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2023-06-09 1:47:39

043. 大きな夢を 支えるための 根を張って

@abefumito さん(necco inc. CEO)をお迎えして、株式会社 necco という組織の創業のきっかけから現在までのお話、WebGL スクールと WebGL を習得したその先の話、Figma の書籍を出版することになった経緯、出版後に起こった様々な影響、ウェブ制作におけるトップクラスの人たちが本当にすごいよねという話、自分たちが目指しているもの、起業することの根底にあるもの、AI がなんでもやってくれる時代になにを価値と見出すか、AI が超進化してこんなふうになったらいいなと思ったことなどについてお話しました。


* まさかの同い年でテンションが上がる二人

* 異業種からウェブ制作の現場へ

* 創業は秋田で、そのときなにが

* WebGL スクールのオフライン化

* WebGL の技術を得たとして、さあどうする?

* Figma の書籍を出版することになった経緯

* 超短期間での執筆作業

* トップクラスの制作会社の背中を追う

* その中でも自分たちらしさを追求する

* 諦めずに挑戦し続ける意味や価値

* AI が隆盛していく時代に考えていること

* 思い出生成 AI がほしい話

* いまはまだ、人間にアドバンテージがあるもの

* AI に実現してもらいたいことの話

* これからはじめるFigma Web・UIデザイン入門

* necco inc.



