コミュニティの定義と初期の経験
みなさんこんにちは、のりです。このラジオでは、3人の子供を育てながら会社員を退職し、フリーランスとして活動を始めた僕が、これまでに経験したことや学び、気づきなどを発信していくチャンネルになります。
今日は、「コミュニティって何?」というテーマでお話しします。みなさんもこの疑問を感じたことありませんか?
今日は、コミュニティに関わって約3年くらいかな、その経験をもとに僕なりの答えをお話ししたいなと思います。
まず、コミュニティに参加し始めた頃ですね。その話からさせてください。
みなさんはコミュニティと聞いてどんなイメージを持ちますか? 正直3年前の僕には全然わかりませんでした。
最初にお伝えしておくと、コミュニティっていうのは簡単に言うと同じ趣味とか目標を持つ人たちが集まってお互いに支え合う場所を指すかなと思います。
SNSのグループとか部活動、習い事のサークルなど身近にあるものも実はコミュニティなんですよね。
より正確に言えば、コミュニティとは目的意識を持ってつながる集合体であり、対話や相互作用が生まれる場所と言いますね。
オンラインとオフラインの両方で存在し、目的目標があることが重要なんです。
でもフリーランスになって1年半、そして音声配信とかSNS発信をすることで、いろんな方と交流させてもらって、
その定義だけでは表現できないもっと深い意味というのが見えてきました。
2022年、3年前ですね、副業でウェブライターを始めていたんですけど、初めてその頃コミュニティに参加しました。
最初は何をすればいいのとか、どんな価値があるのとか、ただの情報交換の場?なんか意識高い系の集まりみたいな。
人見知りの僕は、最初はロムセン、つまり読むだけ専門の人の状態で、なんとなく眺めているだけでした。
いろんな方がやりとりしているのを見ているだけで、自分から何かを発信するなんてあまり考えられませんでした。
でもあることがきっかけで考え方がガラッと変わりました。
転機となったのは、あるコミュニティで書き込みをした時でした。
普段は見ているだけだったんですけど、自分にとって答えやすい話題が投稿されていたんです。
これなら何かお役に立てるかもしれないなぁと思って、わかりやすく自分なりに説明してみました。
すると、思いがけず感謝のコメントをいただいたんですよね。その瞬間、ここは僕の居場所なんだ、みたいなことを感じました。
自分の経験とか知識が誰かの役に立って感謝される、そしてそれを認めてもらえる場所がある。
その瞬間、コミュニティの意味が少しわかった気がしました。
コミュニティマネージャーの役割
その後は、いろんなコミュニティに参加させてもらって、コミュニティマネージャーというお仕事、働き方をするようになってからはいろんなコミュニティに在籍させてもらっています。
そこで感じたことというか、コミュニティマネージャーというのは簡単に言うとコミュニティの世話役みたいな仕事です。
みんなが交流しやすくなるようにイベントを考えたりとか、困っている人がいれば助けてあげられる人を紹介したりとか、質問に答えたりとか、
あとは安心して発言できる雰囲気を作ったりとか、そんな風にコミュニティがより良い場所になるようなお手伝いをする人のことなんですよね。
Discordというチャットアプリを使ったコミュニティがメインなんですけど、そこでそれだけでもいろんなコミュニティがあるので、
そういういろんな場所を見ていく中でコミュニティの本質というのが見えてきました。
まずコミュニティの第一の価値っていうのは繋がりですね。
一人でネットサーフィンをしていても得られない情報とか、同じ悩みを持つ人との出会いがあります。
例えば副業を始めたい会社員とか、子育てと仕事を両立したいママやパパとか、あとはプログラミングを学び始めた初心者など、
同じ立場の人同士だからこそディアルな体験談とか具体的なアドバイスっていうのを交換できるんですよね。
これはただネットで検索するだけでは見つからない生きた情報なのかなと思います。
次に成長を支える環境でもあります。一人だとどうせ自分には無理とか続かないかもと思ってしまうことでも同じ目標を持つ仲間がいると全然違います。
頑張っている人を見ると自分も頑張れる。こんな環境があると一人では続かないことも続けられますよね。
そして何より安心して挑戦できる場所でもあります。
世の中には失敗は恥ずかしいっていう風潮はあるかなと思っているんですけど、いいコミュニティ、活発なコミュニティは違うのかなと思っています。
失敗しても大丈夫、そこから学べることがあると言ってもらえる。
新しいことに挑戦するとき一歩踏み出してみようよと背中を押してもらえる。そんな心理的安全性、つまり安心して自分を出せる環境がコミュニティなんですよね。
そもそも心理的安全性って何なのっていうところなんですけど、これは他者からの反応に怯えたりとか恥ずかしがったりとか
コミュニティの価値と育て方
羞恥心、恥ずかしさっていうのを感じたりすることなく自分らしくいられる状態のことですね。
そういう環境があるとメンバー同士が対等に発言できますし、失敗を恐れずに挑戦できる文化っていうのが育つんですよね、コミュニティの中で。
なので今お話ししてきたまとめというか僕なりの答えなんですけど、3年間の自分のコミュニティに参加した経験を通じて答えというのはやっぱりコミュニティとは一人一人が主人公になれるみんなの居場所だと思います。
普通の日常では自分が主人公になれる機会ってそんなにありませんよね。
会社では1社員、家庭では1家族の1人メンバー、社会では1市民、でもコミュニティは違います。
誰かの成功を自分のことのように喜び、誰かの挑戦を心から応援し、誰かの失敗から一緒に学ぶ、そして自分も誰かの物語の重要な登場人物になれる可能性を秘めているってことですね。
なんで自分の経験談が誰かの勇気になったり、自分の失敗談が誰かの参考になったり、そんな温かい物語をみんなで一緒に作っていく場所、それがコミュニティかなと思います。
最後まとめなんですけど、コミュニティは作るものではなくて育てるものだと思います。
1人1人の小さな貢献が積み重なって、少しずつ温かい場所になっていく。
おはようございますとか、そういう挨拶から始まって、誰かの質問に答えたりとか、自分の体験をシェアしたりとか、そんな日々の小さなやり取りがかけがえのない場所を作っていくのかなと思います。
なのでプロセスそのものがコミュニティの価値だと僕は思いますね。
もしかすると、あなたにとってのコミュニティの意味はまた違うかもしれないんですけど、1人1人それぞれ考え方というのがありますし、
自分なりのコミュニティとの関わり方を見つけていく。それもまたコミュニティの素晴らしさなのかなと思います。
もしよかったら、あなたにとってのコミュニティってどんな場所なのか、ぜひ感想とかコメントで教えていただけると嬉しいです。
では今日はこれで終わりにしたいなと思います。
では最後までお聞きくださりありがとうございました。
ではでは失礼します。