科学館の魅力
こんにちは、のらじおのmuroです。
こんにちは、かえです。
この間、神戸の、万能神戸青少年科学館というとこに行ったんですよ。
科学館は結構よく行ってて、子どもが好きなんで、いろんな科学館に行ってきたんですけど、
この万能神戸青少年科学館、面白かったんですけど、すごいいい科学館で。
で、私が面白いなと思ったのは、なんかこまめに改装されていて、
3階分展示室があるんですけど、これは多分80年代に作られてなっている場所から、
これはすごく最近作られたなっていう場所がちょっとずつあって、
多分最初は全部80年代に作られて、部分的に改装されて、いろんな時代に改装された部分が一緒になっているみたいな感じで、
すごくその時代の感じが出てるのは、私が結構もう40年ぐらい生きてきて、
これまでの雰囲気を振り返るので、多分すごくそう感じられるんだと思うんですけど、子どもたちから見たらあまりわかんないと思うんだけど、
80年代のテクノロジー未来感みたいなものと、90年代から2000年代初頭ぐらいのテクノロジー未来感、感覚と、
とても最近2020年代、令和のテクノロジーと未来の感じがすごい違うなっていうのが面白くて、
私が子どもの時の未来のイメージっていうのは、未来とか科学のイメージっていうのは、宇宙、それはスペースワールドなんですけど、
スペースワールドっていう、北九州にあった宇宙をモチーフにした遊園地があったんです。
スペースワールド、僕実は行ったことないんですよね。
行ったことないんだ。
九州の小学生はみんな行ってるはずのスペースワールドに僕行ったことないんですよ。もう閉じちゃったんですよね。
もう無くなったんですけど、スペースワールドっていう名前の通り、宇宙がテーマになっていて、入ったらまずスペースシャトルのポイントっていうか、
レプリカみたいなのがバーンとあって、それが象徴的な景色なんですけど、いろんなところで未来とか宇宙とか、惑星とか他の星とかをイメージになっていて、
で、カストの人も場所によっては宇宙の異星人みたいな格好をしてる。
なんか青い紫の髪に、ギンギラのなんかぴったりしたワンピースみたいのを着た、頭から角が生えてるお姉さんみたいな人とかがいて、
すごい本当に宇宙ステーションに来たみたい、みたいな気持ちになるわけですね、子供たちは。
私の未来とか宇宙のイメージは、スペースワールドのイメージなんですよ。
それが90年代ぐらいの宇宙科学テクノロジーのイメージだと思うんですけど。
そうかな、もうちょっと古い気がするけど。
90、スペースワールドできたの90年代ぐらいじゃない?
レトロフューチャーだったんじゃない?
90年代初頭ぐらい。
90年。
そうでしょ、90年代初頭ぐらいですね。
もうそれ末になってきたらちょっと古いけど、90年代初頭ぐらい。
だからちょっと薄暗くて、青とか紫の照明で、
セットというか小物はシルバーの球体だったりとか、ちょっと無機質なっていうイメージ。
わかりました。
やっぱり、万島、神戸、小青少年科学館の一部もそういうところがあって、
これわかるんですよ。
これ90年代に作られたとこだ、みたいな雰囲気で。
これが面白いなと思って。
80年代のブースっていうのは、廃下されているっていう感じのイメージっていうか、デザインなんですね。
ここは90年代ごろ作られたんじゃないかなっていうとこは、やっぱりちょっと薄暗くて、
シルバーのデザインで、宇宙とか、そういうイメージ。
で、最も最近作られたところは、すごく明るくて開けてて、
なんか、なんだろうな、もっと地に足ついてるっていうか、エコとか持続可能性みたいなテーマで作られてる印象を受けた、私は。
それがその時代それぞれの未来に対するイメージなんじゃないかなって思ったんですよ。
それで、私はいつか会えると思っていた、あの銀色のワンピースのお姉さんにはもう二度と会えないんだなと思ったんですよ。
私のこの先にあると思っていた未来のイメージはもう終わってしまい、違うやつが来たから、違うやつが次に新しいものとしてイメージされているから、