## show notes


* necco という組織の創業から現在まで

* Figma の書籍を出版することになった経緯

* AI 隆盛の時代に、自分たちでデザインから手掛ける意味や意義

安部さんの経歴とスクール時代の話
はい、始まりました。normalize.fmの今日は第43回になります。
6月に入りまして、ちょっと雨が多くて、天気が悪い日なんかもあったりしますけどね。
気持ちは晴れ晴れという感じで、今日も撮っていきたいと思います。
今日のゲストなんですけれども、webの製作会社さんなんで、多分知っている方も多いんじゃないかなと思うんですけども、
本日のゲストは株式会社ネッコの代表の安部文人さんにお越しいただきました。
安部さん、今日はよろしくお願いします。
安部です。よろしくお願いします。
最近だと、結構書籍の出版なんかの話題もあったので、結構知っているよという人多いかもしれませんが、
私と安部さんの慣れ染めとか、ちょっとこの後本編で触れられるかなと思うんですけど、
実際、対面でしゃべるのはほぼ初めてという感じなんで、
初めてですね。
そうですよね。なので、ちょっとお互いに緊張している部分もあるんですけど、
いろいろお話し聞けたらなと思っております。
お願いします。
はい、じゃあ早速本編の方を始めていきたいと思います。
はい、じゃあ安部さん、ちょっと最初に簡単にで構いませんので、自己紹介からお願いできますでしょうか。
ありがとうございます。
私、株式会社ネッコというデザインとウェブ製作会社をやっている会社の代表で安部文人と言います。
職種としてはクリエイティブディレクター、主にディレクションをやっていて、
あとはデザインとエンジニアリングの間に立って仕事をするデザインエンジニアという役割で仕事をしております。
会社は7年目になりまして、社員が12人いる会社です。
はい、こんな感じでいいでしょうか。
はい、ありがとうございます。
はい、結構なんか私本当に、
なんて言うんでしょう、その一番最初の接点の部分からちょっと話していけたらなと思ってるんですけど、
一番最初は、一応スクールが接点ですよね、ウェブJSを。
はい、3JS先でウェブJSその後にどっちも受けさせてもらいました。
なるほど、じゃあ先にウェブJSスクールで3JSとウェブJSをやって、その後JLSLのスクールも受けてくれたみたいな感じでしたっけ。
はい。
その時に、もちろんお申し込みいただいた時のアドレスも確か法人のアドレスだったんで、
なんかその時から私は結構ちゃんと個人として認識してたんですけど、
そうなんですね。
はい。
そしたら最近結構なんか書籍が出たりとか、いろんな活動されてるから、
スクールでの学びとウェブジュールの事例
見かけるなみたいな。
いやもういよいよちょっとこれ一回話聞いとかないとやばいなと思って。
ありがとうございます。
はい、それでお声掛けさせていただいたみたいな感じですね。
ありがとうございます。
いや僕はスクールで一方的に知ってるだけというか見てたので、
なんかこう緊張しますけど。
いやなんかスクールもそうなんですよね。
なんかこうすごい勉強になってたんですけど、
なかなかこう自分でずっと手を動かすみたいな時間取れなくて、
やばいやばいみたいな気持ちばっかり毎日過ぎてました。
そうですよね、だから結構社会人向けのスクールなんで、
なかなか手を動かせない人もいる前提で、
私のほうも運営はしてるつもりなんですけど、
どうしても周り見ちゃうとね、
なんか置いてかれてる感どうしても感じちゃう人もいると思うんで。
すごい人もいるんでやっぱり。
でも一応ですね、
安倍さんがスクール受けてらっしゃるっていう中で、
その後一回事例でウェブジュール使ったやつがあったじゃないですか。
はい出しました。
あれ見た時は早速使ってるわと思って。
いやめちゃめちゃ辛かったですやっぱり。
いきなり実践投入していけるのかなって不安しかなかったんですけど。
でもあれは一応スクールの知識は役に立ったんですか?
めちゃめちゃ役に立ちました。
もう本当にスクールなかったら逆にできなかったです。
本当にいきなり実践投入して。
安倍さんとの出会いとシンパシー
あれ見た時はもうちょっと、
その場で総本山行っちゃおうかなって思ったんですけど。
でも多分これはもっと先があるなと思ったから。
いやーなるほど。
検査室にお願いします。
まだ多分先があるなと思ったんで。
そこではちょっとあえて紹介はしなかったんですけど。
でもそんな感じで、私の方からは意外と結構安倍さんは、
割と最初の方から言い訳っぽく聞こえちゃうかもしれないんですけど、
スクールって受講者さんが年々増えてて、
正直一人一人を個別に認識なかなかできないんですよ、人数が多すぎて。
なので会社のドメインのメールアドレスとか、
そういう目立つ特徴がないとなかなか認識できないですよ。
名前と存在とが一対一で結びつかなくて。
安倍さんの場合は社名も独特というか、
短くて分かりやすい。
パッと覚えやすかったっていうのもありましたし。
よかった。
それで見てみたら、普通にウェブの制作もいろいろやられてるなっていうところで、
結構こう言ったらあれなんですけど、私の中では認識がしやすい感じだったので。
ありがとうございます。ちょっと名前勝ちじゃないですけど。
大成功。
私の会社、端っこっていう会社なんですけど、
最後のCCOのところが被ってるんですよね。
そうですね。被ってますね。
端っこっていう後ろの部分もCCOで終わってるんで、
変な親近感を覚えているっていう。
変わった名前つけてるなと思ってました。
そうなんですね。
世界の端っこのほうで生きていこうと思って、そういう名前にしたんですけど。
そういうことなんですね。
あえて端っこのほうで生きていこうと思って、そういう名前にしたんですけど。
そういうことなんですね。
それで今回、収録のお願いさせていただいて、
安倍さんのほうで事前にいろいろ資料まとめてくださったりとかもして、
その資料を拝見してて気がついたんですけど、生まれ年も同じなんですよね。
だから同い年なんですよね。
やっぱり僕同い年くらいかなと思ってたんだ、勝手に。
勝手に同じくらいじゃないかと思ってて。
だから本当にいろんなシンパシーを感じるポイントがいっぱいあって。
そうなんですね。
すごいその資料を見ながら楽しみになってきちゃって。
それで現在に至るっていう感じですね。
まとめてよかったです。
あの資料もなんかもう事前にまとめるレベルが高すぎて。
創業のきっかけ
これなんかアンチョコとして使う資料なのに、なんでこんなにがっちりまとまってんだと思って。
すごい性格が出てるなと思いました。
準備はしたほうがいいかなっていう。
分かるんですけどね。すごい分かるんですけど、すごい性格出てるなと思いました。
ありがとうございます。
その資料いろいろ拝見させていただいたんですけど、
まずはその会社の株式会社ネッコという会社の代表されているということなんで、
その会社のお話とかあとはお仕事の話とかですかね。
その辺りからちょっと聞けたらなと思うんですけど。
なんかその創業の経緯と言いますか、きっかけみたいなのってどんな感じだったんですか。
そうですね。創業のきっかけは本当に思ってたのはやっぱり資料でも書いたんですけど、
こういう制作の仕事って結構分量が当たり前みたいな感じで来てると思うんですよね、昔から。
なんかディレクターがいて、デザイナーがいて、エンジニアがいてみたいな感じで。
なんかちょっとそれの仕事の仕方にずっと違和感があって、
これなんとかできないのかなっていう。
もうちょっとクライアントとビジネスの話とかしながらうまくできないかなって思っていて、
それをうまく融合させるような働き方はできないかなと思って、
自分でやってみようっていうのが一番強い軸にあった部分ですね。
スキルの習得と成長
なんかそこに至るまでに結構そのウェブの製作会社だったり、
デザイン事務所的なことをやるにあたってのスキルセットみたいなのは前から持ってたような感じだったんですか。
そうですね。製作会社は私一社しか経験したことなくて、
実はその前は本当に不動産営業をやっていて、
そこでオフィス仲介の仕事をしてたんですけど、
物件を探してほしいという依頼を受ける会社だったんですけど、
そこでウェブマーケティングを自分でやってみて、
マンション検索サイトみたいなのを作ったことがあるんですよね、その中の会社で。
それで集客をするようになって、ウェブマーケティングをするようになって、
ウェブ製作の世界に入っていくんですけど、
ウェブマーケティングをまずやって、その後にホテルを経営する、
自社事業をやっている会社に転職したんですけど、そこでもウェブマーケティングをやって、
予約を増やすためにランディングページとか予約サイトを作ると思うんですけど、
そこのプロジェクトマネージャーとかをやって、
結局、ランディングするページとか、コンバージョンする数を良くするために、
いろいろ広告もランディングページの方も調整したりとかっていうのを始めて、
製作面白いなみたいな感じになってきたっていうのが一応大きな流れで、
そこから自分で作るのをちゃんとやろうみたいなところで、製作会社に行くっていう感じだったんですよね。
なので、マーケティングとビジネス側なんですよね、僕、元の入りは。
そうすると、エンジニア的なスキルだったり、デザイナー的なスキルみたいなのは、
結構最近というか、後になってから勉強したみたいな感じですね。
そうですね。デザイン本格的に始めたのが11、12年前ぐらいですかね。
コードも書き始めたのもそれぐらいでっていう感じで、
っていう感じなので、本当は後から独学で入っていった感じですね、製作系は。
なんか、本当そういうところも似てるんだよな。
俺も結構なんか、別にマウント取るつもりとか全くなくて、
単純にその事実を言うんですけど、私も結構20代後半ぐらいとかに初めてパソコン触って、
そうなんですね。
ちゃんと肩書きがプログラマーになったのって、本当に35、6とかそれぐらいで、
それまではずっと別の業界にいたし、本業プログラマーじゃなくって趣味で全部やってたんですよね。
だから本当にいろんな業界を渡り歩いてきたっていう感じのところもちょっと似てるし、
後から独学で色々やってみてるっていうのも似てるし、
このタイミングで創業したりとかしてるのも似てるし、
確かに。
なんかちょっと不思議な感じもしますけど、
でもそういう感じだとしたらやっぱ大変じゃなかったですか、独学で覚えていくっていうところは。
そうですね、でもやっぱりウェブマーケティングから入ったので、
なんかウェブへの抵抗全然なかったっていうのは結構良かったかもしれないですね。
なんか自分でウェブサイトいじった方が早いじゃんみたいな話とか、
そしたらやっぱデザインが紐づいていっちゃったので、
デザイン学んだ方がいいなみたいなところから入ってきたので、
なんか学ぶことの辛さは全然なかったですね。
会社の成長と今後の展望
なるほど、結局、
創業、こういう業界でやっていこうみたいな部分って何が一番大きかったんですか。
それはやっぱり前職はデザインが制作会社だったので、
そこでディレクター兼エンジニアみたいなことをしていて、
デザインは自分はしてなかったんですけど、
デザイナーと一緒にサイトを作るみたいなことをしてて、
ある時からやっぱり依頼が個人的に来るようになったことが結構あって、
作ってほしいとか、なんかディレクションをしてほしいとか。
そこにいたデザイナーの子と一緒に仕事をしたりとかしていて、
これはいけるかもなみたいなタイミングがあって、
結構仕事が来るようになっちゃって、
夜中とかもずっと仕事をしててそれで副業というか、
もうちょっとこれ無理だってなって、
もうそれなら自分でやってみようっていうのは、
直接制作のきっかけは確かにそれですね。
なるほどな、なるほど。
じゃあそのまま起業されて、
一応普通に順当に成長してきたというか、
メンバーも増えて事業も大きくなってという感じですか?
はい、運良く3人で始めた会社だったんですけど、
今7年経って12人になって、
ほんとちょっとずつ、毎年1人とか2人とか増やしながらっていう感じでやってますね。
なるほど、なんか唯一全然違う部分があるとしたらそこだなっていう風に、
私個人はちょっと感じていて、
私は1人でずっとやってて、
今も普通に社長の1人法人っていう感じなんですけど、
やっぱその人と一緒にやるっていうことに対するコストが、
すごいでかいなって思っちゃうんですよね、私は。
そうですよね。
そうですよね。
情報発信とブランド作り
水曜さんもできますよ、絶対。
できるかもしれないんですけど。
負担がでかい。
そうですね、結論は今のところまだやってなくって、
だから最初から複数メンバーでやられてるっていうのもそうですし、
徐々にメンバー増やしていってるっていうのも、なんかすごいなって本当に。
で、けっこうノートとかでいろいろ記事書かれてたりとかもして、
社内も結構風通しがいいというか、
外に結構オープンにしていると思うんですよね。
なのでそういうのもすごくいいなって思うし。
ありがとうございます。
そういうところはやっぱちょっと俺にはできねえなっていうか。
いやいやいや。
