうのってたぶんじっくり見なかったら気がつけないというか、
流して見ちゃってたらたぶんわかんないんですよね。
だからなんかそういう流度で写真を観察してもらえるってめちゃくちゃ幸せだったんですよね。
そういう風に写ってもらえたら、
流して見ちゃってたらたぶんわかんないんですよね。
だからなんかそういう流度で写真を観察してもらえるってめちゃくちゃ幸せだなって思いますね。
だからなんかそんな風に見てくれてたんだっていうのを今聞いて、
写真を伝える自由さ
すごいなんかちょっと感激しちゃいましたね、私的に。
たぶんあのツイートで何が違うんだろう、何か意図があるんだとか、
見落としてる何か良さがあるんだみたいなので、
結構見た人多いんじゃないかなと思います。
そうですかね。
私の主観を言っておくと、
あの写真、私が何でいいと思うかっていうと、
朝が明けたなっていう感じがするんですよ、あの写真見ると。
今日が昇ってきて、暑すぎず寒すぎず、
朝だな、気持ちよい朝だなっていう感じがするんですよ、あの写真見ると。
その感じがするっていうのが、私的にはすごい好きなんですけどね。
そういう空気を感じ取ろうと思って見てるか、
なんか間違い探しとかみたいなつもりで見てるかでまた感じ方って変わってくると思うんで、
そこがなんかその主観だと思うんですよ。
見る人の主観次第っていうのがそういうところで、
どう解釈してもいいと思うんですよね、なんか別に。
だから、そういう見方をしないでくれみたいなのは別に思わないし、
どう自由に解釈してくれてもいいんですけど、
でも写真って本当その自由さがいいなっていうふうに感じますね、なんとなく。
肩肘張らない感じというか。
ノーマライズFMのお知らせ
他にちょっとどれぐらいの人があれのせいでなんか無駄な時間を消費してしまったのかちょっとわからないけど。
はい、では本日もちょっと長時間に渡って、
気がついたらいつの間にかちょっと長く喋りすぎてしまっていまして、
尺がだいぶね、今日は長くなっちゃってるかもしれないですけれども、
久々の収録でね、しかもなんかいろいろ楽しい話がたくさんあって、
時間を忘れてついつい喋りすぎてしまいました。
今日は安野さんの会社の話とかも含めていろいろお話聞かせていただいて、
本当に楽しかったです。ありがとうございました。
ありがとうございました。
またフロントエンドの勉強会的なものをもし企画するみたいなのがあれば、
声かけてもらえれば私も行きますんで。
何かあったら声かけてください。
はい。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、ではあと最後、いつものノーマライズFMのお知らせになりますけれども、
ノーマライズFMでは、
シャープノーマライズFMというそのままのハッシュタグで、
皆様からのご意見ご感想などを随時募集しておりますので、
今日の内容に限らずね、何か思ったことがあれば、
本当にちょっと聞きましたよぐらいのことでもね、
全然嬉しくいつも拝見しておりますので、
気軽にツイートなどしてもらえたらと思います。
はい、じゃあ今日はこれで終わりにしたいと思います。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
01:55:59

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