あれは、あの未来観っていうのはあの時一瞬だけのもので、この先にあるわけではなかったんだなってすごい思ったんですよ。
それがなんかちょっと寂しかったっていう話。
未来像の対比
なるほどね。
うん。
なるほどね。
なんか、でもさ、
うん。
手塚治虫の未来と、
うん。
藤井夫婦寮の未来と、
うん。
があったじゃん。
うんうん。
で、僕90年代の未来像ってスペースワールド的な、スペースワールドって言ったことないからちょっと広告イメージでしか知らないんだけど、
スペースワールド的な未来というより、90年代に僕が受け取っていた未来像って、
うん。
ターミネーターとか、バックトゥーザフューチャーとか、
なんていうのかな、ダメになっていく未来だったんだよね。
そうか。
うん。
環境破壊があるのか、終末戦争があるのかわからないけど、
将来的に我々はダメな社会に住むというのを90年代に僕は結構受け取っていたっていう感覚がある。
そうか、確かにそうですね。
で、それはノストラダムスの予言とも重なるというか、
うんうんうん。
なんとなく我々の世界っていうのはもうおしまいになっていくんだけど、
うん。
という未来像をずっと受け取っていたなと思っていて、
うん。
それがなんていうのかな、
他方、現実の世界はギャルとか出てきて、パフィーみたいなのが出てきて、
なんかタルーとユルーと、
政治もない、科学もない、
我々はこの永遠の日常の中で、
うんうんうん。
繁栄を謳歌するみたいな感じがあったのにもかかわらず、
うん。
創作物で出される未来っていうのは滅亡している未来ばっかりだなっていう。
で、その時に既に手塚治虫の未来とか、
うん。
ドラえもんの未来が古いっていうか、
うん。
うん。
古い未来みたいなのをずっと感じてたよね。
未来を失いつつあるというか、
うんうんうん。
まあ、アトムの世界にも悪いことはあり、ドラえもんの未来にも悪いことはあるんだが、
現代のSFと未来
うん。
にしても科学技術を発展するという世界観だったのが、
うん。
なんとなくほら、アトムの誕生日が来て、ドラえもんの誕生日が来て、
うんうんうん。
ああいう未来というのは来ないというか、思ったのとは違うわけで、
うんうん。
だなあみたいなのは僕も感じてましたね。
うん。
うん。その時に。
いつから未来を考えなくなったのかな。あまり未来を考えなくなったもんな。
うん。でもなんか全体的に外に広がっていくものっていうものから、
うん。
もっと収束していくっていうか、
うん。
こっちに足をつけて、
うん。
ダメになったものをなんとか取り戻していくみたいなフェーズなんだろうなと思いますね。
未来のイメージが。
うんうんうん。
取り戻していくというか、なんとかこれ以上悪くならないようにするみたいな。
うんうんうん。
手塚治虫とか藤子不二雄的未来というのは、まだどんどん外へ向かっていくっていう感じだったと思うんですけど、
うん。
技術は進歩し続け、
うん。
世界が広がっていき、宇宙、
うん。
できる宇宙もどんどん遠くなるみたいな。
うんうんうん。
でも実験実は、これを一旦やめて、
うん。
なんていうか、反省会が始まっているみたいな。
うんうんうん。
あってですよね。
そうね。
でもその反省会が始まっているときに生まれた子どもを持つ未来のイメージってどんななんでしょうね。
私たちはまだ、
うん。
外に向かっていくイメージに触れてきたと思うんですけど、
うん。そうね。
それこそ変容の感覚じゃないけど、
うん。
私たちにはとって知り得ない、何か見え方なんだろうなって思いますね。
そうだね。
うん。
未来をね。
不採を、
うん。
返していくというか、その、
うん。
返して生きるのか?みたいな感じがあるんだろうなっていう。
うんうんうん。確かに。
今未来を提示している創作物って何があるんだろうね。
何だろう。何だろう。
SF?
SFね。
今の世代のSFって何だろうね。
え、何だろう。本当に何だろう。ない?ない?あんまりない?