思っちゃうところではありますね。
いやいやいや。
なんかそれはやっぱ意図的にそういう風通しの良さだったりとか、
オープンな社風みたいなところは意図的にやられてるような感じなんですか?
そうですね、やっぱり意図的にやっていて、
どうしても小さい会社なので、
営業とか広告とか売ってないんですよ、僕たちの会社。
なのでやっぱり自分たちのリソースをうまく使って、
情報発信しないとお仕事取れないなっていうのがあったので、
基本はやっぱり正直そこが目的でやってますね、情報発信は。
なるほど、じゃあ自社のブランディングというか、
セルフブランディング的なところもあってっていう感じなんですね。
そうですね。
やっぱりウェブサイト作ってるんですけど、
基本的にブランド作りというか、
全体のデザイン作るっていうのを目的にはやってるので、
案件の特徴とリソース管理
じゃあ自分たちのブランドを作れて乗って聞かれたときに、
答えられないと嫌だなっていうのもあるんで。
説得力が違いますよね。
そうなんですよね。
確かにな、それはそうですね。
確かにそうかもしれないですね。
なるほど。
じゃあ結構普通に今はウェブの制作とかデザインはもちろんやりつつも、
割とブランディングの部分とかも一緒にトータルでやるみたいな感じですか?
そうですね。
特徴的なのはそこと、
あと社内にエディターとフォトグラファーがいるので、
一緒にコンテンツ作りましょうっていうところから結構やってたりしますね、今は。
物撮りとかも普通にやる感じなんですか?
そうですね。写真撮影したり、
あとは会社の社内の様子とか、
メンバーの写真とか撮ったりとかっていうのもやったりしてるので。
その辺は強いかもしれないですね。
どうなんですか?
もちろんケースバイケースだとは思いますけど、
割と案件結構期間長めに撮るというか、
割と詳細作りからしっかり入ってやっていくみたいな感じですか?
比較的長いもの多いですね。
1年、2年とかは結構ありますね、やっぱり。
ゼロベースのものもあったりするので、
結構その辺は時間かかりますね、やっぱり。
あまり広告とかは打ってないっていう話だったんですけど、
クライアント同士の口コミみたいな感じで広がっていくイメージですか?
お客さんは基本的にクライアントさんのクライアントさんとか、
お知り合いとか、あとご紹介とかがほとんどで、
残り数十パーセントぐらいは新規のお客さんで、
お問い合わせがウェブサイトから来るみたいな形が多いですね。
創業時はほとんど私の知り合いばっかりだったんですけど、
今はもう完全にご紹介とかって感じですかね。
代理店さんとかも途中入ってないってことですもんね。
そうですね、今はほとんど90%以上の案件で入ってないですね。
本当に一部、ごく一部しかないです。
やっぱりそうすると、なかなか大きい組織にはできないような立ち回り方というか、
そこが強みなのかもしれないですね。
なかなか拡大は難しいですね。
確実に代理店さんがお仕事をくれるみたいな状況にはないので、
リソースコントロール化は難しいですね。
そうだよな。だって結構一つの案件が長くて、
しかもお客さんとかなり密にやり取りしながら進めていくってなると、
なかなか大量生産ができないというか、
一つ一つ丁寧にやっていくしかないみたいな感じですもんね。
悪く言っちゃうと手離れは悪いみたいな感じなので、
どうしても数をいっぱいこなすみたいな動きができないので。
あとは外中というか、外のパートナーにお願いすることもあんまりなくて、
基本社内間接しちゃってて、
その辺も回転速度とかには結構影響が出ちゃってるのかなとは思ってますね。
なるほど。
でも一応全体としては順調というか、
会社としては普通に順調に回ってるって感じなんですかね。
そうですね。仕事としては暇な期間なくここまで来ました。
めちゃくちゃいいことですね。
ありがたいことに。
なるほど。
本当私いきなり社長目線の話になっちゃうんですけど、
やっぱ人件費ってとんでもないじゃないですか。
そうですね。
だから少数生営とは言っても、
複数人でチームでやっていくっていう中で、
しかも一個の案件が長くてサイクルがそこまで早くないってなると、
普通に社長目線だと経営的に大丈夫なのかなって心配になっちゃうから。
そうっすよね。
なのでキャッシュフロー的にはスポットのお仕事と
劣額契約みたいなお仕事は結構バランスとってやってて、
毎月一緒にサービスを改善するみたいな契約とかもあるんで、
経営的な課題
やっぱりそういうのでちょっとうまくバランスとってますね。
なるほどな。大変そうっすね。
大変ですよね。
一人でやってても自分のリソース管理だって大変なのに。
ですよね。
会社のみんなのリソース管理しなきゃいけないわけですもんね。
パニックですパニック。
基本は。
分かります。結構ドーブライズFM出てくれるゲストの方で、
法人の代表の方ってこれまでも何人もいらっしゃいましたけど、
あんまりこういう突っ込んだ話はいきなり聞けないんですけど、
安倍さんちょっとトーンが似てるからついつい踏み込んだ話してしまった。
全然大丈夫です。
すいません。
いえいえ、全然大丈夫です。
本当にちょっと年も近いし、話しやすい感じがして、
地方から始まった創業物語
ついついづけづけ聞いてしまってすいませんでした。
全然大丈夫ですよ。
ちょっと気になってたのが、
ねっこさんって創業が秋田で創業されてるっていうところがあったと思うんで、
地方で創業されて現在までっていうところで、
ずっと東京じゃなくて、むしろ地方から始まってっていうところは、
そこは個別に狙いがあってのことだったんですか?
これは全然言える話なんでもいいんですけど、
もともと僕、結婚していて元奥さんが秋田の方だったんですよね。
はいはい。
ちょっと無駄に話長いんですけど、
結婚してたんですけど、どうしても全然職の影響で、
海外に行ってみたいなっていう、海外でちょっと過ごしたいなっていうのがあって、
一人でサンフランシスコに行ったんですよ。10年も前なんですけど。
本当は語学留学の手で3ヶ月で帰りますみたいな話で行ったんですけど、
結構向こうでデザインしてくれとか、ワードプレス実装してくれとかっていうのがあって、
結構お仕事できちゃって、気づいたら1年になってたんですよね、向こうで。
そしたら結婚していた元奥さんが、もう私秋田に帰りたいですと、
東京で待ってても帰ってこないのであなたはっていう。
ひどい。
それでこれはまずいってなって、ちょっと帰ろうみたいな感じで帰ったんですよ、日本に。
秋田に行こうかなと思って、僕も秋田に行って、そこで秋田で暮らしてたんですけど、
やっぱりそんなことしてたんで、半年ぐらいでもう離婚したいって言われて、離婚して。
で、製作会社に、秋田のデザイン会社だったんですけど、僕勤めてたので秋田に行ってすぐ。
そこでもうちょっとやっぱり離婚してもやろうかなと思ったので、面白くて。
そこで3年過ごして、そこで出会ったメンバーと創業したっていう感じなんですけど。
なので、それで地方から始まったっていうのもあって。
戻ってこなかった理由も、ちっちゃい会社だったので、
もうちょっと強みじゃないですけど面白さ欲しいなと思って、やっぱり秋田でやって、
地方のそういう会社が頑張ってるみたいなところをもうちょっとうまくアピールじゃないですけど、できたらいいなっていうのがあったので。
創業して3年ぐらいは向こうでずっと活動してました。
今はどういう感じなんですか?
私の知ってる範囲だと、メンバーが分かれてるというか離れてる状態で、みんなそれぞれの拠点にいるっていうイメージなんですけど。
今は秋田にもオフィスがもともと創業地だったのであって、
そこから私とデザイナーのメンバーが東京にも出てきて、
オフィスが今2拠点で中目黒と秋田にあって、
あとはリモートワークで働いてるメンバーもいて、札幌とか青森とか東京でもリモートしてるメンバーもいるんですけど、
そんな感じで結構拠点がバラバラでリモートしてるメンバーもいるみたいな感じの構成になってます。
じゃあ、地元だったからとかっていうことが、生まれた土地だからみたいな強いあれがあるわけじゃなくって、
単純にたまたまそこがその時の生活の拠点だったっていうところから始まってる感じですね。
創業しようかなっていう、やっぱり地方で。
なるほどな。当時は分かんないですけど、今だと結構無理に東京じゃなくてもっていう見方も一部にあったりはするじゃないですか。
オフィスの拠点とリモートワーク
私なんかも結構本当に今って何でもリモートなんで、いっそ地方でもよかったんじゃねえかなって、今になると思っちゃうというか。
私ももともと千葉の生まれで、千葉とか茨城とかあの辺をうろうろしてて、
結局そのプログラマーに、高年プログラマーになってから東京に出てきたっていう形なんですけど、
そうなんですね。
今は完全に東京に住んでるんですけど、やっぱり地価も高いし、生活コストがでかいじゃないですか、東京だと。
そうですね。
だから結構こうなる展開分かってたらなっていうのを今になると、もうちょっと地方拠点でもよかったんじゃねえかなみたいに思っちゃう時もあるんですけどね。
そう考えると僕らは全部逆流してる感じ。
そうですね。
結局やっぱり、御社の場合だとお客さんとしっかりお話ししてとかっていうことを考えると、どうしてもベースが東京の方がやりやすいっていうのはあったりするんじゃないですか、そこは。
そうですね。会う方は確かにいらっしゃるので、東京いいなと思うんですけど。
基本でもミーティング、やっぱりもともと秋田で創業したんでオンラインベースだったんですよね、実は。
なので、コロナになったからオンラインになったとか実は全然なくて、もともとオンラインで全国の方の仕事をしてたので、その辺は変化なかったですし。
東京に来ていいところは、でも同僚の方と会えるみたいなのは一番面白かったかもしれないですね。
なるほど、なるほど。
会いやすいというか、話しやすいというか。
私もスクール、当時まだリモートじゃない感じで開催してたんで、やっぱり東京でやらないとみんな不便じゃないですか、そういう勉強会とかってなっちゃうと。
だからやむを得なかったんですけどね、当時は。それで東京行くしかねえと思って出てきちゃったんですけど。
何かと便利なんだけど何かと高いとか不便なとこもあるみたいな感じですよね。
確かにそうですね。
でもオフラインに戻そうみたいなのはやっぱりないんですか、もう今はスクールは。
いや、なんかもう今やってて思うのはやっぱり後から見返せるっていうのがでかいなと思って。
それはそうですね。
当時現地開催してたときは基本的に録画とかも知ってなかったんで、その場に来れなかったらもうお互い何もどうしようもないっていう感じだったんですよね。
今たぶん現地開催でやるって戻すとしても録画は絶対しないとなとかって考えると。
確かに。
そう考えるとね。
大変ですね。
大変なんですよね。
大変ですよね、持ってて録画。
全部の機材担いでどっかに出て行って、教室みたいなところに出て行って、全部録画して配信もしてっていうのをたぶん一人じゃできないんですよね。
そうですね。
そうなるともう少しいろいろ考えなきゃいけなくって。
今のやり方のまんまそのままオフラインに戻すのはちょっと難しいかなって思ってるんですけど。
確かに。
WebGLスクールの成り立ちと普及について
地方からでも場所関係なく受けられて何回でもアーカイブ見直せてっていうのの方がやっぱりいいのかなって今は思ってますけどね。
メリットはすごく大きいですよね。
それで増えてるのもありますか、すごく。
どうなんすかね。
私の話しちゃうんですけど、WebGLスクール本当最初に始めたときは2,3年ぐらいでできなくなるかなって思ってたんですよ、最初は。
っていうのはまあ、阿部さんわかると思うんですけど、WebGLって実際やってみたら目ん玉飛び出すぐらい難しいじゃないですか。
めちゃくちゃ難しいですね。
想像よりは。
想像より難しい。すごく。
実際、例えばCGを、割と原初の古典的なCGをC言語とかでやってた人たちから見たら、全然WebGLなんて大したことないっていうか、簡単な方だとは思うんですけど、
でもWebの一般的なプログラミングの概念とあまりにも違いすぎて、最初は何が何だか本当にわかんないじゃないですか。
だから、なんかここまでWebGLがちゃんと普及するとも思ってなかったし、当時は。
そうなんですね。
その一部の人しか使えないかなって思ってたっていうのもあったし、
要は一家制の興味で今は人が集まってるけど、どんどんみんな飽きていくというか、その触ってみて、これ自分には無理だなだったり、やっぱ仕事では使えねえなとかいろんな理由ですぐ見向きもされなくなっちゃうかなって思ってたんですよね。
だからなんかこんな長い事業になるとは思ってなかったし、なんか多分今になってやっぱりライブラリとかも充実してきて、
あとはやっぱハードがどんどん進化したことによって使いやすくなってるっていう、なんかいろんな条件が揃ってきてて、
それで今になってスクールがなんか繁盛してるというか、こんな一家制とかサニーウォートみたいなんですけど。
いやいやいや、すごいなと思って。
なんかね、なんかおかしいなって。だから本当変だなって思ってますね、結構。
