学びの循環の形成
みなさんこんにちは、のりです。このラジオでは、3人の子供を育てながら会社員を退職し、フリーランスとして活動を始めた僕が、これまでに経験したことや学び、気づきなどを発信していくチャンネルになります。
今日は、学びが資産になる循環の作り方というテーマでお話しします。
みなさんは、せっかく本を読んだり、セミナーに参加したりしても、なかなか身につかないという経験はありませんか?
実は僕も会社員時代はまさにその状態でした。
でも、きっかけがあって学び方が変わり、今では学んだことが身につくだけじゃなくて、新しい学びを生み出すような循環ができています。
今日はその体験談と具体的な方法をお話しさせてください。
まず、僕の会社員時代の話からですね。当時の僕はとにかくインプット病でした。
本をたくさん読んだり、オンラインセミナーに参加したり、YouTubeで勉強系の動画を見たりとか。
でもいつも同じパターンなんですよね。
読んでいる時は、なるほど、これは良いことを学んだって思うんですけど、時間が経つとほとんど覚えていない。
気がつくと同じような内容の本を何度も買ったり、読んでしまったりとか。
例えば本棚を整理している時に似たような内容の本がつんどくしているっていうこともよくあることですね。
まあ実は今もあるんですけどね。
でもこれじゃあ時間とかお金ももったいないですよね。
天気になったのがフリーナンスになって間もない頃に参加したコミュニティでした。
そこではメンバーの皆さんが学んだことをどんどんシェアしているんですよね。
読んだ本の感想とか、新しい技術に触れて実践してみた結果だったり。
最初はみんなすごいなーって眺めているだけでした。
でもある方から、何かシェアしてみませんかっていう声をかけられたんですよね。
正直最初は躊躇しました。
大したこと学んでないしなとか、間違ったこと言っちゃったらどうしようとか。
でも勇気を出して小さな気づきっていうのをアウトプットしてみたんですよね。
投稿したのは自分が学んだそのコミュニケーションのコツについてのアウトプットでした。
ところがそれが予想以上に反響があったんですよね。
参考になりましたとか、自分も同じ本読んでいますとか。
でもそれ以上に驚いたのは自分自身の理解が深まっていたっていうことでした。
人に説明しようとすることで曖昧だった部分っていうのがクリアになる。
質問をもらうことで新たな学習ポイントが見えてくる。
これはすごいかもしれないと思い、継続的にアウトプットをするようになりました。
継続していく中で学びが試算になる順番には3つの段階があることがわかりました。
1つ目はインプットの質が変わる段階ですね。
アウトプットを前提にインプットするようになると、学び方そのものが変わります。
今まではとりあえず読むとか、なるほどで終わるだったのが誰に伝えるかっていうのを意識することで
なぜ重要なのかっていうところを考えるようになりました。
例えばマーケティングの本を読むときも、この内容は初心者の人のどういうところに役立つのか、
自分のビジネスにどう応用できるかとか、こんな風に考えながら読むようになりました。
2つ目はアウトプットが次のインプットを生む段階ですね。
これが循環の要となる部分になります。
アウトプットすると必ず新しい学習ポイントが見えてきます。
例えばあるテーマについてアウトプットすると、別の角度からの疑問が生まれたり、
関連する課題に気づいたりもします。
そこでその疑問とか課題について調べることになる。
これが新しいインプットになって、学んだ内容を再びアウトプットする。
こういうサイクルが回り始めると、学習テーマが自然に深掘りされていきます。
しかも読者のニーズに基づいた学習になるので、実用性も高いんです。
最後3つ目ですね。すべてが資産として蓄積される段階です。
すべてのインプットとアウトプットが将来使える資産として蓄積されます。
過去のノート記事は新しいコンテンツのネタになるし、
X伝の投稿はノウハウの要点集になる。
スタイフの配信は体験談のアーカイブにもなります。
実際に1年前に書いたノート記事を見返して、新しいメルマガのテーマを見つけることもよくあります。
当時はこんな小さな築き誰の役に立つのかなと思っていた内容が、
今になっては貴重な素材になっているんですよね。
では具体的にどうやってこの循環を作っていけばいいのか。
具体的なステップ
僕の経験から3つのステップをお話しします。
まずステップ1、誰に?を決めることですね。
アウトプットする相手を具体的にイメージしましょう。
3ヶ月前の自分でもいいし、同じ悩みを持つ友人でもいい。
相手が明確になると自然とわかりやすい表現を考えるようになります。
ステップ2は小さく始めることです。
いきなり長文記事を書こうとしなくて大丈夫です。
140文字のXのポストから始めても全然OKです。
僕も最初は今日読んだ本で一番印象に残ったのは〇〇。
こんな投稿から始めました。
最後ステップ3ですね。
反応を次の学習に生かすことです。
質問が来たらその分野を深掘りする。
いいねが多かったら関連テーマを探ってみる。
反応が薄かったら別の角度から再考する。
大切なのは反応がないイコール失敗ではないということですね。
すべての反応が次の学習への貴重なヒントになります。
最後にこの循環を継続するために一番大切なのは完璧を求めないことですね。
間違いを恐れず小さなアウトプットを積み重ねる。
批判よりも成長を重視する。
僕自身今でもこれって間違っているのかなと思うことももちろんあります。
でもそんな時は今の自分にとってのベストを出すようにしています。
後から間違いに気づいたら素直に修正すればいいですし、
その過程も含めてすべてが学習であったり資産になったりします。
じゃあ最後求めですね。
今日は学びが資産になる循環の作り方というテーマでお話ししました。
インプットとアウトプットの循環ですね。
これを作ることで学習効率が劇的に向上しますし、
新しい学習テーマが自然と見つかり、
結果的にすべての学びが将来使える資産になります。
この循環は一度回り始めると加速度的に効果が現れるんじゃないかなと考えています。
最初の一歩は小さくてもかまわないので、
学んだことを誰か一人に伝えるつもりで言葉にしてみる。
それだけで自分自身、あなたの学びは資産に変わり始めます。
ぜひ皆さんも試してみてください。
では今回の配信は以上になります。
最後までお聞きくださりありがとうございました。
ではでは、失礼します。