ないのかな。ドクターストーンっていう漫画はSFっぽいけど、何かあの、ようなことないんだよね。
で、何か人から伝え聞いた話で推測するしかないんだけど、
うん。
多分文明が一度転んだ後の地球で文明を再構築しようとするっていう話だと思うんだよね。
あー。
でもそれもかあちゃん言ったあれだよね。不採を変えそうとするというか、
うん。
あ、あと傍京太郎も多分そうだよな。文明を再構築しようとは思ってないけど、
何年も眠り続けて起きるやつ?
500年くらい眠った後、目を覚ましたら文明が全部滅んでいてっていう。
あー。
で、21世紀初頭の資本主義社会でブビリはしてた人っていうのが、
リセットされた世界でどういう風に生き残っていくかっていう。
うーん。
狩猟採集社会にまず入り、狩猟採集社会の中に貨幣経済が流通する農耕民が住んでいるということがわかり、
その農耕民の向こうに先制君主制の王国があるということに気がつくみたいな。
へー。
で、狩猟採集民にまず助けてもらうところからだんだんとその世界に馴染んでいって、
最終的にどうやって、僕が読んでいるところまでだと、
その王国の中でどういう風に生き延びようとするかっていう。
破裂な身分社会だから、破裂な身分社会で当然殺されないように頑張るみたいな話になっているけど、
でもそれも提示された未来っていうか、まあ滅んでるパターンだよね。
うんうん。
うん。
うん。
もうあんまりSFが作られてないのかな、前ほど。
うん。
マトリックス2000年くらいですか。
うん、そうだね。
うん。
なんかパッと思いつかないですね、その新しい作品が。
思いつかないですね。あれも荒廃した世界だもんね。
うんうん。
夢の中の未来像
荒廃した世界の中では人間が夢の中に住んでいるっていう世界観だから。
うん。
日の取り的な未来みたいなのがね。
今みんな様子見てるのかな。
あまりにもAIとかが急速に発達して、SF作家的な人たちが様子見てるのかな。
そういうこと?
わかんないけど。
三体とかほら、中国の作家が書いた。
うん。あれSFですか?
あれSFなんですよ。僕まだ読んでないんだけど。
うん。
うん。でもあれ未来じゃないもんな。
あー。
うん。
そういうのもありますね。
うん。どうなんでしょうね。未来。未来が失われてますね。
未来が失われてますね。
うん。特に明るい未来はないよね。
科学技術の進歩みたいなものが、世界を作るみたいな感覚がなくなったんでしょうね。
うん。で、もうその頭打ちだということが結構みんな共通の理解になっているでしょうね。
うん。そうだね。でしょうね。すごい世界ですね。
ね。
うん。
今はどういう感じなのかな。どういう感覚だろう。今の子供たちの。
だってドラえもんまだ見続けてるけど、みんな。
うん。
あれすごいレトロな世界ですからね。
そうね。
信じられないくらいレトロな世界に住んでるからね。
未来の道具とか言われてなんかもうちぐはぐですからね。
ね。
中古の世界から未来の道具とかみたいな。
うん。面白いね。
文化のギャップと変化
どういう感じ。逆に全てが自分とは違う世界みたいな。
確かにね。
うん。
伸びたくんを自分のことだと認識するのは難しくなるよね、どんどんね。
うん。なるでしょうね。
うん。もう廊下で立たされたりしないだろうね。
しない。
うん。テストの手をみんなの前で見上げられたりとかもしないだろうし。
しない。
うん。
まず当たり前に一軒家に住んでるとかももう結構ね。
そうだよね。
うん。だし住めようが、お金持ちの住めようが欲しがって買ってもらうものがラジコンだみたいなのも、
ラジコンって何って感じだろうしね。
そうね。
全然欲しくないんだけどみたいな。
うん。
そうだよね。
まるまる異世界の話かもしれないですね、それは。
そうね。
未来の話っていうか、フィクション、ファンタジーみたいな。
何のこっちゃと思ってるかもね。
続いてますけどね、ずっと。
それもなんか結構不思議なんですよね。
なんか全然アニメが脱進されてない。
まだクレヨンしんちゃんとドラえもんをやっているみたいな。
そうね。サザエさんとね。
サザエさんとね。サザエさんとかもマジで地内劇みたいですよね、たぶんね。
サザエさんなんてさ、橋川まち子は戦後世界の中でめちゃくちゃ先進的な女性だったわけじゃん。
うんうんうん。
でもあれが保守派が御用する作品になっちゃうみたいなさ。
古き良き日本の家族だみたいになっちゃうのとかもさ。
だって、三世代で住んでるのはさ、古き良き理想の家族だからじゃなくてさ、戦後だからじゃん。
戦後の住宅なんだからでしょっていう話でさ。
みたいなのとかもさ、すごいよね。
なんか一周回って三河谷をウーバーイーツとして理解するみたいなことが起きてるしよね。
そうだよね。
御用機器って何っていう時代終わって、あ、ウーバーイーツ来てるみたい。
楽天スーパー来てるみたいなね。
注文したから来るんだよね。
すごいですよね。
違うよって感じじゃない?