やっぱりそういうタイミングもそうですけど、2極化してる感というか、ものすごい表現が必要なウェブサイトと濃厚度でいいよねみたいなところっていうのも結構強い感じはしますよね。
そうですね。だからちゃんと住み分けがされる土壌ができてるというか、
なんかとりあえず新しいもん使って楽しくやっちゃったぜみたいな感じではもうないというか。
まあ、EVGLを使うなら使うなりの理由が必要だなっていうステージに多分入っていて。
結局でも使いたいなっていう場面があるんでしょうね、実際。
だから多分みんなスクールに来るんだと思うんですけど。
いや、なんかね、本当に想像してなかったです、こんな風になるっていうのは。
えー、すごい。
多分阿部さんもかなり、世代で言ったら後の世代というか、ウェブジェイルスクールで言ったら8くらいでしたっけ?
そうですね、昨年ですね、はい。
去年ってことは9期目か、9期目になるのかな。
9かな、はい。
だからかなり最近だと思うんですけど、やっぱなんかこうみんなちょっとそろそろやってみようかなっていう感じなのかもしれないですけどね。
確かに、ウェブサイトの表現がなんかもう最高到達点まで来たような感じがしますけど。
そうですね、まあでも実際どうですか?
なんかちょっと勉強された上で、じゃあ実践投入するってなったとしても、
はい。
やっぱなんていうんかな、どう使うっていうと結構難しいですよね。
難しいですね、実際実践投入したいと思っても、そういうプロジェクトに恵まれるかっていう、
WebGL表現における組織内の役割と課題
必要なプロジェクトに恵まれるかっていうのと、やっぱりタイミングとか、
あとどうしても時間がかかってしまうので、その分表現の、なんでそこを確保できるかとかっていう、
やっぱいろんな性愛がどうしても発生するので。
そうですよね。
オンシャーの場合って、皆さん一応その最初、一番最初安倍さんがその分業化がされてるのが、
実際にはなんかそこに課題意識があるというか、もっと変えていけたらいいなっていう気持ちはあるというのは一旦置いといて、
オンシャーの体制としては皆さんそれぞれ得意な部分があって、みんなでチームで制作されてると思うんですけど、
そうですね。
どうなんですか、WebGL的な表現したくなるときってあるんですか、
要はデザイナーさんの中で最初から3Dにしようっていう頭がないとそういう案ってなかなか出てこないと思うんですけど、
一般的にはエンジニアがこういうこともできますよって示してあげないといけなかったりとか、
組織によっていろんなケースがあると思うんですけど、
オンシャーの場合はどうなんですか、安倍さんのほうからこういう表現とかできるよみたいなことを提案したりすることもあるんですか。
そうですね、こういう動きとかはできると思うっていうのはお話したりとか、
あとデザイナーからも上がってきますね、こういうのをしたいとか、こういうふうにしてみたいとかっていうのはやっぱり上がってくる感じですかね。
なるほど、それなんか多分できると思うけど、今の俺じゃ無理みたいなことはないですか。
ありますあります。
WebGLの社会的需要と実務での応用
これはどうしようみたいな、やれるかみたいな、やれるかみたいな、あります。
そうですよね。
多分そういう人いっぱいいるんだと思うんですよ、なんか俺の感覚ですけど、あくまでも私個人の感覚ですけど、
多分そういう人たちがいっぱいいて、そういう経験が積み重なった結果をエビデールスクールにやってくるんじゃないかなって思ってるんですけど。
そうですね。
なんかやっぱ事例がどんどん増えていくじゃないですか、一般の社会の中に事例が増えていって、
お客さんもそれを目にする機会が割合的にどんどん増えていくわけだし、
そうするとこういうのできないのっていう話がみんなの手元に降りてくる可能性がどんどん高くなっていくわけじゃないですか。
いや、うーん、できるかちょっとわかんないっすみたいな感じの返事をしなきゃいけない時がやっぱみんな経験としてあるのかなって思ってて、
それでなんかエビデールスクール、人来るのかなーなんて思ってたりもするんですけど。
いや、でもそうだと思いますね。
特に実務でやってる人は多分表現の幅広げたいとか、ちょっとこれは今の自分には無理そうって思ってる人がかなりいると思うんですよね。
うーん、まあそうっすよね。
なんか俺の知識でよかったら本当に分けてあげたいんですけど。
助けてあげたい。
フィグマの書籍出版の経緯
なんかもう助けてあげたい。もうみんなに本当にプラグで頭と頭を繋いでインストールしてあげたいんですけど、
なんかそういうわけにもいかないじゃないですか。だから今は一応スクールっていう体裁になってるんですけど。
うーん、なるほど。
じゃあ結構そうですね、お店の場合だと自分、阿部さんご自身もそうだし、
デザイナーさんの方でも結構WebGLも場合によっては取り入れることを視野に入れつつ、結構デザインされたりしてるって感じですね。
そうしたいっていうのはすごく、やっぱりデザイナー結構そういうかっこいいのは作りたいみたいなものがみんな持ってるんで、やっぱり。
まあそうですよね。
なるほど、結構社内で勉強会的なこととかそういう知識の共有みたいなところってやったりされるんですか?
そうですね、スラックに勉強チャンネルがいろんなジャンルに分かれてあって、そこでみんな情報シェアし合ってるっていう感じですかね、常に。
3Dとかグラフィックとかブランドデザインとかっていうのを全部、マーケティングとかビジネスとか全部チャンネル分けて、
そこに情報シェアしてみんなで発言したりとかっていうのを日々やってる感じですかね、メインでは。
社外との勉強会とかもその延長線上にあるイメージなんですか?
そうですね、社外ともそうですね、やっぱり今回、先月やったFigmaの勉強会とかは勉強会してほしいっていう依頼があってやったんですけど、
そこでやっぱりいろんな方と話せるのはすごく勉強にはなってますね、今。
いろんな出会いあるので、同じ会社さんでも。
Figmaの勉強会っていうのはまさに書籍つながりってことなんですか、そこは。
そうですね、書籍を見て、それでたまたまTwitterでお話ししたいですっていう方がいて、それで仲良くなって、
その会社の取締役の方だったので、その会社さんからぜひFigma、XDから乗り換えるんで勉強会してくれませんかみたいな形でやらせていただいた感じですね。
それはなかなか面白いですね。
そうですね。
そういう広がり方するって結構面白いですね。
ちょっといきなりFigmaの話をしちゃったんですけど、一応簡単に書籍周りのお話をご紹介をいただいた方がいいかなと思うんですけど。
どんな書籍で、いつごろにどんな感じで出たのかとか、ちょっと簡単にでいいんで教えてもらっていいですか。
Figmaというコラボレーションデザインツールの書籍を、ねっこのデザイナーメンバーと4人で去年の9月に出版しました。
Figmaは皆さん使っている方多いかと思うんですけど、そのツールの入門書籍というか、使い方からあとはウェブデザインの作り方みたいなところをFigmaを使って解説する書籍になっていて、
昨年の年初ぐらいから書き始めて9月に何とか出せたっていう書籍なんですけど、
ちょうど日本語化フィグマがなったタイミングで出せたので、今おかげさまで10刊が5回目。
5回目!?
とんでもねえな、それはすごいですね。
ありがたいことに、なかなか皆さんに書いていただいて。
タイミングがバッチリだったんですね。
そうなんですよね。ちょうど日本語化と、あとアドビの買収をするみたいなニュースが出たときぐらいでして、
それでフィグマってなんだみたいなところから、やっぱり乗り換えなきゃっていう会社が結構増えて、多分買っていただいたのかなっていう。
それ多分Amazonで検索したら一番最初に出てくるんでしょうね。
そうそう。
ありがたいことに出てくるんですよ、今。
すげえな。
まだ4冊、当初僕ら出したときに2冊目だったんですよ、フィグマの本が。
で、今年の初めぐらいに3冊目出て、先月か今月の後半に4冊目が多分出てるぐらいなので、まだ4冊ぐらいしかないですよね、フィグマの本自体が。
そうっすよね。それは、ギョフノリというとあれなんですけど、本当タイミングがめちゃくちゃ決まった感じですね。
良かったです、本当。
でもフィグマが出始めた当初から結構僕ら使ってて、それが良かったのかなと思うんですけど、もう4年か5年ぐらい経ってて、フィグマを使い始めて。
それはたまたまなんですか?フィグマを選択してたっていうのは。
そうですね。UI系の仕事がちょうど増えたタイミングで、僕らスケッチっていうツールも使ってたんですけど、UIを作るのに。
そこからお客さん側のデザインチーム、PDMのチームとかとやり取りするのに、どうしてもスケッチだとデータのやり取りがすごい大変で。
なるほど。
ちょっとこれ何とかならないのかなっていうところで、フィグマっていうツールがあるっぽいっていうのを見つけて、触ってみようかってなったのが本当に4年前、5年前で。
まさにそのコラボレーションツールのコラボレーションの部分がポイントだったんですね。
先方と同じファイルを共有して、一緒にデザインする。リアルタイムでデザインするとかっていうのをやっていて、そこから使うようになって、たまたま本を出すまで至るっていう感じですね。
すごいな。一応私は事前にご用意いただいた資料を読んでるんで、経緯は知ってるんですけど、そもそもなぜ書籍を出すことになったのかっていうところを教えてもらっていいですか?
フィグマの使い始めとコラボレーションツールのポイント
そうですね。フィグマはたまたま使っていたので、それを聞きつけた、僕がセミナーイベントをやってる、CSSナイトっていうのをやってる高野さんっていう方にお声掛けいただいて、
フィグマのイベントをやらないですか?みたいな形で言っていただいて、フィグマのペアデザインをちょっとメインにしたセミナーを1回やったんですけど、このメンバーで。
それをたまたまマイナビの編集者さんが見ててくれて、そこから半年ぐらい経って、お声掛けいただいて、本、フィグマのセミナー見てたんで、よかったら出しませんか?みたいな形で、声掛けいただいて書き始めるっていう。
なんかすごいな。なんかすごいですね。本当何が何に繋がるかわかんねえな。
わかんないですよね。
本当わかんないですよね。
フィグマ始めた時って、何でそんなものを使ってデザインしてるの?って結構思われてて、実は。
なんかあり得ないぐらいに言われたこともあって、フォトショップでしょ?みたいな。
ウェブデザイン、フォトショップでやらないんですか?みたいなぐらいに言われてた時もあったんで、ちょっとまさかこんなふうに僕もなると思ってなかったですね。
なるほど。じゃあ、勉強会のきっかけで、たまたま編集者の方がそれを見ていて、出版がこのタイミングでガッチリハマってみたいな感じで、本当になんかいろんなミラクルが積み重なって、ここにいたって感じですね。
採集するみたいなニュースで。
フィグマ、今でこそみんな名前知ってますけど、最初はそれ何なの?っていうのは確かに言われてみることがあったかもしれないですね。
本当にブラウザーでデザインなんかできるの?って本当に言われてて、当時は。そんなのもう不安でしかないでしょ?みたいな感じでしか言われてなかったんで。
今だったらね、むしろどんどん使ってこよっていう気分が高まってますけど、私ももし当時、例えば一緒にやることになった人がフィグマ使ってたとして、今はこういうの使ってるんですよって見せられたら、なんかちょっとおしゃれなやつ使っていい気になってんなこいつって思うかもしれない。
今のはちょっと言い方があれでしたけど、でも多分そういう感覚だったってことですよね。
フォトショップでしょって言ってる人達っていうのは、そんなおもちゃみたいなんでできるわけないでしょっていうのがあったんでしょうね、多分ね。
本当そうですね。XDもその後結構出たので、しばらくフォトショップとかXDでウェブデザインやるよねみたいなのが結構主流だったと思います。本当ここ数年だと思いますね、フィグマだよねみたいなのは。
私は関わってきた案件では意外とフィグマまだ一回もがっつりはなくて、XDはあるんですけど、フィグマがっつりの案件には出会ったこと今のところないんですけど、
それは多分私があんまりウェブ制作の現場にそこまでいないからだと思っていて、やっぱり今はどんどんフィグマの使ってる人たちがね増えてってるのかなと思うんで、
今、御社で出されてることにすごく意味があると思うし、書くときもさっきの話だと9ヶ月からぐらいで出されたってことですけど、私も書籍出版した経験があるんでわかるんですけど、9ヶ月ってめちゃくちゃ早いっていう体感があって、
そんな早くできるっていうのがちょっと思っちゃうんですけど、書いてるときはどうだったんですか?みんなで分担してみたいな感じですか?
そうですね、章ごと日を分担してはいました、最後書き上げるときは。ただ実際はもっと短くて、本当に執筆をちゃんと始めたのって5月ぐらいで、
実際は4ヶ月ぐらいで書き上げてて、構成をずっと練っていて、自分たちで構成とかその中身を全部決めたんですよ、企画とかも。それで5月ぐらいから書いて、本当に全然嘘なくほぼ毎日朝ちょっと早く来てみんなで書いて、
