売り込みへの抵抗感の考察
おはようございます、のりです。このラジオでは、3人の子供を育てながら会社員を退職し、フリーランスとして活動を始めた僕が、これまでに経験したことや学び、気づきなどを発信していくチャンネルになります。
今日は、先日受講したプロフリーランス夏講座、マーケティングですね。そこでの気づきをお話ししたいなと思います。
実は僕、めちゃくちゃ売り込みっていうのに抵抗があったり下手なんですよね。 コミュニティマネージャーとして活動していても、自分のサービスとかコミュニティとかそういうのを訴求するときはいつもなんか文字文字しちゃって、
もしよろしければとか、お時間あるときで構いませんので、みたいなことを言ってしまうんですよね。 そんな僕が
講座を受けてすごく衝撃的な気づきがありました。 今回はセミナーの学びについてコミュニティでの実体験も交えながらお話しします。
まず売り込みが苦手な理由ですね。
その理由がはっきりとわかったんですよね。 それは相手の主人公体験を奪ってしまう気がして、罪悪感を感じたからですね。
この人は自分で選んで決めたいはずだよなとか、 押し付けがましく感じられたらどうしようとか、断られたら気まずいかも、みたいな
そういう不安が先行して、結果として何も伝えられない状態になっていました。 でもセミナーで学んで、ここで大きな勘違いをしていたことに気づいたんです。
一番の大きな気づきというか印象に残ったのはこの言葉です。 人は売り込まれるのは嫌いだけど、買い物は喜んでする。
人が売り込まれるのを嫌う理由は明確で、自分のペースや感情を無視される感じがするんですね。 それから損をしたくないという防衛本能が働いて、自分の選択する自由を奪われているように感じてしまう。
一方で買い物が好きな理由は問題を解決できるという期待があったり、もっと素晴らしい未来を手に入れられるという希望があったり、
そして何より自らの意思で決めるという行為そのものに喜びを感じられるからなんですよね。 つまり
同じ商品を手に入れる行為でも主人公が自分かどうかで感じ方が180度変わるということですね。
セミナーで学んだ導き手というアプローチは、僕が普段コミュニティでやっている意識していることでしたね。
例えば何か相談を受けた時の僕のアプローチはこんな感じです。 まず共感と理解から始めます。
確かにそれは迷いますよね。僕も同じような経験があります。 みたいにまず相手の気持ちに寄り添います。
次に本当の問題を一緒に見つけようとします。 どんな目的で始めたいと思われたんですか?とか
理想的な状態はどんな感じですか?とか、そういう質問を通じて表面的な悩みだけでなくて本当の願いとか
課題を一緒に整理します。そこで解決策を提案として提示します。 もしよろしければこんな方法どうですか?とか
他にもこんな選択肢ありますよとか、そんな具合に複数の選択肢を提示します。 最後は相手に決めてもらう。どちらがあなたに合いそうかご検討してみてください。
最終的な判断を相手に委ねます。 セミナー後に振り返ると僕は売り込みをしたのではなくて相手の買い物
つまり問題解決をお手伝いしていたんだなぁと気づきました。 セミナーで一番嬉しかったのは自分の価値観ですね。
そういうのを曲げることなく相手に価値を提供できるとわかったことです。 僕がずっと大切にしている繋がりの考え方が実はセミナーで学んだ
マーケティングとコミュニケーションの本質
マーケティングにも通ずるものがあったんですよね。 相手の立場に立って考える。一方的に話すのではなくまず聞く。
相手が主人公になれるようにサポートする。長期的な関係を重視する。 こういったのは全てセミナーで教わった
マーケティングの基本的な原則だったんですね。 最後まとめなんですけど売り込みが苦手だった僕がセミナーで学んだのは
マーケティングは温かいコミュニケーションの技術だということですね。 相手を理解し寄り添い最適な選択ができるようにサポートする。
それがコミュニティで自然にやっていることと近しいものでした。 相手の話をじっくり聞いて本当の問題を一緒に整理して
複数の選択肢を提示して、最終的な決定は相手に委ねると。 このプロセスを通じて相手は自分で選んで決めたという主人公体験が得られるのかなと思います。
もしかすると聞いているあなたもすでにこの導き手としての素質を持っているかもしれません。
完璧な売り込みってそもそもあるのかもわかんないですし、それをやろうとする必要もないですよね。
相手に寄り添って一緒に最適な解決策を見出していく。 そういうアプローチで十分なんだなと思いました。
では今回の配信は以上になります。 最後まで聞いてくださりありがとうございました。失礼します。