違うよ。
御用機器というのがあってね、その昔。
屋台とかもないしね、たぶんね。
ナミヘイさんが屋台でおでん食ってるって。
ナミヘイさんが会社行くときにハットをかぶってるのかも。
あんなのかぶってる人見たことない。
まあそうだよね。
会社とかも今あんなのじゃないもんな。
ある会社に行ったらオフィスが美術館みたいだったよ。
そういうとこなんかありますよね、最近ね。
カレーサウンスみたいなのあってさ。
固定のデスクないとかでしょ。ソファとかポンポンあって。
そうそう、フリーアドレスで。
だから新卒でそういう会社に行った人はさ、ナミヘイさんの会社とかさ、
何なんだろうってなる。
何なんだろうって感じですよね、きっとね。
この人たち何の仕事してるんだろう。
本当ですよね。
どういう気持ちで見るんだろうな、最近の小さい子たち。
やっぱ時代劇的に見るのかな。
どうだろうね、子供はほら。
時通社会とかの解像度も低いから。
一旦日本社会を描いているとして受け取って、
大きくなるに従って違うなってなっていく。
なるほど、確かに。
こんなにスマホがない社会あり得ないみたいな。
誰もスマホ持ってないみたいな。
ナミヘイさんの通勤電車好きすぎてるだろうみたいな。
そこをだんだん気づいていく。
通勤電車好きすぎてる。
この23区内でこの労働量で働く、どうやってってなる。
晩御飯を家で食べるくらいの働きをしているのに。
残業なしで。
家の内とかの会社っぽい雰囲気出してるけど、
そこから6時に帰ってこれる距離に通勤圏内なのに。
しかもね、家だしね、持ち家で。
持ち家でね、広いしね。
岩つき1個だってね。
なんでってなるよね。
なんでって。
なんでアニメ刷新されないんだろう。
なんでだろうね。
楽だからかな。
ずっと使い回しできて楽だからかな。
なんかカルテルみたいになってるんじゃないですか。
その制作会社とテレビ局とスポンサーが、
もう手堅いからじゃない。
もう両立取れてるし、辞める理由がないみたいな。
そうそうそうそう。
確かに。
ギャンブルになっちゃうよりは。
確かに。
もう、実際落ちてないだろうしね。
でもそれはあれにも言えるんじゃないですか。
未来的モデルみたいなものももう、
やる必要がないみたいになってるんでしょうね。
挑戦する必要がもうないみたいな。
だってどうせ頭打ちだしみたいな。
そうだよね。
なんか行き着く未来を、
なんか美しくて楽しいものとして描くみたいなことを、
そのものに対する拒否感もあるのかもね。
なんかほら、最近ミッションビジョンバリューって言って、
なんていうのかな。
会社ってビジョン作る?
どういう社会がいいと思っているから、
その社会を実現するために、
この会社はこういう風になっているべきみたいなのがあるわけだよね。
でもなんか、そこで、
のほうずに明るいビジョンみたいなのを描くみたいなのを、
することに対するやださみたいなのが多分あるんじゃないかな。
なるほど、なんかわかる気がする。
なあみたいなことを思いましたね。
はい。
ね。
うん。
だからまた、
ここから、
10年、20年ごとに改装される科学館の、
新しい展示みたいなのを、
楽しみだなあって感じですね。
どうなっていくのかな。
そうだね。
そうだね。
こんな感じですかね。
こんな感じですかね。
それではまたお会いしましょう。
ごきげんよう。
ごきげんよう。