仕事終わったらちょっと書いて、土日はずっとオフィスにみんなで行くっていうのをやってました。
本当そうなっちゃいますよね、多分本業に影響を出さないようにしようと思ったらそういうふうなやり方するしかないですよね。
そうなんですよね、はい。なんで本当に半年近くは多分書いてたメンバーほぼ休んでないと思います。
ちょっとコンプライアンス的に問題があったかもしれませんけど。
一応副業なので会社の仕事ではないっていう体で作ったんで、みんなにお金は与えてるんですけど。
いやでもそれにしてもすごいですよね、だって大体1年で相当早いですかね、なんかああいう技術書とか、ああいうものの執筆って1年でできたら相当早いっていうか、
それはもちろん人によって差はあるとは思うんですけど、私の感覚だとやっぱり書籍書くのってとんでもないコストがかかるっていうイメージがあるし、
フィグマなんて日々日々インターフェースとか変わっちゃったりとかするんじゃないですか、書いてる途中で。
すごい変わっていったので、スクリーンショットを撮るとすぐ変わっちゃうんですよ、ツールの。
なので本当にフィグマでフィグマのインターフェースを全部作ったんですよ。
なるほど、すぐ文字打ち替えられるように。
そうするといつでもキャプチャー撮れるじゃないですか、文字ちょっと変えたりUI変わったら作ったりすれば。
なのでスクリーンショットをやめるっていう判断を結構早々にして、それが本当に良かったですね逆に、日本語化した時もすぐ対応できたりとか。
したので、謎なことをやってました。
その辺はなんか、そんなことは1ミリも触れずに書籍になってるんですよね。
そうです、もちろん。
そんな苦労があったっていう。
この場所だから言えるけどみたいな感じなんですね。
そうです。
フィグマの利用と開発チーム構成
すごいですね、じゃあ結構あれですか、今だと勉強会とかやってくださいみたいな話が社外から来たりみたいな話がさっきありましたけど、
割とその書籍の影響も会社全体としてはプラスに捉えられるような感じなんですかね。
やっぱりそうですね、ねっこさんが書いたフィグマ本って言ってくれる人もすごく多いので、すごい影響は大きいかなと思います、やっぱり。
そうですよね、なんか本当に直近で、まさに昨日ぐらいに安部さんがツイートしてた、ざっくり言っちゃえば人材募集的なツイートされてたじゃないですか。
それに対するレスポンス見てても、なんかもうみんな当たり前のように名前知ってんだなと思って。
みんな優しくてすごい。めちゃくちゃ優しい。
みんなねっこのファンなんじゃないの?みたいな感じの。
いや本当ありがたいですね、すごく嬉しかったです。
そういうのもなんか、もちろんお仕事の中で培われてきたものなのかもしれないし、書籍の影響も結構あるのかもしれないですね。
そうですね、やっぱり一番初めに名前を覚えてもらいやすいっていうのはすごくありますね。
フィグマ本を書いたねっこさんですね、みたいなとか。
なんかいろんな意味で本当にミラクルが重なってるな。
ミラクルなんですよね、本当に。たまたまなんで本も。
すごいなぁ。なるほど。
じゃあどうなんですか、社内的には結構デザインに直しを置いてるところもあるんですか?
そうですね、基本的にはデザインですかね。デザイナーの方がすごく今多いので、メンバー的にも。
多分今まさに募集されているのが、例えばフロントのエンジニアのアシスタントだったりとかっていうところですもんね。
新規開拓に向けたWebGL人材の募集
そうですね、エンジニアのメンバーちょっともうちょっと強化していきたいなと思って。
やっぱりできれば僕より全然できる人がいるし。
WebGL大好きみたいな若者いないかなと思って。
一人スーパーWebGL使いいたらだいぶできること増えますもんね。
そうなんですよね、やっぱり表現とか提案の幅とかも増えるし。
3DCGっていうか、ブレンダー使えるメンバーが去年から入ったので、
そういうモデリングとかもすごいできるようになってて。
なので結構面白いことできるなぁと思ってるんですけど、どうしても。
モデリングも相当レアなキャラというか、そうそう簡単に見つからない職業の人たちだと思うんで。
それがすでに社内にいてってなると、あとは実装する人がいればという感じですよね。
なんかちょっと急に他社の名前出しちゃったあれですけど、
マウントさんとかだとやっぱりブレンダーでカメラワークをコンポジットしてみたりとか、
自作のブレンダーのモーションを読み込んでやってみたりとかって結構されてるし、
あとジュニーさんとかも。
めちゃめちゃいいですよね、あのサイト。大好きです、ジュニーさん。
やっぱりなんか自前でモデリングからできる人がいて、
ちゃんとああいうブレンダーみたいなツール使いこなせてカメラワークから何から全部きっちり作り込める。
それをさらにパフォーマンスを落とさずにウェブに持ってこれるってなると、
やっぱちょっと一つ壁がね、やっぱ超えてるというか。
かなり超えてますね。
レベル違う感がありますよね。
ちょっとマウントさんとジュニーさんちょっとブチすごいかなと思ってます。
たぶんなんかWebGL使える人とか、WebGLありきのデザインを起こせる人とか、
こういう言い方するとあれですけど、結構何人か思い浮かぶし、何社か思い浮かぶんですけど、
モデリング付きでできるっていう風になるとかなり特化してるっていう感じがするんで。
そうですね、はい。
確かにな。
社内にブレンダー使いいるんだったらほんとそうですね。
そうなんですよ。
すごいそこがたぶん足りないピースかなっていう、ちょっと僕だと追いつかないでやっぱ。
そうですね。
なんかほんとこういう言い方するとあれだけど、WebGLってほんとに向き不向きがあるというか、
例えば数学が好きか嫌いかみたいなもんで、やっぱCGって向いてるか向いてないかがどうしてもあるんですよね。
見るのが好きだとしても作るのはまた別の話になってくるし。
そうですよね、はい。
やっぱ好きじゃないと続けられないというか、なんかデザインも何でもそうだと思うんですけど、
やっぱCGの世界って奥が深いから好きじゃないとね、なかなかずっとそれに向けて勉強し続けていくっていう姿勢が維持するのも大変になっちゃったりするんで。
ですよね、生まれ変われるならWebGLを書くエンジニアとして生きていきたい。
いや、安倍さんはたぶん今のままでいいと思うんですけどね。
いいですか?
そのキャラでみんなを束ねていくっていう感じでいいと思うんですけど。
でも憧れる気持ちはわかります。
そうですね。
なんかこういうこと言うと、いやあなたは先生なんだからって言われるかもしれないですけど、
私も作り手というかアーティストになりきれない自分に対するコンプレックスっていうのもあって、
知識とかはあるつもりなんですけど、
じゃあ一、クリエイターとして自分で何かを作れるかって言われると、
例えばアンシフトの長谷川くんみたいなものを作ったりとかは、
ああいうのはやっぱり頭の良さとか技術とかそういう次元のことではなくて、
センス的なもの、そのセンスをどうやって磨いてきたかとかどういう努力をしてきたかとかっていうところだと思うんで、
なんかああいうのはやっぱりちょっと自分には難しいなって思っちゃうし。
そうなんですね。
WebGLが持つ価値と無駄な部分の重要性
すごい。意外というか、すいません。
なんか全然できそうな気も全然しちゃうんですけど。
いやあ、結構やっぱり難しいですね。
だから私は全部をデザインしてもらえば作れるっていう感じですね。
ああ、そうなんですね。
腕は震えるから、まずこんだてを作ってくれっていう感じなんですかね。
自分でこんだてからコースメニューを全部作るみたいなことはやっぱりできなくて、
そこはやっぱりデザイナーさんとかプランナーさんだったりアートディレクターさんだったりがやっぱり作ってほしいんですよね、まず。
絵図を描いてほしくて。
あとはその絵図に近づけていくためにはみたいなことはできるんですけど。
なるほど。
やっぱりね、そこはコンプレックスがあるし。
ああ、そうなんですね。
やったらできる可能性は1ミリぐらいあるんですけど、相当大変だと思います。
大変ですよね、相当大変だと思います。
いやあ、わかります。そもそもなんでそのグラフィックなんだっけってやっぱりすごい難しいですよね、それはそれで。
本当そうなんですよ。だからやっぱりやってるうちにチームの中で方向性がいつの間にか変わっちゃったりすることとかあるんですよね、WebGLの場合は。
ああ、なるほど。
なんか本当にやりたかったのがなんだっけって途中で誰かが言わないと危ないケースとかって結構あるなと思ってて。
ああ、なるほど。ひたすらWebGLで掘ろうとしたというか。
そうですそうです。だからそこ別にSVGでよかったんじゃないのっていうこととか。
WebGLでやるんだったらここにやっぱり価値を見出さないと意味なくないみたいな感じのことをどうしても途中で考えながらやるのって難しくって。
キービジュアルを何とか実現させなきゃって一回そのベクトルに気持ちが向いちゃったらね、ずっとそっちの方に走っていっちゃうんで。
だからやっぱりなかなか難しいとこかなと思うんですけどね。
なるほど。確かに難しいですよね。WebGLまで一気通貫でやるのも難しいですし、本当にその意味があるのかみたいなのはすごい考えちゃいますね。
本当そうですよね。だから極論、本当に過激派の人たちは別にWebGLなんてクライアント側のスマートフォンだったりパソコンだったり、
一番最終的なフロントの描画をしてるやつが無駄にリソースを食わされるだけで何の意味もねえみたいな。
そういう過激派の人もいるわけですよ。
その過激派の人たちの言い分もわかるっちゃわかるんですよね。
ただ、やっぱりそんなこと言い始めちゃったら、それこそ世の中に絵画とか音楽って必要なくなっちゃうし、
そういう余白というか無駄な部分を楽しめるのが人間だなって思うから、そういう意味ではWebGLって価値は全然あるなと思うんですけど、
未来への夢
ただ、CPUとかGPUみたいなハードウェアリソースを食いつぶして熱々になっちゃうとか、それは本当なんで、
それは事実なんで、過激派の人たちが言うこともわかるんですけどね。
そうですね。そんなこと言ったら白い画面に黒いテキストでいいじゃんっていう話になるね。
ほんとそうなんだよな。だからいろんな正解があると思うんで、やっぱり使い分けだと思うんですけど。
そうですね。
でもいざ古いたいのに古えないっていうのはやっぱりもったいないんで、
そうですね。本当に本社にスーパーWebGL使いが入ったら何か革命が起きるかもしれないですね。
いやー、それかもう自分が遠すぎる。
超進化するしかないじゃないですか。
そうそう。もうやり続けないといけない。
いやー、でもいいですね。書籍のこともそうだし、勉強会とかもそうだし、
なんか本当にオープンな感じがすごくいいですね。
ありがとうございます。やっぱり挑戦者というか、やっぱりそういうマウントさんとかすごい会社いっぱいもちろん僕らも知ってるので、
追いつくにはどうしたらいいんだろうみたいなことは結構考えますね。
そうですね。難しいですよね。やっぱり尖ったほうがいいのか、何でもできたほうがいいのか。
でもやっぱりどっちかっていうと何か尖らなきゃダメなんだろうなとは思いますけど、
その尖り方の問題がいろいろあると思ってて、ひとりよがりな尖り方じゃやっぱりダメだし、そこら辺がやっぱり難しいですよね。
山ほどやっぱり制作会社いるので、やっぱりその強みの見せ方というか、やっぱりちょっとそこは日々悩んでるというか考えてますね、すごく。
そうですね。なんかこれは本当、なんか悪い意味で受け取らないでほしいんですけど、
本社の場合はまだ途中っていう感じがします。なんか俺から見てると。
本当そうです。
例えばマウントさんとかも途中だとは思うんですけど、あなたたちはもうなんか一つ上のレベルに行っちゃってるというか。
もう彼らの存在がもう一つのブランドになってるし、絶対の信頼があるっていうか、そういう次元まで行っちゃってると思うんですけど、
本社の場合はやっぱり今がまさにそれを形成している途中っていう感じがするし、だからなんかこのタイミングでお話聞いておきたいなっていうのもあったんですよね。
技術と組織のバランス
ありがとうございます。嬉しいです。
やっぱ中の人と外の人って見え方とか考えてることとか全然違くて、
なんか私から見た根っこという組織と安倍さんから見えてる根っこという組織はどんな感じなのかなみたいなのって今しか聞けないなと思ったから、
そういう意味でもこのタイミングだったんですけども。
ありがとうございます。
でも試行錯誤ですね。
いや本当です。まだまだで本当に日々がっかりもしますよ、自分にも。
すごすぎて、周りの人が。
本当それはわかる気がする。
本当すごくて。
特にWebGL周りがちょっとなんかあの次元の違いを見せつけられる感じはありますよね。
ありますね。すごすぎても、なんだこれみたいな。
わかる気するな。
わかります。なんか本当に何回も言っちゃうけど、本当マウントさんの事例とかは、
マウントのビジョン
いやこれ他じゃ多分作れねえなって思っちゃうようなのやっぱありますからね。
