誤解の発生とその要因
みなさんこんにちは、のりです。このラジオでは、3人の子供を育てながら会社員を退職し、フリーランスとして活動を始めた僕が、これまでに経験したことや学び、気づきなどを発信していくチャンネルになります。
今日は、誤解されないテキストコミュニケーションというテーマでお話しします。
みなさんは、こんな経験ありませんか? あれ、この人なんだか怒っているのかな?
普通に返信したつもりなのに、冷たい人だと思われてしまった。 全然悪気がなかったのに、誤解されてしまった。
僕自身も、こういう経験をしてきました。 特に、エンジニアをしていた頃は、効率重視で、要件だけを端的に伝える癖があって、相手に冷たいとか、そっけないとか、そういう印象を与えてしまうことがよくあります。
今日は、そんなテキストコミュニケーションの誤解を防ぐ3つの原則についてお話しします。
では、そもそもなぜテキストだと誤解が生まれやすいのかというところをお話しします。 これには心理学的な理由があるそうです。
対面なら、表情や声のトーン、ジェッシャーなど、言葉以外の情報が55%も伝わるんです。 これは、メラヴィアンの法則というものですね。
でも、テキストの場合、伝わるのは言葉だけです。 つまり、相手は残りの55%を想像で補うしかありません。
だからこそ、テキストコミュニケーションでは、相手の想像を良い方向に導く。 これが大切になってきます。
僕もエンジニア時代は、バグ修正終わりました、確認お願いしますとか、 明日の打ち合わせの資料準備お願いしますとか、
そういう事実だけを文章で送っていました。 でも、受け取った相手は何か怒っているのかなとか、忙しくて迷惑かけているのかなとか、
そういうふうに思っていたかもしれません。 なので、そこで僕が実践している誤解を防ぐ3つの原則というところをお伝えします。
結論から先に言うと、1つ目は文脈の補完原則、 2つ目は感情の可視化原則、3つ目は確認の習慣原則、この3つになります。
1つずつご紹介します。 まず1つ目、文脈の補完原則ですね。
今の相手はどんな状況だろう、どんな気持ちで読むんだろう、 こういったことを考えてから文章を書くだけで伝わり方が変わります。
例えば、明日の会議、資料の準備お願いしますだけじゃなくて、 明日の打ち合わせの件でご連絡です。
お疲れ様です。資料の準備をお願いできますでしょうか、みたいな。 こんなふうに相手への配慮を表現するんですね。
2つ目、感情の可視化原則です。 感謝、謝罪、期待など、自分の感情を言葉で明確に表現します。
了解です、だけじゃなくて、承知しました、ありがとうございます、みたいに。 テキストでびっくりマークとか、あとはありがとうございますという一言添えるだけで、相手に与える印象は劇的に変わります。
最後3つ目ですね、確認の習慣原則です。 送信ボタンを押す前に一呼吸をきましょう。
これを読んだ相手はどう感じるだろう、誤解される要素はないかな、 もう少し温かい表現に変えられるかな、
みたいなことですね。この一呼吸が大きな誤解を防いでくれます。 もちろん、ディスコードであれば後から編集もできるんで、はい。
最初はね、そういうこともできるということを知っておきましょう。 実際に僕が運営しているコミュニティでは、こういった原則を意識することで、
メンバー間のトラブルっていうのはそんなというか、 ほとんどゼロぐらいですね、ありません。
もちろんコミュニティに参加しているメンバーたちの 人間性の良さというところが大きいのかなとは思います。
メンバーさんからも、ノエルさんのメッセージは読んでいて安心しますとか、 わかりやすくて助かりますとか、そういう声もいただけるようになりました。
また、クライアントさんとのやり取りでも返事が丁寧で信頼できると 評価していただけることもあります。
最後まとめですね。テキストコミュニケーションで誤解を防ぐ3原則。 1つ目は相手の立場を想像して書く。
2つ目は感情を言葉で明確に表現する。 3つ目、送信前に一呼吸を置くこと。
これを意識してくださいというところですね。 最初から完璧にやろうとしなくても大丈夫です。
まずはこういったことを意識するというところから始めていきましょう。
きっと人間関係というんですかね、人とのやり取りっていうのが良くなっていくかなと思います。
では今日の配信は以上になります。 最後までお聞き下さりありがとうございました。ではでは失礼します。