それ次元さんから見てもそう思いますか?
いや思いますね。
これちょっと無理だなみたいな。
これ多分そのなんかメンバーの構成とか、スキルバランスみたいなのから見て、
これ多分マウントさんじゃないと作れなかったなみたいに思うことはありますね。
それは他の例えばガーデンエイトさんとか、あとバケモノさんとか、他にもいっぱいあると思うんですけどね。
この人たちじゃなきゃ作れなかったなっていうのをやっぱり感じますよね。
バケモノとかホムンクルスとか。
いや上手いですね。
技術だけじゃなくて、この人たちだなっていうものをなんか持っているというか、やっぱりそういうのはありますよね。
それだけが正解じゃないと思うんですけど、
この間出てくれたシフトブレインのヤストモさんとかは逆に自分たちのあんまり色がなくて、
その時に柔軟に対応していけるのがすごいですねみたいな話をヤストモさんと話してた時は言ってたんですけど。
だからなんか多分本当今はそのネッコという組織が今まさに成長の過程というか。
形がこれから色々見えてくるんだろうなっていう感じがします。
年数的にもやっぱり多分そういうトップクラスの会社さんの半分ぐらいだと思うので、まだまだ全然経験値が足りないなっていうのは結構思ってますね。
どうなんですか?自分たちでビジョンをみんなで語ったりとかはあるんですか?
そういう組織になろうみたいなのはやっぱり話には出たりはしますね。
確かにその表現としてはアウトさんとかガネイトさんとか本当にいつか追いつけたらなと思いますけど、
でも多分僕らはそこじゃないみたいなところも確かに持ってるので、
もうちょっとブランドやっぱりデザイン全体やろうとか、あとは言葉に気をつけようとかっていうのはすごい考えてたりしますね。
たくさんの言葉を一緒に作るとか、コンテンツを一緒に作るとかっていうところなのかなとは思ってますね。
結構やっぱりトップダウンでやった方がいい場合とみんなでやった方がいい場合ってあると思うんですけど、
結構私のイメージ的にはみんなでやってる感じなのかなと思ったんですけど、
そこは安倍さん個人のビジョンとみんなのビジョンは結構同じイメージを今してるような感じですか?
そうですね、そこはクラフトを突き詰めるのももちろんやるんですけど、
やっぱり企業のブランドデザイン全体作れるようになっていこうっていうのは結構方針としては話してたり、みんなで言ってるので。
安倍さん個人の野望というか、究極の目的みたいなものは何かあったりするんですか?
そうですね、やっぱり自社のブランドをちゃんと作るっていう意味で、自分たちで販売物を作って売るとか、
あとその先にホテル作りたいなと思ってて。
面白いですね。その話相当面白いな。
自分が関わってきた業界の経験も活かせるからっていうところなんですか?
そうですね、不動産もともと好きなのもありますし、自社事業でやってたところもホテルとかゲストハウスで運営してる会社だったんですけど、
ホテル事業の可能性
やっぱりホテルやるの、デザインも活かせるし、ブランドも活かせるし、エンジニアリングの技術も多分かなり必要だったりするので、
そういう意味では、自社事業としてはホテルをいつかやりたいなというふうに思ってますね。
その話めっちゃ面白いな。すみません、急にテンション上がっちゃって。
最近やっぱり、どんどんバーチャルが押し寄せてきて、
それによって逆にリアルが見直されてるタイミングだと思うんですよね、今って。
コロナ禍でみんな家に引きこまらなきゃいけなくなって、
余計にリアルな人とのやりとりだったり、実際にそこに行って体験するみたいなことの価値が相対的にすごく上がった数年間だったと思うんですよ。
多分今って旅行とか、あるいはアウトドア的なものだったりキャンプ的なものだったりとか、
いろんな形で人間が外に出ていくことに対して、いろんな需要があるなと思ってて。
これからさらにどんどんバーチャルが押し寄せてきたら、それこそGoogle Earthみたいなもので、
世界旅行の擬似的なやつとか、できるはできるようになっていくんだけど、
でもやっぱりリアルな場所に行くのって全然違うよねっていうのが、もう1回ぐらい寄り戻しというか、
なんか来るんじゃないかなっていう予感があって。
で、そこにマッチするのってやっぱりそういう、
まあなんていうんですか、旅行産業というとちょっと主語が大きすぎると思うんですけど、
なんかホテル事業とかすげえいいなって、やっぱ独自の色、なんていうんですか、空間全体をデザインできるじゃないですか、体験全体を。
だからなんか自分たちの思い描いているものがより具体的に形になるっていうか。
逆張りの精神
で、こう実際にね、行って食べたり見たり、お土産買ったりして持って帰ってきて、全部が思い出になるわけじゃないですか。
なんかそういう事業ってめっちゃ夢あるなって思うんですよ。
本当そうなんですよね。なんでやっぱりデザインの力も活かせるなと思いますし、
やっぱりこうそういう物理的なプロダクトを作りたいっていうのは結構社内でも出てるので、
やっぱりそういうウェブの作るの中心に始まった会社だとしても、物理作るものをやっぱりやりたいなっていうのありますし、
あと自流の逆を行くみたいなのは結構常に意識してて。
コロナになったからリモートにしないで、逆にめっちゃオフィスで仕事したりとかしてるんで。
逆を行くっていうのは常に、地方からじゃなくて都心部に戻ってくるとか。
なんかそういう、みんなが言ってるのの完全に反対のことをしたいんですよ。
それは仕事に限らずってことですよね、たぶん。
仕事に限らず。
たべさんのマインドとして、結構何事に対しても普通にしちゃうってことですよね。
そうそう、みんなが言ってるんだったら逆のことやろうみたいな。
そういうのはちょっと強いですね。
わかる気がします。
なんか流行ってるものとかつい見る気をなくしてしまうというか、
俺学生時代からほんとそうなんですけど、みんなが見てる映画とかほんとになんか見る気なくなるっていうか、
もういいよ、もうタイタニックわかったよみたいな。
もうタイタニックの話しかしてねえじゃんみたいな時があって。
たぶん同じ世代だからわかると思うんですけど。
高校生のときに、もうクラス全員タイタニックの話してるわみたいな時期があって。
もう俺はいいわ、見ないわっていう逆張りをやってたんだよ、俺も。
なんとなくわかる気がしますけど。
そうなんすよね。なんでなんすかね。
わかる気がします。
なんか人気のあるものから遠ざかっちゃうというか、
もっとマニアックなものがあるんじゃねえかなとか、
ついやってしまう気持ちはなんとなくわかる気がしますね。
一応取り入れるとかはちょっと見たりはしますけど、
なんか意見とかも何回も多数決とかも僕絶対やらないんで、
あんまり同意が多すぎるものは逆に良くない意見だったりしたりとかしたりするので、
反対が出るぐらいのほうが本当はいいかなっていうのは思ったりもしますね。
夢を追う意識
いやでもスクールの時のりょうさんの言葉にめちゃめちゃ救われてるんで、
僕やっぱり難しすぎて正直。
やっぱ全然無理だなと思ったんですけど、
なんか続ける人が本当に上手くなるとか、
なんかいつ勉強してもいいとか、
なんかもうそれ正直結構救われましたね。
そうですか。
今は無理だけど後でやろうみたいな気持ちにちゃんとなった。
いやでも本当にそれ大事だと思いますよ、本当に。
だって俺自身がやっぱ自分自身がプログラミング、
なんかいつかプログラミングで食えたらいいけどっていう風にやっぱ20代後半とか30代前半ぐらいには思ってて、
実際今はこうなってるわけなんですけど、
だからといってなんかこういきなりその時の仕事全部ほっぽり出して、
ずっとプログラミングの勉強とかするわけにはいかない、
その生きていかなきゃいけないから仕事はしなきゃいけなくて、
限られてる時間の中でやるしかなくて。
でも別に諦めなければね、ずっとやってればいつかはできるようになりますからね。
だからなんでもやっぱそうだなと思いますね、そのプログラミングに限らず。
だからなんか最近だと結構写真とか撮ったりしてるけど、
今すぐ別に著名な写真家になりたいわけじゃないけど、
20年30年撮り続けてたらもうワンチャンあるかもしれないじゃないですか、もしかしたら。
写真集で出るとかね。
なんかあるかもしれないじゃないですか。
だからなんかみんなに対してYFJL別に難しいっていうのもなんかわかるし、
今理解できなかったとしても自分を責めないでねみたいな感じのことを絶対言うんですけど、
本当にそれは自分に対しても常にそういうふうに思ってますからね。
いつかはできるようになるかもしれないですね、諦めなければ。
本当に写真もそうだし、例えば小説家になりたいとか漫画家になりたいとか、
なんでもね、諦めさえしなければいつかは叶う可能性が0%にはならないんで。
いやーそうっすよね。
だからそれは大事だなって思ってますね。
本当そう思います。
僕もそれで言うと、会社作ったの3社目なんですよ。
企業3回目なんですよね。
失敗とかではないんですけど、1回目と2回目はちょっとうまくいかなくて、
起業の動機
別に借金とかもなく普通にちょっと辞めようかなって感じで辞めたんですけど、
本当にそれで言うと3回目の製作会社の企業というか、
1社目は不動産システムみたいなのを作る会社だったんですけど、
なんで諦めないで企業で経営者にちゃんとなれるのかなみたいなのはありましたけど、
やっとって感じですかね。
今んとこ完全にうまくいってますもんね。
なんとか7年経ってきたんで、なんとか軌道にって感じですかね。
本当によく言われることですけど、本当にチャレンジした回数だと思うんですよね。
子どもが成長するのって、子どもはもう毎日全てのことに挑戦してるわけですよね、自分ができないことを。
ありとあらゆることができない状態から始まってて、1個1個チャレンジすることでできるようになっていくわけで、
大人も同じ頻度でチャレンジしてたら、同じ頻度でできるようになっていくことが増えていくはずなんですよね。
だけど、大人はそれをできないなって思っちゃうんですけど。
そうですね。
なんかね、本当に諦めない、失敗しても落ち込まないことも結構大事だなって思いますね。
そうですよね。なんか気にしないみたいな、やりたきゃやるみたいな。
人に迷惑かけるのはよくないとは思いますけど、
自分自身の中で完結できることだったら別に何回失敗してもいいし、
どんどん前に進んでいける人がやっぱり成功する確率がどんどん上がっていくってことだな。
よくね、生存者バイアスだみたいに言われますけど、
でもそれは単純に挑戦してる回数が多い人が、それはね、成功する可能性も高いでしょっていう。
間違いないですね。
シンプルな話だから。
本当そうですね。
安倍さんの3度目の起業ってことですけど、そこは通定するビジョンみたいなのあるんですか?
起業することに対するモチベーションっていつも違うんですかね?
いやでも基本は同じで、やっぱりこう、生まれたからには自分で経営者になるぞみたいなのがちょっとあったんで。
なんか、経営者って何なんだみたいなのが結構あったんですけど、
自分でもやれるのかなみたいなところはすごくあって、
でも何とか自分で会社を続けられる方法はないかみたいなのが結構、
20代中盤くらいから思ってて、
ビジネススクールとかも多くちょっと行ってて、1年くらい行ったりしてて、
起業したいなってずっと思っててっていう感じだったので、
やっぱり今思い返すと、デザインとかウェブ化したいのもあるんですけど、
経営者にどうしたらなれるのかみたいなのは、そっちの方が考えてたかもしれないですね、ずっと。
へー、なんか、どう表現するのが正しいかわかんないですけど、
要は子供がよく夢で社長さんになりたいみたいな、
そういうすごく純粋な動機というか、
そんなレベルかもしれないですね。
そういう欲求が常に自分を突き動かしてるみたいな感じなのかもしれないですね。
会社がずっと不思議だったんですよね、世の中にあるいろんな会社が、
誰かがやってるっていう、誰かが作ったっていうのがあったので、
なんで自分はそれができないんだろうっていうのが結構あって。
成功へのチャレンジ
なるほど、面白いな、いいですね、原始的な欲求っぽい感じがいいですね。
見渡すと全部会社じゃないですか。
そうですね、そうですね、確かにな。
そこは全然俺と違って逆に面白いですね。
俺の場合は、やっぱり一人でいたいっていうのが結構企業の動機というか、
もっと言っちゃえば、要は節税したかっただけなんですよね、法人化したのは。
でもその前のステップとして、まず自分で独立して、
フリーランスとして、個人事業主としてやっているっていう状態があって。
それがなんでなのかなって考えると、やっぱり一人でいたいからなんじゃないかなってちょっと思うんですよ。
多分、なんていうんだろうな、完全な孤独が欲しいわけではないですよね。
だからスクールとかやっててもみんなと普通にやりとりできるし、
家族とかとも別に普通にやりとりはできるんですけど、
なんかこう、一人でやってたいんですね。
多分だから自分の思い通りにしたいんだと思うんですよ。
全てをね、自分の思い通りにしたくて。
そうするとやっぱり相手があることだと相手のことを考えなきゃいけなくなるから、
それが嫌なのかなって思うんですけど。
優しさと行動の意図
どうなんすかね、似てる感じはしますけどね。
多分僕は一人でいたいより、確かにそこだけ違うかもしれないです。
人と何か作りたいが結構強いんで。
でもそれ以外は何でしょうね、世話焼きとかそういうのはあるかもしれないです。
似てる部分では。
スリョーさんも優しいですもんね。
いやまあ、どうなんだろう。
これ本当にこんなこと言うのはあれなんですけど、
自分自身でもそれがポーズなのか本心なのか自分でもわかんないですよ。
みんなのために何かをしている。
人のために何かをしている自分っていうのを、
それは自分がよく思われたいからしてるのか、
本当に相手のために思ってしてるのか、
どっちなんかなってたまに悩んだり考えたりしちゃうんですよ。
そうなんですね。
なんか究極的にはたぶん、生存に有利だからやってんのかなとか思っちゃうんですよね。
どうしても自分に対して。
なんかこれたぶん人に優しくして、みんなから杉本さんによくしてもらったっていう恩を売りつけて、
なんか自分が甘いシリーズそうとしてんじゃねえかなとかってついつい思っちゃうんですよね。
思ってないっすよね。
思っちゃうんですよね。
自分に対しては。
それちょっとひねくれ過ぎなのかもしれないんですけど、
なんかそう思っちゃうんですよね。
だから本当に人に対する優しさは本当にそれ優しさですかって常に自分に問いかけてる感じがありますね、私自身は。
なるほど。
例えば優しきことをやってる人にそういうこと思ったりはしてませんよ。
他人は別に他人だからいいんですけど、
自分が人に何かしてることに対してはそういうふうに思っちゃう。
なるほど、確かに。優しくしようとしてはないのかな。
だからなんか安倍さんの場合はやっぱりちょっと話が巻き戻っちゃう感じはしますけど、
みんなでやってるっていうのが私から見るとすごくて。
そうですね、確かに。
起業家の夢
やっぱり一人で起業して一人で好き勝手やるっていうのと、
みんなでやっていくって全然違うから、そこは本当にすごいなって思いますね。
なるほど。
たまにこの話してるんですけど、狩りをするときに、何て言うんでしょう、
一人で一匹とるより、ちっちゃい獲物をとるより、みんなでマンモス探してマンモスとりたいんですよねっていうイメージです。
なるほど。
野望が逆にでかいのかもしれないですね。
無駄にでかい。
でも確かにホテルとか最終的にやりたいって思ったら、そこがもし自分の中の夢だとしたら、一人では絶対できないから、自然とそうなりますもんね。
そうですね。なのでそこに近づけるメンバーを揃えるというか、っていうイメージではあるかもしれないですね。
結構本当有名あるよね。
だってその実地のリアルなオフラインの部分も手掛けつつ、さらにそれをプロモーションするためのオンラインの部分もありつつ、それを自分たちで全部やっていく。
やってみたい。
相当厚い事業ですよね。
そんなことやるデザイン会社があるのかっていう、なんかちょっとお金もないのに。
ちょっとしたショップを自分たちでやってますぐらいは、なんか想像しやすいというかイメージしやすいというか、神話性がある感じがするんですよね。
なんかウェブの制作とかブランディングとか色々やっていく中で、自分たちで販売もしたいなっていうところまではスムーズに想像できるんですけど、
ホテルをやりたいってそのさらに一歩先行ってるじゃないですか。
その夢がでかい感じがすげえいいですね。
そうそうそうそうありがとうございます。
なんかホテルあるとやっぱ飲食店とかもあるじゃないですか。
なんで結構考えることがめちゃくちゃあるんですよね。
そうですね。
自分たちで作る体験価値
なんでその衣装というか制服とかやっぱり作れるようにしたいなと思ってて、
その今福祉学校に通ってるメンバーがいたりとかっていうのもあって、自分たちでそういう服とかやっぱりそういうのもやってみたいなっていうのがあって。
いやーめちゃくちゃいいですね。
ちょっといつになるのか分かんないですけど。
いやーめちゃくちゃ応援したくなってきた本当に。
本当ですかやったー。
いやすごいなんかあんまそういうこと書かれてないですよねノートとかに。
あんまりちょろっとは書くときなんですけどあんまり書いてないですねまだやっぱりちょっと夢が遠すぎて。
でもめちゃくちゃ面白いと思います。
何を言ってるんだって。
いやなんかやっぱまあなかなかそのオフィシャルな会社の声としてそれ言うのは確かにちょっと違うなと思いますけど。
そうですね。
でも創業者のなんか夢としてそういうものがあるっていうのはすごくいいなと思いますけどね。
でなんかすごく風に落ちましたやっぱりそういうことやろうと思ったらねみんなでやっていかなきゃいけないし。
そうですね。
そのデザインだったりねウェブだったりいろんな技術も必要だしっていうのは本当にその通りだと思いますね。
はいそうですねなんでエンジニアも社内に集めたいなっていうのは結構そこもあって予約システムだったり社内の顧客管理とかもそうですけど結構大変だと思うんですよね。
もちろんサービスとかいっぱいあるんですけどそういうなんかちょっと自分たちでやりたいなっていうなんかそれも。
面白いななんか多分結構賛同してくれるまあそのそこをなんだろうホテルをやることを目的に入ってくるというのは全然違うと思うんですけど。
まあでも最終的にはそういうことまでやっていきたいなっていう夢を持ってやってる会社だなって思ったらなんか結構人集まりそうな気もしますけどね。
いやちょっとどっかでこう狙っていかないといけないですねうまくいつ思いっきりアクセル踏むのかっていうのはちょっとタイミングは見てますやっぱり今。
なるほどいやでもすごいなんか本当に腑に落ちましたすごい。
ありがとう。よかった。
いやちょっと俺もなんか自分ではできないやっぱ自分ではできないけどビジョンはすごく共感できるというか。
あーよかったです嬉しい。
本当なんかねいいなと思いますよなんか旅行したい気持ちとか絶対これからの人類はもっと強く抱くようになっていくと思うし。
そうですねはい思います。
いや本当にそう思いますだってなんだってデジタルでできちゃうからな逆にやっぱりその実地で体験することの価値が何に対しても相対的に増えていくと思うんですよね。
そうですね僕もそうなると思います自分で何か作ってみるとかその物理のものとかそういう体験をやっぱり販売している会社とかも結構あると思うので。
だってそれこそだって ai で何でも作れちゃうじゃないですか。
いやそうなんですよ全部生成できる。
本当写真もイラストも多分今後は音楽映像あとテキスト何でも ai で作れるようになっていく中でやっぱ現地で体験するということだけは ai にはどうにもならないというか。
いや本当そうだと思いますご飯が美味しいとか。
なんかそういうことの価値がやっぱり相対的に上がっていくしやっぱり人間はそこにどんどんフォーカスがより強くなっていくっていうか。
今までだったらなんかこう自分が好きなアニメのイラストのこのテキストがすごい好きだこれのグッズ集めようとかってのあったかもしれないけど今後はだってね ai に言ったらパッてすぐ作られちゃうわけじゃないですか。
自分が最高だなって思うテイストのイラストが。
多分それが日常になっちゃった時そこに価値ってなかなか見出せなくなっていっちゃうと思うし。
いや絶対下がっちゃうと思います逆に価値がそういうもの。
AIの魅力について
そういう中で色褪せないものって体験だなって思うし。
いや本当そうですね。
超なんかすげー成功しそうな予感がしますもんだって。
でもすごい直感的には感じますね。
やっぱり ai 話題じゃないですか。
なんかさっきの話もそうですけどめちゃくちゃ流行ってるじゃないですか。
だからなんか正直使ってはいるんですけど逆に興味全然なくて今。
いやなんか便利は便利だけどって感じですよね。
そうです。
魅力がないって言うと一番近いかもしれないですね。
なんか ai が作ったものに対して魅力を感じないっていう感じですかね。
便利だと思うんですけど。
そうですね。
なんか本当にこう写真とかイラストの界隈でも
もうさらっと ai で生成されたものが
AI技術の進化に関する議論
すごいっすよね。
インターネット上にあふれ始めてきていて。
で今はまだ我々なんとなくちょっとこう
んってこれ ai が作ったもんかもなって嗅ぎ取れるけど
これ嗅ぎ取れなくなっていくと思うんですよあっという間に。
そうですねはいすぐなりそうです。
そうなった時にやっぱそこに価値見出せなくなっていっちゃいますもんね。
多分疑心暗鬼になりますよね。
これ本当にこの人が作ったのかなっていうのは信じられなくなるというか。
なんかその例えば今日ツイッターのタイムラインで
阿部さんとは全く無関係に私のタイムラインで流れてたツイートで
なんかその
えっと例えばギットハブコパイロットみたいな
アシストしてくれる ai あるけども
結局あれはその条件反射的に何か返してるだけで
実際に設計とかのことまでは
奴らはできんぞみたいな感じのことも言ってる方がいて
それはその今の時点ではその通りだと思うんですけど。
そうですねはい。
じゃあ設計ができる ai は
いつ出てくるんだろうって考えたら
下手したら来年とかにはもう普通に
全部をやってくれる家がいますとかっていうこともあり得るわけじゃないですか。
そうですね。
なんかもうそこの土俵でいろいろ小さい細かいことをいっぱい考えてても
多分それを考えてる人たちはどんどんどんどん先に進んでいくと思うんですけど
我々がそこに乗っかっていく必要はないなというか
そこにリソース割いちゃうのはすごく無駄だなっていう風に
感じるんですよね。
じゃあそういう風に感じるんだったら
じゃあ一体逆に何をすればいいのかって考えると
多分そのホテルを作るためにはみたいなこととか
そういうことの方がよっぽど価値があるというか
今から投資しておくべきことって
多分そっちなんじゃないかなって思うんですよね。
私はだから何か自分がそういうものを今
野望を抱いてるみたいなのは全然なくって
写真楽しいなーつって毎日写真撮ってるみたいな
僕好きですよ。
そういう写真撮ってるだけなんですけど
そういうことをちゃんと考えてるのは
いいなって思いますけどね。
本当にAIはマジで
そこに乗っかって
それ別に進化させてる人たちを非難するつもりもないし
本当に毎日ね、毎日というか
新しいの出てくるたんびに
すげーってなるけど
それはもうね、ここまできたらもう
これはずっとこの感じでいくなっていうのが見えるじゃないですか。
そうですね、もういくと思います。
この感じでどんどん進化していくんだなっていうのが見えるから
もうここに自分が食い込もうとか
何かしてやろうみたいなことを考える段階ではないな
っていう感じがするし
便利ですけどね。
便利ですね。
なんか俺が一番期待してるのは
嫁さんとかが超若い時の
写真を生成してくれるAIとか早くできてほしいですね。
あー、なるほど。
以前の写真から昔の写真をね。
全然できそう。
今もそういうものはあると思うんですけど
そうですね、若返らせるみたいな。
類似のものはあると思うんですけど
もっと完璧レベルのやつを作ってほしい
生まれてほしいですね。
二度と見ることができないじゃないですか、そういうものって。
もはや見分けがつかないレベルになるんだったら
そういうものになってほしいなっていう感じはしますね。
全然できそう。
思い出とか残せてこれなかったんですよ。
いろんな波乱万丈があったし
お金もなかったし
自分もプログラマーでもなかったし
たぶん普通の一般的な夫婦が
ちゃんと思い出を作るフェーズが
もう貧乏で忙しいだけっていう感じで
ブワーって過ぎてったから
何にも残ってないですよ、ほんとに。
撮ってなかったとかありますよね、全然、写真とかも。
本当に何にも残ってなくて
そんなことは思ったりします。
だからなんかAIで作った偽物か本物かは
もはやどうでもよいっていう世界性になっていっちゃうと思うんで。
思い出生成に関する議論
でも思い出せるとかいいですよね、昔の姿とか。
自分の記憶から生成してくれっていうのは
ちょっと贅沢すぎるかもしれないけど
昔の思い出がまるで目の前にあったかのように
写真で出てくるってなったら
それはちょっと欲しいなって思っちゃいますね。
それはちょっとやりたいですね、確かに。
それはちょっと欲しいなって思っちゃいますね。
おじいちゃん、おばあちゃんとかそういう人たちの写真とかでもいいと思うんですけど。
そうですね、いいですね。思い出生成。
思い出生成。
いいっすね。
もはや本当の歴史だったのかどうか分かんなくなっちゃうということが起こりそうな気もしますけど。
面白そう。
でも場所とか入れたりすればそこで若い時の映像とかも出せそうですよね。
本当にたまに思うんですけど
すみません、俺ばっかり喋っちゃってあれなんですけど。
例えばCMとかテレビCMだけじゃなくてウェブでも広告とかで
美容商品の広告に関する議論
いわゆる女優さんとかタレントさんがバチクソに綺麗に化粧して
バチクソライトしっかり当ててきっちり写真を撮ってるわけじゃないですか。
同じ条件下にうちの嫁を置いたらそれなりになるんじゃねえかとかって思っちゃうわけですよ。
同じ条件に置いといたら。
確かに。
結構50代60代の女優さんとかでもめちゃくちゃ若く見えるとかってあるじゃないですか。
同じ条件に置いといたら今まだあんな感じだったんじゃねえかとか思うわけですよね。
それはだからAIでできるんじゃねえかなと思うし。
同じ条件でその条件で写真にしようみたいな。
スキンケアとかめっちゃ何十年もずっと最高級の化粧品使ってやり続けてきたかのような姿になるわけじゃないですか。
それはもう一体誰なんだっていう。
でも全然できそうですよね。環境とその面数とか入れたらできそう。
AIによるウェブデザインの進化
本当にそうなんですよ。だからなんかそれが偽物か本物かってことを今は我々は気にしちゃうっていうか。
別に意味あるって思っちゃうけど。
でもそれがあまりにも当たり前の世界線になったら多分気にしないんだろうなって思うし。
確かに。性格というか本当にこうだったんだなって思う時代は来そうですね本当に。
本当この通りだったんだろうな。
本当そうだと思うんですよね。
完全に自分の趣味というか、自分の欲求なのか欲望なのかわかんないけど、そういう使い道でしか使わないような気はします。私個人は。
コード書くのとか助けてもらってもあんまり嬉しくないというか、そこ別に助けてほしくないんで。
イラストとか自分では描けないから、それやってくれるのはすごいなと思いますけど、
でもそれがあまりにもコスト低く簡単に手に入っちゃうとしたらやっぱりだんだん飽きちゃっちゃうと思うんですよね。
そう考えると何か思い出を書き換える、上書きするマシーンの方が俺は欲しいなって思っちゃいますけど。
それでいいな。思い出生成系AIいいな。
もはやどれが本当の記憶なのかわかんなくなっちゃうとは思うんですけど。
今までの記憶を美しく塗り替えますみたいなコピーにしましょう。
だってなんかギスギスしてて喧嘩してた記憶とかよりよっぽどいいと思うんだけどな、そっちの方が。
いいですね。美しい記憶の方が。
絶対そっちの方がいいと思うんだけどな。
いいですね。なるほど。過去を生成する系、いいですね。
単純にAIでやっぱり医療が進歩したりとか、そういう普通にいいことはどんどん起こっていくと思うんで。
そういうのはすごく楽しみだなと思うんですけどね。
そうですね。確かに。それはめちゃくちゃ進化しそうですね。
急に話戻しちゃうんですけど、音者的にはAIみたいなものがいろいろできるようになっていく中で、
やっぱり自分たちで手作りしていくことにこだわりたいような感じですか?イメージ的には。
そこ難しいですね。結論は出てないんですけど、今のところはやっぱり自分たちで作った方が早いこともあるっていうのが強いですかね。
だから自分たちで作ろうっていうのは強くて、絶対手作りじゃなきゃみたいなのは持ってないかもしれないですね。
効率的なところで便利なところは使うっていうのはありつつも、基本は自分たちでやった方が早いみたいなところは結構あるかもしれないですね。
AIができないことが多いというか。
なんか絶対使いたくない、手作りにこだわりたいみたいな、そこまで強いあれがあるわけではなくて、
ないですね。
時と場合に応じて便利なものはちゃんと活用していくって感じですか。
そうですね。
Figmaとかはどうなんですか。AI的な機能とか入ってたりはしないんですか、今のところ。
結構今出てますね、そういうプラグインとか。全然出てますね。
レイアウトを自動でやってくれるとかそういうものですか。
調整するとか、そうですね。
もう本当プラグイン上でテキストを生成するとか、画像を引っ張ってくるとか、そういうのはもうほぼできてきてて。
多分ボタン一つかちょっと忘れましたけど、Figmaがすぐウェブサイトになる系のやつもどんどん出てきてるはずなので。
なんか来年くらいとかになったら、写真素材とかもその場でジェネレーションされたものがパッて出てきてとか。
多分できると思います。
なんかそんな感じになっていきそうですよね。
漁師とかも入れるとウェブサイト大体できるようになりますしね。
なんかそういう時代に、俺たち一体どうやってお金稼いでいけばいいんだろうみたいなのは多分結構みんな感じてると思うんですけど。
現段階では手作りが重要
そうですね、はい。
なんか今んとこそこら辺に対するビジョンみたいなのは具体的なものあったりしますか。
やっぱりそこは、もちろん簡単にウェブサイトとかはできると思うんですけど、これから。
来年とかもそうですけど。
でも実際、依頼してくるお客さんが作りたいものを明確に持っていることが多分ほとんどなくて、
こういうデザインにしたいとか、こういうブランドの全体の見せ方をしたいんです、僕たちは。
だから作ってくださいっていう依頼はやっぱりないんですよね、基本的に。
こういうサイト作ってみたくてとかっていうのはあるけど、
そこに掲載する創業者とか事業主の思いとか言葉とかはやっぱりまだ言語化されてないので、
それをヒアリングしつつ伝えるべき言葉とかデザインにするみたいなところをやっていけばまだ大丈夫かなっていう気はしてますね、今は。
そうですね。やっぱりどこかそういう人間じゃなきゃできない部分は今のところまだいっぱいある感じはしますよね。
そうですね。
やっぱりそこを突き詰めていかないといけないんだろうな。
AIとの対話の必要性
わかんないですけどね。それこそ言語化できていないことをまずAIに尋ねてみて、
言語化してくれってね、AIに言って。
言語化してくれたわって言って。
次はじゃあこれを、この言語化されたものを入力したらテキストとウェブのデザインがドガーって出てきてみたいな。
そういう世界ありますよね。
ありえますからね。
なんか業種名とか入れるともうサンプルテキストとか出してくれるとかできますもんね、たぶん。
できそうですよね。
本当にどうなっちゃうんですかね。みんな今どうなっちゃうんだろうなってみんな思ってるとは思うけど。
その事業主とかのなんて言うんでしょう、やっぱり今日も結構話題出ましたけど歴史だったり、
そういうものが積み重なったもの、文脈というか、そこを汲み取れるかどうかみたいなところなんですかね。
なんか今ちょっとお話聞いてて急に思ったんですけど、やっぱ対話かもしれないですね。
やっぱりAIに向かって我々、なんか人間に話すみたいにAIに話しかけらんないと思うんですよ、今。
そうですね、なんか命令文みたいな。
だからなんか、今それこそこの安倍さんと私が喋ってるのを、例えば安倍さんがAIだったとして、私同じように喋れないですもん、絶対。
絶対できない。
どう思ってますかってAIとかに聞いたりとかあって。
AIによる対話と人間の優位性
できない。やっぱりそういうところは、もしかしたらスーパーネイティブ世代っていうか、AI当たり前ネイティブ世代がいつかは出てくるわけじゃないですか。
そういう子たちは、それこそパソコンに向かって普通に人間と喋る感覚で喋れる人類っていうのは将来出てくるかもしれないですけど、
少なくとも我々は無理じゃないですか。画面に向かって人と喋ってるみたいに喋るの多分できないから。
そこはもうあと10年20年はもしかしたらずっとアドバンテージとしてあるのかもしれないですね。
確かに気持ちよく聞いてもらえたり話してくれるみたいな。
それは人間にしかできないこととして、絶対揺るがないかもしれないですね、もしかすると。
そうですね。
FJLスクールもAIでできるような気もするけど、聞き手の感覚は絶対違いますもんね。
全然違いますね。やっぱり画面に杉本さん出てるのと全くいないのとも多分違いますし。
ちっちゃいワイプレイ出てますからね。
AIが理路整然と喋ってくれて、
いわゆる昔ながらのゆっくりボイスみたいな明らかに機械音ではない自然なトーンで喋ってくれたとしても、
やっぱり聞き手の感覚っていうか感じ取り方は絶対違いますもんね、今だと。
そうですね。
だから、AIの話ですけど、僕思ったことが答えすぐ出るじゃないですか、聞くと。
なんで答えに価値ないんじゃないかなって思ったんですよ。
なるほど。
たぶんWebGLスクールもやり方の正解はあるじゃないですか。
たぶん杉本さんが楽しそうに言わなくてもいいとか、
じゃあこの資料見ておいてでいいじゃないですか、答えが載ってるから。
ある意味ある意味。
でも答えを知りたいんじゃないんじゃないですかね。
たぶん気持ちよく聞きたいとか、順番に知りたいとか、
そういうものの方に価値があるんじゃないですかね、たぶん。
もう録画したの見ておいてね、終わっちゃいますもんね、WebGLスクールも。
答えだと思ったら、もしかしたら。
中には答えが欲しくて来てる人もいるかもしれないので、一概にどっちっていうのはないんですけど、
でも、例えば居酒屋で飲んでるときに相手に正解は求めてないっていうか、そこじゃないですもんね。
だからそういうところはAIはなかなかそういうところまではなかなかできなさそうな感じはあるから、
あとはどうしても機械相手にしゃべるっていうのが難しいな、気持ち的に。
難しいですね。
アレックサとかもできないですもんね。
できない、できない。
なんかこう、棒読みになっちゃいますよね。
自然なトーンで話しかけられないっていうか。
そうなんですよ。
棒読みになっちゃったりするもんな。
自然になるときが来るんですかね、やっぱりその対話みたいな。
それは来るんじゃないですか。
例えばですけど、今の子たちってもうタッチデバイス当たり前じゃないですか。
そうですよね、確かに。
子たちの世代はタッチデバイスなんて未来の夢物語っていうか。
手で触れんだみたいな。
よくアニメとか漫画でディスプレイを手でカチャカチャやってるような絵とかは昔からよくありましたけど、空想のSFの世界の話であれば。
でも今はそれ普通にできますからね。
そうですよね。
昨日Appleの発表されたやつとかも、コントローラーなくて操作できるゴーグル出ましたね。
話ばっかりみんなしてるから、まだあれですよ。
アマノジャクが発動して、もう俺は強いらねえって。
もうみんなこんな話ばっかりしてるから、俺はもういいやって。
でもいつかは来ると思いますよ。
何々ネイティブ世代が出てくると思うんで。
そうですよね。ゴーグルネイティブ世代になるんですかね。
ゴーグルネイティブとかAIネイティブとか出てくるんじゃないかなと思いますけどね。
でもAIと本当に仲良くできたとしたら、兄弟いるみたいな感じですもんね。
全部自分のことだけを考えてくれる兄弟がいるみたいな感じですもんね。
ずっと一緒ですね。
AIによる学習と変化する学び方
多分そういうのが本当に実現したら役に立つとは思うし、
それが当たり前の世代の人たちがどんな風になってしまうのかって、ちょっと想像が難しいけど。
想像できないですよね。勉強する気なくすんじゃないかとかちょっと思っちゃいますよね。
AIに行けばわかるじゃんみたいな。
多分学び方のベクトルが変わっていくっていうか、興味を持つ部分のベクトルが違うものになっていくんでしょうね。
確かに。変わりそうですね。
最近動画とかだんだん面白くなくなってきたような感じもするし。
ちょっと前まではすごい動画とか、SNSもそういう意味ではそうなのかな。
やっぱり一時すごい楽しいんだけど、だんだん落ち着いて薙ぎになってくるじゃないですか。
AIも全然それが登場したことによっていろんなことが変わっていくんだろうなと思うから。
難しいですかね。どうなるかはちょっと予測は難しいですけど。
そうですね。面白い時代にまたなったのかもしれないですね。
今日も長時間にわたっていろいろ喋ってきて、時間があっという間に過ぎていくような感じではあるんですけども、
あまり長くなりすぎるといろいろ問題が出てきますので、このあたりで今日終わりにしたいかなと思います。
最後、安倍さんの方からお知らせなどありましたらお願いします。
今日はありがとうございました。
ネッコでは今、フロントエンドエンジニアを募集していまして、
ぜひご興味ある方はウェブサイトを見ていただいてご応募とか検討していただければ嬉しいです。
今日は聞いていただいてありがとうございました。
ありがとうございます。
話が結構今日はあっちこっち行っちゃいましたけど、全体としてすごい面白かったかなと思うんですけど。
ありがとうございます。
同世代っていうのもあって、話がちょっと膨らみすぎてしまった感じがありますね、今日は。
膨らんじゃいました。
いろいろ思ってたことを好き勝手に喋ってたら、あっち行ったりこっち行ったりしちゃったなっていう感じだったんですけど。
すごい楽しかったです。ありがとうございました。
エンディング
ありがとうございました。楽しかったです、本当に。
ノーマライズFMのいつものお知らせになりますけれども、
ノーマライズFMではシャープノーマライズFMというハッシュタグで皆様からのご意見ご感想など随時募集しております。
ちょっと聞きましたよぐらいの感想でも本当に嬉しく思ってますので、もし何かあれば気軽にツイートなどしてもらえたらと思います。
今日はこれで終わりたいと思います。最後まで聞いてくださってありがとうございました。
01:47:39

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